JP2017130259A - 止水構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構造で水分の侵入を防ぎ信頼性や作業性を高めることが可能な、また、異種金属同士の接続固定であっても腐食を防止することが可能な、止水構造を提供する。【解決手段】金属板19及び止水プロテクタ12′を介在させた状態で金属ボルト6を車両金属ボディ1のボルト穴3に組み付けていくと、最終的にボルト側導通面11が表面側の金属板側導通面23に接触するとともに、裏面側の金属板側導通面25もボディ側導通面4に接触する。また、ボルト側密着面10にて第二止水部材15が押し潰されて密着するとともに、金属板19の表裏面の各金属板側密着面(符号省略)にて第三止水部材27も押し潰されて密着し、さらには、ボディ側密着面5にて第一止水部材14も押し潰されて密着する。【選択図】図2

Description

本発明は、車両金属ボディのボルト締結部分に設けられる止水構造に関する。
自動車等の車両には、電力を供給するためのバッテリーが搭載される。バッテリーには、正極側バッテリーポストと、負極側バッテリーポストとがそれぞれ突出するように形成される。負極側バッテリーポストは、電線を介して車両金属ボディの所定位置に電気的に接続される。別な言い方をすれば、アース回路が形成されて電気的に接続される。
アース回路を構成する電線の一端には、ターミナルが設けられる。このターミナルは、負極側バッテリーポストに接続される。また、電線の他端には、アース端子が設けられる。このアース端子は、車両金属ボディに接続される。アース端子には、ボルト挿通穴が形成される。アース端子は、ボルト挿通穴に挿通された金属ボルトにより、車両金属ボディの平面部に接続固定される。尚、アース端子が接続固定される前の状態は、金属ボルトが車両金属ボディのボルト穴に組み付けられた状態であり、上記接続固定の際には金属ボルトが一旦取り外される。
一般的に、車両金属ボディや金属ボルトは鋼にて製造される。一方、アース端子や電線の導体は銅や銅合金にて製造される。近年では、銅資源の不足に加え車両の軽量化、材料リサイクルの容易性が考慮され、銅ではなくアルミニウムやアルミニウム合金にて製造されることもある。
ところで、異種金属同士の接触部分に水分が介在すると、この水分が電解液になって接触部分の両金属が水分中にイオンとして溶け込み、そのため両金属の間に電位差などが生じて腐食(ガルバニック腐食、電食)が起こってしまう。
上述の金属ボルト及びボルト穴とアース端子とに関しては、仮にボルト穴に水分が浸入した状態で接続固定が行われると、この後に腐食の発生が懸念される。そこで止水構造を設けることが有効と考えられ、下記特許文献1、2に開示された止水構造の採用を検討するに至った。
特開平9−161890号公報 特開平11−256372号公報
特許文献1の止水構造にあっては、シール部材の内側に水分が浸入してしまうのを防ぐことができる。しかしながら、シール部材の外側では金属部材同士が僅かな隙間をあけて対向する状態の構造であることから、金属部材が異種金属同士の場合は、外側の僅かな隙間に浸入した水分によって腐食してしまうという問題点を有する。また、特許文献1の止水構造にあっては、これを例えば車両金属ボディに適用しようとする場合、多段の円盤状凸部を形成するとともに、この円盤状凸部の側面にシール部材設置用の凹部を寸法精度よく形成しなければならず、そのため特に上記凹部の形成が非常に困難になってしまうという問題点を有する。
一方、特許文献2の止水構造にあっては、犠牲防食作用のある部材にて異種金属同士の隙間を、ボルト頭部を含めて覆うようにする構造であることから、外部から水分が浸入してしまうのを防ぐことができる。しかしながら、例えばメンテナンスの際に金属ボルトを取り外そうとすると、ボルト頭部が犠牲防食作用のある部材にて覆われることから、取り外し作業や元に戻す作業が非常に困難になってしまうという問題点を有する。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、簡素な構造で水分の侵入を防ぎ信頼性や作業性を高めることが可能な、また、異種金属同士の接続固定であっても腐食を防止することが可能な、止水構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の本発明の止水構造は、車両金属ボディの平面部と、該平面部のボルト穴に組み付けられる金属ボルトと、該金属ボルトのボルト頭部及び前記平面部の間に配設される止水プロテクタとを備え、該止水プロテクタは絶縁板部を有し、該絶縁板部には貫通穴を形成するとともに、該貫通穴を囲む位置に合わせて前記平面部に密着する弾性変形可能な環状・凸状の第一止水部材と、前記ボルト頭部に密着する弾性変形可能な環状・凸状の第二止水部材とを設け、さらに、前記貫通穴の位置には、前記ボルト頭部から前記平面部にかけて導通を図る部分としての導通部を一体又は別体で配設することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の止水構造において、前記平面部と前記ボルト頭部との間に挟まれる金属板を備えるとともに、該金属板の表面側及び裏面側にそれぞれ配置するよう前記絶縁板部を複数にて構成し、該複数の絶縁板部には、前記金属板の前記表面及び前記裏面に密着する弾性変形可能な環状・凸状の第三止水部材を設けることを特徴とする。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載の止水構造において、前記車両金属ボディ及び/又は前記金属ボルトと、前記金属板とを異種金属にて形成することを特徴とする。
請求項1に記載された本発明によれば、車両金属ボディに対し金属ボルトを組み付けていくと、平面部と金属ボルト頭部との間に挟まれた止水プロテクタの第一止水部材が押し潰されて平面部に密着するとともに、第二止水部材も押し潰されてボルト頭部に密着することから、外部からボルト穴側へ水分が浸入しようとしてもこれを防止することができるという効果や、第一止水部材及び第二止水部材の内側で水分の影響なく導通部を平面部に接触させることができるという効果を奏する。そして、水分の浸入を防止することができれば、金属ボルトを一旦取り外してアース端子のような例えば異種金属の板を接続固定しても、ボルト穴周辺での腐食を防止することができるという効果も奏する。また、本発明によれば、平面部と金属ボルト頭部との間に止水プロテクタを挟む構造であることから、第一止水部材及び第二止水部材が押し潰された部分の外側では(すなわち止水部分の外側では)、ボルト頭部が車両金属ボディの平面部に対し離れた状態になって、結果、仮に金属ボルトと車両金属ボディとが異種金属同士であっても腐食を防止することができるという効果を奏する。従って、本発明によれば、簡素な構造で水分の侵入を防ぎ信頼性や作業性を高めることができるという効果や、仮に異種金属同士の接続固定であっても腐食を防止することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、止水プロテクタの絶縁板部を複数にて構成し、そして、この複数の絶縁板部に第一〜第三止水部材を設けることから、平面部とボルト頭部との間に挟まれる金属板に対しても止水プロテクタを作用させることができるという効果を奏する。従って、簡素な構造で水分の侵入を防ぎ信頼性や作業性を高めることができるという効果や、仮に異種金属同士の接続固定であっても腐食を防止することができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、異種金属同士の接続固定になり、このような接続固定において腐食を防止することができるという効果を奏する。
本発明の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は金属ボルト締結後の断面図である(実施例1)。 図1に対し金属板を備えた状態の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は金属ボルト締結後の断面図である(実施例1)。 本発明の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は金属ボルト締結後の断面図である(実施例2)。 図3に対し金属板を備えた状態、且つ、止水プロテクタの絶縁板部を二つ構成にした状態の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は(a)のA−A線断面図である(実施例2)。 図3に対し金属板を備えた状態、且つ、止水プロテクタの絶縁板部を二つ構成にした状態の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結後の断面図、(b)は(a)のB−B線断面図である(実施例2)。 図4及び図5の止水プロテクタを示す斜視図である(実施例2)。
止水構造は、車両金属ボディの平面部と、この平面部のボルト穴に組み付けられる金属ボルトと、金属ボルトのボルト頭部及び平面部の間に配設される止水プロテクタとを備えて構成される。止水プロテクタは、絶縁板部と、第一止水部材及び第二止水部材とを有する。絶縁板部には、貫通穴が形成され、この貫通穴を囲む位置に合わせて第一止水部材及び第二止水部材が設けられる。第一止水部材は、平面部に密着する弾性変形可能な環状・凸状のシール部材であり、第二止水部材は、ボルト頭部に密着する弾性変形可能な環状・凸状のシール部材である。止水構造における貫通穴の位置には、ボルト頭部から平面部にかけての導通を図る部分として導通部が一体又は別体に配設される。
以下、図面を参照しながら実施例1を説明する。図1は本発明の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は金属ボルト締結後の断面図である。また、図2は図1に対し金属板を備えた状態の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は金属ボルト締結後の断面図である。
<車両金属ボディ1側の止水構造について>
図1(a)において、引用符号1は自動車等の車両を構成する金属製のボディ、すなわち車両金属ボディを示す。この車両金属ボディ1は、本実施例において導電性及び剛性を有する鋼製の構造体であって、所定位置には平面部2が形成される(水分が溜まり難い位置に配置されることが好ましい)。平面部2は、車両金属ボディ1の表面を平滑にした状態に形成される。このような平面部2には、ボルト穴3が形成される。平面部2は、ボルト穴3の開口縁がボディ側導通面4として形成される。このボディ側導通面4は、アースのための導通を図る面として形成される。尚、平面部2におけるボディ側導通面4の外側は、後述する第一止水部材14が水密に接する面、すなわちボディ側密着面5として形成される。
<金属ボルト6側の止水構造について>
図1(a)において、引用符号6はボルト穴3に組み付けられる金属製のボルト、すなわち金属ボルトを示す。この金属ボルト6は、本実施例において導電性及び剛性を有する鋼製のものであって、ボルト頭部7と、ボルト軸部8と、これらボルト頭部7及びボルト軸部9の間に配置形成されるボルト側導通部9(導通部)とを有する。ボルト頭部7の下部には、平面部2(ボディ側密着面5)に対して平行なボルト側密着面10が形成される。このボルト側密着面10は、平滑な面に形成される。また、後述する第一止水部材14及び第二止水部材15を押し潰す際の作用面としても形成される。ボルト側導通部9は、ボルト頭部7から平面部2にかけてアースのための導通を図る部分であって、この下部にはボルト側導通面11が形成される。ボルト側導通面11は、ボディ側導通面4に対向し、そして、接する面として形成される。尚、ボルト頭部7及びボルト軸部8は、公知形状に形成される。
<止水プロテクタ12側の止水構造について>
図1(a)において、引用符号12はボルト頭部7及び平面部2の間に配設される止水プロテクタを示す。この止水プロテクタ12は、絶縁性を有する合成樹脂製の絶縁板部13と、弾性変形可能な例えばゴム製の第一止水部材14及び第二止水部材15とを備えて構成される。絶縁板部13は、平板状の本体部16と、この本体部16の両側部からそれぞれ上方に立ち上がる側壁部17とを有する。側壁部17は、ボルト頭部7の側部を覆う部分として形成される(この形成は任意であるが、平面部2からボルト頭部7を遠ざける部分として、別な言い方をすれば平面部2から一定の距離を保つ部分として有効である)。本体部16の中央には、貫通穴18が形成される。この貫通穴18は、ボルト側導通部9に対する挿通部分として形成される。貫通穴18は、ボルト側導通部9の直径よりも若干大きな径で丸形に貫通するように形成される。
第一止水部材14及び第二止水部材15は、所謂シール部材であって、環状(円形)に形成される。第一止水部材14は、本体部16の裏面から下方に突出するような図示形状に形成される。また、第一止水部材14は、この頂部がボディ側密着面5に対し水密に接するような形状に形成される。第一止水部材14は、貫通穴18を囲むような位置に配設される。また、ボルト穴3に対してもこれを囲むような位置に配設される。一方、第二止水部材15は、本体部16の表面から上方に突出するような図示形状に形成される。また、第二止水部材15は、この頂部がボルト側密着面10に対し水密に接するような形状に形成される。第二止水部材15は、第一止水部材14の位置に合わせて配設される。
尚、第一止水部材14の頂部から第二止水部材15の頂部までの高さ寸法は、ボルト側導通部9の高さ寸法よりも大きくなるように設定される。第一止水部材14及び第二止水部材15は、例えば接着剤にて固定される、又は、環状の溝を形成してそこに装着される、などの適宜方法にて固定される。
<車両金属ボディ1、金属ボルト6、及び止水プロテクタ12の作用について>
図1(a)及び(b)に示すように、止水プロテクタ12を介在させた状態で金属ボルト6を車両金属ボディ1のボルト穴3に組み付けていくと、最終的にボルト側導通面11がボディ側導通面4に接触する。また、ボルト側密着面10にて第二止水部材15が押し潰されて密着するとともに、ボディ側密着面5にて第一止水部材14も押し潰されて密着する。以上の密着により本発明の止水構造に係る止水部分が形成される。止水部分が形成されると、外部からボルト穴3の側へ向けて水分が浸入することはない。従って、後述する金属板19(図2参照)との接続固定にあたり、ボルト穴3に水分が浸入した状態で接続固定が行われることはない。
<金属板19を備えての止水構造について>
図2(a)において、引用符号19は平面部2とボルト頭部7との間に挟まれる金属板を示す。この金属板19は、本実施例において導電性を有する銅製又はアルミニウム製の板状の部分として設けられる。具体的には、車両に搭載されるバッテリー20(図2(b)参照)のアース回路21を構成する一部分として設けられる。金属板19は、平面視矩形状に形成される。このような金属板19の中央には、ボルト挿通穴22が形成される。ボルト挿通穴22は、金属ボルト6のボルト軸部8を挿通する部分として形成される。ボルト挿通穴22は、ボルト軸部8の直径よりも若干大きな径で丸形に貫通するように形成される。金属板19の中央には、ボルト挿通穴22の他に金属板側導通面23と、筒状の金属板側導通部24とが形成される。
金属板側導通面23は、金属板19の表面側におけるボルト挿通穴22の開口縁に形成される。この金属板側導通面23は、アースのための導通を図る面として形成される。金属板側導通面23は、ボルト側導通面11に対向し、そして、接する面として形成される。一方、金属板側導通部24は、金属板19の裏面側におけるボルト挿通穴22の開口縁から筒状に突出するような図示形状に形成される。金属板側導通部24の高さ寸法は、ボルト側導通部9と同じ高さ寸法に設定される。このような金属板側導通部24の突出先端には、金属板側導通面25が形成される。金属板側導通面25もアースのための導通を図る面として形成される。金属板側導通面25は、ボディ側導通面4に対向し、そして、接する面として形成される。
<止水プロテクタ12′側の止水構造について>
図2(a)において、ここでの止水プロテクタ12′は、図1の止水プロテクタ12と若干構成が異なる。具体的には、絶縁性を有する合成樹脂製の絶縁板部13及び絶縁板部26と、弾性変形可能な例えばゴム製の第一止水部材14、第二止水部材15、及び第三止水部材27とを備えて構成される。金属板19を備えての止水プロテクタ12′の場合は、図1に対して絶縁板部26及び第三止水部材27が増えるとともに、第一止水部材14及び第二止水部材15の配置が変わることが相違点になる。
止水プロテクタ12′は、絶縁板部13及び絶縁板部26が次のように配置される。すなわち、絶縁板部13が金属板19の表面とボルト頭部7との間に配置されるとともに、絶縁板部26が金属板19の裏面と平面部2との間に配置される。絶縁板部13の本体部16の表面には、貫通穴18を囲むようにして第二止水部材15が配設される。第二止水部材15は、ボルト側密着面10に対し水密に接するようになる。一方、絶縁板部13の本体部16の裏面には、貫通穴18を囲むようにして第三止水部材27が配設される。この第三止水部材27は、表面側の第二止水部材15と基本的に同じものであって、金属板19の表面に対し水密に接するようになる。第三止水部材27は、第二止水部材15の位置に合わせて、また、ボルト挿通穴22を囲む位置に合わせて配設される。
絶縁板部26は、平板状の本体部28を有する。この本体部28の中央には、貫通穴29が形成される。貫通穴29は、筒状の金属板側導通部24に対する挿通部分として形成される。貫通穴29は、金属板側導通部24の直径よりも若干大きな径で丸形に貫通するように形成される。絶縁板部26の本体部28の表面には、貫通穴29を囲むようにして第三止水部材27が配設される。ここでの第三止水部材27は、金属板19の裏面に対し水密に接するようになる。第三止水部材27は、貫通穴29を囲む位置に合わせて配設される。一方、絶縁板部26の本体部28の裏面には、貫通穴29を囲むようにして第一止水部材14が配設される。この第一止水部材14は、ボディ側密着面5に対し水密に接するようになる。
<金属板19を含めての作用について>
図2(a)及び(b)に示すように、金属板19及び止水プロテクタ12′を介在させた状態で金属ボルト6を車両金属ボディ1のボルト穴3に組み付けていくと、最終的にボルト側導通面11が表面側の金属板側導通面23に接触するとともに、裏面側の金属板側導通面25もボディ側導通面4に接触する。また、ボルト側密着面10にて第二止水部材15が押し潰されて密着するとともに、金属板19の表裏面の各金属板側密着面(符号省略)にて第三止水部材27も押し潰されて密着し、さらには、ボディ側密着面5(図1参照)にて第一止水部材14も押し潰されて密着する。以上の密着により本発明の止水構造に係る止水部分が上下四箇所に形成される。止水部分が形成されると、外部からボルト穴3の側へ水分が浸入することはない。
<実施例1の止水構造の効果について>
本発明の止水構造によれば、図1に示すように、車両金属ボディ1に対し金属ボルト6を組み付けていくと、止水プロテクタ12にて止水部分が形成されることから、外部からボルト穴3の側へ向けて水分が浸入しようとしてもこれを防止することができる。そして、水分の浸入を防止することができれば、図2に示すように、金属ボルト6を一旦取り外して異種金属の金属板19を接続固定しても、止水プロテクタ12′にてボルト穴3やボルト挿通穴22の周辺での腐食を防止することができる。
また、本発明の止水構造によれば、止水プロテクタ12′にて形成される止水部分の外側で、ボルト頭部7が金属板19の表面に対し離れた状態になるとともに、金属板19の裏面も車両金属ボディ1の平面部2に対し離れた状態になることから、結果、異種金属同士の金属板19と、金属ボルト6及び車両金属ボディ1との腐食を防止することができる。
以上、図1及び図2を参照しながら説明してきたように、本発明の止水構造によれば、簡素な構造で水分の侵入を防ぎ信頼性や作業性を高めることができるという効果や、異種金属同士の接続固定であっても腐食を防止することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら実施例2を説明する。図3は本発明の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は金属ボルト締結後の断面図である。また、図4は図3に対し金属板を備えた状態、且つ、止水プロテクタの絶縁板部を二つ構成にした状態の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結前の断面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。また、図5は図3に対し金属板を備えた状態、且つ、止水プロテクタの絶縁板部を二つ構成にした状態の止水構造を示す図であり、(a)は金属ボルト締結後の断面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。また、図6は図4及び図5の止水プロテクタを示す斜視図である。
<車両金属ボディ31側の止水構造について>
図3(a)において、引用符号31は車両の車両金属ボディを示す。この車両金属ボディ31は、本実施例において導電性及び剛性を有する鋼製の構造体であって、所定位置には平面部32が形成される(水分が溜まり難い位置に配置されることが好ましい)。平面部32は、車両金属ボディ31の表面を平滑にした状態に形成される。このような平面部32には、ボルト穴33が形成される。平面部32は、ボルト穴33の開口縁がボディ側導通面34として形成される。このボディ側導通面34は、アースのための導通を図る面として形成される。尚、ボディ側導通面34の外側は、後述する第一止水部材43が水密に接する面、すなわちボディ側密着面35として形成される。
<金属ボルト36側の止水構造について>
図3(a)において、引用符号36はボルト穴33に組み付けられる金属製のボルト、すなわち金属ボルトを示す。この金属ボルト36は、本実施例において導電性及び剛性を有する鋼製のものであって、ボルト頭部37と、ボルト軸部38とを有する(公知形状の金属ボルトが採用される)。ボルト頭部37の下部には、平面部32(ボディ側密着面35)に対して平行なボルト側密着面39が形成される。このボルト側密着面39は、平滑な面に形成される。また、後述する第一止水部材43及び第二止水部材44を押し潰す際の作用面としても形成される。尚、ボルト側密着面39の内側は、ボルト側導通面40として形成される。このボルト側導通面40は、アースのための導通を図る面として形成される。
<止水プロテクタ41側の止水構造について>
図3(a)において、引用符号41はボルト頭部37及び平面部32の間に配設される止水プロテクタを示す。この止水プロテクタ41は、絶縁性を有する合成樹脂製の絶縁板部42と、弾性変形可能な例えばゴム製の第一止水部材43及び第二止水部材44と、プロテクタ側導通部45(導通部)とを備えて構成される。絶縁板部42の中央には、プロテクタ側導通部45が一体に設けられる。プロテクタ側導通部45は、ボルト頭部37から平面部32にかけてアースのための導通を図る部分であって、この上部、下部にはプロテクタ側導通面46、47が形成される。プロテクタ側導通面46、47は、ボルト側導通面40、ボディ側導通面34に対向し、そして、接する面として形成される。プロテクタ側導通部45には、貫通穴48も形成される。この貫通穴48は、ボルト軸部38に対する挿通部分として形成される。貫通穴48は、ボルト軸部38の直径よりも若干大きな径で丸形に貫通するように形成される。
第一止水部材43及び第二止水部材44は、所謂シール部材であって、環状(円形)に形成される。第一止水部材43は、絶縁板部42の裏面から下方に突出するような、また、頂部がプロテクタ側導通面47よりも下方に位置するような図示形状に形成される。第一止水部材43の頂部は、ボディ側密着面35に対し水密に接するような形状に形成される。第一止水部材43は、プロテクタ側導通部45を囲むような位置に配設されるとともに、ボルト穴33に対してもこれを囲むような位置に配設される。一方、第二止水部材44は、絶縁板部42の表面から上方に突出するような、また、頂部がプロテクタ側導通面46よりも上方に位置するような図示形状に形成される。第二止水部材44の頂部は、ボルト側密着面39に対し水密に接するような形状に形成される。第二止水部材44は、第一止水部材43の位置に合わせて配設される。
上記のように、第一止水部材43の頂部から第二止水部材44の頂部までの高さ寸法は、プロテクタ側導通部45の高さ寸法よりも大きくなるように設定される。第一止水部材43及び第二止水部材44は、例えば接着剤にて固定される、又は、環状の溝を形成してそこに装着される、などの適宜方法にて固定される。
<車両金属ボディ31、金属ボルト36、及び止水プロテクタ41の作用について>
図3(a)及び(b)に示すように、止水プロテクタ41を介在させた状態で金属ボルト36を車両金属ボディ31のボルト穴33に組み付けていくと、最終的にボルト側導通面40がプロテクタ側導通面46に接触するとともに、プロテクタ側導通面47がボディ側導通面34に接触する。また、ボルト側密着面39にて第二止水部材44が押し潰されて密着するとともに、ボディ側密着面35にて第一止水部材43も押し潰されて密着する。以上の密着により本発明の止水構造に係る止水部分が形成される。止水部分が形成されると、外部からボルト穴33の側へ向けて水分が浸入することはない。従って、後述する金属板49(図4及び図5参照)との接続固定にあたり、ボルト穴33に水分が浸入した状態で接続固定が行われることはない。
<金属板49を備えての止水構造について>
図4において、引用符号49は平面部32とボルト頭部37との間に挟まれる金属板を示す。この金属板49は、本実施例において導電性を有する銅製又はアルミニウム製の板状の部分として設けられる。具体的には、車両に搭載されるバッテリー50(図5参照)のアース回路51を構成する一部分として設けられる。金属板49は、平面視矩形状に形成される。このような金属板49の中央には、ボルト挿通穴52が形成される。ボルト挿通穴52は、金属ボルト36のボルト軸部38を挿通する部分として形成される。ボルト挿通穴52は、ボルト軸部38の直径よりも若干大きな径で丸形に貫通するように形成される。金属板49の中央には、ボルト挿通穴52の他に金属板側導通面53、54が上下に配置形成される。
金属板側導通面53は、金属板49の表面側におけるボルト挿通穴52の開口縁に形成される。この金属板側導通面53は、アースのための導通を図る面として形成される。金属板側導通面53は、後述する止水プロテクタ41′のプロテクタ側導通面47に対向し、そして、接する面として形成される。一方、金属板側導通面54は、金属板49の裏面側におけるボルト挿通穴52の開口縁に形成される。金属板側導通面54もアースのための導通を図る面として形成される。金属板側導通面54は、止水プロテクタ41′のプロテクタ側導通面46に対向し、そして、接する面として形成される。
<止水プロテクタ41′側の止水構造について>
図4ないし図6において、ここでの止水プロテクタ41′は、図3の止水プロテクタ41と若干構成が異なる。具体的には、絶縁性を有する合成樹脂製の一対の絶縁板部42と、この一対の絶縁板部42を連結する一対の薄肉連結部55と、一対の絶縁板部42にそれぞれ一体化するプロテクタ側導通部45と、弾性変形可能な例えばゴム製の第一止水部材43、第二止水部材44、及び第三止水部材56とを備えて構成される。一対の薄肉連結部55は、部品管理を容易にするとともに、作業性向上のために形成される。
金属板49を備えての止水プロテクタ41′の場合は、図3に対して絶縁板42及びプロテクタ側導通部45が増えるとともに、絶縁板部42が薄肉連結部55にて連結され、さらには、第一止水部材43及び第二止水部材44の配置が変わることが相違点になる。尚、各部分の詳細な説明についてここでは省略するものとする。
<金属板49を含めての作用について>
図4及び図5に示すように、止水プロテクタ41′を介在させた状態で金属ボルト36を車両金属ボディ31のボルト穴33に組み付けていくと、最終的にボルト側導通面40が上側の絶縁板部42におけるプロテクタ側導通面46に接触するとともに、上側の絶縁板部42におけるプロテクタ側導通面47も金属板側導通面53に接触する。また、金属板側導通面54も下側の絶縁板部42におけるプロテクタ側導通面46に接触するとともに、下側の絶縁板部42におけるプロテクタ側導通面47もボディ側導通面34に接触する。さらには、ボルト側密着面39にて第二止水部材44が押し潰されて密着するとともに、金属板49の表面及び裏面に形成された金属板側密着面57、58にて第三止水部材56もそれぞれ押し潰されて密着する。また、ボディ側密着面35にて第一止水部材43も押し潰されて密着する。以上の密着により本発明の止水構造に係る止水部分が上下四箇所に形成される。止水部分が形成されると、外部からボルト穴33の側へ水分が浸入することはない。
<実施例2の止水構造の効果について>
本発明の止水構造によれば、図3に示すように、車両金属ボディ31に対し金属ボルト36を組み付けていくと、止水プロテクタ41にて止水部分が形成されることから、外部からボルト穴33の側へ向けて水分が浸入しようとしてもこれを防止することができる。そして、水分の浸入を防止することができれば、図4に示すように、金属ボルト36を一旦取り外して異種金属の金属板49を接続固定しても(図5参照)、止水プロテクタ41′にてボルト穴33やボルト挿通穴52の周辺での腐食を防止することができる。
また、本発明の止水構造によれば、止水プロテクタ41′にて形成される止水部分の外側では、ボルト頭部37が金属板49の表面に対し離れた状態になるとともに、金属板49の裏面も車両金属ボディ31の平面部32に対し離れた状態になることから、結果、異種金属同士の金属板49と、金属ボルト36及び車両金属ボディ31との腐食を防止することができる。
以上、図3ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明の止水構造によれば、簡素な構造で水分の侵入を防ぎ信頼性や作業性を高めることができるという効果や、異種金属同士の接続固定であっても腐食を防止することができるという効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
1…車両金属ボディ、 2…平面部、 3…ボルト穴、 4…ボディ側導通面、 5…ボディ側密着面、 6…金属ボルト、 7…ボルト頭部、 8…ボルト軸部、 9…ボルト側導通部(導通部)、 10…ボルト側密着面、 11…ボルト側導通面、 12、12′…止水プロテクタ、 13…絶縁板部、 14…第一止水部材、 15…第二止水部材、 16…本体部、 17…側壁部、 18…貫通穴、 19…金属板、 20…バッテリー、 21…アース回路、 22…ボルト挿通穴、 23…金属板側導通面、 24…金属板側導通部、 25…金属板側導通面、 26…絶縁板部、 27…第三止水部材、 28…本体部、 29…貫通穴、 31…車両金属ボディ、 32…平面部、 33…ボルト穴、 34…ボディ側導通面、 35…ボディ側密着面、 36…金属ボルト、 37…ボルト頭部、 38…ボルト軸部、 39…ボルト側密着面、 40…ボルト側導通面、 41、41′…止水プロテクタ、 42…絶縁板部、 43…第一止水部材、 44…第二止水部材、 45…プロテクタ側導通部(導通部)、 46、47…プロテクタ側導通面、 48…貫通穴、 49…金属板、 50…バッテリー、 51…アース回路、 52…ボルト挿通穴、 53、54…金属板側導通面、 55…薄肉連結部、 56…第三止水部材、 57、58…金属板側密着面

Claims (3)

  1. 車両金属ボディの平面部と、該平面部のボルト穴に組み付けられる金属ボルトと、該金属ボルトのボルト頭部及び前記平面部の間に配設される止水プロテクタとを備え、該止水プロテクタは絶縁板部を有し、該絶縁板部には貫通穴を形成するとともに、該貫通穴を囲む位置に合わせて前記平面部に密着する弾性変形可能な環状・凸状の第一止水部材と、前記ボルト頭部に密着する弾性変形可能な環状・凸状の第二止水部材とを設け、さらに、前記貫通穴の位置には、前記ボルト頭部から前記平面部にかけて導通を図る部分としての導通部を一体又は別体で配設する
    ことを特徴とする止水構造。
  2. 請求項1に記載の止水構造において、
    前記平面部と前記ボルト頭部との間に挟まれる金属板を備えるとともに、該金属板の表面側及び裏面側にそれぞれ配置するよう前記絶縁板部を複数にて構成し、該複数の絶縁板部には、前記金属板の前記表面及び前記裏面に密着する弾性変形可能な環状・凸状の第三止水部材を設ける
    ことを特徴とする止水構造。
  3. 請求項2に記載の止水構造において、
    前記車両金属ボディ及び/又は前記金属ボルトと、前記金属板とを異種金属にて形成する
    ことを特徴とする止水構造。
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