JP2017128951A - 逆打ち工法 - Google Patents

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【課題】地下躯体を構築する前に地下に設置する逆打ち支柱の数を低減することができる逆打ち工法を提供する。【解決手段】本実施形態の逆打ち工法においては、まず、荷重支持部材を設置する(ステップS1)。次に、先行躯体(地上1階及び地下1階の躯体)及び吊柱を設置し(ステップS2)、支持フレームを構築する(ステップS3)。そして、吊柱を用いて、地下の各階を構築し(ステップS4)、基礎梁を設置する(ステップS5)。地下躯体の完成後に、支持フレームの撤去処理を行なう(ステップS6)。【選択図】図1

Description

本発明は、地下躯体を有する建物を構築する逆打ち工法に関する。
地下躯体を備えた建物を構築する場合、一般的な順打ちとは反対に、建築物の地下躯体を上から下に向かって構築する逆打ち工法を用いる場合がある(例えば、非特許文献1参照。)。非特許文献に記載されているように、逆打ち工法においては、1階の床をまず構築し、地下階の躯体を構築するとともに、同時に地上階の躯体を構築する。このため、工期が短縮できるというメリットがある。
この逆打ち工法を用いて、既存の地下躯体がある場所に、新たな建物を構築することもある。この場合、既存の地下躯体の下方の被圧帯水層からの水圧で既存の底盤の浮き上りや盤ぶくれ現象が生じることがある。そこで、逆打ち支柱を用いて、これらの発生を抑える技術が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載された技術においては、地下躯体を有する建造物の建替時の地下構造を用いる。この地下構造は、解体されずに地下に残置された既存底盤及び既存壁と、上側の一部を除いて解体されずに地下に残置された既存柱とを備える。更に、この地下構造は、既存底盤から下方に打設された新設の杭と、新設の杭に下端が埋設された新設の逆打ち支柱と、既存柱と新設の逆打ち支柱とを力の伝達ができるように連結する仮設方づえとを備える。
特開2014−211051号公報
大林組、「東京スカイツリー建設プロジェクト 作り方大公開! 技術用語集」、[online]、[平成27年12月3日検索]、インターネット、<URL:http://www.skytree-obayashi.com/technique/glossary/>
一般に、逆打ち工法においては、建物の地下躯体に用いる逆打ち支柱(構真柱)のすべてを予め地中に打設する必要があった。従って、支柱を打設するために要する工期期間が長くなるとともに工事費用が大きくなっていた。
特に、既存の建物の地下躯体がある場所に逆打ち支柱杭を設置する場合、前工事(例えば、泥水の逸散を防ぐ仮壁の構築や既存躯体に用いられていた支柱杭の撤去作業等)が必要であった。このような前工事を行なう場合には、工期期間が更に長くなり、工事費用も更に増加することになる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、地下躯体を構築する前に地下に設置する逆打ち支柱の数を低減することができる逆打ち工法を提供することにある。
・上記課題を解決するための逆打ち工法は、複数の荷重支持部材を打ち込んだ後、前記荷重支持部材を用いて、建物の先行躯体を形成し、前記先行躯体を用いて、支柱支持梁を形成し、前記支柱支持梁に、吊柱を吊り下げ、前記吊柱を用いて、前記建物における前記先行躯体よりも下層階の地下躯体を構築する。これにより、支柱支持梁に吊り下げた吊柱を用いて地下躯体を構築することができるので、建物の地下躯体の構築前に、地下に設置する逆打ち支柱の数を少なくすることができる。ここで、先行躯体とは、吊柱よりも先に構築される建物の躯体である。
・上記逆打ち工法においては、前記荷重支持部材は、前記建物に用いる本設用の支柱であることが好ましい。これにより、本設用の支柱を、支柱支持梁を支持する荷重支持部材で兼用することができ、逆打ち支柱の数を更に少なくすることができる。
・上記逆打ち工法においては、前記荷重支持部材は、山留め壁であることが好ましい。これにより、山留め壁を、支柱支持梁を支持する荷重支持部材で兼用するため、逆打ち支柱の数を更に少なくすることができる。
・上記逆打ち工法においては、既存の地下躯体を残存した状態で、前記荷重支持部材を設置し、前記既存の地下建物の所定階層分を解体した後、前記吊柱を延長し、前記延長した吊柱を用いて、前記建物の地下躯体を構築することが好ましい。これにより、既存の地下躯体を切梁として有効活用しながら、建物の地下躯体を、地上から順に構築することができる。
本発明によれば、地下躯体を構築する前に地下に設置する逆打ち支柱の数を低減することができる。
本実施形態の逆打ち工法の施工順番を説明する流れ図。 本実施形態の逆打ち工法において杭及び支柱を立てた状態の正面図。 本実施形態の逆打ち工法において1階の床と梁とを施工した状態の正面図。 本実施形態の逆打ち工法において支持フレームを施工して吊柱を吊った状態の正面図。 本実施形態の逆打ち工法において支持フレームを施工して吊柱を吊った状態の模式的な斜視図。 本実施形態の逆打ち工法において支持フレームに吊られた吊柱を用いて地下躯体を施工した状態の正面図。 本実施形態の逆打ち工法において既存建物の地下躯体をすべて解体した状態の正面図。 本実施形態の逆打ち工法において支持フレームを撤去した状態の正面図。
以下、図1〜図8を用いて、逆打ち工法を具体化した第一実施形態を説明する。
図1には、本実施形態の逆打ち工法の処理手順を示している。各処理手順の詳細については、後述する。
本実施形態の逆打ち工法においては、まず、荷重支持部材を設置する(ステップS1)。ここでは、新規建物の外周に配置する複数の外周支柱12と、外周支柱12によって囲まれた略長方形状領域において配置された複数の逆打ち支柱14とを設置する。
次に、先行躯体及び吊柱を設置する(ステップS2)。ここでは、ステップS1において設置した荷重支持部材を用いて、地上1階及び地下1階の躯体と吊柱とを設置する。
次に、支持フレームを構築する(ステップS3)。ここでは、ステップS2で設置した地上1階及び地下1階の躯体と吊柱とを用いて、支持フレームを構築する。
そして、この吊柱を用いて、地下の各階を構築する(ステップS4)。ここでは、1つの地下階が完成する度に吊柱を延長させて、各階を構築する。
次に、基礎梁を設置する(ステップS5)。ここでは、新規躯体の最下部に基礎梁を設置し、基礎梁と吊柱とを連結する。
そして、地下躯体の完成後に、支持フレームの撤去処理を行なう(ステップS6)。ここでは、支持フレームのうち新規建物に使用される躯体以外の部分を解体して撤去する。
(荷重支持部材の設置)
次に、図2を用いて、荷重支持部材を設置する。本実施形態では、既存建物の地下躯体が埋設されている場所に、新規建物を構築する場合を想定する。ここでは、地上から、順次、既存建物の地下躯体を解体しながら、新規建物の地下躯体を構築する。なお、本実施形態では、新規建物の地下躯体は、既存建物の地下躯体よりも深い位置に構築する場合を想定する。
図2に示すように、地下には、既存建物の地下躯体50が埋設されている。まず、荷重支持部材を設置する前に、既存建物の地下躯体50の各階において、補強のための仮設壁51及び仮設補強材52を設置する。
次に、新規建物の構築領域の外周に、壁杭11を離散して打設する。この壁杭11は、断面が矩形状の板状の杭である。本実施形態では、この壁杭11は、例えば、地中連続壁工法(OWS工法)によって施工される。また、この壁杭11は、本実施形態においては土留め壁としても機能する。更に、各壁杭11には、鉄筋を吊り入れ、コンクリートを打設して、新規建物に使用する外周支柱12を一体化して設ける。
次に、新規建物の構築領域内に、アースドリル工法によって、アースオーガーを使用してアースドリル杭13を形成する。このアースドリル杭13には、鉄筋を吊り入れ、コンクリートを打設して、新規建物に使用する柱を設ける。本実施形態では、アースドリル杭13として、着底部が拡大した拡底杭を用いる。また、本実施形態では、アースドリル杭13は、既存の地下躯体50よりも深い位置に設ける。更に、アースドリル杭13の上には、外周支柱12と同様にして、逆打ち支柱14を一体化して設ける。なお、本実施形態では、壁杭11、外周支柱12、アースドリル杭13、逆打ち支柱14が荷重支持部材として機能する。
(先行躯体及び吊柱の設置)
次に、図3及び図4に示すように、新規建物の先行躯体と、逆打ち工法に用いる吊柱とを施工する。本実施形態では、先行躯体として地上1階及び地下1階の躯体を施工する。
この場合、図3に示すように、まず、支持フレームMFを構築する空間を確保するため、既存建物の地下躯体50を解体する。そして、地上1階の躯体を、外周支柱12及び逆打ち支柱14に支持させて構築する。ここで、「躯体」は、梁とこの梁の上に構築された床とを合わせた「梁・床」を意味する。この場合、スパンが広い部分については、存置されている既存の地下躯体50に立てた仮設支柱(図示せず)により、施工時の荷重を支持する。
次に、図4に示すように、新規建物の地下1階を構築する空間を確保するため、既存建物の地下躯体50を解体する。そして、新規建物の地下1階の先行躯体(梁・床25)を設置する。そして、地上1階の先行躯体(梁・床20)及び地下1階の先行躯体(梁・床25)から、吊柱31を吊り下げる。この吊柱31は、新規建物の地下躯体の構築に必要な位置及び数を設置する。この場合、スパンが広い大梁の中間に吊柱31を設けることにより、短スパン化を実現することができる。
(支持フレームの構築)
そして、図4に示すように、地上1階の先行躯体(梁・床20)と地下1階の先行躯体(梁・床25)とを連結する仮設ブレース26を設置する。これにより、支持フレームMFが形成される。この支持フレームMFは、地上1階の梁・床20や地下1階の梁・床25等、新規建物の本設部材と、仮設梁や仮設ブレース26等の仮設補強材とで構成されたトラス構造の支柱支持梁である。
具体的には、図5に示すように、この支持フレームMFは、新規建物を構築するすべての領域を覆うように配置されている。更に、この支持フレームMFは、地上1階の梁・床(20)からなるトラス上弦材と、仮設ブレース26からなる斜材と、吊柱31からなる鉛直材と、地下1階を構成する梁・床(25)や仮設梁からなる下弦材とを有している。支持フレームMFは、各吊柱31が基礎梁に固定するまで延長された場合のすべての吊柱31の荷重を支える強度で構成する。
(吊柱を用いた地下の各階の構築)
次に、吊柱を用いて地下の各階を構築する。
図6に示すように、支持フレームMFを形成した後、新規建物の地下2階を構築する空間を確保するため、既存建物の地下躯体50を更に解体する。そして、各吊柱31を、地下2階の床の深さまで延長する。そして、吊柱31と、荷重支持部材である外周支柱12及び逆打ち支柱14を支点として、地下2階の躯体(梁・床27)を構築する。
以下、地下階毎に、既存建物の地下躯体50を解体し、延長させた吊柱31及び荷重支持部材(支柱12,14)を用いて、地下躯体の構築を繰り返す。また、並行して、新規建物の地上躯体40の構築を進める。
そして、本実施形態では、図7に示すように、既存建物の地下躯体50の最下部である基礎梁を撤去した後は、根切りを行ないながら、吊柱31の延長、吊柱31及び荷重支持部材(支柱12,14)による地下躯体の構築を行なう。
(基礎梁の設置)
次に、図8に示すように、新規建物の地下躯体の最下面となる位置まで根切りを行なった場合には、基礎梁35を構築する。
そして、この基礎梁35の上に各吊柱31に連結する柱を形成する。これにより、基礎梁35上に、吊柱31を含む柱(本設)が構築される。この場合、吊柱31を介して、支持フレームMFにより支持されていた地下躯体の自重が、基礎梁35で支持される。
(支持フレームの撤去処理)
その後、図8に示すように、新規建物の地下躯体の完成後に、支持フレームMFの撤去処理を行なう。具体的には、支持フレームMFを構成していた仮設梁や仮設ブレース26等、新規建物に不要な部材を解体して撤去する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態の逆打ち工法では、荷重支持部材の設置(ステップS1)、先行躯体及び吊柱の設置(ステップS2)、支持フレームの構築(ステップS3)を行なう。更に、吊柱を用いて地下の各階の構築(ステップS4)、基礎梁の設置(ステップS5)を行ない、建物の地下躯体が完成した場合には、支持フレームの撤去処理を行なう(ステップS6)。これにより、支持フレームMFによって支持された吊柱31を用いて新規建物の地下躯体を形成することができるので、地下に設置する逆打ち支柱の数を少なくすることができる。
(2)本実施形態の逆打ち工法では、荷重支持部材である外周支柱12は、新しく構築する建物の地下柱として使用される。これにより、本設用の支柱を、支持フレームMFを支持する柱として兼用するため、逆打ち支柱の数を少なくすることができる。
(3)本実施形態の逆打ち工法では、荷重支持部材である外周支柱12は、土留め壁として機能する壁杭11と一体化されている。これにより、山留め壁を、支持フレームMFを支持する柱として兼用するため、逆打ち支柱の数を少なくすることができる。
(4)本実施形態の逆打ち工法では、支持フレームの構築(ステップS3)において、地上1階及び地下1階の間に仮設ブレース26を配置することにより、トラス梁としての支持フレームMFを形成する。この支持フレームMFは、地上1階を構成する梁・床20や地下1階の先行躯体(梁・床25)等、新規建物に用いられる部材(本設部材)と、仮設ブレース26で構成されたトラス構造の梁である。これにより、建物に使用される地上1階及び地下1階の先行躯体を有効に利用して、支持フレームMFを構成することができる。
(5)本実施形態の逆打ち工法では、既存建物の地下躯体50を残存した状態で、外周支柱12及び逆打ち支柱14を設置し、既存建物の地下躯体50の所定階層分を解体した後、吊柱31を延長し、延長した吊柱31を用いて、新規建物の地下躯体を構築する。これにより、既存の地下躯体を切梁として有効活用しながら、建物の地下躯体を、地上から順に構築することができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態の支持フレームMFは、新規建物の地上1階と地下1階の躯体を用いて構成した。吊柱31を支持する支持フレームMFを構築する階層は、この構成に限定されない。例えば、地上2階〜地下1階等、逆打ち工法において、地下階を支持するために必要な剛性を有する複数階層に跨る支持フレームMFを構築すればよい。また、単階層(例えば地下1階のみや地上2階のみ等)に仮設梁や仮設ブレースを設けて支持フレームMFを構築してもよい。更に、支持フレームMFを、地上階層のみ(地上1階及び2階)や地下階層のみ(地下1階及び2階)で構築してもよい。
また、支持フレームMFの仮設ブレース26の代わりに、隣接階(例えば新規建物の地上1階及び地下1階)に跨る部材(例えば壁)を補強材として用いてもよい。
・上記実施形態においては、支持フレームMFは、新規建物を構築する領域を覆うように配置した。支持フレームMFを配置する領域は、これに限定されず、吊柱31を設ける必要がある領域のみに配置するようにしてもよい。
・上記実施形態においては、地下躯体の構築を繰り返した後、基礎梁35を構築し、この基礎梁35の上に各吊柱31に連結する柱を形成した。上述した逆打ち工法を、建物の地下躯体の一部の階層の構築に適用するようにしてもよい。この場合、地下躯体の上部階を、上述した逆打ち工法によって構築した後に、地下躯体の下部階を、順打ちで構築する。例えば、地下5階の地下躯体を有する建物を構築する場合、地下3階までを、吊柱を用いた逆打ち工法で構築する。その後、基礎梁を設置し、基礎梁を含む地下5階を構築し、その上に地下4階を構築してもよい。
・上記実施形態においては、外周支柱12を壁杭11上に形成した。外周支柱12を補強する補強部材を配置してもよい。この場合、外周支柱12を外部から押圧(例えば、土圧)を用いる。これにより、支持フレームMF及び吊柱31の荷重による撓みを抑制することにより補強することができる。
・上記実施形態においては、支持フレームMF及び吊柱31を、外周支柱12及び逆打ち支柱14で支持した。支持フレームMF及び吊柱31を支持する荷重支持部材は、これらの柱に限定されるものではない。例えば、逆打ち支柱14を省略して、外周支柱12のみにより荷重支持部材を構成してもよい。更に、新規建物に使用しない仮設の柱を荷重支持部材として用いてもよい。
・上記実施形態の逆打ち工法においては、既存の地下躯体50を存置した状態で、新規建物の地下躯体を構成したが、既存の地下躯体50がない場合にも適用することができる。例えば、更地の状態で、逆打ち工法を用いて建物を構築する場合にも適用することができる。
MF…支持フレーム、11…壁杭、12…外周支柱、13…アースドリル杭、14…逆打ち支柱、20,25,27…梁・床、26…仮設ブレース、31…吊柱、35…基礎梁、40…地上躯体、50…地下躯体、51…仮設壁、52…仮設補強材。

Claims (4)

  1. 複数の荷重支持部材を打ち込んだ後、前記荷重支持部材を用いて、建物の先行躯体を形成し、
    前記先行躯体を用いて、支柱支持梁を形成し、
    前記支柱支持梁に、吊柱を吊り下げ、
    前記吊柱を用いて、前記建物における前記先行躯体よりも下層階の地下躯体を構築することを特徴とする逆打ち工法。
  2. 前記荷重支持部材は、前記建物に用いる本設用の支柱であることを特徴とする請求項1に記載の逆打ち工法。
  3. 前記荷重支持部材は、山留め壁であることを特徴とする請求項1に記載の逆打ち工法。
  4. 既存の地下躯体を残存した状態で、前記荷重支持部材を設置し、
    前記既存の地下建物の所定階層分を解体した後、前記吊柱を延長し、
    前記延長した吊柱を用いて、前記建物の地下躯体を構築することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の逆打ち工法。
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