JP2017128398A - シート搬送ガイド部材及びこれを用いたシート搬送装置並びに画像形成装置 - Google Patents

Abstract

【課題】搬送されるシートと、これをガイドするシート状のガイド部材の搬送抵抗を軽減し、大きなシート状のガイド部材でも使用できるようにする。
【解決手段】搬送されるシートをガイドするシート状の第１シートガイド部材２３と、前記第１シートガイド部材のガイド面に取り付けられるシート状の第２シートガイド部材２４とを有し、前記第２シートガイド部材は、前記第１シートガイド部材よりもシート搬送方向と交差する方向の長さが短い長尺状の形状であって、前記第１シートガイド部材上に少なくとも１つ以上取り付けられている。
【選択図】図４

Description

本発明は、シートを円滑に搬送するために搬送されるシートをガイドするシート搬送ガイド部材に関し、さらにはこれを用いたシート搬送装置、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。

複写機、プリンタ等の画像形成装置において、搬送される記録紙をガイドする案内部材は板金等の剛性の板部材が用いられることが多いが、近年では弾性を有したシート状の部材が用いられることがある。しかし、記録紙とシートガイド部材の摩擦帯電により記録紙と貼り付き、記録紙の搬送を阻害することがある。また、摩擦帯電により定着前のトナー像を乱したりすることが知られている。

そのため、シート状のガイド部材を用いる場合には摩擦帯電の影響をなくすために、特許文献１のように導電性シート材を用いることが提案されている。

特開２００２-４６９２０

しかしながら、上記特許文献１では、シート状のガイド部材は記録紙に追従して常時接触するため、摩擦によって帯電し、帯電による静電気力で記録紙とシート状のガイド部材はより強く接触するようになる。そのことによってさらに大きな摩擦力が生じ、通紙抵抗は増加していく。

このような課題があるため、シート状のガイド部材を使用する場合は、比較的小さい形状で部分的に使用されている。

本発明の目的は、搬送されるシートと、これをガイドするシート状のガイド部材の搬送抵抗を軽減し、大きなシート状のガイド部材でも使用できるようにするものである。

上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、搬送されるシートをガイドするシート状の第１シートガイド部材と、前記第１シートガイド部材のシートガイド面に取り付けられるシート状の第２シートガイド部材とを有し、前記第２シートガイド部材は、前記第１シートガイド部材よりもシート搬送方向と交差する方向の長さが短い長尺状の形状であって、前記第１シートガイド部材上に少なくとも１つ以上取り付けられていることを特徴とする。

搬送されるシートをガイドする第１シートガイド部材のガイド面に、これよりも細長い形状の第２シートガイド部材を取り付けることにより、第１シートガイド部材と搬送されるシートとの接触面積を減らすことができる。このため、シート搬送にともなう搬送抵抗を低減することができるとともに、静電気の発生を抑えることができる。

また、第２シートガイド部材が貼り付けられた部位は他の部位に対して厚みが増し、断面二次モーメントが増大し、強度が増す。このことにより、薄いシート状の部材でもコシを持たせることができる。その結果、シート状のガイド部材は搬送されるシートに追従し難くなり、シート材特有の接触抵抗が増加していくのを抑制できる。

これらの効果により、大きなシート状のガイド部材により搬送されるシートをガイドする場合に、面積の大きなガイド部材を用いることが可能となるものである。

画像形成装置の概略断面図である。 反転搬送路の説明図である。 シート搬送ガイド部材の平面説明図である。 反転搬送路の斜視説明図である。 反転搬送路の断面説明図である。 第２シートガイド部材を複数配置したシート搬送ガイド部材の平面説明図である。 第２シートガイド部材を複数配置したシート搬送ガイド部材を用いた反転搬送路の斜視説明図である。 第２シートガイド部材を放射状に配置したシート搬送ガイド部材の平面説明図である。 第２シートガイド部材を放射状に配置したシート搬送ガイド部材を用いた反転搬送路の斜視説明図である。 第２シートガイド部材を取り付ける基準となる穴部の説明図である。 基準穴部を第２シートガイド部材の外側端部に配置した平面説明図である。 図１１のＡ−Ａ断面図である。 基準穴部を第２シートガイド部材の内側端部に配置した平面説明図である。 図１１のＢ−Ｂ断面図である。

次に本発明に係るシート搬送ガイド部材をプリンタに適用した実施形態を例示して具体的に説明する。

〔第１実施形態〕
＜画像形成装置の全体構成＞
まず、本実施形態に係るシート搬送装置を備えた画像形成装置であるプリンタの全体構成について概略説明する。

図１は画像形成装置の概略構成を説明するための図である。本実施形態の画像形成装置Ａはカラー画像を形成するために第１から第４の画像形成部を有している。それぞれの画像形成部は画像形成順にイエロー画像形成部Ｙ、マゼンタ画像形成部Ｍ、シアン画像形成部Ｃ、ブラック画像形成部Ｂｋが配置されており、それぞれの色のトナー像を形成する。

各画像形成部は形成する画像の色が異なるのみで構成は同じである。画像形成部の構成自体は公知のものを使用しており、本実施形態では電子写真方式の画像形成部を用いている。これを簡単に説明すると、それぞれの画像形成部により一様に帯電した感光体ドラムの表面に画像信号に応じた露光をすることで静電潜像を形成し、その静電潜像をトナーによって現像して可視像化する。そして、各画像形成部で形成したイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を中間転写ベルト１に重畳して一次転写することでカラー画像を形成する。

前記カラー画像の形成と同期してシート搬送装置Ｂによって記録シートを二次転写部２に搬送し、二次転写部２において前記中間転写ベルト１上のカラートナー像を記録シートに転写する。この記録シートを定着部３に搬送して加熱、加圧してトナー像を定着した後、排出部４へと排出するものである。

＜シート搬送装置＞
シート搬送装置Ｂはシートカセット５に収納した記録シートＰを二次転写部２へ搬送するとともに、トナー像を転写された記録シートを定着部３から排出部４へと搬送するものである。そのために、記録シートＰを搬送する給送ローラ６や搬送ローラ７等の搬送手段を有し、さらには搬送される記録シートＰをガイドするためのシート搬送ガイド部材等を有している。

また、本実施形態のシート搬送装置Ｂは、記録シートの両面に画像形成が可能となっている。そのために、１面目に画像形成したシートを反転搬送するための反転搬送路８を有し、この反転搬送路８に進入させた記録シートをスイッチバックさせて先後逆にして再度二次転写部２に搬送する再送路９が設けられている。両面記録する場合は、１面目に画像形成された記録シートを排出部４へ排出することなく、搬送ローラ１０により反転搬送路８に搬送する。そして、記録シートの後端が所定位置に到達すると搬送ローラ１０を逆転駆動して先後を逆にして再送路９へ搬送し、その記録シートを搬送ローラ１１等により再度二次転写部２へ搬送して２面目に画像形成し、排出部４へ排出するものである。

＜シート搬送ガイド部材＞
本実施形態のシート搬送装置Ｂの記録シート反転搬送路８にはシート状の部材で構成したシート搬送ガイド部材Ｃが用いられている。次にこのシート搬送ガイド部材Ｃについて図２乃至図５を参照して説明する。

図２は反転搬送路の概略断面図である。図２に示すように、反転搬送路８は、記録シートＰの下面をガイドする案内部材である搬送下ガイド２０と、記録シートの上面をガイドする搬送上ガイド２１とによって彎曲した搬送経路が形成され、記録シートは両ガイド２０，２１の間を搬送される。なお、上記搬送下ガイド２０及び搬送上ガイド２１はともに板金等の金属製の部材によって構成されている。

反転搬送路８は、反転させる記録シートとして可能な限り大きなサイズのシート反転を可能とするためには広い空間が必要であるため、本実施形態ではシートカセット５と画像形成装置の筐体枠の底板２２との間の空間まで続いている。そして、搬送上ガイド２１は底板２２に沿ってシートカセット５の下方の空間まで延びて設けら得ている。一方、搬送下ガイド２０は底板２２まで延び、そのシート搬送方向下流側端部には搬送シートガイド部材Ｃが取り付けられている。シート搬送ガイド部材Ｃは、底板２２に沿って搬送上ガイド２１と対向してシートカセット５の下方空間に配置されている。これにより、反転搬送路８に搬送された記録シートＰは、下面が搬送下ガイド２０にガイドされる、さらにはシート搬送ガイド部材Ｃにガイドされて反転搬送路８に進入することになる。

反転搬送路８内を搬送される記録シートＰはトナー像が転写された面が下側になるため、反転搬送路８の下側のガイド部材はトナー像を傷付けない表面性が必要である。前記表面性を有した加工方法としては、例えばバフ研磨加工やＰＴＦＥコーティング等がある。しかし、底板２２に筐体枠の強度部材としての機能を持たせ、更にトナー像を傷付けない前記表面性を担保させると高コストとなってしまう。同様に搬送下ガイド２０も曲面搬送経路を形成するために剛性が必要であり、材質としては限定されてしまう。

そこで、本実施形態では搬送下ガイド２０の下流側端部に、トナー像を傷つけない表面性を有するシート搬送ガイド部材Ｃを取り付け、このシート搬送ガイド部材Ｃによって記録シートＰの下面をガイドするようにしている。

シート搬送ガイド部材Ｃは、図３乃至図５に示すように、樹脂製シートで構成した第１シートガイド部材２３の記録シート搬送ガイド面（シートガイド面）側に、同じく樹脂製シートで構成した第２シートガイド部材２４を貼り付けて構成している。また、第１シートガイド部材２３の上流側端部には搬送下ガイド２０に貼り付けるための両面テープ等で構成された貼着部２５が設けられている。なお、図３はシート搬送ガイド部材Ｃの平面説明図であり、図４はシート搬送ガイド部材Ｃの斜視説明図、図５は図２のＸ部分の拡大図である。

第１シートガイド部材２３は、搬送可能な最大サイズの記録シート下面をガイドできるサイズを有し、反転搬送路８における底板２２の上方に配置されている。すなわち、搬送された記録シートＰの下面（トナー像が形成された面）に対して重力方向下方に配置されている。

第２シートガイド部材２４は、第１シートガイド部材２３と比較して、記録シート搬送方向と交差する方向の長さが短い長尺状の形状（細長い形状）をし、記録シートとの摺動性が搬送下ガイド２０や第１シートガイド部材２３よりも優れた材質で構成されている。本実施形態では、図３に示すように、第１シートガイド部材２３の幅方向（記録シートの搬送方向と直交する方向）の中央に１つの第２シートガイド部材２４を貼り付けている。

摺動性の良い材料としては、例えばフッ素コーティングされたものや、超高分子量ポリエチレン等が挙げられる。前記材料は比較的高価であるが、これを細長い第２シートガイド部材２４のみに使用すれば使用量を限定でき、低コストで高摺動性の搬送ガイドを提供できる。

細長い第２シートガイド部材２４が第１シートガイド部材２３上に貼られていることにより、搬送ガイド面には凹凸ができる。これにより、第２シートガイド部材２４は、記録シートＰと積極的に接触し、それだけ第１シートガイド部材２３は記録シートＰと接触しなくなる。そのため、第１シートガイド部材２３と記録シートＰとの接触面積が減り、搬送抵抗を低減することができ、かつ、静電気の発生を抑えることができる。

また、本実施形態の第２シートガイド部材２４は、導電性を有する材質で構成されている。そして、第２シートガイド部材２４は金属製（導電性）の搬送下ガイド２０と接触するように設けられている。前述したようにシートガイド部材は記録シートＰとの摺擦により静電気が発生する。このとき本実施形態のように、記録シートＰとより接触する第２シートガイド部材２４を導電性部材で構成することにより、摺擦による静電気を搬送下ガイド２０を介して除去することが可能となり、摩擦帯電による貼り付きを抑制できる。なお、樹脂シートである第２シートガイド部材２４に導電性を付与する方法としては、例えば樹脂シート剤に金属やカーボンを配合することにより実現することができる。

また、第２シートガイド部材２４が第１シートガイド部材２３上に貼られることにより、両シートが重なり合った部分では厚みが増し、その結果、断面二次モーメントが増大し強度が増す。つまり、第１シートガイド部材２３上に第２シートガイド部材２４が追加積層されることにより強度部材の役割を果たし、薄いシート部材でもコシを持つようになる。シート部材にコシがあれば、記録シート搬送時に発生する摩擦帯電によって、シートガイド部材が弾性変形して記録シートＰに貼り付こうとする静電気力にうち勝ち、シートガイド部材が記録シートＰに追従し難くなる。その結果、記録シートＰとの接触抵抗が軽減されるようになる。

なお、本実施形態では第２シートガイド部材２４を第１シートガイド部材２３よりも導電性、摺動性の優れた材質で構成している。しかし、第１シートガイド部材２３と同一材料を用いた場合でも、両シートガイド部材２３、２４が重なる部分では厚みが増すため、断面二次モーメントが増大し、強度が増す効果は得られる。

前述した例では第１シートガイド部材２３上に第２シートガイド部材２４を１つ貼り付けた例を示したが、図６及び図７に示すように、第１シートガイド部材２３に複数枚の第２シートガイド部材２４を貼り付けてもよい。

細長い複数枚の第２シートガイド部材２４を記録シート搬送方向と平行に貼り付けることによって、記録シートＰと接触する部位が分散される。また、第１シートガイド部材２３と第２シートガイド部材２４によって生じる凹凸が増えるので、記録シートＰとシート搬送ガイド部材Ｃとの間に空気層が多く生まれる。これにより、第２シートガイド部材２４を１枚貼り付けた場合よりも、より高い摺動性が得られる。

図６及び図７の例では第２シートガイド部材２４を３枚貼り付けてあるが、多ければ多いほど搬送性能は良くなる。そして、第２シートガイド部材２４が１つの場合よりも部分的に厚みが増し、断面二次モーメントが増大して強度が増す効果もある。

なお、本実施形態ではシート搬送ガイド部材Ｃを反転搬送路８に用いた例を示したが、シート給送部部等の他の搬送路に用いることも可能である。

〔第２実施形態〕
前述した図６及び図７に示した実施形態では、複数枚の第２シートガイド部材２４を記録シート搬送方向と平行に貼り付けた例を示した。

図８及び図９は複数枚の第２シートガイド部材２４の長辺を記録シート搬送方向に対して角度をもって貼り付けた例を示す。この実施形態では、図に示すように、第１シートガイド部材２３上に複数枚の長尺状の第２シートガイド部材２４を搬送方向下流へ拡がる放射状に配置して取り付けたものである。

図６、図７に示すように、複数枚の第２シートガイド部材２４の長辺を記録シート搬送方向と平行に、すなわち搬送方向に角度をつけずに配置した場合には搬送される記録シートは第２シートガイド部材２４と常時接触する部位と接触しない部位が隣り合うことになる。このため、記録シートに転写されたトナー像は第２シートガイド部材２４と常時接触する部分と接触しない部分が生じることになり、接触ムラが見えやすくなる。

これに対して本実施形態のように第２シートガイド部材２４を記録シート搬送方向に対して角度をもって貼り付けると、記録シートが第２シートガイド部材２４と接触する部位が移動するため、接触ムラが目立たなくなる。また、第２シートガイド部材２４を放射状に配置することにより、貼り付けられている部分は断面積が増えるので強度が増し、シート搬送ガイド部材Ｃの反りを抑制することができる。

前述のように第２シートガイド部材２４の長辺を記録シート搬送方向に角度をつけて第１シートガイド部材２３に貼り付ける場合、貼り付ける基準（目安）が必要になる。そこで、本実施形態では第１シートガイド部材２３に第２シートガイド部材２４を貼り付ける基準としての小さな穴部を複数設けている。

図１０は図８のＤＥ拡大図である。第１シートガイド部材２３に穴部２６が設けてあり、第２シートガイド部材２４は穴部２６を目安に貼り付けてある。本実施形態では２ｍｍ×５ｍｍの穴部２６が１００ｍｍピッチで放射状に設けられており、第２シートガイド部材２４の長辺の一方側端部が前記穴部２６に合うように配置して貼り付けられている。ここで穴部２６に合わせる第２シートガイド部材２４の端部は、記録シート幅方向（記録シート搬送方向と直交する方向）の端部側に位置する端部、すなわちシート搬送中心に対して第２シートガイド部材２４の外側の端部を穴部２６の位置に合わせるようにする。

また、穴抜きによって穴部２６を形成する場合、搬送される記録シートとの引っ掛かり防止目的のため、穴抜きバリが搬送面に向かないように、バリ方向が本体下方側となるようにしている。

第２シートガイド部材２４と穴部２６との位置関係を上記のようにした理由を図１１乃至図１４を参照して説明する。

図１１は本実施形態のように、記録シート搬送中心に対して第２シートガイド部材２４の外側の端部を穴部２６の位置に合わせるようにした構成において、図中Ｘ方向に搬送されてきた記録シートＰの端部が穴部２６にかかっている状態を示す。図１２は、このときのＡ−Ａ断面図である。底板２２の上に第１シートガイド部材２３が配置され、第２シートガイド部材２４が第１シートガイド部材２３の上に貼り付けられている。

記録シートＰは、第２シートガイド部材２４に乗っていて、その端部は第２シートガイド部材２４からはみ出している。第２シートガイド部材２４の貼り付け目安である穴部２６は、記録シートの搬送中心から外側、図中では−Ｙ方向に配置されている。この状態では記録シートＰの端部は穴部２６にかかる位置にある。しかし、記録シートＰは第２シートガイド部材２４の上に乗って搬送され、穴部２６とは第２シートガイド部材２４の厚み分離れているために、その端部が第１シートガイド部材２３に形成された穴部２６に落ち込むことはない。

一方、図１３は、貼り付け目安穴部２６を記録シート搬送中心に対して第２シートガイド部材２４の内側の端部位置を合わせるように配置した場合において、図中Ｘ方向に搬送されてきた記録シートＰの端部が穴部２６にかかっている状態を示す。図１４は、このときのＢ−Ｂ断面図である。

記録シートＰは第１シートガイド部材２３に乗って搬送されており、その端部は穴１２９の上方にいる状態である。このとき、記録シートＰの端部は容易に穴１２９に落ち込んでしまう。そして、記録シートＰの端部が穴に落ち込むと、記録シートＰの角が折れたり、記録シートＰが穴に引っ掛かって搬送できなくなったりするおそれがある。

従って、第２シートガイド部材２４を第１シートガイド部材２３に貼り付ける目安としての穴部２６を設ける場合、記録シート搬送中心に対して第２シートガイド部材２４の外側の端部を穴部２６の位置に合わせるように配置するのがよい。

Ａ …画像形成装置
Ｂ …シート搬送装置
Ｃ …シート搬送ガイド部材
Ｐ …記録シート
１ …中間転写ベルト
２ …二次転写部
３ …定着部
４ …排出部
５ …シートカセット
６ …給送ローラ
７ …搬送ローラ
８ …反転搬送路
９ …再送路
１０ …搬送ローラ
１１ …搬送ローラ
２０ …搬送下ガイド
２１ …搬送上ガイド
２２ …底板
２３ …第１シートガイド部材
２４ …第２シートガイド部材
２５ …貼着部
２６ …穴

Claims (10)

1. 搬送されるシートをガイドするシート状の第１シートガイド部材と、
   前記第１シートガイド部材のシートガイド面に取り付けられるシート状の第２シートガイド部材と、
   を有し、
   前記第２シートガイド部材は、前記第１シートガイド部材よりもシート搬送方向と交差する方向の長さが短い長尺状の形状であって、前記第１シートガイド部材上に少なくとも１つ以上取り付けられていることを特徴とするシート搬送ガイド部材。
2. 前記第１シートガイド部材は、搬送されるシートをガイドする案内部材の端部に取り付けられ、
   前記第２シートガイド部材は、導電性を有し、導電性を有する前記案内部材と接触していることを特徴とする請求項１記載のシート搬送ガイド部材。
3. 前記第２シートガイド部材は、前記第１シートガイド部材よりも搬送されるシートに対する摺動性が高いことを特徴とする請求項１又は請求項２に記載のシート搬送ガイド部材。
4. 前記第２シートガイド部材は、長辺がシート搬送方向に対して角度を有して取り付けられていることを特徴とする請求項１乃至請求項３のいずれか１項に記載のシート搬送ガイド部材。
5. 前記第１シートガイド部材に、複数の前記第２シートガイド部材が配置されていることを特徴とする請求項１乃至請求項４のいずれか１項に記載のシート搬送ガイド部材。
6. 前記複数の前記第２シートガイド部材は、シート搬送方向に対して放射状に配置されていることを特徴とする請求項５に記載のシート搬送ガイド部材。
7. 前記第１シートガイド部材は、前記第２シートガイド部材を取り付けるための基準となる穴部が形成されていることを特徴とする請求項１乃至請求項６のいずれか１項に記載のシート搬送ガイド部材。
8. 前記穴部は、前記第２シートガイド部材の長辺の端部であって、シート搬送方向と直交する方向の端部側に位置する端部の取り付け基準であることを特徴とする請求項７記載のシート搬送ガイド部材。
9. シートを搬送するシート搬送装置において、
   シートを搬送するための搬送手段と、
   搬送されるシートをガイドするシート搬送ガイド部材とを有し、
   前記シート搬送ガイド部材として、請求項１乃至請求項８のいずれか１項に記載のシート搬送ガイド部材を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
10. 搬送されるシートに画像を形成する画像形成装置において、
    シートに画像を形成する画像形成部と、
    シートを搬送するシート搬送装置とを有し、
    前記シート搬送装置として、請求項９記載のシート搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

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