JP2017127925A - ホーニング加工機 - Google Patents

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直樹 笠原
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Abstract

【課題】ホーニング加工機の、砥石の回転半径の拡張制御をより適切に行うことで、円筒部内周面をより高精度に加工する。
【解決手段】砥石14の研磨面に加わる面圧を、レシプロ作動部18に配置された第1ロードセル34Aにより計測する。一方、レシプロ作動部18には第2ロードセルが34B設けられており、第1ロードセル34A自体に加わる荷重を計測する。そして、拡張作動機構を作動制御する制御手段52において、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値の差分値を算出することで、第1ロードセル34Aの計測値から、第1ロードセル34Aのレシプロ作動に起因するノイズ(慣性力)を除去した補正値を求める。制御手段52は、この補正値即ち差分値に基づき、砥石14の研磨面に加わる面圧が、管理値の範囲内に収まっているか否かの判断を行い、判断結果に応じ、拡張作動機構を作動制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、砥石の回転半径を制御可能なホーニング加工機に関するものである。
従来から、円筒部を備えるワークにおいて、円筒部内周面の径寸法の精度を高めるために、円筒部内周面に対してホーニング加工が実施されている。このホーニング加工に用いられる加工機としては、例えば、主軸に保持された砥石をレシプロ作動させるレシプロ作動機構と、該レシプロ作動機構のレシプロ作動部に設けられた、砥石の回転半径を拡張させる拡張作動機構と、拡張作動機構を作動制御する制御手段とを備えた、ホーニング加工機が用いられている。このホーニング加工機は、砥石を回転させかつレシプロ作動させながら、砥石の回転半径を徐々に拡張させることで、円筒部内周面を仕上げ径へと加工するものである。
このようなホーニング加工機を用いてホーニング加工を行う場合、砥石と円筒部内周面との接触面圧が、円筒内周面の形状精度に影響を及ぼすこととなる。そこで、従来のホーニング加工機では、砥石の研磨面に加わる面圧を計測する計測器として、拡張作動機構の動力伝達系にロードセルを介在させ、このロードセルで砥石と円筒部内周面との接触反力を受けることで、砥石の研磨面に加わる面圧を計測している。そして、この面圧の上限閾値・下限限閾値を管理値として予め定め、ロードセルで計測された面圧が管理値の範囲内に収まるように、ホーニング加工機の拡張作動機構の制御手段により拡張作動機構を作動制御することで、砥石と円筒部内周面との接触面圧を調整している。
特開2004−130404号公報
ところで、上述の如くホーニング加工機の拡張作動機構の動力伝達系に配置されたロードセルは、ホーニング加工の際に、砥石をレシプロ作動させるためのレシプロ作動部と共にレシプロ作動しながら、砥石と円筒部内周面との接触反力を受ける構成となっている。このため、図5に示されるように、ロードセルによる面圧の計測値Pは、ロードセルの自重に起因してレシプロ作動時に生じる慣性力をノイズとして含み、レシプロ作動に同調して変動する値として把握されてしまう。そして、計測値Pに上記変動が生じることで、この計測値Pを拠り所として拡張制御機構を作動制御する制御手段による、砥石の回転半径の拡張制御が、適切に行われないといった問題が生じることとなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ホーニング加工機の、砥石の回転半径の拡張制御をより適切に行うことで、円筒部内周面をより高精度に加工することにある。
(発明の態様)
上記課題を解決するための、本発明に係るホーニング加工機は、主軸に保持された砥石をレシプロ作動させるレシプロ作動機構と、該レシプロ作動機構のレシプロ作動部に設けられた、砥石の回転半径を拡張させる拡張作動機構とを含むホーニング加工機であって、ホーニング加工時に前記砥石の研磨面に加わる面圧を計測するための、前記レシプロ作動部に設けられた第1計測器と、前記第1計測器のレシプロ作動に起因して、前記第1計測器自体に加わる荷重を計測するための、前記レシプロ作動部に設けられた第2計測器と、前記第1計測器及び前記第2計測器の計測値の差分値が所定範囲内となるように、前記拡張作動機構を作動制御する制御手段とを備えることを特徴とするものである。
本発明はこのように構成したので、ホーニング加工機の、砥石の回転半径の拡張制御を、より適切に行い、円筒部内周面をより高精度に加工することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るホーニング加工機の構成を、一部断面で示した模式図である。 図1に示されるホーニング加工機の作動手順を示すフローチャートである。 図1に示されるホーニング加工機の第1計測器と第2計測器とで計測された計測値と、これらの計測値の差分値とを示すグラフである。 図3に示される差分値が、砥石の研磨面に加わる面圧の管理値から外れる場合を例示するグラフである。 従来のホーニング加工機において、ロードセルによる砥石の研磨面に加わる面圧の計測値が、自重に起因してレシプロ作動時に生じる慣性力を含むことで、レシプロ作動に同調して変動する値となることを示すグラフである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて説明する。
本発明の実施の形態に係るホーニング加工機10は、概略的に図1に示されるように、主軸12と、この主軸12に保持された砥石14と、砥石14を矢印Xで示されるようにレシプロ作動させるレシプロ作動機構16と、レシプロ作動機構16のレシプロ作動部18(後述する)に設けられた、砥石14の回転半径を拡張させる拡張作動機構20とを含む構成を有している。
主軸12は、基端側(本説明では、図1の上側を意味する。)が中実状をなし、先端側(本説明では、図1の下側を意味する。)の所定範囲は、複数の中空軸が連結されて構成される中空部12aを有している。この中空部12aには、拡張作動機構20の動力伝達系を構成する砥石駆動軸22が、主軸12の軸方向(図1の上下方向)に摺動可能に保持されている。砥石駆動軸22の先端側には、先端方向に向けて突出する円錐台状の砥石駆動ブロック24が設けられている。主軸12の先端部の砥石14は、この砥石駆動ブロック24によって、主軸12周りの回転半径が拡径(縮径)作動するように駆動される。
砥石14は、例えば、全体として板状をなし、径方向外側面14aに研磨材が保持されて研磨面として構成されものであり、主軸12の周方向に複数等間隔に配置されている。そして、各砥石14の径方向内側面14bは、砥石駆動ブロック24の円錐面24aと相補的な円錐面状をなしている。又、各砥石片14は、例えば各砥石14を外周側から拘束する、いわゆるガータースプリングなどの適切な付勢手段ないし拘束手段によって、円周方向内側へと付勢され、各砥石14の径方向内側面14bは、砥石駆動ブロック24の外周面に密着するように保持されている。又、各砥石14は、砥石駆動軸22に形成されたスリット状のガイド穴12bに対し、径方向に摺動可能に嵌め込まれており、各砥石14の径方向外側面14aはガイド穴12bから主軸12の外側へと露出している。従って、砥石駆動軸22を先端側へと移動させることで、各砥石14は砥石駆動ブロック24により径方向外側へと押し出され、砥石14の径方向外周面14aの回転半径が、拡張されることとなる。なお、砥石駆動軸22を基端側へと移動させると、砥石14の各砥石14は径方向内側へと引き戻され、砥石14の径方向外周面14aの回転半径が縮小する。
砥石駆動軸22の基端側は、砥石駆動軸22と直交するピン26に軸支されている。このピン26は、リニアガイド28を介して、主軸12の外周面に対し軸方向に移動可能に軸支されている。併せて、主軸12には、軸方向に延びる長穴12cが形成されており、ピン26はこの長穴12cに挿通され、保持されており、主軸12に対してピン26が軸方向に移動可能となっている。又、リニアガイド28は、軸受30を介して、主軸12と共に回転可能な状態で砥石駆動ブラケット32に保持されている。砥石駆動ブラケット32は、第1ロードセル(第1計測器)34Aを介して、砥石駆動ボールねじ機構36のナット36bに固定されている。図示の第1ロードセル34Aは、円筒状の外形をなしており、ナット36bの外周部を囲むようにして、ナット36bと対をなす、ボールねじ36aと同心上に配置されている。砥石駆動ボールねじ機構36のボールねじ36aは、砥石拡張モータ38に駆動される。砥石拡張モータ38は、レシプロ駆動ブラケット40に固定されており、ボールねじ36aは、レシプロ駆動ブラケット40を貫通する態様で、レシプロ駆動ブラケット40に支持されている。
そして、上述した砥石駆動軸22、砥石駆動ブロック24、ピン26、リニアガイド28、軸受30、砥石駆動ブラケット32、第1ロードセル34A、砥石駆動ボールねじ機構36、砥石拡張モータ38の各要素によって、砥石14の拡張作動機構が構成されている。
砥石拡張モータ38が固定されたレシプロ駆動ブラケット40には、軸受42を介して主軸12の中実状の部分が軸支されている。又、主軸12を回転駆動する主軸回転モータ44は、適切な支持構造を介して、レシプロ駆動ブラケット40に支持されている。
レシプロ駆動ブラケット40は、レシプロ駆動ボールねじ機構46のナット46bに固定されている。ナット46bと対をなすボールねじ46aは、レシプロ駆動モータ48に駆動される。レシプロ駆動モータ48は、支持フレーム50に固定されており、ボールねじ46aは、支持フレーム50を貫通する態様で、支持フレーム50に支持されている。支持フレーム50は、ホーニング加工機10の重量や、ホーニング加工機10に加わる荷重を受け止めるものであり、例えば、ワークの円筒部内周面に対してホーニング加工機10の位置決めを行うための、支持装置やロボット等の、構成要素の一部である。
そして、レシプロ駆動ブラケット40、レシプロ駆動ボールねじ機構46及びレシプロ駆動モータ48によりレシプロ作動機構が構成され、レシプロ駆動ブラケット40に支持された主軸12と、主軸12に支持された砥石14と、上述した拡張作動機構とは、全てレシプロ駆動ブラケット40と共にレシプロ作動することから、レシプロ作動機構のレシプロ作動部18を構成する要素である。
さらに、砥石駆動ブラケット32には、第2ロードセル(第2計測器)34Bが設けられている。第2ロードセル34Bは、レシプロ作動部18において、ホーニング加工時に砥石14の径方向外周面(研磨面)14aに加わる面圧の反力を、受けることのない位置に配置されるものである。なお、図示の例では、第2ロードセル34Bは、駆動ブラケット32の下面に対して、第1ロードセル34Aに対して同心上に位置するように、固定されている。従って、第1ロードセル34Aと第2ロードセル34Bとは、いずれもレシプロ作動部18、即ち同一のレシプロ作動系に設けられている。又、本実施の形態では、第2ロードセル34Bは、第1ロードセル34Aと同一仕様のものが用いられている。
なお、第1ロードセル34Aと第2ロードセル34Bとは、各々の機能を発揮し得る限り、レシプロ作動部18の他の位置に設けられていても良い。
そして、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値の差分値が、所定範囲内となるように、拡張作動機構を作動制御する制御手段52を備えている。図示の例では、制御手段52は、ホーニング加工機10の各部作動制御に係る、砥石拡張モータ38、主軸回転モータ44及びレシプロ駆動モータ48を各々制御する制御手段としても機能するものである。従って、制御手段52は、ホーニング加工機10の制御手段にその機能を持たせたものであっても良い。又、適宜、ホーニング加工機10の制御手段と情報交換可能な態様で、個別にパーソナルコンピュータ等の電子演算器を用いて、制御手段52を構成することとしても良い。又、制御手段52は、図示の如く、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値の差分値を計算する、演算プログラム52aを備えるものであっても良い。
ここで、図1に示されるホーニング加工機10を用いて、円筒部を備えるワークの、円筒部内周面に対してホーニング加工を行う手順を、図2も合わせて参照しながら説明する。なお、各ステップの順序は一例であり、適宜入れ替えを行うこととしても良い。
以下の各ステップに先立ち、ワーク(図示省略)の円筒部に対してホーニング加工機10の主軸12を挿通し、円筒部内周面に対して主軸12の砥石14を対面させる。
ステップS10:制御手段52の指令により、主軸回転モータ44を駆動して、主軸12を回転させる。
ステップS20:制御手段52の指令により、レシプロ駆動モータ48を駆動して、レシプロ作動機構の、レシプロ作動部18のレシプロ作動を開始する。
ステップS30:制御手段52の指令により、砥石拡張モータ38を駆動して、砥石14を拡径作動させ、ワークの円筒部内周面に対して砥石14の径方向外周面14aを当接させる。
ステップS40:砥石と円筒部内周面との接触反力が、拡張作動機構の動力伝達系に配置された第1ロードセル34Aによって検出されることで、砥石14と円筒部内周面との接触面圧PA(図3参照)が、測定される。同時に、レシプロ作動部18に設けられた第2ロードセル34Bによって、レシプロ作動部18のレシプロ作動に起因して、第2ロードセル自体に加わる荷重PB(図3参照)が、測定される。
ステップS50:制御手段52において、第1ロードセル34A及び第2ロードセル343Bの計測値の差分値PC(図3参照)が算出される。
ステップS60:制御手段52において、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値の差分値PCが、砥石14の研磨面に加わる面圧の上限閾値PU及び下限限閾値PLの範囲内にあるか否かを判断する。そして、図4の上図のごとく、差分値PCが面圧の上限閾値PUを上回る、又は、図4の下図のごとく、面圧の下限閾値PLを下回ると判断される場合には、ステップS30へと戻り、制御手段52の指令により、砥石拡張モータ38を駆動する。そして、差分値PCが面圧が上限閾値PU及び下限閾値PLの間の管理値の範囲内に収まるように、砥石14の回転半径を補正する。
ステップS70:ステップS60において、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値の差分値PCが、図3に示されるように、面圧が上限閾値PU及び下限閾値PLの間の管理値の範囲内に収まっていると判断される場合には、砥石14の回転半径を補正することなく、ワークの円筒部内周面を仕上げ径まで加工する。
上記ステップS10からステップS70までの加工工程に係る、ホーニング加工機の制御方法の特徴をまとめると、以下のようになる。
砥石をレシプロ作動させるレシプロ作動機構と、砥石の回転半径を拡張させる拡張作動機構とを含むホーニング加工機の制御方法であって、
前記レシプロ作動機構のレシプロ作動部に、ホーニング加工時に前記砥石の研磨面に加わる面圧を計測するための第1計測器と、前記第1計測器のレシプロ作動に起因して、前記第1計測器自体に加わる荷重を計測するための第2計測器とを設け、
前記第1計測器及び前記第2計測器の計測値の差分値が所定範囲内となるように、前記拡張作動機構を作動制御することを特徴とするホーニング加工機の制御方法。
以上のような構成を有する、本発明の実施の形態によれば、次のような作用効果を得ることが可能である。
まず、ホーニング加工時に砥石14の研磨面に加わる面圧Pを、レシプロ作動機構において実際にレシプロ作動する部分である、レシプロ作動部18に設けられた、第1ロードセル34Aにより計測する。このため、図3の左図上段のグラフに示されるように、第1ロードセル34Aによる計測値PAは、第1ロードセル34Aの自重に起因してレシプロ作動時に生じる慣性力をノイズとして含み、第1ロードセル34Aにより計測される面圧の測定値PAは、レシプロ作動に同調して変動する値として把握される。
一方、レシプロ作動部18には第2ロードセルが34B設けられており、この第2ロードセル34Bによって、第1ロードセル34Aのレシプロ作動に起因して、第1ロードセル34A自体に加わる荷重を計測する。上述のごとく、第2ロードセル34Bは、レシプロ作動部18において、ホーニング加工時に砥石14の研磨面に加わる面圧の反力を受けることのない位置に、配置されている。そして、第2ロードセル34Bの自重に起因してレシプロ作動時に生じる慣性力のみを、第2ロードセル34Bにより計測値PBとして検出する。この、第2ロードセル34Bの計測値PBは、第1ロードセル34A自体に加わる荷重に相当する値であり、第2ロードセル34Bによって、第1ロードセル34A自体に加わる荷重を間接的に計測するものである。このため、図3の左図下段のグラフに示されるように、第2ロードセル34Bによる計測値PBは、第1ロードセル34Aの自重に起因してレシプロ作動時に生じる慣性力が、レシプロ作動に同調して変動する値として把握されたものである。
そして、拡張作動機構を作動制御する制御手段52において、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値PA、PBの差分値PCを、図3の右図のグラフに示されるように算出することで、第1ロードセル34Aの計測値PAから、第1ロードセル34Aのレシプロ作動に起因するノイズ(慣性力)を除去した補正値を求める。制御手段52は、この補正値即ち差分値PCに基づき、砥石14の研磨面に加わる面圧が、管理値の範囲内に収まっているか否かの判断を行い、かかる判断結果に応じ、拡張作動機構を作動制御する。このため、拡張制御機構は、ワークの円筒部内周面の形状精度を損なうことなく、砥石14の回転半径を、適切に拡張し、拡張速度を適宜補正するように作動することとなる。
なお、制御手段52は、図3に示されるような、1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの計測値PA、PBに係る、測定波形の倍率の変更や、計測値PA、PBに係る測定波形の時間tのずれ量を補正する機能ないし制御プログラムを備えることとしても良い。これにより、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bの、初期校正時の誤差の調整、第1ロードセル34Aに付与される与圧による初期値のばらつきの調整、第1ロードセル34A及び第2ロードセル34B間のゲインのずれ(第2ロードセル34B)を補正することが可能である。
よって、上述の如く第1ロードセル34A及び第2ロードセル34Bに同じ仕様のものを用いることと併せて、第2ロードセル34Bによる計測値PBを、第1ロードセル34A自体に加わる荷重と同値として扱うことが可能となる。又、第1ロードセル及び第2ロードセルが異なる仕様のものであっても、両者の特性を考慮して適宜数値補正を行うことで、第2ロードセルによる計測値PBに基づき、第1ロードセル自体に加わる荷重を適切に導き出すことが可能である。
10:ホーニング加工機、 12:主軸、 14:砥石、 14a:径方向外周面、 16:レシプロ作動機構、 18:レシプロ作動部、 20:拡張作動機構、 34A:第1計測器、 34B:第2計測器、 52:制御手段、P:面圧の測定値

Claims (1)

  1. 主軸に保持された砥石をレシプロ作動させるレシプロ作動機構と、該レシプロ作動機構のレシプロ作動部に設けられた、砥石の回転半径を拡張させる拡張作動機構とを含むホーニング加工機であって、
    ホーニング加工時に前記砥石の研磨面に加わる面圧を計測するための、前記レシプロ作動部に設けられた第1計測器と、
    前記第1計測器のレシプロ作動に起因して、前記第1計測器自体に加わる荷重を計測するための、前記レシプロ作動部に設けられた第2計測器と、
    前記第1計測器及び前記第2計測器の計測値の差分値が所定範囲内となるように、前記拡張作動機構を作動制御する制御手段とを備えることを特徴とするホーニング加工機。
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