JP2017127524A - 網状構造体 - Google Patents
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Abstract
Description
図1には、本実施形態に係るマット1の外観構成を示す。本実施形態のマット1は、例えば、ベッドマット、マットレス、並びに、敷布及び座布団などのクッション材として利用することができる。マット1は、ランダムな曲線形状(ランダムループ形状ともいう)を有する複数の線状体10で構成されている。複数の線状体10は、ランダムな曲線を有しながらそれぞれ異なる方向に延び、それぞれが絡み合いながら互いに重ね合されている。これにより、所定の厚みを有する略矩形状の網状構造体が形成され、マット1を構成している。
線状体10は、可塑性樹脂を主成分として含んで形成され、弾性及び柔軟性を有する。線状体10が主として可塑性樹脂で形成されていることで、マット1は、優れた透水性を有する。これにより、マット1を水に浸した際に、布製の生地あるいは綿などを用いて形成されているマットと比較して、より短時間で乾燥させることができるため、丸洗いが可能となり、清潔性を保つことができる。
マット1の線状体10に含まれる可塑性樹脂は、加熱により軟化する性質を有する熱可塑性樹脂であることが好ましい。熱可塑性樹脂を主成分として含むことで、樹脂材料を加熱溶融した後、押し出し成型などの成形方法によって、繊維状の線状体10を容易に成形することができる。
マット1の線状体10には、単結晶シリコン粒子が含まれている。単結晶シリコン粒子は、マット1に温熱性及び保温性などの機能を付与する。ここでいう温熱性とは、人の肌などと接触することにより、血行を促進して身体を温める効能のことである。マット1が温熱性を有することで、マット1の表面を手で触れた際に、温かさを感じることができる。また、マット1が保温性を有していることで、マット1を使用する人から伝わった熱を適度に保持することができる。そのため、マット1は、冬場の使用にも適している。なお、マット1は、熱伝導性及び熱拡散性にも優れているため、夏場に使用した場合には、使用者は涼しい体感を得ることができる。
本実施形態に係るマット1は、マイナスイオンを発生させることもできる。つまり、マット1は、マイナスイオンの発生源としてマイナスイオン石を含んでいる。マイナスイオン石は、九州地方あるいは四国地方の岩盤帯で採れる天然石であり、約1億3前年前の白亜紀の堆積岩がマグマの働きで変成したものである。このマイナスイオン石は、ケミカルメーカーより入手することができる。
マット1を製造する場合には、先ず、上記のような組成を有する線状体10を作製する。線状体10は、その主成分である可塑性樹脂を溶融させた液状原料をフィラメント状に成形することによって作製される。具体的には、線状体10の液状原料は、熱可塑性樹脂を加熱して溶融し、当該溶融物に単結晶シリコン粒子及びマイナスイオン石の粒子などの添加物を加え、攪拌することによって得られる。
本発明に係る網状構造体は、マットとしての用途の他に、例えば、手術や治療などを受ける患者のための医療用の姿勢補助具、腰痛対策のための自動車用シートクッション、電車のシート用基材などとして利用することもできる。
続いて、本発明の実施例について説明する。本実施例では、本発明の一例のマットを作製した。そして、このマットを用いて種々の機能性評価を行った。
上記のようにして作製した本実施例のマットを用いて、温熱性の評価を行った。比較のために、比較例のマットについても同様の評価を行った。
上記のようにして作製した本実施例のマットを用いて、試験1とは異なる方法で温熱性の評価を行った。なお、この試験2では、比較のために、市販のウレタンフォームのマットを用いて同様の試験を行った。
上記のようにして作製した本実施例のマットを用いて、抗酸化性の評価を行った。比較のために、比較例のマットについても同様の評価を行った。
さらに、本実施例では、本発明に係る線状体に添加する単結晶シリコン粒子について、抗酸化性の評価を行った。具体的には、水道水100ccを含むビーカー中に単結晶シリコン粒子の粉末1.1gを添加し、20℃で36時間放置した(実施例)。また、比較のために、水道水100ccを含むビーカーに単結晶シリコン粒子を添加することなく、20℃で36時間放置した(比較例)。
10 :線状体
Claims (2)
- 弾性を有する複数の線状体で構成され、
前記線状体は、可塑性樹脂と、単結晶シリコン粒子とを少なくとも含むとともに、
前記複数の線状体は、それぞれが絡み合いながら互いに重ね合されており、これにより厚みを有する網状構造を形成している網状構造体。 - マイナスイオンを発生する、請求項1に記載の網状構造体。
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Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5725410A (en) * | 1980-07-22 | 1982-02-10 | Asahi Chem Ind Co Ltd | Pilling-resistant acrylic synthetic fiber |
JP2002363821A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Taiko Boeki Kk | 繊維製品および樹脂製品ならびに無機粉末製品 |
JP2015039619A (ja) * | 2013-08-21 | 2015-03-02 | 和博 竹田 | マットレス |
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Patent Citations (3)
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