JP2002363821A - 繊維製品および樹脂製品ならびに無機粉末製品 - Google Patents

繊維製品および樹脂製品ならびに無機粉末製品

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JP2002363821A JP2001169769A JP2001169769A JP2002363821A JP 2002363821 A JP2002363821 A JP 2002363821A JP 2001169769 A JP2001169769 A JP 2001169769A JP 2001169769 A JP2001169769 A JP 2001169769A JP 2002363821 A JP2002363821 A JP 2002363821A
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孝一 阪本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】焦電気の有する身体症状改善効果に加え、優れ
た遠赤外線の放出効果を得ることができる繊維製品を提
供する。 【解決手段】ルビーやサファイヤ等に代表されるコラン
ダム群の粉末と焦電性物質粉末とを含有させたことによ
り、本発明の繊維製品は、優れた遠赤外線放出効果を発
揮するコランダム粉末と、マイナスエアイオン放出効果
等を有する焦電性物質粉末とを含有することにより、焦
電性物質が有する酸化還元作用による脱臭効果や鮮度保
持効果に加え、高い遠赤外線の放出による血行促進,界
面活性効果,植物育成効果,静電気防止効果等が得ら
れ、高い身体症状改善効果を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血行の促進、自律
神経失調症の治療、新陳代謝の促進などのように、身体
症状を改善し健康を増進させる機能のほか、食品や生花
の鮮度保持、油汚れの清浄および殺菌の機能や、遠赤外
線放出機能にも優れる繊維製品および樹脂製品ならびに
無機粉末製品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トルマリンに代表される電気石は、焦電
気(パイロ電気またはピロ電気ともいう)を示すことが
広く知られている。そして、電気石などのような焦電性
鉱物は、その焦電性という特異な特性に基づく“圧痛
点”(いわゆる“つぼ”)に対する刺激効果として、血
行の促進、新陳代謝の促進、自律神経失調症の治療など
のように、身体症状を改善し健康を増進させる機能を有
することが知られている。
【0003】このため、従来から、上記のような効果を
得ることを目的として、通常身につけたり身体に接して
使用されることの多い衣類や寝具類等のような繊維製品
中に電気石等の焦電性鉱物を含有させたものが種々提案
されている(例えば、特開平2−169764号公報,
特開平6−184808号公報,特開平6−22880
8号公報,実開平5−22579号公報等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トルマ
リンにはある程度の遠赤外線を放出する効果が見られる
ものの、血行や新陳代謝の促進という観点からは必ずし
も十分なものではない。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、焦電気の有する身体症状改善効果に加え、優れ
た遠赤外線の放出効果を得ることができる繊維製品およ
び樹脂製品ならびに無機粉末製品の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の繊維製品は、ルビーやサファイヤ等に代表
されるコランダム群の粉末と焦電性物質粉末とを含有す
ることを要旨とする。
【0007】すなわち、本発明の繊維製品は、高い遠赤
外線放出効果を発揮するコランダム群の粉末と、マイナ
スエアイオンの放出効果等を有する焦電性物質粉末とを
含有することにより、焦電性物質が有する酸化還元作用
による脱臭効果や鮮度保持効果に加え、優れた遠赤外線
の放出による血行促進,界面活性効果,植物育成効果,
静電気防止効果等が得られ、高い身体症状改善効果を発
揮する。
【0008】本発明の繊維製品において、さらに雲母粉
末を含有する場合には、雲母粉末によるイオン交換機能
によりPHの調整や有効な抗菌・殺菌・脱臭・鮮度保持
効果を発揮する。
【0009】本発明の繊維製品において、さらに珪素粉
末を含有する場合には、珪素粉末は生物バクテリアの付
着効果が高く、生物ろ過材等として有効に使用できる。
【0010】また、本発明の樹脂製品は、ルビーやサフ
ァイヤ等に代表されるコランダム群の粉末と焦電性物質
粉末とを含有することを要旨とする。
【0011】また、本発明の無機粉末製品は、ルビーや
サファイヤ等に代表されるコランダム群の粉末と焦電性
物質粉末とを含有することを要旨とする。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明の実施の形態を詳
しく説明する。
【0013】本発明の繊維製品は、ルビーやサファイヤ
等に代表されるコランダム群の粉末と焦電性物質粉末と
を含有する。
【0014】また、本発明の樹脂製品は、ルビーやサフ
ァイヤ等に代表されるコランダム群の粉末と焦電性物質
粉末とを含有する。
【0015】また、本発明の無機粉末製品は、ルビーや
サファイヤ等に代表されるコランダム群の粉末と焦電性
物質粉末とを含有する。
【0016】上記コランダム群としては、純度が高く、
遠赤外線放出効果に優れているため、特に、天然および
/または人造のルビーやサファイヤ等が好適に用いられ
る。
【0017】上記焦電性物質としては、焦電気(パイロ
電気またはピロ電気)を示す物質であればいずれも使用
できる。本発明で使用し得る焦電性物質の代表例として
は電気石やイキョク鉱などのような焦電性鉱物をあげる
ことができ、そのうちでも電気石の一種であるトルマリ
ンが好ましく用いられる。
【0018】本発明の繊維製品は、さらに雲母粉末を含
有させるのが好ましい。上記雲母は、天然雲母が好適に
用いられる。雲母粉末を含有させることにより、雲母粉
末によるイオン交換機能によりPHの調整や有効な抗菌
・殺菌・脱臭・鮮度保持効果を発揮する。
【0019】本発明の繊維製品は、さらに珪素粉末を含
有させるのが好ましい。上記珪素としては、天然水晶が
好適に用いられる。珪素粉末は生物バクテリアの付着効
果が高いため、珪素粉末を含有させることにより、生物
ろ過材等として有効に使用できる。
【0020】上記コランダム,焦電性物質,雲母および
珪素は、微粒子や微粉末状の形態として用いることによ
り、その表面積が大きくなるため、焦電や遠赤外線放出
等の各種機能を充分に発揮し、前記した効果を一層高い
ものとすることができる。しかも、繊維中への均一分散
性、繊維の紡糸時の断糸防止性、得られる繊維の強度な
どの点からも、上記各物質を微粉末状で用いるのが好ま
しい。
【0021】このような観点から、上記コランダム,焦
電性物質,雲母および珪素の平均粒径は10μm以下が
好ましく、より好ましくは2μm以下、最も好ましいの
は1μm以下である。
【0022】上記コランダム粉末,焦電性物質粉末,雲
母粉末,珪素粉末の配合割合としては、例えば、コラン
ダム粉末の含有比率として10〜50重量%,焦電性物
質粉末の含有比率として10〜50重量%,珪素粉末の
含有比率として5〜40重量%,雲母粉末の含有比率と
して5〜40重量%程度に設定されるが、これに限定す
るものではない。
【0023】そして、上記コランダム,焦電性物質,雲
母および珪素の粉末を繊維に含有させる方法としては、
上記コランダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末を
繊維中に含有させても、または繊維の表面に接着用樹脂
などのような結合剤を用いて脱落しないように付着させ
ておいてもよい。
【0024】上記コランダム,焦電性物質,雲母および
珪素の粉末の繊維に対する含有比率は、対象とする繊維
の種類や適用しようとする繊維製品の種類等によって変
わりうるが、0.5重量%以上30重量%以下程度に設
定するのが好ましく、2重量%以上10重量%以下であ
ればなお好ましい。上記粉末の含有比率が0.5重量%
未満であると、遠赤外線放出効果等が乏しく、反対に、
30重量%を超えると繊維自体の強力が低下したり、紡
糸が困難になるからである。
【0025】上記コランダム,焦電性物質,雲母および
珪素の粉末を含ませようとする繊維が、木綿、麻、羊
毛、絹などのような天然繊維である場合は、繊維中に上
記コランダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末を含
有させることが困難であるので、結合剤を用いて繊維の
表面に付着させる方法を用いるとよい。
【0026】また、上記コランダム,焦電性物質,雲母
および珪素の粉末を含ませようとする繊維が、合成繊
維、半合成繊維または再生繊維である場合は、上記コラ
ンダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末を繊維形成
性重合体からなる紡糸原料に添加して紡糸することによ
って上記コランダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉
末を繊維中に含有する繊維を製造することができるが、
紡糸して得られた繊維の表面に結合剤を用いて上記コラ
ンダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末を付着させ
てもよい。
【0027】特に、上記コランダム,焦電性物質,雲母
および珪素の粉末を含ませようとする繊維が合成繊維、
半合成繊維または再生繊維である場合において、繊維形
成性重合体からなる紡糸原料中に上記コランダム,焦電
性物質,雲母および珪素の粉末を添加して紡糸すること
によって得られる上記コランダム,焦電性物質,雲母お
よび珪素の粉末が繊維中に含有されている繊維は、上記
コランダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末が当該
繊維中に強固に保持されていて容易に脱落しないため、
上記した血行障害の改善やその他の作用を長期にわたっ
て安定して発揮することができる。
【0028】また、上記コランダム,焦電性物質,雲母
および珪素の粉末を含有させた繊維と、上記コランダ
ム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末を含有させてい
ない天然繊維や合成繊維等とを混紡したり、交織したり
することも可能である。
【0029】ここで、上記コランダム,焦電性物質,雲
母および珪素の粉末を含有させた繊維と、上記粉末を含
有させていない天然繊維や合成繊維等とを混紡したり、
交織したりする場合には、混紡や交織の割合にもよる
が、コランダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末の
含有比率が20〜30重量%程度の繊維を用いることが
好ましく、混紡や交織を行なわない場合には、コランダ
ム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末の含有比率が2
〜10重量%程度の繊維を用いることが好ましい。
【0030】本発明の繊維製品を構成する繊維の種類は
何ら制限されず、合成繊維、半合成繊維、再生繊維、天
然繊維、無機繊維などのいずれであってもよい。本発明
で用い得る合成繊維の例としては、ポリエチレンテレフ
タレートやポリブチレンテレフタレートやその他のポリ
エステルのようなポリエステル繊維;ナイロン6、ナイ
ロン66、ナイロン11、ナイロン610、ナイロン6
12などのような脂肪族ポリアミド繊維;脂環族ポリア
ミド繊維;芳香族ジアミンおよび/または芳香族ジカル
ボン酸またはこれらの誘導体を用いて形成された芳香族
ポリアミド繊維(例えばポリフェニレンイソフタルアミ
ド繊維、ポリヘキサメチレンテレフタルアミド繊維、p
−フェニレンテレフタルアミド繊維など);ポリエチレ
ンやポリプロピレンなどのようなポリオレフィン繊維;
ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩
化ビニル−アクリロニトリル共重合体などのような塩化
ビニル系重合体からなる繊維;ポリ塩化ビニデン、塩化
ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン−酢
酸ビニル共重合体などのような塩化ビニリデン系重合体
からなる繊維;ポリウレタン繊維;ポリアクリロニトリ
ル、アクリロニトリル−塩化ビニル共重合体などのよう
なアクリル系繊維;ポリビニルアルコール系繊維;ポリ
クラール繊維;フッ素含有重合体系繊維;蛋白−アクリ
ロニトリル共重合体繊維;ポリグリコール繊維;ポリフ
ェノール樹脂繊維などを挙げることができる。
【0031】本発明で用い得る半合成繊維の例としては
アセテート繊維などが、再生繊維の例としてはレーヨ
ン、キュプラなどを挙げることができる。また、本発明
で用い得る天然繊維の例としては、木綿、麻、羊毛、絹
などを挙げることができる。更に、本発明では、場合に
よってガラス繊維、炭素繊維、金属繊維などのような無
機繊維を使用することもできる。上記した繊維のうちで
も、本発明の繊維製品をポリエステル繊維、ポリアミド
繊維、ポリウレタン繊維、アクリル繊維、レーヨンなど
から形成するのが好ましい。
【0032】本発明の繊維製品を構成する繊維は、断面
形状や構造に何ら制限されない。繊維の断面形状は、例
えば丸型、中空状、偏平状、楕円形、3〜14葉型、T
字型、V字型、3〜6角形、ドッグボーン型などのよう
な種々の形状であることができる。繊維の構造は、例え
ば、複合構造であっても、非複合構造であってもよく、
複合構造である場合には、それは例えば芯鞘型複合繊
維、海島型複合繊維、サイドバイサイド型複合繊維、そ
れらの混在型複合繊維、ランダム複合型繊維などである
ことができる。
【0033】本発明の繊維製品における繊維の太さも、
特に制限されない。また、長さ方向の形態も制限され
ず、長さ方向にほぼ同じ直径を有する繊維であっても、
長さ方向に異なる直径を有する太細繊維であっても、ま
たはそれ以外の繊維であってもよい。繊維は短繊維であ
っても、長繊維であっても、フィラメント繊維であって
もいずれでもよい。本発明の繊維製品が糸である場合に
は、それは紡績糸であっても、フィラメント糸であって
も、短繊維と長繊維との複合糸であってもよく、また仮
撚加工、タスラン加工、捲縮加工などのような加工が施
されたものであってもよい。
【0034】本発明の繊維製品は、同じ素材の繊維から
形成されていても、または2種以上の異なる素材の繊維
から形成されていてもよく、同じ素材の繊維から形成す
る場合であっても、単繊維繊度、断面形状、その他の点
が互いに同じ繊維から形成されていても、互いに異なる
繊維から形成されていてもよい。
【0035】本発明の繊維製品を構成する繊維は、上記
コランダム,焦電性物質,雲母および珪素の粉末以外に
も、繊維の種類などに応じて、従来から慣用されている
各種の添加剤、例えば紫外線安定製剤、酸化防止剤、難
燃剤、帯電防止剤、着色剤、滑剤、抗菌剤、防虫剤、防
ダニ剤、消臭剤、紫外線吸収剤、つや消し剤、蓄熱剤な
どを含有していてもよい。
【0036】本発明の繊維製品には種々の繊維製品が包
含され得るが、代表的には綿;糸;織布、編布、不織布
などのような布帛;パイル織物、パイル編物などのよう
なパイル布帛;前記の糸、布帛、パイル布帛などから形
成された衣類やその他の身体着用品;寝具類;食品用包
材;生花用包材;ワイピング用品などを挙げることがで
きる。
【0037】より具体的にいうと、本発明の繊維製品の
代表例としては、肌着、靴下、ストッキング、パジャ
マ、上衣、スラックス、サポーター、ヘッドバンド、帽
子などのような衣類や身体着用品;布団の中詰材(詰め
綿など)、布団の側地、シーツ、毛布、布団カバー、
枕、枕カバー、ベッドカバー、ベッドの中詰材などのよ
うな寝具類を挙げることができる。
【0038】そして、前記した衣類やその他の着用品を
身につけたり、前記した寝具類を使用して就寝すると、
焦電性物質の働きによって、血行の促進、自律神経失調
症の治療、新陳代謝の向上などの効果が従来よりも一層
良好に表れて、不良な身体症状が改善され、健康が増進
される。また、ルビー粉末等のコランダム粉末による優
れた遠赤外線放出効果により、血行促進,界面活性効果
等が期待できる。
【0039】また、本発明の樹脂製品は、各種の樹脂材
料に、上記コランダム群の粉末,焦電性物質粉末,珪素
粉末,雲母粉末が含有されて形成される。
【0040】上記樹脂材料としては、特に限定するもの
ではなく、各種の樹脂材料を用いることができる。例え
ば、フェノール樹脂,ユリア樹脂,メラミン樹脂,不飽
和ポリエステル,ジアリルフタレート樹脂,エポキシ樹
脂,ポリウレタン,ケイ素樹脂,ポリイミド,塩化ビニ
ル,塩化ビニリデン樹脂,酢酸ビニル樹脂,ポリビニル
アルコール,ポリビニルアセタール,ポリスチレン,A
S樹脂,ABS樹脂,AXS樹脂,メタクリル樹脂,ポ
リエチレン,EVA樹脂,ポリプロピレン,その他のポ
リオレフィン,フッ素樹脂,ポリアミド,ポリアセター
ル,ポリカーボネート,飽和ポリエステル,ポリフェニ
レンエーテル,ポリフェニレンスルフィド,ポリアリレ
ート,ポリスルホン,ポリエーテルスルホン,ポリエー
テルエーテルケトン等をあげることができる。これら
は、単独でもしくは併せて用いられる。
【0041】そして、本発明の樹脂製品としては、例え
ば、浴槽等の風呂用樹脂製品,台所製品等の水回り製
品,ホース,壁材,床材等の各種建材,文具,玩具,各
種雑貨,スポーツ器具,健康器具,事務機器,洗濯機,
冷蔵庫等の各種家電製品等に適用することができる。
【0042】また、本発明の無機粉末製品は、各種の無
機粉末材料に、上記コランダム群の粉末,焦電性物質粉
末,珪素粉末,雲母粉末が含有されて形成される。
【0043】上記無機粉末材料としては、特に限定する
ものではなく、各種の樹脂材料を用いることができる。
例えば、ポルトランドセメント,アルミナセメント等に
代表される各種セメント材料,スチール,アルミニウ
ム,亜鉛,銅等の各種金属材料,カーボン,アルミナ,
酸化チタン,窒化チタン,炭化珪素等の各種セラミック
材料等があげられる。こられは、単独でもしくは併せて
用いられる。これらの無機粉末材料は、そのまま用いる
こともできるし、各種の樹脂材料等の有機材料と混合等
して用いることもできる。
【0044】そして、本発明の無機粉末材料は、例え
ば、建築用セメント材料,各種塗料,陶芸用材料,ガラ
ス,各種建材,化粧品,肥料,製紙,ゴム等に配合して
用いることができる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、優れた
遠赤外線放出効果を発揮するコランダム粉末と、マイナ
スエアイオン放出効果等を有する焦電性物質粉末とを含
有することにより、焦電性物質が有する酸化還元作用に
よる脱臭効果や鮮度保持効果に加え、高い遠赤外線の放
出による血行促進,界面活性効果,植物育成効果,静電
気防止効果等が得られ、高い身体症状改善効果を発揮す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 101/00 C08L 101/00 D03D 15/00 D03D 15/00 E D04H 1/40 D04H 1/40 A D06M 11/77 D06M 11/00 G Fターム(参考) 4J002 BB031 BB121 BC021 BD031 BD101 BD121 BE021 BE061 BF021 BG051 BG101 BN151 CB001 CC031 CC181 CC211 CD001 CF001 CF211 CH071 CH091 CK021 CL001 CM041 CN011 CN031 CP031 DE146 DJ007 DJ019 DJ058 FD206 FD207 FD208 FD209 GC00 GK00 GL00 4L031 AB03 AB21 AB31 AB34 BA11 BA19 BA20 BA24 DA00 DA12 DA19 4L035 CC20 EE11 EE20 FF01 FF04 FF05 JJ05 JJ08 KK01 KK05 KK08 4L047 AA29 DA00 4L048 AA42 AA56 AC00 CA00 DA01 DA13 DA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルビーやサファイヤ等に代表されるコラ
    ンダム群の粉末と焦電性物質粉末とを含有することを特
    徴とする繊維製品。
  2. 【請求項2】 さらに雲母粉末を含有する請求項1記載
    の繊維製品。
  3. 【請求項3】 さらに珪素粉末を含有する請求項1また
    は2記載の繊維製品。
  4. 【請求項4】 繊維製品が、綿,糸,布,不織布のうち
    少なくともいずれかである請求項1〜3のいずれか一項
    に記載の繊維製品。
  5. 【請求項5】 ルビーやサファイヤ等に代表されるコラ
    ンダム群の粉末と焦電性物質粉末とを含有することを特
    徴とする樹脂製品。
  6. 【請求項6】 ルビーやサファイヤ等に代表されるコラ
    ンダム群の粉末と焦電性物質粉末とを含有することを特
    徴とする無機粉末製品。
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