JP2017127125A - 分電盤 - Google Patents

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JP2017127125A
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博司 伊藤
Hiroshi Ito
博司 伊藤
昭郎 豊嶋
Akio Toyoshima
昭郎 豊嶋
公洋 星野
Kimihiro Hoshino
公洋 星野
啓太 二村
Keita Futamura
啓太 二村
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Nitto Kogyo Co Ltd
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【課題】扉を閉じたままで主幹ブレーカのオンオフ操作が可能であり、しかも主幹ブレーカをオフとしなくても、安全に分岐ブレーカを操作したり検査したりすることができる分電盤を提供する。【解決手段】主幹ブレーカ10と、分岐ブレーカと、これらのブレーカの充電部を覆う保護板7と、保護板7の外側を覆う扉と、扉の外側から主幹ブレーカ10を操作可能な外部操作ハンドル4とを備えた分電盤である。外部操作ハンドル4はハンドル操作により移動するロック片13を備え、このロック片13を保護板7に形成した係止片14に係止させることにより、主幹ブレーカ10がオンの状態では保護板7を開けないようにインターロックを掛けている。【選択図】図4

Description

本発明は、扉の外側から主幹ブレーカを操作可能な外部操作ハンドルを備えた分電盤に関するものである。
一般的な分電盤は筺体の内部に主幹ブレーカ、分岐ブレーカを収納し、これらのブレーカの操作は扉を開いて行なう構造となっている。しかし特許文献1に示されるように、扉に外部操作ハンドルを備え、扉を閉じたままで主幹ブレーカのオンオフ操作ができるようにした分電盤も用いられている。
このような外部操作ハンドルを備えた従来の分電盤はインターロック機能を備えており、主幹ブレーカをオフとしなければ扉を開くことができない構造となっている。このため、例えば一つの分岐ブレーカが過電流によりトリップした場合、その分岐ブレーカを操作したり検査したりするためには、主幹ブレーカをオフとしたうえで扉を開かねばならない。このため、オフとしたくない負荷に接続されている分岐ブレーカがあっても、全ての分岐ブレーカへの給電が停止されてしまうという問題があった。
実公平6−24117号公報
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、扉を閉じたままで主幹ブレーカのオンオフ操作が可能であり、しかも主幹ブレーカをオフとしなくても、安全に分岐ブレーカを操作したり検査したりすることができる分電盤を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、主幹ブレーカと、分岐ブレーカと、これらのブレーカの充電部を覆う保護板と、この保護板の外側を覆う扉と、この扉の外側から主幹ブレーカを操作可能な外部操作ハンドルとを備えた分電盤において、この外部操作ハンドルはハンドル操作により移動するロック片を備え、このロック片を保護板に形成した係止片に係止させることにより、主幹ブレーカがオンの状態では保護板を開けないようにインターロックすることを特徴とするものである。
なお請求項2のように、前記ロック片は、扉と保護板との間の空間内において係止片に係止する構造とすることが好ましい。
また請求項3のように、前記係止片は、保護板を閉じるときにロック片に当接して保護板の閉塞状態まで案内する傾斜部を備えるとともに、保護板を閉じる時にロック片を傾斜部に当接する位置に規制する位置規制片を主幹ブレーカに取付けた構造とすることが好ましい。
本発明の分電盤は、主幹ブレーカがオンの状態では保護板は開けないが、扉を開くことはできる。このため、一つの分岐ブレーカが過電流によりトリップしたような場合には、主幹ブレーカをオンとしたままで扉を開き、保護板の操作窓からトリップした分岐ブレーカの操作や検査が可能である。
請求項2の発明によれば、保護板をインターロックすることができるとともに、外部操作ハンドルを扉から外側に突出させた状態で操作することができる。また後述するように、外部操作ハンドルを交換することなく、扉のロックと保護板のロックとを切替えることもできる。
請求項3の発明によれば、外部操作ハンドルのロック片の位置に誤差があっても、正しく操作することができる。
本発明の実施形態の分電盤を示す外観斜視図である。 実施形態の分電盤の扉を開いた状態を示す斜視図である。 主幹ブレーカがオンの状態を示す要部斜視図である。 主幹ブレーカがオフの状態を示す要部斜視図である。 保護板のロックが解除された状態を示す要部斜視図である。 ハンドルON状態における外部操作ハンドルの背面図である。 ハンドルOFF状態における外部操作ハンドルの背面図である。 ハンドルON状態から更に操作部を時計方向に回転させた状態の背面図である。 保護板がロックされている図4の状態の正面図である。 保護板のロックが解除された図5の状態の正面図である。 係止片の背面斜視図である。 保護板を閉じる状態を説明する水平断面図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の実施形態の分電盤を示す外観斜視図であり、図2は扉を開いた状態を示す斜視図である。これらの図において、1は分電盤の筐体、2は筐体1の前面の扉、3は扉2に形成された開口部、4はこの開口部3から操作部5を外部に突出させた外部操作ハンドルである。開口部3は扉2に取付けられた化粧パネル6の中央部に形成されている。本発明では扉2はインターロックされておらず、扉2の鎖錠装置20を解除すれば開くことができる。
7は扉2の内側に配置された保護板である。この保護板7も扉2と同様、筐体1の右側の蝶番によって、開閉可能に支持されている。保護板7は筐体1内に収納された主幹ブレーカや分岐ブレーカの充電部を覆う絶縁板であるが、分岐ブレーカ8の表面のハンドル部を露出させる開口9が形成されている。このため扉2を図2のように開けば、保護板7を閉じた状態のまま、かつ主幹ブレーカをオンとしたまま、分岐ブレーカ8を操作することができる。保護板7には、外部操作ハンドル4の裏面を主幹ブレーカ10のハンドル部に到達させる開口11(図3参照)が形成されている。
図3〜図5に示すように、外部操作ハンドル4は水平断面がコ字状の枠体12を備えたもので、その基部は主幹ブレーカ10のハンドルを跨ぐように、主幹ブレーカ10の前面に固定されている。外部操作ハンドル4の枠体12の前面には回転式の操作部5が取付けられており、この操作部5を手で回転させることにより、扉2を閉じたまま主幹ブレーカ10のハンドルをオンオフできるようになっている。
外部操作ハンドル4は市販品であるが、図6〜図8によりその構造を簡単に説明する。図6はハンドルON状態における外部操作ハンドル4の断面図であり、図7はハンドルOFF状態における断面図、図8はハンドルをOFFとし、さらに操作部5を時計方向に回転させた状態の背面断面図である。何れも左側の図は外部操作ハンドル4の背面図枠体12の前板部を切断した状態を示し、右側の図は更にその奥側を示している。
外部操作ハンドル4は市販品であるが、図6〜図8によりその構造を簡単に説明する。図6はハンドルON状態における外部操作ハンドル4の背面図であり、図7はハンドルOFF状態における背面図、図8はハンドルをOFFとし、さらに操作部5を時計方向に回転させた状態の背面図である。何れも左側の図は外部操作ハンドル4の背面図を示し、右側の図は更にその奥側を示している。
20は回転式の操作部5によって回動されるハンドル操作部であり、主幹ブレーカ10のハンドル21を左右両側から挟むように形成されている。図6ではハンドル21は右側のON位置にあるが、図7、図8ではハンドル操作部20を回転させることによって、ハンドル21は左側のOFF位置に動かされる。
22はハンドル操作部20と一体に回転されるロック操作部であり、円板の一部を円弧状に切り欠いたカム形状となっている。13はロック片であり、軸23によって回動可能となっている。ロック片13は図示を略したバネにより、常に反時計方向に弾発されている。
図6と図7では、ロック片13の下端部24がロック操作部22の切り欠き部25に当接しているため、ロック片13は直立している。しかし図8のように更にロック操作部22を回転させると、ロック片13の下端部24がロック操作部22の外周部26によって左方向に押されるため、ロック片13は時計方向に回転する。
上記したように、このロック片13は、外部操作ハンドル4の操作部5が図3の位置(主幹ブレーカ10がオンの位置)及び図4の位置(主幹ブレーカ10がオフの位置)にあるときには直立している。そして保護板7の表面には、このロック片13の後方に位置するように、垂直断面がコ字状の係止片14が取り付けられている。このため、図3、図4の状態では、保護板7を手前に開こうとしても係止片14がロック片13の係止されることとなり、保護板7を開くことができない。
しかし図5のように、外部操作ハンドル4の操作部5を主幹ブレーカ10がオフの位置からさらに時計方向に強制的に回転させると、ロック片13は係止片14の前方から図5の左方向に移動し、保護板7を開くことができるようになる。従って、図3のように主幹ブレーカ10がオンのときには保護板7を開くことができず、主幹ブレーカ10を図4のようにオフとしたうえ、さらに図5の位置まで外部操作ハンドル4の操作部5を回転させることによって、保護板7を開くことができるよう、保護板7はインターロックされている。なお図9は保護板7がロックされている図4の状態の正面図、図10は保護板7のロックが解除された図5の状態の正面図である。
上記した外部操作ハンドル4は市販品であり、そのロック片13の回転停止位置には多少のバラツキがある。また保護板7の係止片14の位置にも多少のバラツキがある。このため、保護板7を開いた状態から再び閉じるとき、ロック片13が係止片14に衝突して破壊されることがないようにする必要がある。なお、外部操作ハンドル4の操作部5は手を放すと図4、図9の状態に復帰するので、このようにロック片13が直立した状態で保護板7を閉じることとなる。
そこで本実施形態では、主幹ブレーカ10の前面に位置規制片15を取付けてロック片13の端面に当接させ、ロック片13の位置を規制した。また図11に示すように、垂直断面がコ字状の係止片14の下辺16の端面に傾斜部17を形成した。保護板7を閉じるときには、係止片14の後側が先にロック片13に接近するため、係止片14の下辺16は後側が幅狭で前側が幅広になっている。
このため図12(a)に示すように、保護板7を閉じるときには、保護板7に取付けられている係止片14の傾斜部17がロック片13に接触し、図12(b)に示すように、ロック片13を反時計方向に押しながら保護板7が閉じて行く。そして図12(c)に示すように係止片14がロック片13を通過してロック片13の後方位置まで移動すると、ロック片13はバネ力により図4、図9の状態に復帰する。このように保護板7を閉じるときに位置規制片15でロック片13の位置を傾斜部17に接触するように規制するとともに、係止片14の傾斜部17をロック片13に接触させることにより、ロック片13と係止片14の相対位置のバラツキを吸収しながら、保護板7を閉塞状態まで確実に案内できるようにした。
以上に説明したように、本願発明は主幹ブレーカ10をオフにしなければ保護板7を開くことができないようにインターロックを掛けるものであるが、従来の扉にインターロックを掛ける構造の分電盤を改造するには、次の変更を加えるだけで、容易に変更することができる。
(1)従来は扉の化粧パネル6に係止片が設けられていたが、扉の化粧パネル6を係止片のないものに交換する。
(2)係止片14を保護板7にねじ止めする。
(3)位置規制片15を主幹ブレーカ10にねじ止めする。
1 筐体
2 扉
3 開口部
4 外部操作ハンドル
5 操作部
6 化粧パネル
7 保護板
8 分岐ブレーカ
9 開口
10 主幹ブレーカ
11 開口
12 枠体
13 ロック片
14 係止片
15 位置規制片
16 下辺
17 傾斜部
18 鎖錠装置
20 ハンドル操作部
21 主幹ブレーカのハンドル
22 ロック操作部
23 軸
24 ロック片の下端部
25 切り欠き部
26 外周部

Claims (3)

  1. 主幹ブレーカと、分岐ブレーカと、これらのブレーカの充電部を覆う保護板と、この保護板の外側を覆う扉と、この扉の外側から主幹ブレーカを操作可能な外部操作ハンドルとを備えた分電盤において、
    この外部操作ハンドルはハンドル操作により移動するロック片を備え、このロック片を保護板に形成した係止片に係止させることにより、主幹ブレーカがオンの状態では保護板を開けないようにインターロックすることを特徴とする分電盤。
  2. 前記ロック片は、扉と保護板との間の空間内において係止片に係止することを特徴とする請求項1に記載の分電盤。
  3. 前記係止片は、保護板を閉じるときにロック片に当接して保護板の閉塞状態まで案内する傾斜部を備えるとともに、保護板を閉じる時にロック片を傾斜部に当接する位置に規制する位置規制片を主幹ブレーカに取付けたことを特徴とする請求項1に記載の分電盤。
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