JP2017127046A - 電力変換器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電動機に接続した電力変換器を制御する電力変換器制御装置において、安価な構成で相電流を検出して、安定に電動機を制御する。【解決手段】ブリッジ接続された複数のスイッチング素子によって、3相以上の複数相の交流電流を出力する電力変換器を制御する電力変換器制御装置であって、前記3相以上の複数相のうち2つの相のスイッチング素子に流れる合計電流を検出する1つの電流検出部と、前記電流検出部により検出される電流を基に前記電力変換器を制御するPWM信号を発生するPWM制御部とを含む電力変換器制御部を備えるよう構成した。【選択図】図1

Description

この発明は、複数の半導体スイッチング素子を用いて直流電力と交流電力との間で電力変換する電力変換器の制御装置に関し、特に電力変換器の相電流を検出してPWM制御を行う電力変換器制御装置に関するものである。
電力変換器においては、小型化が重要な課題であり、電力変換器の小型化に伴って制御装置の小型化が課題である。このため、電力変換器の相電流を検出するための電流検出部の構成を縮小することが考えられる。
複数の相を有する電力変換器の相電流を検出する従来の手法としては、各相に設けていた電流検出部を減らして、1個、あるいは2個の電流検出部で各相の電流を求める構成が提案されている。
直流電源と電力変換器との間に接続され、瞬時電流を検出する1つの電流検出部と、1つの電流検出部により検出される瞬時電流を基に複数のスイッチング素子をON・OFF制御するためのPWM信号を生成するPWM信号発生器を備え、PWM制御の1キャリア周期中に少なくとも2回の瞬時電流を検出するようにした電力変換器がある(例えば、特許文献1参照)。
また、直流電源のプラス側に接続される上アームスイッチング素子とマイナス側に接続される下アームスイッチング素子を3相備え、下アームスイッチング素子と直流電源のマイナス側との間に流れる電流を検出する電流検出部を3相のうち2相にそれぞれ設け、キャリア周期内における上アームスイッチング素子のON期間から3相全ての相において同一のON期間を削減することにより、電流検出部の設けられた相における2相分の相電流を検出する制御回路を備えた電力変換器がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−095263号公報 特許第3750691号公報
特許文献1に開示された装置では、一部の電圧ベクトルを時間的に大きくシフトするために、高調波が発生して、電動機の制御性能が低下するとともに、電流検出精度が悪化する。また、電流検出をキャリア周期の前半と後半で各々1回行うために、検出タイミングが時間的に離れているため検出誤差が増大するという問題がある。また、3相のスイッチングパルスのタイミングの時間差を利用して、電流を検出するため、3相電圧指令がゼロ近傍の低電圧時には、電流検出が困難になるという問題がある
また、特許文献2に開示の装置では、電力変換器の下アーム側に電流検出部を2個必要としており、装置のコストが増加するという問題点がある。
この発明は、前記のような問題点を解決するためになされたもので、電動機を駆動するために接続された電力変換器を制御する電力変換器制御装置において、安価な構成で電流を検出し、また電流を精度良く検出して安定に電動機を制御することが可能な電力変換器制御装置を提供することを目的とする。
この発明に係る電力変換器制御装置は、ブリッジ接続された複数のスイッチング素子によって、3相以上の複数相の交流電流を出力する電力変換器を制御する電力変換器制御装置であって、前記3相以上の複数相のうち2つの相のスイッチング素子に流れる合計電流を検出する1つの電流検出部と、前記電流検出部により検出される電流を基に前記電力変換器を制御するPWM信号を発生するPWM制御部とを含む電力変換器制御部を備えるよう構成している。
この発明に係る電力変換器制御装置は、3相以上の複数相のうち2つの相のスイッチング素子に流れる合計電流を1つの電流検出部によって検出しているため、安価な構成で精度良く電流を検出することができ、特に、3相の電圧指令が低いときでも安定に電流を検出することができる。その結果、安定に電流制御を行い、電力変換器に接続された電動機の制御を可能とする。
この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置の電圧ベクトルの図である。 この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置のキャリア信号と電流検出のタイミングチャートの説明図である。 この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置の3相電圧指令による電圧ベクトルと、検出可能な相電流の関係を示した説明図である。 この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置のキャリア信号と第1の補正処理を行ったときの電流検出のタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置のキャリア信号と第2の補正処理を行ったときの電流検出のタイミングチャート図である。 この発明の実施の形態1の電力変換器制御装置のスイッチングパルス補正のフローチャートを示した図である。 この発明の実施の形態2の電力変換器制御装置のキャリア信号と電流検出のタイミングチャートの説明図である。 この発明の実施の形態3の電力変換器制御装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態4の電力変換器制御装置のシステム構成図である。 この発明の実施の形態をソフトウェアで実現するためのシステム構成図である。 この発明の実施の形態をソフトウェアで実現するためのシステム構成図である。
実施の形態1
実施の形態1は、電動機を駆動するために、スイッチング素子をON・OFFして所定の周波数および電圧を出力する電力変換器を、PWM制御によって制御する電力変換器制御装置において、1個の電流検出部によって3相の電流を検出し、小型で安価な構成によって電流を検出することができ、また安定に電動機を駆動・制御することのできるよう構成した電力変換器制御装置に関するものである。
以下、この発明の実施の形態1について、電力変換器制御装置に係るシステム構成図である図1、3相電力変換器の電圧ベクトル図である図2、キャリア信号とスイッチングパルスと電流検出のタイミングの詳細を示す図3、3相電圧指令の条件と電流検出に用いる電圧ベクトルの関係を示す図4、キャリア信号とスイッチングパルスおよび第1の補正方法と電流検出のタイミングを示す図5、キャリア信号とスイッチングパルスおよび第2の
補正方法と電流検出のタイミングを示す図6、スイッチングパルスの補正のフローチャートを示す図7に基づいて説明を行う。
図1は、電動機を駆動する電力変換器制御装置のシステム構成を示している。電力変換器制御部1は、電力変換器2のスイッチング素子を制御することにより、電動機3を駆動・制御する。電動機3は、永久磁石や界磁巻線により回転子磁束を発生する電動機であり、一般的には3相交流電動機が用いられる。この実施例では、例として永久磁石を用いた回転子を有する電動機を示している。
電力変換器制御部1は、図示されていない外部からトルク指令と回転子の磁極位置を示す信号(電気角位置信号)θeが入力され、この指令値と磁極位置信号θeに基づいて電力変換器2を制御するスイッチングパルスを出力する。
電力変換器2は、電力変換器制御部1が出力するスイッチングパルスに基づいて直流電流源5の直流電力を交流電力に変換し、電動機3に交流電圧を印加して駆動する。電力変換器2には、U相とV相の下アームに流れる電流の合計値を検出する電流検出部4が備えられている。
電力変換器制御部1は、電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10から構成される。
電流指令部6では、上位から与えられたトルク指令に基づき回転座標系であるd−q座標で表された電流指令に変換する。d軸電流指令id*およびq軸電流指令iq*が、電流制御部7に指令値として送られる。
電流制御部7では、電流指令部6から与えられたd−q座標系の電流指令id*、iq*、磁極位置信号θe、および相電流演算部9で求められた3相電流値iu、iv、iwに基づいて、3相電圧指令vu*、vv*,vw*を計算して、PWM制御部8に出力する。
PWM制御部8では、電流制御部7からの3相電圧指令vu*、vv*,vw*と内部で発生した三角搬送波とのキャリア比較処理を行い、電力変換器2の各スイッチング素子を駆動するスイッチングパルスを生成する。このとき、出力する電圧ベクトルの種類とそのタイミングに応じて、電流検出部10の電流サンプリングタイミングを制御している。
なお、各スイッチングパルスのタイミング関係において、電流検出を行うための十分な時間がない場合には、一部のスイッチングパルスの出力タイミングを補正する。
相電流演算部9では、電流検出部10で検出した2回の電流検出値を3相の電流値iu、iv、iwに復元する。PWM制御部8が出力している電圧ベクトルに従って、検出した2回の相電流の識別と残りのひとつの相電流を計算し、3相の電流値iu、iv、iwを出力する。
電流検出部10では、PWM制御部8の出力するスイッチングパルスのタイミングに従って、電力変換器2の電流検出部4を流れる電流値を、PWM制御の1キャリア周期内に2回検出し、3相電流iu、iv、iwのうちのいずれか2つの電流を出力する。
次に、この発明の実施の形態1に係る電力変換器制御装置の動作について、図1から図7に示した内容に基づいて説明する。
図1において、電力変換器制御部1では、上位から入力されるトルク指令と磁極位置信号θeから3相電圧指令vu*、vv*、vw*が計算される。電圧指令vu*、vv*、vw*の計算方法としては、電力変換器と電動機の間に流れる相電流値を用いて電流制御ループを構成し、相電流を電流指令値どおりに流れるよう制御することが一般的である。
誘導電動機や同期電動機の制御を考える場合、3相交流座標系でなく回転座標系であるd−q座標で行われるのが一般的である。3相交流座標系からd−q座標系へ変換を行う行列式は(1)式のように表される。
Figure 2017127046
(1)式において、idはd軸上で表された電流値であり、iqはq軸上で表された電流値である。(1)式より、id、iqを、(2)式として求めることができる。
Figure 2017127046
この(1)、(2)式において、磁極位置信号θは、回転子の界磁磁束の方向をd軸としたときの、d軸の磁極位置の方向を示している。
また、iw=−iu−ivとすれば、2つの相電流からd−q軸上の電流に変換可能である。
なお、座標変換の演算に用いるθは、電気角の磁極位置信号θeが用いられる。
電流指令部6から、直交2相座標系で表された電流指令id*、iq*が電流制御部7に入力されており、電流制御部7では、相電流演算部9で検出した相電流値iu、iv、iwを直交2相座標系で表された電流検出値id、iqに変換した後、電流偏差をPI制御器により指令値vd*、vq*を生成する。
さらに電圧指令vd*、vq*を磁極位置信号θeに従って座標変換することにより、3相電圧指令vu*、vv*、vw*に変換してPWM制御部8に出力する。
一般に2相d−q座標系からu−v−wの3相交流座標系への座標変換式は、次の(3)式として計算される。
Figure 2017127046
電流制御部7は、このようにして三相電圧指令vu*、vv*、vw*を出力する。
このようにして求められた3相電圧指令vu*、vv*、vw*は、PWM制御により電力変換器のスイッチング素子を制御するスイッチングパルスに変換され、上下アームの短絡防止時間を付加した後、電力変換器のスイッチング素子を制御する。
電流検出部10は、PWM制御部8が出力する各スイッチングパルスのタイミングに合わせて電流検出部4に流れる電流をサンプリングして電流検出する。一般的に、電流検出部はシャント抵抗が用いられる。
図2は、3相の電力変換器における各相のON・OFFに対する電圧ベクトルを示した図である。U相の上アームであるP側のスイッチング素子、および∨相、W相の下アームであるN側のスイッチング素子のみONする電圧ベクトル(100)をV1と定義し、U相とV相のP側のスイッチング素子、およびW相のN側のスイッチング素子がONする電圧ベクトル(110)をV2、V相のP側のスイッチング素子、およびW相、U相のN側のスイッチング素子のみONする電圧ベクトル(010)をV3、V相とW相のP側のスイッチング素子、およびU相のN側のスイッチング素子がONする電圧ベクトル(011)をV4、W相のP側のスイッチング素子、およびU相、V相のN側のスイッチング素子のみONする電圧ベクトル(001)をV5、U相とW相のP側のスイッチング素子、およびV相のN側のスイッチング素子がONする電圧ベクトル(101)をV6とする。また、3相すべてのP側のスイッチング素子がONする電圧ベクトル(111)をV7、3相すべてのP側のスイッチング素子がOFFする電圧ベクトル(000)をV0とする。
なお、V0、V7は、直流電源から電流が流れないため、電圧ゼロベクトルと定義する。また、前記の各電圧ベクトルにおいて、同じ相の上下アームのいずれか一方がONされた場合、他方のアームはOFFされる関係にある。
電力変換器2における電流検出部4には、U相とV相の下アームであるN側のスイッチング素子が共にOFFとなる電圧ベクトルV2とV7以外は、必ず電流が流れる。
電流検出部4では、電圧ベクトルV3とV4では、U相のN側のスイッチング素子のみONしているので、U相電流が検出できる。
電圧ベクトルV1とV6では、V相のN側のみONしているので、V相電流が検出できる。電圧ベクトルV0とV5では、U相とV相の両方のN側のスイッチング素子がONしているので、3相電流の和がゼロになる条件により、W相電流が検出できる。
従って、V2とV7以外の電圧ベクトルのときの電流を検出することにより、電流検出部4に流れるU相とV相の2つの下アームの合計電流から3相の電流を復元することが可能である。
図3に、3相の電圧指令の各スイッチングパルスと電流検出タイミングを表すタイミングチャートを示す。この例は、vv*>vw*>vu*となる関係の一例であり、スイッチングパルスUN、VN、WNは、電力変換器のマイナス側に接続されたスイッチング素子群を制御する信号を表している。
PWM制御では、キャリア信号である三角搬送波と3相電圧指令vu*、vv*、vw*とが振幅比較されて、UP、UN、VP、VN、WP、WNの6個のスイッチングパルスに変換される。キャリア信号の谷から谷までをPWM制御の1キャリア周期と定義すると、キャリア信号の谷の時点においては、すべての相の電圧指令値がキャリア信号より大きく、電圧ベクトルV7の状態であり、すべての相のN側のスイッチング素子はOFF状態となる。このとき、いずれの相電流も検出することができない。
電圧指令の最も小さい相のN側のスイッチングパルスがON状態のとき、電圧ベクトルV2、V4,V6のいずれかの状態になる。図3の例では、電圧ベクトルV4を発生している。1つの相のN側のスイッチング素子がON状態である区間t1においては、電圧ベクトルV2以外で、相電流を検出することができる。これらの電圧ベクトルのときの電流検出タイミングをs3とする。次に、二番目に大きい電圧指令の相のN側のスイッチング素子がON状態となると、電圧ベクトルV1、V3、V5のいずれかの状態になる。図3の例では、電圧ベクトルV3である。
2つの相のN側のスイッチング素子がON状態である区間t2では、いずれの電圧ベクトルにおいても、相電流を検出することができる。これらの電圧ベクトルのときの電流検出タイミングをs4、またはs1とする。s4は、区間t2が始まってすぐに電流検出し、s3と近いタイミングで検出することができる。s1は、区間t2で最後に電流検出する。その後、もっとも大きい電圧指令の相のN側のスイッチングパルスがONとなると、すべての相のN側のスイッチング素子がON状態の電圧ベクトルV0の状態になる。この区間t3では、W相の電流を検出することができ、このとき電流検出するタイミングをs2とする。電圧ベクトルV0において電流を検出することにより、3相の電圧指令がゼロ付近の低いレベルのときでも電流検出しやすいという利点がある。
3相電流を検出するには、PWM制御の1キャリア周期において、電流を少なくとも2回検出する必要がある。検出した電流値の誤差を少なくするためには、検出する2回のタイミングは時間的に近い方が望ましく、この発明の電流検出のタイミングでは、s3とs4、あるいはs1とs2の組み合わせで検出し、電圧指令に応じて切り替える。
電圧ベクトルV0は、3相電圧指令の最大値が一定値以下であれば、必ず発生する。従って、常に、電圧ベクトルV0を用いて電流を検出するよう制御し、電圧ベクトルV0での検出が出来ない条件のときのみ、s3、s4のタイミングで電流検出するよう構成する。
図4は、3相電圧指令の大小関係と電圧ベクトル、そのとき検出可能な相電流の関係を示したものである。電圧指令の一定条件では、電圧ベクトルV0とV5が発生し、この場合、電圧ベクトルV0で検出するときと同じW相電流の検出となるため、s1、s2のタイミングで異なる2つの電流を検出することができない。従って、この場合、s3、s4のタイミングで電流検出する。なお、電圧ベクトルV2が発生した場合、s3、s4のタイミングで電流を検出することができない。その結果、式(4)に示す組合せで電流検出を行うことにより、全ての条件で異なる2つの相電流を検出することができる。
Figure 2017127046
このように、電圧指令の大小関係によって、検出するタイミングを切り替えれば、すべての3相電流を検出することができる。
なお、条件4、6以外にも、電圧ベクトルV0での電流検出ができない場合がある。電圧指令の最大値が一定値以上になることにより、電圧ベクトルV0の出力時間である区間t3が短くなり、電圧ベクトルV0での電流検出ができない場合である。このようなケースでは、s3、s4のタイミングで2回電流検出を行う。
電圧ベクトルに応じて電流を検出するとき、安定に精度良く電流検出を行うためには、一定の時間以上、継続して電圧ベクトルを出力する必要がある。しかし、3相のうちの2つの電圧指令値がほぼ一致した場合など、一部の電圧ベクトルの出力時間が、ほとんどゼロになるケースが存在する。その場合、スイッチングパルスの出力を時間シフトすることによって、電流検出区間を確保するよう構成している。
図5に、スイッチングパルスの補正動作の詳細なタイミングチャートを示す。この図は、vv*>vw*>vu*のときの一例である。この例では、s1、s2のタイミングで電流検出を行う例であるが、区間t2の時間が十分でなく、最大電圧vu*のスイッチングパルスUNを時間ta遅らせることにより、電流検出のための区間t2‘を確保している。その補正処理のとき、1キャリア周期中で出力するスイッチングパルスのON状態の時間が、変わらないように制御する。その結果、スイッチングパルスを時間シフトしても、電力変換器が電動機に印加する電圧は変わらない。なお、時間シフトはP側とN側の両方のパルスに対して行う。
検出区間t1が十分な時間の長さがなく、スイッチングパルスの補正が必要となる場合がある。このとき、中間値の電圧指令のスイッチングパルスを補正する。
図6は、vw*>vu*>vv*のときの電流検出のタイミングチャート図である。この場合、中間電圧vu*のスイッチングパルスUNの出力を時間シフトすることによって、電流検出区間t1‘が一定以上発生するよう制御する。図6の例では、スイッチングパルスUNを時間tb遅らせて、電流検出区間t1’を確保している。
図7は、PWM制御部8で行われるスイッチングパルスの補正のフローチャートを示したものである。
3相電圧指令vu*、vv*、vw*が入力されると、スイッチングパルスに変換するためのキャリア比較処理を行い、並行して、電圧指令の大小関係が判定される。式(4)に示す条件1、2、3、5のときは、s1、s2のタイミングによる電流検出を行い、条件4、6のときは、s3、s4のタイミングによる電流検出を行う。条件1、2、3、5のときは、最大電圧Vmaxと中間電圧Vmedの差t2が、一定以上の時間がなければ、最大電圧Vmaxのスイッチングパルスを補正する。
まず、最大電圧Vmaxと中間電圧Vmedの差t2を求める。Adminは、電流検出に必要な最低時間であり、AD変換等に要する時間の合計時間である。ここで、最低電流検出時間Adminと区間t2との差taを計算する。区間taが負となる場合、区間t2が十分な長さでない状態であるので、最大電圧Vmaxのスイッチングパルスをta時間以上遅れるようシフトする。その結果、区間t2は、最低電流検出区間Admin以上となるよう補正される。補正された検出区間をt2‘とする。
条件4,6のときは、中間電圧Vmedと最小電圧Vminの差t1が、一定以上の時間がなければ、中間電圧Vmedのスイッチングパルスを補正する。まず、中間電圧Vmedと最小電圧Vminの差t1を求める、最低電流検出時間Adminと区間t1との差tbを計算する。区間tbが負となる場合、区間t1が十分な長さのない状態であるので、中間電圧Vmedのスイッチングパルスをtb時間以上遅れるようシフトする。その結果、区間t1は、最低電流検出区間Admin以上となるよう補正される。補正された検出区間はt1‘とする。
条件1、2、3、5、あるいは条件4、6のいずれかの補正のあと、スイッチングパルスに短絡防止時間Tdが付加されて電力変換器2に出力される。
この発明の実施の形態1では、3相交流電動機を例として説明を行ったが、この発明の対象となる電動機は、界磁巻線式同期電動機、永久磁石型同期電動機、誘導電動機等いずれの電動機でもよい。
また、この発明における電流検出部4はシャント抵抗でなく、ホール素子を用いたものなど他の電流検出部でもよい。
また、この発明における電圧指令の計算には、位置センサによる磁極位置情報を用いて計算を行ったが、磁極位置情報を用いないV/f制御などを適用してもよい。この場合、検出した相電流値を、過電流防止など他の用途に用いることが可能である。
また、この発明における電力変換器において検出する電流は、U相とV相の組み合わせ以外の2相(U相およびW相、またはV相およびW相)でも同様に電流検出可能である。
以上説明したように、実施の形態1に係る電力変換器制御装置は、直流電力を供給する直流電源と、ブリッジ接続されたスイッチング素子からなり前記直流電源に接続された電力変換器と、前記直流電源と前記電力変換器との間に接続され、複数の相に流れる電流のうちの2つの相の合計電流を検出する1つの電流検出部と、前記1つの電流検出部により検出される電流を基に電力変換器に与える電圧指令を演算し、前記電圧指令に基づき、前記複数のスイッチング素子をオン・オフ制御するためのPWM信号を発生するPWM信号制御部とから構成されるため、安価な構成で精度良く電流を検出することができ、安定に電動機を制御することを可能とする効果がある。
なお、図1では、電流検出部4が、電力変換器2の下アームのスイッチング素子のマイナス側に流れる電流を検出したが、上アームのスイッチング素子のプラス側に流れる電流を検出してもよい。その際、電圧ベクトルについては、図4の、V1はV4、V2はV5、V3はV6、V4はV1、V5はV2、V6はV3、V0はV7、V7はV0に置き換えれば良い。
実施の形態2.
実施の形態2に係る電力変換器制御装置は、実施の形態1とは異なり、PWM制御の1周期の間に4回の電流を検出するよう構成としたものである。
以下、この発明の実施の形態2について、キャリア信号とスイッチングパルス、および電流検出タイミングの詳細を示す図8に基づいて説明する。
図8においては、電動機を駆動する電力変換器制御装置における電流検出のタイミングを示している。PWM制御の1周期に4回の電流検出を行うよう構成し、PWM制御の1キャリア周期の前半に2回、後半に2回の電流検出を行う。PWM制御の1キャリア周期の後半の区間では、前半と同じ電圧ベクトルが発生しているので、前半の検出と同様、時間的に近い部分で2回検出することにより、前半の区間と同様の電流検出を行うことができる。
電圧ベクトルV0での電流検出が可能な場合、s1、s2のタイミングで2回検出した後、s5、s6のタイミングで2回電流検出を行い、計4回の電流検出を行う。このとき、s1で検出した電流とs6で検出した電流は同じ相の電流であり、2回の検出電流値の平均化処理を行うことにより、検出誤差を低減することができる。同様に、s2で検出した電流とs5で検出した電流は同じ相の電流であるため、2回の検出電流値の平均化処理を行うことにより、検出誤差を低減することができる。
電圧ベクトルV0での検出ができない場合等、s1、s2のタイミングで電流検出できないときは、s3、s4のタイミングで2回電流検出を行い、同様に、s7、s8でさらに2回の検出を行うことにより、s3、s4と同じ相の電流を2回検出することができる。従って、s3とs8、s4とs7の平均化処理を行うことにより、電流の検出精度を向上することができる。
なお、実施例1と同様に、電圧ベクトルの出力時間が不足して電流検出が困難なときには、スイッチングパルスを補正する必要がある。例えば、最大の電圧指令のスイッチングパルスを補正する場合、N側のスイッチングパルスの立上がりを遅らせて、区間t2を長くなるよう補正すると、逆に立下りタイミングは遅れ、区間t5は短くなり、電圧ベクトルの出力時間が減少し、電流検出を行う十分な時間がなくなる可能性がある。従って、スイッチングパルスの補正を行う場合は、PWM制御の1キャリア周期の後半での検出を省略するなどの対応を行う。
以上説明したように、実施の形態2に係る電力変換器制御装置は、PWM制御の周期に4回の電流を検出する構成としているため、実施例1と比較して、より精度良く電流検出を行うことができ、安定に電動機を制御することを可能とする効果がある。
実施の形態3.
実施の形態3に係る電力変換器制御装置は、回転子に界磁巻線を有する電動機を制御する構成としたものである。以下、この発明の実施の形態3について、電力変換器制御装置に係るシステム構成図である図9に基づいて説明する。
図9において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。図9は、実施の形態1と異なり、回転子の界磁巻線の電流を制御する界磁電流制御部を備えた電力変換器制御装置のシステム構成を示している。
図9において、界磁電流制御部12は、電動機11の界磁巻線に流れる電流を制御するものであり、界磁電流を調整することにより、トルクや誘起電圧を調整することが出来るよう構成されている。また、界磁電流を調整することにより、固定子側で発生する端子電圧を調整することが可能である。
この実施例では、3相電圧指令の最大電圧値が大きく、電圧ベクトルV0の検出区間が不足するような運転条件では、界磁電流を低く抑制することによって3相電圧指令が低くなるよう制御し、電圧ベクトルV0の電流検出区間が、最低電流検出区間Admin以上になるよう制御する。
界磁電流制御部12は、内部にある界磁電流検出部において検出した界磁電流をフィードバック制御する方法や、あるいは固定電圧を印加しておおよその電流値になるよう制御する方式など、いくつかの制御方法がある。
以上説明したように、実施の形態3に係る電力変換器制御装置は、界磁巻線を有する電動機を制御する構成としているため、実施例1と同様に、安価な構成で電流検出を行うことができ、また、スイッチングパルスの補正を行うことなく、電圧ベクトルV0での検出を行うことができるように構成しており、その結果、安定に電動機を制御することを可能とする効果がある。
実施の形態4.
実施の形態4に係る電力変換器制御装置は、巻線群を複数有する電動機14に接続される第1の電力変換器2と第2の電力変換器15を制御する構成としたものである。
以下、この発明の実施の形態4について、電力変換器制御装置に係るシステム構成図である図10に基づいて説明する。
図10において、図1と同一あるいは相当部分には、同一の符号を付している。図8は、実施の形態1と異なり、例として2つの巻線群を有する電動機14に対応する二重化した電力変換器制御装置のシステム構成を示している。
図10において、巻線群を二重化された電動機14を駆動するため、第1の電力変換器2と第2の電力変換器15が電動機14に接続されている。第2の電力変換器15には、2つの相の下アームの合計電流を検出するための第2の電流検出部16が備えられている。
電力変換器制御部13は、電流指令部17、電流制御部18、PWM制御部19、相電流演算部20、電流検出部21から構成される。それぞれ、2つの巻線群に対応した制御を行うことが可能なよう構成されている。第1電力変換器2と第2の電力変換器15の制御方法は同じである。
電流検出のタイミング制御は、第1の実施例と同様であり、2系統の電流検出処理が並行して行われる。タイミングや補正の計算は第1の実施例と同様である。
以上説明したように、実施の形態4に係る電力変換器制御装置は、巻線群が多重化された電動機を制御する構成としているため、実施例1と同様に安価に電流検出を行う、二重化された電動機も安定に精度良く制御することを可能とする効果がある。
図11は、以上のような実施例をマイコン等を使用してソフトウェアで制御するための構成である。
図11において、22は上位コントローラ、23はSRAMなどの記憶装置、24は電力変換器を制御するためのPWM制御を行うプロセッサ、25は1個の電流検出部を備えた電力変換器、26は電動機である。
上位コントローラ22は、プロセッサ24に指令値を与えて、プロセッサ24は、記憶装置23にデータを保持する等、データ処理して、電流制御やPWM制御を行い、スイッチングパルスを電力変換器25に出力する。電力変換器25では、2つの相に流れる下アームの電流の合計を検出して、プロセッサ24に出力している。プロセッサ24は、出力するスイッチングパルスのタイミング等に合わせて、相電流を計算する。
以上説明したように、電力変換器の制御をソフトウェアで処理することも可能であり、安価なコストで実現することも可能である。
ここで、実施の形態1から4の電力変換器制御部1の構成要素である電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10の各機能は、処理回路により実現される。処理回路は、図12に示す処理回路27のような専用のハードウェアであっても、図11に示すメモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサ24(CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう)であってもよい。
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10の各機能それぞれを処理回路で実現してもよいし、各機能をまとめて処理回路で実現してもよい。
また、図11に示すように、処理回路がプロセッサ24の場合、電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアやファームウェアはプログラムとして記述され、記憶装置23に格納される。処理回路は、記憶装置23に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各機能を実現する。
すなわち、電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10の各ステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するための記憶装置23を備える。また、これらのプログラムは、電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。また、記憶装置23とは、例えば、ROM、EPROM、EEPROM等の不揮発性または揮発性の半導体メモリや、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、DVD等が該当する。
また、電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9、電流検出部10の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。例えば、電流検出部10については、専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、電流指令部6、電流制御部7、PWM制御部8、相電流演算部9については処理回路が記憶装置23に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、前述の各機能を実現することができる。
この発明は、その発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素を適宜、変更または省略することが可能である。
1、13 電力変換器制御部、2、15、25 電力変換器、
3、11、14、26 電動機、
4、16 電流検出部、5 直流電源、6、17 電流指令部、
7、18 電流制御部、8、19 PWM制御部、
9、20 相電流演算部、10、21 電流検出部
22 上位コントローラ、23 記憶装置、24 プロセッサ、
27 処理回路

Claims (7)

  1. ブリッジ接続された複数のスイッチング素子によって、3相以上の複数相の交流電流を出力する電力変換器を制御する電力変換器制御装置であって、前記3相以上の複数相のうち2つの相のスイッチング素子に流れる合計電流を検出する1つの電流検出部と、前記電流検出部により検出される電流を基に前記電力変換器を制御するPWM信号を発生するPWM制御部とを含む電力変換器制御部を備えたことを特徴とする電力変換器制御装置。
  2. 前記電力変換器制御部が、前記電流検出部により検出される電流を基に前記電力変換器に与える電圧指令を計算する電流制御部を備え、前記電流制御部からの前記電圧指令に基づいて、前記PWM制御部が前記PWM信号を出力し、前記電流検出部が前記PWM信号を生成するキャリア信号の1周期中に少なくとも2回の電流を検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換器制御装置。
  3. 前記電流検出部は、前記電力変換器において、複数の相のうち特定の相が通電している電圧ベクトルと、マイナス側、あるいはプラス側のすべての相のスイッチング素子が通電している電圧ゼロベクトルのタイミングで電流を検出することを特徴とする請求項2に記載の電力変換器制御装置。
  4. 前記電流検出部は、前記PWM信号を生成するキャリア信号の1周期中に、前記電圧ゼロベクトルと他の電圧ベクトルとのタイミングで少なくとも2回電流の検出を行い、あるいは前記電圧ゼロベクトルでない複数の電圧ベクトルのタイミングで少なくとも2回電流の検出を行い、前記電圧ベクトルの条件に応じていずれかの電流の検出を切り替えて行うよう制御することを特徴とする請求項3に記載の電力変換器制御装置。
  5. 前記電流検出部は、前記PWM信号を生成するキャリア信号の1周期中の前半に2回の電流検出を行い、さらに後半で2回の電流検出を行い、前記PWM信号を生成するキャリア信号の1周期中に少なくとも4回電流を検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換器制御装置。
  6. 前記PWM制御部は、回転子に界磁巻線を有する電動機に接続されている前記電力変換器を制御して、前記電動機の界磁電流を調整することにより、前記電流検出部が、マイナス側、あるいはプラス側のすべての相のスイッチング素子が通電している前記電圧ゼロベクトルの区間で電流検出できるように制御するようにしたことを特徴とする請求項3に記載の電力変換器制御装置。
  7. 前記電力変換器が、複数の相を有する固定子巻線を多重化された電動機に接続され、前記電動機の各々の巻線群に対応して第1の電力変換器と第2の電力変換器を備え、前記電力変換器制御部が、前記電流検出部により検出される電流を基に前記第1の電力変換器と前記第2の電力変換器に与える電圧指令を計算する電流制御部を備え、前記電流制御部からの前記電動機の各々の巻線群に対応した前記電圧指令に基づいて、前記PWM制御部が前記電動機の各々の巻線群に対応した前記複数のスイッチング素子をオン・オフ制御するための前記PWM信号を出力し、前記電流検出部が、前記PWM制御部の出力する前記PWM信号に基づいて電流を検出することを特徴とする請求項1に記載の電力変換器制御装置。
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