JP2017126538A - ラミネート型蓄電素子 - Google Patents
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Abstract
Description
前記正極は、正極集電体の一主面に正極活物質を含む電極材料が塗布されてなり、
前記負極は、負極集電体の一主面に正極活物質を含む電極材料が塗布されてなり、
前記正極集電体および負極集電体において前記電極材料が塗布されている集電領域の所定の縁辺から前記正極および負極のそれぞれの電極端子板の先端まで帯状の導体からなる導体リード部が形成され、
前記外装体は前記電極体を囲繞する周縁領域にて封止されているとともに、当該周縁領域の内方における前記導体リード部は、前記周縁領域から前記正極集電体および負極集電体における前記集電領域の所定の縁辺までの距離よりも長く形成されている、
ことを特徴とするラミネート型蓄電素子としている。
<構造>
本発明の実施例に係るラミネート型蓄電素子(以下、蓄電素子)の基本的な構成や構造は図1(B)に示した従来の蓄電素子と同様であり、互いに対面するラミネートフィルムの周縁同士が封止されてなる扁平袋状の外装体内に平板状の電極体が収納されているとともに、当該電極体を構成する正極と負極のそれぞれの集電体に接続された電極端子板が外装体外に導出されている。しかし本実施例の蓄電素子では、特徴的な導体リード部を有して外装体が頻繁かつ常態的に撓んでも導体リード部の破断を確実に防止することができるようになっている。概略的には外装体を袋状に封止している周縁領域と電極体の位置関係と導体リード部の長さとの関係を工夫することで、蓄電素子が屈曲した際に導体リード部に掛かる張力が吸収されるようになっている。
つぎに上述した実施例に係る蓄電素子について、実際にICカードなどのカード型電子機器に組み込まれた状態で使用される環境、すなわち頻繁かつ常態的に蓄電素子が撓むような環境を想定し、その環境下における導体リード部の破断の有無を調べた。具体的には図2に示した上記実施例に係る蓄電素子1aに対応するサンプル(以下、実施例に係るサンプル1aとも言う)と、図1に示した従来の蓄電素子1に対応するサンプル(以下、比較例に係るサンプル1bとも言う)とを作製した。図4は比較例に係るサンプル1の内部構造を示す図であり、図4(A)は、図2(A)と同様に図1におけるa−a-矢視断面に対応する図であり、電極端子板(23、33)側を拡大しつつ当該サンプル1の構成要素をセパレーター40を中心にして正極20側と負極30側の構成を分割して示している。また図4(B)は図4(A)における円101内を拡大した図である。図4(A)に示したように、正極20と負極30の電極集電体(21、31)は矩形の集電体領域の一辺(26、36)に凸部(24、34)を備え、その凸部(24、34)の先端に電極端子板(23、33)となるタブリード5が接続され、この凸部(24、34)とタブリード5とによって導体リード部(27、37)が形成されている。そして図4(B)に拡大して示したように、外装体11内における正極集電体21に接続されている導体リード部27は直線状態で固定されている。もちろん負極30側についても同様である。したがって比較例に係る蓄電素子1では外装体11内における導体リード部(27、37)の全長が上記封止距離Lに一致している。なお比較例に係るサンプル1の構造や構成は上記非特許文献1に「薄型リチウム電池」として記載されているラミネート型のリチウム一次電池と同様であり、実施例に係るサンプルは導体リード部の構造が異なるだけで他の構成や外形サイズは比較例に係るサンプルと同一である。
上記実施例に係る蓄電素子では、電極集電体に一体的に形成されている凸部の長さを調整することで導体リード部の全長を封止距離よりも長くしていた。もちろん凸部に代えて電極端子板として外装体外に導出される接続されるタブリードのリード部などの長さを調整することで導体リード部の全長を調整してもよい。また当然のことながら導体リード部の構成は上記実施例に限らない、例えば、集電体に凸部を設けず、タブリードなどを直接集電体の集電領域に接続したり、凸部を電極端子板として外装体外に導出したりしてもよい。導体リード部の長さを封止距離よりも長くするための構成(以下、余長構成)についても上記実施例に限らない。導体リード部を蛇腹状にしたり、波状に蛇行させたりしてもよい。正極と負極のそれぞれの導体リード部の導出方向についても、外装体から同一方向に導出されていてもよいし、反対方向など異なる方向に導出されていてもよい。電極集電体における集電領域の形状も矩形に限らない。いずれにしても正極および負極の電極集電体のそれぞれの集電領域の所定の縁辺から、正極および負極の電極端子板の先端に至る正極および負極のそれぞれの導体リード部について、外装体の周縁領域内方での全長が上記封止距離よりも長ければよい。
本発明は積層構造を有する平板状の電極体をラミネートフィルムからなる外装体内に密封した構造であれば、様々な種類のラミネート型蓄電素子(リチウム一次電池、リチウム二次電池、電気二重層コンデンサーなど)に適用することができる。
1a 本発明の実施例に係るラミネート型蓄電素子(実施例に係るサンプル)、
2 タブリード、3 端子リード、11 外装体、
11a,11b ラミネートフィルム、12 周縁領域、20 正極、
21 正極集電体、22 正極材料、23 正極端子板、24 正極集電体の凸部、
27,27a 正極側の導体リード部、30 負極、31 負極集電体、
32 負極材料、33 負極端子板、34 負極集電体の凸部、
37,37a 負極側の導体リード部、40 セパレーター、50 カード型電子機器、
L 封止距離
Claims (3)
- 扁平袋状に成形された外装体内にシート状の正極と負極がセパレーターを介して積層された電極体が電解液とともに密封されているとともに、正極と負極のそれぞれの電極端子板が前記外装体の外方に導出されてなるラミネート型蓄電素子であって、
前記正極は、正極集電体の一主面に正極活物質を含む電極材料が塗布されてなり、
前記負極は、負極集電体の一主面に正極活物質を含む電極材料が塗布されてなり、
前記正極集電体および負極集電体において前記電極材料が塗布されている集電領域の所定の縁辺から前記正極および負極のそれぞれの電極端子板の先端まで帯状の導体からなる導体リード部が形成され、
前記外装体は前記電極体を囲繞する周縁領域にて封止されているとともに、当該周縁領域の内方における前記導体リード部は、前記周縁領域から前記正極集電体および負極集電体における前記集電領域の所定の縁辺までの距離よりも長く形成されている、
ことを特徴とするラミネート型蓄電素子としている。 - 請求項1において、前記導体リード部は、前記周縁領域の内方にてつづら折れとなるように折り畳まれていることを特徴とするラミネート型蓄電素子。
- 請求項1または2において、電子回路と電源を内蔵したカード型電子機器の前記電源として使用されることとを特徴とするラミネート型蓄電素子。
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JP2016006547A JP2017126538A (ja) | 2016-01-15 | 2016-01-15 | ラミネート型蓄電素子 |
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2016
- 2016-01-15 JP JP2016006547A patent/JP2017126538A/ja active Pending
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