JP2017126000A - 定着装置、画像形成装置 - Google Patents

定着装置、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017126000A
JP2017126000A JP2016005822A JP2016005822A JP2017126000A JP 2017126000 A JP2017126000 A JP 2017126000A JP 2016005822 A JP2016005822 A JP 2016005822A JP 2016005822 A JP2016005822 A JP 2016005822A JP 2017126000 A JP2017126000 A JP 2017126000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing
image forming
recording medium
fixable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016005822A
Other languages
English (en)
Inventor
大西 一臣
Kazutomi Onishi
一臣 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2016005822A priority Critical patent/JP2017126000A/ja
Publication of JP2017126000A publication Critical patent/JP2017126000A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】複数の定着可能温度範囲の記録媒体を印刷で使用する場合に、記録媒体の種類が切り替わった場合でも、比較的簡単な方法で定着温度の変更による待ち時間を短くする。【解決手段】記録媒体毎に定着可能温度範囲を記録する記録手段と、記録媒体を格納する複数の格納手段とを備えた画像形成装置において、温度制御手段は、定着手段の加熱部材の温度を検知する温度検知手段の検知結果をフィードバックして定着手段の加熱部材の温度を任意の温度に制御する。そして、複数の格納手段に格納された複数の記録媒体の定着可能温度範囲が異なる場合、それぞれの記録媒体の定着可能温度範囲を基に、格納手段毎に定着温度を決定する。【選択図】図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複数の機能を有する複合機等の電子写真方式の画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置は給紙トレイなどの用紙を格納する用紙格納部を複数備えていて、ユーザーは各用紙格納部に所望の用紙を格納して使用する。近年、画像形成装置においては市場から用紙対応力が求められており、コート紙やメタリック紙など使用される記録媒体の種類や厚さが多岐にわたってきている。
上述のような様々な記録媒体は、その種類や厚さに応じてトナーが定着可能な温度範囲が異なっている。一般的に、各種記録媒体の定着設定温度は、定着後の記録媒体上のトナー像をあらかじめ決められた方法で擦るか、もしくはテープ等を用いて剥がした時、あらかじめ決められた規格以下の剥がれ量になる温度を定着下限温度とし、その定着下限温度から環境、記録媒体ロット、定着装置の経時劣化等を考慮して、一定量のマージン分を上乗せした温度に設定している。例えば、薄紙の定着下限温度が130℃であった場合、実際には5℃〜20℃プラスし、135℃〜150℃を目標温度として定着装置を制御するといった具合である。
一般的に、薄紙は比較的低温範囲で定着が可能であるのに対し、厚紙やコート紙等では熱容量の違いから定着温度は薄紙に比較して高い温度が必要になる。そのため、例えば薄紙から熱容量の大きな厚紙へ記録媒体が変更された場合には、普通紙の温度調整の目標温度よりも高い温度調整の目標温度まで加熱部材が温度上昇するのを待つ必要がある。また逆に、厚紙から薄紙に記録媒体が変更された場合には、加熱部材の温度が下がるまで待つ必要があるため、定着温度が異なる記録媒体の切替えの度に生産性の低下を招く。
これらの問題を解決するため、複数の用紙格納手段のうち、2以上の用紙格納手段を1つのグループとして設定し、それらに対して、決められた定着温度で印刷を実行するように前記印刷手段を制御する方式が提案されている(例えば特許文献1参照)。また、用紙種類切替え時の印刷ジョブ枚数により、加熱部材へ記録材を給送するタイミングを制御し、待ち時間が少なくなるようにする方法が提案されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、特許文献1記載の方法では、用紙のグループ化をユーザー自らが行わなくてはならない。そのため用紙の特性等を十分に把握していないユーザーなどでは、異なる定着特性を有する用紙を同一グループに設定してしまうというリスクが生じる。この場合、同一の定着温度で印刷が行われた場合、定着温度不足もしくは過多になることが予想され、印刷画質にトナー剥がれなどの問題が生じる可能性がある。また、共通の温度設定ができないケースにおいては、用紙の切替毎にこれまで同様の待ち時間が生じてしまう。
また、特許文献2記載の方法では、印刷用紙切替え時の印刷ジョブ枚数によっては、待ち時間の短縮効果が得られない場合がある。
さらに、特許文献3に記載の装置では、複数のトレイに設定された紙種・紙厚情報に紐付いた定着設定温度の平均値もしくは最も低い温度に設定しており、各設定の上下限温度は加味されていない。そのため、一番低い温度に設定された場合、厚紙コートのように定着温度が高い用紙があるとその用紙の定着下限温度を下回る設定になってしまう可能性があり、その場合、定着性が不十分となる。
本発明は、上述した従来の課題を解決し、複数の定着可能温度範囲の記録媒体を印刷で使用する場合に、各記録媒体の定着温度を、各定着可能温度範囲を基に最適な温度に設定することにより、印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、比較的簡単な方法で定着温度の変更による待ち時間を短くすることを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、未定着トナー画像が形成された記録媒体に圧接して加熱定着する加熱部材と、前記定着手段の加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段の検知結果をフィードバックして前記加熱部材の温度を任意の温度に制御する温度制御手段と、前記記録媒体毎に定着可能温度範囲を記録する記録手段と、前記記録媒体を格納する複数の格納手段とを備えた画像形成装置において、前記温度制御手段は、前記複数の格納手段に格納された複数の記録媒体の前記定着可能温度範囲が異なる場合、それぞれの前記記録媒体の定着可能温度範囲を基に、前記格納手段毎に定着温度を決定することを特徴とする。
本発明によれば、定着可能温度範囲の異なる複数の種類や厚さの記録媒体を切り替えながら連続印刷を行う場合であっても、待ち時間を含めた画像形成装置の生産性を高めることができる。
本発明を適用した定着装置を有する画像形成装置の概略図である。 本発明に係る定着装置の一実施形態の断面図である。 複数の給紙カセットに、それぞれ異なる種類や厚さの記録媒体がセットされていると想定した場合を示す図である。 給紙カセットA〜Dに、それぞれ異なる種類や厚さの記録媒体がセットされていると想定した場合を示す図である。
本発明は、各紙種や紙厚に対する定着可能温度幅を考慮して、記録媒体を格納する複数の格納手段に共通した定着温度を設定する。それにより、記録媒体を格納する複数の格納手段にどのような組み合わせの紙種が設定されても、定着性に不具合を生じることのない温度設定にすることを可能とする。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1に、本発明を適用した定着装置を有する画像形成装置の概略を示す。画像形成装置は複写機、ファクシミリ、プリンタ等周知のものであり、本実施形態の画像形成装置はカラー画像の形成が可能である。
図示の画像形成装置20は、原稿画像に応じて各色の画像を形成する作像装置21Y、21M、21C、21Kと、作像装置21Y、21M、21C、21Kに対向して配置された中間転写ベルト25とを備える。また、2次転写ローラ29と中間転写ベルト25とが対向する転写領域に各種シート状媒体を供給するシート状媒体供給手段としての複数の給紙カセット28A、28B、28Cを備える。レジストローラ26は、この給紙カセット28A、28B、28Cのいずれかからピックローラ27によって1枚ずつ搬送されてきたシート状媒体を作像装置21Y、21M、21C、21Kによる作像のタイミングにあわせて供給する。また、転写領域において転写後のシート状媒体の定着を行う定着装置1を有している。本実施形態では、給紙カセットとして3つを図示しているが、給紙カセットの数は限定されない。
画像形成装置20は、一般にコピー等に用いられる普通紙(以下単に普通紙という)の他にもシート状媒体として用いることが可能である。例えば、カード、ハガキといった90K紙、坪量約100g/m相当以上の厚紙を用い得る。さらに、封筒等の、用紙よりも熱容量が大きないわゆる特殊シート(以下単に特殊シートという)、表面にコート剤を塗布して高光沢な画像が得られるコート紙等も用い得る。
なお、各作像装置21Y、21M、21C、21Kはそれぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像を行うものである。用いるトナーの色が異なるが、その構成はほぼ同様であるから、作像装置21Yの構成を各作像装置21Y、21M、21C、21Kの代表として説明する。すなわち、各要素に符号Y、M、C、Kを付した場合は、各要素がイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像にかかわるものであることを示すが、符号Y、M、C、Kを省略して記載することもある。その場合は、特に限定しないかぎり、その要素の現像する色にかかわらない共通事項を記載しているものであることを示す。
作像装置21Yは、静電潜像担持体としての感光体ドラム30Yを有する。そして、感光体ドラム30Yの回転方向において順に、帯電装置31Y、現像装置23Y、クリーニング装置32Y等が配置されている。また帯電装置31Yと現像装置23Yとの間で図示しない周知のポリゴンミラーを備えた走査手段による露光光22Yを受ける周知の構成である。静電潜像担持体はドラム状でなく、ベルト状としても良い。
作像装置21Yによって形成されたトナー像は、1次転写ローラ33Yによって中間転写ベルト25上に転写される。以降、作像装置21M、作像装置21C、作像装置21Kのトナー像を順番に中間転写ベルト25上に重ね合わせ、それを一括して2次転写ローラ29によって記録媒体上に転写し、フルカラー画像を得る。記録媒体上に転写されたトナー像は、定着装置1へ搬送され、定着装置1によって熱と圧力が加えられて記録媒体上にトナーが融着される。
次に、本発明の定着装置の一実施形態を説明する。図2は、定着装置1の断面図である。
定着装置1は、トナーを定着されるシート状記録媒体を搬送するための無端の定着ベルト204を有し、これに、加熱ローラ205及び定着ローラ208を巻き掛けて備える。また、定着ベルト204を介して定着ローラ208に対向して接触し、ニップ部を形成する加圧ローラ207と、加熱ローラ205に対向し当接するよう配置され加熱ローラ205の温度を検知する温度検知手段としてのサーミスタ206を備える。さらに、定着ベルト204を介して定着ローラ208に対向して配置されたクリーニングユニット210、離型剤供給手段としての塗布ローラ218と、ケーシング201などを有している。
また、加熱ローラ205の内部にはヒータ217、加圧ローラ207の内部にはそれぞれヒータ209及びサーミスタ220を備える。定着ベルト204には適当な所定の張力を与えるため、加熱ローラ205と定着ローラ208とは、バネなどの図示しない弾性体により、互いに離間する向きに付勢されている。定着ローラ208は、芯金219と、この芯金219を被覆する耐熱多孔質の弾性体層とを有し、芯金219が図示しない駆動手段により回転駆動される。それにより定着ローラ208が回転駆動され、加熱ローラ205の従動回転により定着ベルト204が駆動される。ケーシング201は、2次転写ローラ29に対向する位置に設けられ2次転写ローラ29によって搬送されてくるシート状媒体を受け入れるための開口202と、開口202の反対側に設けられ定着済みのシート状媒体を排出する開口203とを有している。
ヒータ217は、加熱ローラ205及び加熱ローラ205を介して定着ベルト204を加熱するものである。ヒータ217の温度はサーミスタ206による検知信号として図示しない制御手段に入力され、目標の定着温度と比較される。そして、検知温度が定着温度より低い場合にはヒータ217への通電が行われ、検知温度が定着温度より高い場合にはヒータ217への通電が停止される。このようにサーミスタ206の検知信号がフィードバックされることで定着温度が約120〜250℃の間で制御される。
塗布ローラ218に対し、定着ベルト204の移動方向における上流側には、シート状媒体から定着ベルト204に転移したオフセットトナーを清掃するためのクリーニングユニット210が設けられている。
加圧ローラ207の両端には、ベアリング221が圧入されており、ベアリング221には、加圧ローラ207の軸位置を移動させるための手段であるアーム222が接触している。アーム222は、カム223の回転によって軸224を中心に上下に移動させる構成となっている。そして、印刷中及び予備加熱動作中は定着ローラ208に圧接され、ニップを形成した状態で回転し、印刷動作が終了すると離間して停止する。加圧ローラ207の内部に設置したヒータ209の温度は、サーミスタ220による検知信号として図示しない制御手段に入力され、目標の定着温度と比較する。そして、検知温度が設定温度より低い場合にはヒータ209への通電が行われ、検知温度が設定温度より高い場合にはヒータ209への通電が停止される。このようにサーミスタ220の検知信号がフィードバックされることで加圧ローラ温度が約50〜200℃の間で制御される。
定着ベルト204は、例えばニッケル製の厚さ100μmの基体上に200μmのシリコンゴム製の離型層が形成されたものである。熱容量が小さく、熱応答性を良好にしたものが好ましい。例えば、基体はSUS製、ポリイミド製でもよく、可撓性を考慮すると厚さは30〜150μm程度であればよい。離型層は、シリコンゴムを用いる場合は厚さ50〜300μm程度が望ましく、フッ素樹脂系を用いる場合は厚さ10〜50μm程度が望ましい。また離型層はシリコンゴムの上にフッ素樹脂系を重ねた構成でもよい。
次に、本発明に係る実施形態において複数の記録媒体の定着温度を決定方法について説明する。図示の実施形態において記録媒体を格納する給紙カセットを4つ有するものとして説明する。もちろん、本発明では記録媒体を格納する手段が給紙カセットには限定されず、またその個数も限定されない。
図3は、給紙カセットA〜Dに、それぞれ異なる種類・厚さの記録媒体がセットされていると想定した場合を示す図である。ユーザーは、それぞれ任意の給紙カセットに任意の記録媒体をセットし、画像形成装置に備えられている図示しない操作パネルを用いて各給紙カセットにセットした記録媒体の種類と厚さ(坪量)を設定するものとする。すなわち、ユーザーは、任意の給紙カセットに任意の用紙をセットするとき、同時にその紙種・紙厚情報を画像形成装置に入力する。紙種・紙厚情報は、紙種や紙厚毎に定着可能温度範囲があらかじめ紐付けして格納されているので、ユーザーが用紙情報をセットした段階で各トレイの定着温度を算出して設定する。そして、各給紙カセットにユーザーによってセットされた記録媒体の種類と厚さの情報がセットされると、あらかじめ図示しないメモリに記録された各記録媒体の定着下限温度と定着上下温度を取得する。
図3では、各記録媒体に対して良好な定着画像が得られる温度範囲を斜線で示している。例えば、給紙カセットAにセットされている薄紙(坪量52g/m)の用紙の定着温度範囲は、125〜165℃となる。本実施形態における定着下限温度とは、例えば25%網点画像を所定の布で規定回数擦り、布に転写されたトナーを反射濃度計で測定したとき、あらかじめ決められた濃度以下になる定着温度のことを言うが、下限温度の決定方法はこれに限定されない。他の例としては、定着画像に所定のテープを貼付けて剥がした時に、テープに転写されるトナー量がある値以下になる定着温度としても良い。定着下限温度よりも低い温度で定着が行われた場合は、記録媒体上のトナーが十分に溶融せずに剥がれることを意味している。
また、本実施形態における定着上限温度とは、一旦定着されたトナー画像が定着部材に移り、再度用紙に付着する、いわゆるホットオフセットが発生する温度とするが、定着上限温度の決定方法はこれに限定されない。定着上限温度よりも高い温度で定着が行われた場合は、記録媒体上のトナーに対して温度過多となり、ホットオフセットや画像の表面が荒れる等の不具合が生じることを意味している。
図3の例では、それぞれ4種類の記録媒体の重複する温度範囲が、150〜165℃であることがわかる。このとき、画像形成装置は、各記録媒体の定着温度を、重複範囲の中間である157.5℃に設定する。これにより、全給紙カセット内の記録媒体の定着温度が同一になるため、ユーザーが用紙を切り替えた場合においても待ち時間が発生しないとともに、良好な定着結果を得ることができる。
次に、本実施形態での複数の記録媒体の定着温度を決定方法について説明する。図4に、給紙カセットA〜Dに、それぞれ異なる種類や厚さの記録媒体がセットされていると想定した場合を示す。図4の例では、給紙カセットAおよびBと給紙カセットCおよびDの記録媒体定着温度範囲は重複していない。この場合、画像形成装置は、定着温度範囲が重複している記録媒体のうち、最も定着可能温度上限が低い記録媒体(この場合給紙カセットAおよびB)においては、定着可能温度上限−10deg(155℃)に定着温度を決定する。また、画像形成装置は、定着温度範囲が重複している記録媒体のうち、最も定着可能温度下限が高い記録媒体(この場合給紙カセットD)の定着可能温度下限+10deg(180℃)に定着温度を決定し、給紙カセットCおよびDに設定する。これにより、定着温度範囲が重複しない記録媒体が存在する場合であっても、出来る限り定着温度を近づけることができるため、ユーザーが用紙を切り替えた場合の待ち時間は従来よりも短縮できる。
以上説明したように、本発明では、複数の格納手段に格納された複数の記録媒体の定着可能温度範囲が異なる場合、それぞれの記録媒体の定着可能温度範囲を基に格納手段毎に定着温度を決定する。そのため、印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、定着温度の変更による待ち時間を短くすることができる。印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、定着温度の変更による待ち時間の短縮と良好な定着画像の両立が得られる画像形成装置とすることができる。
また、複数の格納手段に格納された複数の記録媒体の定着可能温度に重複する範囲が存在する場合に、重複する範囲が存在する記録媒体については定着温度を前記重複する温度範囲の中間に決定する。それにより、印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、定着温度の変更による待ち時間を無くすことができるとともに、いずれの記録媒体において良好な定着結果を得ることが可能となる。
また、複数の格納手段に格納された複数の記録媒体の定着可能温度が重複する範囲が存在しない場合に、記録媒体毎に定着温度を決定する。そのことで、印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、定着温度の変更による待ち時間を短くすることができる。
さらに、複数の記録媒体における各定着可能温度範囲のうち、最も定着可能温度上限が低い記録媒体では、定着可能温度上限−(5〜15deg)の範囲に定着温度を決定する。そのことで、印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、定着温度の変更による待ち時間の短縮と良好な定着画像の両立が得られる。
またさらに、複数の記録媒体における各定着可能温度範囲のうち、最も定着可能温度下限が高い記録媒体では、定着可能温度下限+(5〜15deg)の範囲に定着温度を決定する。そのことで、印刷で使用する記録媒体の種類が切り替わった場合であっても、定着温度の変更による待ち時間の短縮と良好な定着画像の両立が得られる。
本発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
1 :定着装置
20 :画像形成装置
21 :作像装置
22 :露光光
23 :現像装置
25 :中間転写ベルト
26 :レジストローラ
27 :ピックローラ
28 :給紙カセット
29 :2次転写ローラ
30 :感光体ドラム
31 :帯電装置
32 :クリーニング装置
33 :1次転写ローラ
201 :ケーシング
202、203 :開口
204 :定着ベルト
205 :加熱ローラ
206 :サーミスタ
207 :加圧ローラ
208 :定着ローラ
209 :ヒータ
210 :クリーニングユニット
217 :ヒータ
218 :塗布ローラ
219 :芯金
220 :サーミスタ
221 :ベアリング
222 :アーム
223 :カム
224 :軸
特開2013−113860号公報 特開2013−231803号公報 特開2013−238825号公報

Claims (5)

  1. 未定着トナー画像が形成された記録媒体に圧接して加熱定着する加熱部材と、
    前記加熱部材の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段の検知結果をフィードバックして前記加熱部材の温度を任意の温度に制御する温度制御手段と、
    前記記録媒体毎に定着可能温度範囲を記録する記録手段と、
    前記記録媒体を格納する複数の格納手段とを備えた画像形成装置において、
    前記温度制御手段は、複数の前記格納手段に格納された複数の前記記録媒体の前記定着可能温度範囲が異なる場合、それぞれの前記記録媒体の前記定着可能温度範囲を基に、前記格納手段毎に定着温度を決定する、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記温度制御手段は、複数の前記格納手段に格納された複数の前記記録媒体の定着可能温度に重複する範囲が存在する場合、重複する範囲が存在する前記記録媒体については前記定着温度を前記重複する温度範囲の中間に決定することを特徴とする、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記温度制御手段は、複数の前記格納手段に格納された複数の前記記録媒体の定着可能温度が重複する範囲が存在しない場合、記録媒体毎に前記定着温度を決定することを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 複数の前記記録媒体における各定着可能温度範囲のうち、最も定着可能温度上限が低い前記記録媒体においては、定着可能温度上限−5〜15degの範囲に前記定着温度を決定することを特徴とする、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 複数の前記記録媒体における各定着可能温度範囲のうち、最も定着可能温度下限が高い前記記録媒体においては、定着可能温度下限+5〜15degの範囲に前記定着温度を決定することを特徴とする、請求項3又は4に記載の画像形成装置。
JP2016005822A 2016-01-15 2016-01-15 定着装置、画像形成装置 Pending JP2017126000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016005822A JP2017126000A (ja) 2016-01-15 2016-01-15 定着装置、画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016005822A JP2017126000A (ja) 2016-01-15 2016-01-15 定着装置、画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017126000A true JP2017126000A (ja) 2017-07-20

Family

ID=59365538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016005822A Pending JP2017126000A (ja) 2016-01-15 2016-01-15 定着装置、画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017126000A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321478A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US20080267644A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method of setting printing condition in the same
JP2010190914A (ja) * 2009-01-23 2010-09-02 Canon Inc 印刷装置、及びその制御方法
JP2013238825A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015219481A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005321478A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US20080267644A1 (en) * 2007-04-27 2008-10-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and method of setting printing condition in the same
JP2010190914A (ja) * 2009-01-23 2010-09-02 Canon Inc 印刷装置、及びその制御方法
JP2013238825A (ja) * 2012-05-17 2013-11-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2015219481A (ja) * 2014-05-21 2015-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6210305B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4423220B2 (ja) 画像形成装置
JP5609145B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US20120099882A1 (en) Image heating device
US20090116880A1 (en) Image transfer fixation apparatus and image formation apparatus
JP2007101861A (ja) 定着装置
JP5891669B2 (ja) 画像形成装置
JP5386858B2 (ja) 画像形成装置
JP2013024895A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2009223291A (ja) 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP5455493B2 (ja) 画像形成装置
JP2002268436A (ja) 定着装置・画像形成装置
JP2017126000A (ja) 定着装置、画像形成装置
JP7115092B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2007079135A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2004184696A (ja) 画像形成装置
JP6221269B2 (ja) 画像形成装置
JP2015114591A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2019101314A (ja) 定着装置および画像形成装置
US11675302B2 (en) Image forming apparatus configured to set control value
JP6127603B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2003029485A (ja) カラー画像定着装置
US10921735B2 (en) Fixing device and image forming apparatus having a plurality of heaters
JP5046807B2 (ja) 画像形成装置
JP2005258263A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181207

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20190111

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200407