JP2017125356A - ユニットハウスおよびユニットハウス用の上部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも天井材または屋根材を構成する上部材の下面において、柱材との接合部を下方に突設したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
一般的なユニットハウスは、規格化された支柱や壁面パネルを箱状に組み立てて建築するものであり、組立作業や分解作業を短時間で実施できるため、仮設の建築物に対して利用されることが多い。
この家屋は、最下階の床部材と最上階の天井部材との間に、下の階のその上の階の床とを兼ねる天井床部材を設け、柱部材などを内側に折り畳み可能にすることで、組立または折畳自在に構成している。
当該構造により、部材点数の低減や部材の同時運搬を可能としている。
(1)接合作業が煩わしい。
天井材と柱材との接合箇所が、天井材の下面と同一面上であるため、天井材が干渉して接合作業が煩わしくなる場合がある。
(2)天井材を汚してしまう。
組立時に天井材を現場で仮置きする際、天井材の下面を、地面で汚してしまう場合がある。
(3)室内高に限界がある。
柱材を折り畳んで収容することから、自ずと柱材の最大長さが決まるため、当該柱材の長さによって室内高の限界も決まってしまう。
また、本願の第2発明は、前記第1発明において、床材の上に前記接合部の下面が接するように上部材を配置した際に生じる、上部材と床材との間の余空間に、柱材を配置可能に構成したことを特徴とする。
また、本願の第3発明は、前記第1または第2発明において、前記突出部の突出長を、前記突出部の突出幅よりも大きくしてあることを特徴とする。
また、本願の第4発明は、前記第1乃至第3発明のうち何れかの発明において、前記上部材が、上階の床材を兼ねる天井材であることを特徴とする。
また、本願の第5発明は、ユニットハウスの天井材または屋根材を構成する上部材であって、前記上部材の下面において、柱材との接合部を下方に突設してあることを特徴とする。
(1)接合作業が容易となる。
柱材と上部材との接合位置が、上部材の下面から離れた位置となるため、作業員による接合作業時に、上部材が干渉しづらく、作業が容易となる。
(2)上部材を汚さない。
組立時に天井材を現場で仮置きしたとしても、接合部でもって、上部材の下面を浮かせた状態で上部材を支持するため、上部材が汚れることがない。
(3)室内高をより高く確保することが出来る。
接合部の突出長を長くすることで、室内高をより高くすることができる。
はじめに、本発明に係るユニットハウス用の上部材について説明する。
図1は、本発明に係るユニットハウス用の上部材10の概略斜視図である。
この上部材10は、少なくともユニットハウスの天井材または屋根材を構成する部材である。
本発明に係る上部材10の基本構造は、天井材または屋根材としての公知構造を採用すればよい。
図1に示す上部材10は平面視して矩形状を呈した屋根材を想定しており、図示しないが、該矩形状の各辺をH鋼で構成し、該矩形状の短辺と平行する方向に所定間隔を設けてC鋼を複数配置したフレームに、適宜仕上げ加工を施している。この仕上げ加工は、面材や野地板の配置、勾配の付与、配線処理、または屋根葺きなどがある。
上部材10の下面11には、柱材との接合部12を設ける。
より詳細には、接合部12は、当該接合部12の下端である柱材との接合箇所121が、上部材10の下面11よりも下方に突設した状態とする。
例えば、接合部12は、短柱状の鋼材の下端に柱材との連結プレートを設けた構成とすることができる。
接合部12の上端は、上部材10のフレームを構成するH鋼同士が接続される隅部箇所に溶接等で接合されるものである。
よって、接合部12の接合箇所121は、上部材10が屋根材の場合には野地板、天井材の場合には天井面、よりも下方に位置した状態となる。
図2に、図1に係る上部材を用いたユニットハウスの主要部材を分解して収容した状態の概略正面図を示す。
床材20の上に上部材10(屋根材10a)を直接載せたとき、突設してある接合部12によって、屋根材10aと床材20との間には、余空間が生じている。
この余空間に柱材30を配置することで、まとまりよく各部材を収容することができる。
このとき、接合部12における、上部材10の下面11から下方への突出長Tは、上部材10の長辺方向への突出幅Bよりも長くなるように構成しておくことが望ましい。
本構成によれば、接合部12を設けたことによる柱材20の長さの欠損長(前記突出幅Bに相当)よりも、突出長Tの長さが上回ることから、室内高Hをより高く確保することができる。
また、柱材30を上部材10の長辺方向に収容する形式のユニットハウスにおいて、床材と柱材と上部材を単に積層しただけの構造では、柱材30の長さ(柱長L)が、最大でも上部材10の長辺を二分した長さに制限されるものの、この制限を超えて接合部12による長さを加えることで、より室内高を高く構築することができる。
図3に、図2の状態からユニットハウスを一部組み立てた状態の概略正面図を示す。本図では、屋根材10a、床材20、柱材30以外の部材(壁材など)の図示は省略している。
床材20の隅部に柱材30を設置している間、屋根材10aはクレーンで吊り上げて、現場周辺の地面に仮置きしている場合がある。
このとき、地面に接触している箇所は接合部12の下端面のみであり、屋根材10aの下面11(野地板)は地面に浮いた状態となっているため、汚れることはない。
また、立設した4本の柱材30に屋根材10aを載せて、ボルト等による結合作業を行う際、接合部12の接合箇所121が屋根材10aの下面11よりも下方に位置しているため、室内での作業員の結合作業が容易となり、組立作業の効率性が向上する。
図4に、本発明の第2実施例に係るユニットハウスの概略正面図を示す。
図4(a)は組立前、図4(b)は組立後の状態を示している。
本実施例は、2階建てのユニットハウスにおいて、本発明の上部材10を、1階部分の天井材と、2階部分の屋根材としてそれぞれ用いたものである。
そして、1階部分の上部材10は、2階部分の床材を兼用した、床・天井兼用材10bとしている。前記床・天井兼用材10bのフレームに用いる鋼材は、従来の天井材で用いる鋼材よりもサイズの大きなものを用いることが好ましい。
当該構造によれば、下階部分の天井材と上階部分の床材のフレームに別々の鋼材を用意する必要が無く、またこれらの鋼材同士を連結する作業も不要となるため、コスト削減に繋がる。
また、下階と上階の隙間が無くなるため、雨漏れリスクの大幅に軽減することができる。
また、前記床・天井兼用材10bに大きなサイズの鋼材を用いることにより、内部の空間の厚みが増すため、内部の空気層による断熱効果が増し、上階部分の床が冷えにくくなる効果が期待できる。
10a 屋根材
10b 床・天井兼用材
11 下面
12 接合部
T 突出長
B 突出幅
121 接合箇所
20 床材
30 柱材
L 柱長
H 室内高
Claims (5)
- ユニットハウスであって、
少なくとも天井材または屋根材を構成する上部材の下面において、柱材との接合部を下方に突設してあることを特徴とする、
ユニットハウス。 - 床材の上に前記接合部の下面が接するように上部材を配置した際に生じる、上部材と床材との間の余空間に、柱材を配置可能に構成したことを特徴とする、請求項1に記載のユニットハウス。
- 前記突出部の突出長を、前記突出部の突出幅よりも大きくしてあることを特徴とする、請求項1または2に記載のユニットハウス。
- 前記上部材が、上階の床材を兼ねる天井材であることを特徴とする、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載のユニットハウス。
- ユニットハウスの天井材または屋根材を構成する上部材であって、
前記上部材の下面において、柱材との接合部を下方に突設してあることを特徴とする、
ユニットハウス用の上部材。
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