JP2017124066A - 吸引ヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】洗浄液が被浄化面の内部に浸透させることが可能な吸引ヘッドを提供すること。【解決手段】境界壁44を隔てて被浄化面Wに対して吸引作用を行う吸引開口Dと洗浄液が導かれる流出開口Sが先端に開口した吸引ヘッド40は、大気に開放されたダクト42と、ダクト42から流出開口Sに到る通路の途中に開口するノズル46と、ノズル46に洗浄液を供給する導入管43と、境界壁44の縁44aは先端40aから後退しており、ノズル46から漏れ出した洗浄液がノズル46から流出開口Sに到る通路で加速し、被浄化面Wに衝突する。【選択図】図1

Description

本発明は、被浄化面に洗浄液を供給して吸引し除去する湿式吸引装置に用いられる吸引ヘッドに関する。
湿式吸引装置は、床面に洗浄水を吹き付けて床面を洗浄しながら、床面上の水及びこれに溶解された汚れを吸引する。このような、湿式吸引装置として例えば、特許文献1に示されるものが知られている。この装置は、乾式の吸引装置、例えば乾式掃除機の吸引ホースの先に取り付けられ、床面に洗浄水を吹き付けて床面を洗浄しながら、床面上の水及びこれに溶解された汚れを吸引し除去するものであり、乾式掃除機のモータを利用して湿式吸引装置として機能させる。
この湿式吸引装置は、汚水タンクの上部空間を覆う蓋体に、吸引空気で回転するファンとこの回転力により回転する皿体が設けられ、吸引ヘッドから汚水タンク内に吸込まれた空気を皿体のスリットを介してファンに流入させる一方、汚水タンクに吸込まれた汚れを混合する洗浄水に対しては皿体の回転による遠心力で跳ね飛ばしている。
吸引ヘッドの先端は、被浄化面に対する吸引作用を行う吸引開口と洗浄液が導かれる流出開口が開口している。吸引開口と流出開口とを隔てる境界部は、吸引ヘッドの先端よりもやや窪んでいるため、吸引ヘッドの先端が被浄化面に当接すると、境界部と被浄化面の間を通して、吸引開口からの洗浄液がこの隙間を経由して吸引開口に流れる。その際に、洗浄液が被浄化面に付着した汁物等の汚れを溶解させて、吸引開口に吸い込まれる。
特開2014−94026号公報
上述した特許文献1の湿式吸引装置においては、その吸引ヘッドは、境界部と被浄化面の間を通して流れる洗浄液により浄化を行うものであるため、カーペットの内部に付着した汚れを溶解させるには、洗浄液が被浄化面の内部に浸透するまで吸引を続けなければならない。また、境界部の幅を広くして流出開口から吸引開口に到る距離を長くとり、洗浄液が被浄化面の内部に浸透するようにしてこの範囲を専らの浄化範囲としている。しかし、吸引ヘッドを被浄化面に当接した際、洗浄液で満たされた流出開口から吸引開口に到る距離が長くなるため圧力損失が大きくなり、吸引ヘッドの縁を介して吸引開口から吸引力が大気に漏れて、洗浄液を流出開口から吐出させにくく、浄化に時間がかかるという問題があった。
そこで本発明の目的は、洗浄液が被浄化面の内部に浸透させることが可能な吸引ヘッドを提供することである。また、本発明の他の目的は、洗浄液の吐出を効果的に行う吸引ヘッドを提供することである。
本発明の吸引ヘッドは、境界壁を隔てて被浄化面に対して吸引作用を行う吸引開口と洗浄液が導かれる流出開口が先端に開口した吸引ヘッドにおいて、
大気に開放されたダクトと、
前記ダクトから前記流出開口に到る通路の途中に開口するノズルと、
前記ノズルに洗浄液を供給する導入管と、
前記境界壁の縁は前記先端から後退しており、前記ノズルから漏れ出した洗浄液が前記ノズルから前記流出開口に到る通路で加速して被浄化面に衝突させることを特徴とする。
本発明によれば、ダクトを介して吸引された空気は空気流として導入され、空気流の中に開口したノズルの洗浄液を加速して被浄化面に対して衝突させるため、洗浄液が被浄化面の内部にまで浸透させることができる効果がある。
また、霧吹き機構を採用すれば、空気流を利用してノズルから洗浄液を吸い出す圧力差を作り出すことにより、洗浄タンクに正圧を加えなくとも、流出開口に向けて洗浄液を霧吹き状に噴射することができるという効果がある。
本体容器と流出防止弁の断面図である。 分離処理部から蓋体を分離させた状態を示す図である。 吸引ヘッドを示す斜視図である。 吸引ヘッドの作用を説明する図である。 接続管を乾式掃除機に接続した状態を示す図である。 吸引ヘッドの他の実施例を示す図である。 吸引ヘッドのさらに他の実施例を示す図である。
図1において、湿式吸引装置100は、本体容器110内に汚水タンク1、洗浄液タンク2、分離処理部5が設けられている。本体容器110の外側には接続管6、吸引ヘッド40と連結する延長管13、乾式掃除機のエアーホースと結合する結合端33が設けられている。
本体容器110内には、上側に汚水タンク1、下側に洗浄液タンク2が積み重ねられた状態で配置されている。汚水タンク1は、水平断面が円形であって、円形の底面部1bと底面部1bから上に行くに従って半径を大きくする円錐状の周面部1aを有し、周面部1aの上端縁に沿って汚水タンク1の内部空間を封鎖する蓋体1cによって、上部空間が覆われている。
底面部1bは、本体容器110の内部容積を上下に仕切る仕切板7で形成されている。蓋体1cには分離処理部5が組み込まれ、本体容器110に複数(例えば4つ)の係止部8を介して、汚水タンク1から脱着可能に固定される。
図2に、本体容器110から蓋体1cを取り外した状態を示す。それぞれの係止部8は、揺動操作される舌片8aと、この舌片8aの係止穴a1に嵌挿状に掛け止められる鈎状突部8bとからなっている。
蓋体1cに設けられた分離処理部5は吸引ヘッド40を通じて汚水タンク1内に空気と一緒に吸引した洗浄液、洗浄液中に含まれる汚れ及びゴミ等から、空気を選別し出口管19に向け流出させる。分離処理部5は、気体と液体を分離する気水分離を行うもので、皿体9a、空気流により回転されるファン9b、及びファン9bの回転を皿体9aに伝達する軸部9cからなっている。皿体9aは、周面に多数の傾斜状のスリットb2が多数形成されており、回転することにより水の皿体9a内への進入を止め、スリットb2を通してその内側へ空気を流れ込ませる。内側へ流れ込んだ空気は、ファン9bに流れ込み、ファン9bを回転させて出口管19を介して吸引される。
汚水タンク1の下側には、洗浄液タンク2が配置されている。洗浄液タンク2は周面部2aと、底面部2bとを有し、頂面部2cは汚水タンク1の底面部1bを構成する仕切り板7を共有している。周面部2aには洗浄液受け部10が設けられ、この洗浄液受け部10は洗浄液供給管10aとこれの上端の開口を開閉可能に閉鎖する蓋体10bとを備えている。洗浄液供給管10aは下端の開口c1を周面部2a内に開放しており、頂面部2cより高く設定されている。蓋体10bは、洗浄液タンク2内の空気が出入りするための空気抜き孔が形成され、洗浄液タンク2内に水等の洗浄液を供給する場合には、開放される。よって、洗浄液タンク2の内部は大気圧の状態となる。
図1において、延長管13は、その後端が周面部1aを介して汚水タンク1内にノズル23を介して開放されている。ノズル23の開口d1は、延長管13内で空気が通過する断面積d2よりも小さな開口面積となっており、汚水タンク1への流入速度が上昇するようになっている。さらに、ノズル23の開口d1は、延長管13からの空気流を周面部1aに沿う周方向に向けて開口している(図1B参照)。ノズル23の外側は、周面部1aと連続的な曲線を描く案内壁23aになっており、汚水タンク1内を旋回する汚水が、案内壁23aの上を乗り越えて旋回するようになっている。
延長管13は汚水タンク1から前方にやや下向きに斜めに延長され、その先端には吸引ヘッド40が連結されている。吸引ヘッド40は、延長管13に差し込まれる口管3aと、内部空間が口管3aから前方へ向けて漸次に横方へ拡開された通路部3bを備えている。
洗浄液タンク2内から吸引ヘッド40の間には洗浄液通路15が設けられている。吸引ヘッド40内が負圧になると、大気圧の洗浄液タンク2から洗浄液が吸引ヘッド40に向けて洗浄液通路15内を流れる。吸引ヘッド40には、長さ途中に流量調整部16を備えている。流量調整部16は洗浄液通路15の長さ途中箇所を扁平状に弾性変形させるように構成したもので、ハンドル16aを備えている。支軸17を中心にハンドル16aを揺動操作すると、ハンドル16aと延長管13の間に洗浄液通路15が挟み込まれ、弾性変形して洗浄液を閉塞状態にする。
図3は吸引ヘッド40を示している。図3Aは、吸引ヘッドを斜め下から見た様子を示している。吸引ヘッド40の先端40aは、円筒を斜めに切断したような形状をしている。吸引ヘッド40は、外筒41と、その内側に配置された筒状の境界壁44とを有している。境界壁44は、外筒41の内部領域を2つの通路に分割する境界となっており、一方の通路が口管3a(図1)に接続され吸引開口Dへとつながっている。他方の通路はダクト42から吸引開口Dにつながっている。
洗浄液通路15から洗浄液を境界壁44の内部空間に導入する導入管43と、ダクト42とを有している。外筒41は、その基端40bで口管3aに接続しており、その内部空間が吸引される。境界壁44は、基端40b側に延びてはいるが途中でダクト42に接続しており、ダクト42は外筒41を貫いて筒状の境界壁44の内部空間を大気に開放する。
吸引ヘッド40の先端40aにおいては、境界壁44の縁41aと境界壁44の縁44aで定義された吸引開口Dと、境界壁44の縁44aで定義された流出開口Sとがそれぞれ隣合って開口している。図3Bに、吸引ヘッド40の先端40aのみを抽出して、吸引開口Dと流出開口Sの位置関係を示している。縁44aがその全域にわたって、吸引開口Dと流出開口Sとの境界部を構成している。
縁41aは平面状の被浄化面に吸引ヘッド40の先端40aを押しつけたときに、ほぼ全範囲が被浄化面に接触するが、先端40aの前側(尖った側の方)41bと後側(前側41bの反対側)41cの範囲では、被浄化面から離れるように先端40aから若干後退している。これは、固形物を吸引開口D内に取り込みやすくするためである。
一方、縁41aが平面状の被浄化面にほぼ全範囲が被浄化面に接触したときに、縁44aは被浄化面から離れるように若干後退している。縁44aが吸引開口Dと流出開口Sとの境界部を構成しているため、被浄化面と縁44aとの間隔が吸引空気を吸込む通路になる。先端40aの前側(尖った側の方)44bと後側(前側44bの反対側)44cの範囲では、縁41aから離れるようにし、かつ縁44aからダクト42へと続く境界壁44の形状もこれに相似して、外筒41の内周面との距離が他の箇所に比べて離れたものとなっている。これは、吸引開口D内に取り込まれた固形物が容易に吸引ヘッド40内を通過させるためである。
図3Cは、吸引ヘッド40から外筒41のみを取り除いた状態を示している。境界壁44は、外筒41に対して支持ブロック47により固定されている。支持ブロック47は、吸引ヘッド40の側面側に位置している。側面側であれば、掃除の際に吸引ヘッド40を被浄化面に対して前後させる際に、さほど支障が無いからである。支持ブロック47はさらに、ダクト42へ向かって続いており、導入管43から続くノズル46の側面に接触している。これは、吸引開口D内に吸い込まれた糸状物がノズル46に引っかからないようにするためである。ノズル46が支持ブロック47を貫通するようにすれば、さらに望ましい。吸引ヘッド40の先端40a側における支持ブロック47の面47aは、縁41aと縁44aの段差を連続させるような斜面になっている。
図3Dは、境界壁44の一部を削除した状態を示している。境界壁44の内部では、送風管45とノズル46の先端開口46aとにより、空気流tの流速の変化による圧力を利用した霧吹き機構50aが構成されている。境界壁44の内部空気が縁44aと被浄化面の間を介して吸引開口Dに吸引されたとき、ダクト42を介して大気から空気の補充が行われる。ダクト42から流出開口Sに到る通路の途中に送風管45が設けられている。ダクト42から吸引された空気は、送風管45を介して境界壁44の内部に空気流tとして導入される。ノズル46は、送風管45の出口開口に対向して配置して、空気流tの中に先端開口46aが位置するようにしている。先端開口46aから境界壁44の縁44aまでは、空気流tが移動する加速通路ACが設けられている。この加速通路ACの範囲において空気流tにより洗浄液を加速する。
図4は、吸引ヘッド40の動作原理を示している。図4Aは側面断面であり、図4Bはノズル46と送風管45のみを拡大して示した平面断面である。一点破線で被浄化面Wを示した。ノズル46は、送風管45により導入された空気流tに対してその先端開口46aを配置しているが、図4Bに示すとおり、ノズル46の先端開口46aは、空気流tの内側である。送風管45と先端開口46aとにより構成される霧吹き機構50aにおいて、空気流tは、ノズル46の壁面により流れを遮られて方向を変えるとき圧力差が生じ、先端開口46aから洗浄液が吸い出される。吸い出された洗浄液は、円錐状にやや拡散しながら空気流tにより加速して流出開口Sの範囲において被浄化面Wに対して衝突することになる(洗浄液の噴射)。
この結果、カーペット表面のような被浄化面Wに対しては、流出開口Sの範囲で被浄化面Wの内側に対しても洗浄液が進入する。空気流tは、被浄化面Wと縁44a若しくは、被浄化面Wがカーペット表面の場合には、被浄化面Wの内側を経由して、吸引開口Dに吸い込まれる。
ノズル46から噴出した洗浄液が加速された状態で流出開口Sの範囲の被浄化面Wに衝突するため、流出開口Sの範囲が洗浄液による浄化範囲となる。この結果、流出開口Sから吸引開口Dに到る距離を長くし、この範囲を専らの浄化範囲としていた特許文献1に対して、本実施例によれば流出開口Sから吸引開口Dに到る距離th(若しくは縁44aの厚さth)は、薄くて良い。従って、被浄化面Wに対して吸引ヘッド40が押しつけられたときの縁44aにおける圧力損失は小さいため、ダクト42から吸い込まれる空気量も多くなり、高速な空気流tを作ることができる。これは、ノズル46からより多くの洗浄液を噴出させるのに貢献する。
図1に戻り、接続管6は汚水タンク1の後側に起立姿勢で固定されている。実施例においては、保持部材18aを介して汚水タンク1に固定されており、一方、保持部材18bは洗浄液タンク2に跨った状態で配置され、両方の保持部材により橋渡し状に、縦向きの管路を有する接続管6を本体容器110に固定している。接続管6は、後述するように作業者の手により把持される機能を有する箇所である。接続管6の上端には、接続管6の内部の管路に対して出口管19を抜き差し可能な状態で差し込まれるソケット20が嵌着されている。そして接続管6の内部の管路の下端は水平方向に90度送風方向を曲げられる。接続管6の管路は続いて、流出防止弁30と称する部分を経て、結合端33に続き、結合端33を介して電気掃除機101のエアーホースhが接続される。流出防止弁30における管路を、弁室31と称している。弁室31は、その内部空間が水平方向に延びており、その中に、球状の弁体34と、湿式吸引装置100が起立した状態で弁室31の管壁面から下向きの凹みとなる弁体駐留部32と、結合端33側に開口する開口部35と、開口部35の周囲に設けられたリング状のパッキン36が設けられている。接続管6は、洗浄液タンク2と分離処理部5との間であって本体容器110に離間して設けられている。この位置は、洗浄液タンク2が洗浄液で充填され、蓋体1cが装着された本体容器110の重心位置の水平方向横に相当する位置である。
次に上記のように形成された本例の湿式吸引装置100の使用例について説明する。
流量調整部16が閉塞状態した状態で、洗浄液受け部10の蓋体10bを開放して洗浄液(液状薬剤でも、水でも良い)を洗浄液タンク2内に供給した後、蓋体10bを閉鎖する。
図5Aに示すように、乾式掃除機である電気掃除機101のエアーホースhの先端開口を結合端33に外嵌させ連通させる。操作者は、電気掃除機101のスイッチkを操作して始動させる。洗浄液タンク2は大気圧状態であり、洗浄液の自重に対して洗浄液通路15内の管摩擦損失及び表面張力が作用して、大気圧に対してバランスした状態であり、洗浄液はノズル46からあふれ出ることは無い。手jで接続管6を把持し、吸引ヘッド40の先端40aをカーペット等の被浄化面に当接させる。
始動された電気掃除機101の負圧発生部は、出口管19、皿体9a、汚水タンク1及び吸引ヘッド40を通じて空気を吸引する。洗浄液による洗浄を行う場合、ハンドル16aを操作して洗浄液通路15を開状態にすると、ダクト42から流出開口Sに到る空気流が発生して、ノズル46における圧力のバランスが崩れ、洗浄液が被浄化面上に噴射される。洗浄液は、被浄化面付着した或いは内部に浸透した汚れを溶解させる。
被浄化面上に存在する洗浄液やこれに混合した汚れ成分、及び散在するゴミ等は吸引ヘッド40を経て汚水タンク1内に流入する。ノズル23により流速が増加した状態で周面部1aに沿って周方向へ流動する。また皿体9aが回転することにより、汚水タンク1内ではこれの中心線回りの旋回流が生成される。汚水タンク1内において遠心分離が行われ、分離された汚水は洗浄液タンク2内を降下する。皿体9aは、スリットb2を経て出口管19内へ流下しようとする汚水を回転による遠心力で跳ね飛ばして出口管19内への進入を阻止する。出口管19内の空気流は、接続管6、結合端33を経て電気掃除機101に至る。
ハンドル16aを操作して洗浄液通路15を閉状態にすると、洗浄液の供給は停止する。そのまま、電気掃除機101を起動し続けると吸引ヘッド40は、吸引開口Dにより被浄化面上に存在する洗浄液を吸い込み続け、被浄化面を乾燥させる。
汚水タンク1内には汚水が排出必要レベルまで蓄積したら、図2に示すように各係止部8による本体容器110と蓋体1cとの係止を外す。そして、汚水タンク1に蓄積された汚水を廃棄する。
本実施例においては、接続管6の下側に電気掃除機101のエアーホースhを接続することにより、エアーホースhが手の動きを邪魔することを回避させている。
汚水タンク1は洗浄液タンク2の上側に配置されている。汚水タンク1は、皿体9aを内部に有するため、洗浄液タンク2よりも深さが必要である。洗浄液及び汚水の重量物を接続管6の下側に位置させ、分離処理部5を上側に設定しているので、重心位置が接続管6の近辺あり、湿式吸引装置100を取り回ししやすい。
また、洗浄液タンク2から汚水タンク1に移っても重心が上昇しても高さを大きく変えないので、取り回し性は劣化しない。洗浄液タンク2が汚水タンク1の上にあると、掃除開始当初、重心は接続管6の上側にあるので、取り回しにくくなる。また、掃除中に移動する洗浄液の移動高さも大きくなり、重心変動が大きくなる。
汚水タンク1を上側に配置したことにより、電気掃除機101からの吸引空気を汚水タンク1の蓋体1cに設けられた分離処理部5に対して導入しなくてはならないが、接続管6がこの役目を担っている。通常の電気掃除機101の風量を扱う管の太さは、ほぼ掌で握れる太さであり、湿式吸引装置100を邪魔しない下側の位置から導入された電機掃除機101の吸引空気を接続管6の内部を利用して分離処理部5に送るのである。
図5Bは、湿式吸引装置100の延長管13に対して、直接、吸引ヘッド40を取り付けるのでは無く、フレキシブルホースmを間に挟んで取り付けた状態を示している。洗浄液通路15としても、十分に長いものを取り付けて使用する。吸引ヘッド40を手jに持って掃除を行い、湿式吸引装置100は床或いは適当な場所に置かれた状態である。フレキシブルホースmを介在させれば、垂直な壁面或いは天井面などの、分離処理部5と汚水タンク1の上下関係が逆転する環境においても使用することができる。また、作業中に、湿式吸引装置100が転倒しても、流出防止弁30により、洗浄液が乾式の電気掃除機101の負圧発生部に流れ込まない。
本実施例によれば、洗浄液タンク2は大気圧の状態でも、吸引ヘッド40からは洗浄液を霧吹き状態で噴射できるため、洗浄液を圧送するポンプは必要無い。よって、湿式吸引装置100には、モータ等の電気機器を装備する必要が無いため、製品販売及び輸出に当たっては、対応すべき法令や輸出国における規制が少ない製品とすることが出来る。
図6は、他の実施例による吸引ヘッド400を示す断面図である。吸引ヘッド40と同一の構成部分については同一の引用符号が付してある。空気流の圧力差を利用して液体を吸い出す霧吹き機構については、様々な形態が知られているが、本実施例は、吸引ヘッド40の霧吹きの原理を他の霧吹き構成50bを利用したものである。霧吹き構成50bは、送風管45の途中に管路が細くなる箇所45aを設け、ノズル46の先端開口46aを配置している。吸引ヘッド40と比較して空気流tに対してその先端を配置している点は同じである。しかし、図6Bに示すとおり、ノズル46の先端開口46aは、空気流tの内側ではなく側面である。空気流tは、箇所45aの位置で流速が早くなり、その結果生じた圧力低下により、霧吹きの原理に基づき先端開口46aから洗浄液が吸い出される。
図7は、他の実施例による吸引ヘッド500を示す断面図である。吸引ヘッド40と同一の構成部分については同一の引用符号が付してある。本実施例は、吸引開口Dと流出開口Sの構成を変更したものであって、吸引開口Dが吸引ヘッド500先端の前側、流出開口Sが吸引開口Dの後側に配置されている。吸引ヘッド500は、外筒501からなる外観を有しており、その縁501aが流出開口Sと吸引開口Dとを取り囲んで、それらの周囲を定義しており、境界壁502は、外筒501の内部領域を2つの通路に分割しており、一方の通路が口管3a(図1)に接続され吸引開口Dへとつながっている。他方の通路はダクト42から吸引開口Dにつながっている。境界壁502の縁502aが流出開口Sと吸引開口Dの境界を定義している。吸引ヘッド500の先端が被浄化面Wに当接したとき、縁501aのほぼ全域が、被浄化面Wに当接する。一方で、境界壁502の縁502aは、外筒501の縁501aよりも後退しており、吸引ヘッド500の先端が被浄化面Wに当接したとき、境界部502の縁502aと被浄化面Wの間には、隙間が空くようにされている。尚、吸引ヘッド500の先端前側は、固形物を取り込みやすくするために、若干後退した箇所501bが設けられている。
ダクト42は、吸引ヘッド500の後側から外気を吸引しており、送風管45を介して空気流tを形成し、空気流tの内側にノズル46の先端開口46aが覗いている。洗浄液を噴射する霧吹き機構50aは、吸引ヘッド40と同じである。先端開口46aから被浄化面Wに到る外筒501と境界壁502との間で構成される空間は、噴出した洗浄液が加速される加速通路として機能する。本実施例においても、洗浄液が被浄化面Wに対して噴射されるため、境界壁502の縁502aの厚さthは薄くて良い。
上記実施例においては、洗浄液タンク2は大気圧の状態であり、ノズル46と空気流tによる霧吹き機構50a、50bを用いて、空気流t中に洗浄液を吸い出していた。一方で、霧吹き機構50a、50bを設けない構成ならば、霧吹きの原理による吸い出しは期待できない。このようにした場合においても、洗浄液タンク2の洗浄液に例えば正圧をかけてノズル46から漏れ出すようにすれば、ノズル46から漏れ出した洗浄液は、加速通路を経ることにより空気流tによって加速され、被浄化面Wに衝突して内部に浸透するようになる。
1 汚水タンク
1c 蓋体
2 洗浄液タンク
4 洗浄液案内路
5 分離処理部
6 接続管
30 流出防止弁
31 弁室
32 弁体駐留部
33 結合端
34 弁体
35 開口部
36 パッキン
40 吸引ヘッド
41 外筒
42 ダクト
43 導入管
44 境界壁
45 送風管
46 ノズル
47 支持ブロック
100 湿式吸引装置
101 電気掃除機
110 本体容器
400 吸引ヘッド
500 吸引ヘッド
501 外筒
502 境界壁
本発明は、被浄化面に洗浄液を供給して吸引し除去する湿式吸引装置に用いられる吸引ヘッドに関する。
湿式吸引装置は、床面に洗浄水を吹き付けて床面を洗浄しながら、床面上の水及びこれに溶解された汚れを吸引する。このような、湿式吸引装置として例えば、特許文献1に示されるものが知られている。この装置は、乾式の吸引装置、例えば乾式掃除機の吸引ホースの先に取り付けられ、床面に洗浄水を吹き付けて床面を洗浄しながら、床面上の水及びこれに溶解された汚れを吸引し除去するものであり、乾式掃除機のモータを利用して湿式吸引装置として機能させる。
この湿式吸引装置は、汚水タンクの上部空間を覆う蓋体に、吸引空気で回転するファンとこの回転力により回転する皿体が設けられ、吸引ヘッドから汚水タンク内に吸込まれた空気を皿体のスリットを介してファンに流入させる一方、汚水タンクに吸込まれた汚れを混合する洗浄水に対しては皿体の回転による遠心力で跳ね飛ばしている。
吸引ヘッドの先端は、被浄化面に対する吸引作用を行う吸引開口と洗浄液が導かれる流出開口が開口している。吸引開口と流出開口とを隔てる境界部は、吸引ヘッドの先端よりもやや窪んでいるため、吸引ヘッドの先端が被浄化面に当接すると、境界部と被浄化面の間を通して、吸引開口からの洗浄液がこの隙間を経由して吸引開口に流れる。その際に、洗浄液が被浄化面に付着した汁物等の汚れを溶解させて、吸引開口に吸い込まれる。
特開2014−94026号公報
上述した特許文献1の湿式吸引装置においては、その吸引ヘッドは、境界部と被浄化面の間を通して流れる洗浄液により浄化を行うものであるため、カーペットの内部に付着した汚れを溶解させるには、洗浄液が被浄化面の内部に浸透するまで吸引を続けなければならない。また、境界部の幅を広くして流出開口から吸引開口に到る距離を長くとり、洗浄液が被浄化面の内部に浸透するようにしてこの範囲を専らの浄化範囲としている。しかし、吸引ヘッドを被浄化面に当接した際、洗浄液で満たされた流出開口から吸引開口に到る距離が長くなるため圧力損失が大きくなり、吸引ヘッドの縁を介して吸引開口から吸引力が大気に漏れて、洗浄液を流出開口から吐出させにくく、浄化に時間がかかるという問題があった。
そこで本発明の目的は、洗浄液が被浄化面の内部に浸透させることが可能な吸引ヘッドを提供することである。また、本発明の他の目的は、洗浄液の吐出を効果的に行う吸引ヘッドを提供することである。
本発明の吸引ヘッドは、境界壁を隔てて被浄化面に対して吸引作用を行う吸引開口と洗浄液が導かれる流出開口が先端に開口した吸引ヘッドにおいて、
大気に開放されたダクトと、
前記ダクトから取り入れた空気を前記流出開口に到る空間へ出口開口から吹き出す送風管と、
前記送風管の途中に開口するノズルと、
前記ノズルに洗浄液を供給する導入管とを有し
前記境界壁の縁は前記先端から後退しており、前記ノズルから漏れ出した洗浄液を前記ノズルから前記流出開口に到る通路で加速し、かつノズルから漏れ出した洗浄液は、前記送風管の出口開口を経由した後に前記流出開口に到る空間に到り、被浄化面に衝突させることを特徴とする。
本発明によれば、ダクトを介して吸引された空気は空気流として導入され、空気流の中に開口したノズルの洗浄液を加速して被浄化面に対して衝突させるため、洗浄液が被浄化面の内部にまで浸透させることができる効果がある。
また、霧吹き機構を採用すれば、空気流を利用してノズルから洗浄液を吸い出す圧力差を作り出すことにより、洗浄タンクに正圧を加えなくとも、流出開口に向けて洗浄液を霧吹き状に噴射することができるという効果がある。
本体容器と流出防止弁の断面図である。 分離処理部から蓋体を分離させた状態を示す図である。 吸引ヘッドを示す斜視図である。 吸引ヘッドの作用を説明する図である。 接続管を乾式掃除機に接続した状態を示す図である。 吸引ヘッドの他の実施例を示す図である。 吸引ヘッドのさらに他の例を示す図である。
図1において、湿式吸引装置100は、本体容器110内に汚水タンク1、洗浄液タンク2、分離処理部5が設けられている。本体容器110の外側には接続管6、吸引ヘッド40と連結する延長管13、乾式掃除機のエアーホースと結合する結合端33が設けられている。
本体容器110内には、上側に汚水タンク1、下側に洗浄液タンク2が積み重ねられた状態で配置されている。汚水タンク1は、水平断面が円形であって、円形の底面部1bと底面部1bから上に行くに従って半径を大きくする円錐状の周面部1aを有し、周面部1aの上端縁に沿って汚水タンク1の内部空間を封鎖する蓋体1cによって、上部空間が覆われている。
底面部1bは、本体容器110の内部容積を上下に仕切る仕切板7で形成されている。蓋体1cには分離処理部5が組み込まれ、本体容器110に複数(例えば4つ)の係止部8を介して、汚水タンク1から脱着可能に固定される。
図2に、本体容器110から蓋体1cを取り外した状態を示す。それぞれの係止部8は、揺動操作される舌片8aと、この舌片8aの係止穴a1に嵌挿状に掛け止められる鈎状突部8bとからなっている。
蓋体1cに設けられた分離処理部5は吸引ヘッド40を通じて汚水タンク1内に空気と一緒に吸引した洗浄液、洗浄液中に含まれる汚れ及びゴミ等から、空気を選別し出口管19に向け流出させる。分離処理部5は、気体と液体を分離する気水分離を行うもので、皿体9a、空気流により回転されるファン9b、及びファン9bの回転を皿体9aに伝達する軸部9cからなっている。皿体9aは、周面に多数の傾斜状のスリットb2が多数形成されており、回転することにより水の皿体9a内への進入を止め、スリットb2を通してその内側へ空気を流れ込ませる。内側へ流れ込んだ空気は、ファン9bに流れ込み、ファン9bを回転させて出口管19を介して吸引される。
汚水タンク1の下側には、洗浄液タンク2が配置されている。洗浄液タンク2は周面部2aと、底面部2bとを有し、頂面部2cは汚水タンク1の底面部1bを構成する仕切り板7を共有している。周面部2aには洗浄液受け部10が設けられ、この洗浄液受け部10は洗浄液供給管10aとこれの上端の開口を開閉可能に閉鎖する蓋体10bとを備えている。洗浄液供給管10aは下端の開口c1を周面部2a内に開放しており、頂面部2cより高く設定されている。蓋体10bは、洗浄液タンク2内の空気が出入りするための空気抜き孔が形成され、洗浄液タンク2内に水等の洗浄液を供給する場合には、開放される。よって、洗浄液タンク2の内部は大気圧の状態となる。
図1において、延長管13は、その後端が周面部1aを介して汚水タンク1内にノズル23を介して開放されている。ノズル23の開口d1は、延長管13内で空気が通過する断面積d2よりも小さな開口面積となっており、汚水タンク1への流入速度が上昇するようになっている。さらに、ノズル23の開口d1は、延長管13からの空気流を周面部1aに沿う周方向に向けて開口している(図1B参照)。ノズル23の外側は、周面部1aと連続的な曲線を描く案内壁23aになっており、汚水タンク1内を旋回する汚水が、案内壁23aの上を乗り越えて旋回するようになっている。
延長管13は汚水タンク1から前方にやや下向きに斜めに延長され、その先端には吸引ヘッド40が連結されている。吸引ヘッド40は、延長管13に差し込まれる口管3aと、内部空間が口管3aから前方へ向けて漸次に横方へ拡開された通路部3bを備えている。
洗浄液タンク2内から吸引ヘッド40の間には洗浄液通路15が設けられている。吸引ヘッド40内が負圧になると、大気圧の洗浄液タンク2から洗浄液が吸引ヘッド40に向けて洗浄液通路15内を流れる。吸引ヘッド40には、長さ途中に流量調整部16を備えている。流量調整部16は洗浄液通路15の長さ途中箇所を扁平状に弾性変形させるように構成したもので、ハンドル16aを備えている。支軸17を中心にハンドル16aを揺動操作すると、ハンドル16aと延長管13の間に洗浄液通路15が挟み込まれ、弾性変形して洗浄液を閉塞状態にする。
図3は吸引ヘッド40を示している。図3Aは、吸引ヘッドを斜め下から見た様子を示している。吸引ヘッド40の先端40aは、円筒を斜めに切断したような形状をしている。吸引ヘッド40は、外筒41と、その内側に配置された筒状の境界壁44とを有している。境界壁44は、外筒41の内部領域を2つの通路に分割する境界となっており、一方の通路が口管3a(図1)に接続され吸引開口Dへとつながっている。他方の通路はダクト42から吸引開口Dにつながっている。
洗浄液通路15から洗浄液を境界壁44の内部空間に導入する導入管43と、ダクト42とを有している。外筒41は、その基端40bで口管3aに接続しており、その内部空間が吸引される。境界壁44は、基端40b側に延びてはいるが途中でダクト42に接続しており、ダクト42は外筒41を貫いて筒状の境界壁44の内部空間を大気に開放する。
吸引ヘッド40の先端40aにおいては、境界壁44の縁41aと境界壁44の縁44aで定義された吸引開口Dと、境界壁44の縁44aで定義された流出開口Sとがそれぞれ隣合って開口している。図3Bに、吸引ヘッド40の先端40aのみを抽出して、吸引開口Dと流出開口Sの位置関係を示している。縁44aがその全域にわたって、吸引開口Dと流出開口Sとの境界部を構成している。
縁41aは平面状の被浄化面に吸引ヘッド40の先端40aを押しつけたときに、ほぼ全範囲が被浄化面に接触するが、先端40aの前側(尖った側の方)41bと後側(前側41bの反対側)41cの範囲では、被浄化面から離れるように先端40aから若干後退している。これは、固形物を吸引開口D内に取り込みやすくするためである。
一方、縁41aが平面状の被浄化面にほぼ全範囲が被浄化面に接触したときに、縁44aは被浄化面から離れるように若干後退している。縁44aが吸引開口Dと流出開口Sとの境界部を構成しているため、被浄化面と縁44aとの間隔が吸引空気を吸込む通路になる。先端40aの前側(尖った側の方)44bと後側(前側44bの反対側)44cの範囲では、縁41aから離れるようにし、かつ縁44aからダクト42へと続く境界壁44の形状もこれに相似して、外筒41の内周面との距離が他の箇所に比べて離れたものとなっている。これは、吸引開口D内に取り込まれた固形物が容易に吸引ヘッド40内を通過させるためである。
図3Cは、吸引ヘッド40から外筒41のみを取り除いた状態を示している。境界壁44は、外筒41に対して支持ブロック47により固定されている。支持ブロック47は、吸引ヘッド40の側面側に位置している。側面側であれば、掃除の際に吸引ヘッド40を被浄化面に対して前後させる際に、さほど支障が無いからである。支持ブロック47はさらに、ダクト42へ向かって続いており、導入管43から続くノズル46の側面に接触している。これは、吸引開口D内に吸い込まれた糸状物がノズル46に引っかからないようにするためである。ノズル46が支持ブロック47を貫通するようにすれば、さらに望ましい。吸引ヘッド40の先端40a側における支持ブロック47の面47aは、縁41aと縁44aの段差を連続させるような斜面になっている。
図3Dは、境界壁44の一部を削除した状態を示している。境界壁44の内部では、送風管45とノズル46の先端開口46aとにより、空気流tの流速の変化による圧力を利用した霧吹き機構50aが構成されている。境界壁44の内部空気が縁44aと被浄化面の間を介して吸引開口Dに吸引されたとき、ダクト42を介して大気から空気の補充が行われる。ダクト42から流出開口Sに到る通路の途中に送風管45が設けられている。ダクト42から吸引された空気は、送風管45を介して境界壁44の内部に空気流tとして導入される。ノズル46は、送風管45の出口開口に対向して配置して、空気流tの中に先端開口46aが位置するようにしている。先端開口46aから境界壁44の縁44aまでは、空気流tが移動する加速通路ACが設けられている。この加速通路ACの範囲において空気流tにより洗浄液を加速する。
図4は、吸引ヘッド40の動作原理を示している。図4Aは側面断面であり、図4Bはノズル46と送風管45のみを拡大して示した平面断面である。一点破線で被浄化面Wを示した。ノズル46は、送風管45により導入された空気流tに対してその先端開口46aを配置しているが、図4Bに示すとおり、ノズル46の先端開口46aは、空気流tの内側である。送風管45と先端開口46aとにより構成される霧吹き機構50aにおいて、空気流tは、ノズル46の壁面により流れを遮られて方向を変えるとき圧力差が生じ、先端開口46aから洗浄液が吸い出される。吸い出された洗浄液は、円錐状にやや拡散しながら空気流tにより加速して流出開口Sの範囲において被浄化面Wに対して衝突することになる(洗浄液の噴射)。
この結果、カーペット表面のような被浄化面Wに対しては、流出開口Sの範囲で被浄化面Wの内側に対しても洗浄液が進入する。空気流tは、被浄化面Wと縁44a若しくは、被浄化面Wがカーペット表面の場合には、被浄化面Wの内側を経由して、吸引開口Dに吸い込まれる。
ノズル46から噴出した洗浄液が加速された状態で流出開口Sの範囲の被浄化面Wに衝突するため、流出開口Sの範囲が洗浄液による浄化範囲となる。この結果、流出開口Sから吸引開口Dに到る距離を長くし、この範囲を専らの浄化範囲としていた特許文献1に対して、本例によれば流出開口Sから吸引開口Dに到る距離th(若しくは縁44aの厚さth)は、薄くて良い。従って、被浄化面Wに対して吸引ヘッド40が押しつけられたときの縁44aにおける圧力損失は小さいため、ダクト42から吸い込まれる空気量も多くなり、高速な空気流tを作ることができる。これは、ノズル46からより多くの洗浄液を噴出させるのに貢献する。
図1に戻り、接続管6は汚水タンク1の後側に起立姿勢で固定されている。本例においては、保持部材18aを介して汚水タンク1に固定されており、一方、保持部材18bは洗浄液タンク2に跨った状態で配置され、両方の保持部材により橋渡し状に、縦向きの管路を有する接続管6を本体容器110に固定している。接続管6は、後述するように作業者の手により把持される機能を有する箇所である。接続管6の上端には、接続管6の内部の管路に対して出口管19を抜き差し可能な状態で差し込まれるソケット20が嵌着されている。そして接続管6の内部の管路の下端は水平方向に90度送風方向を曲げられる。接続管6の管路は続いて、流出防止弁30と称する部分を経て、結合端33に続き、結合端33を介して電気掃除機101のエアーホースhが接続される。流出防止弁30における管路を、弁室31と称している。弁室31は、その内部空間が水平方向に延びており、その中に、球状の弁体34と、湿式吸引装置100が起立した状態で弁室31の管壁面から下向きの凹みとなる弁体駐留部32と、結合端33側に開口する開口部35と、開口部35の周囲に設けられたリング状のパッキン36が設けられている。接続管6は、洗浄液タンク2と分離処理部5との間であって本体容器110に離間して設けられている。この位置は、洗浄液タンク2が洗浄液で充填され、蓋体1cが装着された本体容器110の重心位置の水平方向横に相当する位置である。
次に上記のように形成された本例の湿式吸引装置100の使用例について説明する。
流量調整部16が閉塞状態した状態で、洗浄液受け部10の蓋体10bを開放して洗浄液(液状薬剤でも、水でも良い)を洗浄液タンク2内に供給した後、蓋体10bを閉鎖する。
図5Aに示すように、乾式掃除機である電気掃除機101のエアーホースhの先端開口を結合端33に外嵌させ連通させる。操作者は、電気掃除機101のスイッチkを操作して始動させる。洗浄液タンク2は大気圧状態であり、洗浄液の自重に対して洗浄液通路15内の管摩擦損失及び表面張力が作用して、大気圧に対してバランスした状態であり、洗浄液はノズル46からあふれ出ることは無い。手jで接続管6を把持し、吸引ヘッド40の先端40aをカーペット等の被浄化面に当接させる。
始動された電気掃除機101の負圧発生部は、出口管19、皿体9a、汚水タンク1及び吸引ヘッド40を通じて空気を吸引する。洗浄液による洗浄を行う場合、ハンドル16aを操作して洗浄液通路15を開状態にすると、ダクト42から流出開口Sに到る空気流が発生して、ノズル46における圧力のバランスが崩れ、洗浄液が被浄化面上に噴射される。洗浄液は、被浄化面付着した或いは内部に浸透した汚れを溶解させる。
被浄化面上に存在する洗浄液やこれに混合した汚れ成分、及び散在するゴミ等は吸引ヘッド40を経て汚水タンク1内に流入する。ノズル23により流速が増加した状態で周面部1aに沿って周方向へ流動する。また皿体9aが回転することにより、汚水タンク1内ではこれの中心線回りの旋回流が生成される。汚水タンク1内において遠心分離が行われ、分離された汚水は洗浄液タンク2内を降下する。皿体9aは、スリットb2を経て出口管19内へ流下しようとする汚水を回転による遠心力で跳ね飛ばして出口管19内への進入を阻止する。出口管19内の空気流は、接続管6、結合端33を経て電気掃除機101に至る。
ハンドル16aを操作して洗浄液通路15を閉状態にすると、洗浄液の供給は停止する。そのまま、電気掃除機101を起動し続けると吸引ヘッド40は、吸引開口Dにより被浄化面上に存在する洗浄液を吸い込み続け、被浄化面を乾燥させる。
汚水タンク1内には汚水が排出必要レベルまで蓄積したら、図2に示すように各係止部8による本体容器110と蓋体1cとの係止を外す。そして、汚水タンク1に蓄積された汚水を廃棄する。
本例においては、接続管6の下側に電気掃除機101のエアーホースhを接続することにより、エアーホースhが手の動きを邪魔することを回避させている。
汚水タンク1は洗浄液タンク2の上側に配置されている。汚水タンク1は、皿体9aを内部に有するため、洗浄液タンク2よりも深さが必要である。洗浄液及び汚水の重量物を接続管6の下側に位置させ、分離処理部5を上側に設定しているので、重心位置が接続管6の近辺あり、湿式吸引装置100を取り回ししやすい。
また、洗浄液タンク2から汚水タンク1に移っても重心が上昇しても高さを大きく変えないので、取り回し性は劣化しない。洗浄液タンク2が汚水タンク1の上にあると、掃除開始当初、重心は接続管6の上側にあるので、取り回しにくくなる。また、掃除中に移動する洗浄液の移動高さも大きくなり、重心変動が大きくなる。
汚水タンク1を上側に配置したことにより、電気掃除機101からの吸引空気を汚水タンク1の蓋体1cに設けられた分離処理部5に対して導入しなくてはならないが、接続管6がこの役目を担っている。通常の電気掃除機101の風量を扱う管の太さは、ほぼ掌で握れる太さであり、湿式吸引装置100を邪魔しない下側の位置から導入された電機掃除機101の吸引空気を接続管6の内部を利用して分離処理部5に送るのである。
図5Bは、湿式吸引装置100の延長管13に対して、直接、吸引ヘッド40を取り付けるのでは無く、フレキシブルホースmを間に挟んで取り付けた状態を示している。洗浄液通路15としても、十分に長いものを取り付けて使用する。吸引ヘッド40を手jに持って掃除を行い、湿式吸引装置100は床或いは適当な場所に置かれた状態である。フレキシブルホースmを介在させれば、垂直な壁面或いは天井面などの、分離処理部5と汚水タンク1の上下関係が逆転する環境においても使用することができる。また、作業中に、湿式吸引装置100が転倒しても、流出防止弁30により、洗浄液が乾式の電気掃除機101の負圧発生部に流れ込まない。
本例によれば、洗浄液タンク2は大気圧の状態でも、吸引ヘッド40からは洗浄液を霧吹き状態で噴射できるため、洗浄液を圧送するポンプは必要無い。よって、湿式吸引装置100には、モータ等の電気機器を装備する必要が無いため、製品販売及び輸出に当たっては、対応すべき法令や輸出国における規制が少ない製品とすることが出来る。
図6は、本発明の実施例による吸引ヘッド400を示す断面図である。吸引ヘッド40と同一の構成部分については同一の引用符号が付してある。空気流の圧力差を利用して液体を吸い出す霧吹き機構については、様々な形態が知られているが、本実施例は、吸引ヘッド40の霧吹きの原理を他の霧吹き構成50bを利用したものである。霧吹き構成50bは、送風管45の途中に管路が細くなる箇所45aを設け、ノズル46の先端開口46aを配置している。吸引ヘッド40と比較して空気流tに対してその先端を配置している点は同じである。しかし、図6Bに示すとおり、ノズル46の先端開口46aは、空気流tの内側ではなく側面である。空気流tは、箇所45aの位置で流速が早くなり、その結果生じた圧力低下により、霧吹きの原理に基づき先端開口46aから洗浄液が吸い出される。
図7は、吸引ヘッド500を示す断面図である。吸引ヘッド40と同一の構成部分については同一の引用符号が付してある。本例は、吸引開口Dと流出開口Sの構成を変更したものであって、吸引開口Dが吸引ヘッド500先端の前側、流出開口Sが吸引開口Dの後側に配置されている。吸引ヘッド500は、外筒501からなる外観を有しており、その縁501aが流出開口Sと吸引開口Dとを取り囲んで、それらの周囲を定義しており、境界壁502は、外筒501の内部領域を2つの通路に分割しており、一方の通路が口管3a(図1)に接続され吸引開口Dへとつながっている。他方の通路はダクト42から吸引開口Dにつながっている。境界壁502の縁502aが流出開口Sと吸引開口Dの境界を定義している。吸引ヘッド500の先端が被浄化面Wに当接したとき、縁501aのほぼ全域が、被浄化面Wに当接する。一方で、境界壁502の縁502aは、外筒501の縁501aよりも後退しており、吸引ヘッド500の先端が被浄化面Wに当接したとき、境界部502の縁502aと被浄化面Wの間には、隙間が空くようにされている。尚、吸引ヘッド500の先端前側は、固形物を取り込みやすくするために、若干後退した箇所501bが設けられている。
ダクト42は、吸引ヘッド500の後側から外気を吸引しており、送風管45を介して空気流tを形成し、空気流tの内側にノズル46の先端開口46aが覗いている。洗浄液を噴射する霧吹き機構50aは、吸引ヘッド40と同じである。先端開口46aから被浄化面Wに到る外筒501と境界壁502との間で構成される空間は、噴出した洗浄液が加速される加速通路として機能する。本例においても、洗浄液が被浄化面Wに対して噴射されるため、境界壁502の縁502aの厚さthは薄くて良い。
上記例においては、洗浄液タンク2は大気圧の状態であり、ノズル46と空気流tによる霧吹き機構50a、50bを用いて、空気流t中に洗浄液を吸い出していた。一方で、霧吹き機構50a、50bを設けない構成ならば、霧吹きの原理による吸い出しは期待できない。このようにした場合においても、洗浄液タンク2の洗浄液に例えば正圧をかけてノズル46から漏れ出すようにすれば、ノズル46から漏れ出した洗浄液は、加速通路を経ることにより空気流tによって加速され、被浄化面Wに衝突して内部に浸透するようになる。
1 汚水タンク
1c 蓋体
2 洗浄液タンク
4 洗浄液案内路
5 分離処理部
6 接続管
30 流出防止弁
31 弁室
32 弁体駐留部
33 結合端
34 弁体
35 開口部
36 パッキン
40 吸引ヘッド
41 外筒
42 ダクト
43 導入管
44 境界壁
45 送風管
46 ノズル
47 支持ブロック
100 湿式吸引装置
101 電気掃除機
110 本体容器
400 吸引ヘッド
500 吸引ヘッド
501 外筒
502 境界壁
本発明の吸引ヘッドは、外筒の内部領域を2つの通路に分割する境界壁を隔てて被浄化面に対して吸引作用を行う吸引開口と洗浄液が導かれる流出開口が先端に開口した吸引ヘッドにおいて、
大気に開放されたダクトと、
前記ダクトから取り入れた空気を前記流出開口に到る空間へ出口開口から吹き出す送風管と、
前記送風管の途中に開口するノズルと、
前記ノズルに洗浄液を供給する導入管とを有し、
前記境界壁の縁は前記先端から後退しており、前記ノズルから漏れ出した洗浄液を前記ノズルから前記流出開口に到る通路で加速し、かつノズルから漏れ出した洗浄液は、前記送風管の出口開口を経由した後に、前記境界壁により分割された外筒の内部領域のうち前記流出開口に到る通路に到り、被浄化面に衝突させることを特徴とする。

Claims (2)

  1. 境界壁を隔てて被浄化面に対して吸引作用を行う吸引開口と洗浄液が導かれる流出開口が先端に開口した吸引ヘッドにおいて、
    大気に開放されたダクトと、
    前記ダクトから前記流出開口に到る通路の途中に開口するノズルと、
    前記ノズルに洗浄液を供給する導入管と、
    前記境界壁の縁は前記先端から後退しており、前記ノズルから漏れ出した洗浄液を前記ノズルから前記流出開口に到る通路で加速して被浄化面に衝突させることを特徴とする吸引ヘッド。
  2. 前記ダクトから前記流出開口に到る通路を流れる空気流の途中に圧力差を生じさせ、この圧力差により前記ノズルから洗浄液を吸い出す霧吹き機構を有することを特徴とする吸引ヘッド。

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