JP2017124056A - ペン型玩具 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型で取り回しに優れ、きめの細かい泡を作ることができるペン型玩具を提供する。
【解決手段】押スイッチ18と、押スイッチ18が操作されたときに作動する空気供給部20と、泡生成用液Lを貯留する液貯留部40と、フィルタ部25と、を備える。押スイッチ18が操作されると、フィルタ部25に空気と泡生成用液Lとが供給され、空気と泡生成用液Lとがフィルタ部25を通過することで混合されて泡が生成され、先端開口13aから泡が排出される。
【選択図】図1

Description

この発明は、先端開口から泡を排出し、泡を使って絵や造形を楽しむことができるペン型玩具に関する。
この種の玩具として、例えば特許文献1には、加圧手段で加圧された空気を容器体の泡発生用液中に導入し、この加圧された空気を気泡化して泡発生用液内に拡散させると共に、気泡化した加圧空気が前記泡発生用液内に拡散されることにより発生する泡を外部へ導入するようにした玩具が開示されている。この玩具によれば、泡によるお絵かきや落書きを楽しむことができるとされている。
実用新案登録第3018601号公報
しかし、上記した特許文献1記載の玩具では、泡発生用液を貯留する容器体は、泡を発生させるための空間でもあるため、この容器体の容積を大きくする必要があった。しかしながら、容器体の容積を大きくすると玩具が大きくなって取り回しが不便になり、自由に絵や造形を楽しむことができないという問題があった。
また、上記した特許文献1記載の構造では、加圧された空気を泡発生用液内に拡散させることで泡を発生させているため、きめの細かい泡を作ることが困難であり、泡がすぐに潰れてしまうので、絵や造形を十分に楽しむことができなかった。
そこで、本発明は、小型で取り回しに優れ、きめの細かい泡を作ることができるペン型玩具を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、以下を特徴とする。
請求項1記載の発明は、先端開口から泡を排出するペン型玩具であって、前記ペン型玩具の表面に配置された押スイッチと、前記押スイッチが操作されたときに作動する空気供給部と、泡生成用液を貯留する液貯留部と、前記ペン型玩具の先端内部に配置されたフィルタ部と、前記空気供給部から前記液貯留部へと空気を導入するための第1パイプと、前記液貯留部から前記フィルタ部へと泡生成用液を導入するための第2パイプと、前記空気供給部から前記フィルタ部へと空気を導入するための第3パイプと、を備え、前記押スイッチが操作されると、前記フィルタ部に空気と泡生成用液とが供給され、空気と泡生成用液とが前記フィルタ部を通過することで混合されて泡が生成され、先端開口から泡が排出されるようにしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、上記した請求項1に記載の発明の特徴点に加え、前記液貯留部は、前記ペン型玩具の本体に着脱可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記した請求項1又は2に記載の発明の特徴点に加え、前記液貯留部の内部には、前記第2パイプと連通する液送出口が開口しており、前記液送出口が開口する前記液貯留部の内壁面は、前記ペン型玩具の長手方向に対して傾斜していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記した請求項1〜3のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記先端開口にアタッチメントを取り付け可能とし、前記アタッチメントは、前記先端開口に連通する複数の泡吹出口を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記した請求項1〜4のいずれかに記載の発明の特徴点に加え、前記第2パイプを流れる泡生成用液の量を調整するための調整バルブを設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明は上記の通りであり、押スイッチが操作されると、フィルタ部に空気と泡生成用液とが供給され、空気と泡生成用液とが前記フィルタ部を通過することで混合されて泡が生成され、先端開口から泡が排出されるようにした。このような構成によれば、泡生成用液を貯留している液貯留部において泡を生成するわけではないので、液貯留部の容積を大きくする必要がない。よって、小型で取り回しに優れた玩具とすることができる。しかも、玩具をペン型にしたので、指先を使用した細かな描画も可能となり、絵や造形を自由に楽しむことができる。
また、空気と泡生成用液とをフィルタ部で混合させて泡を生成しているので、フィルタによってきめの細かい泡を生成することができる。きめの細かい泡を生成することで、泡が潰れにくくなり、絵や造形を十分に楽しむことができる。
また、請求項2に記載の発明は上記の通りであり、前記液貯留部は、前記ペン型玩具の本体に着脱可能である。このような構成によれば、泡生成用液がなくなっても容易に補給することができ、連続使用が可能となる。また、異なる色を付けた泡生成用液をそれぞれ異なる液貯留部に充填し、これらの液貯留部を付け替えながら使用するようにすれば、様々な色の泡を組み合わせて絵や造形を楽しむことができる。このように泡の色を変化させれば、絵や造形のバリエーションが増えるので、ペン型玩具の楽しさが倍増する。
また、請求項3に記載の発明は上記の通りであり、前記液貯留部の内部には、第2パイプと連通する液送出口が開口しており、前記液送出口が開口する前記液貯留部の内壁面は、前記ペン型玩具の長手方向に対して傾斜している。このような構成によれば、斜めにペン型玩具を持ったときに、内壁面が液貯留部の下面を形成するような位置関係となる。このため、泡生成用液が残り少ない場合でも、この残り少ない泡生成用液が重力によって内壁面側に流れる。泡生成用液が内壁面側に流れることで、泡生成用液を無駄なく液送出口に送り込むことができる。
また、請求項4に記載の発明は上記の通りであり、先端開口にアタッチメントを取り付け可能とし、前記アタッチメントは、前記先端開口に連通する複数の泡吹出口を備える。このような構成によれば、泡を生成したときに複数の泡吹出口から同時に泡が排出される。複数の泡吹出口を図柄の形に配置すれば、これら複数の泡吹出口から同時に排出された泡で容易に図柄を描くことができる。例えば、泡でスタンプを押すような遊び方が可能となる。
また、請求項5に記載の発明は上記の通りであり、前記第2パイプを流れる泡生成用液の量を調整するための調整バルブを設けた。このような構成によれば、泡生成用液の量を調整することで、泡の細かさを調整することができる。
ペン型玩具の(a)側面図、(b)内部構造を示す斜視図である。 ペン型玩具の内部構造を示す側面図である。 空気や泡生成用液の流れを示す説明図である。 ペン型玩具の使用状態を示す説明図である。 液貯留部を取り外した状態を示す図であって、(a)ペン型玩具を斜め前から見た内部構造を示す斜視図、(b)ペン型玩具を斜め後ろから見た斜視図である。 液貯留部に泡生成用液を充填する様子を示す図である。 (a)アタッチメントを取り外した状態を示す図、(b)スタンプ型アタッチメントを取り付けた状態を示す図である。 スタンプ型アタッチメントの(a)斜視図、(b)平面図、(c)側面図、(d)正面図である。 (a)スタンプ型アタッチメントの底面図、(b)変形例1に係るスタンプ型アタッチメントの底面図、(c)変形例2に係るスタンプ型アタッチメントの底面図、(d)変形例3に係るスタンプ型アタッチメントの底面図である。 (a)スタンプ型アタッチメントを使用したときの泡の形状を示す図、(b)変形例1に係るスタンプ型アタッチメントを使用したときの泡の形状を示す図、(c)変形例2に係るスタンプ型アタッチメントを使用したときの泡の形状を示す図、(d)変形例3に係るスタンプ型アタッチメントを使用したときの泡の形状を示す図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
本実施形態に係るペン型玩具10は、先端開口13aから泡を排出し、泡を使って絵や造形を楽しむことができるようにしたものであり、図1に示すようなペン型となっている。このペン型玩具10は、本体11と、本体11の後部に着脱可能に取り付けられた液貯留部40と、を備える。
本体11は、ペンのように持つことができる長細の胴体部12と、胴体部12の先端から突出した筒状のノーズ部13と、を備える。胴体部12の表面には、押スイッチ18が配置されている。また、胴体部12の内部には、空気供給部20と、フィルタ部25と、電池26と、第1パイプ27と、第2パイプ28と、第3パイプ29と、調整バルブ30と、液だれ防止弁35と、が内蔵されている。
押スイッチ18は、図1に示すように、胴体部12をペンのように持ったときに、人差し指が位置する場所に操作可能に設けられている。この押スイッチ18は、指で押下可能となっており、後述する空気供給部20の作動をオン・オフするためのスイッチである。この押スイッチ18が押下されている間は空気供給部20に電力が供給され、空気供給部20が作動する。
この押スイッチ18は、バネによって常に突出方向へ付勢されており、押し操作されていない状態では、バネの力で突出状態を維持するように構成されている。この押スイッチ18が押し操作されると、バネの付勢力に抗して所定の位置まで押し下げられる。また、押スイッチ18の押し操作を解除すると、押スイッチ18はバネの力で自然に突出状態に復帰する。
空気供給部20は、押スイッチ18が操作されたときに作動する機構であり、外部から取り込んだ空気を後述するフィルタ部25及び液貯留部40に供給するためのものである。この空気供給部20は、図2に示すように、電池26で駆動するモータ21と、モータ21によって作動するコンプレッサ22と、を備える。押スイッチ18が操作されると、電池26からモータ21へと電力が供給され、モータ21が駆動を開始する。このモータ21の駆動力はコンプレッサ22に伝達され、コンプレッサ22はピストン運動により空気を圧縮する。圧縮された空気は後述する第1パイプ27及び第3パイプ29を通って、フィルタ部25及び液貯留部40に供給される。
フィルタ部25は、図2に示すように、ペン型玩具10の先端内部に配置されている。詳しくは後述するが、押スイッチ18が操作されて空気供給部20が作動すると、このフィルタ部25には空気と泡生成用液Lとが供給される。フィルタ部25に供給された空気と泡生成用液Lとは、フィルタ部25において混合される。また、このフィルタ部25は、多層メッシュ25aを備えており、空気と泡生成用液Lとの混合体が多層メッシュ25aを通過することで更に混じり合う。このように空気と泡生成用液Lとがフィルタ部25を通過することで、空気が泡生成用液L内に拡散されて泡が生成される。
第1パイプ27は、図2及び図3に示すように、空気供給部20と液貯留部40とを繋ぐパイプであり、空気供給部20から液貯留部40へと空気を導入するためのものである。
第2パイプ28は、図2及び図3に示すように、液貯留部40とフィルタ部25とを繋ぐパイプであり、液貯留部40からフィルタ部25へと泡生成用液Lを導入するためのものである。
第3パイプ29は、図2及び図3に示すように、空気供給部20とフィルタ部25とを繋ぐパイプであり、空気供給部20からフィルタ部25へと空気を導入するためのものである。
調整バルブ30は、第2パイプ28を流れる泡生成用液Lの量を調整するためのものである。この調整バルブ30は、胴体部12の側部に操作可能に設けられた操作部31を備える。この操作部31を摘まんで回転操作すると、調整バルブ30が開閉され、泡生成用液Lの流量を調整できるようになっている。なお、泡生成用液Lの量を多くすれば泡のきめが細かくなるが、泡生成用液Lの量を多くし過ぎると泡立ちが悪くなる。また、泡生成用液Lの濃さ等によっても泡の細かさや泡立ち易さも異なる。本実施形態によれば、調整バルブ30を使用して泡生成用液Lの流量を調整することで、きめの細かい泡を容易に生成することができる。
液だれ防止弁35は、第2パイプ28の中途部に設けられる。この液だれ防止弁35は、液貯留部40からフィルタ部25への流路を開閉することで、泡生成用液Lの液だれを防止するためのものである。この液だれ防止弁35は、押スイッチ18の操作に連動して作動する弁体35aを備える。弁体35aの内部には、流通経路35bが形成されている。
図2に示すように、押スイッチ18が押し操作されておらず突出状態にあるときには、弁体35aも押し上げられた状態であり、弁体35aの内部に形成された流通経路35bはフィルタ部25と導通していない。
一方、押スイッチ18が押し操作されて所定の位置まで押し下げられると、弁体35aも一体的に押し下げられ、弁体35aの内部に形成された流通経路35bが液貯留部40とフィルタ部25とを導通させる。これにより、液貯留部40からフィルタ部25へと泡生成用液Lが流通可能な状態となる。
このように、押スイッチ18に連動して液だれ防止弁35が流路を開閉することで、空気供給部20が作動を開始すると同時に液だれ防止弁35が開かれる。また、空気供給部20が作動を停止すると同時に液だれ防止弁35が閉じられ、先端開口13aからの泡生成用液Lの液だれを防止することができる。
ノーズ部13は、図2に示すように、フィルタ部25の下流側に連通して設けられている。このため、フィルタ部25によって生成された泡はノーズ部13へと送られ、ノーズ部13の先端に開口形成された先端開口13aから外部へ排出されるようになっている。
液貯留部40は、泡生成用液Lを貯留するためのボトル状の部材である。本実施形態においては、図1等に示すように、胴体部12の後部に取り付けられている。この液貯留部40は、図5に示すように、ペン型玩具10の本体11に着脱可能となっており、本体11との接続面に第1連結部41と第2連結部42とが突出形成されている。この第1連結部41及び第2連結部42は、それぞれ流体を流通可能な流通経路を形成している。この流通経路は、液貯留部40の内部と連通しており、図2に示すように、液貯留部40の内部において開口している。これにより、第1連結部41の流通経路は、液貯留部40の内部に空気流入口(図示せず)を形成している。また、第2連結部42の流通経路は、液貯留部40の内部に液送出口42aを形成している。これら空気流入口及び液送出口42aは、液貯留部40の内壁面40aに開口している。
なお、空気流入口及び液送出口42aが開口する液貯留部40の内壁面40aは、図2に示すように、ペン型玩具10の長手方向(図2における左右方向)に対して傾斜して形成されている。このように形成することで、図4に示すように、ペン型玩具10をペンのように持ったときに内壁面40aが水平に近づくようになっている。言い換えると、内壁面40aが液貯留部40の下面を形成するような位置関係となるため、泡生成用液Lが残り少ない場合でも、この残り少ない泡生成用液Lが内壁面40a側に流れるようになっている。泡生成用液Lが内壁面40a側に流れることで、泡生成用液Lを無駄なく液送出口42aに送り込むことができる。
なお、液貯留部40を本体11に取り付けるときには、第1連結部41と第2連結部42とを、本体11の第1接続部11a及び第2接続部11bに挿し込む。このとき、第1接続部11aは、第1パイプ27と連通している。このため、第1接続部11aに第1連結部41を挿し込むことで、空気流入口が第1パイプ27に連通し、液貯留部40の内部と第1パイプ27とが連通する。また、第2接続部11bは、第2パイプ28と連通している。このため、第2接続部11bに第2連結部42を挿し込むことで、液送出口42aが第2パイプ28に連通し、液貯留部40の内部と第2パイプ28とが連通する。
このような構成によれば、ペン型玩具10をペンのように持って人差し指で押スイッチ18を押すと、図3に示すように、空気供給部20が作動してフィルタ部25及び液貯留部40に空気が供給される。液貯留部40に空気が供給されると、液貯留部40内の圧力が高まり、液貯留部40内の泡生成用液Lが液送出口42aへと送り出される。この泡生成用液Lは第2パイプ28を通ってフィルタ部25に供給される。このようにフィルタ部25に空気と泡生成用液Lとが供給されると、空気と泡生成用液Lとが混合されて泡が生成される。生成された泡はノーズ部13を通過して先端開口13aから外部へと排出される。押スイッチ18を操作している間は泡が出続けるので、泡を使用して絵や造形を楽しむことができる。
なお、液貯留部40に貯留された泡生成用液Lを使いきったときには、液貯留部40を本体11から取り外して泡生成用液Lを補充すればよい。例えば、図6に示すような充填用ボトル60を使用して、第1連結部41又は第2連結部42から泡生成用液Lを補充すればよい。
また、複数の液貯留部40を使用して、それぞれに色の違う泡生成用液Lを充填しておいてもよい。このようにすれば、液貯留部40を付け替えて使用することで、様々な色の泡を生成することができるので、絵や造形のバリエーションを増やすことができる。
なお、先端開口13aにアタッチメントを取り付け可能とし、アタッチメントを交換することで様々なデザインの泡を生成できるようにしてもよい。
例えば、図7(a)に示すような、ノズル型アタッチメント50を使用してもよい。このノズル型アタッチメント50は、取付部51をノーズ部13に嵌め込むことでノーズ部13に着脱可能となっている。ノズル型アタッチメント50は、先細り形状となっており、先端に泡を排出する泡吹出口が形成されている。このノズル型アタッチメント50を使用すれば、泡で線などの繊細な描画を行うことができる。
また、図7(b)に示すような、スタンプ型アタッチメント52を使用してもよい。このスタンプ型アタッチメント52は、取付部55をノーズ部13に嵌め込むことでノーズ部13に着脱可能となっている。スタンプ型アタッチメント52は、先端側が花状に拡開しており、図8及び図9に示すように、複数の突出部53が先端方向に向けて突出形成されている。この複数の突出部53の先端には、それぞれ先端開口13aに連通する泡吹出口53aが設けられている。このように形成することで、押スイッチ18を操作すると複数の泡吹出口53aから同時に泡が排出されるようになっている。複数の泡吹出口53aから同時に泡が排出されると、スタンプ状に泡を排出することができる。例えば、図9(a)に示すように泡吹出口53aを配置したスタンプ型アタッチメント52を使用すると、図10(a)に示すような図柄の泡を簡単に作ることができる。また、図9(b)に示すように泡吹出口53aを配置したスタンプ型アタッチメント52を使用すると、図10(b)に示すような図柄の泡を簡単に作ることができる。また、図9(c)に示すように泡吹出口53aを配置したスタンプ型アタッチメント52を使用すると、図10(c)に示すような図柄の泡を簡単に作ることができる。また、図9(d)に示すように泡吹出口53aを配置したスタンプ型アタッチメント52を使用すると、図10(d)に示すような図柄の泡を簡単に作ることができる。
なお、この複数の泡吹出口53aの周囲には、図8に示すように周状突起54が突出形成されている。この周状突起54は、突出部53よりも先端側に突出している。このため、泡を吐出する平坦面に周状突起54を突き当てたときに、この平坦面と突出部53との間に隙間が形成されるようになっている。この隙間を利用して泡が吐出されるので、泡が潰れることなく所望の形状となる。
ところで、泡吹出口53aの形状は、円形であってもよいし、図9(b)に示すような線形を使用してもよい。また、泡の形状を整えるために、図9(d)に示すようなストッパ56を設けてもよい。ストッパ56は、周状突起54と同じ位置まで突出して形成されており、泡を吐出する平坦面に周状突起54を突き当てたときに平坦面に接触するようになっている。このように平坦面に接触することで、泡が外側に流れることを阻止し、泡の形状を整えることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、押スイッチ18が操作されると、フィルタ部25に空気と泡生成用液Lとが供給され、空気と泡生成用液Lとがフィルタ部25を通過することで混合されて泡が生成され、先端開口13aから泡が排出されるようにした。このような構成によれば、泡生成用液Lを貯留している液貯留部40において泡を生成するわけではないので、液貯留部40の容積を大きくする必要がない。よって、小型で取り回しに優れた玩具とすることができる。しかも、玩具をペン型にしたので、指先を使用した細かな描画も可能となり、絵や造形を自由に楽しむことができる。
また、空気と泡生成用液Lとをフィルタ部25で混合させて泡を生成しているので、フィルタによってきめの細かい泡を生成することができる。きめの細かい泡を生成することで、泡が潰れにくくなり、絵や造形を十分に楽しむことができる。
また、液貯留部40は、ペン型玩具10の本体11に着脱可能である。このような構成によれば、泡生成用液Lがなくなっても容易に補給することができ、連続使用が可能となる。また、異なる色を付けた泡生成用液Lをそれぞれ異なる液貯留部40に充填し、これらの液貯留部40を付け替えながら使用するようにすれば、様々な色の泡を組み合わせて絵や造形を楽しむことができる。このように泡の色を変化させれば、絵や造形のバリエーションが増えるので、ペン型玩具10の楽しさが倍増する。
また、液貯留部40の内部には、第2パイプ28と連通する液送出口42aが開口しており、液送出口42aが開口する液貯留部40の内壁面40aは、ペン型玩具10の長手方向に対して傾斜している。このような構成によれば、斜めにペン型玩具10を持ったときに、内壁面40aが液貯留部40の下面を形成するような位置関係となる。このため、泡生成用液Lが残り少ない場合でも、この残り少ない泡生成用液Lが重力によって内壁面40a側に流れる。泡生成用液Lが内壁面40a側に流れることで、泡生成用液Lを無駄なく液送出口42aに送り込むことができる。
また、先端開口13aにスタンプ型アタッチメント52を取り付け可能とし、スタンプ型アタッチメント52は、先端開口13aに連通する複数の泡吹出口53aを備える。このような構成によれば、泡を生成したときに複数の泡吹出口53aから同時に泡が排出される。複数の泡吹出口53aを図柄の形に配置すれば、これら複数の泡吹出口53aから同時に排出された泡で容易に図柄を描くことができる。例えば、泡でスタンプを押すような遊び方が可能となる。
また、第2パイプ28を流れる泡生成用液Lの量を調整するための調整バルブ30を設けた。このような構成によれば、泡生成用液Lの量を調整することで、泡の細かさを調整することができる。
10 ペン型玩具
11 本体
11a 第1接続部
11b 第2接続部
12 胴体部
13 ノーズ部
13a 先端開口
18 押スイッチ
20 空気供給部
21 モータ
22 コンプレッサ
25 フィルタ部
25a 多層メッシュ
26 電池
27 第1パイプ
28 第2パイプ
29 第3パイプ
30 調整バルブ
31 操作部
35 液だれ防止弁
35a 弁体
35b 流通経路
40 液貯留部
40a 内壁面
41 第1連結部
42 第2連結部
42a 液送出口
50 ノズル型アタッチメント
51 取付部
52 スタンプ型アタッチメント
53 突出部
53a 泡吹出口
54 周状突起
55 取付部
56 ストッパ
60 充填用ボトル
L 泡生成用液

Claims (5)

  1. 先端開口から泡を排出するペン型玩具であって、
    前記ペン型玩具の表面に配置された押スイッチと、
    前記押スイッチが操作されたときに作動する空気供給部と、
    泡生成用液を貯留する液貯留部と、
    前記ペン型玩具の先端内部に配置されたフィルタ部と、
    前記空気供給部から前記液貯留部へと空気を導入するための第1パイプと、
    前記液貯留部から前記フィルタ部へと泡生成用液を導入するための第2パイプと、
    前記空気供給部から前記フィルタ部へと空気を導入するための第3パイプと、
    を備え、
    前記押スイッチが操作されると、前記フィルタ部に空気と泡生成用液とが供給され、空気と泡生成用液とが前記フィルタ部を通過することで混合されて泡が生成され、先端開口から泡が排出されるようにしたことを特徴とする、ペン型玩具。
  2. 前記液貯留部は、前記ペン型玩具の本体に着脱可能であることを特徴とする、請求項1記載のペン型玩具。
  3. 前記液貯留部の内部には、前記第2パイプと連通する液送出口が開口しており、
    前記液送出口が開口する前記液貯留部の内壁面は、前記ペン型玩具の長手方向に対して傾斜していることを特徴とする、請求項1又は2記載のペン型玩具。
  4. 前記先端開口にアタッチメントを取り付け可能とし、
    前記アタッチメントは、前記先端開口に連通する複数の泡吹出口を備えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のペン型玩具。
  5. 前記第2パイプを流れる泡生成用液の量を調整するための調整バルブを設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のペン型玩具。
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CN108045130A (zh) * 2018-01-17 2018-05-18 厦门卡拉风娱乐有限公司 一种多用泡沫笔
DE102018110870A1 (de) 2017-06-26 2018-12-27 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Brennstoffzellenmodul, Herstellungsverfahren für ein Brennstoffzellenmodul und Steckverbinder

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