JP2017123813A - 検査装置 - Google Patents
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Description
一実施形態によると、複数の励起光照射部および複数の蛍光検出部は、検査装置に固定されている。保持部は、反応容器を移動可能な機構を有している。制御部は、保持部を駆動させることにより、反応容器を移動させるように構成されている。
一実施形態によると、保持部は、円盤形状であり、回転軸を有しており、制御部による駆動制御に従って回転軸を中心に反応容器が円周方向に移動可能に構成されている。
一実施形態によると、複数の励起光照射部および検出器の光学フィルタは、バンドパスフィルタを含む。
一実施形態によると、励起光照射部の光学フィルタは、バンドパスフィルタおよびショートパスフィルタを含む。
一実施形態によると、複数の励起光照射部の発光部は、それぞれが同種の複数のLED(Light Emitting Diode)を含む。
一実施形態によると、反応容器は、キャピラリー形状のものを含む。
一実施形態によると、励起光照射部は、反応容器の側面に対して励起光を照射可能に配置されている。
図1は、遺伝子解析装置1の外観を示す図である。図2は、遺伝子解析装置1の機能的な構成を示すブロック図である。図3は、核酸増幅検査装置200の機能的な構成を示すブロック図である。図4は、反応促進部290の正面断面図を示す。
工程(A):試料と抽出液(例えば、カオトロピック剤)とを混合する。
工程(B):前記混合液とシリカとを接触させ、シリカに核酸を吸着させる。
工程(C):洗浄液(例えば、アルコール類)とシリカとを接触させ、シリカから核酸以外の成分を洗浄する。
工程(D):溶出液(例えば、水)とシリカとを接触させ、シリカから核酸を脱着させる。
核酸抽出装置100は、試料から核酸を抽出するため、タッチパネルディスプレイ400を介して、試料、抽出液、洗浄液、溶出液の液量などの設定を受け付ける。核酸抽出装置100は、設定に従って、試料から核酸を抽出することができる。
図5は、反応容器300に対する照射部250と検出部260の位置関係を示し、反応容器300が円周上に移動する態様を示す図である。図5に示すように、照射部250は、反応容器300の側面に対して励起光を照射するよう配置される。反応容器300は、保持盤280の回転に伴い、円周に沿って移動する。検出部260は、例えば、照射部250が照射する励起光の直進光および反応容器300の容器表面で励起光が反射した反射光がなるべく検出器に入射しないよう配置される。具体的には、照射部250が照射する励起光の進行方向に対して直角となる位置に検出部260が配置される。
図6は、複数の励起光照射部を含む照射部250および複数の蛍光検出部を含む検出部260の構成を示す図である。
実施の形態1の遺伝子解析装置1について説明した。実施の形態1の核酸増幅検査装置200において、制御部220は、複数の励起光照射部(第1励起光照射部251および第2励起光照射部252)を用いて、複数の励起波長の励起光を反応容器300に同時に照射するように構成されている。これにより、励起光照射部が1つで1種類の波長の励起光を反応容器300に照射する場合と比較して、複数の励起波長の励起光を反応容器300に照射することができ、蛍光の検出の再現性を高めることができる。
別の実施の形態の遺伝子解析装置1について説明する。実施の形態1において、反応容器300は、保持盤280によって保持されることにより円周方向に移動可能に構成される例を説明した。実施の形態2では、反応容器300は、線上を移動する。図7は、実施の形態2の反応促進部290の構成の概略を示す図である。なお、核酸増幅検査装置200における他の構成は実施の形態1と同様であるため説明を繰り返さない。図8は、反応容器300に対する照射部250と検出部260の位置関係を示し、反応容器300が線上に移動する態様を示す図である。
図9は、核酸増幅検査装置200の他の一例を示すブロック図である。図9の例では、核酸増幅検査装置200のうち、反応促進部290の構成の概略を示している。
図10は、複数の励起光照射部を含む照射部250および複数の蛍光検出部を含む検出部260の構成の他の一例を示す図である。
図9に示すように、実施の形態3の核酸増幅検査装置200は、照射部250により二波長の励起光を反応容器300に照射する。検出部260は、4つの蛍光検出部を含む。例えば、4つの蛍光検出部のそれぞれは、特定の波長の蛍光を検出するように構成されている。
図10に示すように、検出部260は、第1蛍光検出部261と、第2蛍光検出部262と、第3蛍光検出部266と、第4蛍光検出部267と、ダイクロイックミラー263と、ダイクロイックミラー268と、ダイクロイックミラー269とを含む。第3蛍光検出部266は、検出器266Aと、凸レンズ266Bと、バンドパスフィルタ266Cとを含む。第4蛍光検出部267は、検出器267Aと、凸レンズ267Bと、バンドパスフィルタ267Cとを含む。
検出部260において、反応容器300に励起光が照射されることにより生じる蛍光は、レンズ265を介して検出部260に入射する。検出部260に入射する蛍光は、ダイクロイックミラー268により、特定の波長の光が反射されてダイクロイックミラー269に向かい、その他の波長の光はダイクロイックミラー268を透過して第4蛍光検出部267に入射する。ダイクロイックミラー269は、特定の波長の光を反射して第3蛍光検出部266に入射させ、その他の波長の光を透過させてダイクロイックミラー263に向かわせる。ダイクロイックミラー263は、特定の波長の光を反射して第2蛍光検出部262に入射させ、その他の波長の光を第1蛍光検出部261に入射させる。
このように、検出部260が4つの蛍光検出部を備えることにより、同一の反応容器中で4種のDNA配列を同時に増幅検出することが可能となる。
1つの励起光照射部および1つの蛍光検出部、または2つの励起光照射部および1つの蛍光検出部の場合、同一の反応容器中で複数の配列を同時に増幅検出すること(所謂、マルチプレックスPCR)が不可能である。また、1つの励起光照射部および2つの蛍光検出部の場合、前記複数の蛍光物質に対してそれぞれ最適な波長の励起光を照射することができず、どちらか一方の測定の再現性が著しく低下する恐れがある。
複数の励起光照射部の具体的な配置、および、複数の蛍光検出部の具体的な配置は、実施の形態で説明したものに限られない。また、反応液310に対する加熱および冷却方法も、実施の形態で説明したものに限られない。
Claims (10)
- 反応液に励起光を照射することにより、前記反応液の核酸の検査をする検査装置であって、
前記反応液が収容される複数の反応容器を保持する保持部と、
前記反応容器に対して励起光を照射するように構成された複数の励起光照射部と、
前記反応容器に対する前記励起光照射部の励起光の照射により生じる蛍光を検出するように構成された複数の蛍光検出部と、
前記検査装置の動作を制御するように構成された制御部とを備え、
前記複数の励起光照射部は、それぞれが発光部および予め定められた波長の励起光をカットする光学フィルタを備えており、各励起光照射部が、それぞれ異なる励起波長の励起光を照射するように構成されており、
前記複数の蛍光検出部は、それぞれが検出器および光学フィルタを備えており、各蛍光検出部が、それぞれ異なる波長の蛍光を検出するように構成されており、
前記複数の励起光照射部より、それぞれ異なる励起波長の励起光を前記反応容器に同時に照射するように構成されている、検査装置。 - 前記複数の励起光照射部がそれぞれ照射する励起光の波長差が、50nm〜300nmの範囲で構成されており、
前記複数の蛍光検出部がそれぞれ検出する蛍光の波長差が、50nm〜300nmの範囲で構成されている、請求項1に記載の検査装置。 - 前記複数の励起光照射部および前記複数の蛍光検出部は、前記検査装置に固定されており、
前記保持部は、前記反応容器を移動可能な機構を有しており、
前記制御部は、前記保持部を駆動させることにより、前記反応容器を移動させるように構成されている、請求項1または2に記載の検査装置。 - 前記保持部は、円盤形状であり、回転軸を有しており、前記制御部による駆動制御に従って前記回転軸を中心に前記反応容器が円周方向に移動可能に構成されている、請求項3に記載の検査装置。
- 前記保持部は、前記反応容器を線上に往復移動可能な機構を有しており、前記制御部による駆動制御に従って前記反応容器が前記線上を往復移動可能に構成されている、請求項3に記載の検査装置。
- 前記複数の励起光照射部および前記検出器の光学フィルタは、バンドパスフィルタを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記励起光照射部の光学フィルタは、バンドパスフィルタおよびショートパスフィルタを含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記複数の励起光照射部の発光部は、それぞれが同種の複数のLED(Light Emitting Diode)を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記反応容器は、キャピラリー形状のものを含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の検査装置。
- 前記励起光照射部は、前記反応容器の側面に対して励起光を照射可能に配置されている、請求項1から9のいずれか1項に記載の検査装置。
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