JP2017123477A - 半導体エピタキシャルウェーハの製造方法、半導体エピタキシャルウェーハ、および固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

半導体エピタキシャルウェーハの製造方法、半導体エピタキシャルウェーハ、および固体撮像素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】より高いゲッタリング能力を発揮することで金属汚染を抑制できる半導体エピタキシャルウェーハおよびその製造方法、ならびにこの半導体エピタキシャルウェーハを用いて固体撮像素子を製造する方法を提供する。【解決手段】本発明の半導体エピタキシャルウェーハ100の製造方法は、炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハ10に、クラスターイオン16を照射して、該半導体ウェーハ10の表面10Aに、クラスターイオン16の構成元素が固溶してなる改質層18を形成する第1工程と、半導体ウェーハ10の改質層18上に第1エピタキシャル層20を形成する第2工程とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体エピタキシャルウェーハの製造方法、半導体エピタキシャルウェーハ、および固体撮像素子の製造方法に関する。本発明は特に、より高いゲッタリング能力を発揮することにより金属汚染を抑制できる半導体エピタキシャルウェーハを製造する方法に関する。
半導体デバイスの特性を劣化させる要因として、金属汚染が挙げられる。例えば、裏面照射型固体撮像素子では、この素子の基板となる半導体エピタキシャルウェーハに混入した金属は、固体撮像素子の暗電流を増加させる要因となり、白傷欠陥と呼ばれる欠陥を生じさせる。裏面照射型固体撮像素子は、配線層などをセンサー部よりも下層に配置することで、外からの光をセンサーに直接取り込み、暗所などでもより鮮明な画像や動画を撮影することができるため、近年、デジタルビデオカメラやスマートフォンなどの携帯電話に広く用いられている。そのため、白傷欠陥を極力減らすことが望まれている。
ウェーハへの金属の混入は、主に半導体エピタキシャルウェーハの製造工程および固体撮像素子の製造工程(デバイス製造工程)において生じる。前者の半導体エピタキシャルウェーハの製造工程における金属汚染は、エピタキシャル成長炉の構成材からの重金属パーティクルによるもの、あるいは、エピタキシャル成長時の炉内ガスとして塩素系ガスを用いるために、その配管材料が金属腐食して発生する重金属パーティクルによるものなどが考えられる。近年、これら金属汚染は、エピタキシャル成長炉の構成材を耐腐食性に優れた材料に交換するなどにより、ある程度は改善されてきているが、十分ではない。一方、後者の固体撮像素子の製造工程においては、イオン注入、拡散および酸化熱処理などの各処理中で、半導体基板の重金属汚染が懸念される。
そのため、従来は、半導体エピタキシャルウェーハに金属を捕獲するためのゲッタリングシンクを形成するか、あるいは高濃度ボロン基板などの金属の捕獲能力(ゲッタリング能力)が高い基板を用いて、半導体ウェーハへの金属汚染を回避していた。
半導体ウェーハにゲッタリングシンクを形成する方法としては、半導体ウェーハの内部に結晶欠陥である酸素析出物(BMD:Bulk Micro Defectともいう)や転位を形成するイントリンシックゲッタリング(IG)法と、半導体ウェーハの裏面にゲッタリングシンクを形成するエクストリンシックゲッタリング(EG)法が一般的である。
ここで、重金属のゲッタリング法の一手法として、半導体ウェーハ中にイオン注入によりゲッタリングサイトを形成する技術がある。特許文献1には、シリコンウェーハの一面から炭素イオンを注入して、炭素イオン注入領域を形成した後、この表面にシリコンエピタキシャル層を形成し、シリコンエピタキシャルウェーハとする製造方法が記載されている。この技術では、炭素イオン注入領域がゲッタリングサイトとして機能する。
また、特許文献2には、窒素を含むシリコン基板に炭素イオンを注入して炭素/窒素混合領域を形成した後、シリコン基板の表面にシリコンエピタキシャル層を形成することにより、特許文献1に記載された技術よりも白傷欠陥を低減できる半導体基板を製造する技術について記載されている。
さらに、特許文献3には、炭素および窒素の少なくとも一方を含むシリコン基板にホウ素イオンや炭素イオンを注入した後、シリコン基板の表面にシリコンエピタキシャル層を形成することにより、ゲッタリング能力を有するとともに、エピタキシャル層に結晶欠陥のないエピタキシャルシリコンウェーハを製造する技術について記載されている。
さらにまた、特許文献4には、炭素を含むシリコン基板に、該シリコン基板の表面から1.2μmより深い位置に炭素イオンを注入して、幅の広い炭素イオン注入層を形成した後、シリコン基板の表面にシリコンエピタキシャル層を形成することにより、強いゲッタリング能力を有するとともに、エピタキシャル欠陥のないエピタキシャルウェーハを製造する技術について記載されている。
特開平6−338507号公報 特開2002−134511号公報 特開2003−163216号公報 特開2010−016169号公報
特許文献1〜4に記載された技術は、いずれもエピタキシャル層形成前にモノマーイオン(シングルイオン)を半導体ウェーハに注入するものである。しかしながら、本発明者らの検討によれば、モノマーイオン注入を施した半導体エピタキシャルウェーハから製造した固体撮像素子では、依然としてゲッタリング能力が不十分であり、この半導体エピタキシャルウェーハにはより強力なゲッタリング能力が求められることがわかった。
そこで本発明は、上記課題に鑑み、より高いゲッタリング能力を発揮することで金属汚染を抑制できる半導体エピタキシャルウェーハおよびその製造方法、ならびにこの半導体エピタキシャルウェーハを用いて固体撮像素子を製造する方法を提供することを目的とする。
本発明者らの更なる検討によれば、炭素および窒素の少なくとも一方を含むバルク半導体ウェーハを有する半導体ウェーハにクラスターイオンを照射することにより、モノマーイオンを注入する場合に比べて、以下の有利な点があることを知見した。すなわち、クラスターイオンを照射した場合、モノマーイオンと同等の加速電圧で照射しても、1原子または1分子あたりのエネルギーは、モノマーイオンの場合より小さくして半導体ウェーハに衝突させることができ、また、一度に複数の原子を照射できるため、照射した元素の深さ方向プロファイルのピーク濃度を高濃度とすることができ、ピーク位置をより半導体ウェーハ表面に近い位置に位置させることができる。その結果、ゲッタリング能力が向上することを知見し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法は、炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハにクラスターイオンを照射して、該半導体ウェーハの表面に、前記クラスターイオンの構成元素が固溶してなる改質層を形成する第1工程と、前記半導体ウェーハの改質層上に第1エピタキシャル層を形成する第2工程と、を有することを特徴とする。
本発明において、前記半導体ウェーハはシリコンウェーハとすることができる。
また、前記半導体ウェーハは、シリコンウェーハの表面に第2エピタキシャル層が形成されたエピタキシャルウェーハとすることもでき、この場合、前記第1工程において前記改質層は前記第2エピタキシャル層の表面に形成される。
ここで、前記半導体ウェーハ中の炭素濃度は1×1015atoms/cm以上1×1017atoms/cm以下(ASTM F123 1981)とすることが好ましく、窒素濃度は5×1012atoms/cm以上5×1014atoms/cm以下とすることが好ましい。
また、前記半導体ウェーハ中の酸素濃度は9×1017atoms/cm以上18×1017atoms/cm以下(ASTM F121 1979)であることが好ましい。
ここで、前記第1工程の後かつ前記第2工程の前に、前記半導体ウェーハに対して、酸素析出物の形成を促進するための熱処理を施すことが好ましい。
また、前記クラスターイオンが構成元素として炭素を含むことが好ましく、構成元素として炭素を含む2種以上の元素を含むことがより好ましい。また、前記クラスターイオンが、さらにドーパント元素を含むこともでき、該ドーパント元素がホウ素、リン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた1以上の元素とすることができる。
さらに、前記第1工程は、炭素1原子あたりの加速電圧が50keV/atom以下、クラスターサイズが100個以下、炭素のドーズ量が1×1016atoms/cm以下の条件で行うことが好ましい。
次に、本発明の半導体エピタキシャルウェーハは、炭素および窒素の少なくとも一方を含むバルク半導体ウェーハを有する半導体ウェーハと、該半導体ウェーハの表面に形成された、該半導体ウェーハ中に所定元素が固溶してなる改質層と、該改質層上の第1エピタキシャル層とを有し、前記改質層における前記所定元素の深さ方向の濃度プロファイルの半値幅が100nm以下であることを特徴とする。
ここで、前記半導体ウェーハはシリコンウェーハとすることができる。
また、前記半導体ウェーハが、シリコンウェーハの表面に第2エピタキシャル層が形成されたエピタキシャルウェーハとすることもでき、この場合、前記改質層は前記第2エピタキシャル層の表面に位置する。
ここで、前記半導体ウェーハ中の炭素濃度は1×1015atoms/cm以上1×1017atoms/cm以下(ASTM F123 1981)とすることが好ましく、窒素濃度は5×1012atoms/cm以上5×1014atoms/cm以下とすることが好ましい。
また、前記半導体ウェーハ中の酸素濃度は9×1017atoms/cm以上18×1017atoms/cm以下(ASTM F121 1979)であることが好ましい。
さらにまた、前記半導体ウェーハの表面からの深さが150nm以下の範囲内に、前記改質層における前記濃度プロファイルのピークが位置することが好ましく、そのピーク濃度が、1×1015atoms/cm以上であることが好ましい。
ここで、前記所定元素が炭素を含むことが好ましく、前記所定元素が炭素を含む2種以上の元素を含むことがより好ましい。また、前記所定元素が、さらにドーパント元素を含むこともでき、該ドーパント元素がホウ素、リン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた1以上の元素とすることができる。
そして、本発明の固体撮像素子の製造方法は、上記いずれか1つの製造方法で製造された半導体エピタキシャルウェーハまたは上記いずれか1つの半導体エピタキシャルウェーハの、表面に位置する第1エピタキシャル層に、固体撮像素子を形成することを特徴とする。
本発明の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法によれば、炭素および窒素の少なくとも一方を含むバルク半導体ウェーハを有する半導体ウェーハにクラスターイオンを照射して、この半導体ウェーハの表面に前記クラスターイオンの構成元素が固溶してなる改質層を形成したので、この改質層がより高いゲッタリング能力を発揮することにより、金属汚染を抑制できる半導体エピタキシャルウェーハを製造することができる。
本発明の第1実施形態による半導体エピタキシャルウェーハ100の製造方法を説明する摸式断面図である。 本発明の第2実施形態による半導体エピタキシャルウェーハ200の製造方法を説明する摸式断面図である。 (A)はクラスターイオンを照射する場合の照射メカニズムを説明する模式図、(B)はモノマーイオンを注入する場合の注入メカニズムを説明する模式図である。 本発明例1および比較例1について、シリコンウェーハの炭素濃度プロファイルである。 本発明例1および比較例1について、エピタキシャルシリコンウェーハの炭素濃度プロファイルである。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、同一の構成要素には原則として同一の参照番号を付して、説明を省略する。また、図1および図2では説明の便宜上、実際の厚さの割合とは異なり、半導体ウェーハ10に対して第2および第1エピタキシャル層14,20の厚さを誇張して示す。
本発明の第1実施形態による半導体シリコンウェーハ100の製造方法は、図1に示すように、炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハ10にクラスターイオン16を照射して、半導体ウェーハ10の表面10Aに、このクラスターイオン16の構成元素が固溶してなる改質層18を形成する第1工程(図1(A),(B))と、半導体ウェーハ10の改質層18上に第1エピタキシャル層20を形成する第2工程(図1(C))と、を有することを特徴とする。図1(C)は、この製造方法の結果得られた半導体エピタキシャルウェーハ100の模式断面図である。
まず、本実施形態においては、半導体ウェーハ10は、例えばシリコン、化合物半導体(GaAs、GaN、SiC)からなる単結晶ウェーハが挙げられるが、裏面照射型固体撮像素子を製造する場合、一般的には単結晶シリコンウェーハを用いる。また、半導体ウェーハ10は、チョクラルスキー法(CZ法)や浮遊帯域溶融法(FZ法)により育成された単結晶シリコンインゴットをワイヤーソー等でスライスしたものを使用することができる。この半導体ウェーハ10に任意の不純物ドーパントを添加して、n型またはp型としてもよい。
また、半導体ウェーハ10としては、図2(A)に示すように、バルク半導体ウェーハ12表面に半導体エピタキシャル層(第2エピタキシャル層)14が形成されたエピタキシャルウェーハを挙げることもできる。例えば、バルクの単結晶シリコンウェーハの表面にシリコンエピタキシャル層が形成されたエピタキシャルシリコンウェーハである。シリコンエピタキシャル層は、CVD法により一般的な条件で形成することができる。第2エピタキシャル層14は、厚さが0.1〜10μmの範囲内とすることが好ましく、0.2〜5μmの範囲内とすることがより好ましい。
この例として、本発明の第2実施形態による半導体エピタキシャルウェーハ200の製造方法は、図2に示すように、まずバルク半導体ウェーハ12の表面(少なくとも片面)に第2エピタキシャル層14が形成された半導体ウェーハ10の表面10Aにクラスターイオン16を照射して、半導体ウェーハの表面10A(本実施形態では第2エピタキシャル層14の表面)に、クラスターイオン16の構成元素が固溶した改質層18を形成する第1工程(図2(A)〜(C))を行う。さらに、半導体ウェーハ10の改質層18上に、第1エピタキシャル層20を形成する第2工程(図2(D))を行う。図2(D)は、この製造方法の結果得られた半導体エピタキシャルウェーハ200の模式断面図である。
本発明の第1実施形態および第2実施形態においては、炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハ10を半導体エピタキシャルウェーハ100,200の基板として用いる。半導体ウェーハ10内に添加された炭素は、バルク内での酸素析出核やBMDの成長を促進させる作用があり、一方、半導体ウェーハ10内に添加された窒素は、エピタキシャル工程などの高温熱処理を受けても消滅し難い熱的に安定なBMDをウェーハバルク内に形成する作用がある。ウェーハ内に存在するBMDは、半導体ウェーハ10の裏面側から混入する金属不純物を捕獲する能力(IG能)を有するため、半導体ウェーハ10中の炭素濃度や窒素濃度を適正範囲に制御することにより、半導体ウェーハ10のゲッタリング能力を向上させることができる。
半導体ウェーハ10中の炭素濃度は、1×1015atoms/cm以上1×1017atoms/cm(ASTM F123 1981)以下とすることが好ましい。ここで、1×1015atoms/cm以上とすることにより、半導体ウェーハ10に含まれる酸素の析出を促進させることができる。また、1×1017atoms/cm以下とすることにより、半導体ウェーハ10の素材である単結晶シリコンインゴットを育成する際に有転位化が発生するのを防止することができる。炭素濃度は、例えば、CZ法により単結晶シリコンインゴットを育成する場合、石英ルツボの中に投入する炭素粉末などの投入量を変更することにより調整できる。
また、半導体ウェーハ10中の窒素濃度は、5×1012atoms/cm以上5×1014atoms/cm以下とすることが好ましい。ここで、5×1012atoms/cm以上とすることにより、金属不純物の捕獲に十分な密度のBMDを半導体ウェーハ10中に形成させることができる。また、5×1014atoms/cm以下とすることにより、第1エピタキシャル層20の表層における積層欠陥等のエピタキシャル欠陥の発生を抑制することができる。1×1014atoms/cm以下とすることがより好ましい。窒素濃度は、例えば、CZ法で単結晶シリコンインゴットを育成する場合には、石英ルツボの中に投入する窒化シリコンの量を変更することにより調整できる。
これらの濃度範囲の炭素および窒素による十分な酸素析出効果を得るためには、半導体ウェーハ10中の酸素濃度は、9×1017atoms/cm以上とすることが好ましい。また、18×1017atoms/cm(ASTM F121 1979)以下とすることが好ましく、これにより、第1エピタキシャル層20の表層におけるエピタキシャル欠陥の発生を抑制することができる。この酸素濃度は、例えば、CZ法で単結晶シリコンインゴットを育成する場合には、例えば石英ルツボの回転速度を変更することにより調整できる。
ここで、本発明の特徴的工程であるクラスターイオン照射工程について、この工程を採用することの技術的意義を、作用効果とともに説明する。クラスターイオン16を照射した結果形成される改質層18は、クラスターイオン16の構成元素が半導体ウェーハ10の表面の結晶の格子間位置または置換位置に固溶して局所的に存在する領域であり、ゲッタリングサイトとして働く。その理由は、以下のように推測される。すなわち、クラスターイオンの形態で照射された炭素やホウ素などの元素は、単結晶シリコンの置換位置・格子間位置に高密度で局在する。そして、単結晶シリコンの平衡濃度以上にまで炭素やホウ素を固溶すると、重金属の固溶度(遷移金属の飽和溶解度)が極めて増加することが実験的に確認された。つまり、平衡濃度以上にまで固溶した炭素やホウ素により重金属の固溶度が増加し、これにより重金属に対する捕獲率が顕著に増加したものと考えられる。
ここで、本発明ではクラスターイオン16を照射するため、モノマーイオンを注入する場合に比べて、より高いゲッタリング能力を得ることができ、さらに回復熱処理も省略することができる。そのため、高いゲッタリング能力を有する半導体エピタキシャルウェーハ100,200をより効率的に製造することが可能となり、本製法により得られる半導体エピタキシャルウェーハ100,200から製造した裏面照射型固体撮像素子は、従来に比べ白傷欠陥発生の抑制が期待できる。
なお、本明細書において「クラスターイオン」とは、原子または分子が複数集合して塊となったクラスターに正電荷または負電荷を与え、イオン化したものを意味する。クラスターは、複数(通常2〜2000個程度)の原子または分子が互いに結合した塊状の集団である。
本発明者らは、クラスターイオン16を照射することにより、高いゲッタリング能力が得られる作用を以下のように考えている。
シリコンウェーハに、例えば炭素のモノマーイオンを注入する場合、図3(B)に示すように、モノマーイオンは、シリコンウェーハを構成するシリコン原子を弾き飛ばし、シリコンウェーハ中の所定深さ位置に注入される。ここで、注入深さは、注入イオンの構成元素の種類およびイオンの加速電圧に依存する。この場合、シリコンウェーハの深さ方向における炭素の濃度プロファイルは、比較的ブロードになり、注入された炭素の存在領域は概ね0.5〜1μm程度となる。複数種のイオンを同一エネルギーで同時照射した場合には、軽い元素ほど深く注入され、すなわち、それぞれの元素の質量に応じた異なる位置に注入されるため、注入元素の濃度プロファイルはよりブロードになる。
さらに、モノマーイオンは一般的に150〜2000keV程度の加速電圧で注入するが、各イオンがそのエネルギーをもってシリコン原子と衝突するため、モノマーイオンが注入されたシリコンウェーハ表面部の結晶性が乱れ、その後にウェーハ表面上に成長させるエピタキシャル層の結晶性を乱す。また、加速電圧が大きいほど、結晶性が大きく乱れる。そのため、イオン注入後に乱れた結晶性を回復させるための熱処理(回復熱処理)を高温かつ長時間で行う必要がある。
一方、シリコンウェーハに、例えば炭素とホウ素からなるクラスターイオン16を照射する場合、図3(A)に示すように、クラスターイオン16は、シリコンウェーハに照射されるとそのエネルギーで瞬間的に1350〜1400℃程度の高温状態となり、シリコンが融解する。その後、シリコンは急速に冷却され、シリコンウェーハ中の表面近傍に炭素およびホウ素が固溶する。すなわち、本明細書における「改質層」とは、照射するイオンの構成元素がシリコンウェーハ表面の結晶の格子間位置または置換位置に固溶した層を意味する。シリコンウェーハの深さ方向における炭素およびホウ素の濃度プロファイルは、クラスターイオン16の加速電圧およびクラスターサイズに依存するが、モノマーイオンの場合に比べてシャープになり、照射された炭素およびホウ素が局所的に存在する領域(すなわち、改質層)の厚みは、概ね500nm以下の領域(例えば50〜400nm程度)となる。なお、クラスターイオンの形態で照射された元素は、エピタキシャル層20の形成過程で多少の熱拡散は起こる。このため、第1エピタキシャル層20形成後の炭素およびホウ素の濃度プロファイルは、これらの元素が局所的に存在するピークの両側に、ブロードな拡散領域が形成される。しかし、改質層の厚みは大きく変化しない(後述の図5参照)。その結果、炭素およびホウ素の析出領域を局所的にかつ高濃度にすることができる。また、シリコンウェーハの表面近傍に改質層18が形成されるため、より近接ゲッタリングが可能となる。その結果、より高いゲッタリング能力を得ることができるものと考えられる。なお、クラスターイオンの形態であれば、複数種のイオンを同時に照射することができる。
また、クラスターイオン16は一般的に10〜100keV/Cluster程度の加速電圧で照射するが、クラスターは複数の原子または分子の集合体であるため、1原子または1分子あたりのエネルギーを小さくして打ち込むことができるため、シリコンウェーハの結晶へ与えるダメージは小さい。さらに、上記のような注入メカニズムの相違にも起因して、クラスターイオン照射の方がモノマーイオン注入よりも半導体ウェーハ10の結晶性を乱さない。そのため、第1工程の後、半導体ウェーハ10に対して回復熱処理を行うことなく、半導体ウェーハ10をエピタキシャル成長装置に搬送して第2工程を行うことができる。
クラスターイオン16は結合様式によって多種のクラスターが存在し、例えば以下の文献に記載されるような公知の方法で生成することができる。ガスクラスタービームの生成法として、(1)特開平9−41138号公報、(2)特開平4−354865号公報、イオンビームの生成法として、(1)荷電粒子ビーム工学:石川 順三:ISBN978-4-339-00734-3 :コロナ社、(2)電子・イオンビーム工学:電気学会:ISBN4-88686-217-9 :オーム社、(3)クラスターイオンビーム基礎と応用:ISBN4-526-05765-7:日刊工業新聞社。また、一般的に、正電荷のクラスターイオンの発生にはニールセン型イオン源あるいはカウフマン型イオン源が用いられ、負電荷のクラスターイオンの発生には体積生成法を用いた大電流負イオン源が用いられる。
以下で、クラスターイオン16の照射条件について説明する。まず、照射する元素は特に限定されず、炭素、ホウ素、リン、ヒ素、アンチモンなどを挙げることができる。しかし、より高いゲッタリング能力を得る観点から、クラスターイオン16が、構成元素として炭素を含むことが好ましい。格子位置の炭素原子は共有結合半径が単結晶シリコンと比較して小さいため、シリコン結晶格子の収縮場が形成されるため、格子間の不純物を引き付けるゲッタリング能力が高い。
また、構成元素として炭素を含む2種以上の元素を含むことがより好ましい。析出元素の種類により効率的にゲッタリング可能な金属の種類が異なるため、2種以上の元素を固溶させることにより、より幅広い金属汚染に対応できるからである。例えば、炭素の場合、ニッケルを効率的にゲッタリングすることができ、ホウ素の場合、銅、鉄を効率的にゲッタリングすることができる。
さらに、構成元素として炭素、あるいは炭素を含む2種以上の元素に加えて、ドーパント元素をさらに含むことができる。このドーパント元素としては、ホウ素、リン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた1以上の元素を用いることができる。
イオン化させる化合物も特に限定されないが、イオン化に適した化合物を列挙すると、炭素源としては、エタン、メタン、プロパン、ジベンジル(C1414)、二酸化炭素(CO)などが挙げられ、ホウ素源としては、ジボラン、デカボラン(B1014)などを挙げることができる。例えば、ジベンジルとデカボランを混合したガスを材料ガスとした場合、炭素、ホウ素および水素が集合した水素化合物クラスターを生成することができる。また、シクロヘキサン(C12)を材料ガスとすれば、炭素および水素からなるクラスターイオンを生成することができる。また、炭素源化合物としては、特に、ピレン(C1610)、ジベンジル(C1414)などより生成したクラスターC(3≦n≦16,3≦m≦10)を用いることが好ましい。これは、小サイズのクラスターイオンビームを形成しやすいためである。
さらに、クラスターイオン16の加速電圧およびクラスターサイズを制御することにより、改質層18における構成元素の深さ方向の濃度プロファイルのピークの位置を制御することができる。なお、本明細書において「クラスターサイズ」とは、1つのクラスターを構成する原子または分子の個数を意味する。
本発明の第1工程では、より高いゲッタリング能力を得る観点から、半導体ウェーハ10の表面10Aからの深さが150nm以下の範囲内に、改質層18における構成元素の深さ方向の濃度プロファイルのピークが位置するように、クラスターイオン16を照射することが好ましい。なお、本明細書において、「構成元素の深さ方向の濃度プロファイル」は、構成元素が2種以上の元素を含む場合は、合計ではなく、それぞれ単独の元素についてのプロファイルを意味するものとする。
ピーク位置を当該深さの範囲に設定するために必要な条件として、クラスターイオン16としてC(3≦n≦16,3≦m≦10)を用いる場合、炭素1原子あたりの加速電圧は、0keV/atom超え50keV/atom以下とし、好ましくは、40keV/atom以下が望ましい。また、クラスターサイズは2〜100個、好ましくは60個以下、より好ましくは50個以下とする。
なお、加速電圧の調整には、(1)静電加速、(2)高周波加速の2方法が一般的に用いられる。前者の方法としては、複数の電極を等間隔に並べ、それらの間に等しい電圧を印加して、軸方向に等加速電界を作る方法がある。後者の方法としては、イオンを直線状に走らせながら高周波を用いて加速する線形ライナック法がある。また、クラスターサイズの調整は、ノズルから噴出されるガスのガス圧力および真空容器の圧力、イオン化する際のフィラメントへ印加する電圧などを調整することにより行うことができる。なお、クラスターサイズは、四重極高周波電界による質量分析またはタイムオブフライト質量分析によりクラスター個数分布を求め、クラスター個数の平均値をとることにより求めることができる。
また、クラスタードーズ量は、イオン照射時間を制御することにより調整することができる。本発明では、炭素のドーズ量は1×1013〜1×1016atoms/cmとし、好ましくは5×1015atoms/cm以下とする。1×1013atoms/cm未満の場合、ゲッタリング能力を十分に得ることができない可能性があり、1×1016atoms/cm超えの場合、エピタキシャル表面に大きなダメージを与えるおそれがあるからである。
本発明によれば、既述のとおり、RTAやRTOなどの、エピタキシャル装置とは別個の急速昇降温熱処理装置を用いて回復熱処理を行う必要がない。それは、以下に述べる第1エピタキシャル層20を形成するためのエピタキシャル装置内で、エピタキシャル成長に先立ち行われる水素ベーク処理によって、半導体ウェーハ10の結晶性を十分回復させることができるからである。水素ベーク処理の一般的な条件は、エピタキシャル成長装置内を水素雰囲気とし、600℃以上900℃以下の炉内温度で半導体ウェーハ10を炉内に投入し、1℃/秒以上15℃/秒以下の昇温レートで1100℃以上1200℃以下の温度範囲にまで昇温させ、その温度で30秒以上1分以下の間保持するものである。この水素ベーク処理は、本来はエピタキシャル層成長前の洗浄処理によりウェーハ表面に形成された自然酸化膜を除去するためのものであるが、上記条件の水素ベークにより半導体ウェーハ10の結晶性を十分回復させることができる。
もちろん第1工程の後、第2工程の前に、エピタキシャル装置とは別個の熱処理装置を用いて回復熱処理を行ってもよい。この回復熱処理は、900℃以上1200℃以下で10秒以上1時間以下行えばよい。ここで、熱処理温度を900℃以上1200℃以下とするのは、900℃未満では、結晶性の回復効果が得られにくいためであり、一方、1200℃を超えると、高温での熱処理に起因するスリップが発生し、また、装置への熱負荷が大きくなるためである。また、熱処理時間を10秒以上1時間以下とするのは、10秒未満では回復効果が得られにくいためであり、一方、1時間超えでは、生産性の低下を招き、装置への熱負荷が大きくなるためである。
このような回復熱処理は、例えば、RTAやRTOなどの急速昇降温熱処理装置や、バッチ式熱処理装置(縦型熱処理装置、横型熱処理装置)を用いて行うことができる。前者は、ランプ照射加熱方式のため、装置構造的に長時間処理には適しておらず、15分以内の熱処理に適している。一方、後者は、所定温度までに温度上昇させるために時間がかかるものの、一度に多数枚のウェーハを同時に処理できる。また、抵抗加熱方式のため、長時間の熱処理が可能である。使用する熱処理装置は、クラスターイオン16の照射条件を考慮して適切なものを選択すればよい。
改質層18上に形成する第1エピタキシャル層20としては、シリコンエピタキシャル層が挙げられ、一般的な条件により形成することができる。例えば、水素をキャリアガスとして、ジクロロシラン、トリクロロシランなどのソースガスをチャンバー内に導入し、使用するソースガスによっても成長温度は異なるが、概ね1000〜1200℃の温度範囲の温度でCVD法によりシリコンウェーハ10上にエピタキシャル成長させることができる。第1エピタキシャル層20は、厚さが1〜15μmの範囲内とすることが好ましい。1μm未満の場合、シリコンウェーハ10からのドーパントの外方拡散により第1エピタキシャル層20の抵抗率が変化してしまう可能性があり、また、15μm超えの場合、固体撮像素子の分光感度特性に影響が生じるおそれがあるからである。第1エピタキシャル層20は裏面照射型固体撮像素子を製造するためのデバイス層となる。
なお、第1工程の後かつ第2工程の前に、半導体ウェーハ10に対して、酸素析出物の形成を促進するための熱処理を施すことができる。この熱処理は、例えば、縦型熱処理炉にクラスターイオン16照射後の半導体ウェーハを搬送し、例えば600℃以上900℃以下で、15分以上4時間以下行う。この熱処理により、十分な密度のBMDを形成させて、半導体エピタキシャルウェーハ100,200の裏面側から混入した金属不純物に対するゲッタリング能力を発揮させることができる。また、この熱処理は、上記回復熱処理を兼ねることもできる。
次に、上記製造方法により得られる半導体エピタキシャルウェーハ100,200について説明する。第1実施形態による半導体エピタキシャルウェーハ100および第2実施形態による半導体エピタキシャルウェーハ200は、図1(C)および図2(D)に示すように、炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハ10と、この半導体ウェーハ10の表面に形成され、半導体ウェーハ10中に所定元素が固溶してなる改質層18と、この改質層18上の第1エピタキシャル層20と、を有する。ここで、改質層18における所定元素の濃度プロファイルの半値幅Wが100nm以下であることを特徴とする。
すなわち、本発明の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法によれば、モノマーイオン注入に比べて、クラスターイオンを構成する元素の析出領域を局所的かつ高濃度にすることができ、その結果、上記半値幅Wを100nm以下とすることが可能となった。下限としては10nmと設定することができる。なお、本明細書における「深さ方向の濃度プロファイル」は、二次イオン質量分析法(SIMS:Secondary Ion Mass Spectrometry)にて測定した深さ方向の濃度分布を意味する。また、「所定元素の深さ方向の濃度プロファイルの半値幅」とは、測定精度を考慮して、エピタキシャル層の厚さが1μm超えの場合は、エピタキシャル層を1μmに薄膜化した状態で、SIMSにて所定元素の濃度プロファイルを測定したときの半値幅とする。
半導体ウェーハ10中の炭素濃度は、1×1015atoms/cm以上1×1017atoms/cm以下(ASTM F123 1981)とすることが好ましく、窒素濃度は、5×1012atoms/cm以上5×1014atoms/cm以下とすることが好ましいのは既述のとおりである。さらに、これらの濃度範囲の炭素および窒素による十分な酸素析出効果を得るために、半導体ウェーハ10中の酸素濃度は、9×1017atoms/cm以上(ASTM F121 1979)とすることが好ましいのも既述のとおりである。
また、所定元素としては、シリコン以外の元素であれば特に限定されないが、炭素または炭素を含む2種以上の元素とすることが好ましいのは既述のとおりである。また、所定元素がさらにドーパント元素を含むことができ、このドーパント元素としては、ホウ素、リン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた1以上の元素を用いることができる。
より高いゲッタリング能力を得る観点から、半導体エピタキシャルウェーハ100,200において、シリコンウェーハ10の表面からの深さが150nm以下の範囲内に、改質層18における濃度プロファイルのピークが位置することが好ましい。また、濃度プロファイルのピーク濃度が、1×1015atoms/cm以上であることが好ましく、
1×1017〜1×1022atoms/cmの範囲内がより好ましく、1×1019〜1×1021atoms/cmの範囲内がさらに好ましい。
また、改質層18の深さ方向厚みは、概ね30〜400nmの範囲内とすることができる。
本実施形態の半導体エピタキシャルウェーハ100,200によれば、従来に比べ高いゲッタリング能力を発揮することで、金属汚染をより抑制することができる。
本発明の実施形態による固体撮像素子の製造方法は、上記の製造方法で製造された半導体エピタキシャルウェーハまたは上記の半導体エピタキシャルウェーハ、すなわち半導体エピタキシャルウェーハ100,200の表面に位置する第1エピタキシャル層20に、固体撮像素子を形成することを特徴とする。この製造方法により得られる固体撮像素子は、従来に比べ白傷欠陥の発生を十分に抑制することができる。
以上、本発明の代表的な実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、半導体ウェーハ10上に2層のエピタキシャル層を形成しても良い。
(本発明例1〜5)
以下、本発明の実施例について説明する。
まず、CZ法により、表1に示す濃度の炭素または窒素の少なくとも一方を含む単結晶シリコンインゴットを育成し、得られた単結晶シリコンインゴットから採取されたn型のシリコンウェーハ(直径:300mm、厚さ:775μm、ドーパント種類:リン、ドーパント濃度:4×1014atoms/cm、酸素濃度15×1017atoms)を用意した。次いで、クラスターイオン発生装置(日新イオン機器社製、型番:CLARIS)を用いて、クラスターイオンとしてCクラスターを生成し、ドーズ量9.00×1013Clusters/cm(炭素のドーズ量4.5×1014atoms/cm)、炭素1原子当たりの加速電圧14.77keV/atomの条件で、各シリコンウェーハの表面に照射した。続いて、各シリコンウェーハをHF洗浄した後、枚葉式エピタキシャル成長装置(アプライドマテリアルズ社製)内に搬送し、装置内で1120℃の温度で30秒の水素ベーク処理を施した後、水素をキャリアガス、トリクロロシランをソースガスとして1150℃でCVD法により、シリコンウェーハ上にシリコンのエピタキシャル層(厚さ:6μm、ドーパント種類:リン、ドーパント濃度:1×1015atoms/cm)をエピタキシャル成長させ、本発明に従うエピタキシャルシリコンウェーハとした。
(比較例1〜5)
クラスターイオン照射工程に替えて、COを材料ガスとして、炭素のモノマーイオンを生成し、ドーズ量9.00×1013atoms/cm、加速電圧300keV/atomの条件でモノマーイオン注入工程を行った以外は、本発明例1〜5と同様にして、比較例にかかるエピタキシャルシリコンウェーハを製造した。
(比較例6)
クラスターイオンの照射を行わなかった以外は、本発明例1と同一条件で、比較例にかかるエピタキシャルシリコンウェーハを作製した。
(比較例7)
クラスターイオンの照射を行わなかった以外は、本発明例3と同一条件で、比較例にかかるエピタキシャルシリコンウェーハを作製した。
(比較例8)
クラスターイオンの照射を行わず、また、炭素および窒素のいずれも添加しなかった以外は、本発明例1と同一条件で、比較例にかかるエピタキシャルシリコンウェーハを作製した。
上記本発明例および比較例で作製した各サンプルについて評価を行った。
(1)SIMS測定
まず、クラスターイオンの照射直後と、モノマーイオンの注入直後における、炭素の分布の相違を明らかにするため、本発明例1および比較例1について、エピタキシャル層形成の前のシリコンウェーハについて、SIMS測定を行った。得られた炭素濃度プロファイルを図4に参考に示す。ここで、図4の横軸の深さはシリコンウェーハの表面をゼロとしている。
次に、本発明例1および比較例1のエピタキシャルシリコンウェーハについて、SIMS測定を行った。得られた炭素濃度プロファイルを図5に示す。図5の横軸の深さはエピタキシャルシリコンウェーハの表面をゼロとしている。
また、各本発明例および比較例で作製した各サンプルについて、エピタキシャル層を1μmまで薄膜化した後にSIMS測定したときの炭素濃度プロファイルの半値幅を表1に示す。なお、既述のとおり、表1に示す半値幅はエピタキシャル層を1μmに薄膜化した後にSIMS測定したときの半値幅であるため、表1に示す半値幅と、図5の半値幅とは異なる。また、薄膜化した後にSIMS測定したときの濃度のピーク位置およびピーク濃度についても表1に示す。
Figure 2017123477
図4に示すように、本発明例1のクラスターイオンの照射直後と、比較例1のモノマーイオンの注入直後における中間製造物であるエピタキシャル層形成前のシリコンウェーハの炭素濃度プロファイルを比較すると、クラスターイオン照射の場合は炭素濃度プロファイルがシャープであり、モノマーイオン注入の場合は炭素濃度プロファイルがブロードである。このことから、エピタキシャル層形成後も、炭素濃度プロファイルの傾向は同様となることが推定される。実際に、これら中間製造物にエピタキシャル層を形成したときの炭素濃度プロファイル(図5)からもわかるように、クラスターイオン照射により、モノマーイオン注入よりも局所的かつ高濃度の改質層が形成されていることが確認された。なお、図示しないが、本発明例2〜5ならびに比較例2〜5についても、同様の傾向を有する濃度プロファイルが得られた。
(2)ゲッタリング能力評価
本発明例および比較例で作製した各サンプルのエピタキシャルシリコンウェーハ表面を、Ni汚染液(1.0×1012/cm)で、それぞれスピンコート汚染法を用いて故意に汚染し、引き続き900℃、30分の熱処理を施した。その後、SIMS測定を行った。本発明例および比較例について、ゲッタリング能力の評価は、Ni濃度のピーク値で評価を行った。この評価は、評価基準をNi濃度プロファイルのピーク濃度の値によって以下のとおりに分類して行った。得られた評価結果を表1に示す。
◎:1×1017atoms/cm以上
○:7.5×1016atoms/cm以上1×1017atoms/cm未満
△:7.5×1016atoms/cm未満
表1から明らかなように、本発明例1〜5の各エピタキシャルシリコンウェーハは、いずれもNiの濃度ピーク値が1×1017atoms/cm以上であり、クラスターイオン照射により形成された改質層が多量のNiを捕獲して、高いゲッタリング能力を発揮していることがわかる。これは、表1に示すとおり、クラスターイオン照射した本発明例1〜5は、全て半値幅が100nm以下であり、モノマーイオン注入した比較例1〜5は、いずれも半値幅が100nm超であり、クラスターイオンを照射した本発明例1〜5は、モノマーイオンを注入した比較例1〜5に比べ、炭素濃度プロファイルの半値幅が小さくなるために、より高いゲッタリング能力を得ることができていると言える。なお、クラスターイオン照射やモノマーイオン注入を施していない比較例6〜8では、Niの濃度ピーク値が7.5×1016atoms/cm未満であり、ゲッタリング能力の低いものであった。
(3)BMDの密度評価
本発明例および比較例で作製した各エピタキシャルシリコンウェーハに対して、800℃×4時間及び1000℃×16時間の熱処理を施した後、シリコンウェーハ(バルクウェーハ)におけるBMDの密度を求めた。これは、シリコンウェーハを劈開し、劈開断面に対してライトエッチング(エッチング量:2μm)処理を施した後に、光学顕微鏡を用いてウェーハ劈開断面を観察して求めた。
その結果、本発明例1〜5および比較例1〜7で作製した各エピタキシャルシリコンウェーハは、いずれも、1×10atoms/cm以上のBMDが形成されていることが確認された。これは、シリコンウェーハ内に炭素および/または窒素が添加されていることによるものと考えられる。一方、炭素および窒素のいずれも添加しなかった比較例8で作製したサンプルウェーハのBMD密度は0.1×10atoms/cm以下であった。
(4)エピタキシャル欠陥の評価
本発明例および比較例で作製した各サンプルのエピタキシャルウェーハの表面を、KLA−Tenchor社製:Surfscan SP−2を用いて観察評価し、LPDの発生状況を調べた。その際、観察モードはObliqueモード(斜め入射モード)とし、表面ピットの推定は、Wide Narrowチャンネルの検出サイズ比に基づいて行った。続いて、走査型電子顕微鏡(SEM:Scanning Electron Microscope)を用いて、LPDの発生部位を観察評価して、LPDが積層欠陥(SF:Stacking Fault)であるか否かを評価した。
その結果、本発明例1〜5および比較例6〜8の各エピタキシャルシリコンウェーハは、いずれもエピタキシャル層表面で観察されたSFの個数は5個/ウェーハ以下であったのに対し、モノマーイオンの注入を行った比較例1〜5の各エピタキシャルシリコンウェーハは、いずれも10個/ウェーハ以上のSFが観察された。これは比較例1〜5において、エピタキシャル成長処理前に回復熱処理を施していないことから、モノマーイオンの注入によりウェーハ表面部の結晶性が乱れたままでエピタキシャル成長することに起因するものと考えられる。
本発明によれば、より高いゲッタリング能力を発揮することで金属汚染を抑制することができる半導体エピタキシャルウェーハを効率的に製造できるため、半導体ウェーハ製造業において有用である。
100,200 半導体エピタキシャルウェーハ
10 半導体ウェーハ
10A 半導体ウェーハの表面
12 バルク半導体ウェーハ
14 第2エピタキシャル層
16 クラスターイオン
18 改質層
20 第1エピタキシャル層

Claims (21)

  1. 炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハにクラスターイオンを照射して、該半導体ウェーハの表面に、前記クラスターイオンの構成元素が固溶してなる改質層を形成する第1工程と、
    前記半導体ウェーハの改質層上に第1エピタキシャル層を形成する第2工程と、
    を有することを特徴とする半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  2. 前記半導体ウェーハはシリコンウェーハである、請求項1に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  3. 前記半導体ウェーハが、シリコンウェーハの表面に第2エピタキシャル層が形成されたエピタキシャルウェーハであり、前記第1工程において前記改質層は前記第2エピタキシャル層の表面に形成される、請求項1または2に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  4. 前記半導体ウェーハ中の炭素濃度は1×1015atoms/cm以上1×1017atoms/cm以下(ASTM F123 1981)であり、窒素濃度は5×1012atoms/cm以上5×1014atoms/cm以下である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  5. 前記半導体ウェーハ中の酸素濃度は9×1017atoms/cm以上18×1017atoms/cm以下(ASTM F121 1979)である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  6. 前記第1工程の後かつ前記第2工程の前に、前記半導体ウェーハに対して、酸素析出物の形成を促進するための熱処理を施す、請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  7. 前記クラスターイオンが構成元素として炭素を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  8. 前記クラスターイオンが構成元素として炭素を含む2種以上の元素を含む、請求項7に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  9. 前記クラスターイオンが、さらにドーパント元素を含み、該ドーパント元素がホウ素、リン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた1以上の元素である、請求項7または8に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  10. 前記第1工程は、炭素1原子あたりの加速電圧が50keV/atom以下、クラスターサイズが100個以下、炭素のドーズ量が1×1016atoms/cm以下の条件で行う、請求項9に記載の半導体エピタキシャルウェーハの製造方法。
  11. 炭素および窒素の少なくとも一方を含む半導体ウェーハと、該半導体ウェーハの表面に形成された、該半導体ウェーハ中に所定元素が固溶してなる改質層と、該改質層上の第1エピタキシャル層と、を有し、
    前記改質層における前記所定元素の深さ方向の濃度プロファイルの半値幅が100nm以下であることを特徴とする半導体エピタキシャルウェーハ。
  12. 前記半導体ウェーハがシリコンウェーハである、請求項11に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  13. 前記半導体ウェーハが、シリコンウェーハの表面に第2エピタキシャル層が形成されたエピタキシャルウェーハであり、前記改質層は前記第2エピタキシャル層の表面に位置する、請求項11または12に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  14. 前記半導体ウェーハ中の炭素濃度は1×1015atoms/cm以上1×1017atoms/cm以下(ASTM F123 1981)であり、窒素濃度は5×1012atoms/cm以上5×1014atoms/cm以下である、請求項11〜13のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  15. 前記半導体ウェーハ中の酸素濃度は9×1017atoms/cm以上18×1017atoms/cm以下(ASTM F121 1979)である、請求項11〜14のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  16. 前記半導体ウェーハの表面からの深さが150nm以下の範囲内に、前記改質層における前記濃度プロファイルのピークが位置する、請求項11〜15のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  17. 前記改質層における前記濃度プロファイルのピーク濃度が、1×1015atoms/cm以上である、請求項11〜16のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  18. 前記所定元素が炭素を含む、請求項11〜17のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  19. 前記所定元素が炭素を含む2種以上の元素を含む、請求項18に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  20. 前記所定元素がさらにドーパント元素を含み、該ドーパント元素がホウ素、リン、ヒ素およびアンチモンからなる群から選ばれた1以上の元素である、請求項18または19に記載の半導体エピタキシャルウェーハ。
  21. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の製造方法で製造された半導体エピタキシャルウェーハまたは請求項11〜20のいずれか一項に記載の半導体エピタキシャルウェーハの、表面に位置する第1エピタキシャル層に、固体撮像素子を形成することを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
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