JP2017122761A - レンズ鏡筒及びそれを有する光学機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】鏡筒に搭載される光学系ユニットと外装部材を保持する外装ユニット9が鏡筒後方で結合される構成のレンズ鏡筒において、外装部材に側面からの衝撃が加わった際に前記外装部材が撓み、内部の光学系ユニットを含んだ可動部材を側面より押圧することで前記可動部材が損傷し光学性能が変化することを防止する。【解決手段】鏡筒前方の外装部材が側面からの衝撃等により大きく変形した際、光学系ユニットを含んだ内部の可動部材を押圧する前に前記外装部材の変形を抑制する変形受け部材16を内部光学系ユニットの案内筒6に配置した。【選択図】図3

Description

本発明は、光学系ユニットと、前記光学系ユニットを囲う外装ユニットを備えるレンズ鏡筒及びそれを有する光学機器に関するものである。
デジタルカメラやビデオカメラ等の光学機器に用いられるレンズ鏡筒は、レンズ等の複数の移動群が搭載されるため、外部からの衝撃により光学性能が劣化する。そのため、これらのレンズ鏡筒は光軸方向へ移動する光学系ユニットの他に、光学系ユニット全体を囲う外装ユニットを一般に備える。光学系ユニットの光軸方向への移動は、案内筒の外周側に配置したカム環を介して行う。カム環の動きを妨げないようにするため、前記光学系ユニットと外装ユニットはレンズ鏡筒の後方(本明細書では、レンズ鏡筒の光軸方向の物体側を「前方」、結像側を「後方」とする)で結合する構成とするものが知られる。
特許文献1のレンズ鏡筒は、光学系ユニット全体を保持した固定筒を備え、更に鏡筒の前方付近の外周に固定筒と一体的なフランジ部を備える。このフランジ部は、光学系ユニット全体を先端まで囲う外装ユニットを保持した構造をとる。
特許文献2のレンズ鏡筒は、光学系ユニットを保持した固定筒に貫通孔を設けた構造をしている。これは、レンズ鏡筒の先端部分に衝撃が加わった際、貫通孔の周縁が弾性変形することにより衝撃を緩和させ、光学系への影響を抑制しようとしたものである。
特開2008−233771 特開2008−298915
一般的な光学系ユニットと、光学系ユニット全体を先端まで囲む形態の外装ユニットを鏡筒の後方で結合する構成としているレンズ鏡筒では、側面方向から外装ユニットに衝撃が掛かった際、外装ユニットが撓み、内部の光学系ユニットを押圧する可能性が高い。
内部の光学系ユニットが外装ユニットにより押圧されると、光学系ユニットの可動性を保持するローラーやカム環のカムが損傷する。また、外装ユニットの変形が復元したとしても光学系ユニットが元の状態を維持できず光学性能が変化してしまう危険がある。更に、衝撃が大きい場合には光学系ユニットの塑性変形により作動自体が不能となる可能性もある。
また、特許文献1のように鏡筒の前方付近の外周に固定筒と一体的なフランジ部を設けた場合、案内筒内部で光軸方向に移動する各光学ユニットを作動させるためのカム環を案内筒の内周に配置しなければならない。しかし、カム環を案内筒の内周に配置すると、当該カム環の更に内部に光学ユニットが嵌合することとなる。従って、固定部である案内筒に対するカム環との嵌合ガタや同軸度が加算され、位置精度が劣り光学性能を保証できない恐れがある。
更に、特許文献1ではフランジ部が鏡筒の前方付近の外周に設けられているため、カム環を案内筒の外周に配置するためには当該カム環を案内筒の後方から組込む必要がある。しかし、カム環を案内筒の後方から組込む場合、案内筒の後方部の外径はカム環の内径より小さくしなければならない。
また、案内筒の後方部に部品結合のためのビス座を設けることを考慮すると、レンズ鏡筒全体の外径は大きくなるか、あるいは内部で移動する光学系ユニットの大きさに制限を加えなければならない。
更に、特許文献2の提案では光軸方向からの衝撃はある程度吸収できたとしても、側面方向からの衝撃に対しては効果を期待できない。
従って、本発明の目的は光学系ユニットと外装ユニットが案内筒後方で結合したレンズ鏡筒であって、外装ユニットが側面から衝撃を受けた際にも内部の光学系ユニットに変形を伝えにくい小型のレンズ鏡筒を提案することである。
上記課題を解決するために、本発明は、レンズ鏡筒であって、光学系ユニットと、前記光学系ユニットを囲う外装部材を保持する外装ユニットと、前記光学系ユニットを保持する案内筒と、前記光学系ユニットが光軸方向へ移動可能となるように前記案内筒の外周側に配置されたカム環と、を備えている。そして、前記光学系ユニットと前記外装ユニットは鏡筒の後方にて固定され、前記カム環より鏡筒の前方位置で、且つ前記案内筒と前記外装ユニットとの間において、前記案内筒又は前記外装ユニットのいずれか一方が変形受け部材を保持し、更に前記変形受け部材と、前記外装ユニット又は前記案内筒のうち、前記変形受け部材を保持しない他方との間に間隙が存在することを特徴とする。
本発明によれば、レンズ鏡筒が大型化せず、側面からの衝撃にも内部の光学系ユニットに損傷を与えずに光学性能を維持できるレンズ鏡筒と、そのレンズ鏡筒を有する光学機器を提供することができる。
実施形態1に係るレンズ鏡筒の断面図である。 実施形態1に係るレンズ鏡筒の分解斜視図である。 実施形態1に係るレンズ鏡筒の部分拡大断面図である。 実施形態2に係るレンズ鏡筒の部分拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面などを参照して説明する。
(実施形態1)
図1乃至図4を参照して、本発明の一実施形態に係るレンズ鏡筒について説明する。ここでいうレンズ鏡筒とは、一眼レフカメラやミラーレスカメラなどの撮像装置に取り外し可能な交換レンズや、デジタルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置のレンズ鏡筒部分を指している。
図1、図3はレンズ鏡筒の断面図、図2はその分解斜視図である。まず、レンズ鏡筒の全体的な構成を図1、図2を用いて説明する。マウント1はカメラ(不図示)と接続する。マウント1は、マウントリング2の厚みを切削調整することにより、固定筒3との間の間隔調整を行う。固定筒3は動作制御を行う制御基板4を保持している。制御基板4には接点ブロック4aが設けられ、接点ブロック4aを介してカメラ側の電気接点と接続する。
更に、固定筒3は移動群を直進案内するための案内溝を有する案内筒6と結合する。案内筒6はカム環7を保持する。カム環7はカムを有し、案内筒6に対し光軸周りに定位置回転可能である。この回転により、移動群11〜15を光軸方向へ進退させる。カム環7は案内筒6に対し前側より組込む。更に、カム環7は固定筒3に光軸周りに定位置回転可能に保持されたズームリング5と、ズームキー8により係合する。
案内筒6は光学系ユニットである第1移動群11、第2移動群12、第3移動群13、第4移動群14及び第5移動群15を保持する。各移動群の光軸方向の位置は、カム環7のカムの交点にカムフォロワが係合することにより調整する。
なお、第2移動群12は焦点調節用のフォーカス群として機能する。2群移動環12cとフォーカスカム環12bが2群ユニット12dを保持する。更に、2群移動環12cは副絞りAユニット12aを保持する。副絞りAユニット12aが第2移動群12の光軸方向位置に応じて絞りの口径を変えることにより、不要な軸外光をカットする。
また、第4移動群14は電磁絞りユニット14aを保持する。電磁絞りユニット14aは制御基板4とフレキシブルプリント配線板14bにより接続している。詳細には、フレキシブルプリント配線板14bが電磁絞りユニット14a上の駆動モータ、絞り羽根の開放状態を検知するフォトインタプラタ、及び制御基板4を電気的に接続している。
更に第4移動群14は結像方向側にF値を決定するための副絞りBユニット14cを保持する。副絞りBユニット14cは、副絞りAユニット12aと同様に、第4移動群14の光軸方向位置に応じて口径を変える。
なお、第2移動群12から第5移動群15の移動群は、案内筒6の内周側に配置されるが、第1移動群11はカム環7の外周側に1群押え環11aを用いて配置される。案内筒6及びカム環7は、案内筒6の案内溝、カム環7のカム溝の其々の交点の位置で各移動群を保持する。
次に、レンズ鏡筒の物体方向側の構成を、図2、図3を用いて説明する。案内筒6の物体方向側では、案内筒6のバヨネット溝6aが変形受け部材16のバヨネット爪16aと係合して、変形受け部材16を保持する。係合による取り付けの後、固定ビス21で変形受け部材16の回転位置を固定し、変形受け部材16を案内筒6と一体化する。変形受け部材16には貫通孔16bを設け、前述の第1移動群11の一部である1群移動環11bの脚部11cがその貫通孔16bを貫通して案内筒6及びカム環7と係合する。また、変形受け部材16の周囲には弾性材料で作製されかつテープ形状を有する緩衝部材17を配置する。
更に、案内筒6は物体方向側に中継リング18を定位置回転可能に保持する。中継リング18には連結キーA19と連結キーB20を取付ける。フォーカスカム環12bはこれら連結キーA19と連結キーB20を介して回転し、焦点調整用の第2移動群12を光軸方向へ移動させる。連結キーA19は変形受け部材16における貫通孔16bの一つを貫通して取付ける。そのため、中継リング18は作動範囲を制限され、定位置回転する。
案内筒6は結像方向側の後端では固定筒3と結合する。更に、当該位置における別の位相箇所では、案内筒6がフォーカスユニット9aと外装部材であるフロントユニット9cで構成される外装ユニット9を固定する。フロントユニット9cはフィルターネジ及びフードの取り付け部を設ける。
ここで、外装ユニット9の内周と変形受け部材16の外周の間には弾性を有する緩衝部材17が介在する。つまり、外装ユニット9と変形受け部材16の間には間隙A22が形成される。従って、側面方向からの衝撃が生じた場合には、衝撃により緩衝部材17が間隙A22の分だけ僅かに圧縮された後、外装ユニット9と変形受け部材16が接触することとなる。
更に、フロントユニット9cの内周と、最も前方の光学系移動群である、第1移動群11の外周の間にも、間隙B23が存在する。間隙B23は、間隙A22よりも大きい。式で表すと以下の関係となる。
間隙A<間隙B
従って、変形受け部材16上の緩衝部材17が外装ユニット9との間で圧縮された後、外装ユニット9と変形受け部材16が直接接触したとしても、フロントユニット9cの内周と第1移動群11の外周は接触しない。これは、フロントユニット9cの内周と第1移動群11の外周の間には間隙B23が設けられており、間隙B23が間隙A22よりも大きいためである。また、間隙B23が間隙A22よりも大きい関係が維持されている場合に限り、間隙A22は実質的に無くてもよい。
また、外装ユニット9は焦点調節を手動操作するためのフォーカスリング10を保持する。フォーカスリング10は定位置回転可能である。フォーカスリング10の回転力はフォーカスユニット9aへ伝達される。
詳述しないが、フォーカスユニット9aは円環型の振動波モータである。振動波モータは、制御基板4からの制御信号、電力を受けて駆動する。電気的制御による電気駆動の他、フォーカスリング10は手動操作もできる。フォーカスキー9bが中継リング18に保持されている連結キーA19と係合し、更に連結キーA19と同様に中継リング18に保持されている連結キーB20を介することにより、フォーカスリング10の手動操作による回転力がフォーカスカム環12bに伝達する。
次に、レンズ鏡筒内部の動作について説明する。図2において、ズームリング5を操作しズームキー8を介してカム環7を回転させることにより、第2移動群12から第5移動群15の各移動群が結像側方向から物体側方向へ向かって移動する。第1移動群11については、一旦結像側方向へ移動した後に、物体側方向へ移動する所謂Uターンの動作をする。
このとき、第2移動群12は副絞りAユニット12aを保持する。副絞りAユニット12aは、ズームWIDE状態からTELE状態へ向かうに従い、絞り羽根がある程度閉じられた状態から開放状態へ変化する。つまり、副絞りAユニット12aはWIDE側で不要な軸外光を遮蔽し、フレアをカットする機能を有する。
更に、第4移動群14は副絞りBユニット14cを保持する。副絞りBユニット14cも、副絞りAユニット12aと同様に、ズームWIDE状態からTELE状態に向かうに従い、絞り羽根がある程度閉じられた状態から開放状態へ変化する。副絞りBユニット14cは、ズーム動作の各焦点距離位置で開放口径を決定する機能を有する。
焦点調節動作に関しては、前述した様に、電気的制御による電気駆動の他、フォーカスリング10を手動操作により、フォーカスキー9bが連結キーA19と係合し、連結キーB20を介して手動操作による回転力をフォーカスカム環12bに伝達する。フォーカスカム環12bの回転により2群移動環12cに一体的に保持された2群ユニット12dが前後し、焦点調節が行われる。
レンズ鏡筒の先端部付近に側面方向から衝撃が加わった場合、外装ユニット9は後端部でしか固定されていないため撓もうとする。しかし、本発明の構成により、緩衝部材17を介して変形受け部材16が外装ユニット9を内部で衝撃を支えるため、撓みを防止できる。緩衝部材17は柔軟部材で作製されているので、ある程度圧縮される。しかし緩衝部材17が完全に圧縮されても、第1移動群11と外装ユニット9の内径には間隔が残る設計のため、外装ユニット9が第1移動群11と干渉する恐れはない。
また、変形受け部材16を樹脂材料などの弾性材料で構成することにより、緩衝部材17を廃止、あるいは衝撃を受けた際の緩衝効果を大きくすることができる。この場合、衝撃を受けて外装ユニット9が撓む量以上に間隙B22の量を確保する必要がある。
本発明は、撮像素子(不図示)と、前記撮像素子に被写体からの光を導く上述のレンズ鏡筒と、を備える光学機器(不図示)を含む。
前述した様に、実施形態1に係る発明では光学系ユニットが固定部材である案内筒6に保持され、前記光学系ユニットが光軸方向へ移動可能となるように、前記案内筒6の外周側にカム環7が配置される。前記カム環7より鏡筒の前方位置で、前記案内筒と前記外装ユニット9の間において、前記案内筒6と前記外装ユニット9のうち、一方の前記案内筒6が変形受け部材16を保持する。更に前記変形受け部材16と、前記変形受け部材16を保持していない他方の前記外装ユニット9との間には間隙Aが存在する。これにより、外装ユニットが側面からの衝撃を受けて撓み変形しようとする前に鏡筒の前方に配置された変形受け部材が外装ユニットを受け、内部の光学系ユニットに損傷を与えにくくし、しかも大型化することのない小型のレンズ鏡筒を実現できる。更に、撮像素子と、前記撮像素子に被写体からの光を導く上述のレンズ鏡筒と、を備える光学機器を実現できる。
なお、本願発明においては当然のことであるが、引用文献1のようにカム環を案内筒の外周に配置するために、カム環7を案内筒6の後方から組込む必要はない。カム環7は案内筒6の前方、後方のいずれの方向からも組込むことができる。
なお、本発明では変形受け部材16と案内筒6の保持方法をバヨネット結合としたが、これに限ったものではなく、ラジアル方向からのビス止め、又はフランジ部を設けてスラスト方向からのビス止め、更には位相が決定できれば案内筒と直接螺合する形態でもよい。
また、本発明では第1移動群11を変形受け部材16の貫通孔16bを通してカム環7の外周に配置している。しかし、案内筒6の内径から第1移動群11を結合する方法であれば、貫通孔16bは廃止できる。
更に、本発明では変形受け部材16を組付けた後にフォーカス作動伝達用の中継リング18を配置しているが、本発明を特に限定するものではない。
(実施形態2)
実施形態1では変形受け部材16が案内筒6側に保持された場合の構成を説明した。実施形態2では、変形受け部材36が案内筒26側ではなく、外装ユニット29側に保持された場合の構成を図4を用いて説明する。全体の構成は実施形態1とほぼ同様であるため詳細な説明を省略する。
実施形態2では変形受け部材36が外装ユニット29側に保持されるため、間隙A42は変形受け部材36と案内筒26との間に存在する。この実施形態2の組立手順としては、まずカム環27に案内筒26を取付ける。案内筒26に対し外装ユニット29を後方から取付ける。更に外装ユニット29に対し変形受け部材36を前方より止めビス44で固定する。その後、1群移動環11bを挿入し外装ユニット29に設けられた不図示の工具孔からカムフォロワを組付け、案内筒26、カム環27に結合させる。更に案内筒26に中継リング38を定位置回転可能に前方より取付ける。
本構成でもレンズ鏡筒の先端部付近に側面方向から衝撃が加わり、外装ユニット29が撓んでも、間隙B43よりも間隙A42の方が小さいため、変形受け部材36と案内筒26が先に接触することとなる。従って、外装ユニット29が第1移動群11と接触することが防止できる。
前述した様に、実施形態2に係る発明では、光学系ユニットが固定部材である案内筒6に保持され、前記光学系ユニットが光軸方向へ移動可能となるように、前記案内筒6の外周側にカム環7が配置される。前記カム環7より鏡筒の前方位置で、前記案内筒と前記外装ユニット9の間において、前記外装ユニット9が変形受け部材16を保持する。更に前記変形受け部材16と、前記案内筒6との間には間隙Aが存在する。これにより、外装ユニット9が側面からの衝撃を受けて撓み変形しようとする前に、外装ユニット9の前方内部に配置された前記変形受け部材16を前記案内筒6が受ける。これにより、内部の光学系ユニットに損傷を与えにくくし、しかも大型化することのない小型のレンズ鏡筒を実現できる。更に、撮像素子と、前記撮像素子に被写体からの光を導く上述のレンズ鏡筒と、を備える光学機器を実現できる。
6、26 案内筒
7、27 カム環
9、29 外装ユニット
16、36 変形受け部材

Claims (8)

  1. レンズ鏡筒であって、
    光学系ユニットと、
    前記光学系ユニットを囲う外装部材を保持する外装ユニットと、
    前記光学系ユニットを保持する案内筒と、
    前記光学系ユニットが光軸方向へ移動可能となるように前記案内筒の外周側に配置されたカム環と、を備えており、
    前記光学系ユニットと前記外装ユニットは鏡筒の後方にて固定され、
    前記カム環より鏡筒の前方位置で、且つ前記案内筒と前記外装ユニットとの間において、前記案内筒又は前記外装ユニットのいずれか一方が変形受け部材を保持し、更に前記変形受け部材と、前記外装ユニット又は前記案内筒のうち、前記変形受け部材を保持しない他方との間に間隙が存在することを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 前記案内筒及び前記光学系ユニットは、形状の一部が前記変形受け部材を貫通することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記変形受け部材により形成される前記間隙は、前記外装ユニットの内周と前記光学系ユニットの最も前方の光学系移動群の外周の間における間隙よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記変形受け部材により形成される前記間隙が無いことを特徴とする請求項3に記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記変形受け部材はバヨネット結合により固定筒に取付けられることを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  6. 前記変形受け部材は樹脂材料で構成されていることを特徴とした請求項1〜5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  7. 前記変形受け部材の周囲に緩衝部材が配置されていることを特徴とした請求項1〜6のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒。
  8. 撮像素子と、前記撮像素子に被写体からの光を導く、請求項1乃至7のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒と、を備えることを特徴とする光学機器。

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