JP2017121753A - 画像形成装置管理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

画像形成装置管理システム、情報処理装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置で消費される電力を節約して省エネルギー化を達成するとともに、ユーザーの待ち時間を減らして作業効率を向上させることができる画像形成管理システムを提供する。
【解決手段】ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置と、ネットワークを介して、画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCと、画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部と、PCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出部315と、光量検出部で検出した光量と、PC状態検出部315で検出した検出結果とに基づいて、複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定部350と、を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置管理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、オフィスなどにおいては、プリンターやMFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置が普及している。一般に、ユーザーが画像形成装置を利用する頻度は、天井灯が消灯しオフィスが暗い昼休みや業務時間の終了間際は低いと考えられている。
そこで、省エネルギー化活動の一環として、画像形成装置の使用電力を節約するために、装置周囲の明るさに応じて、画像形成装置の電源のオン/オフを制御するものが開発されている。例えば、電源オン状態の時に装置周囲の光量が予め設定された基準値未満になった場合に、電源オフ状態(節電モード)に移行させ、電源オフ状態の時に装置周囲の光量が基準値以上になった場合に、電源オン状態(通常モード)に移行させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
特開2013−33174号公報
しかしながら、業務の繁忙期などにおいては、天井灯が消灯しオフィスが暗い昼休みや業務時間終了後などであっても、多数のユーザーが画像形成装置を利用することが起こり得る。このような場合に、特許文献1のように、装置周囲の明るさに応じて、装置を電源オフの状態(節電モード)にしておくと、ユーザーが画像形成装置を使用できる状態(通常モード)になるまでの待ち時間が発生し、ユーザーの作業効率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、上記の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、画像形成装置で消費される電力を節約して省エネルギー化を達成するとともに、ユーザーの待ち時間を減らして作業効率を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するために、本願発明に係る画像形成装置管理システムは、ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置と、ネットワークを介して、画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCと、画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部と、PCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出部と、光量検出部で検出した光量と、PC状態検出部で検出した検出結果とに基づいて、複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定部と、を備える。
本願発明に係る情報処理装置は、ネットワークを介して、画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出部と、画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部で検出した光量と、PC状態検出部で検出した検出結果とに基づいて、ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定部と、を備える。
本願発明に係るプログラムは、ネットワークを介して、画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出ステップと、画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部で検出した光量と、PC状態検出部で検出した検出結果とに基づいて、ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定ステップと、を備え、コンピューターに実行させる。
本発明によれば、画像形成装置で消費される電力を節約して省エネルギー化を達成するとともに、ユーザーの待ち時間を減らして作業効率を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置管理システムの構成図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機能的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るPCの機能的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る管理サーバーの機能的構成を示すブロック図である。 Aは、画像形成装置の状態モードを説明するための状態遷移図である。Bは、PCの状態モードを説明するための状態遷移図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置状態テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態に係るPC動作テーブルの構成図である。 本発明を適用するオフィス事例の概略図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置閾値テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態に係るユーザー数閾値テーブルの構成図である。 本発明の実施の形態に係る管理サーバーにおいて実行される画像形成装置管理処理のフローチャートである。
以下、本発明に係る画像形成装置管理システムの一例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置管理システム1の構成図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態に係る画像形成装置管理システム1は、ネットワーク5、複数の画像形成装置10、複数のPC20(personal computer)、管理サーバー30で構成されている。
ネットワーク5は、例えばLAN(Local Area Network)等のIPネットワークであり、複数の画像形成装置10、PC20、管理サーバー30などの装置を接続している。
画像形成装置10は、プリンター、MFP(Multi-function Peripheral)、複合機等である。
PC20は、PC/AT互換機、PDA、移動体端末等である。
管理サーバー30は、ネットワーク5に接続されている画像形成装置10及びPC20の通常モード、節電モードなどの状態情報を収集し記憶している。
図2には、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の機能的構成を示すブロック図である。
図2に示すように、画像形成装置10は、制御部110、操作部120、表示部130、画像読取部140、画像形成部150、通信部160、認証部170、光量検出部180、記憶部190、自動起動部200、発光部201等を備えて構成され、各部はバスにより接続されている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置を備え、画像形成装置10の各部の処理動作を統括的に制御する。制御部110は、操作部120から入力される操作信号又は通信部160により受信される指示信号に応じて、記憶部190に格納されている各種処理プログラムを読み出し、当該プログラムとの協働により、各種処理を行う。
制御部110は、画像形成装置10の状態を監視し、通信部160を介して、通常モード、節電モード等の状態モードおよび光量検出部180で得た光量情報を、管理サーバー30に一定周期で送信する。
操作部120は、表示部130の表示画面上を覆うように形成されたタッチパネルや、数字ボタン、スタートボタン等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号を制御部110に出力する。また、自動起動部200の機能を有効若しくは無効の状態に設定することができる。
表示部130は、LCD(Liquid Crystal Display)により構成され、制御部110から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
画像読取部140は、原稿を光走査して原稿画像を読み取り、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーにより光電変換して、画像データを生成する。
画像形成部150は、画像読取部140により生成された画像データ、通信部160により受信された画像データ(プリンター用画像データ、FAX用画像データ)等に基づいて、用紙上に画像を形成する。例えば、画像形成部150は、電子写真方式の画像形成を行うものであり、感光体ドラム、感光体ドラムの帯電を行う帯電部、画像データに基づいて感光体ドラム表面を露光走査する露光部、感光体ドラムにトナーを付着させる現像部、感光体ドラム上に形成されたトナー像を用紙に転写する転写部、用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部等から構成される。
通信部160は、ネットワーク5に接続されたPC20や管理サーバー30等の外部装置との間でデータの送受信を行う。例えば、通信部160は、PC20から送信されるジョブのデータや管理サーバー30から送られる状態モードの変更指示を受け付ける。
認証部170は、近距離無線通信(NFC)等の規格を満たすカードリーダー等を備え、
カードに格納されているデータを読み出し、各ユーザーの個人情報を識別する。
光量検出部180は、例えば、検知した光量を電気信号に変換可能な素子を備えた光量センサーで構成されており、画像形成装置10が置かれた周囲の光量情報を、通信部160を介して管理サーバー30に出力する。
記憶部190は、不揮発性の半導体メモリーやハードディスク等の記憶装置からなり、各種処理に関するデータ等を記憶する。また、制御部110が実行する処理のプログラムやデータを保存する。
自動起動部200は、例えば、画像形成装置10の周囲の静電容量の変化を検知する素子を備えた近接センサーで構成されており、ユーザーが画像形成装置10に近づいたことを制御部110に出力し、画像形成装置10を自動的に起動させる。なお、近接センサーは、画像形成装置10の電源状態に関わらず、オン・オフ可能に設定することができる。
発光部201は、例えばLEDランプで構成されており、例えば、画像形成装置10の状態モードが通常モードのときはランプが点灯し、節電モードのときはランプが消灯する。
つぎに、PC20について説明する。
図3は、本発明の実施の形態に係るPC20の機能的構成を示すブロック図である。
図3に示すように、PC20は、PC制御部210、PC操作部220、PC通信部230、PC記憶部240等を備えて構成され、各部はバスにより接続されている。
PC制御部210は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置を備え、PC20の状態を監視し、PC20がユーザーにより使用されているか否かの動作モードを管理サーバー30に一定周期で送信する。
PC操作部220は、キーボード等の各種操作ボタンを備え、ユーザーの操作に基づく操作信号をPC制御部210に出力する。
PC通信部230は、ネットワーク5に接続された画像形成装置10や管理サーバー30との間でデータの送受信を行う。
PC記憶部240は、フラッシュメモリ等の補助記憶装置で、PC制御部210が実行する処理のプログラムやデータを保存する部位である。
次に、管理サーバー30について説明する。
図4は、本発明の実施の形態に係る管理サーバー30の機能的構成を示すブロック図である。
図4に示すように、管理サーバー30は、サーバー制御部310、PC状態検出部315、サーバー操作部320、サーバー通信部330、サーバー記憶部340、画像形成装置状態モード決定部350、消耗品残量管理部360、履歴管理部370等を備えて構成され、各部はバスにより接続されている。
サーバー制御部310は、RAMやROM等の主記憶手段、及びMPUやCPU等の制御手段を備えている。サーバー制御部310は、画像形成装置状態モード決定部350を備えており、画像形成装置状態モード決定部350には、画像形成装置10の状態モードを決定するための処理プログラムが搭載されている。画像形成装置状態モード決定部350は、画像形成装置10とPC20から送信される画像形成装置10の状態モード及びPC20の動作モードを受信する。
画像形成装置状態モード決定部350は、光量検出部180から取得される光量情報から得られる明るさを複数のレベルに区切り、レベル毎に通常モードに設定することが可能な画像形成装置の台数の範囲に関する情報を設定した画像形成装置閾値テーブル351と、レベル毎にPC20を使用しているユーザーの人数の範囲に関する情報を設定したユーザー数閾値テーブル352と、を備えている。
PC状態検出部315は、ネットワーク5に接続されている各PC20の動作モードを検出し、PC20がユーザーに使用されている状態か否かを検出する。
サーバー操作部320は、サーバー記憶部340に保存されたデータ等の変更を行う。また、サーバー操作部320により、各画像形成装置10の自動起動部200を有効な状態にするか無効な状態にするかを予め設定することができる。
サーバー通信部330は、ネットワーク5に接続された画像形成装置10やPC20との間でデータの送受信を行う。
サーバー記憶部340は、フラッシュメモリ等の補助記憶装置で、サーバー制御部310が実行する処理のプログラムやデータを保存する部位である。サーバー記憶部340には、画像形成装置10の現在の状態モードが記録される画像形成装置状態テーブル341と、PC状態管理部315を介してPC20の現在の動作モードが記録されるPC動作テーブル342とが記憶されている。
消耗品残量管理部360は、例えば累積コピー枚数をカウント等することにより、ネットワーク5に接続されている各画像形成装置10が備える消耗品の残量状態を管理する。
履歴管理部370は、例えば、PC20が画像形成に関する情報を送信した通信回数等に基づいて、ネットワーク5に接続されている各PC20が使用した画像形成装置10の履歴を管理する。
次に、図5を参照して、画像形成装置10の状態モード及びPC20の動作モードについて説明する。
図5Aは、画像形成装置の状態モードを説明するための状態遷移図であり、図5Bは、PC20の状態モードを説明するための状態遷移図である。
図5Aに示すように、画像形成装置10には、例えば、停止、Ready、Active、LowPower、Sleepの状態モードがあり、ReadyとActiveが通常モードであり、LowPowerとSleepが節電モードとなる。停止モードは、画像形成装置10の電源がオフされている停止の状態である。Readyモードは、画像形成装置10に対して処理要求が発生すれば、すぐにその処理を開始できる待機の状態である。Activeモードは、画像形成装置10が処理を実行している稼働の状態である。LowPowerモードは、画像形成装置制御部110のCPUと温度制御に必要な回路に電源が供給されている節電モードの状態である。Sleepモードは、画像形成装置制御部110のCPUだけに電源が供給される節電モードの状態である。
図5Aに示すこのような状態の動作モードを設定できる画像形成装置10において、電源をオンすると停止モードからReadyモードに遷移し、またReadyモードのときに電源をオフすると停止モードとなる。Readyモードのときに、処理要求が発生し処理が開始されるとActiveモードとなり、処理が終了するとReadyモードに戻る。LowPowerモードまたはSleepモードのときに、処理要求が発生するとReadyモードに遷移し、処理が開始されるとActiveモードに遷移する。上述したように、LowPowerモードとSleepモードでは電源が供給されている部位が異なるので、SleepモードからReadyモードへの遷移は、LowPowerモードからReadyモードへの遷移より時間がかかる。Low PowerモードまたはSleepモードのときに、電源がオフされると停止モードとなる。
本実施の形態では、画像形成装置10の動作モードが通常モードの場合は、稼働状態とみなし、画像形成装置10の稼働台数にカウントする。一方、画像形成装置10の動作モードが節電モード又は停止モードの場合は、稼働していない状態とみなし、画像形成装置10の稼働台数にはカウントしない。なお、どの動作モードを稼働状態とみなすかは任意であり、例えば、LowPowerモードを稼働状態とみなして、稼働台数にカウントしてもよい。
次に、図5Bを参照して、本実施形態におけるPC20の動作モードについて説明する。
図5Bに示すように、PC20には、停止、稼働、待機のモードがあり、稼働モードが通常モードであり、待機が節電モードとなる。停止モードは、PC20の電源がオフされている停止している状態である。稼働モードは、PC20の電源をオンすることでPC20が起動され、ユーザーに使用されている状態である。待機モードは、PC20のCPUだけに電源が供給され、ユーザーからの操作が行われるまで待機している状態である。
本実施の形態では、PC20の動作モードが稼働モードの際には、ユーザーがPC20を使用している状態とみなしてユーザー数をカウントし、PC20の動作モードが停止モード又は待機モードの際には、ユーザーがPC20を使用していない状態とみなして、ユーザー数にはカウントしない。
次に、図6を参照して、画像形成装置状態テーブル341の構成について説明する。
図6は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置状態テーブル341の構成図である。
図6に示すように画像形成装置状態テーブル341は、ネットワーク5に接続されている各々の画像形成装置10の名称、状態モードが設定されているテーブルである。名称は、各々の画像形成装置10に付けられたユニークな名前である。状態モードは更新可能なデータで、画像形成装置10の現在の状態モードが設定され、停止、Ready、Active、LowPower、Sleepのいずれかの状態モードが設定される。
次に、図7を参照して、PC動作テーブル342の構成について説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係るPC動作テーブル342の構成図である。
図7に示すようにPC動作テーブル342は、ネットワーク5に接続されている各々のPC20の名称、動作モードが設定されているテーブルである。名称は、各々のPC20に付けられたユニークな名前である。動作モードは更新可能なデータでPC20の現在の動作モードが設定され、停止、稼働、待機のいずれかの動作モードとなる。
つぎに、本発明の画像形成装置管理システム1をオフィスに適用した場合について説明する。
図8は、本発明の画像形成装置管理システム1を適用するオフィス例の概略図を示す。
図8に示すように、矩形状のオフィス2のフロア3の中央部には、10台のPC20が配置されている。また、フロア3の各コーナーには、画像形成装置としてのMFP10が4台設置されている。さらに、フロア3の外には、MFP10およびPC20と紐付けられたサーバー30が設置されている。フロア3の上部には天井灯が設置されており、天井灯を点灯することでフロア3が明るい状態となり、消灯することでフロア3が暗い状態となる。
[実施形態1]
図9は、本発明の画像形成装置管理システム1を上述したオフィス2に適用した場合の画像形成装置閾値テーブル351の具体例を示す。
図9に示すように、本実施形態の画像形成装置閾値テーブル351の縦軸(ユーザー数)は、オフィス2でPC20を使用している状態のユーザーの人数である。ユーザー数は、PC動作テーブル342に基づいて、動作モードが稼働になっているPC20の台数をカウントすることで求められる。なお、本例の画像形成装置閾値テーブル351のユーザー数は、3人と4人の間に境界線が設定されている。
画像形成装置閾値テーブル351の横軸(MFP稼働台数)は、オフィス2の明るさの状態に応じて通常モードで稼働させるMFP10の台数である。ここで、MFP10を稼働させるとは、画像形成装置状態テーブル341に示すように、画像形成装置10の状態モードをReadyまたはActiveの通常モードにすることを意味する。また、MFP10を稼働させないとは、画像形成装置10の状態モードをLowPower、Sleepの節電モード、又は停止モードにすることを意味する。
明るさの状態は、「明(明るい)」と「暗(暗い)」の2段階レベルに区切られており、明るさのレベルが「明」の場合には、ユーザー数が4人以上の場合は、稼働させるMFP10の台数を4台に設定し、ユーザー数が3人以下の場合は、稼働させるMFP10の台数を2台に設定している。また、明るさのレベルが「暗」の場合には、ユーザー数が4人以上の場合は、稼働させるMFP10の台数を3台に設定し、ユーザー数が3人以下の場合は、稼働させるMFPの台数を1台に設定している。
このように、画像形成装置閾値テーブル351のMFP稼働台数は、オフィス2の明るさによって変動するように設定されており、光量検出部180で検出した光量が大きくなり、オフィス2が明るくなるにつれて、大きくなるように設定されている。また、同レベルの明るさ状態においては、MFP稼働台数は、ユーザー数が小さくなるにつれて、小さくなるように設定されている。
本実施の形態例では、オフィス2が明るい場合であって、且つ、PC20を使用しているユーザーの人数が4人以上いる場合には、オフィス2内のユーザーがMFP10を使用する頻度が高いものと判断して、ユーザーが使用できるMFP10の台数を4台に設定している。一方、オフィス2が暗い場合には、PC20を使用しているユーザーの人数が4人以上いる場合であっても、明るい場合と較べると、ユーザーがMFP10を使う頻度は少ないもの判断として、ユーザーが使用できるMFP10の台数は3台に設定されている。なお、オフィス2が暗い場合であっても、ユーザーの人数が4人以上いる場合には、ユーザーの使用できるMFP10を3台とし、ある程度のユーザーの利便性が確保されている。
また、オフィス2が明るい場合であって、且つ、PC20を使用しているユーザーの人数が3人以下の場合は、ユーザーの人数が4人以上いる場合と較べると、ユーザーがMFP10を使う頻度は少ないもの判断として、ユーザーが使用できるMFP10の台数は2台に設定されている。さらに、オフィス2が暗い場合であって、PC20を使用しているユーザーの人数が3人以下の場合は、明るい場合と較べると、ユーザーがMFP10を使う頻度は低いものとして、ユーザーが使用できるMFP10の台数は1台に設定される。
より具体的に説明すれば、例えば、コアタイム前のオフィス2では、フロア3の天井灯が全て点灯して明るい状態であるが、PC20を使用しているユーザーがまだ3人程度しかいないような場合があり得る。この場合には、2台のMFP10が通常モードに設定され、残りの2台のMFP10が節電モードに設定される。一方、コアタイム中には、天井灯は全て点灯した明るい状態であり、且つ、全てのPC20がユーザーに使用されている場合があり得る。この場合には、4台のMFP10が全て通常モードに設定される。
お昼休みや業務時間の終了間際のオフィス2では、フロア3の天井灯が半数以上消灯して暗い状態であるが、繁忙期の業務や残業等のためPC20を使用しているユーザーが、まだ4人以上いるような場合があり得る。この場合には、3台のMFP10が通常モードに設定され、残りの1台のMFP10が節電モードに設定されており、ある程度ユーザーの利便性が確保される。一方、夜遅い時間のオフィス2では、フロア3の照明は暗い状態で、且つ、PC20を使用しているユーザーが1人の場合があり得る。この場合には、1台のMFP10が通常モードに設定され、残りの3台のMFP10が節電モードに設定され、ユーザーの利便性よりも省エネルギー化の確保が優先される。
このように、本実施形態の画像形成装置管理システム1によれば、オフィス2の明るさに応じて、画像形成装置10の稼働状態を変更することにより、ユーザーがすぐに使用できる画像形成装置10の台数を変動させる。すなわち、オフィス2が明るい場合であっても、ユーザーが画像形成装置10を使用する頻度が低い場合には、画像形成装置10の稼働台数を減らし、オフィス2が暗い場合であっても、ユーザーが画像形成装置10を使用する頻度が高い場合には、ある程度の画像形成装置10の稼働台数を確保する。これにより、オフィス2内の画像形成装置10の稼働状態を常に最適な状態に保ち、画像形成装置10で消費される無駄な電力を減らして省エネルギー化を達成することができると同時に、ユーザーの待ち時間を減らして、作業効率を高めることができる。
なお、本実施の形態では、画像形成装置閾値テーブル351の明るさを2段階のレベルに区切っているが、さらに細かいレベルに区切ってもよい。また、画像形成装置閾値テーブル351で設定されているユーザー数およびMFP稼働台数の値は一例であり、ネットワーク5に接続されている画像形成装置10およびPC20の数や、過去のオフィス2における使用状況に基づいて、適宜設定されるものである。
[実施形態2]
図10は、本発明の画像形成装置管理システム1を上述したオフィス2に適用した場合のユーザー数閾値テーブル352の具体例を示す。
図10に示すように、本実施形態のユーザー数閾値テーブル352の縦軸(MFP稼働台数)は、オフィス2で稼働させるMFP10の台数である。オフィス2で稼働させるMFP10の台数は、2台と4台に設定されている。
ユーザー数閾値テーブル352の横軸(ユーザー数)は、オフィス2の明るさの状態に応じて設定された、オフィス2でPC20を使用している状態のユーザーの人数である。
明るさの状態は、「明(明るい)」と「暗(暗い)」の2段階レベルに区切られている。明るさのレベルが「明」の場合には、ユーザー数が4人以上の場合は、稼働させるMFP10の台数が4台に設定され、ユーザー数が3人以下の場合は、稼働させるMFP10の台数が2台に設定されている。また、オフィス2の明るさが「暗」の場合には、ユーザー数が6人以上の場合は、稼働させるMFPの台数が4台に設定され、ユーザー数が5人以下の場合は、稼働させるMFPの台数が2台に設定されている。
ユーザー数閾値テーブル352のユーザー数は、オフィス2の明るさによって変動するように設定されており、光量検出部180で検出される光量が大きくなり、オフィス2が明るくなるにつれて、小さくなるように設定されている。また、同レベルの明るさ状態においては、ユーザー数は、稼働させるMFP10の台数が少なくなるにつれて、小さくなるように設定されている。
本実施の形態例では、オフィス2が明るい場合であって、且つ、PC20を使用しているユーザー数が4人以上いる場合には、オフィス2内のユーザーがMFP10を使用する頻度が高いものと判断して、ユーザーが使用できるMFP10の台数が4台に設定されている。一方、オフィス2が明るい場合であっても、PC20を使用しているユーザー数が3人以下の場合には、ユーザー数が4人以上いるときと較べて、ユーザーがMFP10を使う頻度は低いものと判断して、ユーザーが使用できるMFP10の台数が2台に設定されている。
また、オフィス2が暗い場合であって、且つ、PC20を使用しているユーザー数が6人以上いる場合には、ユーザーがMFP10を使用する頻度が高いもの判断として、ユーザーが使用できるMFP10の台数が4台に設定されている。一方、オフィス2が暗い場合であって、且つ、PC20を使用しているユーザー数が5人以下の場合には、ユーザー数が6人以上いるときと較べて、ユーザーがMFP10を使う頻度が低いものとして、ユーザーが使用できるMFP10の台数は2台に設定される。
本実施の形態では、オフィス2が暗い場合において、PC20を使用しているユーザー数が明るい場合と同数(例えば4人)いるような場合には、ユーザーがMFP10を使用する頻度は低くなると判断して、ユーザーが使用できるMFP10の台数を4台から2台に減らすように変更することにより、確実に省エネルギー化を達成することができる。
より具体的に説明すれば、例えば、コアタイム前のオフィス2では、フロア3の天井灯が全て点灯して明るい状態であるが、PC20を使用しているユーザーがまだ3人程度しかいないような場合があり得る。この場合には、2台のMFP10が通常モードに設定され、残りの2台のMFP10が節電モードに設定される。一方、コアタイム中には、天井灯が全て点灯した明るい状態であり、且つ、全てのPC20がユーザーに使用されている場合があり得る。この場合には、4台のMFP10が、すべて通常モードに設定される。
お昼休みや業務時間の終了間際のオフィス2では、フロア3の天井灯が半数以上消灯して暗い状態であるが、繁忙期の業務や残業のためPC20を使用しているユーザーが6人以上いるような場合があり得る。この場合には、4台のMFP10が全て通常モードに設定されている。一方、夜遅い時間のオフィス2では、フロア3の照明は暗い状態で、且つ、PC20を使用しているユーザーが1人のような場合があり得る。この場合には、2台のMFP10が通常モードに設定され、残りの2台のMFP10が節電モードに設定される。
このように、本実施形態の画像形成装置管理システム1によれば、オフィス2の明るさに応じて、画像形成装置10の稼働状態を変更することにより、ユーザーがすぐに使用できる画像形成装置10の台数を変動させる。すなわち、オフィス2が明るい場合であっても、ユーザーが画像形成装置10を使用する頻度が低い場合には、画像形成装置10の稼働台数を減らし、オフィス2が暗い場合であっても、ユーザーが画像形成装置10を使用する頻度が高い場合には、ある程度の画像形成装置10の稼働台数を確保する。これにより、オフィス2内の画像形成装置10の稼働状態を常に最適な状態に保ち、画像形成装置10で消費される無駄な電力を減らして省エネルギーを達成することができると同時に、ユーザーが使用できる画像形成装置10の台数を確保してユーザーの待ち時間を減らし、作業効率を高めることができる。
また、オフィス2が暗い場合においては、PC20を使用しているユーザー数が明るい場合よりも多い場合であっても、ユーザーが画像形成装置10を使用する頻度が低いものとみなし、画像形成装置10の稼働台数を減らす場合がある。これにより、オフィス2が暗い場合において、画像形成装置10で消費される無駄な電力を減らし、確実に省エネルギーを達成することができる。
なお、本実施の形態では、ユーザー数閾値テーブル352の明るさを2段階のレベルに区切っているが、さらに細かいレベルに区切ってもよい。また、ユーザー数閾値テーブル352で設定されているユーザー数およびMFP稼働台数は一例であり、ネットワーク5に接続されている画像形成装置10およびPC20の数や、過去のオフィス2における使用状況に基づいて、適宜設定されるものである。
[実施形態3]
上述した実施形態2のユーザー数閾値テーブル352では、ユーザーがMFP10を使用する頻度が高い状態の場合は、オフィスの明るさに関わらず、稼働させるMFP10の数を同じ台数に設定している。本実施の形態では、これに加えて、オフィス2が暗い場合には、明るい場合に較べてユーザーがMFP10を使用する頻度が低くなることを考慮して、稼働させるMFP10の台数を減らしてもよい。例えば、オフィス2が暗い場合であって、且つPC20を使用しているユーザー数が6人以上いる場合には、稼働させるMFP10の台数を4台ではなく、実施形態1と同様にして3台に設定してもよい。また、オフィス2が暗い場合であって、且つ、PC20を使用しているユーザー数が5人以下の場合には、ユーザーが使用できるMFP10の数を2台ではなく、実施形態1と同様にして1台に設定してもよい。これにより、オフィス2が暗い場合における省エネルギー化を確実に達成することができる。
より具体的に説明すれば、例えば、お昼休みや業務時間の終了間際のオフィス2であって、フロア3の天井灯が半数以上消灯してオフィス2が暗い状態になっているが、PC20を使用しているユーザーが6人以上いるような場合には、4台のMFP10を全て稼働させるのではなく、1台を節電モードに設定し、残りの3台を通常モードの設定とする。また、夜遅い時間のオフィス2であって、フロア3の照明は暗い状態で、且つ、PC20を使用しているユーザーが1人になっているような場合には、1台のMFP10を通常モードに設定し、残りの3台のMFP10を節電モード若しくは停止モードに設定する。
このように、本実施の形態では、画像形成装置閾値テーブル351とユーザー数閾値テーブル352とを組み合わせることにより、画像形成装置10で消費される電力の無駄を減らし、確実に省エネルギー化を達成することができる。
上記のいずれの実施形態においては、PC20を使用しているユーザーの人数が0人の場合であっても、画像形成装置10は少なくとも1台が通常モードになるように設定されている。これにより、ユーザーがPC20を使用していない状態でオフィス2に残っている場合に、コピー等で画像形成装置10を利用する際の待ち時間の発生を防ぎ、利便性を確保することができる。なお、ユーザーが、この通常モードに設定された画像形成装置10を一定期間使用しなかった場合には、画像形成装置10が使用される可能性はなくなったとみなして、画像形成装置10を使用モードから節電モード若しくは停止モードに変更してもよい。
また、画像形成装置10の稼働台数を減らすために、画像形成装置10の状態モードを通常モードから節電モードに変更する場合において、各画像形成装置10のトナー等の消耗品残量を考慮して、変更する画像形成装置10を決定するようにしてもよい。この場合、消耗品残量管理部360で管理されている画像形成装置10の中から、消耗品残量が一番少ない画像形成装置10を選択し、節電モードに設定する。
また、画像形成装置10の稼働台数を減らすために、画像形成装置10の状態モードを通常モードから節電モードに変更する場合において、予め節電モードに変更する画像形成装置10を決めておいてもよい。この場合、履歴管理部370で管理されている画像形成装置10の中から、PC20で使用される頻度が最も少ない画像形成装置10を選択すればよい。また、画像形成装置10を1台だけ通常モードで稼働させる場合には、PC20で使用される頻度が最も高い画像形成装置10を選択するようにすればよい。画像形成装置10の使用頻度は、過去の画像形成装置10の累積使用時間や、PC20からの接続回数等に基づいて決めればよい。また、使用頻度に基づいて画像形成装置10の優先順位を決めたテーブルを作成し、サーバー記憶部340に保存しておいてもよい。
また、画像形成装置10の稼働台数を減らすために、画像形成装置10の状態モードを変更する場合において、光量検出部180で検出された光量に基づいて、画像形成装置10の状態モードを決定するようにしてもよい。例えば、光量検出部180で検出された光量が多い画像形成装置10は、天井灯が点灯している場所にあり、ユーザーに使用される可能性が高いため通常モードに設定し、光量検出部180で検出された光量が少ない画像形成装置10は、天井灯が消された場所にあり、ユーザーに使用される可能性は低いため、節電モードに変更する。
また、画像形成装置10の稼働台数を減らすために、画像形成装置10の状態モードを通常モードから節電モードに変更する場合において、画像形成装置10が自動起動部200である近接センサーを備えているか否かを考慮して、節電モードに変更する画像形成装置10を決定するようにしてもよい。この場合、近接センサーを備えている画像形成装置10を優先的に節電モードへ変更する。これにより、画像形成装置10が自動起動する際に使用される電力の消費を抑えることができる。
上述したように、通常モードから節電モードに変更された画像形成装置10において、何らかの理由でユーザーが節電モードから通常モードに戻したような場合には、通常モードに戻された画像形成装置10は、その後も通常モードが維持される。このような画像形成装置10は、再びユーザーに使用される可能性が高く、待機時間の発生を防ぎ、ユーザーの利便性を向上させることができる。
次に、本発明の画像形成管理システムの動作について、図11を用いて説明する。
図11は、情報処理装置である管理サーバー30において実行される画像形成装置管理処理のフローチャートである。この処理は、サーバー制御部310と、サーバー記憶部340に記憶されている情報処理のプログラムとの協働によるソフトウェア処理によって実現される。
まず、サーバー制御部310は、サーバー通信部330を介してPC20からデータを受信して、オフィスでPC20を使用しているユーザーの人数をカウントし、PC20のユーザー数をカウントし、オフィス内のPC20の動作状態を把握する(ステップS1)。同時に、サーバー記憶部340のPC動作テーブル342の内容を更新する。
つぎに、サーバー制御部310は、サーバー通信部330を介して、画像形成装置10からデータを受信し、オフィス内の画像形成装置10の状態モードに基づいてサーバー記憶部340の画像形成装置状態テーブル341の内容を更新するとともに、画像形成装置10の光量検知部180から光量情報を取得し、オフィスの明るさを把握する(ステップS2)。
次に、画像形成装置状態モード決定部350は、ステップS1で得られたオフィスでPC20を使用しているユーザーの人数およびステップS2で得られたオフィスの光量情報から、画像形成装置閾値テーブル351およびユーザー数閾値テーブル352に基づいて、オフィス内の画像形成装置10の状態モードを変更する必要があるか否かを判断する(ステップS3)。
オフィス内の画像形成装置10の状態モードを変更する必要がある場合(ステップS3のYES)は、画像形成装置状態テーブル341に基づいて、状態モードを変更させる画像形成装置10を決定する(ステップS4)。一方、画像形成装置10の状態モードを変更する必要がない場合(ステップS3のNO)は、ステップS1に戻る。
ステップS4において、状態モードを変更させる画像形成装置10が決定されると、その決定された画像形成装置10に対して、状態モードを変更することが可能か否かを通知する(ステップS5)。通知を受けた画像形成装置10は、状態モードを変更することが可能か否かを判断し、状態モードの変更が可能な場合(ステップS5のYES)は、通常モードから待機モード若しくは待機モードから通常モードへと状態モードの変更を行う(ステップS6)。ジョブの実行中などの理由により、状態モードの変更が不可能な場合(ステップS5のNO)は、ステップS4に戻り、画像形成装置状態モード決定部350は、状態モードを変更させる他の画像形成装置10を決定する処理を行う。
ステップS6において状態モードが変更された画像形成装置10の制御部110は、ユーザーが簡単にその状態モードを確認できるように、待機モードから通常モードへの変更が行われた場合は、画像形成装置10の発光部201であるLEDランプを点灯させる。一方、通常モードから待機モードへの変更が行われた場合は、対象となる画像形成装置10のLEDランプを消灯させる(ステップS7)。
ステップS7で画像形成装置10の状態モードの変更が行われた後、変更された画像形成装置10がユーザーにより一定期間使用されていない状態か否かを判断し(ステップS8)、画像形成装置10が一定期間使用されていない場合(ステップS8のYES)は、オフィスには誰もおらず画像形成装置10が使用される可能性はないと判断して、画像形成装置10の電源をオフ(節電モード)にする(ステップS9)。一方、ステップS8において、一定期間内に画像形成装置10が使用された場合(ステップS8のNo)には、ステップS1に戻る。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は上述の実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。例えば、上述した実施形態例は、本発明を解りやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成について他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換をすることが可能である。
例えば、上記各実施の形態では、オフィス2の光量情報を得るために、画像形成装置10が光量検出部180を備える場合について説明したが、光量センサー等をPC20やフロア3に設置して、オフィス2の明るさを検知するようにしてもよい。また、オフィス2としては、会社の他に学校や図書館のような施設も含まれる。
本実施の形態では、複数の画像形成装置10、複数のパソコン20、管理サーバー30から構成される実施の形態であるが、画像形成装置10に管理サーバー30の機能を搭載することで、管理サーバー30を設置せずに本発明を実現することも可能である。
また、プログラムは、ネットワークを介して提供し、或いはCD−ROM等の記録媒体に格納して提供することが可能である。
1・・・画像形成装置管理システム、2・・・オフィス、10・・・画像形成装置、20・・・PC、30・・・管理サーバー、110・・・制御部、120・・・操作部、180・・・光量検出部、200・・・自動起動部、201・・・発光部、210・・・PC制御部、310・・・サーバー制御部、340・・・サーバー記憶部、350・・・画像形成装置状態モード決定部、351・・・画像形成装置閾値テーブル、352・・・ユーザー数閾値テーブル、360・・・消耗品残量管理部、370・・・履歴管理部

Claims (17)

  1. ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置と、
    ネットワークを介して、前記画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCと、
    前記画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部と、
    前記PCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出部と、
    前記光量検出部で検出した光量と、前記PC状態検出部で検出した検出結果とに基づいて、前記複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定部と、
    を備えた画像形成装置管理システム。
  2. 前記画像形成装置状態モード決定部は、
    前記PCを使用している状態のユーザーの人数の範囲に関する情報を複数有し、前記光量検出部で検出された光量に基づいて、通常モードで稼働させる画像形成装置の台数の範囲が設定された画像形成装置閾値テーブルを備えている
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  3. 前記光量検出部で検出された光量が大きくなるにつれて、前記画像形成装置閾値テーブルに設定された通常モードで稼働させる画像形成装置の台数の範囲が大きくなるように設定されている
    請求項2に記載の画像形成装置管理システム。
  4. 前記画像形成装置状態モード決定部は、
    通常モードで稼働させる画像形成装置の台数の範囲に関する情報を複数有し、前記光量検出部で検出された光量に基づいて、通常モードで稼働させる画像形成装置の台数の範囲を選択するためのPCを使用している状態のユーザーの人数の範囲が設定されたユーザー数閾値テーブルを備えている
    請求項1または請求項2に記載の画像形成装置管理システム。
  5. 前記光量検出部で検出された光量が大きくなるにつれて、前記ユーザー数閾値テーブルに設定されたPCを使用している状態のユーザーの人数の範囲が小さくなるように設定されている
    請求項4に記載の画像形成装置管理システム。
  6. 前記画像形成装置状態モード決定部により、状態モードが節電モードに決定した画像形成装置において、ユーザーがこの画像形成装置の状態モードを使用モードに変更した場合には、それ以降はユーザーが変更した使用モードで画像形成装置を稼働させる
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  7. 前記画像形成装置状態モード決定部が前記複数の画像形成装置の状態モードを決定する際に、前記PC状態検出部によりユーザーによって使用されている状態のPCが検出されなかった場合においても、少なくとも1台の画像形成装置を使用モードで稼働させる
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  8. 前記PC状態検出部によりユーザーによって使用されている状態のPCが検出されなかった場合においても、少なくとも1台の画像形成装置を使用モードで稼働させる際に、この稼働させる画像形成装置を予め特定しておく
    請求項7に記載の画像形成装置管理システム。
  9. 前記画像形成装置状態モード決定部は、前記使用モードで稼働させた少なくとも1台の画像形成装置をユーザーが一定期間使用しなかった場合には、前記画像形成装置の状態モードを使用モードから節電モードに変更する
    請求項7に記載の画像形成装置管理システム。
  10. 画像形成装置が備える消耗品の残量を管理する消耗品残量管理部を備え、
    前記画像形成装置状態モード決定部は、前記複数の画像形成装置の状態モードを決定する際に、前記消耗品残量管理部の残量結果に基づいて、使用モードで稼働させる画像形成装置を決定する
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  11. PCが画像形成に関する情報を送信した画像形成装置の履歴を管理する履歴管理部を備え、
    前記画像形成装置状態モード決定部が前記複数の画像形成装置の状態モードを決定する際に、前記履歴管理部の履歴に基づいて、使用モードで稼働させる画像形成装置を決定する
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  12. 前記画像形成装置状態モード決定部は、前記複数の画像形成装置の状態モードを決定する際に、前記光量検出部により検出された光量に基づいて、使用モードで稼働させる画像形成装置を決定する
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  13. 前記画像形成装置は、ユーザーの接近を検知すると自動的に画像形成装置を起動させる機能を有する自動起動部を備えており、
    前記画像形成装置の自動起動部の機能を予め有効若しくは無効に指定することができる操作部を備えている
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  14. 前記画像形成装置状態モード決定部は、前記複数の画像形成装置の状態モードを決定する際に、前記画像形成装置が前記自動起動部を備えているか否かに基づいて、使用モードで稼働させる画像形成装置を決定する
    請求項13に記載の画像形成装置管理システム。
  15. 前記画像形成装置は、ユーザーに画像形成装置の状態モードを視認させるための発光部を備えており、
    前記画像形成装置の状態モードに応じて前記発光部を発光させることにより、前記画像形成装置の状態モードをユーザーに報知する
    請求項1に記載の画像形成装置管理システム。
  16. ネットワークを介して、画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出部と、
    画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部で検出した光量と、前記PC状態検出部で検出した検出結果とに基づいて、ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定部と、
    を備えた情報処理装置。
  17. ネットワークを介して、画像形成装置に画像形成に関する情報を送信する複数のPCがユーザーによって使用されている状態か否かを検出するPC状態検出ステップと、
    画像形成装置が設置された場所の光量を検出する光量検出部で検出した光量と、PC状態検出ステップで検出した検出結果とに基づいて、ネットワークに接続された少なくとも通常モードと節電モードの異なる状態モードを持つ複数の画像形成装置の状態モードを決定する画像形成装置状態モード決定ステップと、
    をコンピューターに実行させるプログラム。

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