JP2017121320A - 照明機能を備えた近接撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カメラレンズの前面に近接撮影が可能なコンバージョンレンズおよび被写体を照明する照明装置を装着してなる近接撮影装置において、眼科における前眼または眼底の病変の診断に好適に使用できるようにするため、診断して撮影する前の、移動体端末のカメラレンズ前へのコンバージョンレンズの固定操作およびそのレンズ光軸に適切な角度から照明を当てるという調整を容易に行うことができるように構成した近接撮影装置を提供する。【解決手段】スマートフォン1を挟むことによりコンバージョンレンズ3を有するレンズホルダ2が取り付けられる。レンズホルダ2にはLED照明装置4が所定の角度になるように取り付けが可能である。把持本体部10はスマートフォン取付部10bによってスマートフォン1に装着可能である。把持本体部10の電池ボックス10fには電池および回路基板が内蔵され、電力は電源ケーブル29によりLED照明装置4に供給される。【選択図】図1

Description

本発明は、スマートフォンなどの移動体端末を用いた照明機能を備えた近接撮影装置で、特に眼科における前眼部または眼底部の病変の診断等に好適に利用できる携帯形の撮影装置に関する。
本件出願人は眼科医の診断に用いる携帯形の超近接撮影装置を提案している(特許文献1)。
上記装置を提案した理由は、眼科における診断が専らスリットランプ装置や眼底カメラ等の既存の定置形の設備を用いて行われているという現状によるものである。
これらの既存の装置を利用しての診断内容について以下述べる。
スリットランプ装置としての機能を有するものとして細隙灯顕微鏡による検査がある。これは暗室で行われ、眼球にスリットランプの細い光を当て眼球の表面と内部の横断面を観察する検査であり、装置に患者の顎を載せて額を固定し、医師が正面から顕微鏡で眼球を調べるものである。また、眼底カメラは、網膜の血管や神経を調べるために不可欠な検査である。その1つは、検眼鏡を使って瞳から光を入れて直接眼底を見る直像眼底検査で、網膜の中心部の視神経や黄斑部の検査に適するものである。他の1つは、眼底に当たって反射した光を眼の外に導き、その画像を調べる倒像眼底検査で、網膜周辺や網膜剥離の検査に適するものである。
以上が既存装置の使用例であるが、いずれの場合にも装置は大がかりで、操作には訓練が必要とされるものである。この現状に対し、携帯電話のカメラを用いた装置として、特許文献2にその構成例が開示されているが、システム全体として見た場合、携帯電話以外は全部携帯型眼科装置と支持部が纏められた構成になっており、コストの面から高価なものになっていた。
このような背景からも特許文献1の超近接撮影装置を考案したものである。
特許文献1の超近接撮影装置は、眼科における前眼または眼底の病変の診断に好適に利用できる他、工業製品の表面の目視検査データの取得、蓄積、転送等に利用でき、超小型で取り扱いが簡単であって、すなわち小型に構成できるという特徴を備えている。
該超近接撮影装置は以下のように構成されている。
スマートフォンの端部に設けられている撮影レンズに装着すべき超近接撮影用のコンバージョンレンズは、レンズフォルダ(キャップ)の決められた位置に固定されており、レンズフォルダはスマートフォンの、カメラレンズが存在する上端部にキャップのように被せる構造である。
そのため、特定のスマートフォンに対してのみ装着でき、上端部付近に撮影レンズを有するスマートフォンであっても、必ずしも使えるとは限らないものであった。したがって、コンバージョンレンズを装着する機構部は、キャップ方式の場合、汎用性がないものである。
また、この超近接撮影装置は、レンズフォルダをスマートフォンに装着する機構部とは独立した把持部となる機構部に自由に折り曲げて向きを変えることができる蛇管部を装脱着可能に構成し、蛇管部の先端にLED照明装置を取り付けた構造としている。
眼底撮影に用いるカメラの焦点距離はコンバージョンレンズを装着した場合、所定の距離になるように設定されるが、LED照明装置の照明先を所定の距離になるように蛇管部を折り曲げてLED照明装置の位置および方向を調整するのは手間が掛かっていた。したがって所定の距離の位置に照明が集束する(照明範囲が明瞭に表示される)ように調整することは困難であった。
実用新案登録第3197418号公報 特許第4094378号公報
特に、眼科による前眼および眼底診断,撮影をする場合に、良好な結果を得るためにLED照明装置としてスリット光を当てたり、青色中心の波長特性も持つ青色照明を当てたりすることが必要であるので、所定の距離に撮影焦点距離を結ぶレンズの装着と、その位置に照明が最も集束するようにするための照明装置の操作は、簡単かつ、容易であることが望まれる。
本発明の目的は、端部に撮影用カメラレンズが設けられているスマートフォンなどの移動体端末に装着して使用する近接撮影装置であって、前記カメラレンズの前面に近接撮影が可能なコンバージョンレンズおよび被写体を照明する照明装置を装着してなる近接撮影装置において、眼科における前眼または眼底の病変の診断に好適に使用できるようにするため、対象を診断,撮影する前の近接撮影装置の操作、すなわち移動体端末のカメラレンズの前に、所定の距離に焦点を結ぶためのコンバージョンレンズを固定し、かつ、そのレンズの光軸に適切な角度から照明を当てるという調整を容易に行うことができるようにした照明機能を備えた近接撮影装置を提供することにある。
前記目的を達成するために本発明による請求項1記載の近接撮影装置は、端部に撮影用カメラレンズが設けられているスマートフォンなどの移動体端末に装着する近接撮影装置で、前記カメラレンズの前面に近接撮影が可能なコンバージョンレンズおよび被写体を照明する照明装置を装着してなる近接撮影装置において、LED照明装置と、移動体端末と、近接撮影用のコンバージョンレンズを有し、移動体端末の上端側から挟み込むことにより前記カメラレンズの前面に前記近接撮影用のコンバージョンレンズを配置し、下部にスライドによってLED照明装置を装脱着できるスライド結合手段を設けたレンズホルダ手段と、前記LED照明装置を装脱着するガイド枠を有し、ガイド枠に連結する部材の他方端に、スライド挿入によって前記スライド結合手段に結合する照明装置取付板を有するLED照明装置取付機構部と、前記LED照明装置に電力を供給する電源部とを備え、前記レンズホルダ手段の挟み込み機能により前記レンズホルダ手段を移動体端末に装着し、かつ、LED照明装置が前記ガイド枠に保持された前記LED照明装置取付機構部を前記レンズホルダ手段にスライド結合することにより、前記コンバージョンレンズの光軸とLED照明装置の光軸とが所定の角度になるような位置関係で配置され、前記コンバージョンレンズの前面から所定の距離に焦点が形成され、前記所定の距離にLED照明が集束するように設定されることを特徴とする。
本発明による請求項2記載の近接撮影装置は、請求項1記載の発明において、前記LED照明装置は、所定の距離にスリット光を照明するスリット光照明装置であることを特徴とする。
本発明による請求項3記載の近接撮影装置は、請求項1記載の発明において、前記LED照明装置は、所定の距離に青色光を照明する青色光照明装置であることを特徴とする。
本発明による請求項4記載の近接撮影装置は、請求項1,2または3記載の発明において、前記近接撮影装置は、移動体端末取付部により前記移動体端末を幅方向に挟み込むことにより前記移動体端末に取り付け、前記電源部として電池を収容してケーブルによって前記LED照明装置に電力を供給し、かつ把持部となる把持本体部を有することを特徴とする。
本発明による請求項5記載の近接撮影装置は、請求項1,2または3記載の発明において、前記電源部は電池であって前記LED照明装置に収容されることを特徴とする。
本発明による請求項6記載の近接撮影装置は、請求項1,2,3,4または5記載の発明において、LED照明装置取付機構部の、前記ガイド枠に連結する部材は、前記ガイド枠に固定される照明装置受けと照明装置ガイド板により構成され、前記照明装置受けと前記照明装置ガイド板は、水平方向に角度調整可能なねじで結合され、さらに前記照明装置ガイド板は、前記照明装置取付板に対し垂直方向に調整可能なねじで固定され、前記コンバージョンレンズの光軸と前記LED照明装置の光軸の角度を調整可能にしたことを特徴とする。
上記構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
移動体端末としてのスマートフォンに設置されているカメラレンズは端末上端位置にあるものの、機種によって配置位置は様々である。コンバージョンレンズを備えるレンズホルダで移動体端末を挟み込み、上下左右を位置調整して移動体端末に取り付ける構造にしたので、特定の移動体端末に限られることはなく汎用性が向上する。照明装置はレンズホルダに対し所定の角度位置になるようにスライド挿入して取り付ける構造にしたので、照明装置を取り付けたレンズホルダを、移動体端末に挟み込んで装着するだけで、診断対象に対し、明瞭な照明光を照射でき、従来の照明光の位置設定の煩わしさから解放される。照明距離が適切でなければ、照明装置を前後して調整することができる。また、請求項6によれば照明装置の方向(角度)を調整できる。
眼科における前眼および眼底の診断,撮影では、患者に圧迫感を与えないようにするために50mm離した距離での撮影が適切だとされている。レンズホルダにLED照明装置取付機構部を装着するとき予め設定された角度(例えば30°)で照明が50mm先の被写体のところに集束するようにしておけば、本発明による近接撮影装置を移動体端末に装着しただけで、LED照明装置の照明光もその位置に明瞭に照明することが可能になる。また、照明光の形状や色も望みのものに容易に変えることができる。請求項2,3によれば、それぞれスリット光,青色拡散光照明を選択することができる。また、装脱着できる構造のため、用途に応じて白色拡散光照明の照明装置などにも変更することができる。
本発明による近接撮影装置は、工業製品の表面の目視検査データの取得,蓄積,転送などにも利用することができるのは勿論である。
本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す正面図である。 本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す背面図である。 本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す平面図である。 本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す底面図である。 本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す左側面図である。 本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す右側面図である。 本発明による近接撮影装置に用いるLED照明装置の第1の実施の形態を示す図で、スリット光照明装置を断面で示した正面図である。 本発明による近接撮影装置に用いるLED照明装置の第2の実施の形態を示す図で、拡散光照明装置を断面で示した正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1〜図6は本発明による近接撮影装置の実施の形態を示す図で、正面図,背面図,平面図,底面図,左側面図および右側面図をそれぞれ示している。
この実施の形態は、スマートフォン1のレンズを近接撮影可能にするコンバージョンレンズ(近接撮影用補助レンズ)3,コンバージョンレンズ3を取り付けるためのレンズホルダ2,LED照明装置4,LED照明装置4を支持し、支持するLED照明装置4をレンズホルダ2に所定の角度で確実に着脱できる照明装置受け7,照明装置ガイド板6,照明装置取付板5等より構成される照明装置取付機構部を含んでいる。また、スマートフォン1を取り付け安定した撮影をするために把持する把持本体部10を備えている。
把持本体部10は、腕部20と腕部21の間を付勢力に逆らって開き、スマートフォン1の両側面22,23を挟み込んで取り付けるスマートフォン取付部10b,スマートフォン取付部10bと一体に構成され、内部に電池(単3電池,単4電池やボタン電池など)およびLEDの印加電圧に電圧変換するDC−DCコンバータ等の回路を搭載した基板を収容した電池ボックス10fより構成されている。電池ボックス10fには電池を取り替えるための電池室蓋10cが設けられ、電池ボックス10fの前面側にLEDの照明をオンオフする電源スイッチ10dが設けられている(図2参照)。電池ボックス10fは撮影時にスマートフォンを構えるときの把持部となる。
電池ボックス10fの側面にはジャック端子10eが設けられ、LEDに電力を供給するための電源ケーブル29の端部に装備された結合手段が嵌合できるようになっている。結合手段は装脱着可能であり、プラグ端子29aなどにより構成されている。
レンズホルダ2はスマートフォン取付機構2a,レンズ取付マウント2bおよび発光部(LED照明装置)取付部2cより構成されている(図6参照)。スマートフォン取付機構2aは挟む方向に付勢された鋏24と25でスマートフォン1を挟み付けることによりレンズホルダ2を容易に動かないように保持する。レンズ取付マウント2bによってコンバージョンレンズ3が取り付けられている。レンズホルダ2上のコンバージョンレンズ3が取り付けられる位置は、スマートフォン1の上部端部に設けられている撮影レンズの前面の位置である。スマートフォン1の撮影レンズが設けられる位置は機種によって様々であるが、通常はスマートフォン1の上端側に設けられており、その位置が上下左右方向に異なっていても対応できるようにスマートフォン取付機構2aによる挟む位置を上下左右に調整することができる。コンバージョンレンズ3を装着したときの焦点距離は、この実施例の場合は50mmになるように設定されている。眼科における前眼または眼底を撮影するのには適した距離となる。
レンズホルダ2の下部付近には照明装置取付板5をスライド装脱着するための発光部取付部2cが設けられている。この発光部取付部2cに照明装置取付板5を、両端部がU字状に折れ曲がった形状の照明装置取付板5の開口部26(図6参照)から差し込んで押し込むことによりLED照明装置4の光軸がコンバージョンレンズ3の光軸に対し所定の角度、この実施の形態では30°になるように固定されて装着できる(図3参照)。このような角度でLED照明装置4の照明が集束する位置(照明範囲の境界が明確なる位置)を撮影レンズの焦点位置50mmの位置で交差するように設定でき、その交差部分がLED照明装置4の照明で明瞭になるようになっている。
照明装置取付機構部は、照明距離セット調整ねじ9を設けた円筒形状のガイド枠Mに照明装置受け7が一体に取り付けられ、さらにL字形状の照明装置ガイド板6に角度調整ねじ(水平方向の角度)12で連結され、照明装置ガイド板6のL字形状の端部27が角度調整ねじ(垂直方向の角度)8によって照明装置取付板5に取り付けられる構造となっている。LED照明装置4を上記円筒形状のガイド枠Mに挿通して照明距離セット調整ねじ9を締めつけることによりLED照明装置4を取り付けることができる。LED照明装置4の照明位置を調整するには、照明距離セット調整ねじ9を緩め、LED照明装置4の鏡筒を前後に動かし照明距離セット調整ねじ9で締めつけることにより前述したように適切な位置(例えば50mmの位置)で光が集束するように設定することができる。また、上下方向の照明角度は角度調整ねじ8によって行うことができる。
LED照明装置4は白色照明装置,青色照明装置,スリット光照明装置または白色・青色切替式照明装置などを用いるものである。
白色照明装置は白色光を放射するLEDを使用したものである。青色照明装置は特定の被写体が前眼部または眼底である場合に、発光特性の中心波長が例えば460nm〜500nmの単色を送出する特性を有するLEDを用いたものである。スリット光照明装置は照射範囲がスリットになる光を照射するように構成したものである。白色・青色切替式照明装置は照射光が白色になるか、上記特性の青色になるかを切り替えることができる構造を備えている。
図7は、本発明による近接撮影装置に用いるLED照明装置の第1の実施の形態を示す図で、スリット光照明装置を断面で示した正面図である。
このスリット光照明装置は眼科における前眼部および眼底部の診断,撮影などに適したLED光源を備えたものである。
円筒形状のガイド枠M,ガイド枠Mに固定される照明装置受け7,およびガイド枠Mにねじ止めされている、手動で操作可能な調整ねじ9は、図1で示したLED照明装置4を保持するための部品と同じである。スリット光用外筒F2 をガイド枠Mに挿通して適切な位置で調整ねじ9を締めつければ、スリット光照明装置の位置を前後に調整可能である。
照明装置の筐体となるスリット光用外筒F2 の照明光を射出する開口14にスリット光用レンズD2 が組み込まれ、一方面にスリット11を有するスリット筒G2 がスリット光用外筒F2 に挿入されスリット光用レンズD2 に押し当てられスリット光用レンズD2 が固定される。スリット光用レンズD2 の中央にスリット11の形状と同じ形状の光を遮る帯15が設けられている。スリット11の形成方向と同じ方向に帯15は形成されている。このようにスリット光用レンズD2 に帯15を設けることにより、適切な撮影距離に鮮明なスリット光を結ぶことができる。スリット筒G2 の背後は押え環Lで固定され、さらにLED筒Hの先端部に設けられている雄ねじ16はスリット光用外筒F2 の後部に設けられている雌ねじ17に螺合することによりLED筒Hは固定される。
LED筒HにLEDAから射出される各方向の光線を外部に逃がさないためのロッドCが設けられ、さらにその背後にLED基板Bに搭載されたLEDAが配置されている。ロッドCの背後にLED受け13を押し当て、LED受け13に有する孔13aにLEDAを挿入することによりLEDAをセットすることができる。
LED基板Bの端部をLED押えJで押し当て、LED押えJの突起18を連結枠Iで押さえ込み、連結枠Iの内周面に設けられている雌ねじ27をLED筒Hの外周面に設けられている雄ねじ28に螺合させることにより、LEDAはLED筒H内に固定される。なお、LED押えJにはケーブルを保持するためのセットビスKが設けられている。
このようにスリット光照明装置を構成することにより、目的距離位置に鮮明なスリット光を結合することができる。
図8は本発明による近接撮影装置に用いるLED照明装置の第2の実施の形態を示す図で、拡散光照明装置を断面で示した正面図である。
この拡散光照明装置は、眼科における前眼を撮影するのに適したLED照明装置である。
拡散光照明装置の構造は図7で示したスリット光照明装置とほぼ同様であり、図7と同じ形状および機能を果たす部分には同じ符号を用いている。異なる部分は、図7ではスリット11を有するスリット筒G2 を用いているが、これに対応するものとしてスリットを有さないレンズ押え筒G1 を用いている。また、ロッドCの前面には拡散板Eが配置されている。さらにレンズD1 にはスリットと同形状の黒い帯は設けられていない。
なお、レンズD1 の背後に青色波長帯域を通過させ、他の波長帯域をカットする特性のフィルタを挿入すれば、青色の拡散照明光を射出させることができる。
また、このフィルタを光路内に挿入したり、外したりする切替機構を設ければ、白色光照明装置と青色照明装置の切り替えも可能である。
以上の実施の形態では、LED照明装置の電源を把持本体部10に設けた外部電源方式の例を説明したが、内部電源方式に構成することもできる。LED照明装置の内部に回路基板とボタン電池を内蔵させることにより、電池ボックス10f内に乾電池(単3,単4乾電池など)および回路基板は不要となり把持本体部10とLED照明装置4の間の電源ケーブルも設ける必要がなくなり、近接撮影装置の構成がより簡易となる。
眼科医療診断分野の検査装置,精密部品やウエハ表面の検査の分野の検査装置として利用できる。
1 スマートフォン
2 レンズホルダ
3 近接撮影レンズ用コンバージョンレンズ(近接撮影用補助レンズ)
4 LED照明装置
5 照明装置取付板
6 照明装置ガイド板
7 照明装置受け
8,12 角度調整ねじ
9 照明距離セット調整ねじ
10 把持本体部
10b スマートフォン取付部
10c 電池室蓋
10d 電源スイッチ
10e ジャック端子
10f 電池ボックス(電池および電子回路基板収容部)
11 スリット
13 LED受け
14 開口
15 帯
16,28 雄ねじ
17,27 雌ねじ
18 突起
20,21 腕部
24,25 鋏
26 開口部
29 電源ケーブル
A LED
B LED基板
C ロッド
1 レンズ
2 スリット光用レンズ
E 拡散板
1 外筒
2 スリット光用外筒
1 レンズ押え筒
2 スリット光用スリット筒
H LED筒
I 連結枠
J LED押え
K セットビス
L 押え環
M ガイド枠

Claims (6)

  1. 端部に撮影用カメラレンズが設けられているスマートフォンなどの移動体端末に装着する近接撮影装置で、前記カメラレンズの前面に近接撮影が可能なコンバージョンレンズおよび被写体を照明する照明装置を装着してなる近接撮影装置において、
    LED照明装置と、
    移動体端末と、
    近接撮影用のコンバージョンレンズを有し、移動体端末の上端側から挟み込むことにより前記カメラレンズの前面に前記近接撮影用のコンバージョンレンズを配置し、下部にスライドによってLED照明装置を装脱着できるスライド結合手段を設けたレンズホルダ手段と、
    前記LED照明装置を装脱着するガイド枠を有し、ガイド枠に連結する部材の他方端に、スライド挿入によって前記スライド結合手段に結合する照明装置取付板を有するLED照明装置取付機構部と、
    前記LED照明装置に電力を供給する電源部とを備え、
    前記レンズホルダ手段の挟み込み機能により前記レンズホルダ手段を移動体端末に装着し、かつ、LED照明装置が前記ガイド枠に保持された前記LED照明装置取付機構部を前記レンズホルダ手段にスライド結合することにより、前記コンバージョンレンズの光軸とLED照明装置の光軸とが所定の角度になるような位置関係で配置され、前記コンバージョンレンズの前面から所定の距離に焦点が形成され、前記所定の距離にLED照明が集束するように設定されることを特徴とする照明機能を備えた近接撮影装置。
  2. 前記LED照明装置は、
    所定の距離にスリット光を照明するスリット光照明装置であることを特徴とする請求項1記載の照明機能を備えた近接撮影装置。
  3. 前記LED照明装置は、
    所定の距離に青色光を照明する青色光照明装置であることを特徴とする請求項1記載の照明機能を備えた近接撮影装置。
  4. 前記近接撮影装置は、
    移動体端末取付部により前記移動体端末を幅方向に挟み込むことにより前記移動体端末に取り付け、前記電源部として電池を収容してケーブルによって前記LED照明装置に電力を供給し、かつ把持部となる把持本体部を有することを特徴とする請求項1,2または3記載の照明機能を備えた近接撮影装置。
  5. 前記電源部は電池であって前記LED照明装置に収容されることを特徴とする請求項1,2または3記載の照明機能を備えた近接撮影装置。
  6. LED照明装置取付機構部の、前記ガイド枠に連結する部材は、前記ガイド枠に固定される照明装置受けと照明装置ガイド板により構成され、前記照明装置受けと前記照明装置ガイド板は、水平方向に角度調整可能なねじで結合され、さらに前記照明装置ガイド板は、前記照明装置取付板に対し垂直方向に調整可能なねじで固定され、前記コンバージョンレンズの光軸と前記LED照明装置の光軸の角度を調整可能にしたことを特徴とする請求項1,2,3,4または5記載の照明機能を備えた近接撮影装置。
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