JP2017120763A - 気中遮断器用遅延時間発生装置 - Google Patents

気中遮断器用遅延時間発生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】通電状態であることを示す信号を出力する際に狭い空間でも最大限の遅延時間を確保できる気中遮断器用遅延時間発生装置を提供する。【解決手段】通電時に所定の遅延時間をおいてスイッチ190により通電信号を出力するようにする気中遮断器用遅延時間発生装置は、通電時に下方に移動するピン部130と、可動接触子120の通電位置又はトリップ位置への移動に従って回転するメインシャフト160と、可動接触子120が通電位置に移動するとメインシャフト160との密着が解除されてピン部130により時計方向に回転し、可動接触子120がトリップ位置に移動するとメインシャフト160により反時計方向に回転する第1回転部140と、第1回転部140の回転に連動して回転してスイッチ190に接離することにより前記通電信号が伝達されるようにする第2回転部150とを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、気中遮断器用遅延時間発生装置に関し、より詳細には、気中遮断器の遅延時間発生の信頼性を向上させる気中遮断器用遅延時間発生装置に関する。
一般に、遮断器とは、送変電系統や電気回路において負荷を開閉したり、地絡、短絡などの事故が発生した場合に電流を遮断する機器をいう。
このような遮断器の一部は、検出された流入電流が設定電流値以上の大電流の場合に瞬時遮断することにより大電流が負荷側に流入することを抑制する、いわゆるMCR(Making Current Release)機能を有する継電器を備える。
このような継電器がMCR機能を実行するためには、遮断器が投入(閉路:固定接触子と可動接触子との接触)された状態で事故電流を遮断(開路:固定接触子と可動接触子との分離)する場合と、事故が発生して遮断器が遮断された線路で遮断器を投入する際に事故電流を遮断する場合とを区別しなければならない。
この2つの場合を区別するために、固定接触子と可動接触子とが接触してから所定の遅延時間経過後に接触信号を出力させる遮断器用遅延時間発生装置が用いられている。
図7は従来の遮断器に用いられる遅延時間発生装置を示す概略構成図である。
図7に示すように、従来の遅延時間発生装置は、メインシャフト10の一側に配置されて接触検知時に信号を出力するスイッチ20、スイッチ20に接離するように回動可能に配置される遅延プレート30、及びメインシャフト10に一体に形成されてメインシャフト10の遮断方向への回転時に遅延プレート30を加圧して回動させることで遅延プレート30をスイッチ20から分離させるレバー12などから構成される。
遅延プレート30は、回動軸31、回動軸31からメインシャフト10側に延びてレバー12に接触する第1アーム33、回動軸31からスイッチ20側に延びて第1アーム33と共に回動してスイッチ20に接触する第2アーム35などから構成される。
ここで、第2アーム35には、第2アーム35がスイッチ20に接触する方向に付勢するバネ37が連結される。
また、第2アーム35には、メインシャフト10の投入方向への回転時に慣性により所定の遅延時間を発生させる質量体39が備えられる。
このような構成により、遮断器が遮断された状態でメインシャフト10が投入方向に回転すると、遅延プレート30はバネ37の付勢力により時計方向(スイッチ20側)に回動する。このとき、質量体39の慣性により回動時に所定の遅延時間が発生するが、この遅延時間はメインシャフト10の回転により可動接触子が固定接触子に接触した後に遅延プレート30がスイッチ20に接触することにより発生する。
しかし、このような従来の遅延時間発生装置においては、大きい質量体を用いるので、大きさが増加するだけでなく、狭い空間への設置が困難であるという問題があった。
また、質量体を用いて遅延時間を発生させるので、遅延時間の正確性が劣るだけでなく、十分な遅延時間の確保が困難であるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、気中遮断器の遅延時間発生の信頼性を向上させる気中遮断器用遅延時間発生装置を提供することを目的とする。
本発明の上記目的は、可動接触子と固定接触子との通電時に所定の遅延時間をおいてスイッチにより通電信号を出力するようにする気中遮断器用遅延時間発生装置において、前記可動接触子と前記固定接触子との通電時に下方に移動するピン部と、前記可動接触子の通電位置又はトリップ位置への移動に従って回転するメインシャフトと、前記メインシャフトに密着して配置され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記メインシャフトとの密着が解除されて前記ピン部により時計方向に回転し、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記メインシャフトにより反時計方向に回転する第1回転部と、前記第1回転部の下方に配置され、前記第1回転部の回転に連動して回転して前記スイッチに接離することにより前記通電信号が伝達されるようにする第2回転部とを含む、気中遮断器用遅延時間発生装置を提供することにより達成することができる。
また、前記気中遮断器用遅延時間発生装置は、一側が前記第2回転部に連結され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記第2回転部が時計方向に回転するように付勢することで前記第2回転部と前記スイッチとが分離した状態となるようにし、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記第2回転部の回転により前記第2回転部との連結位置が変更されて前記第2回転部が反時計方向に回転するように付勢することで前記第2回転部と前記スイッチとが接触した状態となるようにするバネ部材をさらに含むようにしてもよい。
さらに、前記第1回転部は、両側に前記気中遮断器の内部に連結されるように連結アームが折り曲げられて延設された本体部と、前記連結アーム間に配置され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記ピン部により下方に力を受ける支持部と、前記本体部の側面下端から前記第2回転部側に延設され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記本体部の回転により前記第2回転部を回転させて前記第2回転部と前記スイッチとを接触させ、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記本体部の回転により前記第2回転部を回転させて前記第2回転部と前記スイッチとを分離させる回転調整板と、前記本体部の下端から前記メインシャフト側に延設され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記メインシャフトに当接して前記本体部を回転させる係止部とから構成されるようにしてもよい。
さらに、前記係止部は、前記本体部の下端から前記メインシャフト側に延設された延長板と、前記延長板の前端から下方に折り曲げられて延設され、前記メインシャフトの回転により前記メインシャフトに当接する密着板とから構成されるようにしてもよい。
さらに、前記支持部の上端には、上方に突出して前記ピン部の密着時に前記ピン部の揺れを防止する突起部が形成されるようにしてもよい。
さらに、前記第2回転部は、前記第1回転部の下方に配置され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記回転調整板により回転して前記スイッチに接触する第1回転盤と、前記第1回転盤の一側から前記第1回転部側に延設され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記回転調整板により回転して前記第1回転盤を前記スイッチから分離させる第2回転盤とから構成されるようにしてもよい。
さらに、前記メインシャフトには、前記第1回転部側に突出した突出部が形成され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると、前記突出部が前記係止部を押圧して前記第1回転部を回転させ、前記第1回転部により前記第2回転部が回転して前記第2回転部と前記スイッチとが分離するようにしてもよい。
さらに、前記第2回転盤は、内側に所定角度曲がって形成されるようにしてもよい。
さらに、前記第1回転盤の一側には、前記バネ部材の一側が挿入される挿入孔が形成された連結板が形成されるようにしてもよい。
さらに、前記第1回転盤の他側には、前記気中遮断器の内部に連結されるヒンジ部が形成されるようにしてもよい。
さらに、前記ピン部の下端には、前記ピン部の移動に伴って前記第1回転部を押圧する押圧板が形成されるようにしてもよい。
本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置においては、メインシャフト、ピン部、第1回転部、第2回転部及びバネ部材の相互作用により、通電状態であることを示す信号を出力する際に狭い空間でも最大限の遅延時間を確保できるという効果がある。
また、構造を単純化することにより、製造時間を短縮し、製造工程を簡単にするだけでなく、製造コストを低減するという効果がある。
さらに、バネ部材が第2回転部の回転方向と同じ方向に付勢するようにすることにより、第2回転部が気中遮断器の他の部品にぶつかって前記回転方向とは逆方向に回転して再度動作することを防止するという効果がある。
本発明による気中遮断器に備えられる遅延時間発生装置のトリップ状態での概略構成図である。 本発明による気中遮断器に備えられる遅延時間発生装置の通電状態での概略構成図である。 本発明による気中遮断器のトリップ状態を示す概略構成図である。 本発明による気中遮断器の通電直前の状態を示す概略構成図である。 本発明による気中遮断器の通電状態を示す概略構成図である。 本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置に備えられるピン部を示す斜視図である。 本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置に備えられる第1回転部を示す斜視図である。 本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置に備えられる第2回転部を示す斜視図である。 従来の遮断器に用いられる遅延時間発生装置を示す概略構成図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態による気中遮断器用遅延時間発生装置について詳細に説明する。
図1は本発明による気中遮断器に備えられる遅延時間発生装置のトリップ状態での概略構成図であり、図2は本発明による気中遮断器に備えられる遅延時間発生装置の通電状態での概略構成図であり、図3Aは本発明による気中遮断器のトリップ状態を示す概略構成図であり、図3Bは本発明による気中遮断器の通電直前の状態を示す概略構成図であり、図3Cは本発明による気中遮断器の通電状態を示す概略構成図である。
また、図4は本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置に備えられるピン部を示す斜視図であり、図5は本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置に備えられる第1回転部を示す斜視図であり、図6は本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置に備えられる第2回転部を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、本発明による気中遮断器100には、可動接触子120と固定接触子110との通電時に所定の遅延時間をおいてスイッチ190により通電信号を出力する遅延時間発生装置が備えられる。
ここで、前記遅延時間発生装置は、ピン部130、メインシャフト160、第1回転部140及び第2回転部150を含む。
ピン部130は、可動接触子120と固定接触子110とが通電状態になると、アクチュエータ180の動作により下方に移動して、第1回転部140を下方に押圧して回転させる。
ピン部130の移動により、図4に示すように、ピン部130の下端に形成された押圧板131が第1回転部140を押圧して回転させる。
メインシャフト160は、連結リンク121を介して可動接触子120に回動可能に連結され、可動接触子120が通電位置に移動すると時計方向に回転して第1回転部140から離隔し、可動接触子120がトリップ位置に移動すると反時計方向に回転して第1回転部140に密着する。
第1回転部140は、メインシャフト160に隣接して配置され、可動接触子120が通電位置に移動するとメインシャフト160との密着が解除されてピン部130により時計方向に回転し、可動接触子120がトリップ位置に移動するとメインシャフト160により反時計方向に回転する。
第2回転部150は、第1回転部140の下方に配置され、第1回転部140の回転に連動して回転してスイッチ190に接離することにより、前記通電信号が所定の遅延時間をおいて出力されるようにする。
ここで、前記遅延時間発生装置は、バネ部材170をさらに含んでもよいが、バネ部材170は、一側が第2回転部150に連結され、可動接触子120がトリップ位置に移動すると第2回転部150が時計方向に回転するように付勢することで、第2回転部150がスイッチ190から分離した状態となるようにし、可動接触子120が通電位置に移動すると第2回転部150の回転により第2回転部150との連結位置が変更されて第2回転部150が反時計方向に回転するように付勢することで、第2回転部150がスイッチ190に接触した状態となるようにする。
一方、図5に示すように、第1回転部140は、本体部141、支持部143、回転調整板145及び係止部147を含む。
本体部141は、両側に気中遮断器100の内部に連結されるように貫通孔141a−1が形成された連結アーム141aが折り曲げられて延設される。
支持部143は、連結アーム141a間に配置され、可動接触子120が通電位置に移動するとピン部130により下方に力を受ける。
ここで、支持部143の上端には、上方に突出してピン部130の密着時にピン部130の揺れを防止する突起部143aが形成される。
回転調整板145は、本体部141の側面下端から第2回転部150側に延設され、可動接触子120がトリップ位置に移動すると本体部141の回転により第2回転部150を時計方向に回転させて第2回転部150とスイッチ190を分離させ、可動接触子120が通電位置に移動すると本体部141の回転により第2回転部150を反時計方向に回転させて第2回転部150とスイッチ190を接触させる。
係止部147は、本体部141の下端からメインシャフト160側に延設され、可動接触子120がトリップ位置に移動するとメインシャフト160に当接して本体部141を回転させる。
ここで、係止部147は、延長板147a及び密着板147bから構成される。
延長板147aは、本体部141の下端からメインシャフト160側に延設される。
密着板147bは、延長板147aの前端から下方に折り曲げられて延設され、メインシャフト160の回転によりメインシャフト160に当接して第1回転部140を回転させる。
一方、図6に示すように、第2回転部150は、第1回転盤151及び第2回転盤153を含む。
第1回転盤151は、第1回転部140の下方に配置され、可動接触子120が通電位置に移動すると回転調整板145により回転してスイッチ190に接触する。
第2回転盤153は、第1回転盤151の一側から第1回転部140側に延設され、可動接触子120がトリップ位置に移動すると回転調整板145により回転して第1回転盤151をスイッチ190から分離させる。
ここで、第2回転盤153は、内側に所定角度曲がって形成され、可動接触子120が通電位置に移動して第1回転盤151がスイッチ190に接触した状態となると回転調整板145の上側を覆うことになる。
よって、可動接触子120がトリップ位置に移動して第1回転部140が回転すると、回転調整板145により第2回転盤153が回転して第1回転盤151がスイッチ190から分離する。
また、第1回転盤151の一側には、バネ部材170の一側が挿入される挿入孔151a−1が形成された連結板151aが形成され、第1回転盤151の他側には、気中遮断器100の内部に連結されるヒンジ部151bが形成される。
よって、バネ部材170は、挿入孔151a−1により連結板151aに連結されて第1回転盤151を付勢し、第1回転盤151は、ヒンジ部151bに形成された締結孔151b−1により気中遮断器100の内部に連結されて回転する。
また、メインシャフト160には、第1回転部140側に突出した突出部161が形成され、可動接触子120がトリップ位置に移動すると、突出部161が係止部147を押圧して第1回転部140を回転させ、第1回転部140により第2回転部150が回転して第2回転部150とスイッチ190とが分離するようにする。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施形態による気中遮断器用遅延時間発生装置の動作について詳細に説明する。
まず、図3Aに示すように、可動接触子120がトリップ位置にあるときは、メインシャフト160の突出部161の上端に第1回転部140が当接し、第1回転部140の上端にピン部130が位置する状態にある。
図3Bに示すように、可動接触子120が通電位置への移動を開始すると、連結リンク121を介して可動接触子120に連結されたメインシャフト160が時計方向に回転し、突出部161と第1回転部140との当接が解除される。
そして、図3Cに示すように、可動接触子120と固定接触子110とが通電状態になると、アクチュエータ180の動作によりピン部130が下方に移動して第1回転部140を下方に押圧し、それにより第1回転部140が時計方向に回転する。
第1回転部140が時計方向に回転すると、第1回転部140に形成された回転調整板145が下方に配置された第2回転部150の第1回転盤151を押圧して第2回転部150を反時計方向に回転させ、それにより第1回転盤151がスイッチ190に接触する。
ここで、第2回転部150の下方で第1回転盤151に連結されたバネ部材170は、可動接触子120がトリップ位置にあるときは、第2回転部150が時計方向に回転するように付勢するが、可動接触子120が通電位置への移動を開始すると、第2回転部150の回転により第1回転盤151との連結部位がP1からP2、P3に順次移動し、最終的に第1回転盤151がスイッチ190に接触すると、第2回転部150が反時計方向に回転するように付勢することで第1回転盤151とスイッチ190との接触状態が維持されるようにする。
また、バネ部材170の荷重を1.5kgf〜2.5kgfにすることにより、狭い空間で遅延時間を最大限確保することができる。
このような過程により可動接触子120と固定接触子110との通電が行われると、所定の遅延時間をおいてスイッチ190により通電信号が出力される。
一方、可動接触子120が通電位置からトリップ位置に移動すると、連結リンク121を介して可動接触子120に連結されたメインシャフト160が反時計方向に回転し、メインシャフト160に形成された突出部161が第1回転部140に形成された係止部147を押圧して第1回転部140を反時計方向に回転させる。
そして、第1回転部140に形成された回転調整板145が第2回転部150に形成された第2回転盤153に当接して第2回転部150を時計方向に回転させ、それにより第1回転盤151がスイッチ190から分離する。
ここで、第1回転盤151とスイッチ190との接触状態では、バネ部材170により第1回転盤151が反時計方向に回転するように付勢力が与えられて接触状態が維持され、可動接触子120がトリップ位置に移動して第1回転盤151がスイッチ190から分離すると、バネ部材170と第1回転盤151との連結部位がP3からP1に変更されることにより第1回転盤151が時計方向に回転するように付勢力が与えられて第1回転盤151とスイッチ190との分離状態が維持される。
前述したように構成されて動作する本発明による気中遮断器用遅延時間発生装置においては、メインシャフト160、ピン部130、第1回転部140、第2回転部150及びバネ部材170の相互作用により、通電状態であることを示す信号を出力する際に狭い空間でも最大限の遅延時間を確保することができる。
また、構造を単純化することにより、製造時間を短縮し、製造工程を簡単にするだけでなく、製造コストを低減する。
さらに、バネ部材170が第2回転部150の回転方向と同じ方向に付勢するようにすることにより、第2回転部150が気中遮断器100の他の部品にぶつかって前記回転方向とは逆方向に回転して再度動作することを防止する。
以上、本発明の好ましい一実施形態について説明したが、本発明は、様々な変化、変更及び均等物を用いることができ、上記実施形態を適切に変形して同様に応用できることは明らかである。よって、上記記載内容は特許請求の範囲により定義される本発明の範囲を限定するものではない。
100 気中遮断器
110 固定接触子
120 可動接触子
130 ピン部
131 押圧板
140 第1回転部
141 本体部
141a 連結アーム
143 支持部
143a 突起部
145 回転調整板
147 係止部
147a 延長板
147b 密着板
150 第2回転部
151 第1回転盤
151a 連結板
151a−1 挿入孔
151b ヒンジ部
153 第2回転盤
160 メインシャフト
161 突出部
170 バネ部材
190 スイッチ

Claims (11)

  1. 可動接触子と固定接触子との通電時に所定の遅延時間をおいてスイッチにより通電信号を出力するようにする気中遮断器用遅延時間発生装置において、
    前記可動接触子と前記固定接触子との通電時に下方に移動するピン部と、
    前記可動接触子の通電位置又はトリップ位置への移動に従って回転するメインシャフトと、
    前記メインシャフトに密着して配置され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記メインシャフトとの密着が解除されて前記ピン部により時計方向に回転し、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記メインシャフトにより反時計方向に回転する第1回転部と、
    前記第1回転部の下方に配置され、前記第1回転部の回転に連動して回転して前記スイッチに接離することにより前記通電信号が伝達されるようにする第2回転部とを含む、気中遮断器用遅延時間発生装置。
  2. 一側が前記第2回転部に連結され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記第2回転部が時計方向に回転するように付勢することで前記第2回転部と前記スイッチとが分離した状態となるようにし、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記第2回転部の回転により前記第2回転部との連結位置が変更されて前記第2回転部が反時計方向に回転するように付勢することで前記第2回転部と前記スイッチとが接触した状態となるようにするバネ部材をさらに含む、請求項1に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  3. 前記第1回転部は、
    両側に前記気中遮断器の内部に連結されるように連結アームが折り曲げられて延設された本体部と、
    前記連結アーム間に配置され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記ピン部により下方に力を受ける支持部と、
    前記本体部の側面下端から前記第2回転部側に延設され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記本体部の回転により前記第2回転部を回転させて前記第2回転部と前記スイッチとを接触させ、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記本体部の回転により前記第2回転部を回転させて前記第2回転部と前記スイッチとを分離させる回転調整板と、
    前記本体部の下端から前記メインシャフト側に延設され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記メインシャフトに当接して前記本体部を回転させる係止部とから構成される、請求項1又は2に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  4. 前記係止部は、
    前記本体部の下端から前記メインシャフト側に延設された延長板と、
    前記延長板の前端から下方に折り曲げられて延設され、前記メインシャフトの回転により前記メインシャフトに当接する密着板とから構成される、請求項3に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  5. 前記支持部の上端には、上方に突出して前記ピン部の密着時に前記ピン部の揺れを防止する突起部が形成される、請求項3に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  6. 前記第2回転部は、
    前記第1回転部の下方に配置され、前記可動接触子が通電位置に移動すると前記回転調整板により回転して前記スイッチに接触する第1回転盤と、
    前記第1回転盤の一側から前記第1回転部側に延設され、前記可動接触子がトリップ位置に移動すると前記回転調整板により回転して前記第1回転盤を前記スイッチから分離させる第2回転盤とから構成される、請求項3に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  7. 前記メインシャフトには、前記第1回転部側に突出した突出部が形成され、
    前記可動接触子がトリップ位置に移動すると、前記突出部が前記係止部を押圧して前記第1回転部を回転させ、前記第1回転部により前記第2回転部が回転して前記第2回転部と前記スイッチとが分離するようにする、請求項3に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  8. 前記第2回転盤は、内側に所定角度曲がって形成される、請求項6に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  9. 前記第1回転盤の一側には、前記バネ部材の一側が挿入される挿入孔が形成された連結板が形成される、請求項6に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  10. 前記第1回転盤の他側には、前記気中遮断器の内部に連結されるヒンジ部が形成される、請求項9に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
  11. 前記ピン部の下端には、前記ピン部の移動に伴って前記第1回転部を押圧する押圧板が形成される、請求項1に記載の気中遮断器用遅延時間発生装置。
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