JP2017120454A - 実績収集システム - Google Patents

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Abstract

【課題】実績収集システムにおいて、工程を構成する作業の開始、終了の時刻を製造に必要な作業以外の操作で行うため、追加の作業が必要であり、漏れやタイミングのずれにより正確な実績が収集できない。【解決手段】実績収集システムにおいて、製造に必要な作業に伴い認識状態が変化するIDの情報を取得し、複数のIDの認識状態の変化パターンから工程を構成する各作業の作業時間を抽出する。【選択図】図1

Description

本発明は、製造計画に基づく印刷製品の製造において、実績情報を収集する実績収集システムに関する。
近年、印刷製品の製造において、多品種少量生産が増加している。少品種大量生産では複雑な製造計画は必要ないが、多品種少量生産では、複数の工程を経て製造される多種類の印刷製品を効率良く製造するために、作業計画の作成が重要となる。
作業計画は、注文情報、工程の組合せである製造プロセス、作業員、作業装置の各組合せでの単位作業あたりの作業時間を記述した設定情報に基づいて作成される。単位作業とは、例えば印刷工程では用紙1枚の印刷を示し、製本工程では1冊の製本を表す。したがって、この設定情報の精度が重要となるが、設定情報の精度を向上させる手段としては作業の実績を反映させる方法がある。工程は、複数の作業(ここでは、準備作業、本作業、後片付け作業の3つ)から構成される。
従来、これらの作業の開始、終了の時刻は、各作業に対応するバーコードをバーコードリーダーで読み取ったり、タブレット端末に表示されるボタンを押下したりすることにより入力されていた。
また、特許文献1には、作業場所を温度画像を撮影するカメラで撮影し、作業員の体が作業場所に存在した時間を実作業時間とする方法が開示されている。
特許第5343013号公報
しかし、バーコードリーダーでの読取りや、タブレット端末での入力は、印刷製品の製造作業の作業動作にはない追加の操作であるため、操作を忘れたり、入力タイミングと実際の作業とにずれが発生する問題があった。
また、特許文献1に開示された方法では、作業の切り替えタイミング自体は本来の作業とは関係しないボタンによる入力であり、実作業時間として得られる時間も必ずしも実際の作業と対応するとは限らない。
本発明は、上述した問題を解決するためになされたものであり、作業員に追加の作業を強いることなく、工程を構成する各作業の作業時間の実績の収集を可能とする実績収集システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る実績収集システムは、
印刷製品の製造現場の各製造工程を構成する作業の作業実績を収集する実績収集するシステムにおいて、
複数のIDを取得するID取得部と、
取得したIDに関する情報を保存する情報保存部と、
ID情報から実績を生成する規則を保存する規則保存部と、
情報保存部および規則保存部に保存された情報から実績を生成、保存する実績生成部と、
生成された実績を保存する実績保存部と、
製造計画の元となる設定情報と実績保存部の情報から、設定情報の更新値を計算して設定情報を更新する設定更新部と、
を有することを特徴とする。
本発明に係る実績収集システムによれば、作業員に本来の製造に必要な作業以外の追加の作業を強いることなく作業時間の実績を収集することが可能となる。
本発明の実績収集システムの全体構成図である。 本発明のPCのハードウェア構成図である。 実績を表現する各時刻の説明図である。 設定データの例である。 製本装置でのIDの認識状態の変化の説明図である。 ID認識履歴の例である。 対応規則の例である。 作業時間の抽出処理の処理フローである。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<実施形態1>
≪システムの全体構成≫
図1に、本発明の実績収集システムの全体構成を示す。
図1において、101は、印刷製品の製造フローを構成する装置の処理順を示し、印刷注文が入力されると左から順に実行される。なお、製造フローを構成する各装置は、負荷分散等を考慮し、それぞれ複数の台数が存在する場合がある。103は、印刷装置を表し、印刷注文に必要な印刷処理を行う。印刷装置で行われる処理全体を、以下、印刷工程と記述する。104は、製本装置を表し、印刷注文が製本が必要な商品の場合に印刷装置103の出力を製本する。製本装置で行われる処理全体を、以下、製本工程と記述する。
105は、断裁装置を表し、印刷装置103の出力や、製本装置104の出力に最終製品に不要な部分が含まれる場合に、不要部分を断裁する。断裁装置で行われる処理全体を、以下、断裁工程と記述する。106は、検品装置を表し、最終製品の確認と注文との突き合わせを行う。検品装置で合格したものが出荷される。検品装置で行われる処理全体を、以下、検品工程と記述する。印刷装置103、製本装置104、断裁装置105、検品装置106には、それぞれIDを検出するID検出器が備えられている。
102は、本発明の実績収集システムの機能を実現するPCを表す。本実施例では、これらの機能部は1台のPCで実行する想定であるが、複数のPCに分散して実行するように構成しても良い。107はID取得部であり、図1の101の各装置に供えられたID検出器からIDを取得する。108は情報保存部であり、ID取得部で取得したIDの情報を保存する。116は規則保存部であり、ID情報から工程の終了と、工程を構成する各作業の所要時間を計算する規則が保存されている。110は判定部であり、情報保存部108に保存された情報と規則保存部116に保存された規則から、工程の終了を判定し、工程を構成する各作業の所要時間を計算する。109は実績生成部であり、判定部110で計算された工程を構成する各作業の所要時間を含む実績情報を生成する。
111は実績保存部であり、実績生成部109で生成された実績情報を保存する。114は設定保存部であり、製造計画を作成する元となる作業の所要時間等の設定が保存されている。115は設定更新部であり、実績保存部111の情報と設定保存部114の情報とに基づき、設定の更新が必要か否かを判定し、更新が必要な場合には設定保存部の設定の値を更新する。113は計画作成部であり、設定保存部114の情報と注文情報に基づき、製造計画を生成する。112は制御部であり、計画作成部113で生成された製造計画に従って製造フロー101を構成する各装置を制御して印刷製品を製造する。
≪PCのハードウェア構成≫
図2は本発明の機能部102において、各機能部のソフトウェアを実行するPCのハードウェア構成図である。
図2の201はCPUを、202はRAMを、203はROMであり、バス205で接続されている。204はネットワークI/Fである。206はVRAM、207は液晶ディスプレイなどの表示装置である。209はマウス、キーボードなどの入力装置であり、対応する入力装置ドライバ208を介して利用者からの入力を処理する。
210はハードディスクであり、システムで使用するのプログラムの保存やデータの一時保存などに使用される。211は光学ドライブであり、各種モジュールをPCにインストールするDVDなどのメディアの読み込みやバックアップに使用される。
≪工程を構成する作業≫
図1の製造フロー101を構成する各機械で実施される工程は複数の作業から構成される。
以下、製本装置104における製本工程を例として作業の実績について説明する。
図3に、本実施例の実績収集システムで収集する実績の元となる時刻の定義を示す。
図3において、301は時間軸を表し、右方向に時間が流れるものとする。302は工程の開始時刻を表し、作業員が作業場所(製本工程の場合、製本装置のある場所)で作業の準備を開始した時刻に相当する。303は実作業(製本工程の場合、製本作業)の開始時刻を表し、準備作業が終了して製本装置による製本作業が開始された時刻に相当する。304は後片付け作業の開始時刻を表し、実作業の終了後に後片付け(製本工程の場合、製本物の収集、冊数のチェックなど)を開始した時刻に相当する。305は工程の終了時刻を表し、後片付け作業が終了し、次の工程へ移動を開始した時刻に相当する。
本実施例の実績収集システムでは、工程開始時刻302から実作業開始時刻303までの時間を準備作業の作業時間とする。同様に、実作業開始時刻303から後片付け作業開始時刻304を実作業の作業時間、後片付け作業開始時刻304から工程終了時刻305を後片付け作業の作業時間とする。
≪計画作成と実行≫
以下では、印刷製品として、印刷した表紙と本文から製本、断裁の後に検品を行う製造フローで製造される冊子を想定する。
図4に、設定保存部114に保存される設定データの例を示す。
設定データには、工程ID、作業員ID、作業装置IDの組合せについて、作業単位にかかわらず一定な準備作業時間、後片付け作業時間、作業単位あたり(製本工程の場合、1部あたり)の本作業の作業時間が記載される。計画部113は、注文内容と前記設定データから製造計画を作成する。制御部112は、計画部113が作成した製造計画に従って、印刷装置103、製本装置104、断裁装置105、検品装置106に制御命令を送付する。
≪IDの認識状態の変化≫
本実施例では、作業に伴う、各装置に設置されたID、作業員証のID,作業指示書のIDなどのID情報の認識状態の変化から各作業時間を収集する。
本実施例では、装置や印刷物に記載されたコードを作業場所に設置されたカメラで読取り、その認識状態の変化から作業時間を抽出する。
≪作業開始前≫
図5に、製本装置104でのIDの認識状態の変化の説明図を示す。
図5において、501は、作業指示書置き場であり、作業員が作業開始時に作業指示書と作業員証を置く場所を示す。502は製本装置である。503は製本装置の表紙入力部であり、表紙入力部に表紙を、図示しない本文入力部に本文を置くと製本装置502で製本が行われ、製本機の左側に製本後の冊子が出力される。506は、表紙入力部に設置された表紙入力部IDである。
504、505は、それぞれ作業指示書置き場501、表紙入力部503を撮影するカメラである。507は作業指示書であり作業指示書IDを表すコードが印刷されている。508は表紙の用紙である。509は製本された冊子である。510は作業員証であり作業員IDを表すコードが印刷されている。
≪工程の作業とIDの認識状態≫
<作業開始前>
図5(a)は製本工程の作業開始前の状態を示している。
作業指示書置き場501には、作業指示書、作業員証は置かれておらず、いずれのIDも認識されていない。表紙入力部503にも表紙用紙が置かれておらず表紙入力部ID506が認識されている。
<工程の開始>
作業員が製本工程の作業場所に移動し、図5(b)に示すように作業指示書置き場501に作業指示書を置くと、カメラ504により作業指示書の作業指示書IDが読取られる。作業員は、作業員証を携帯しており、作業指示書を置くときに、カメラ504により作業員証の作業員IDが読取られる。この時点では、表紙入力部ID506がカメラ505で読取られ認識されている。
<実作業の開始>
図5(b)の状態から、図5(c)のように表紙入力部503に表紙508を置くと、表紙入力部ID506がカメラ505から認識されなくなる。表紙508は、製本機502中に引き込まれ本文と合体することで断裁前の冊子が作成される。
<後片付け作業の開始>
表紙508が製本機502中に引き込まれると、図5(d)のように表紙入力部ID506が再びカメラ505で認識状態になる。製本機502の左側に製本後の冊子509が出力されるので、作業員は製本状態のチェック等の後片付け作業を行う。
<工程の終了>
後片付け作業が終わったら、作業員は作業指示書置き場501から作業指示書と作業員証、製本後の冊子509とともに次の工程(この場合、断裁工程)へ移動する。
≪作業時間の実績取得≫
上記で説明した図5の製本工程で必要な作業に伴う動作で、作業員ID、作業指示書ID、表紙入力部IDの3つのIDの認識状態が変化している。本実施例の実績収集システムでは、これらのIDの認識状態の変化の組合せから準備作業、本作業、後片付け作業の作業時間を取得する。
<IDの認識状態の変化履歴>
ID取得部107は、図5で説明した作業に伴うIDの認識状態の変化の履歴(ID認識履歴)を情報保存部108に保存する。
図6に、ID認識履歴の例を示す。
図6の(a)、(b)、(c)の表は、それぞれ作業員ID、作業指示書ID、表紙入力部IDの認識状態の変化履歴である。各履歴には、発生した認識状態の変化と発生時刻が記録される。状態の変化は、認識されている状態をON、認識されていない状態をOFFとして、ONからOFF、OFFからONへの変化をそれぞれ‘ON→OFF’,‘OFF→ON’と表す。作業員IDは、一度読取られると工程終了まで値が保持される。このように保持されたIDの状態は‘ON’と表される。
<作業時間取得の規則>
システムの管理者は、作業前に、作業員ID、作業指示書ID、表紙入力部IDの変化状態と、図3に示した4つの時刻との対応規則を規則保存部116に保存する。
図7の表に対応規則の例を示す。図7の表の列は、左から順に、時刻名、作業員IDの変化、作業指示書IDの変化、表紙入力部IDの変化を表す。時刻名には、図3に示した時刻の名称が記載される。各IDの変化の列には、時刻名の時刻を判定するIDの変化が記載される。表現方法はID認識履歴と同様であるが、状態が変化しない場合は‘ON→ON’,‘OFF→OFF’のように記述される。
<ID認識履歴からの作業時間抽出処理>
図8に、図6のID認識履歴から各作業時間を抽出処理の処理フローを示す。
ID取得部107により、製本工程104のID読取り状態が取得されると、判定部110において、ステップS800からの処理が開始される。
ステップS814で、判定部110は、現在の工程の工程状態が4であるか否かを判定する。
工程状態は工程が現在、図3のどの部分を実行中であるかを表す。
工程状態=0は、工程開始時刻302よりも前の状態であることを表す。
工程状態=1は、準備作業中であることを表す。
工程状態=2は、実作業中であることを表す。
工程状態=3は、後片付け作業中であることを表す。
工程状態=4は、工程終了時刻よりも後の状態であることを表す。
ステップS814で、工程状態が4である場合は、前の工程が終了した直後であるのでステップS815に進み、工程状態をリセットするために0を設定する。工程状態が4以外の場合は、ステップS801に進む。
ステップS801で、判定部110は、情報保存部108から、製本工程104に対応するID認識履歴を取得し、ステップS802に進む。
以下、図5の(a)、(b)、(c)、(d)、(e)の各状態での判定部110の判定について説明する。
(a)の時点での判定
ステップS802で、判定部110は、工程状態が1以上か工程開始の条件に合う時刻が存在するかを判定する。工程開始の条件は、規則保存部116に保存された図7の対応規則に記載されている。図5(a)の時点では工程状態は0で、図6の(a)、(b)、(c)のいずれのログも空の状態であり、工程開始の条件に合わないのでステップS813に進み処理を終了する。
(b)の時点での判定
図5の(b)では、作業員IDが認識され図6の(a)の‘OFF→ON’の行が追加される。また、作業指示書IDも認識されるので図6の(b)に‘OFF→ON’の行が追加されるが、(c)は空のままの状態となる。
ステップS802で、判定部110は条件が満たされると判定し、ステップ803に進む。
ステップS803で、判定部110は工程状態が0なので、ステップS804で工程状態を1にしてステップS805に進む。
ステップS805では、作業員ID、作業指示書IDはONであるが、表紙入力部IDもONであるので、判定部110は条件を満たさないと判定し、ステップS813に進み処理を終了する。
(c)の時点での判定
図5の(c)では、作業員ID、作業指示書IDの認識状態に変化はないが、表紙入力部IDが認識されなくなるので図6の(c)に‘ON→OFF’の行が追加される。この時点では、工程状態が1に設定されているので、ステップS802、ステップS803、ステップS805の順に処理が進む。
ステップS805で、判定部110は条件が満たされると判断し、ステップS806に進む。
ステップS806で、判定部110は工程状態が1なので、ステップS807で工程状態を2にしてステップS808に進む。
ステップS808では、作業員ID、作業指示書IDはONであるが、表紙入力部IDがOFFであるので、判定部110は条件を満たさないと判定し、ステップS813に進み処理を終了する。
(d)の時点での判定
図5の(d)では、作業員ID、作業指示書IDの認識状態に変化はないが、表紙入力部IDが再び認識されるので図6の(c)に‘OFF→ON’の行が追加される。この時点では、工程状態が2に設定されているので、ステップS802、ステップS803、ステップS805、ステップS806、ステップS808の順に処理が進む。
ステップS808で、判定部110は条件が満たされると判断し、ステップS809に進む。
ステップS809で、判定部110は工程状態が2なので、ステップS810で工程状態を3にしてステップS811に進む。
ステップS811では、作業員ID、表紙入力部IDはONであるが、作業指示書IDもONであるので、判定部110は条件を満たさないと判定し、ステップS813に進み処理を終了する。
(e)の時点での判定
図5の(e)では、作業指示書IDが認識されない状態になっているので、図6の(b)に‘ON→OFF’の行が追加される。
この時点では、工程状態が3に設定されているので、ステップS802、ステップS803、ステップS805、ステップS806、ステップS808、ステップS809、ステップS811の順に処理が進む。
ステップS811で、判定部110は条件が満たされると判断し、ステップS812に進む。
ステップS812で、判定部111は、準備作業、実作業、後片付け作業の開始、終了時刻から、作業の作業時間を計算し、実績保存部111に保存、工程状態を4に設定してステップS813に進み処理を終了する。
≪設定の値の更新≫
設定更新部115は、実績保存部111の内容を監視し、設定保存部114の対応する項目の値との差が既定値以上になったら、設定保存部114の対応する値を更新する。たとえば、工程IDが製本1、作業員A、製本機1での本作業の単位作業あたりの所要時間の過去20回の平均が6秒になり、図4の設定3秒との差が既定値(2秒と想定)以上になった場合、設定を6秒に更新する。以後、前記更新された設定値を使用することにより、計画の精度を向上させることができる。
<実施形態2>
実施例1においては、工程を3つの作業として実績を収集しているが、工程の後片付け作業の後に次工程への移動工程を追加してもよい。この場合、移動工程は、移動前の工程で作業指示書IDが認識されなくなった時刻から、移動後の工程で作業指示書IDが認識された時刻までとする。これにより工程間の移動時間の実績も収集可能となる。
<実施形態3>
実施例1においては、図5の2つのカメラ504、505でそれぞれ作業者ID、作業指示書ID、および表紙入力部IDを読取る。この時、2つのカメラの撮影範囲は重ならない想定である。しかし、実際の設置環境ではたとえばカメラ505の撮影範囲に作業員証510が入って作業員IDが読取られる場合も考えられる。
このような場合に、各カメラで読取るべきIDを判定するID判定部をID取得部107と情報保存部108の間に置いてもよい。本構成では、各カメラで読取るIDの種類を限定することにより、IDの誤認識を防止することができる。
<その他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体(記憶媒体)としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、Webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、以下のようにすることによって達成されることはいうまでもない。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコード(コンピュータプログラム)を記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給する。係る記憶媒体は言うまでもなく、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
101 印刷製品の処理フロー、102 機能部、104 製本装置、
107 ID取得部、108 情報保存部、109 実績生成部、110 判定部、
111 実績保存部、114 設定保存部、115 設定更新部、116 規則保存部、
301 時間軸、302 工程開始時刻、303 実作業開始時刻、
304 後片付け作業開始時刻、305 工程終了時刻、501 作業指示書置き場、
502 製本装置、503 表紙入力部、504 カメラ、505 カメラ、
506 表紙入力部ID、507 作業指示書、508 表紙、509 冊子、
510 作業員証

Claims (5)

  1. 印刷製品の製造現場の各製造工程を構成する作業の作業実績を収集する実績収集するシステムにおいて、
    1つ以上のIDを取得するID取得部と、
    取得したIDに関する情報を保存する情報保存部と、
    ID情報から実績を生成する規則を保存する規則保存部と、
    情報保存部および規則保存部に保存された情報から実績を生成する実績生成部と、
    生成された実績を保存する実績保存部と、
    を有することを特徴とする実績収集システム。
  2. 製造計画の元となる設定情報を保存する設定保存部と、設定情報と実績保存部の情報から、設定情報の更新値を計算し設定情報を更新する設定更新部と、を有することを特徴とする請求項1に記載の実績収集システム。
  3. 製造工程を構成する作業が、準備作業、本作業、後片付け作業であることを特徴とする請求項2に記載の実績収集システム。
  4. 作業として、自工程と次工程の間の移動工程を含むことを特徴とする請求項3に記載の実績収集システム。
  5. ID取得部で取得するIDの取得デバイスが複数存在する場合に、各取得デバイスで取得するIDの種類を判定するID判定部を持つことを特徴とする請求項2に記載の実績収集システム。
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