JP2017120042A - 排気後処理システム - Google Patents

排気後処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2017120042A
JP2017120042A JP2015256245A JP2015256245A JP2017120042A JP 2017120042 A JP2017120042 A JP 2017120042A JP 2015256245 A JP2015256245 A JP 2015256245A JP 2015256245 A JP2015256245 A JP 2015256245A JP 2017120042 A JP2017120042 A JP 2017120042A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
flow rate
exhaust aftertreatment
exhaust gas
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015256245A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6631786B2 (ja
Inventor
仁 金山
Hitoshi Kanayama
仁 金山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP2015256245A priority Critical patent/JP6631786B2/ja
Publication of JP2017120042A publication Critical patent/JP2017120042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6631786B2 publication Critical patent/JP6631786B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

【課題】排気後処理装置を通過する排気ガスの排気流量を正確に求める。【解決手段】内燃機関1から排出される排気ガスの排気後処理を行う排気後処理装置31の状態を検出する排気後処理システムであって、吸気流量を検出する吸気流量検出手段21と、燃料量を検出する燃料量検出手段11と、前記吸気流量検出手段21によって検出される吸気流量および前記燃料量検出手段11によって検出される燃料量に対して、前記排気ガスが流通される排気通路において前記排気後処理装置31が設置され得る装置設置個所の前記排気ガスの圧力および温度による体積変化分を補正することにより、前記装置設置個所を流れる前記排気ガスの排気流量を算出する排気流量算出手段4とを備えて成る。【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関から排出されるガスの排気後処理を行う排気後処理装置の状態を検出する排気後処理システムに関する。
内燃機関は、燃料を燃焼することによって、動力(運動エネルギー)を得るものであり、その燃焼によって燃焼ガス(排気ガス)を生じる。内燃機関から排出される排気ガスには、有害物質が含まれていることがあるため、内燃機関から排出される排気ガスが流れる排気通路には、排気ガス中に含まれる有害物質を浄化するための排気後処理装置が設けられている。
この排気後処理装置は、環境保全のためのものであり、内燃機関の排気通路において排気ガスを確実に浄化できる状態で取り付けられていなければならない。そこで、排気後処理装置が取り付けられているか否か(存在するか否か)等の状態を検出する技術(排気後処理システム)が求められている。
特許第4032115号
排気後処理システムとして、例えば、特許文献1には、触媒(排気後処理装置)の通過前後における排ガス(排気ガス)の圧力差から流量を求め、さらにガス温度について補正する技術が開示されている。
しかし、内燃機関の流体流れ方向直下に設置される排気後処理装置の前後における排気ガスの差圧、および、排気後処理装置の上流側(入口側)の排気ガスの温度は、内燃機関の運転状態によって変動しやすいため、これらの値から排気後処理装置を通過する排気ガスの排気流量を正確に求めることは困難である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、排気後処理装置を通過する排気ガスの排気流量を正確に求めることを目的とする。
上記課題を解決する第一の発明に係る排気後処理システムは、内燃機関から排出される排気ガスの排気後処理を行う排気後処理装置の状態を検出する排気後処理システムであって、前記内燃機関に供給する吸気流量を検出する吸気流量検出手段と、前記内燃機関に供給する燃料量を検出する燃料量検出手段と、前記吸気流量検出手段によって検出される吸気流量および前記燃料量検出手段によって検出される燃料量に対して、前記排気ガスが流通される排気通路において前記排気後処理装置が設置され得る装置設置個所の前記排気ガスの圧力および温度による体積変化分を補正することにより、前記装置設置個所を流れる前記排気ガスの排気流量を算出する排気流量算出手段とを備えたことを特徴とする。
上記課題を解決する第二の発明に係る排気後処理システムは、第一の発明に係る排気後処理システムにおいて、前記排気通路の出口における大気圧を検出する大気圧検出手段を備え、前記排気流量算出手段が、前記排気通路における前記装置設置個所から前記出口までの前記排気ガスの圧力損失と前記大気圧検出手段によって検出される大気圧とに基づいて、前記装置設置個所における前記排気ガスの圧力による体積変化分を得るものであることを特徴とする。
上記課題を解決する第三の発明に係る排気後処理システムは、第一または第二の発明に係る排気後処理システムにおいて、前記装置設置個所の下流側における前記排気ガスの温度を検出する下流側温度検出手段と、前記出口における大気温度を検出する大気温度検出手段とを備え、前記排気流量算出手段が、前記下流側温度検出手段によって検出される温度と前記大気温度検出手段によって検出される大気温度とに基づいて、前記装置設置個所における前記排気ガスの温度による体積変化分を得るものであることを特徴とする。
上記課題を解決する第四の発明に係る排気後処理システムは、第一から第三のいずれか一つの発明に係る排気後処理システムにおいて、前記排気流量算出手段によって算出される排気流量に基づいて、前記排気通路に前記排気後処理装置が存在するか否かを判定する判定手段を備えたことを特徴とする。
第一の発明に係る排気後処理システムによれば、吸気流量および燃料量に対して圧力および温度による体積変化分を補正することにより、排気後処理装置を流れる排気流量を正確に求めることができる。
第二の発明に係る排気後処理システムによれば、簡易な構成で圧力による体積変化分を正確に求めることができる。
第三の発明に係る排気後処理システムによれば、簡易な構成で温度による体積変化分を正確に求めることができる。
第四の発明に係る排気後処理システムによれば、別途流量センサを用いることなく前記排気通路に前記排気後処理装置が存在するか否かを判定することができる。
実施例1に係る排気後処理システムを備えた自動車の構造を示す説明図である。 実施例1に係る排気後処理システムの構成を示すブロック図である。 実施例1に係る排気後処理システムにおける触媒有無判定に用いる排気流量と差圧との関係を示すグラフである。 実施例1に係る排気後処理システムにおける触媒有無判定を示すフローチャートである。
以下に、本発明に係る排気後処理システムの実施例について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施例は、本発明に係る排気後処理システムを、エンジンを搭載した自動車に採用したものである。もちろん、本発明は以下の実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各種変更が可能であることは言うまでもない。
本発明の実施例1に係る排気後処理システムを備えた自動車の構造について、図1およびz2を参照して説明する。
図1に示すように、自動車に搭載されるエンジン(内燃機関)1には、インテークパイプ(吸気通路)2が取り付けられており、このインテークパイプ2を介して、エンジン1内に空気が取り込まれるようになっている。インテークパイプ2には、吸気流量センサ(吸気流量検出手段)21が設けられており、この吸気流量センサ21によって、エンジン1内に取り込まれる空気の量(吸気流量G)が検出されるようになっている。
また、エンジン1には、エキゾーストパイプ(排気通路)3が取り付けられており、このエキゾーストパイプ3を介して、エンジン1内で燃焼されたガス(排気ガス)が大気中へ排出されるようになっている。エキゾーストパイプ3には、触媒31aを備えた排気後処理装置31がエンジン1の流体(排気ガス)流れ方向直下(図1においては、右方側)に位置して設けられており、この排気後処理装置31によって、エンジン1から排出される排気ガスの排気後処理(浄化)がなされるようになっている。
また、エキゾーストパイプ3には、差圧センサ(差圧検出手段)32が設けられている。差圧センサ32は、排気後処理装置31を流体流れ方向(図1においては、左右方向)に跨ぐように設置されており、排気後処理装置31の入口近傍(流体流れ方向上流側であって、図1における左方側)における排気ガスの圧力P2と排気後処理装置31の出口近傍(流体流れ方向下流側であって、図1における右方側)における排気ガスの圧力P1との差分、すなわち、エキゾーストパイプ3における排気後処理装置31前後の差圧ΔP2-1が検出されるようになっている。
また、エキゾーストパイプ3には、二つの温度センサ(触媒下流側温度センサ33および触媒上流側温度センサ34)が設けられている。一方の触媒下流側温度センサ(下流側温度検出手段)33は、エキゾーストパイプ3における排気後処理装置31の出口近傍に設置されており、この触媒下流側温度センサ33によって、エキゾーストパイプ3における排気後処理装置31の出口近傍を流れる、すなわち、排気後処理装置31から排出される排気ガスの温度(触媒下流側温度T1)が検出されるようになっている。
他方の触媒上流側温度センサ(上流側温度検出手段)34は、エキゾーストパイプ3における排気後処理装置31の入口近傍に設置されており、この触媒上流側温度センサ34によって、エキゾーストパイプ3における排気後処理装置31の入口近傍を流れる、すなわち、排気後処理装置31に流入される排気ガスの温度(触媒上流側温度T2)が検出されるようになっている。
そして、自動車には、図2に示すように、エンジン1を制御するECU(エレクトロニックコントロールユニット、制御装置)4が備えられており、このECU4には、吸気流量センサ21、差圧センサ32、触媒下流側温度センサ33および触媒上流側温度センサ34が電気的に接続されている。また、ECU4には、エンジン1内に燃料を供給する燃料噴射装置11が電気的に接続されている。
つまり、ECU4には、吸気流量センサ21から吸気流量Gが送られ、燃料噴射装置11からエンジン1内に供給される燃料の量(燃料量Q)が送られ、差圧センサ32から差圧ΔP2-1が送られ、触媒下流側温度センサ33から触媒上流側温度T2が送られ、触媒上流側温度センサ34から触媒上流側温度T2が送られるようになっている。
また、ECU4には、車両に搭載された大気圧センサ(大気圧検出手段)41および外気温センサ(大気温度検出手段)42が電気的に接続されている。大気圧センサ41および外気温センサ42によって、車両外部の空気の圧力(大気圧P0)および車両外部の空気の温度(外気温T0)が検出され、それらの検出結果(大気圧P0および外気温T0)は、ECU4に送られるようになっている。
また、ECU4には、車両に搭載された表示部51が電気的に接続されており、この表示部51には、後述する触媒有無判定の判定結果が表示されるようになっている。よって、後述する触媒有無判定において排気後処理装置31が存在しないと判断された場合には、その情報が表示部51に表示され、運転者等に報知されるようになっている。
以上の構成から成る排気後処理システムにおいては、排気後処理装置31を流れる排気ガスの量(排気流量)Vと排気後処理装置41前後の差圧ΔP2-1との関係が、所定の判定領域内にあるか否かによって、エキゾーストパイプ3に排気後処理装置31が存在しているか否かの判定(触媒有無判定)がなされる。
この触媒有無判定に用いられるパラメータ等について、図3を参照して説明する。
まず、差圧ΔP2-1は、前述したように差圧センサ32によって得られる。
次に、排気流量Vは、次式(1)によって求められる。
V=(G+Q)×(P0/P1)×(T1/T0) ・・・(1)
式(1)において、吸気量G、燃料量Q、大気圧P0、外気温T0および触媒下流側温度T1は、それぞれ吸気流量センサ21、燃料噴射装置11、大気圧センサ41、外気温センサ42および触媒下流側温度センサ33から得られ、触媒下流側圧力P1は、次式(2)から求められる。
1=P0+ΔP1-0 ・・・(2)
ここで、ΔP1-0は、エキゾーストパイプ3における排気後処理装置31の出口近傍から排出開口部3aまでの流体(排気ガス)の圧力損失(圧損)であり、この圧損ΔP1-0は、車両製造段階で計測される既知の値であって、ECU4に記憶されている。
つまり、式(1)においては、吸気量Gと燃料量Qとの和(G+Q)に対し、気体圧力(P1)による体積変化分(P0/P1)および気体温度(T1)による体積変化分(T1/T0)を補正することにより、排気後処理装置31を流れる排気ガスの排気流量Vを求めている。
次に、所定の判定領域は、排気後処理装置31(または、排気後処理装置31内に設置される触媒41a)が取り外されている(存在しない)と判断される排気流量Vと差圧ΔP2-1との関係を示すものであり、ECU4には、複数(本実施例においては、二つ)の異なる判定領域(安定時判定領域A1および非安定時判定領域A2)が記憶されている。
そして、ECU4は、エンジン1の運転状態(動作状態)に応じて一方の判定領域(安定時判定領域A1または非安定時判定領域A2)を選定するようになっている。もちろん、判定領域は、本実施例のように安定時判定領域A1および非安定時判定領域A2の二つに限定されず、三つ以上の判定領域から選定するようにしても良い。
運転状態に応じた判定領域の選定は、エンジン1の運転状態を複数(本実施例においては、二つ)に分類することによって行われる。具体的には、エンジン1の運転状態を、エンジン1の運転(動作)が安定している安定状態B1(図3のグラフにおいては、丸印を囲う範囲)と、エンジン1の運転(動作)が安定していない非安定状態B2(図3のグラフにおいては、三角印を囲う範囲)とに分類し、これらの運転状態(安定状態B1または非安定状態B2)を、触媒上流側温度センサ34によって検出される触媒上流側温度T2に基づいて判断する。
安定状態B1においては、触媒上流側温度T2の変動が小さい、すなわち、エンジン1の回転変動、吸気流量Gの変動、排気後処理装置31前後の差圧ΔP2-1の変動が小さいので、排気流量Vおよび差圧ΔP2-1が大きくばらつくことはない。
よって、安定状態B1である場合に選定する安定時判定領域A1においては、非安定状態B2である場合に選定する非安定時判定領域A2と比較して、差圧ΔP2-1の閾値を高く設定している。また、排気流量Vの閾値を低く設定することも可能である。
このように差圧ΔP2-1の閾値を高く設定することにより、排気後処理装置31の有無を確実に判定することができる。また、排気後処理装置31の破損等を判定することも可能である。なお、触媒有無判定における差圧ΔP2-1の閾値を高く設定したとしても、検出される排気流量Vまたは差圧ΔP2-1が大きくばらついて、誤判定するおそれはない。さらに、排気流量Vにおける閾値を低く設定することにより、排気後処理装置31の有無を広い範囲で判定する、すなわち、排気流量Vが低いエンジン1の運転状態においても触媒有無判定を行うことができる。また、検出される排気流量Vまたは差圧ΔP2-1が大きくばらついたとしても、誤判定するおそれはない。
一方、非安定状態B2においては、触媒上流側温度T2の変動が大きい、すなわち、エンジン1の回転変動、吸気流量Gの変動、排気後処理装置31前後の差圧ΔP2-1の変動が大きいので、排気流量Vおよび差圧ΔP2-1が大きくばらつくことがある。
よって、非安定状態B2である場合に選定する非安定時判定領域A2においては、安定状態B1である場合に選定する安定時判定領域A1と比較して、差圧ΔP2-1の閾値を低く設定している。
本実施例においては、安定時判定領域A1および非安定時判定領域A2における排気流量Vの閾値を一定値(V1,V2(V1>V2)であって、図3のグラフにおいては、差圧ΔP2-1の軸と平行な線分)とし、安定時判定領域A1および非安定時判定領域A2における差圧ΔP2-1の閾値を一定値ではなく、安定状態B1または非安定状態B2における排気流量Vおよび差圧ΔP2-1のばらつきにそれぞれ合わせた値(図3のグラフにおいては、安定状態B1または非安定状態B2に沿う傾きを持った線分)としている。
本発明の実施例1に係る排気後処理システムにおける触媒有無判定について、図4に示すフローチャートに沿って詳細に説明する。なお、以下に示すステップS1からステップS5までの制御は、エンジン1の始動と共に開始されるようになっている。
まず、ステップS1において、安定状態B1が所定時間以上継続されたか否かを判断する。つまり、ECU4は、触媒上流側温度センサ34によって検出される触媒上流側温度T2を監視し、その変動の小さい状態が所定時間以上継続されたか否かを判断する。
ステップS1において安定状態B1が所定時間以上継続された(YES)と判断した場合には、ステップS2において安定時判定領域A1を選定し、ステップS3において排気後処理装置31が存在するか否かを判断する。
つまり、触媒有無判定に用いる判定領域として、非安定時判定領域A2よりも排気流量Vおよび差圧ΔP2-1の閾値が高く設定された安定時判定領域A1を用い、式(1)から求められる排気流量Vおよび差圧センサ32から得られる差圧ΔP2-1が当該安定時判定領域A1内に当てはまるか否かを判断する。
ステップS3において、排気流量Vおよび差圧ΔP2-1が安定時判定領域A1内にない場合には、排気後処理装置31が存在する(NO)と判断し、ステップS1に戻って上述した手順を繰り返す。
ステップS3において、排気流量Vおよび差圧ΔP2-1が安定時判定領域A1内にある場合には、排気後処理装置31が存在しない(YES)と判断し、ステップS4において、その結果すなわち排気後処理装置31が無いことを表示部51に表示する。
なお、本実施例においては、排気後処理装置31が存在しないと判断した後も、ステップS1に戻って上述した手順を繰り返すようになっているが、これに限定されることはない。
一方、前述したステップS1において安定状態B1が所定時間以上継続されていない(NO)と判断した場合には、ステップS4において非安定時判定領域A2を選定し、ステップS3において排気後処理装置31が存在するか否かを判断する。
つまり、触媒有無判定に用いる判定領域として、安定時判定領域A1よりも排気流量Vおよび差圧ΔP2-1の閾値が低く設定された非安定時判定領域A2を用い、式(1)から求められる排気流量Vおよび差圧センサ32から得られる差圧ΔP2-1が当該非安定時判定領域A2内に当てはまるか否かを判断する。
ステップS3において、排気流量Vおよび差圧ΔP2-1が非安定時判定領域A2内にない場合には、排気後処理装置31が有る(NO)と判断し、ステップS1に戻って上述した手順を繰り返す。
ステップS3において、排気流量Vおよび差圧ΔP2-1が非安定時判定領域A2内にある場合には、排気後処理装置31が無い(YES)と判断し、ステップS4において、その結果すなわち排気後処理装置31が無いことを表示部51に表示する。
以上に説明したように、本実施例に係る排気後処理システムによれば、排気流量Vと差圧ΔP2-1とに基づいて触媒有無判定を行うことにより、排気後処理装置31の有無を確実に判定することができる。また、エンジン1の運転状態に応じて排気流量Vまたは差圧ΔP2-1の閾値を変えることにより、判定の回数を増やす、または、より確実な判定を行うことができる。
1 エンジン(内燃機関)
2 インテークパイプ
3 エキゾーストパイプ(排気通路)
4 ECU(判定手段、排気流量検出手段)
11 燃料噴射装置(燃料量検出手段)
21 吸気流量センサ(吸気流量検出手段)
31 排気後処理装置
31a 触媒
32 差圧センサ(差圧検出手段)
33 触媒下流側温度センサ(下流側温度検出手段)
34 触媒上流側温度センサ(上流側温度検出手段)
41 大気圧センサ(大気圧検出手段)
42 外気温センサ(大気温度検出手段)
51 表示部

Claims (4)

  1. 内燃機関から排出される排気ガスの排気後処理を行う排気後処理装置の状態を検出する排気後処理システムであって、
    前記内燃機関に供給する吸気流量を検出する吸気流量検出手段と、
    前記内燃機関に供給する燃料量を検出する燃料量検出手段と、
    前記吸気流量検出手段によって検出される吸気流量および前記燃料量検出手段によって検出される燃料量に対して、前記排気ガスが流通される排気通路において前記排気後処理装置が設置され得る装置設置個所の前記排気ガスの圧力および温度による体積変化分を補正することにより、前記装置設置個所を流れる前記排気ガスの排気流量を算出する排気流量算出手段と
    を備えたことを特徴とする排気後処理システム。
  2. 前記排気通路の出口における大気圧を検出する大気圧検出手段を備え、
    前記排気流量算出手段が、前記排気通路における前記装置設置個所から前記出口までの前記排気ガスの圧力損失と前記大気圧検出手段によって検出される大気圧とに基づいて、前記装置設置個所における前記排気ガスの圧力による体積変化分を得るものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の排気後処理システム。
  3. 前記装置設置個所の下流側における前記排気ガスの温度を検出する下流側温度検出手段と、前記出口における大気温度を検出する大気温度検出手段とを備え、
    前記排気流量算出手段が、前記下流側温度検出手段によって検出される温度と前記大気温度検出手段によって検出される大気温度とに基づいて、前記装置設置個所における前記排気ガスの温度による体積変化分を得るものである
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の排気後処理システム。
  4. 前記排気流量算出手段によって算出される排気流量に基づいて、前記排気通路に前記排気後処理装置が存在するか否かを判定する判定手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の排気後処理システム。
JP2015256245A 2015-12-28 2015-12-28 排気後処理システム Active JP6631786B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256245A JP6631786B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 排気後処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256245A JP6631786B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 排気後処理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017120042A true JP2017120042A (ja) 2017-07-06
JP6631786B2 JP6631786B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=59272718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015256245A Active JP6631786B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 排気後処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6631786B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030230075A1 (en) * 2002-06-14 2003-12-18 Makoto Saito Exhaust gas cleaning device for internal combustion engine
JP2008038709A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の制御装置
JP2009138560A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Toyota Motor Corp Sof脱離量推定装置及び推定方法
JP2010158928A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両のpm堆積量推定装置
JP2014098363A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toyota Motor Corp フィルタの異常判定装置
JP2014173516A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Kubota Corp ディーゼルエンジン
EP2942505A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha An abnormality determination apparatus for a particulate filter
DE102014209840A1 (de) * 2014-05-23 2015-11-26 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Diagnose eines Partikelfilters

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030230075A1 (en) * 2002-06-14 2003-12-18 Makoto Saito Exhaust gas cleaning device for internal combustion engine
JP2004019523A (ja) * 2002-06-14 2004-01-22 Denso Corp 内燃機関の排気ガス浄化装置
JP2008038709A (ja) * 2006-08-03 2008-02-21 Mitsubishi Motors Corp 内燃機関の制御装置
JP2009138560A (ja) * 2007-12-04 2009-06-25 Toyota Motor Corp Sof脱離量推定装置及び推定方法
JP2010158928A (ja) * 2009-01-06 2010-07-22 Toyota Motor Corp ハイブリッド車両のpm堆積量推定装置
JP2014098363A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Toyota Motor Corp フィルタの異常判定装置
JP2014173516A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Kubota Corp ディーゼルエンジン
EP2942505A1 (en) * 2014-05-08 2015-11-11 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha An abnormality determination apparatus for a particulate filter
JP2015214895A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 トヨタ自動車株式会社 パティキュレートフィルタの異常判定装置
DE102014209840A1 (de) * 2014-05-23 2015-11-26 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Diagnose eines Partikelfilters

Also Published As

Publication number Publication date
JP6631786B2 (ja) 2020-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107882618B (zh) 用于诊断压力差测量的方法
US8261540B2 (en) Particulate matter sensor and exhaust gas purification apparatus
US8495861B2 (en) Fault detection system for PM trapper
JP6624376B2 (ja) 排気後処理システム
JP5120501B2 (ja) 内燃機関のフィルタ故障検出装置
JP2017072120A (ja) 車両向けegrシステムの制御方法
KR101966403B1 (ko) 입자 필터를 통한 유동 저항을 결정하기 위한 시스템 및 방법
JPH06307233A (ja) 触媒劣化診断システム
JP2008157200A (ja) 排気浄化装置の異常検出装置
JP2008157199A (ja) センサの異常検出装置
EP3037634B1 (en) Diagnostic system for internal combustion engine
US9068495B2 (en) Oxidation catalyst/hydrocarbon injector testing system
JP4747156B2 (ja) 排気浄化装置の診断装置
JP2010116857A (ja) エアフロセンサの異常診断装置及び異常診断方法
EP2543857A1 (en) Systems for evaluating possible abnormality in an engine
JP5839118B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の異常判定システム
JP5240065B2 (ja) 排気浄化装置の故障検出装置
JP2012159438A (ja) Pmセンサの故障検出装置
JP6631786B2 (ja) 排気後処理システム
JP2008190538A (ja) パティキュレートフィルタ異常判定方法
JP6631479B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置の異常診断装置
JP5225428B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6287896B2 (ja) 触媒の劣化診断装置
JP2015169131A (ja) 制御装置
US9624809B2 (en) Monitoring system for a single can oxidation catalyst/particulate filter

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181130

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190529

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190605

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20190530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191025

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191113

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191126

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6631786

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151