JP2017119368A - 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び情報処理装置 - Google Patents
印刷装置、印刷装置の制御方法、及び情報処理装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑える。
【解決手段】所定方向に並ぶドット印字部136Aにより印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部134と、会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データD1を取得する接続部110と、印刷データD1に基づき、レシート情報に対応する画像を印刷部134に印刷させる印刷制御部125と、を備え、印刷制御部125は、会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置に印刷させ、非会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させる印刷装置100。
【選択図】図1
【解決手段】所定方向に並ぶドット印字部136Aにより印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部134と、会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データD1を取得する接続部110と、印刷データD1に基づき、レシート情報に対応する画像を印刷部134に印刷させる印刷制御部125と、を備え、印刷制御部125は、会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置に印刷させ、非会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させる印刷装置100。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置、印刷装置の制御方法、及び情報処理装置に関する。
業務用途の印刷装置は、同じような印刷内容を繰り返し印刷することがある。この種の印刷装置が、多数のノズルがライン状に配置されたインクジェットヘッド、又は熱抵抗体がライン状に配置されたサーマルヘッドを有する場合、印刷を繰り返し行うと特定のノズル又は熱抵抗体が劣化するおそれがある。
これを回避すべく、自動製図機の分野で使用される印刷装置には、作図毎に繰り返し印刷される太い輪郭線をノズル又は熱抵抗体の配列方向にシフトするように、図面データの位置をシフトさせる印刷装置が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
これを回避すべく、自動製図機の分野で使用される印刷装置には、作図毎に繰り返し印刷される太い輪郭線をノズル又は熱抵抗体の配列方向にシフトするように、図面データの位置をシフトさせる印刷装置が提案されている(例えば、特許文献1、2)。
ところで、POS端末等に接続される会計用の印刷装置は、レシートの印刷時に、商品名や会計金額等の会計情報に加え、店舗ロゴ又はバーコード等の会計以外の情報(非会計情報)を印刷する。店舗ロゴ及びバーコードは常に同じ位置に印刷されるので、ヘッドが有する特定のドット印字部が劣化するおそれがある。 特定のドット印字部の劣化を回避すべく、会計用の印刷装置に特許文献1、2の技術を適用すると、商品名や会計金額等の位置が予め規定した位置からずれてしまう。
そこで、本発明は、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることを目的とする。
そこで、本発明は、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、印刷装置であって、所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部と、会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データを取得する取得部と、前記印刷データに基づき、前記レシート情報に対応する画像を前記印刷部に印刷させる印刷制御部と、を備え、前記印刷制御部は、前記会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置に印刷させ、前記非会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させることを特徴とする。
本発明によれば、異なるレシート間で同じ画像を含む可能性が高い非会計情報をドットシフトさせて印刷する分、特定のドットに印刷が集中することを抑制できる。また、異なるレシート間で内容が異なる会計情報をドットシフトさせずに印刷するので、予め規定された印刷フォーマットで印刷できる。これらにより、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることが可能になる。
本発明は、上記構成において、前記印刷制御部は、前記非会計情報に対応する画像を、レシート単位又は画像単位を基準にした周期で、前記所定方向にドットシフトさせた位置に印刷させる。
本発明によれば、画像の途中でドットシフトされて印刷される事態を回避できる。
本発明によれば、画像の途中でドットシフトされて印刷される事態を回避できる。
また、本発明は、上記構成において、前記非会計情報は、異なるレシートにおいて、位置及び画像の少なくともいずれかが共通の共通情報を含む。
本発明によれば、レシート毎に共通情報を繰り返し印刷する場合でも、特定のドットに印刷が集中することを抑制できる。
本発明によれば、レシート毎に共通情報を繰り返し印刷する場合でも、特定のドットに印刷が集中することを抑制できる。
また、本発明は、上記構成において、前記ドット検出部は、各ドットの使用回数をカウントし、カウント結果に基づいてドットの使用量を検出する。
本発明によれば、ドット印字部の実際の使用量を適切に分散することができる。
本発明によれば、ドット印字部の実際の使用量を適切に分散することができる。
また、本発明は、所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部と、会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データを取得する取得部と、前記印刷データに基づき、前記レシート情報に対応する画像を前記印刷部に印刷させる印刷制御部と、を備える印刷装置の制御方法であって、前記印刷制御部は、前記会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置に印刷させ、前記非会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させることを特徴とする。
本発明によれば、異なるレシート間で同じ画像を含む可能性が高い非会計情報をドットシフトさせて印刷する分、特定のドットに印刷が集中することを抑制できる。また、異なるレシート間で内容が異なる会計情報をドットシフトさせずに印刷するので、予め規定された印刷フォーマットで印刷できる。これらにより、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることが可能になる。
また、本発明は、所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部を有する印刷装置に対し、印刷データを出力する情報処理装置であって、前記印刷データの情報として、会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を取得するレシート情報取得部と、前記情報に基づき、前記印刷装置に出力する前記印刷データを生成する印刷データ生成部と、を備え、前記印刷データ生成部は、前記会計情報に対応する画像を、予め規定される位置に印刷させ、前記非会計情報に対応する画像を、予め規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させる印刷データを生成することを特徴とする。
本発明によれば、印刷データを出力する情報処理装置によって、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。
印刷システム1は、会計用の印刷装置100と、ホストコンピューター(情報処理装置)200とを備え、印刷装置100とホストPC200とが互いに通信可能なネットワークシステムを構成している。以下、ホストコンピューター200を、ホストPC200と表記する。
この印刷システム1は、ホストPC200からの印刷データD1に基づき印刷装置100がレシートRTを印刷(発行)するので、レシート発行システムとも言う。この印刷システム1は、スーパーマーケット又はコンビニエンスストア等の店舗に構築されたPOSシステムの一部を構成し、ホストPC200は不図示のPOSサーバーからレシートRT等に関する各種情報を取得する。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。
印刷システム1は、会計用の印刷装置100と、ホストコンピューター(情報処理装置)200とを備え、印刷装置100とホストPC200とが互いに通信可能なネットワークシステムを構成している。以下、ホストコンピューター200を、ホストPC200と表記する。
この印刷システム1は、ホストPC200からの印刷データD1に基づき印刷装置100がレシートRTを印刷(発行)するので、レシート発行システムとも言う。この印刷システム1は、スーパーマーケット又はコンビニエンスストア等の店舗に構築されたPOSシステムの一部を構成し、ホストPC200は不図示のPOSサーバーからレシートRT等に関する各種情報を取得する。
ホストPC(情報処理装置)200は、ホスト側入力部210と、ホスト側表示部220と、ホスト側記憶部230と、接続部240と、ホスト側制御部250とを備える。
ホスト側入力部210は、バーコードスキャナー及び操作キー等の入力デバイスに接続され、入力デバイスに対するユーザー操作を検出し、ホスト側制御部250に出力する。ホスト側表示部220は、液晶表示装置等の表示デバイスに接続され、ホスト側制御部250の制御の下、各種の情報を表示デバイスに表示させる。
また、ホスト側入力部210は、所定の通信ネットワークを介してPOSサーバーと接続され、POSサーバー等からレシートRTに関する情報(レシート情報)を取得するレシート情報取得部としても機能する。
ホスト側入力部210は、バーコードスキャナー及び操作キー等の入力デバイスに接続され、入力デバイスに対するユーザー操作を検出し、ホスト側制御部250に出力する。ホスト側表示部220は、液晶表示装置等の表示デバイスに接続され、ホスト側制御部250の制御の下、各種の情報を表示デバイスに表示させる。
また、ホスト側入力部210は、所定の通信ネットワークを介してPOSサーバーと接続され、POSサーバー等からレシートRTに関する情報(レシート情報)を取得するレシート情報取得部としても機能する。
接続部240は、印刷装置100が接続されるインターフェースであり、USB(Universal Serial Bus)、RS−232C、IEEE1284、Bluetooth(登録商標)、Ethernet(登録商標)、又は無線LAN等の通信インターフェースである。
ホスト側記憶部230は、ホストPC200の制御プログラム等の各種データを記憶する。このホストPC200には、ホスト側入力部210及びホスト側表示部220に接続されるデバイスに対応するデバイスドライバー、及び印刷装置100に対応するプリンタードライバー等が予めインストールされている。
ホスト側記憶部230は、ホストPC200の制御プログラム等の各種データを記憶する。このホストPC200には、ホスト側入力部210及びホスト側表示部220に接続されるデバイスに対応するデバイスドライバー、及び印刷装置100に対応するプリンタードライバー等が予めインストールされている。
ホスト側制御部250は、ホスト側記憶部230に記憶される制御プログラムに従ってホストPC200の各部を制御することにより、レシート発行処理を含む公知のPOS端末が行う各種処理を実行する。
ホスト側制御部250は、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253とを備える。POSアプリケーション実行部251は、レシートRTを発行する場合、POSサーバーにアクセスし、レシート情報に関する情報の一部又は全てを取得し、取得した情報をプリンタードライバー実行部253に出力する。この場合、POSアプリケーション実行部251は、購入された商品、商品毎の購入額、及び合計購入金額等を示す情報を取得する。
ホスト側制御部250は、POSアプリケーション実行部251と、プリンタードライバー実行部253とを備える。POSアプリケーション実行部251は、レシートRTを発行する場合、POSサーバーにアクセスし、レシート情報に関する情報の一部又は全てを取得し、取得した情報をプリンタードライバー実行部253に出力する。この場合、POSアプリケーション実行部251は、購入された商品、商品毎の購入額、及び合計購入金額等を示す情報を取得する。
ここで、レシート情報は、レシートRTの印刷内容を示す情報であり、会計に関する会計情報と、会計情報以外の非会計情報とを含む。
具体例を挙げると、会計情報は、購入された商品、商品の単価、商品の数量、及び合計購入金額等を示す情報であり、文字、記号及び数字からなるフォント(テキスト)を示す情報である。非会計情報は、店舗ロゴ及びバーコード等の画像を示す情報である。なお、これらの会計情報及び非会計情報は、店舗側の希望等に従った仕様に応じて適宜に変更される。
具体例を挙げると、会計情報は、購入された商品、商品の単価、商品の数量、及び合計購入金額等を示す情報であり、文字、記号及び数字からなるフォント(テキスト)を示す情報である。非会計情報は、店舗ロゴ及びバーコード等の画像を示す情報である。なお、これらの会計情報及び非会計情報は、店舗側の希望等に従った仕様に応じて適宜に変更される。
プリンタードライバー実行部253は、POSアプリケーション実行部251から入力した情報に基づき、レシート情報を印刷させる印刷データD1を生成し、印刷装置100に出力する。会計用の印刷装置100に出力される印刷データD1の構造については具体例を挙げて後述する。
印刷装置100は、ホストPC200が接続される接続部110と、印刷装置100の各部を制御する制御部120とを備える。接続部110は、ホストPC200が有する接続部240と共通の通信インターフェースであり、制御部120の制御の下、印刷データD1を取得する取得部として機能する。
制御部120は、接続部110に接続されたホストPC200と通信する通信制御部123と、印刷に関する制御を行う印刷制御部125とを備える。
制御部120は、接続部110に接続されたホストPC200と通信する通信制御部123と、印刷に関する制御を行う印刷制御部125とを備える。
通信制御部123は、所定の通信プロトコルに従って接続部110に接続されたホストPC200との間の通信を確立する。つまり、通信制御部123は、ホストPC200との間で、印刷データD1等を送受信する通信部として機能する。
印刷制御部125は、ホストPC200から受信した印刷データD1に基づいて、印刷装置100が備える印刷部134を制御して、印刷データD1に対応する画像を、印刷媒体(レシート用紙)に印刷する。印刷媒体は、例えば、感熱ロール紙である。
印刷制御部125は、ホストPC200から受信した印刷データD1に基づいて、印刷装置100が備える印刷部134を制御して、印刷データD1に対応する画像を、印刷媒体(レシート用紙)に印刷する。印刷媒体は、例えば、感熱ロール紙である。
制御部120は、演算処理を行うプロセッサー(図示略)と周辺回路(図示略)とで構成され、具体的には、マイコン、SOC(System-on-a-chip)又はCPU等で構成される。この場合、マイコン、SOC又はCPUが複数のプロセッサーコアを有し、各プロセッサーコアが、通信制御部123と、印刷制御部125として機能しても良い。また、一つのプロセッサーコアが、通信制御部123と、印刷制御部125とのいずれか2つ以上を兼用しても良い。
ホストPC200のホスト側制御部250についても、演算処理を行うプロセッサー(図示略)と周辺回路(図示略)とで構成され、具体的には、マイコン、SOC又はCPU等で構成される。
ホストPC200のホスト側制御部250についても、演算処理を行うプロセッサー(図示略)と周辺回路(図示略)とで構成され、具体的には、マイコン、SOC又はCPU等で構成される。
図1に示すように、制御部120には、記憶部131と、入力部132と、用紙センサー133と、印刷部134とが接続される。記憶部131は、印刷装置100に関する各種データを記憶する装置であり、不揮発性記憶部141と、揮発性記憶部142とを備える。
不揮発性記憶部141は、フラッシュメモリーで構成され、印刷装置100の制御プログラム等の各種データを記憶する。揮発性記憶部142は、RAM(Random Access Memory)で構成され、制御部120が実行するプログラム等の各種のデータを一時的に記憶するワークエリアとして機能する。
不揮発性記憶部141は、フラッシュメモリーで構成され、印刷装置100の制御プログラム等の各種データを記憶する。揮発性記憶部142は、RAM(Random Access Memory)で構成され、制御部120が実行するプログラム等の各種のデータを一時的に記憶するワークエリアとして機能する。
入力部132は、印刷装置100が備える操作パネルのスイッチ等に接続される。制御部120は、入力部132を介してスイッチ操作等のユーザー指示を入力する。
用紙センサー133は、印刷媒体の有無を検出する光学式センサーである。制御部120(印刷制御部125)は、用紙センサー133の検出値を取得することにより、印刷媒体の有無を検出する。
用紙センサー133は、印刷媒体の有無を検出する光学式センサーである。制御部120(印刷制御部125)は、用紙センサー133の検出値を取得することにより、印刷媒体の有無を検出する。
印刷部134は、印刷媒体に印刷する装置であり、搬送モーター135と、印刷ヘッド136と、搬送モーター135と印刷ヘッド136とをそれぞれ駆動するドライバー回路137、138とを備える。
ドライバー回路137は、印刷制御部125の制御に従って、搬送モーター135に駆動電流を供給し、搬送モーター135を回転駆動する。搬送モーター135は、印刷媒体を搬送させる駆動源であり、ステッピングモーターで構成することができる。この場合、ドライバー回路137は、搬送モーター135に対して駆動パルス及び駆動電流を出力することによって印刷媒体を搬送させる。
ドライバー回路137は、印刷制御部125の制御に従って、搬送モーター135に駆動電流を供給し、搬送モーター135を回転駆動する。搬送モーター135は、印刷媒体を搬送させる駆動源であり、ステッピングモーターで構成することができる。この場合、ドライバー回路137は、搬送モーター135に対して駆動パルス及び駆動電流を出力することによって印刷媒体を搬送させる。
ドライバー回路138は、印刷制御部125の制御に従って、印刷ヘッド136を駆動する。印刷ヘッド136は、X方向に並ぶ複数の発熱素子(ドット印字部)136Aにより印刷媒体にドットを形成して画像を印刷するラインサーマルヘッドである。なお、X方向は、レシートRTの搬送方向(図2に示すY方向)に対して直交する方向であり、レシートRTの行方向と同じである。
印刷装置100は、ホストPC200から印刷データD1を入力すると、印刷データD1に対応する画像をワークエリアである揮発性記憶部142に展開し、展開した画像を印刷部134により印刷媒体に印刷させる。
図2(A)は印刷データD1の一例を示した図、図2(B)は図2(A)の印刷データD1に対応する画像を印刷したレシートRTの一例を示した図である。また、図2(C)はレシートRTを印刷する印刷ヘッド136の発熱素子136Aの位置を示した図である。なお、図2(B)中、Y方向がレシートRTの搬送方向(=印刷媒体の搬送方向)であり、Y方向に直交するX方向がレシートRTの行方向である。
図2(A)は印刷データD1の一例を示した図、図2(B)は図2(A)の印刷データD1に対応する画像を印刷したレシートRTの一例を示した図である。また、図2(C)はレシートRTを印刷する印刷ヘッド136の発熱素子136Aの位置を示した図である。なお、図2(B)中、Y方向がレシートRTの搬送方向(=印刷媒体の搬送方向)であり、Y方向に直交するX方向がレシートRTの行方向である。
図2(A)に示すように、印刷データD1は、印刷装置100のコマンド仕様に対応した制御コマンドで構成される。印刷装置100の制御部120は、印刷データD1中の各コマンドを順に読み出すことによって、レシートRTの先端から末端に向かって順番に各画像を印刷させる。
レシートRTのレイアウトは、基本的に同一である。図2(B)の例では、レシートRTの先端から順に、先頭画像エリアA1、レシート情報エリアA2、バーコードエリアA3、末端画像エリアA4が形成される。このうち、レシート情報エリアA2が会計情報を記録するエリアであり、それ以外のエリアA1、A3及びA4が非会計情報を記録するエリアである。
レシートRTのレイアウトは、基本的に同一である。図2(B)の例では、レシートRTの先端から順に、先頭画像エリアA1、レシート情報エリアA2、バーコードエリアA3、末端画像エリアA4が形成される。このうち、レシート情報エリアA2が会計情報を記録するエリアであり、それ以外のエリアA1、A3及びA4が非会計情報を記録するエリアである。
先頭画像エリアA1には、図2(A)に示すグラフィック記録指示コマンドGSによって、店舗ロゴ等の店舗に関する画像が定型的に記録されるとともに、コマンド群H1によって、店舗連絡先等の店舗情報の画像が定型的に記録される。
ここで、店舗ログを含む複数のグラフィック画像のデータは、印刷装置100の不揮発性記憶部141に記憶され、グラフィック記録指示コマンドGSは、記録対象のグラフィック画像を指示するコマンドである。
ここで、店舗ログを含む複数のグラフィック画像のデータは、印刷装置100の不揮発性記憶部141に記憶され、グラフィック記録指示コマンドGSは、記録対象のグラフィック画像を指示するコマンドである。
コマンド群H1は、店舗情報の文字列(THE STORE・・・)の記録を指示するコマンド群である。より具体的には、コマンド群H1は、文字列の装飾を指定する文字列装飾コマンドMSと、記録対象の文字列を指定する文字列記録指示コマンドMKとを含む。
文字列の装飾とは、文字列の大きさ、文字列の位置(左寄せ等)、下線の付与及び太字化等である。コマンドMK中では、アスキーコード等の公知の文字コードを利用して文字列が指定される。
文字列の装飾とは、文字列の大きさ、文字列の位置(左寄せ等)、下線の付与及び太字化等である。コマンドMK中では、アスキーコード等の公知の文字コードを利用して文字列が指定される。
改行コマンドLFは、改行を指示するコマンドであり、図2(A)の例では、先頭画像エリアA1の途中、及び各画像エリアA1〜A4間に対応する位置に設けられる。これによって、図2(B)に示すように、レシートRTの対応する箇所に改行が挿入される。
レシート情報エリアA2には、図2(A)に示すコマンド群H2によって、会計情報が記録される。コマンド群H2は、コマンド群H1と同様のコマンド群で構成され、会計情報を示す文字列(商品情報、商品毎の購入額、合計購入金額等)の記録を指示する。
なお、コマンド群H2は、会計情報を視認し易くするための文字列(図2(B)の例では、”−−−−−−・・・”、”*”)の記録を指示するコマンドも含んでいる。このコマンド群H2によって会計情報が予め定めたフォーマットで記録(印刷)される。
レシート情報エリアA2には、図2(A)に示すコマンド群H2によって、会計情報が記録される。コマンド群H2は、コマンド群H1と同様のコマンド群で構成され、会計情報を示す文字列(商品情報、商品毎の購入額、合計購入金額等)の記録を指示する。
なお、コマンド群H2は、会計情報を視認し易くするための文字列(図2(B)の例では、”−−−−−−・・・”、”*”)の記録を指示するコマンドも含んでいる。このコマンド群H2によって会計情報が予め定めたフォーマットで記録(印刷)される。
バーコードエリアA3には、図2(A)に示すバーコード記録指示コマンドBSによって、伝票番号等の所定情報を示すバーコードが記録される。このバーコード記録指示コマンドBSは、バーコードのサイズを指定するコマンド、及びバーコードに変換する文字列を指定するコマンド等を含んだ情報である。
図2(B)では、搬送方向Yに延びるバーを有する1次元コードのバーコードを記録する場合を示す。なお、2次元バーコードを適用しても良い。
図2(B)では、搬送方向Yに延びるバーを有する1次元コードのバーコードを記録する場合を示す。なお、2次元バーコードを適用しても良い。
末端画像エリアA4には、図2(A)に示すコマンド群H3によって、非会計情報を示す文字列が定型的に記録される。図2(B)の例では、店舗URLを示す文字列が記録された場合を示す。このコマンド群H3は、コマンド群H1と同様のコマンド群で構成される。
上記したように、レシートRTの印刷データD1は、制御コマンドによって各画像エリアA1〜A4の画像内容だけでなく、各画像エリアA1〜A4の画像位置を規定している。そして、非会計情報を記録する画像エリアA1、A3、A4は、各印刷データD1で基本的に共通の制御コマンドが適用される。
このため、レシートRTの画像エリアA1、A3、A4には同じ印刷が繰り返されるので、特定の発熱素子136Aの劣化を招きやすくなる。具体的には、図2(C)に例示するように、レシートRTの行方向に並ぶ複数の発熱素子136Aのうち、黒塗りで示した発熱素子136Aの使用回数が多くなり、消耗しやすくなる。
このため、レシートRTの画像エリアA1、A3、A4には同じ印刷が繰り返されるので、特定の発熱素子136Aの劣化を招きやすくなる。具体的には、図2(C)に例示するように、レシートRTの行方向に並ぶ複数の発熱素子136Aのうち、黒塗りで示した発熱素子136Aの使用回数が多くなり、消耗しやすくなる。
そこで、本構成では、印刷装置100の印刷制御部125が、印刷データD1に対応する画像のうち非会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置から、発熱素子136Aの並び方向Xにドットシフトさせる処理を行う。
図3は印刷装置100のレシート印刷時の動作を示すフローチャートである。
印刷装置100の印刷制御部125は、通信制御部123を介してレシートRTの印刷データD1を入力すると(ステップS1A)、ドットシフトする条件を満たすか否かを判定する(ステップS2A)。
図3は印刷装置100のレシート印刷時の動作を示すフローチャートである。
印刷装置100の印刷制御部125は、通信制御部123を介してレシートRTの印刷データD1を入力すると(ステップS1A)、ドットシフトする条件を満たすか否かを判定する(ステップS2A)。
ドットシフトする条件は、ドットシフトをずらす周期Tを規定する条件である。例えば、ドットシフトの周期Tは、1日〜1ヶ月の間で定めた設定時間とされる。つまり、印刷制御部125は、時間を計時する計時機能を有し、ドットシフトしない期間が上記設定時間を経過すると、上記条件を満たすと判定する。また、上記条件を満たしてから上記設定時間が経過するまで、上記条件を満たすと判定し、上記条件を満たしてから上記設定時間が経過すると、上記条件を満たさないと判定する。これにより、設定時間(周期T)が経過する毎に、上記条件を満たす状態と、上記条件を満たさない状態とが切り替わる。
但し、ドットシフトをずらす周期Tは、上記設定時間に限らない。例えば、印刷制御部125がレシートRTの印刷枚数をカウントし、印刷枚数が予め定めた設定回数を超える毎に、上記条件を満たす状態と、上記条件を満たさない状態とを切り替えるようにしても良い。
ステップSA2の判定が否定結果の場合(ステップS2A;NO)、印刷制御部125は、印刷データD1で規定される位置で、印刷データD1に対応する画像を印刷させる(ステップS3A)。具体的には、印刷制御部125は、印刷データD1に基づきワークエリアである揮発性記憶部142に展開した画像を、そのまま印刷部134によって印刷させる。つまり、従来の会計用の印刷装置と同じ印刷を行う。
これに対し、ステップSA2の判定が肯定結果の場合(ステップS2A;YES)、印刷制御部125は、非会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置から、発熱素子136Aの並び方向Xにドットシフトさせて印刷させる(ステップS4A)。
具体的には、印刷制御部125は、印刷データD1に対応する画像をワークエリアである揮発性記憶部142に展開する。その後、印刷制御部125は、揮発性記憶部142のワークエリアを使用して、会計情報に対応する画像はシフトさせず、非会計情報に対応する画像を、発熱素子136Aの並び方向Xに所定のドット数だけシフトした画像を再構成する。そして、再構成した画像を、印刷部134によって印刷させる。
具体的には、印刷制御部125は、印刷データD1に対応する画像をワークエリアである揮発性記憶部142に展開する。その後、印刷制御部125は、揮発性記憶部142のワークエリアを使用して、会計情報に対応する画像はシフトさせず、非会計情報に対応する画像を、発熱素子136Aの並び方向Xに所定のドット数だけシフトした画像を再構成する。そして、再構成した画像を、印刷部134によって印刷させる。
図4は、印刷データD1に対応する画像のシフトを示した図である。
図4に示すように、先頭画像エリアA1に対応する領域AR1と、バーコードエリアA3及び末端画像エリアA4に対応する領域AR2とが、図4中、矢印で示すように、発熱素子136Aの並び方向Xにシフトされる。
この場合のシフト量DSは、予め設定された設定シフト量に従い、本構成では、印刷データD1に規定される位置を基準位置として左右方向に1ドット〜数ドットの範囲内)に設定される。このシフト量DSは、レシートRT全体を人が見たときに、人がシフトされたことを認識しない程度の範囲内に設定される。
図4に示すように、先頭画像エリアA1に対応する領域AR1と、バーコードエリアA3及び末端画像エリアA4に対応する領域AR2とが、図4中、矢印で示すように、発熱素子136Aの並び方向Xにシフトされる。
この場合のシフト量DSは、予め設定された設定シフト量に従い、本構成では、印刷データD1に規定される位置を基準位置として左右方向に1ドット〜数ドットの範囲内)に設定される。このシフト量DSは、レシートRT全体を人が見たときに、人がシフトされたことを認識しない程度の範囲内に設定される。
図4に示すように、本構成では、右方向にドットシフトする場合と、左方向にドットシフトする場合とがある。つまり、上記周期Tが経過する毎に、ドットシフトをしないで印刷→左右一方向にドットシフトして印刷→左右他方向にドットシフトして印刷→ドットシフトをしないで印刷→・・・との態様を繰り返す。
なお、左右両方向にドットシフトする場合に限らず、左右いずれか一方側だけにドットシフトする構成にしても良い。
なお、左右両方向にドットシフトする場合に限らず、左右いずれか一方側だけにドットシフトする構成にしても良い。
以上説明したように、本実施形態に係る印刷装置100は、会計情報と非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データD1を取得する。そして、印刷制御部125は、会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置に印刷させ、非会計情報に対応する画像を、印刷データD1で規定される位置から所定方向(X方向)に所定の周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させる。
ここで、所定方向は、印刷ヘッド136が有する発熱素子(ドット印字部)136Aの並び方向Xとされる。
ここで、所定方向は、印刷ヘッド136が有する発熱素子(ドット印字部)136Aの並び方向Xとされる。
この印刷装置100の構成、及び印刷装置100の制御方法によれば、異なるレシートRT間で同じ画像(共通情報)を含む可能性が高い非会計情報をドットシフトさせて印刷する分、特定のドットに印刷が集中することを抑制できる。特に非会計情報は、店舗ロゴ等のビットマップ画像、或いはバーコード等の比較的大きい画像を含むので、特定のドットに印刷が集中することを効率良く抑制できる。
また、異なるレシートRT間で内容が異なる会計情報については、ドットシフトさせずに印刷するので、予め規定された印刷フォーマットで印刷できる。
これらにより、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることが可能になる。
また、異なるレシートRT間で内容が異なる会計情報については、ドットシフトさせずに印刷するので、予め規定された印刷フォーマットで印刷できる。
これらにより、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることが可能になる。
また、印刷制御部125は、上記周期Tを1日以上の設定時間とすることにより、非会計情報の位置がシフトしたレシートRTと、非会計情報の位置がシフトしないレシートRTとが同日に発行される事態を回避できる。このため、例えば、ドットシフトのシフト量DSを人が視認できる程度に増大させても、同じ人が、同日に上記2種類のレシートRTを取得する事態が回避される。
また、周期Tは、上記した1日〜1ヶ月の間で定めた設定時間に限定されない。例えば、非会計情報に対応する画像を、レシート単位又は画像単位を基準にした周期Tで、ドットシフトさせた位置に印刷させても良い。これにより、画像の途中でドットシフトされて印刷される事態を回避できる。
なお、レシート単位を基準にした周期Tとは、レシートRTの印刷枚数(発行枚数)を周期に設定することであり、例えば、レシートRTを50枚発行する毎に、ドットシフトさせた印刷に切り替える。これにより、同じレシートRT内で、ドットシフトした非会計情報とドットシフトしない非会計情報とが混在する事態が回避される。
なお、レシート単位を基準にした周期Tとは、レシートRTの印刷枚数(発行枚数)を周期に設定することであり、例えば、レシートRTを50枚発行する毎に、ドットシフトさせた印刷に切り替える。これにより、同じレシートRT内で、ドットシフトした非会計情報とドットシフトしない非会計情報とが混在する事態が回避される。
また、画像単位を基準にした周期Tとは、非会計情報に分類される複数の画像の数(図2(B)の例では、先頭画像エリアA1に2つ、バーコードエリアA3に1つ、末端画像エリアA4に1つの計4つ)を周期Tに設定することである。
この場合、非会計情報の画像の数を印刷制御部125がカウントし、例えば値50に達する毎に、ドットシフトさせた印刷に切り替える。従って、非会計情報の画像の印刷回数が所定数を超えると、強制的にドットシフトさせて印刷し、特定のドットに印刷が集中することを効率良く回避できる。
この場合、非会計情報の画像の数を印刷制御部125がカウントし、例えば値50に達する毎に、ドットシフトさせた印刷に切り替える。従って、非会計情報の画像の印刷回数が所定数を超えると、強制的にドットシフトさせて印刷し、特定のドットに印刷が集中することを効率良く回避できる。
(第2実施形態)
図5は第2実施形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。
第2実施形態は、ドットの使用量を検出するドット検出部127を有し、印刷制御部125が、使用量が多いドットを避ける位置に、非会計情報に対応する画像をドットシフトさせる処理を行う点が、第1実施形態と異なる。この処理を、以下、「使用量反映シフト処理」と言う。
図5は第2実施形態に係る印刷システム1の構成を示す図である。
第2実施形態は、ドットの使用量を検出するドット検出部127を有し、印刷制御部125が、使用量が多いドットを避ける位置に、非会計情報に対応する画像をドットシフトさせる処理を行う点が、第1実施形態と異なる。この処理を、以下、「使用量反映シフト処理」と言う。
ドット検出部127は、印刷ヘッド136のドット印字部を構成する複数の発熱素子136Aの使用回数をそれぞれカウントする。なお、図5では、印刷制御部125がドット検出部127を兼用する場合を示しているが、印刷制御部125とは独立させてドット検出部127を設けても良い。
そして、印刷制御部125は、ドット検出部127のカウント結果に基づき使用量が予め設定した許容範囲を超えたドット(発熱素子136A)を特定する。続いて、印刷制御部125は、印刷データD1に基づきレシートRTを発行する際に、特定したドット(発熱素子136A)の使用を抑えるように非会計情報の画像をドットシフトさせる。
これにより、例えば、店舗ロゴ及びバーコードが、特定したドット(発熱素子136A)を避ける位置に印刷される。なお、バーコードの場合、バーコードを構成する複数本のバーの間の空白部分を、特定したドット(発熱素子136A)の位置にするようにドットシフトさせることが好ましい。
そして、印刷制御部125は、ドット検出部127のカウント結果に基づき使用量が予め設定した許容範囲を超えたドット(発熱素子136A)を特定する。続いて、印刷制御部125は、印刷データD1に基づきレシートRTを発行する際に、特定したドット(発熱素子136A)の使用を抑えるように非会計情報の画像をドットシフトさせる。
これにより、例えば、店舗ロゴ及びバーコードが、特定したドット(発熱素子136A)を避ける位置に印刷される。なお、バーコードの場合、バーコードを構成する複数本のバーの間の空白部分を、特定したドット(発熱素子136A)の位置にするようにドットシフトさせることが好ましい。
この使用量反映シフト処理を行うことにより、発熱素子136Aの実際の使用量を分散でき、特定のドットに印刷が集中することを回避できる。この使用量反映シフト処理は、第1実施形態の図3に示した動作(処理)に加えて行っても良いし、第1実施形態の図3に示した動作(処理)を省略しても良い。
また、上記ドット検出部127は、複数の発熱素子136Aの使用回数をカウントする構成に限らず、発熱素子136Aの消耗度合いを検出するセンサーを備え、センサーの検出結果に基づいて使用量が多い発熱素子136Aを特定しても良い。
また、上記ドット検出部127は、複数の発熱素子136Aの使用回数をカウントする構成に限らず、発熱素子136Aの消耗度合いを検出するセンサーを備え、センサーの検出結果に基づいて使用量が多い発熱素子136Aを特定しても良い。
なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形態を示すものであり、本発明を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施形態では、印刷装置100が、非会計情報に対応する画像を、所定の周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させる場合を説明したが、これに限らない。
例えば、上記実施形態では、印刷装置100が、非会計情報に対応する画像を、所定の周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させる場合を説明したが、これに限らない。
例えば、ホストPC200が、非会計情報に対応する画像を、所定の周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させるように印刷データD1を生成しても良い。
この場合、ホストPC200において、ホスト側入力部210は、レシートRTに関する情報(レシート情報)をPOSサーバー等から取得するレシート情報取得部として機能する。
また、ホストPC200のホスト側制御部250は、印刷装置100に出力する印刷データD1を生成する印刷データ生成部として機能する。より具体的には、ホスト側制御部250は、会計情報に対応する画像を、予め規定される位置に印刷させ、非会計情報に対応する画像を、予め規定される位置から所定方向(X方向)に周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させる印刷データD1を生成する。
この場合、ホストPC200において、ホスト側入力部210は、レシートRTに関する情報(レシート情報)をPOSサーバー等から取得するレシート情報取得部として機能する。
また、ホストPC200のホスト側制御部250は、印刷装置100に出力する印刷データD1を生成する印刷データ生成部として機能する。より具体的には、ホスト側制御部250は、会計情報に対応する画像を、予め規定される位置に印刷させ、非会計情報に対応する画像を、予め規定される位置から所定方向(X方向)に周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させる印刷データD1を生成する。
この場合の予め規定される位置は、予め定めたレシートフォーマット(印刷フォーマット)に従った位置であり、例えば、POSサーバー等の指示に基づく位置、或いは、ホストPC200に予め記憶された情報に基づき特定される位置である。なお、予め規定される位置を特定する構成は、従来のPOSシステムに用いられるホストPCの構成を広く適用可能である。
なお、印刷データD1を生成する処理は、例えば、プリンタードライバー(プリンタードライバー実行部253)が行うので、図2に相当するプリンタードライバー実行部253が上記印刷データD1を生成する処理を行う。
なお、印刷データD1を生成する処理は、例えば、プリンタードライバー(プリンタードライバー実行部253)が行うので、図2に相当するプリンタードライバー実行部253が上記印刷データD1を生成する処理を行う。
以上のホストPC(情報処理装置)200の構成によれば、印刷装置100側で印刷位置をシフトする処理を行うことなく、非会計情報に対応する画像を、所定の周期Tでドットシフトさせた位置に印刷させることができる。従って、上記第1及び第2実施形態と同様に、特定のドットに印刷が集中することを抑制しつつ予め規定した印刷フォーマットからのずれを抑えることが可能になる。
この場合、印刷装置100に従来の印刷装置を適用することができる、というメリットが得られる。また、従来のPOSシステムが有するホストPCのプリンタードライバーを更新する方法によって、ホストPCを上記ホストPC200として機能させることが可能である。
この場合、印刷装置100に従来の印刷装置を適用することができる、というメリットが得られる。また、従来のPOSシステムが有するホストPCのプリンタードライバーを更新する方法によって、ホストPCを上記ホストPC200として機能させることが可能である。
上記実施形態では、印刷装置100の一例として、ラインサーマルヘッドを有するサーマルプリンターを説明したが、多数のノズルがライン状に配置されたインクジェットヘッドを有するインクジェットプリンターであっても良い。要は、所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成した画像を印刷する印刷装置に本発明を広く適用可能である。
上述した各図に示す各機能ブロックは、ハードウェアとソフトウェアの協働により任意に実現可能であり、特定のハードウェア構成を示唆するものではない。また、印刷装置100が実行するプログラム、及びホストPC200が有するプリンタードライバーは、通信接続される外部機器からダウンロードして取得しても良いし、各装置100、200に外部接続される記憶媒体から読み出して取得したものでも良い。
1…印刷システム、100…印刷装置、110…接続部(取得部)、120…制御部、123…通信制御部、125…印刷制御部、127…ドット検出部、136…印刷ヘッド、136A…発熱素子(ドット印字部)、200…ホストコンピューター(情報処理装置)、210…ホスト側入力部(レシート情報取得部)、220…ホスト側表示部、240…接続部、250…ホスト側制御部、D1…印刷データ、RT…レシート、T…周期。
Claims (7)
- 所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部と、
会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データを取得する取得部と、
前記印刷データに基づき、前記レシート情報に対応する画像を前記印刷部に印刷させる印刷制御部と、を備え、
前記印刷制御部は、
前記会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置に印刷させ、前記非会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させることを特徴とする印刷装置。 - 前記印刷制御部は、前記非会計情報に対応する画像を、レシート単位又は画像単位を基準にした周期で、前記所定方向にドットシフトさせた位置に印刷させる請求項1に記載の印刷装置。
- 前記非会計情報は、異なるレシートにおいて、位置及び画像の少なくともいずれかが共通の共通情報を含む請求項1又は2に記載の印刷装置。
- ドットの使用量を検出するドット検出部を有し、
前記印刷制御部は、使用量が多いドットを避ける位置に、前記非会計情報に対応する画像をドットシフトさせる請求項1から3のいずれかに記載の印刷装置。 - 前記ドット検出部は、各ドットの使用回数をカウントし、カウント結果に基づいてドットの使用量を検出する請求項4に記載の印刷装置。
- 所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部と、
会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を印刷させる印刷データを取得する取得部と、
前記印刷データに基づき、前記レシート情報に対応する画像を前記印刷部に印刷させる印刷制御部と、を備える印刷装置の制御方法であって、
前記印刷制御部は、
前記会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置に印刷させ、前記非会計情報に対応する画像を、前記印刷データで規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させることを特徴とする印刷装置の制御方法。 - 所定方向に並ぶドット印字部により印刷媒体にドットを形成して画像を印刷する印刷部を有する印刷装置に対し、印刷データを出力する情報処理装置であって、
前記印刷データの情報として、会計情報と会計情報以外の非会計情報とを含むレシート情報を取得するレシート情報取得部と、
前記情報に基づき、前記印刷装置に出力する前記印刷データを生成する印刷データ生成部と、を備え、
前記印刷データ生成部は、前記会計情報に対応する画像を、予め規定される位置に印刷させ、前記非会計情報に対応する画像を、予め規定される位置から前記所定方向に所定の周期でドットシフトさせた位置に印刷させる印刷データを生成することを特徴とする情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015256063A JP2017119368A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015256063A JP2017119368A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017119368A true JP2017119368A (ja) | 2017-07-06 |
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ID=59271441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015256063A Pending JP2017119368A (ja) | 2015-12-28 | 2015-12-28 | 印刷装置、印刷装置の制御方法、及び情報処理装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2017119368A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107704216A (zh) * | 2017-09-29 | 2018-02-16 | 珠海盛源信息科技有限公司 | 一种票据资讯打印方法及装置、计算机装置、存储介质 |
-
2015
- 2015-12-28 JP JP2015256063A patent/JP2017119368A/ja active Pending
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RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
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