JP2017118837A - 水耕栽培装置とそれに用いられる継手 - Google Patents

水耕栽培装置とそれに用いられる継手 Download PDF

Info

Publication number
JP2017118837A
JP2017118837A JP2015256495A JP2015256495A JP2017118837A JP 2017118837 A JP2017118837 A JP 2017118837A JP 2015256495 A JP2015256495 A JP 2015256495A JP 2015256495 A JP2015256495 A JP 2015256495A JP 2017118837 A JP2017118837 A JP 2017118837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
joint
aquarium
main body
sliding lid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015256495A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6617369B2 (ja
Inventor
大村 裕
Yutaka Omura
裕 大村
佳典 栢橋
Yoshinori Kayahashi
佳典 栢橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takiron Co Ltd
Original Assignee
Takiron Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takiron Co Ltd filed Critical Takiron Co Ltd
Priority to JP2015256495A priority Critical patent/JP6617369B2/ja
Publication of JP2017118837A publication Critical patent/JP2017118837A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6617369B2 publication Critical patent/JP6617369B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Hydroponics (AREA)

Abstract

【課題】長尺の水槽の上部に載置されたスライド式蓋体が、水槽の長手方向にスムーズにスライドする水耕栽培装置を提供する。【解決手段】長尺の水槽1と、該水槽1の上部に載置されるスライド式蓋体2とを備えた水耕栽培装置100であって、上記水槽1は、断面が略U字状をした少なくとも2つ以上の水槽本体10と、該水槽本体10と水槽本体10とを長手方向に接続する断面が略U字状の継手11から構成されるものであり、上記スライド式蓋体2は、長尺の水槽1の上部に載置した際、該水槽1の略中央ラインL上に位置するように、植物3を保持する挿通孔3aが一定の間隔をあけて複数穿孔された長尺の板状体であり、上記継手11は、その側板11bが中央に向って徐々に高くなるように形成されており、互いに隣接する水槽本体10,10の側壁上端10b,10bのいずれか高い方と同じ、若しくは、高い位置にある構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、水耕栽培装置に関し、更に詳しくは、長尺の水槽を構成する水槽本体と水槽本体との継目に段差が生じていたとしても、水槽の上部に載置されたスライド式蓋体が、スムーズに苗を植生する入口側から植物を収穫する出口側へとスライドする水耕栽培装置とそれに用いられる継手に関するものである。
従来、この種の装置として、長手方向に傾斜して設置されることにより植物に与える養液が内側面に沿って流される樋状部材と、樋状部材の上に互いに隣接して載置され、植物を植栽するための1以上の穴を有する複数の栽培トレイと、樋状部材に養液を供給する養液供給手段と、を備えた植物栽培装置が知られている(特許文献1)。
上記特許文献1において、樋状部材の川上側に、未熟な植物の苗を保持させた栽培トレイを載置するようにし、その植物の成長に合わせて栽培トレイを川上側から川下側に徐々にスライドさせて、最終的にその栽培トレイが樋状部材の最も川下側に位置した際に、栽培トレイを樋状部材から取外し、成熟した植物を収穫するようにした栽培方法が提案されている。
上記特許文献1の植物栽培装置のように、植物の栽培槽として樋状部材を用いると、樋状部材同士を長手方向に複数接続することにより、栽培領域を自由に設計でき、短尺の箱型栽培槽を複数個設置する場合と比べると、装置全体のコストを抑えることができるというメリットがあった。
特開2014−082996号公報
しかしながら、上記特許文献1の植物栽培装置のように、樋状部材と樋状部材とを長手方向に接続すると、その継目に段差が生じてしまうことが多く、このように樋状部材と樋状部材の継目に段差が生じると、栽培トレイが苗を植生する入口側(川上側)から植物を収穫する出口側(川下側)へとうまくスライドせずに、生産性に影響を与える恐れがあった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、長尺の水槽の上部に載置されたスライド式蓋体が、水槽の長手方向にスムーズにスライドする水耕栽培装置とそれに用いられる継手を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る水耕栽培装置は、
長尺の水槽と、該水槽の上部に載置されるスライド式蓋体とを備えた水耕栽培装置であって、
上記水槽は、断面が略U字状をした少なくとも2つ以上の水槽本体と、該水槽本体と水槽本体とを長手方向に接続する断面が略U字状の継手から構成されるものであり、
上記スライド式蓋体は、長尺の水槽の上部に載置した際、該水槽の略中央ライン上に位置するように、植物を保持する挿通孔が一定の間隔をあけて複数穿孔された長尺の板状体であり、
上記継手は、その側板が中央に向って徐々に高くなるように形成されており、該側板の上端が、互いに隣接する水槽本体の側壁上端のいずれか高い方と同じ、若しくは、高い位置にあること、
を特徴とするものである。
本発明の水耕栽培装置においては、上記水槽本体と継手とが、継手の内周面又は外周面に設けられた水槽本体の端部を嵌入する係合突起により係合していることが好ましい。また、上記継手が外継手であって、その内周面に係合突起が設けられており、水槽本体と継手が係合した際に、継手の内周面の底部に段差のない平らな面があることが好ましく、上記係合突起を、水槽本体の内周面に設けられた中空状の嵌入スペースに嵌入して、水槽本体と継手とを係合させた水耕栽培装置も好ましい。
次に、本発明の継手は、上記いずれかの構成の水耕栽培装置に用いられる継手であって、その側板が、水槽本体との接続方向の端部から中央に向って徐々に高くなるように形成されており、該側板の上端が、互いに隣接する水槽本体の側壁上端のいずれか高い方と同じ、若しくは、高い位置にあることを特徴とする
本発明の水耕栽培装置は、長尺の水槽が、断面が略U字状をした少なくとも2つ以上の水槽本体と、該水槽本体と水槽本体とを長手方向に接続する断面が略U字状の継手から構成されるものであることから、運搬性や施工性などを考慮し、水槽本体を切断したとしても、それを継手により接続することにより、長尺の水槽とすることができる。このように、水槽本体同士を複数接続して水槽を構築すると、栽培領域を自由に設計できることから、設計の自由度が高く、短尺の箱型栽培槽を複数個設置する場合と比べると、装置全体のコストを抑えることができる。また、本発明は、長尺の水槽の上部にスライド式蓋体を載置するという構成である。従って、水槽の入口側に、未熟な植物の苗を保持させたスライド式蓋体を載置するようにし、その植物の成長に合わせてスライド式蓋体を入口側から出口側に徐々にスライドさせて、最終的にそのスライド式蓋体が水槽の最も出口側に位置した際に、スライド式蓋体を水槽から取外し、成熟した植物を収穫する栽培方法を採ることができ、生産効率が非常に高い。このような栽培方法においては、水槽本体と水槽本体を接続した際に、その継目に段差が生じてしまうことも多いが、たとえ段差が生じてしまったとしても、継手の側板が中央に向って徐々に高くなるように形成されており、その側板の上端が、水槽本体の側壁上端と同じ、若しくは、それよりも高い位置にあることから、水槽の上部に載置されたスライド式蓋体が、その段差に引っ掛かることはなく、水槽の長手方向にスムーズにスライドするため、生産性に影響を与える心配は皆無に等しい。
また、上記水槽本体と継手とが、継手の内周面又は外周面に設けられた水槽本体の端部を嵌入する係合突起により係合している水耕栽培装置は、継手の係合突起に水槽本体の端部を挿入するという簡易な作業により、水槽本体と継手とが強固に係合する。従って、水槽本体と水槽本体とを、継手を介して、簡単且つ確実に接続することができる。
さらに、上記継手が外継手であって、その内周面に係合突起が設けられており、水槽本体と継手が係合した際に、継手の内周面の底部に段差のない平らな面がある水耕栽培装置のように、継手が外継手であると、水槽本体と継手が係合した際に、継手の内周面の底部に段差のない平らな面を形成することが可能となる。このように段差のない平らな面が形成されると、入口側から出口側へと流れる養液の流れを妨げることがなくなり、また、養液が水槽本体と水槽本体との接続箇所近傍に留まってしまうこともないため、出口側の植物へも十分な養液を供給することができるようになり、段差部に切断された根や根からの老廃物及び異物が溜まることなく掃除も容易になる。
特に、上記係合突起を、水槽本体の内周面に設けられた中空状の嵌入スペースに嵌入して、水槽本体と継手とを係合させた水耕栽培装置であれば、係合突起が水槽本体の耳部に嵌入されて隠れることから、継手の内周面全域に亘って、段差のない平らな面を形成することができる。
次に、本発明の継手は、前述したような優れた作用効果を奏する水耕栽培装置を、水槽本体同士を接続するという簡易な作業により、構築することができる。
本発明の一実施形態に係る水耕栽培装置の概略斜視図である。 同装置の分解斜視図である。 同装置を示す平面図であって、(a)は長尺の水槽を構成する水槽本体にスライド式蓋体を載置する前の状態の平面図、(b)は長尺の水槽にスライド式蓋体を載置した状態の平面図である。 同装置の長尺の水槽の斜視図である。 同水槽の分解斜視図である。 同水槽のスライド式蓋体の正面図である。 同蓋体の平面図である。 同蓋体の側面図である。 同装置により植物を栽培する方法を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る水耕栽培装置に用いる継手を示す斜視図である。 同装置の長尺の水槽の斜視図である。 本発明の更に他の実施形態に係る水耕栽培装置を示すものであって、スライド式蓋体を長尺の水槽に載置した状態の部分断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る水耕栽培装置のスライド式蓋体と水槽本体を示す分解斜視図である。 同装置を示すものであって、スライド式蓋体を長尺の水槽に載置した状態の部分断面図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
本発明は、天候や害虫の影響を殆ど受けることがなく、効率良く植物3を栽培できることから、近年注目されている水耕栽培装置100であって、図1、図2に示すように、養液5を溜める長尺の水槽1と、該水槽1の長手方向と直交するように水槽1の上部に載置されるスライド式蓋体2とを備える。
上記長尺の水槽1は、図4に示すように、少なくとも2つ以上の水槽本体10と、該水槽本体10と水槽本体10とを長手方向に接続する継手11から構成されている。この長尺の水槽1には、入口側から出口側に養液5を流す関係から、1/10000〜5/100程度の若干の流れ勾配が設けられていることが一般的であるが、栽培方式若しくは停電などにより、養液5を供給できなくなった時の対応のために、養液5が若干滞溜する程度の逆勾配を設けることを妨げない。
上記水槽本体10は、住宅に好適に用いられる合成樹脂製の雨樋を有効利用したものであって、図5に示すように、底壁10aと、底壁10aの両端から立ち上がる側壁10b,10bからなる断面が略U字状のものであり、両側壁10b,10bの上端には、スライド式蓋体2を載置する耳部10c,10cが設けられている。この水槽本体10は、住宅の雨樋であることから、本来であれば長尺状のものであるが、運搬時に荷台に積載される関係から、荷台の大きさに合わせて切断されることもある。また、複数の水槽本体10を用いて、それらを長手方向に接続すると、植物3の栽培領域を自由に設計でき、短尺の箱型栽培槽を複数個設置する場合と比べると、装置全体のコストを抑えることができるというメリットもある。そこで、本発明の水耕栽培装置100は、複数の水槽本体10同士を、次に説明する継手11により接続することによって、栽培領域の設計の自由度を向上させている。
即ち、水槽本体10と水槽本体10とを長手方向に接続する継手11は、図4、図6に示すように、底板11aと、底板11aの両端から立ち上がる側板11b,11bからなる断面が略U字状の外継手であり、その側板11bの上部には、図8に示すように、中央に向って徐々に高くなる円弧状の凸曲部11cが形成されている。この凸曲部11cは、中央に向って徐々に高くなるように形成されていることから、中央が一番高くて、両端が一番低い。その中央と両端の高低差Hは0.1〜20.0mm程度になっている。
上記継手11の凸曲部11cは、水槽本体10と水槽本体10を長手方向に接続した際に、一方の水槽本体10の側壁10b上端と、もう一方の水槽本体10の側壁10b上端との間に高さ方向の段差が生じたとしても、その上に載置されるスライド式蓋体2が、その段差に引っ掛かることなくスムーズにスライドするように形成されたものである。従って、凸曲部11cの両端は、水槽本体10の側壁10bの上端よりも、0.5〜5.0mm程度やや低い位置にある。また、凸曲部11cの一番高い位置にある中央は、少なくとも水槽本体10の側壁10bよりも同じ高さかそれより高い位置にある必要があり、水槽本体10同士を接続した際の段差を考慮すると、水槽本体10の側壁10b上端(段差が生じたと仮定した場合の高い方の側壁10b上端)よりも0〜5.0mm程度高い位置にあることが好ましい。
上記のように、継手11の凸曲部11cの両端が水槽本体10の側壁10b上端よりも0.5〜5.0mm程度低い位置にあり、中央が水槽本体10の側壁10b上端よりも0〜5.0mm程度高い位置にあると、図8の仮想線に示すように、入口側の水槽本体10に載置されているスライド式蓋体2を、出口側の水槽本体10の方向へスライドさせた際、スライド式蓋体2の出口側端面が継手11の入口側端面に引っ掛かることはない。そして、凸曲部11cと側壁10b上端の高さ位置が同じになる交点より、スライド式蓋体2は凸曲部11cに乗り上げて、その上をスライドするようになる。このとき、凸曲部11cは中央に向って徐々に高くなるよう滑らかな曲線を描いているため、水槽本体10(側壁10b上端)と継手11(凸曲部11c)との交点で引っ掛かることなく、スライド式蓋体2は凸曲部11cにスムーズに移行し、その滑らかな曲線に沿って凸曲部11cの上をスライドすることになる。
スライド式蓋体2が凸曲部11cの滑らかな曲線に沿ってスライドし、凸曲部11cの最も高い位置にある中央付近に達する際に、水槽本体10同士の接続端面に段差が生じ、出口側の水槽本体10の側壁10b上端が入口側の水槽本体10の側壁10bよりも高い位置にあったとしても、その位置(出口側の側壁10b上端)よりも凸曲部11cの中央が高い位置にあることから、スライド式蓋体2はその段差に引っ掛かることなく乗り越えることができる。このように、スライド式蓋体2が凸曲部11cの中央付近を乗り越えたのち、スライド式蓋体2は凸曲部11cの滑らかな曲線に沿ってスムーズに下降し、右側(出口側)の水槽本体10の耳部10c,10cに載置されることになり、一方(入口側)の水槽本体10からもう一方(出口側)の水槽本体10への移動が完了する。
上記のように、本発明の水耕栽培装置100は、水槽本体10同士を長手方向に接続した際、その継目に高さ方向の段差が生じたとしても、スライド式蓋体2が入口側の水槽本体10から出口側の水槽本体10へとスムーズにスライドすることから、入口側の水槽本体10に、未熟な植物3を保持させたスライド式蓋体2を載置し、その植物3の成長に合わせてスライド式蓋体2を入口側から出口側へと徐々にスライドさせ、そのスライド式蓋体2が最も出口側の水槽本体10に位置した際に、成熟した植物3を収穫するようにした栽培方法を実施したとしても、生産性に影響を与えることがない。
また、上記継手11には、図6、図7に示すように、厚肉部11eが形成されている。この厚肉部11eは、継手11の内周面に、その長手方向の中間地点から幅方向に亘って形成されたものであり、その肉厚は、上記水槽本体10の底壁10a、側壁10bと同じ寸法になっている。そして、この厚肉部11eには、水槽本体10,10の端部を嵌入する係合突起11dが設けられている。この係合突起11dは、厚肉部11eの幅方向の略中間地点から上方へ逆T字型に突設された突出片であり、図8に示すように、係合突起11dと底板11aにより略コ字状の水槽本体10の嵌入スペースが2つ形成される。そして、そのスペースに水槽本体10,10の端部が嵌入されることにより、水槽本体10,10の端部が上下から挟持されて、水槽本体10と継手11とが強固に係合し、結果、水槽本体10と水槽本体10が確実に接続されるようになっている。
なお、本実施形態の係合突起11dは、その内周面の底板11aの上方に設けられたものであるが、内周面であればどこに形成しても構わない(例えば側板11b,11b)ものであり、また、内周面の底板11aと側板11b,11bの双方に設けてもよい。
上記係合突起11dに水槽本体10の端部を嵌入すると、係合突起11dの厚み分は上方に突出することになるが、それ以外(係合突起11dが設けられていない箇所)の厚肉部11eは、水槽本体10の底壁10a、側壁10bと同じ肉厚であることから、水槽本体10と面一になり、そこには段差のない平らな面が形成される。このように段差のない平らな面が形成されると、入口側から出口側へと流れる養液5の流れを妨げることがなくなり、また、養液5が水槽本体10同士の接続箇所近傍に留まってしまうこともないため、出口側の植物へも十分な養液5を供給することができるようになり、段差部に切断された根3aや根3aからの老廃物及び異物が溜まることなく掃除も容易になる。
上記継手11は、内継手であることを排除するものではないが、継手11が内継手であると、水槽本体10との接続箇所にどうしても段差が生じてしまうことから、継手11は本実施形態のような外継手であることが好ましい。
次に、前述した長尺の水槽1に載置されるスライド式蓋体2は、図1に示すように、該水槽1の長手方向と直交するように複数の水槽1の上部に載置される長尺の板状体であって、図3の(b)に示すように、スライド式蓋体2を長尺の水槽1の上部に載置した際、該水槽1の略中央ラインL上の位置に、植物3を保持する挿通孔2aが一定の間隔をあけて複数穿孔されている。上記の実施態様においては、1枚のスライド式蓋体2が複数の水槽1を横断する形で載置されているが、スライド式蓋体2が一つの水槽1に載置された形式で使用してもよい。
上記のように、長尺の水槽1を幅方向に複数並列し、その上に植物3を保持する挿通孔2aが複数穿孔されたスライド式蓋体2を載置することにより、一枚のスライド式蓋体2に大量の植物3を保持することができるようになり、生産性が非常に良好となる。
本発明のような水耕栽培においては、後述する栄養豊富な養液5を植物3に十分供給することから、アオコなどの藻が発生し易い環境となる。アオコなどの藻は、水質浄化など自然環境においては欠かせない存在であるが、水耕栽培において藻が発生すると、養液5の養分が藻に摂取されて植物3の成長が遅くなり、生育不良の原因ともなって好ましくない。藻が発生する一番の要因は光であると言われており、上記のスライド式蓋体2によって養液5に光が照射されないように遮光することが好ましい。従って、スライド式蓋体2は、光の通過を阻止するために、ある程度の厚みを有し、光が通過し難い材質で形成されている必要があることから、その厚みが1〜30mm程度の光が通過し難い発泡スチロールやプラスチック板、或いは、プレート1に30〜1000μm程度の不透過性のアルミフィルム等が貼着されたスライド式蓋体2が好適に用いられる。そして、光の反射を助長して植物3に光をより多く供給するために白色のスライド式蓋体2が好ましく、このようなスライド式蓋体2によって長尺の水槽1の上部開口を覆うようことにより、養液5に光が照射されることが阻止されて、アオコなどの藻が発生することなく、植物3は順調に成長する。
上記スライド式蓋体2に保持されて、長尺の水槽1で栽培される植物3は、果物・野菜や鑑賞用植物など多岐に亘り、特に限定されるものではなく、このような植物3がスポンジ状の培地4に囲繞されて、スライド式蓋体2の挿通孔2aに保持されている。このように植物3がスライド式蓋体2に保持されると、植物3の根3aが養液5に浸かり、そこから栄養分を吸収して成長する。
上記植物3の栄養分となる養液5は、栽培する植物3ごとに最適成分組成が異なり、また、品種、栽培時期、生育段階、温度、光条件によっても成分組成が変わってくるものではあるが、植物3が根3aから吸収する必須元素(窒素、リン、カリ、カルシウム、マグネシウム、硫黄、ホウ素、鉄、マンガン、銅、亜鉛、モリブデン、塩素、ニッケル、酸素)が含まれたものを用いる。このような養液5を、苗を植生する入口側から水槽1の内部に流入し、植物3を収穫する出口側に向けて流している。その際、出口側から再び入口側へ養液5を循環させるようにすることが好ましい。なお、養液5を出口側から水槽1の内部に流入し、入口側に向けて流すようにしてもよい。その際、入口側から再び出口側へ養液5を循環させる事もできる。
以上のような部材から構成される本発明の水耕栽培装置100は、次の手順により設置される。即ち、図3の(a)に示すように、水槽本体10と水槽本体10とを、継手11により長手方向に接続する。水槽本体10同士の長手方向の接続は、双方の端部を、継手11の係合突起11dの嵌入スペースに嵌入するという簡易な作業により行うことができる。この際、水槽本体10同士をより強固に接続するため、水槽本体10端部の外周面及び/又は継手11の係合突起11dの内周面に接着剤を塗布してもよい。このようにして構築された長尺の水槽1を、幅方向に複数並列する。このとき、幅方向に隣接する長尺の水槽1同士を、係合、係止、嵌合、その他種々の手段により連結してもよい。
上記のように、水槽本体10同士を継手11により長手方向に接続することで長尺の水槽1を構築し、図3の(a)に示すように、該水槽1を幅方向に複数並列すると、次に、図3の(b)に示すように、長尺の水槽1の長手方向と直交するように、挿通孔2aに植物3を保持させたスライド式蓋体2を複数枚載置する。このとき、長尺の水槽1の中央ラインLの上に、スライド式蓋体2の挿通孔2aが位置するように載置する。長尺の水槽1の上部にスライド式蓋体2を載置すると、最後に、長尺の水槽1の内部空間に養液5を供給し、養液5を入口側から出口側に向けて流すことにより、水耕栽培装置100が完成する。
なお、長尺の水槽1の上部に、スライド式蓋体2を載置したのち、植物3を挿通孔2aに保持させてもよい。
上記のように、長尺の水槽1の上部にスライド式蓋体2を載置する際は、図9の(a)に示すように、入口側(川上側)に、未熟な植物3を保持させたスライド式蓋体2を載置するようにし、図9の(b)に示すように、植物3の成長に合わせてスライド式蓋体2を入口側から出口側(川下側)に徐々にスライドさせて、図9の(c)に示すように、最終的にそのスライド式蓋体2が長尺の水槽1の最も出口側に位置した際に、長尺の水槽1からスライド式蓋体2を取外して、成熟した植物3を収穫すると共に、新たな植物3を保持させたスライド式蓋体2を最も入口側に載置する。このように、植物3の成長に合わせてスライド式蓋体2を入口側から出口側に徐々にスライドさせると、水槽本体10同士の接続部分の継目を通過するが、たとえ、その継目に段差が生じていたとしても、前述したように、水槽本体10同士を接続する継手11に凸曲部11cを設けているため、段差に引っ掛かることなく、スライド式蓋体2はスムーズに段差を乗り越えて出口側の水槽本体10へとスライドする。従って、これを繰り返すことにより、天候や害虫の影響を殆ど受けることなく、効率良く植物3を栽培することができる。
上記説明から明らかなように、本発明の水耕栽培装置100は、水槽本体10同士を複数接続して長尺の水槽1を構築することにより、栽培領域を自由に設計でき、短尺の箱型栽培槽を複数個設置する場合と比べると、装置全体のコストを抑えることができる。そして、長尺の水槽1と直交するようにスライド式蓋体2を載置するという構成を採用することにより、長尺の水槽1の入口側に、未熟な植物3を保持させたスライド式蓋体2を載置するようにし、その植物3の成長に合わせてスライド式蓋体2を入口側から出口側に徐々にスライドさせて、最終的にそのスライド式蓋体2が水槽1の最も出口側に位置した際に、スライド式蓋体2を水槽1から取外し、成熟した植物3を収穫するという生産性が非常に高い栽培方法を採ることができる。この際、水槽本体10同士の接続部分に段差が生じてしまうこともあるが、たとえ段差が生じてしまったとしても、継手11には、中央に向って徐々に高くなる凸曲部11cが形成されていることから、その段差にスライド式蓋体2が引っ掛かることはなく、長尺の水槽1の長手方向にスムーズにスライドするため、生産性に影響を与える心配は皆無に等しい。
図10は本発明の他の実施形態に係る水耕栽培装置に用いる継手を示す斜視図、図11は同装置の長尺の水槽の斜視図である。
本実施形態の水耕栽培装置100は、図10に示す継手110を用いて、水槽本体10同士を接続し、長尺の水槽1を構築したものである。この継手110は、前述した図1〜図8に示す継手11と同様に、底板11aと、底板11aの両端から立ち上がる側板11b,11bからなる断面が略U字状の外継手であり、その側板11bの上部には、中央に向って徐々に高くなる円弧状の凸曲部11cが形成されている。
また、この継手110の内周面にも、その長手方向の中間地点から幅方向に亘って厚肉部11eが形成されている。前述した図1〜図9に示す実施形態の継手11の係合突起11dは、この厚肉部11eの幅方向の略中間地点(換言すれば底板11aの中間地点)から上方へ逆T字型に突設されていたものであるのに対して、本実施形態の継手110は、図10に示すように、側板11b,11bの内周面の上部と下部に、それぞれ係合突起110d,111dが設けられている。この係合突起110d,111dは、長尺の水槽1の入口側と出口側に向ってそれぞれ突設された4本の楕円形のピン体であって、先端(入口側又は出口側)に向って徐々に縮径されている。この係合突起110d,111dは、図11に示すように、水槽本体10の側壁10bの上部と下部にそれぞれ設けられた中空挿入部10d,10eに嵌入される関係から、上側の係合突起110dの方が下側の係合突起111dよりも、その径が大きくなっている。
上記継手110を用いて水槽本体10同士を接続するには、継手110の側板11bの上側にある係合突起110dを、水槽本体10の側壁10bの上部に設けられた中空状の嵌入スペースである中空挿入部10dに嵌入すると共に、継手110下側の係合突起111dを、水槽本体10の下部に設けられた中空挿入部10eに嵌入すればよい。その際、係合突起110d,111dの外周面、及び/又は、水槽本体10の中空挿入部10d,10eの内周面に、接着剤を塗布することが好ましい。
本実施形態の水耕栽培装置100のその他の構成は、前述した図1〜図9に示すものと同様であるため、同一部材に同一符号を附して説明を省略する。
以上のような構成の水耕栽培装置100は、継手110の係合突起110d,111dを、水槽本体10の中空挿入部10d,10eに嵌入した際、上記のように、係合突起110d,111dが厚肉部11e側に向う程、径が大きくなっていくことから、厚肉部11eに水槽本体10の端部が当接するときには、非常に強い摩擦力が働く。従って、この継手110を用いて水槽本体10同士を接続すると、接着剤が硬化する前であっても、水槽本体10同士の接続が、解除されてしまう心配が無い。また、水槽本体10,10と継手110の内周面全てに、段差のない平らな面を形成できるというメリットもある。
図12は本発明の更に他の実施形態に係る水耕栽培装置を示すものであって、スライド式蓋体を長尺の水槽に載置した状態の部分断面図である。
図12に示す水耕栽培装置100は、その両端、即ち、スライド式蓋体20を長尺の水槽1に載置した際、水槽本体10の耳部10c,10cに対向する位置に、凹型の溝部2b,2bが形成されたスライド式蓋体20を用いたものである。この溝部2bは、スライド式蓋体20の下面を、水槽本体10の耳部10cと略同等ないしやや広い程度に凹型に切り欠いたものであり、スライド式蓋体20を長尺の水槽1に載置した際、水槽本体10の耳部10cが、この溝部2bに嵌合するようになっている。
また、上記スライド式蓋体20には、図12に示すように、長尺の水槽1の上部に載置した際、該水槽1の略中央ラインL上の位置に、複数の凹部2cが一定の間隔をあけて設けられている。そして、この凹部2cの底面には、植物3を保持する挿通孔2aが、一定の間隔をあけて複数穿孔されている。
本実施形態の水耕栽培装置100のその他の構成は、前述した図1〜図9に示すものと同様であるため、同一部材に同一符号を附して説明を省略する。
この図12に示す水耕栽培装置100は、スライド式蓋体20の溝部2bが、水槽本体10の耳部10cに嵌まり込むんで確実に嵌合することから、スライド式蓋体2を、入口側から出口側にスライドさせた際のズレ(水槽本体10の幅方向のズレ)を防止することができる。また、前述した図1〜図9に示す実施形態のスライド式蓋体2の場合は、植物3が大きく成長すると、スライド式蓋体2を入口側から出口側に向けてスライドさせた際に、該植物3が傾いてしまうこともある。しかしながら、本実施形態のスライド式蓋体20は、上記のように、凹部2cを設けているため、その内周面(土手部分)が植物3を確実に支持し、植物3が傾いたとしても傾き過ぎるという不具合を解消することができる。さらに、凹部2cの底面に植物3を保持する挿通孔2aが設けられており、この凹部2cの挿通孔2aに植物3を保持させると、前述した図1〜図9に示す実施形態のスライド式蓋体2と比較すると、根3aが低い位置にくる。これを換言すれば、根3aから養液5までの距離が近いということであり、長尺の水槽1に供給する養液5の量を、前述した図1〜図9に示す実施形態の水耕栽培装置100と比べて、減らすことができる。このように、養液5の供給量を少なくすると、水槽本体10等に加わる重量も減少し、結果として、水槽本体10の構造を簡易化することにより強度を低く抑えても、破損の心配が生じることがなくなる。
なお、図示はしないが、底面の位置が異なる複数の凹部2cが設けられたスライド式蓋体20を用いると、植物3の種類や供給する養液5の水量に応じて使い分けができるので、より好ましくなる。
図13は本発明の更に他の実施形態に係る水耕栽培装置のスライド式蓋体と水槽本体を示す分解斜視図、図14は同装置を示すものであって、スライド式蓋体を長尺の水槽に載置した状態の部分断面図である。
図13に示す実施形態の水耕栽培装置100は、スライド式蓋体21として、住宅に好適に用いられる合成樹脂製の波板を用いたものである。このスライド式蓋体21は、山部21aと谷部21bが互いに隣接しながら連続した長尺の板状体であり、その長手方向(水槽本体10の幅方向)の両端は、長尺の水槽1の上部に載置される関係から、図14に示すように、谷部21bで完結している。そして、両端以外の谷部21bの最深部には、スライド式蓋体21を長尺の水槽1の上部に載置した際に、植物3を保持する挿通孔2aが、該水槽1の略中央ラインL上に位置するように、複数穿孔されている。
上記のように、本実施形態の水耕栽培装置100のスライド式蓋体21は、両端が谷部21bで完結していることから、スライド式蓋体21を長尺の水槽1に載置すると、図14に示すように、その両端の谷部21bが、水槽本体10の耳部10cと対向する位置にきて、該両端の谷部21bの端部(最深部)が、耳部10cの最外側の角部と接することとなる。前述した図1〜図12に示す実施形態では、スライド式蓋体2,20と水槽本体10の耳部10cが、面で接触していたのに対して、本実施形態のスライド式蓋体21は、水槽本体10の耳部10cと線で接触することとなるため、接触面積が小さく、スライド時の滑り抵抗が少ないため、スライド式蓋体21をスライドさせ易くなるというメリットがある。
本実施形態の水耕栽培装置100のその他の構成は、前述した図1〜図9に示すものと同様であるため、同一部材に同一符号を附して説明を省略する。
以上、本発明の代表的な実施形態を数種類詳述してきたが、本発明の水耕栽培装置100は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の設計変更を許容し得るものである。即ち、長尺の水槽1と、該水槽1と直交するように水槽1の上部に載置されるスライド式蓋体2とを備えており、水槽本体10同士を接続する継手11が、その側板11bが中央に向って徐々に高くなるように形成され、且つ、該側板11bの上端が、互いに隣接する水槽本体10,10の側壁10b,10b上端のいずれか高い方と同じ、若しくは、高い位置にあれば、本発明の技術的範囲に含まれる。
100 水耕栽培装置100
1 長尺の水槽
L 中央ライン
10 水槽本体
10a 底壁
10b 側壁
10c 耳部
11,110 継手
11a 底板
11b 側板
11c 凸曲部
11d,110d,111d 係合突起
11e 厚肉部
2,20,21 スライド式蓋体
2a 挿通孔
2b 溝部
2c 凹部
3 植物
3a 根
4 培地
5 養液

Claims (5)

  1. 長尺の水槽と、該水槽の上部に載置されるスライド式蓋体とを備えた水耕栽培装置であって、
    上記水槽は、断面が略U字状をした少なくとも2つ以上の水槽本体と、該水槽本体と水槽本体とを長手方向に接続する断面が略U字状の継手から構成されるものであり、
    上記スライド式蓋体は、長尺の水槽の上部に載置した際、該水槽の略中央ライン上に位置するように、植物を保持する挿通孔が一定の間隔をあけて複数穿孔された長尺の板状体であり、
    上記継手は、その側板が中央に向って徐々に高くなるように形成されており、該側板の上端が、互いに隣接する水槽本体の側壁上端のいずれか高い方と同じ、若しくは、高い位置にあることを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 上記水槽本体と継手とが、継手の内周面又は外周面に設けられた水槽本体の端部を嵌入する係合突起により係合していることを特徴とする請求項1に記載の水耕栽培装置。
  3. 上記継手が外継手であって、その内周面に係合突起が設けられており、水槽本体と継手が係合した際に、継手の内周面の底部に段差のない平らな面があることを特徴とする請求項2に記載の水耕栽培装置。
  4. 上記係合突起を、水槽本体の内周面に設けられた中空状の嵌入スペースに嵌入して、水槽本体と継手とを係合させたことを特徴とする請求項3に記載の水耕栽培装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の水耕栽培装置に用いられる継手であって、その側板が、水槽本体との接続方向の端部から中央に向って徐々に高くなるように形成されており、該側板の上端が、互いに隣接する水槽本体の側壁上端のいずれか高い方と同じ、若しくは、高い位置にあることを特徴とする継手。
JP2015256495A 2015-12-28 2015-12-28 水耕栽培装置とそれに用いられる継手 Active JP6617369B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256495A JP6617369B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 水耕栽培装置とそれに用いられる継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015256495A JP6617369B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 水耕栽培装置とそれに用いられる継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017118837A true JP2017118837A (ja) 2017-07-06
JP6617369B2 JP6617369B2 (ja) 2019-12-11

Family

ID=59271187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015256495A Active JP6617369B2 (ja) 2015-12-28 2015-12-28 水耕栽培装置とそれに用いられる継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6617369B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019135993A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 タキロンシーアイ株式会社 水耕栽培用水槽
JP2021073918A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置
JP2021073919A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置
JP2021514675A (ja) * 2018-03-02 2021-06-17 エムジェイエヌエヌ, エルエルシーMjnn, Llc ヒンジ式タワー面を備えた多部品水耕タワー

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049758U (ja) * 1983-09-14 1985-04-08 株式会社日立製作所 植物支持はり移設装置
JPS63126440A (ja) * 1986-11-14 1988-05-30 神戸企業株式会社 水耕栽培装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049758U (ja) * 1983-09-14 1985-04-08 株式会社日立製作所 植物支持はり移設装置
JPS63126440A (ja) * 1986-11-14 1988-05-30 神戸企業株式会社 水耕栽培装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019135993A (ja) * 2018-02-13 2019-08-22 タキロンシーアイ株式会社 水耕栽培用水槽
JP7039312B2 (ja) 2018-02-13 2022-03-22 タキロンシーアイ株式会社 水耕栽培用水槽
JP2021514675A (ja) * 2018-03-02 2021-06-17 エムジェイエヌエヌ, エルエルシーMjnn, Llc ヒンジ式タワー面を備えた多部品水耕タワー
JP7273857B2 (ja) 2018-03-02 2023-05-15 エムジェイエヌエヌ, エルエルシー ヒンジ式タワー面を備えた多部品水耕タワー
US11744197B2 (en) 2018-03-02 2023-09-05 Mjnn Llc Multi-piece hydroponic tower with hinged tower face
JP2021073918A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置
JP2021073919A (ja) * 2019-11-11 2021-05-20 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置
JP7300966B2 (ja) 2019-11-11 2023-06-30 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置
JP7300965B2 (ja) 2019-11-11 2023-06-30 タキロンシーアイ株式会社 水槽接続具及びこれを含む水耕栽培装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6617369B2 (ja) 2019-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6617369B2 (ja) 水耕栽培装置とそれに用いられる継手
ES2457315T3 (es) Sistema de cultivo de plantas en cascada y bandeja para plantas
WO2015178046A1 (ja) 植物栽培方法及び施設
US20160088810A1 (en) Apparatus for growing plants hydroponically
EP3614829B1 (en) Single-piece floating tray for hydroponic cultivation and method for hydroponic cultivation
JP6375627B2 (ja) 植物栽培装置
JP6412136B2 (ja) 無土壌植物栽培コンテナ
JPWO2018047625A1 (ja) 育苗装置、育苗装置に用いられる支持装置及びセルプラグ
JP6659421B2 (ja) 水耕栽培装置および水耕栽培方法
JP5647920B2 (ja) 水耕栽培用プランター
WO2018181848A1 (ja) 水耕栽培ユニット、及びこの水耕栽培ユニットを含む水耕栽培システム
KR200249158Y1 (ko) 양액 재배용 베드
JP6286262B2 (ja) ハイドロカルチャー用植物育成トレイ
KR20140007048A (ko) 양어가 가능한 수경재배 수조
TWI571199B (zh) Cultivation Methods and Equipment of Hydroponic Vegetables
JP2019536481A (ja) 植物栽培装置
JP6425216B2 (ja) 水耕栽培装置および水耕栽培方法
JP2014064522A (ja) 水耕栽培用ポット、及びそれを備える水耕栽培装置
JP7039312B2 (ja) 水耕栽培用水槽
JP7383272B2 (ja) 栽培容器および水耕栽培方法
JP2017012066A (ja) 水耕栽培用の栽培装置
JP7081866B2 (ja) 水耕栽培槽および排水部品
JP7044559B2 (ja) 水耕栽培容器
KR102347297B1 (ko) 아쿠아포닉스 시스템
WO2023058257A1 (ja) イチゴ苗の生育システム及び生育方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180605

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190723

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191015

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6617369

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250