JP2017118417A - 複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影した複数のビデオストリームを1つのugc番組に編成してライブ配信すること - Google Patents

複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影した複数のビデオストリームを1つのugc番組に編成してライブ配信すること Download PDF

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Abstract

【課題】既存のライブ配信サービスでは実施されていない新規で興味深いサービスを実現する方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ライブ配信サーバーは、複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影し、各情報端末により生成される複数のビデオストリームを受信し、受信した複数のビデオストリームを集約して1つのUGC(ユーザー生成コンテンツ)番組の形式に編成する。編成した番組を不特定多数の人に向けてライブ配信する。
【選択図】図5

Description

この発明は、スマートフォンやタブレット端末などの情報端末を用いて撮影したビデオストリームをインターネットを通じてライブ配信するクラウドサービスのコンピューティング技術に関する。とくに、複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影した複数のビデオストリームを1つのUGC(ユーザー生成コンテンツ)番組に編成してライブ配信することに関する。
周知のように、インターネット上には数多くのライブ配信サービスを提供するウェブサイト(たとえば、ニコニコ生放送、FC2ライブチャット、ひまわりストーム、USTREAM、Livetube、justin.tvなど)が存在しており、個人が発信した多種多様なライブ動画を不特定多数に向けて配信するクラウドサービスが世界中で多くの人々に活発に利用されている。また、こうしたクラウドサービスの実現には世界中の多くのコンピューティング技術者が携わってきており、この分野の技術開発の進展に伴って下記に例示するような数多くの特許出願がなされている。
《文献1》特開2006−237663号公報(株式会社ドワンゴ)「ストリーミング配信システム、ストリーミング配信方法およびプログラム」
《文献2》特開2005−51703号公報(株式会社筑波リエゾン研究所)「ライブストリーミング放送方法、ライブストリーミング放送装置、ライブストリーミング放送システム、プログラム、記録媒体、放送方法及び放送装置」
《文献3》特開2011−119869号公報(日本放送協会)「番組制作システム及び番組制作プログラム」
《文献4》特開2013−222989号公報(株式会社ドワンゴ)「映像表示システム、再生領域指定サーバ装置、端末装置、およびプログラム」
《文献5》特表2015−520536号公報(グーグル・インコーポレーテッド)「ライブストリームで広告を供給しながら、広告をプリフェッチすること」
この出願の発明者は、既存のライブ配信サービスでは実施されていない新規で興味深いサービスを着想し、その新規なサービスを実現するためにこの発明を創作した。新規なサービスとは、複数の人がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影し、各情報端末により生成される複数のビデオストリームを集約して1つのUGC(ユーザー生成コンテンツ)番組の形式に編成し、この番組を不特定多数の人に向けてライブ配信するサービスである。
上記UGC番組の制作に関わる複数の人は、番組を企画した制作責任者と、制作責任者に対して参加希望を表明して番組制作に加わる制作参加者とからなる。制作責任者は、この発明に係るライブ配信サービスウェブサイト(このサイトのことを文脈により本サイトあるいは本サーバーと記すことがある)にアクセスし、制作責任者の情報および番組名や配信期間の情報などを番組IDに対応づけて登録する。制作責任者に許諾を受けた制作参加者の情報も番組IDに対応づけて登録する。
本サイトに登録された番組の配信期間においては、制作責任者および制作参加者がそれぞれの情報端末で同じライブイベントをそれぞれの視点で撮影する。このことにより複数の情報端末からそれぞれビデオストリームが生成されて本サイトに送信され、本サイトにおいてこれらのビデオストリームが番組IDに対応づけされる。
この発明に係るライブ配信サービスウェブサイトは、複数の制作責任者によって登録された複数の番組の定義情報に基づいて番組表を作成し、アクセスしてきた視聴希望者に対して番組表を提示して視聴したい番組を選択してもらう。視聴希望者が選択した番組の配信期間においては、本サイトは、当該番組の制作サイドから送られてくる複数のビデオストリームを視聴者クライアントにて任意に選択して再生できる形式(これを1つのUGC番組と称する)に編成して視聴者クライアントに送信する。
たとえば、カヌースラローム競技会は、渓流の200メートルほどの区間に20個ほどのゲートを設置したコースで行われる。カヌーやカヤックを操る選手は渓流を流れ下りながらゲートを決められた方向に通過してゴールまでのタイムを競う。
制作責任者はこの競技会をライブ配信することを企画し、コースに沿って10人ほどのカメラマンを配置して1人の選手がスタートしてゴールするまでの様子を途切れなく撮影できるように、上記の制作参加者を募集する。この企画を本サイトに上述したような手続きで番組登録する。配信時間になると、視聴希望者は、コースに沿って配置された複数のカメラマンからのビデオストリームを選択的に再生しながら観戦することができる。
番組定義体の説明図 カメラマンテーブルの説明図 番組表の一例 UGC番組編成処理の概念図 視聴者が見るUGC番組の画面構成例
===実施例説明の前提事項===
この発明に係るライブ配信サービスを提供するウェブサイトは、この発明に係るサーバープログラムが稼働するインターネット上のコンピューティングシステムにより開設される。このサーバープログラムのことをライブ配信サーバープログラムと称し、このライブ配信サーバープログラムが稼働するコンピューターのことを文脈により本サーバーと記すことがある。
本サーバーが提供するライブ配信サービスを利用する者としては、UGC番組のビデオストリームを発信する立場の番組制作者と、配信されるUGC番組を視聴する立場の視聴者とがいる。番組制作者と視聴者とを区別しない場合には、文脈によりサービス利用者あるいは単に利用者と記すことがある。
この発明に係るライブ配信サービスの提供者(たとえば出願人である)は、本サーバーで稼働するライブ配信サーバープログラムに対応するライブ配信クライアントプログラムを制作し、たとえば周知のアプリストア(App StoreやGoogle Playなど)を通じて利用者向けに配布する。この発明に係るライブ配信サービスの主要な情報処理は、上記サーバープログラムと上記クライアントプログラムとが通信して分散コンピューティングにより実行される。
番組制作者としてのサービス利用者は、自分が使用する情報端末に上記クライアントプログラムをあらかじめインストールしておく。情報端末としてはスマートフォンやタブレット端末あるいはノートパソコンなど、インターネットに接続する携帯に適したコンピューティング機器であり、ビデオ撮影機能を備えた情報端末である。なお、ビデオ撮影機能に音声録音機能が伴うことは通常であるところ、この発明に係るUGC番組のビデオストリームには音声が伴っていてもいなくても良いので、本明細書では音声録音機能に関する説明は省略する。
番組制作者になるには、上記クライアントプログラム(以下では文脈により本アプリと記すことがある)を情報端末にインストールすることに加えて、本アプリを起動して本サーバーと通信し、アカウント登録(利用会員登録)の手続きをする必要がある。これによりサービス利用のためのID・パスワードが設定され、周知慣用の各種ウエブサービスと同様に、各会員ごとの個人情報やサービス利用状況などの情報が本サーバーに記録されるようになる。アカウント登録をした利用者は、以下に説明するように、制作責任者にもなれるし、制作参加者にもなれる。
また、上記クライアントプログラムをスマートフォンやタブレット端末にインストールしてあれば、この情報端末を使用する者はアカウント登録をしてなくても、当該クライアントプログラム中のビューワー機能を利用することにより、本サーバーから配信されるUGC番組を視聴することができる。また望ましい実施形態としては、本アプリがインストールされた情報端末でなくても、一般的なウェブブラウザを搭載したコンピューティング機器を用いることにより、誰でも本サーバーから配信されるUGC番組を視聴できるように、ブラウザ用の配信チャンネルを本サーバーに設けておく。
以下の説明においては、婉曲的になるのを避けるために、文脈によりつぎのように表現することがある。
本アプリ(ビデオ配信クライアントプログラム)をインストールしてアカウント登録したサービス利用者の情報端末のことを、会員クライアントと記すことがある。会員クライアントにより本サーバーに制作責任者として番組登録した場合は、制作責任者クライアントと記すことがある。会員クライアントにより本サーバーに制作参加者として登録した場合は、制作参加者クライアントと記すことがある。
制作責任者クライアントおよび制作参加者クライアントのことをカメラマンクライアントと記すことがある。また、本サーバーが配信するUGC番組を本アプリあるいはブラウザにより視聴する者が使用する情報端末のことを視聴者クライアントと記すことがある。
===会員クライアントにより制作責任者として番組登録をする===
会員クライアントにより本サーバーにログインすると、会員は、ホーム画面から辿って番組登録画面を見ることができる。番組登録画面にはつぎの事項を記入する入力欄が含まれている。
(1)番組タイトル
(2)配信開始日時
(3)配信終了日時
(4)イベント会場
(5)イベント概要
(6)番組テーマ
(7)ジャンル
番組制作を企画している会員は、会員クライアントを操作して番組登録画面に所要事項を記入して確定させると、本サーバーにおいて、番組を特定する番組IDと、制作責任者として当該会員の会員IDと、当該会員が入力した情報とを対応づけしたレコード(番組定義体とする)が生成されて保存される。番組定義体の概念を図1に示している。図1においては、前述したカヌースラローム競技会のライブ配信しようという企画により作成された具体例である。
===本サーバーによる番組表の提供===
この発明によるライブ配信サービスには多数の会員が登録し、相互に無関係にいろいろな番組が企画され、上述した番組登録の手続きによって複数の番組定義体がつぎつぎと生成されて本サーバーに蓄積される。それらの番組は、まだ配信日時になっていない未配信番組と、ただいま配信中の番組と、すでに配信終了した番組とに分類され、この分類は時間の経過とともに変化していく。
本サーバーは、番組定義体の集合に基づいて、未配信番組の番組表と、配信中番組の番組表と、配信済番組の番組表を作成し、本サービスサイトにアクセスしてくる利用者の情報端末にこれら番組表を提示するようにプログラムされている。図3に番組表の一例を示している。
番組表の表現の仕方にはテレビ放送の電子番組表で培われてきた知識・経験・技術を有効活用することができる。未配信番組の番組表は、配信開始日時が近い順に各番組を配列するのがよいであろう。配信中番組の番組表は、配信終了日時が近い順に各番組を配列するのがよいであろう。各番組をジャンルにより色分けしたり、ジャンル別の番組表を作成したり、番組タイトルが選択されると番組説明を表示するなど、便利な周知技術を適宜に採用すればよい。配信済番組の番組表は時間軸とは無関係にジャンルにより整理して提示してもよいであろう。
===会員クライアントにより制作参加者として登録する===
会員クライアントにより本サーバーにログインすると、会員は、ホーム画面から辿って上述した番組表を見ることができる。
ここでは、ある会員Aが未配信番組の番組表を見ているとする。会員Aは、番組表中のある番組Bに興味を持ってその番組説明を読んだ。そこにはカメラマンとして制作に参加する会員を募集中であることが記載されており、会員Aは説明に従って参加希望の操作入力をした。
すると、会員Aの会員クライアントA(このように文脈により識別符号を付ける)から本サーバーに参加希望電文(会員Aが番組Bの制作参加者に応募したことを伝える電文)が送信され、これを受けて本サーバーは、番組Bの番組定義体に基づいて番組Bの制作責任者Cを認知し、制作責任者クライアントCに宛てて参加希望電文(会員Aが制作参加者に応募したことを伝える電文)を送信する。
制作責任者クライアントCが上記電文を受信するとその内容が画面に表示され、これを見て制作責任者Cが参加希望を許諾する旨の操作入力をすると、当該クライアントCから本サーバーに参加許諾電文が送信される。これを受信した本サーバーは、会員Aを番組Bの制作参加者と認定して記録するとともに、会員クライアントAに参加許諾電文を送信して会員Aに番組Bの制作参加者になったことを伝える。
この発明に係るライブ配信サーバープログラムおよびライブ配信クライアントプログラムは以上の機能を実現するように記述されている。このようにして、番組表に掲載されている各番組について、会員がつぎつぎと制作参加者として登録されることになる。
本サーバーは、各番組ごとに制作参加者の情報を整理して管理し、各番組の番組定義体の一部として、図2に例示するようなカメラマンテーブルを作成するようにプログラムされている。図2に示すように、番組IDで番組が特定され、制作責任者および制作参加者のそれぞれの会員IDが番組に紐付けされることになる。
===カメラマンクライアントによるビデオストリームの生成===
ある番組Bの制作責任者および制作参加者は、配信開始日時の前後にそれぞれの会員クライアントにより本サーバーにログインし、番組Bの対象となっている同じイベントの状況をそれぞれの視点で各会員クライアントにより撮影する。図2の例では11人のカメラマンが同じイベントを撮影する。もちろん、11人のカメラマン全員がつねに撮影し続ける必要はない。
このようにして11人のカメラマンが使用する11台のカメラマンクライアントから11系列のビデオストリームが生成され、これらの各ビデオストリームは本サーバーに向けて送信され、本サーバーは番組定義体(カメラマンテーブルを含む)に基づいて、これらの各ビデオストリームが番組Bを構成するビデオストリームであることを認識する。こうした機能を実現するように、この発明に係るライブ配信サーバープログラムおよびライブ配信クライアントプログラムが記述されている。
===本サーバーにおけるUGC番組の編成===
本サーバーは、ある番組Bの配信時間帯において、既定の複数のカメラマンクライアントからの各ビデオストリームを受信しつつ、これらを番組Bに紐付けして記憶装置に逐次保存するとともに、各ビデオストリームに基づいてライブ配信用のUGC番組をつぎに説明するように編成し、編成番組をライブストリーミング配信する。
===UGC番組の画面構成===
図4は本サーバーにおいて実行されるUGC番組編成処理を説明するための概念図であり、図5は視聴者クライアントに表示されるUGC番組の画面構成の説明図である。
上述した例においては、本サーバーは、番組Bを構成する11台のカメラマンクライアントから11系列のビデオストリームを受信するところ、このことを図4に示している。本サーバーにおいては、11系列のビデオストリームをそのまま画面構成処理に導入するとともに、11系列のビデオストリームをそれぞれサムネイル化処理し、たとえば5秒周期で更新されるサムネイル画像(コマ落とししたサムネイル画像)を生成し、画面構成処理に導入する。
画面構成処理においては、図5に例示するような、あらかじめ設定されている画面定義体の各表示エリアに11系列のビデオストリームおよび11系列のサムネイル画像を当てはめることでUGC番組を編成し、この番組データを視聴者クライアントにライブストリーミング配信する。視聴者は図5に例示する構成の画面を見ることになる。
図5において、カメラ1と記した一番大きな表示エリアに11系列のビデオストリームの中から視聴者が選択した1つのビデオストリームが表示され、カメラ2・カメラ3・カメラ4・カメラ5と記した小さな表示エリアにサムネイル画像が表示される。
サムネイル画像の表示列は横方向にスクロールできる構成となっており、視聴者は、11系列のビデオストリームから生成した11個のサムネイル画像をスクロールしながらすべて見ることができる。そして、いずれかのサムネイル画像を選択(タップやクリックなどの操作)すると、そのサムネイル画像に対応するビデオストリームがカメラ1と記した大きな表示エリアに表示される。
以上の具体的な画面構成はあくまでも一例であり、視聴者が番組を構成しているカメラマン集合(ビデオストリーム集合)を選択可能に認識することができ、そうした選択肢から視聴者が随時に選択したビデオストリームを見ることができる構成であれば、その具体的な形態はどのようなものであってもよい。
===制作参加者を受け付けるアルゴリズムの詳細例===
制作責任者が制作参加希望者を受け付けてカメラマンテーブルに登録するまでのアルゴリズムについて、1つの具体例を詳細に説明する。
制作責任者は、希望者の受け付けをする時間帯を決め、前述した番組定義体の1つの情報として本サーバーに登録しておく。本サーバーは、会員クライアントAからある番組Bの制作参加者になりたいという電文を受け付けた際、現在日時が番組Bの参加希望受け付け時間帯に含まれるか否かを判定し、時間外であれば会員クライアントAに理由を付した非承認電文を返信し、時間内であればつぎに説明する処理に進む。
希望者の承認/非承認を決める処理は、責任者チェックモードと、位置チェック自動モードとがある。制作責任者Cが責任者チェックモードを選択して番組Bの番組表に登録してある場合、この責任者チェックモードが実行される。このモードの動作は先に説明したとおりであり、本サーバーから会員Aの希望を伝える電文が制作責任者クライアントCに送信され、制作責任者Cの意向により会員Aを制作参加者として承認するか否かが決定されて、本サーバーはその決定に従った処理を実行する。非承認の場合はその旨の電文が背本サーバーから会員クライアントAに送られる。
位置チェック自動モードとは、参加を希望する会員Aが撮影対象であるイベント開催地に居ることを条件に、制作責任者Cのチェックを省略して自動的に会員Aを制作参加者として承認し、会員クライアントAに承認電文を送るモードである。制作責任者Cがこのモードを選択する場合、そのことと、イベント開催地の地理情報(GPS位置データ)本サーバーに通知して番組Bの定義体に登録する。
本サーバーは、会員クライアントAから番組Bの参加希望電文を受け付けた際、番組定義体にて位置チェック自動モードが選択されている場合、会員クライアントAからGPS位置データを取得し、番組定義体に登録されているイベント開催地の位置データの基づく所定範囲内に会員Aが居るか否かを判定し、範囲内である場合に会員Aを制作参加者として承認し、範囲外である場合には非承認とし、会員クライアントAにその旨の電文を送信する。
===発明特定事項===
以上の説明から明らかなように、基本となる発明1は、つぎの事項(1)〜(9)により特定される方法であると把握することができる。
(1)ライブ動画の投稿を受け付けて視聴者にライブ配信するクラウドサービスを提供するためのライブ配信サーバープログラムが稼働するサーバーと、このクラウドサービスをライブ動画の制作者として利用するためのライブ配信クライアントプログラムが稼働する複数のクライアントとによって実施される分散コンピューティングの方法であること
(2)前記クライアントは、前記クラウドサービスの利用する会員としてアカウントを取得していること
(3)前記サーバーは、番組定義体に登録された複数の前記クライアントからそれぞれ送信される複数のビデオストリームを1つのUGC番組に編成して視聴者に向けてライブ配信すること
(4)前記UGC番組の制作責任者となる人は、前記クライアントにより前記サーバーと通信し、前記サーバーにおいて番組IDを付して作成される番組定義体に、制作責任者の会員IDとともに番組タイトルおよび配信期間を登録すること
(5)前記サーバーは、作成された複数の番組定義体に基づいて番組表を作成し、前記クライアントおよび視聴者端末により閲覧できるように掲示すること
(6)前記番組表中の番組の制作参加者となることを希望する人は、前記クライアントにより前記サーバーと通信し、番組を特定して希望を伝えること
(7)前記サーバーは、番組Lについての会員Mによる前記希望を受信し、番組Lの制作責任者クライアントNに前記希望を伝え、このクライアントNが承認した場合、番組Lの番組定義体に会員Mの会員IDを制作参加者として登録すること
(8)前記サーバーは、番組Lの番組定義体に登録された配信期間中において、当該番組定義体に登録された制作責任者および制作参加者の会員IDに対応する複数の前記クライアントから送信される複数のビデオストリームを受信し、これらを1つのUGC番組の形式に編成して視聴者に向けてライブ配信すること
(9)前記UGC番組は、前記番組表から選択してこれを受信再生する視聴者端末において、当該番組を構成している複数のビデオストリームの中から任意のビデオストリームを選択的に視聴することができる形式であること
また、発明1を前提として、つぎの事項(10)により特定される方法の発明2を把握することができる。
(10)前記サーバーは、制作責任者が制作参加者の受け付け時間を番組定義体に登録した場合、その受け付け時間外において制作参加希望者クライアントから前記希望を受信した場合、参加希望を不承認とする処理を行うこと
また、発明1または発明2を前提として、つぎの事項(11)により特定される方法の発明3を把握することができる。
(11)前記サーバーは、制作責任者が制作参加者の受け付けに関して位置チェック自動モードおよびイベント開催地の位置データを番組定義体に登録した場合、制作参加希望者クライアントから前記希望を受信した場合、当該クライアントから位置データを取得し、その位置データが前記イベント開催地位置データと所定の関係にあることを条件に、当該制作責任者のチェックを省略して自動的に当該希望者を制作参加者として承認する処理を行うこと
また、発明1を前提として、つぎの事項(12)により特定される方法の発明4を把握することができる。
(12)前記UGC番組は、当該番組を構成する複数のビデオストリームの中から視聴者が選択したビデオストリームを大画面で表示し、その他のビデオストリームをコマ落とししたサムネイル画像に変換して選択肢として表示すること
また、発明1を前提として、つぎの事項(13)により特定される方法の発明5を把握することができる。
(13)前記サーバーは、UGC番組の撮影対象であるイベントに関する説明記述を制作責任者クライアントから受け付けて当該番組の番組定義体に登録し、この説明記述を番組表として閲覧可能とすること
さらに、この発明の射程は、当然ながら、発明1〜5のいずれかに係る分散コンピューティングの方法を実施するように前記ライブ配信サーバープログラムによりプログラムされたサーバーに及ぶものである。また同様に、この発明の射程は、発明1〜5のいずれかに係る分散コンピューティングの方法を実施するようにスマートフォンやタブレット端末などにインストールされるアプリ(ライブ配信クライアントプログラム)にも及ぶものである。

Claims (7)

  1. つぎの事項(1)〜(9)により特定される方法。
    (1)ライブ動画の投稿を受け付けて視聴者にライブ配信するクラウドサービスを提供するためのライブ配信サーバープログラムが稼働するサーバーと、このクラウドサービスをライブ動画の制作者として利用するためのライブ配信クライアントプログラムが稼働する複数のクライアントとによって実施される分散コンピューティングの方法であること
    (2)前記クライアントは、前記クラウドサービスの利用する会員としてアカウントを取得していること
    (3)前記サーバーは、番組定義体に登録された複数の前記クライアントからそれぞれ送信される複数のビデオストリームを1つのUGC番組に編成して視聴者に向けてライブ配信すること
    (4)前記UGC番組の制作責任者となる人は、前記クライアントにより前記サーバーと通信し、前記サーバーにおいて番組IDを付して作成される番組定義体に、制作責任者の会員IDとともに番組タイトルおよび配信期間を登録すること
    (5)前記サーバーは、作成された複数の番組定義体に基づいて番組表を作成し、前記クライアントおよび視聴者端末により閲覧できるように掲示すること
    (6)前記番組表中の番組の制作参加者となることを希望する人は、前記クライアントにより前記サーバーと通信し、番組を特定して希望を伝えること
    (7)前記サーバーは、番組Lについての会員Mによる前記希望を受信し、番組Lの制作責任者クライアントNに前記希望を伝え、このクライアントNが承認した場合、番組Lの番組定義体に会員Mの会員IDを制作参加者として登録すること
    (8)前記サーバーは、番組Lの番組定義体に登録された配信期間中において、当該番組定義体に登録された制作責任者および制作参加者の会員IDに対応する複数の前記クライアントから送信される複数のビデオストリームを受信し、これらを1つのUGC番組の形式に編成して視聴者に向けてライブ配信すること
    (9)前記UGC番組は、前記番組表から選択してこれを受信再生する視聴者端末において、当該番組を構成している複数のビデオストリームの中から任意のビデオストリームを選択的に視聴することができる形式であること
  2. つぎの事項(10)により特定される請求項1に記載の方法。
    (10)前記サーバーは、制作責任者が制作参加者の受け付け時間を番組定義体に登録した場合、その受け付け時間外において制作参加希望者クライアントから前記希望を受信した場合、参加希望を不承認とする処理を行うこと
  3. つぎの事項(11)により特定される請求項1または2に記載の方法。
    (11)前記サーバーは、制作責任者が制作参加者の受け付けに関して位置チェック自動モードおよびイベント開催地の位置データを番組定義体に登録した場合、制作参加希望者クライアントから前記希望を受信した場合、当該クライアントから位置データを取得し、その位置データが前記イベント開催地位置データと所定の関係にあることを条件に、当該制作責任者のチェックを省略して自動的に当該希望者を制作参加者として承認する処理を行うこと
  4. つぎの事項(12)により特定される請求項1に記載の方法。
    (12)前記UGC番組は、当該番組を構成する複数のビデオストリームの中から視聴者が選択したビデオストリームを大画面で表示し、その他のビデオストリームをコマ落とししたサムネイル画像に変換して選択肢として表示すること
  5. つぎの事項(13)により特定される請求項1に記載の方法。
    (13)前記サーバーは、UGC番組の撮影対象であるイベントに関する説明記述を制作責任者クライアントから受け付けて当該番組の番組定義体に登録し、この説明記述を番組表として閲覧可能とすること
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の分散コンピューティングの方法を実施するように前記ライブ配信サーバープログラムによりプログラムされたサーバー。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の分散コンピューティングの方法を実施するように前記クライアントにインストールされるライブ配信クライアントプログラム。
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