JP2017118321A - 基地局装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストが増加するのを防止しつつ送信ダイバーシチ効果を得ることが可能な基地局装置を得ること。
【解決手段】本発明にかかる基地局装置1は、予め決められた方向に移動する移動局に向けて送信する送信信号を生成する変調装置10と、送信信号を送信するアンテナ12−1と、送信信号を送信するアンテナ12−2と、を備え、アンテナ12−1の設置位置とアンテナ12−2の設置位置の、移動局の移動方向と平行な方向の位置の差である設置オフセットを、送信信号が変調装置10からアンテナ12−1へ伝送されるまでの伝送時間と、送信信号が変調装置10からアンテナ12−2へ伝送されるまでの伝送時間と、送信信号の帯域幅とに基づいて決定した距離とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のアンテナを用いて無線通信を行う基地局装置に関する。
移動体無線通信システムにおいて伝送品質を向上させる技術として、送信ダイバーシチ技術がある。送信ダイバーシチ技術としては、例えば、特許文献1および特許文献2で開示された方法、具体的には、複数の送信アンテナから送信される送信信号にそれぞれ異なる遅延量を付加することでマルチパスを発生させ、空間ダイバーシチ効果、パスダイバーシチ効果、周波数ダイバーシチ効果などを得る方法が存在する。また、非特許文献1では、送信信号に時空間符号化(STBC:Space Time Block Code)などの符号化を施す送信ダイバーシチ技術が開示されている。
特許第5183798号公報 特許第4402151号公報
大鐘武雄・小川恭孝著「わかりやすいMIMOシステム技術」オーム社、p.87−94
しかしながら、特許文献1および特許文献2で開示されている、送信信号に遅延を与えてマルチパスを発生させる送信ダイバーシチ技術では、遅延を与えるための回路が必要となりコストが増大するという問題があった。例えば、特許文献1で開示された発明では、変調部と送信アンテナとの間に遅延器を備える必要があり、コストが増大する。また、非特許文献1で開示されている、STBCを適用した送信ダイバーシチでは、送信アンテナ本数を3以上とすると、符号化率は1未満となり、伝送効率が低下するといった課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、コストが増加するのを防止しつつ送信ダイバーシチ効果を得ることが可能な基地局装置を得ることを目的とする。
また、送信アンテナの本数を3以上とした場合でも伝送効率が低下することのない基地局装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる基地局装置は、予め決められた方向に移動する移動局に向けて送信する送信信号を生成する信号生成部と、送信信号を送信する第1のアンテナと、送信信号を送信する第2のアンテナと、を備える。また、基地局装置の第1のアンテナの設置位置と第2のアンテナの設置位置の、移動局の移動方向と平行な方向の位置の差を、送信信号が信号生成部から第1のアンテナへ伝送されるまでの伝送時間と、送信信号が信号生成部から第2のアンテナへ伝送されるまでの伝送時間と、送信信号の帯域幅とに基づいて決定した距離とする。
本発明にかかる基地局装置によれば、コストを増加させずに送信ダイバーシチ効果を得ることができる、という効果を奏する。
実施の形態1にかかる基地局装置を適用した無線通信システムの構成例を示す図 実施の形態1にかかる基地局装置の構成例を示す図 実施の形態2にかかる基地局装置の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる基地局装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる基地局装置を適用した無線通信システムの構成例を示す図である。本実施の形態にかかる基地局装置が無線通信を行う対象の移動局は、鉄道車両、自動車など、予め決められた方向に移動する移動体に搭載された無線通信装置、または、この移動体の利用者が携帯している無線通信装置、すなわち、移動体とともに移動する無線通信装置を想定する。
図1は、本実施の形態にかかる基地局装置が道路上の移動局と通信する場合を想定した無線通信システムの構成例を示している。
図1に示した無線通信システム100は、基地局装置11および12を含んで構成され、基地局装置11および12は、略直線の道路である移動局走路20上の移動局21〜23と無線通信を行う。なお、以降の説明において、基地局装置11および12に共通の構成、動作等を説明する場合など基地局を区別する必要が無い場合には基地局装置11および12を総称して基地局装置1と記載する。同様に、移動局21〜23を移動局2と記載する場合がある。図1では基地局装置1が2台の場合の構成を示しているが一例であり基地局装置1の台数はこれに限定されない。また、本実施の形態では移動局走路20を略直線の道路として説明するが、略直線の線路などでもよい。
基地局装置1は、移動局2へ送信する信号を生成する信号生成部である変調装置10と、アンテナ12−1および12−2とを備える。なお、図1では受信系の構成を省略している。変調装置10は、図示を省略した上位装置などの外部の装置から受け取ったデータまたは基地局装置1内で生成されたデータを変調して送信信号を生成し、アンテナ12−1および12−2へ出力する。アンテナ12−1および12−2は、移動局走路20に沿って設置され、変調装置10から入力された送信信号を無線信号に変換して送信する。アンテナ12−1および12−2は、移動局走路20を挟んで、移動局走路20の両脇に、すなわち移動局2の移動方向に直交する方向の異なる端部に、それぞれ設置されている。なお、図1に示した配置は一例である。アンテナ12−1および12−2が移動局走路20に沿って設置されていればよく、変調装置10など、基地局装置1のその他の構成要素については移動局走路20から離れて設置されていてもよい。
基地局装置1について、図2を用いてさらに詳しく説明する。図2は、実施の形態1にかかる基地局装置1の構成例を示す図である。なお、図2では、図1に示した構成要素と同じ構成要素に同一の符号を付している。図2では、アンテナ12−1および12−2の設置位置の関係についても示している。
変調装置10は、移動局2への送信データを規定の変調方式、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などの変調方式で変調して送信信号を生成する。変調装置10で生成された送信信号は、信号線11−1を介してアンテナ12−1へ入力されるとともに、信号線11−2を介してアンテナ12−2へ入力される。信号線11−1および11−2は、同軸ケーブル、光ファイバなど、送信信号を伝送できる有線ケーブルであればよく、媒体は問わない。また、信号線11−1の信号線長と信号線11−2の信号線長とは同一とする。なお、信号線11−1の長さは、変調装置10の出力端からアンテナ12−1の入力端までの長さ、信号線11−2の長さは、変調装置10の出力端からアンテナ12−2の入力端までの長さとする。
アンテナ12−1および12−2は指向性を持つ指向性アンテナとする。アンテナ12−1は、信号線11−1を介して入力された送信信号を無線信号に変換し、移動局走路20と平行な方向に放射する。アンテナ12−2は、信号線11−2を介して入力された送信信号を無線信号に変換し、移動局走路20と平行な方向に放射する。アンテナ12−1および12−2の指向性方向は図2における右方向とし、基地局装置1は自装置の右側に存在する移動局2と通信を行うものとする。例えば、図1に示した無線通信システム100において、基地局装置11のアンテナ12−1および12−2の指向性方向は、基地局装置11から基地局装置12へ向かう方向であり、基地局装置11は移動局21および22と通信を行うものとする。基地局装置12のアンテナ12−1および12−2の指向性方向も同様であり、基地局装置12は移動局23と通信を行うものとする。アンテナ12−1および12−2から送信された無線信号の放射角、すなわち、無線信号の指向性方向に対する拡がりを示す角度である放射角は移動局走路20を1つのアンテナでカバーできる角度とする。具体的には、特定の基地局装置1と通信を行う移動局2に対し、この基地局装置1のアンテナ12−1から送信された無線信号およびアンテナ12−2から送信された無線信号の双方が到達するようにする。例えば、図1に示した無線通信システム100において、基地局装置12のアンテナ12−1および12−2から送信される無線信号の放射角は、これらのアンテナ12−1および12−2の各々から放射された無線信号の双方が移動局23に到達可能な設定とする。アンテナ12−1から送信される無線信号の放射角とアンテナ12−2から送信される無線信号の放射角とは同じであることが望ましいが異なっていてもよい。
また、上述したように、アンテナ12−1および12−2は移動局走路20を挟んで設置される。ここで、送信信号の帯域幅をBW[Hz]、光速をc[m/s]とすると、アンテナ12−1および12−2の、移動局2の移動方向と平行な方向(図2の左右方向)についての設置オフセットをc/BW[m]以上とする。移動局2の移動方向と平行な方向についての設置オフセットとは、移動局2の移動方向と平行な方向の位置の差である。c/BWは、アンテナ12−1および12−2から送信される無線信号の帯域幅の逆数(1/帯域幅)の時間長に相当する距離、具体的には、無線信号が帯域幅の逆数で示される時間において伝搬する距離である。図2では、一例として、アンテナ12−2をアンテナ12−1の右側に、アンテナ12−1からc/BW[m]以上離して設置している。
以上説明したように、本実施の形態にかかる基地局装置1では、送信ダイバーシチを行う2本のアンテナ12−1および12−2を、移動局走路20を挟んで配置し、移動局2の移動方向に沿って、1/BW(帯域幅)の時間長に相当する距離以上ずらして設置することとした。これにより、変調装置10で生成され、基地局装置1の2本のアンテナから放射された各送信信号が、1/BWの時間長以上の時間差を持って移動局2に到達する。したがって、送信信号に対して遅延を付加するためのアナログ回路またはデジタル回路を使用することなくマルチパス環境を構築することができ、コストを増加させずに送信ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、以上の説明では、説明を簡単化するために、信号線11−1の信号線長と信号線11−2の信号線長が同一であるものとしたが、これに限る必要はなく、信号線長が異なっていても構わない。例えば、信号線11−1の伝送遅延、すなわち送信信号が変調装置10からアンテナ12−1へ伝送されるまでの伝送時間がT1[s]、信号線11−2の伝送遅延、すなわち送信信号が変調装置10からアンテナ12−2へ伝送されるまでの伝送時間がT2[s](T1<T2)の場合、アンテナ12−1とアンテナ12−2の設置オフセットを、c×(T2−T1+1/BW)[m]以上とする。一例として、図2において、アンテナ12−2をアンテナ12−1の右側に、アンテナ12−1からc×(T2−T1+1/BW)[m]以上離して設置する。これにより、アンテナ12−1から放射された送信信号がアンテナ12−2から放射された送信信号に対して1/BWの時間長以上遅延して移動局2に到着することになり、上述した効果と同様の効果が得られる。
また、以上の説明では、各基地局装置1のアンテナ12−1および12−2は、図2の右方向に電波を放射することとしたが、これに限る必要はない。各基地局装置1のアンテナ12−1および12−2が逆方向すなわち図2の左方向に電波を放射するようにしても、移動局2で観測されるアンテナ12−1からの受信信号とアンテナ12−2からの受信信号との到来時間差は1/BWの時間長以上となるため、上述した効果と同様の効果が得られる。
また、以上の説明では、アンテナ12−1および12−2を移動局走路20の両脇に設置することとしたが、片側に設置する構成としてもよい。この場合も上記と同様に、アンテナ12−1および12−2から放射された同一の信号が移動局2に到着する時間の差が1/BWの時間長以上となるように、アンテナ12−1および12−2を設置する。具体的には、送信信号の帯域幅をBW[Hz]、光速をc[m/s]としたとき、アンテナ12−1および12−2の設置オフセットがc/BW[m]以上となるようにアンテナ12−1および12−2を設置する。これにより送信ダイバーシチ効果を得ることができる。
また、変調装置10が生成する送信信号が、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA:Single Carrier−Frequency Division Multiple Access)方式などのブロック伝送方式の送信信号の場合、各シンボルに付加されるガードインターバル長をG[s]とすると、移動局2におけるアンテナ12−1からの受信信号とアンテナ12−2からの受信信号との到来時間差が、1/BW[s]以上かつG[s]未満となるように、上述したアンテナ12−1とアンテナ12−2の設置オフセットを設定する。なお、信号線11−1の信号線長と信号線11−2の信号線長が異なる場合には、信号線11−1の伝送遅延と信号線11−2の伝送遅延の差を考慮して設置オフセットの設定範囲を調整する。
これにより、移動局2におけるアンテナ12−1からの受信信号とアンテナ12−2からの受信信号との到来時間差をガードインターバル長未満にすることができるため、ブロック伝送方式を適用した無線通信システムにおいて、シンボル間干渉を抑圧しつつ、送信ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、以上の説明では、アンテナ12−1および12−2は、指向性方向が移動局走路20と平行となるように設定される、すなわち、移動局走路20と平行な方向に電波を放射するものとしたが、これに限る必要はない。アンテナ12−1および12−2の一方または双方が移動局走路20に対して角度をつけて電波を放射するようにした場合でも同様の効果を得ることができる。ただし、各アンテナからの各電波の放射方向が移動局経路20の外側すなわち移動局2が存在する可能性のある方向から外れた方向を向かないように設定し、1台の移動局2に各アンテナから放射された電波の双方が到達するようにする。
また、アンテナ12−1および12−2が指向性アンテナであるものとして説明したが、アンテナ12−1および12−2は無指向性アンテナであってもよい。アンテナ12−1および12−2が無指向性アンテナの場合にも同様の効果を得ることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2の基地局装置を説明する。なお、基地局装置のアンテナの設置場所は、実施の形態1と同様に、予め決められた方向に移動する移動局の移動局走路沿いとする。
図3は、実施の形態2にかかる基地局装置の構成例を示す図である。本実施の形態の基地局装置1aは、変調装置10aおよびアンテナ12−3〜12−6を備える。アンテナ12−3〜12−6は、それぞれ、信号線11−3〜11−6を介して変調装置10aに接続されている。信号線11−3〜11−6は実施の形態1の基地局装置1を構成していた信号線11−1および11−2と同様に、同軸ケーブル、光ファイバなどの有線ケーブルである。信号線11−3〜11−6の各信号線長は同一とする。アンテナ12−3および12−5は実施の形態1の基地局1を構成していたアンテナ12−1および12−2に対応しており、第1のアンテナおよび第2のアンテナである。アンテナ12−4および12−6は第3のアンテナおよび第4のアンテナである。
変調装置10aは、時空間ブロック符号化(STBC:Space Time Block Code)、差動時空間ブロック符号化(DSTBC:Differential STBC)、空間周波数ブロック符号化(SFBC:Space Frequency Block Code)、差動空間周波数ブロック符号化(DSFBC:Differential SFBC)などの、符号化率が1の2ブランチ送信ダイバーシチ符号化された2系統の送信信号を生成する。送信ダイバーシチ符号化方式はどのような方式でもよく、例えば、STBC方式ではAlamouti符号など、既存の符号化方式を用いることができる。
変調装置10aで生成された2系統の送信信号のうち一方は、信号線11−3を介してアンテナ12−3へ入力されるとともに、信号線11−5を介してアンテナ12−5へ入力される。2系統の送信信号のうち他方は、信号線11−4を介してアンテナ12−4へ入力されるとともに、信号線11−6を介してアンテナ12−6へ入力される。したがって、アンテナ12−3および12−5からは同一信号が送信され、アンテナ12−4および12−6からは同一信号が送信される。
アンテナ12−M(M:3〜6)は、実施の形態1の基地局装置1が備えているアンテナ12−1および12−2と同様に、指向性を持つ指向性アンテナである。アンテナ12−Mは、信号線11−Mを介して入力された送信信号を無線信号に変換し、移動局走路20と平行な方向に放射する。
アンテナ12−3および12−4は物理的に異なる2つのアンテナでもよいし、偏波共用アンテナのように1つの筐体に実装されるアンテナでもよい。同様に、アンテナ12−5および12−6は物理的に異なる2つのアンテナでもよいし、偏波共用アンテナのように1つの筐体に実装されるアンテナでもよい。この場合、基地局装置1aは、例えば、第1のアンテナとしてアンテナ12−3および12−4を備え、第2のアンテナとしてアンテナ12−5および12−6を備える、2アンテナ構成の基地局となる。偏波共用アンテナを使用した場合には装置を小型化することができる。また、アンテナ12−3とアンテナ12−4が物理的に異なる2つのアンテナであり、かつ、同一偏波のアンテナである場合は、アンテナ12−3とアンテナ12−4は送信信号の波長の1/2以上、距離を離して設置する。アンテナ12−5とアンテナ12−6が物理的に異なる2つのアンテナであり、かつ、同一偏波のアンテナである場合は、アンテナ12−5とアンテナ12−6は送信信号の波長の1/2以上、距離を離して設置する。ここで、アンテナ12−Mの指向性方向は図3における右方向とし、基地局装置1aは自身の右側に存在する移動局2と通信を行うものとする。
アンテナ12−3および12−4の組とアンテナ12−5および12−6の組は、移動局走路20を挟んで設置される。また、送信信号の帯域幅をBW[Hz]、光速をc[m/s]とすると、アンテナ12−3および12−5の、図示しない移動局の移動方向と平行な方向(図3の左右方向)についての設置オフセットをc/BW[m]以上とする。同様に、アンテナ12−4および12−6の、移動局の移動方向と平行な方向についての設置オフセットをc/BW[m]以上とする。図3では、一例として、アンテナ12−5をアンテナ12−3の右側に、アンテナ12−3からc/BW[m]以上離して設置している。また、アンテナ12−6をアンテナ12−4の右側に、アンテナ12−4からc/BW[m]以上離して設置している。
以上説明したように、本実施の形態では、空間符号化された2系統の送信ダイバーシチ信号を、それぞれ2本のアンテナに分配し、送信信号系列が異なる2本のアンテナを1組として、異なる組のアンテナ同士を移動局の移動方向に沿って1/BWの時間長に相当する距離以上ずらして設置することとした。これにより、基地局装置の同一信号を送信する2本のアンテナから放射された各送信信号が、1/BWの時間長以上の時間差を持って移動局に到達する。したがって、実施の形態1と同様に、送信信号に対して遅延を付加するためのアナログ回路またはデジタル回路を使用することなくマルチパス環境を構築することができ、コストを増加させずに送信ダイバーシチ効果を得ることができる。また、伝送効率を低下させることなく、4ブランチ分の送信ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、以上の説明では、説明を簡単化するために、信号線11−Mの各信号線長が全て同一であるものとしたが、これに限る必要はなく、信号線長が異なっていても構わない。例えば、信号線11−3の伝送遅延、すなわち送信信号が変調装置10aからアンテナ12−3へ伝送されるまでの伝送時間がT3[s]、信号線11−5の伝送遅延、すなわち送信信号が変調装置10aからアンテナ12−5へ伝送されるまでの伝送時間がT5[s](T3<T5)の場合、アンテナ12−3とアンテナ12−5の設置オフセットを、c×(T5−T3+1/BW)[m]以上とする。一例として、図3において、アンテナ12−5をアンテナ12−3の右側に、アンテナ12−3からc×(T5−T3+1/BW)[m]以上離して設置する。これにより、アンテナ12−3から放射された送信信号がアンテナ12−5から放射された送信信号に対して1/BWの時間長以上遅延して移動局に到着することになり、上述した効果と同様の効果が得られる。また、信号線11−4と信号線11−6についても同様である。なお、アンテナの設置性すなわち各アンテナを設置する際の作業の容易性を考慮すると、信号線11−3と信号線11−4は同一信号線長であることが望ましく、また、信号線11−5と信号線11−6は同一信号線長であることが望ましい。しかし、これに限る必要はなく、信号線11−3と信号線11−4の信号線長が異なっていてもよく、また、信号線11−5と信号線11−6の信号線長が異なっていてもよい。
また、以上の説明では、アンテナ12−Mは、図3の右方向に電波を放射することとして説明したが、これに限る必要はない。アンテナ12−Mが逆方向すなわち図3の左方向に電波を放射するようにしても、移動局で観測されるアンテナ12−3からの受信信号とアンテナ12−5からの受信信号との到来時間差は1/BWの時間長以上となり、移動局で観測されるアンテナ12−4からの受信信号とアンテナ12−6からの受信信号との到来時間差は1/BWの時間長以上となるため、上述した効果と同様の効果が得られる。
また、以上の説明では、アンテナ12−Mを移動局走路20の両脇に設置することとしたが、片側に設置する構成としてもよい。この場合も上記と同様に、アンテナ12−Mから放射された同一の信号が移動局2に到着する時間の差が1/BWの時間長以上となるように、アンテナ12−Mの各々を設置する。具体的には、送信信号の帯域幅をBW[Hz]、光速をc[m/s]としたとき、アンテナ12−3および12−5の設置オフセット、アンテナ12−4および12−6の設置オフセットの双方がc/BW[m]以上となるようにアンテナ12−3〜12−6を設置する。これにより送信ダイバーシチ効果を得ることができる。
また、変調装置10aが生成する送信信号が、OFDM、SC−FDMAなどのブロック伝送方式の送信信号の場合、各シンボルに付加されるガードインターバル長をG[s]とすると、アンテナ12−3から放射された送信信号とアンテナ12−5から放射された送信信号とが移動局に到着する時間の差が1/BW[s]以上、かつ、アンテナ12−4から放射された送信信号とアンテナ12−6から放射された送信信号とが移動局に到着する時間の差が1/BW[s]以上、かつ、アンテナ12−Mから放射された送信信号のうち移動局に最も早く到着するものと最も遅く到着するものとの時間差がG[s]未満となるように、上述したアンテナ12−3とアンテナ12−5の設置オフセットおよびアンテナ12−4とアンテナ12−6の設置オフセットを設定する。
これにより、移動局2におけるアンテナ12−Mからの各受信信号の到来時間差をガードインターバル長未満にすることができるため、ブロック伝送方式を適用した無線通信システムにおいて、シンボル間干渉を抑圧しつつ、送信ダイバーシチ効果を得ることができる。
なお、以上の説明では、アンテナ12−Mは、指向性方向が移動局走路20と平行となるように設定される、すなわち、移動局走路20と平行な方向に電波を放射するものとしたが、これに限る必要はない。アンテナ12−Mの一部または全てが移動局走路20に対して角度をつけて電波を放射するようにした場合でも同様の効果を得ることができる。ただし、アンテナ12−Mからの各電波の放射方向が移動局経路20の外側すなわち移動局が存在する可能性のある方向から外れた方向を向かないように設定し、1台の移動局に各アンテナから放射された電波の双方が到達するようにする。
また、アンテナ12−Mが指向性アンテナであるものとして説明したが、アンテナ12−Mは無指向性アンテナであってもよい。アンテナ12−Mが無指向性アンテナの場合にも同様の効果を得ることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1,11,12,1a 基地局装置、21,22,23 移動局、10,10a 変調装置、11−1〜11−6 信号線、12−1〜12−6 アンテナ、20 移動局走路、100 無線通信システム。

Claims (15)

  1. 予め決められた方向に移動する移動局に向けて送信する送信信号を生成する信号生成部と、
    前記送信信号を送信する第1のアンテナと、
    前記送信信号を送信する第2のアンテナと、
    を備え、
    前記第1のアンテナの設置位置と前記第2のアンテナの設置位置の、前記移動局の移動方向と平行な方向の位置の差である設置オフセットを、前記送信信号が前記信号生成部から前記第1のアンテナへ伝送されるまでの伝送時間と、前記送信信号が前記信号生成部から前記第2のアンテナへ伝送されるまでの伝送時間と、前記送信信号の帯域幅とに基づいて決定した距離とする、
    ことを特徴とする基地局装置。
  2. 前記設置オフセットを、前記送信信号が前記信号生成部から前記第1のアンテナを経由して前記移動局に到達するまでの所要時間と、前記送信信号が前記信号生成部から前記第2のアンテナを経由して前記移動局に到達するまでの所要時間との差が、前記送信信号の帯域幅の逆数で示される時間長以上となる距離とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナを偏波共用アンテナとし、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナの各々は、送信ダイバーシチ符号化された2系統の信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の基地局装置。
  4. 前記信号生成部は、前記送信信号を生成する際に時空間ブロック符号化、差動時空間符号化、空間周波数ブロック符号化または差動空間周波数ブロック符号化を実行する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の基地局装置。
  5. 前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナが指向性アンテナであり、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナの指向性方向を同一方向とし、かつ前記指向性方向を前記移動局の移動方向と平行な方向とする、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の基地局装置。
  6. 前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナは前記移動局が移動する移動局走路の両脇に設置されている、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の基地局装置。
  7. 前記信号生成部がブロック伝送方式の送信信号を生成し、
    前記設置オフセットを、前記送信信号が前記第1のアンテナ経由で前記移動局に到達するまでの所要時間と前記送信信号が前記第2のアンテナ経由で前記移動局に到達するまでの所要時間との差が前記送信信号の各シンボルに挿入されるガードインターバルの時間長未満となる距離とする、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の基地局装置。
  8. 前記送信信号を送信する第3のアンテナと、
    前記送信信号を送信する第4のアンテナと、
    を備え、
    前記信号生成部が生成する前記送信信号を送信ダイバーシチ符号化された2系統の信号とし、
    前記第1のアンテナおよび前記第2のアンテナが前記2系統の信号の一方を送信し、
    前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナが前記2系統の信号の他方を送信し、
    前記第3のアンテナの設置位置と前記第4のアンテナの設置位置の前記設置オフセットを、前記送信信号が前記信号生成部から前記第3のアンテナへ伝送されるまでの伝送時間と、前記送信信号が前記信号生成部から前記第4のアンテナへ伝送されるまでの伝送時間と、前記送信信号の帯域幅とに基づいて決定した距離とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載の基地局装置。
  9. 前記設置オフセットを、前記送信信号が前記信号生成部から前記第1のアンテナを経由して前記移動局に到達するまでの所要時間と、前記送信信号が前記信号生成部から前記第2のアンテナを経由して前記移動局に到達するまでの所要時間との差が、前記送信信号の帯域幅の逆数で示される時間長以上となる距離とする、
    ことを特徴とする請求項8に記載の基地局装置。
  10. 前記設置オフセットを、前記送信信号が前記信号生成部から前記第3のアンテナを経由して前記移動局に到達するまでの所要時間と、前記送信信号が前記信号生成部から前記第4のアンテナを経由して前記移動局に到達するまでの所要時間との差が、前記送信信号の帯域幅の逆数で示される時間長以上となる距離とする、
    ことを特徴とする請求項8または9に記載の基地局装置。
  11. 前記信号生成部は、前記送信信号を生成する際に時空間ブロック符号化、差動時空間符号化、空間周波数ブロック符号化または差動空間周波数ブロック符号化を実行する、
    ことを特徴とする請求項8、9または10に記載の基地局装置。
  12. 前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナが指向性アンテナであり、
    前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナの指向性方向を同一方向とし、かつ前記指向性方向を前記移動局の移動方向と平行な方向とする、
    ことを特徴とする請求項8から11のいずれか一つに記載の基地局装置。
  13. 前記第1のアンテナ、前記第2のアンテナ、前記第3のアンテナおよび前記第4のアンテナは前記移動局が移動する移動局走路の両脇に設置され、かつ同一の信号を送信するアンテナ同士は前記移動局走路を挟んで設置されている、
    ことを特徴とする請求項8から12のいずれか一つに記載の基地局装置。
  14. 前記信号生成部がブロック伝送方式の送信信号を生成し、
    前記設置オフセットを、前記送信信号が前記第1のアンテナ経由で前記移動局に到達するまでの所要時間、前記送信信号が前記第2のアンテナ経由で前記移動局に到達するまでの所要時間、前記送信信号が前記第3のアンテナ経由で前記移動局に到達するまでの所要時間、および前記送信信号が前記第4のアンテナ経由で前記移動局に到達するまでの所要時間、のうち、最長の所要時間と最短の所要時間の差が前記送信信号の各シンボルに挿入されるガードインターバルの時間長未満となる距離とする、
    ことを特徴とする請求項8から13のいずれか一つに記載の基地局装置。
  15. 前記ブロック伝送方式を直交周波数分割多重方式またはシングルキャリア周波数分割多元接続方式とする、
    ことを特徴とする請求項7または14に記載の基地局装置。
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