JP2017117399A - ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム - Google Patents

ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2017117399A
JP2017117399A JP2015255125A JP2015255125A JP2017117399A JP 2017117399 A JP2017117399 A JP 2017117399A JP 2015255125 A JP2015255125 A JP 2015255125A JP 2015255125 A JP2015255125 A JP 2015255125A JP 2017117399 A JP2017117399 A JP 2017117399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
firmware
repeater
unit
acquired
repeaters
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015255125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6569524B2 (ja
Inventor
河野 仁志
Hitoshi Kono
仁志 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Icom Inc
Original Assignee
Icom Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Icom Inc filed Critical Icom Inc
Priority to JP2015255125A priority Critical patent/JP6569524B2/ja
Publication of JP2017117399A publication Critical patent/JP2017117399A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6569524B2 publication Critical patent/JP6569524B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】無線端末同士の通信を途絶えさせることなく、レピータのファームウェアを更新する。【解決手段】コントローラ1の受信部12は、無線端末同士の通信を中継する複数のレピータから使用状況信号およびファームウェアの上書き完了信号を受信する。判定部16は、ファームウェア取得部15が取得したファームウェアのバージョンと記憶部11のレピータ情報に含まれる、レピータの現在のファームウェアのバージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていないレピータがあるか否かを判定し、使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていないレピータの中に使用中でないレピータがあるか否かを判定する。送信部14は、取得したファームウェアを、判定部16が使用中でないと判定したレピータに送信する。書換部13は、受信部12で、完了信号を受信したレピータのバージョン情報を、送信したファームウェアのバージョンに書き換える。【選択図】図2

Description

本発明は、ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラムに関する。
無線通信には、複数のレピータを経由して無線端末同士の通信を行う技術がある。レピータは常時稼働が望まれるため、ファームウェアの更新の際に使用不能になることは好ましくない。例えば、特許文献1には、基地局の送信電波を制御し、通信サービス提供中の通信路を特定の基地局から隣接の基地局に無瞬断で切換えることで、通信サービスが提供されていない状態を作り出した基地局のソフトウェアの更新を行うソフトウェアの更新方法が開示されている。
特開2009−124726号公報
しかし、システム運用に影響を与えないように手動でレピータのファームウェアの更新を行うのは非常に難しく、ファームウェア更新の際にはレピータを数時間単位で、完全に停止させる必要があった。この際、レピータが停止している時間を出来る限り短く迅速に行えるように専用の作業者を複数名投入することが多く、運営側にも無視できない負担が発生していた。特許文献1に記載の技術をレピータのファームウェアの更新に適用した場合、無線端末が通信中に異なるレピータに切り替え可能な機能を備える必要があり、さらにレピータの送信電力を上げたり下げたりする制御が必要になる。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、無線端末同士の通信を途絶えさせることなく、レピータのファームウェアの更新を自動で容易に行えるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るファームウェア更新装置は、
無線端末同士の通信を中継する複数のレピータに接続するファームウェア更新装置であって、
前記レピータのファームウェアを取得するファームウェア取得部と、
前記レピータから、前記レピータが前記無線端末によって使用されているか否かを示す使用状況信号およびファームウェアの上書きが完了したことを通知する完了信号を受信する受信部と、
前記レピータの現在のファームウェアのバージョンまたはファームウェアの更新日時を示すバージョン情報を記憶する記憶部と、
前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアのバージョンまたは取得日時と、前記バージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていない前記レピータがあるか否かを判定し、前記使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中に使用中でない前記レピータがあるか否かを判定する判定部と、
前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアを、前記判定部が使用中でないと判定した前記レピータに送信する送信部と、
前記受信部で、前記完了信号を受信した前記レピータの前記バージョン情報を、前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアのバージョンまたは前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアへの更新が完了した更新日時に書き換える書換部と、
を備える。
好ましくは、前記複数のレピータには、前記無線端末を制御するための制御チャンネルと、前記無線端末が通話を行うための通話チャンネルとを含む各固有のチャンネルが割り当てられており、
前記判定部は、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中の、前記通話チャンネルを割り当てられた前記レピータが使用中であるか否かと、前記制御チャンネルを割り当てられた前記レピータが処理中であるか否かとを判定し、
前記送信部は、前記受信部にて、前記判定部が使用中でないと判定した前記通話チャンネルが割り当てられたすべての前記レピータからの前記完了信号を受信した後に、前記判定部が処理中でないと判定した前記制御チャンネルが割り当てられた前記レピータに、前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアを送信する。
好ましくは、前記制御チャンネルを前記レピータに割り当てる割当部を備え、
前記送信部は、前記割当部が前記制御チャンネルを他の前記レピータに割り当てた後に、前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアを前記制御チャンネルが割り当てられていた前記レピータに送信する。
本発明の第2の観点に係るファームウェア更新方法は、
無線端末同士の通信を中継する複数のレピータに接続するファームウェア更新装置が実行する、
前記レピータのファームウェアを取得するファームウェア取得ステップと、
前記レピータから、前記レピータが前記無線端末によって使用されているか否かを示す使用状況信号およびファームウェアの上書きが完了したことを通知する完了信号を受信する受信ステップと、
前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは取得日時と、前記レピータの現在のファームウェアのバージョンまたはファームウェアの更新日時を示すバージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていない前記レピータがあるか否かを判定し、前記使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中に使用中でない前記レピータがあるか否かを判定する判定ステップと、
前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを、前記判定ステップで使用中でないと判定した前記レピータに送信する送信ステップと、
前記受信ステップで、前記完了信号を受信した前記レピータの前記バージョン情報を、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアへの更新が完了した更新日時に書き換える書換ステップと、
を備える。
好ましくは、前記複数のレピータには、前記無線端末を制御するための制御チャンネルと、前記無線端末が通話を行うための通話チャンネルとを含む各固有のチャンネルが割り当てられており、
前記判定ステップでは、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中の、前記通話チャンネルを割り当てられた前記レピータが使用中であるか否かと、前記制御チャンネルを割り当てられた前記レピータが処理中であるか否かとを判定し、
前記送信ステップでは、前記受信ステップにて、前記判定ステップで使用中でないと判定した前記通話チャンネルが割り当てられたすべての前記レピータからの前記完了信号を受信した後に、前記判定ステップで処理中でないと判定した前記制御チャンネルが割り当てられた前記レピータに、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを送信する。
好ましくは、前記制御チャンネルを前記レピータに割り当てる割当ステップを備え、
前記送信ステップでは、前記割当ステップで前記制御チャンネルを他の前記レピータに割り当てた後に、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを前記制御チャンネルが割り当てられていた前記レピータに送信する。
本発明の第3の観点に係るプログラムは、
無線端末同士の通信を中継する複数のレピータに接続するコンピュータに、
前記レピータのファームウェアを取得するファームウェア取得ステップと、
前記レピータから、前記レピータが前記無線端末によって使用されているか否かを示す使用状況信号およびファームウェアの上書きが完了したことを通知する完了信号を受信する受信ステップと、
前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは取得日時と、前記レピータの現在のファームウェアのバージョンまたはファームウェアの更新日時を示すバージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていない前記レピータがあるか否かを判定し、前記使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中に使用中でない前記レピータがあるか否かを判定する判定ステップと、
前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを、前記判定ステップで使用中でないと判定した前記レピータに送信する送信ステップと、
前記受信ステップで、前記完了信号を受信した前記レピータの前記バージョン情報を、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアへの更新が完了した更新日時に書き換える書換ステップと、
を実行させる。
本発明によれば、無線端末同士の通信を途絶えさせることなく、レピータのファームウェアの更新を自動で容易に行えるようになる。
本発明の実施の形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係るコントローラの機能構成例を示すブロック図である。 実施の形態に係るレピータ情報の一例を示す図である。 実施の形態に係るファームウェア更新処理の動作の一例を示すフローチャートである。 実施の形態に係るコントローラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお図中、同一または同等の部分には同一の符号を付す。
図1は、本発明の実施の形態に係る通信システムの構成例を示すブロック図である。無線通信システム100は、無線端末4A、4Bおよび4C(以下、総称する場合には、無線端末4という)と、無線端末4同士の通信を中継するレピータ3A、3B、3C、3Dおよび3E(以下、総称する場合には、レピータ3という)と、ネットワーク9を介して各レピータ3に接続するコントローラ1とで構成される。ネットワーク9は任意のローカルネットワークである。ネットワーク9に接続されるレピータ3のうち使用可能に設定されているレピータ3は、レピータ3A、3B、3Cおよび3Dであって、レピータ3Eは使用不可に設定されている。無線通信システム100には、使用可能なレピータ3が送信する信号を受信できる通信エリアであるサイト7が形成される。レピータ3A、3B、3Cおよび3Dのすべての通信エリアはサイト7の範囲であり、重複している。
サイト7内での無線端末4同士の通信は、レピータ3およびコントローラ1を介して行われる。レピータ3には、それぞれ固有のチャンネル(周波数)が割り当てられている。複数のレピータ3のうち1台に制御チャンネルが割り当てられ、残りは通話チャンネルが割り当てられる。制御チャンネルが割り当てられるレピータ3は、2台以上であってもよい。図1の例では、レピータ3Aに制御チャンネルが割り当てられられており、レピータ3B、3Cおよび3Dに通話チャンネルが割り当てられている。レピータ3のアップリンクとダウンリンクの周波数は異なる。無線端末4には、あらかじめ制御チャンネルのチャンネル周波数が設定されており、待ち受け状態では、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aからダウンリンク(図示せず)を受信している。無線端末4で通信を開始する操作が行われると、無線端末4は、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aへ通信先の無線端末4との接続を要求する接続要求信号を送信する。接続要求信号には、通信元の無線端末4の識別情報、通信先の無線端末4の識別情報が含まれる。呼び出しの種別には、個別、グループおよび全体がある。グループ呼び出しや全体呼び出しを行う場合は、呼び出すグループを示す識別情報や全体呼び出しであることを示す識別情報を接続要求信号に含める。以下の説明において、通信先の無線端末4の識別情報は、グループを示す識別情報や全体呼び出しを示す識別情報の場合も含む。
レピータ3Aは、無線端末4から受信した接続要求信号をコントローラ1に送信する。コントローラ1は、レピータ3Aから接続要求信号を受信すると、通話チャンネルの中から空きチャンネル状態である通話チャンネルを、通信元の無線端末4と通信先の無線端末4との通信に使用するための通話チャンネルとして指定し、指定した通話チャンネルを示す情報と、通信元の無線端末4の識別情報および通信先の無線端末4の識別情報とをレピータ3Aに送信する。レピータ3Aは、コントローラ1から受信した通信元の無線端末4の識別情報、通信先の無線端末4の識別情報および指定された通話チャンネルを示す情報をダウンリンク周波数で送信する。無線端末4は、制御チャンネルからのダウンリンク信号に含まれる通信元の識別情報または通信先の識別情報に自機の識別情報が含まれている場合、レピータ3Aから受け取った通話チャンネルを示す情報に従って、指定された通話チャンネルが割り当てられているレピータ3を使用し、通話を開始する。制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aが行う以上の処理を接続要求処理という。
無線端末4に音声が入力されると、音声信号をA―D変換して音声データを生成する。無線端末4は、生成した音声データと、通信元の無線端末4の識別情報と、通信先の無線端末4の識別情報と、を含む、予め定められたフォーマットの通信フレームを生成する。無線端末4は、レピータ3に通信フレームを送信する。レピータ3は、無線端末4から受信した通信フレームをコントローラ1に送信する。コントローラ1は受信した通信フレームに含まれる通信元の識別情報および通信先の識別情報が示す無線端末4同士が通信を行うために指定された通話チャンネルが割り当てられているレピータ3に通信フレームを送信する。レピータ3は、コントローラ1から通信フレームを受信すると、無線端末4に送信する。通信先の無線端末4は、レピータ3から受信した通信フレームに含まれる音声データをD―A変換して音声信号を生成し、スピーカから出力する。このようにして無線端末4同士の通信が行われる。
無線端末4で通信を終了する操作が行われると、無線端末4によるレピータ3の使用が終了する。レピータ3は、無線端末4による使用が終了すると、使用終了信号をコントローラ1に送信する。使用終了信号には、自己のレピータ3を識別するレピータ識別情報を含む。
通信を開始する操作および終了する操作には、例えば、PTT(Push to Talk)スイッチを押す操作と離す操作がある。この場合、PTTスイッチを押し続けている間通信が可能である。無線端末4は、PTTスイッチが押下されるたびに接続要求信号を送信して通話チャンネルを確保し、PTTスイッチを離すと終了信号を送信する。通信の終了は通信を終了する操作によるものに限らず、通話チャンネルを所定時間確保した後に通信を終了する方法がある。通信元の無線端末4と通信先の無線端末4との間で複数回のやり取りを必要とする通話と、全体への連絡などの通信先からの応答を不要とする呼出とでは、必要な通話チャンネルの確保時間が異なる。そこで、前者の場合には接続要求信号に通話チャンネルの確保時間を指定する情報を含むようにしてもよい。
図1では、無線端末4を代表して3台で記載しているが、これに限らず、何台でもよい。また、レピータ3と無線端末4とが1対1になっているが、これに限らず、複数の無線端末4のグループが1台のレピータ3を使用できるようにしてもよい。レピータ3は2台以上であれば何台でもよい。さらに、ネットワーク9には、複数の無線通信システム100が接続されてもよいし、他の種類のシステムが接続されてもよい。
レピータ3は、レピータ3を制御するファームウェアと、無線端末4同士の通信を中継する機能をレピータ3に実行させるアプリケーションとを含む各種プログラムを記憶している。レピータ3のファームウェアは機能の修正や機能の追加のために更新される。コントローラ1は、レピータ3のファームウェアを取得する。コントローラ1は、無線端末4同士の通信のために指定した通話チャンネルを示す情報と、通信元の無線端末4の識別情報および通信先の無線端末4の識別情報とを、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aに送信したときに、指定した通話チャンネルが割り当てられているレピータ3の使用が開始したと判定し、レピータ3から使用終了信号を受信すると、使用が終了したと判定する。本実施の形態では、使用終了信号が本発明における使用状況信号である。コントローラ1は、使用中でない通話チャンネルが割り当てられているレピータ3から順にファームウェアの更新を行う。コントローラ1は、最後に制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aのファームウェアを更新する。コントローラ1は、使用中でないレピータ3を使用不可に設定し、直近に取得したファームウェアを送信する。
レピータ3は、コントローラ1からファームウェアを受信すると、ファームウェアの上書きを行う。レピータ3は、ファームウェアの上書きが完了すると、完了したことを通知する完了信号をコントローラ1に送信する。完了信号は、自己のレピータ3を識別するレピータ識別情報を含む。また、完了信号には、更新の成功または失敗を示す情報を含んでもよい。コントローラ1は、完了信号を受信したレピータ3を再起動させる起動信号を送信する。レピータ3は、コントローラ1から起動信号を受信すると、再起動する。なお、レピータ3は、ファームウェアの上書きが完了すると、自動的に再起動してもよい。
図2は、実施の形態に係るコントローラの機能構成例を示すブロック図である。コントローラ1は、記憶部11、受信部12、書換部13、送信部14、ファームウェア取得部15、判定部16および割当部17を備える。記憶部11は、レピータ3を識別するレピータ識別情報と、該レピータ3のネットワーク9上のアドレスを示すアドレス情報と、該レピータ3が使用中であるか否かを示す使用状況情報と、現在のファームウェアのバージョンを示すバージョン情報とを含むレピータ情報を記憶している。バージョン情報は、現在のファームウェアのバージョンを示す情報に限らず、ファームウェアの更新日時および更新の成功または失敗を示す情報であってもよい。
図3は、実施の形態に係るレピータ情報の一例を示す図である。レピータ情報は、レピータ3を識別する「レピータID」と、該レピータ3のネットワーク9上のアドレスを示す「アドレス」と、該レピータ3が使用中であるか否かを示す「使用状況」と、該レピータ3に割り当てられたチャンネルの番号を示す「チャンネル番号」と、該レピータ3に割り当てられたチャンネルの種別を示す「チャンネル種別」と、制御チャンネルを割り当てることが可能か否かを示す「代替可否」と、使用可能に設定されているか否かを示す「使用可否」と、現在のファームウェアのバージョンを示す「バージョン」との項目で構成される。図3は、図1に示す無線通信システム100におけるレピータ情報の例であって、レピータ3A、レピータ3Bおよびレピータ3Dが「使用中」であり、レピータ3Cが「空き」であることを示している。レピータ3Aに制御チャンネルが割り当てられ、レピータ3B、レピータ3Cおよびレピータ3Dに通話チャンネルが割り当てられていることを示している。レピータ3Aの代わりにレピータ3Bに制御チャンネルを割り当てることが可能である。レピータ3Eは使用不可に設定されている。初期設定では、「使用状況」は、すべてのレピータ3が「空き」であり、「バージョン」は、あらかじめレピータ3に組み込まれているファームウェアのバーションを示す。なお、「バージョン」の代わりに、ファームウェアの更新日時および更新の成功または失敗を示す情報を記憶させる場合は、初期設定を行った日時を書き込むようにすればよい。
図2のコントローラ1の受信部12は、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aから接続要求信号を受信する。送信部14は、受信部12が接続要求信号を受信すると、空きチャンネル状態である通話チャンネルの中から1つ選択し、接続要求信号に含まれる通信元の識別情報が示す無線端末4と通信先の識別情報が示す無線端末4とが通信を行うための通話チャンネルを指定する。通話チャンネルの選択は、例えばチャンネル番号の若い順や図3のリストの順番、無線通信システム100の初期起動時にコントローラ1が認識した順番に選択する。または、レピータ3の負荷を考慮してすべてのレピータの送信時間(累積)が同じとなるように選択、あるいは、レピータ3の温度を測定し、温度の低いものを選択してもよい。送信部14は、レピータ情報のアドレス情報を参照し、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aのネットワーク9上のアドレスに、指定した通話チャンネルを示す情報と、通信元の無線端末4の識別情報および通信先の無線端末4の識別情報とを送信する。送信部14は、指定した通話チャンネルを示す情報と、通信元の無線端末4の識別情報および通信先の無線端末4の識別情報とを制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aに送信したことを書換部13に通知する。書換部13は、送信部14からの通知を受けると、指定した通話チャンネルが割り当てられているレピータ3の使用が開始したと判定し、該レピータ3のレピータ情報の「使用状況」を「使用中」に書き換える。受信部12は、レピータ3から通信フレームを受信する。送信部14は、受信部12が受信した通信フレームに含まれる通信元の識別情報および通信先の識別情報が示す無線端末4同士が通信を行うために指定された通話チャンネルが割り当てられているレピータ3のネットワーク9上のアドレスに通信フレームを送信する。受信部12がレピータ3から使用終了信号を受信すると、書換部13は、受信部12が受信した使用終了信号に含まれるレピータ識別情報に基づいて、該レピータ3のレピータ情報の「使用状況」を「空き」に書き換える。
ファームウェア取得部15は、レピータ3のファームウェアを取得する。ファームウェアの取得方法は、CD―ROMのような記録媒体から取得してもよいし、ファームウェア取得部15が外部のネットワークと接続する機能を有する場合には、外部のネットワークから取得してもよい。ファームウェア取得部15は、取得したファームウェアを記憶部11に記憶する。
判定部16は、記憶部11にファームウェアが記憶されると、レピータ情報のバージョン情報を参照し、ファームウェアが更新されていないレピータ3があるか否かを判定する。レピータ情報のバージョン情報がファームウェアの更新日時を示す情報である場合は、判定部16は、ファームウェア取得部15がファームウェアを取得した日時と、ファームウェアの更新日時とを比較すればよい。記憶部11にファームウェアが記憶された時点では、すべてのレピータ3が更新されていないので、ファームウェアが更新されていないレピータ3があるか否かの最初の判定は省略してもよい。ファームウェアが更新されていないレピータ3がある場合には、判定部16は、レピータ情報の使用状況情報を参照し、ファームウェアが更新されていない通話チャンネルが割り当てられているレピータ3の中に使用中でないレピータ3があるか否かを判定する。例えば図3の例では、使用中でないレピータ3はレピータ3Cである。使用中でないレピータ3がある場合、判定部16は、使用中でないレピータ3を送信部14に通知する。使用中でないレピータ3が複数である場合は、例えばチャンネル番号の若い順や図3のリストの順番、無線通信システム100の初期起動時にコントローラ1が認識した順番で選択する。
送信部14は、書換部13に使用中でないレピータ3を通知する。書換部13は、使用中でないレピータ3のレピータ情報の「使用可否」を「×」に書き換える。つまり、使用中でないレピータ3を使用不可に設定し、ファームウェアの更新中に通話チャンネルとして使用されないようにする。送信部14は、書換部13が使用中でないレピータ3を使用不可に設定すると、レピータ情報のアドレス情報を参照し、該レピータ3のネットワーク9上のアドレスに、記憶部11が記憶するファームウェアを送信する。
受信部12は、レピータ3から完了信号を受信する。送信部14は、受信部12が受信した完了信号に含まれるレピータ識別情報に基づいて、レピータ情報のアドレス情報を参照し、完了信号の送信元のレピータ3のネットワーク9上のアドレスに、レピータ3を再起動させるための起動信号を送信する。書換部13は、受信部12が受信した完了信号に含まれるレピータ識別情報が示すレピータ3のレピータ情報の「バージョン」を、送信部14がレピータ3に送信したファームウェアのバージョンに書き換え、「使用可否」を「○」に書き換える。つまり、使用中でないレピータ3を使用可能の設定に戻す。以上の処理を繰り返し、コントローラ1は、すべての通話チャンネルが割り当てられているレピータ3のファームウェアを更新する。続いて、判定部16が制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aのファームウェアが更新されていないと判定し、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aが接続要求処理を行っていないと判定した場合、割当部17は、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aの「チャンネル種別」を「通話」に書き換え、制御チャンネルを割り当てることが可能な他のレピータ3Bの「チャンネル種別」を「制御」に書き換える。つまり、制御チャンネルを他のレピータ3Bに割り当てる。送信部14は、割当部17が制御チャンネルを他のレピータ3Bに割り当てた後に、記憶部11が記憶するファームウェアを制御チャンネルが割り当てられていたレピータ3Aに送信する。つまり、コントローラ1は、制御チャンネルが割り当てられているレピータ3Aのファームウェアを更新する際には、他のレピータ3Bに制御チャンネルを割り当ててからファームウェアの更新を行う。
無線端末4は、あらかじめ制御チャンネルとして設定されていたレピータ3Aからのダウンリンクを所定時間継続して受信できなくなった場合、あらかじめ代替の制御チャンネルとして設定されていたレピータ3Bからのダウンリンクを受信しはじめる。コントローラ1は、本発明におけるファームウェア更新装置である。ただし、コントローラ1の受信部12および送信部14が行う通話チャンネルを指定したり通信フレームを送受信したりする無線端末4の通信を中継する機能は、本発明のファームウェア更新装置に含まない。ここで、コントローラ1およびレピータ3が実行するファームウェア更新処理について図4を用いて説明する。
図4は、実施の形態に係るファームウェア更新処理の動作の一例を示すフローチャートである。ファームウェア更新処理は、コントローラ1およびレピータ3が起動している間は繰り返し実行される。コントローラ1のファームウェア取得部15は、レピータ3のファームウェアを取得しない場合(ステップS11;NO)、ステップS11を繰り返して、ファームウェアの取得を待機する。ファームウェア取得部15は、レピータ3のファームウェアを取得すると(ステップS11;YES)、取得したファームウェアを記憶部11に記憶する(ステップS12)。判定部16は、記憶部11にファームウェアが記憶されると、レピータ3のバージョン情報と記憶部11に記憶されたファームウェアのバージョンとを比較し、ファームウェアが更新されていないレピータ3があるか否かを判定する(ステップS13)。ファームウェアが更新されていないレピータ3がない場合には(ステップS13;NO)、処理を終了する。ファームウェアが更新されていないレピータ3がある場合には(ステップS13;YES)、更新されていないレピータ3の使用状況情報を参照し、使用中でないレピータ3があるか否かを判定する(ステップS14)。更新されていないレピータ3の中に使用中でないレピータ3がない場合(ステップS14;NO)、ステップS14を繰り返し、更新されていないレピータ3の中に使用中でないレピータ3が現れるのを待機する。更新されていないレピータ3の中に使用中でないレピータ3がある場合(ステップS14;YES)、判定部16は、使用中でないレピータ3を送信部14に通知する。送信部14は、書換部13に使用中でないレピータ3を通知する。書換部13は、使用中でないレピータ3を使用不可に設定する(ステップS15)。送信部14は、書換部13が使用中でないレピータ3を使用不可に設定すると、記憶部11が記憶するファームウェアを送信する(ステップS16)。
レピータ3は、コントローラ1からファームウェアを受信する(ステップS31)。レピータ3は、コントローラ1からファームウェアの受信を開始すると、ファームウェアの上書きを行う。レピータ3は、ファームウェアの上書きが完了しない場合(ステップS32;NO)、ステップS31およびステップS32を繰り返して、ファームウェアを受信し続ける。ステップS31およびステップS32の処理が永続したり、ファームウェアの上書きが完了せず処理がエンドレスとなることを防止するために、繰り返し回数を設定しておくことが好ましい。ファームウェアの上書きが完了すると(ステップS32;YES)、完了したことを通知する完了信号をコントローラ1に送信する(ステップS33)。
コントローラ1の受信部12は、レピータ3から完了信号を受信する(ステップS17)。送信部14は、完了信号に含まれるレピータ識別情報に基づいて、レピータ情報のアドレス情報を参照し、受信部12が受信した完了信号の送信元のレピータ3に起動信号を送信する(ステップS18)。レピータ3は、コントローラ1から起動信号を受信すると(ステップS34)、再起動して(ステップS35)、処理を終了する。
コントローラ1の書換部13は、受信部12が受信した完了信号に含まれるレピータ識別情報に基づいて、該レピータ3のレピータ情報のバージョン情報をレピータ3に送信したファームウェアのバージョンに書き換え(ステップS19)、使用中でないレピータ3を使用可能の設定に戻す(ステップS20)。このとき、バージョン情報がファームウェアの更新日時である場合には、コントローラ1の書換部13は、バージョン情報を、受信部12が完了信号を受信した受信日時、つまりファームウェアの更新が完了した更新日時に書き換える。処理はステップS13に戻り、ファームウェアが更新されていないレピータ3がなくなるまで(ステップS13;NO)、ステップS14〜ステップS20の処理を繰り返す。なお、ステップS11でファームウェアと一緒にファーウェアの更新時刻を示す情報を取得し、ステップS12の後にファーウェアの更新時刻になったか否かを判定し、ファーウェアの更新時刻になったときにステップS13に移行してもよい。また、バージョン情報がファームウェアの更新日時である場合には、ステップS14の前に使用中でないレピータ3にファームウェアのバージョンを問い合わせてもよい。
以上説明したとおり、実施の形態に係るコントローラ1によれば、無線端末同士の通信を途絶えさせることなく、レピータのファームウェアの更新を自動で容易に行えるようになる。
なお、無線通信システム100は、コントローラ1を備えなくてもよい。この場合、複数のレピータ3は、自己に登録された無線端末4に対して制御チャンネルとして動作し、他の無線端末4にとっては通話チャンネルとして動作する。複数のレピータ3がそれぞれコントローラ1に相当する機能を備えており、相互に情報交換することによって、システム全体を制御する。この構成では、割当部17の機能はなくてもよい。
コントローラ1は、ネットワーク9に接続されているが使用可能に設定されていないレピータ3Eに対してもファームウェアを更新するようにしてもよい。また、レピータ3は、コントローラ1からファームウェアを受信すると元のファームウェアとは別に記憶し、ファームウェアの受信が成功したら、完了信号をコントローラ1に送信し、コントローラ1から起動信号を受信したら、元のファームウェアから受信したファームウェアに切り替える構成にしてもよい。これにより、ファームウェアの受信に失敗しても元のファームウェアを使用することができる。
図5は、実施の形態に係るコントローラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。コントローラ1は、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36を備える。主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36はいずれも内部バス30を介して制御部31に接続されている。
制御部31はCPU(Central Processing Unit)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39に従って、書換部13、送信部14、判定部16および割当部17の各処理を実行する。
主記憶部32はRAM(Random-Access Memory)等から構成され、外部記憶部33に記憶されている制御プログラム39をロードし、制御部31の作業領域として用いられる。
外部記憶部33は、フラッシュメモリ、ハードディスク、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random-Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc ReWritable)等の不揮発性メモリから構成され、コントローラ1の処理を制御部31に行わせるためのプログラムをあらかじめ記憶し、また、制御部31の指示に従って、このプログラムが記憶するデータを制御部31に供給し、制御部31から供給されたデータを記憶する。記憶部11は、外部記憶部33に構成される。
操作部34はキーボードおよびマウスなどのポインティングデバイスなどと、キーボードおよびポインティングデバイスなどを内部バス30に接続するインタフェース装置から構成されている。システム管理者がコントローラ1に情報を入力する場合は、操作部34を介して、入力された情報が制御部31に供給される。
表示部35は、CRTまたはLCDなどから構成されている。システム管理者がコントローラ1に情報を入力する場合は、表示部35は、操作画面を表示する。
送受信部36は、ネットワークに接続する網終端装置または無線通信装置、およびそれらと接続するシリアルインタフェースまたはLAN(Local Area Network)インタフェースから構成されている。送受信部36は、受信部12および送信部14として機能する。ファームウェア取得部15が外部のネットワークと接続する場合には、送受信部36は、ファームウェア取得部15として機能する。
図2に示す記憶部11、受信部12、書換部13、送信部14、ファームウェア取得部15、判定部16および割当部17の処理は、制御プログラム39が、制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、操作部34、表示部35および送受信部36を資源として用いて処理することによって実行する。
その他、前記のハードウェア構成やフローチャートは一例であり、任意に変更および修正が可能である。
制御部31、主記憶部32、外部記憶部33、内部バス30などから構成される制御処理を行う中心となる部分は、専用のシステムによらず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能である。例えば、前記の動作を実行するためのコンピュータプログラムを、コンピュータが読み取り可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM等)に格納して配布し、該コンピュータプログラムをコンピュータにインストールすることにより、前記の処理を実行するコントローラ1を構成してもよい。また、インターネット等の通信ネットワーク上のサーバ装置が有する記憶装置に該コンピュータプログラムを格納しておき、通常のコンピュータシステムがダウンロード等することでコントローラ1を構成してもよい。
また、コントローラ1の機能を、OSとアプリケーションプログラムの分担、またはOSとアプリケーションプログラムとの協働により実現する場合などには、アプリケーションプログラム部分のみを記録媒体や記憶装置に格納してもよい。
また、搬送波にコンピュータプログラムを重畳し、通信ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)に前記コンピュータプログラムを掲示し、通信ネットワークを介して前記コンピュータプログラムを配信してもよい。そして、このコンピュータプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、前記の処理を実行できるように構成してもよい。
1 コントローラ
3A,3B,3C,3D,3E,3 レピータ
4A,4B,4C,4 無線端末
7 サイト
9 ネットワーク
11 記憶部
12 受信部
13 書換部
14 送信部
15 ファームウェア取得部
16 判定部
17 割当部
30 内部バス
31 制御部
32 主記憶部
33 外部記憶部
34 操作部
35 表示部
36 送受信部
39 制御プログラム
100 無線通信システム

Claims (7)

  1. 無線端末同士の通信を中継する複数のレピータに接続するファームウェア更新装置であって、
    前記レピータのファームウェアを取得するファームウェア取得部と、
    前記レピータから、前記レピータが前記無線端末によって使用されているか否かを示す使用状況信号およびファームウェアの上書きが完了したことを通知する完了信号を受信する受信部と、
    前記レピータの現在のファームウェアのバージョンまたはファームウェアの更新日時を示すバージョン情報を記憶する記憶部と、
    前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアのバージョンまたは取得日時と、前記バージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていない前記レピータがあるか否かを判定し、前記使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中に使用中でない前記レピータがあるか否かを判定する判定部と、
    前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアを、前記判定部が使用中でないと判定した前記レピータに送信する送信部と、
    前記受信部で、前記完了信号を受信した前記レピータの前記バージョン情報を、前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアのバージョンまたは前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアへの更新が完了した更新日時に書き換える書換部と、
    を備えるファームウェア更新装置。
  2. 前記複数のレピータには、前記無線端末を制御するための制御チャンネルと、前記無線端末が通話を行うための通話チャンネルとを含む各固有のチャンネルが割り当てられており、
    前記判定部は、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中の、前記通話チャンネルを割り当てられた前記レピータが使用中であるか否かと、前記制御チャンネルを割り当てられた前記レピータが処理中であるか否かとを判定し、
    前記送信部は、前記受信部にて、前記判定部が使用中でないと判定した前記通話チャンネルが割り当てられたすべての前記レピータからの前記完了信号を受信した後に、前記判定部が処理中でないと判定した前記制御チャンネルが割り当てられた前記レピータに、前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアを送信する、
    請求項1に記載のファームウェア更新装置。
  3. 前記制御チャンネルを前記レピータに割り当てる割当部を備え、
    前記送信部は、前記割当部が前記制御チャンネルを他の前記レピータに割り当てた後に、前記ファームウェア取得部が取得したファームウェアを前記制御チャンネルが割り当てられていた前記レピータに送信する、
    請求項2に記載のファームウェア更新装置。
  4. 無線端末同士の通信を中継する複数のレピータに接続するファームウェア更新装置が実行する、
    前記レピータのファームウェアを取得するファームウェア取得ステップと、
    前記レピータから、前記レピータが前記無線端末によって使用されているか否かを示す使用状況信号およびファームウェアの上書きが完了したことを通知する完了信号を受信する受信ステップと、
    前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは取得日時と、前記レピータの現在のファームウェアのバージョンまたはファームウェアの更新日時を示すバージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていない前記レピータがあるか否かを判定し、前記使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中に使用中でない前記レピータがあるか否かを判定する判定ステップと、
    前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを、前記判定ステップで使用中でないと判定した前記レピータに送信する送信ステップと、
    前記受信ステップで、前記完了信号を受信した前記レピータの前記バージョン情報を、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアへの更新が完了した更新日時に書き換える書換ステップと、
    を備えるファームウェア更新方法。
  5. 前記複数のレピータには、前記無線端末を制御するための制御チャンネルと、前記無線端末が通話を行うための通話チャンネルとを含む各固有のチャンネルが割り当てられており、
    前記判定ステップでは、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中の、前記通話チャンネルを割り当てられた前記レピータが使用中であるか否かと、前記制御チャンネルを割り当てられた前記レピータが処理中であるか否かとを判定し、
    前記送信ステップでは、前記受信ステップにて、前記判定ステップで使用中でないと判定した前記通話チャンネルが割り当てられたすべての前記レピータからの前記完了信号を受信した後に、前記判定ステップで処理中でないと判定した前記制御チャンネルが割り当てられた前記レピータに、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを送信する、
    請求項4に記載のファームウェア更新方法。
  6. 前記制御チャンネルを前記レピータに割り当てる割当ステップを備え、
    前記送信ステップでは、前記割当ステップで前記制御チャンネルを他の前記レピータに割り当てた後に、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを前記制御チャンネルが割り当てられていた前記レピータに送信する、
    請求項5に記載のファームウェア更新方法。
  7. 無線端末同士の通信を中継する複数のレピータに接続するコンピュータに、
    前記レピータのファームウェアを取得するファームウェア取得ステップと、
    前記レピータから、前記レピータが前記無線端末によって使用されているか否かを示す使用状況信号およびファームウェアの上書きが完了したことを通知する完了信号を受信する受信ステップと、
    前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは取得日時と、前記レピータの現在のファームウェアのバージョンまたはファームウェアの更新日時を示すバージョン情報とを比較して、ファームウェアが更新されていない前記レピータがあるか否かを判定し、前記使用状況信号に基づいて、ファームウェアが更新されていない前記レピータの中に使用中でない前記レピータがあるか否かを判定する判定ステップと、
    前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアを、前記判定ステップで使用中でないと判定した前記レピータに送信する送信ステップと、
    前記受信ステップで、前記完了信号を受信した前記レピータの前記バージョン情報を、前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアのバージョンまたは前記ファームウェア取得ステップで取得したファームウェアへの更新が完了した更新日時に書き換える書換ステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2015255125A 2015-12-25 2015-12-25 ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム Active JP6569524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015255125A JP6569524B2 (ja) 2015-12-25 2015-12-25 ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015255125A JP6569524B2 (ja) 2015-12-25 2015-12-25 ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017117399A true JP2017117399A (ja) 2017-06-29
JP6569524B2 JP6569524B2 (ja) 2019-09-04

Family

ID=59232204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015255125A Active JP6569524B2 (ja) 2015-12-25 2015-12-25 ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6569524B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109189430A (zh) * 2018-09-14 2019-01-11 郑州云海信息技术有限公司 一种电源固件升级方法、装置、设备及存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318293A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ソフト自動更新装置及び端末
JP2007034844A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kenwood Corp 遠隔マルチソフトウエア更新方式及びその方法
JP2007300286A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Icom Inc 無線通信システム及び自動チャネル切替方法
WO2015083243A1 (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 三菱電機株式会社 エンジニアリングツールプログラムおよびネットワークシステム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006318293A (ja) * 2005-05-13 2006-11-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd ソフト自動更新装置及び端末
JP2007034844A (ja) * 2005-07-28 2007-02-08 Kenwood Corp 遠隔マルチソフトウエア更新方式及びその方法
JP2007300286A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Icom Inc 無線通信システム及び自動チャネル切替方法
WO2015083243A1 (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 三菱電機株式会社 エンジニアリングツールプログラムおよびネットワークシステム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109189430A (zh) * 2018-09-14 2019-01-11 郑州云海信息技术有限公司 一种电源固件升级方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6569524B2 (ja) 2019-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10560929B2 (en) Resource request method and system, device, and network side node
US9491791B2 (en) Communication apparatus, method of controlling the same, and non-transitory computer-readable storage medium
CN107659889B (zh) 数据转发方法和装置
CN100361471C (zh) 动态分配地址的系统和方法及相关设备
JP2009272884A (ja) 基地局装置、近隣セル情報管理プログラムおよび近隣セル情報管理方法
US9942381B2 (en) Method and system for selecting a communication status for at least one mobile terminal
KR101376462B1 (ko) 통신 시스템에서 연결 식별자 동기화 시스템 및 방법
JP6569524B2 (ja) ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム
EP3116249B1 (en) Apparatuses and method for relaying voice communication
CN113535431A (zh) 一种服务调用方法及系统
EP3015990B1 (en) Information processing device, and destination information updating method and program
JP2009017114A (ja) 無線端末局のソフトウエアプログラム配布および更新方法
US20150382335A1 (en) Terminal apparatus, base station apparatus, communication method, and storage medium in communication system in which communication is performed between terminal apparatuses via base station apparatus
US10674547B2 (en) Communication apparatus having access point function for operating as base unit for wireless communication and method for controlling communication apparatus
US10237861B2 (en) Information transmission method, device, and system
JP2015201762A (ja) 無線通信装置、無線通信方法および無線通信プログラム
JP2018088569A (ja) 無線通信装置、識別情報の設定方法、及びプログラム
CN108449519B (zh) 网络设备及其方法
JP2011249957A (ja) 無線通信装置、プロジェクター、無線通信方法および投写方法
JP6679961B2 (ja) 無線通信装置、無線通信システム及び無線ネットワーク設定方法
US20180152830A1 (en) Information reception terminal and information distribution system
JP2007034844A (ja) 遠隔マルチソフトウエア更新方式及びその方法
CN112104506B (zh) 组网方法、装置、服务器及可读存储介质
JP7208469B2 (ja) 複数の無線lan中継装置を含むネットワークシステム、無線lan中継装置、ネットワークの設定方法、および、コンピュータプログラム
JP6544081B2 (ja) 無線通信システム、無線通信装置、無線通信装置の制御方法、および無線通信装置の制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180905

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190620

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190722

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6569524

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250