JP2017117389A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定のアプリケーションを容易に実行させることができる情報処理装置を提供する。【解決手段】1以上のアプリケーションから1つのアプリケーションを選択させるためのアプリケーションの一覧画像を生成する制御部と、前記制御部が生成した前記一覧画像を表示する出力部と、利用者による所定の操作を受け付ける入力部とを備え、前記制御部は、前記一覧画像に含まれる前記1以上のアプリケーションから第1アプリケーションを選択する操作を前記入力部が受け付けた場合、前記第1アプリケーションの実行画像の内容を示す仮実行画像を、前記一覧画像に重ねて前記出力部に表示させる、情報処理装置とする。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムに関する。
従来より、車両に搭載されたオーディオ装置の操作画像、空調装置の操作画像、ナビゲーション装置の目的地への道案内等を表示するために、タッチパネル等を備えたディスプレイを内蔵する情報処理装置を車両内に設置することがある。車両の運転者は、ディスプレイ(車載ディスプレイ)に表示された画像を参照して、車内の装置の操作をしたり、現在位置を把握したりする。また、車両内に設置された情報処理装置(車載装置)では、携帯端末やタブレット端末等で汎用されるOS(Operating System)が搭載され、オーディオ装置の操作画像等以外にも、他の様々なアプリケーションが実行され得る。
特開2010−282409号公報
汎用のOSの1つであるアンドロイドOSを活用した車載ディスプレイのHMI(Human Machine Interface)仕様では、1つのページの背景画像(プレーン背景)の上にアプ
リケーションの実行画像となるウィジェットを表示させることが可能である。表示されるアプリケーションの実行画像は、アプリケーションで生成される情報を表示する出力画像、アプリケーションに対して情報を入力する仮想ボタンなどの入力画像のうち少なくとも1つを含む画像である。オーディオ装置の操作画像、空調装置の操作画像、ナビゲーション装置の目的地への道案内の画像等は、それぞれ、アプリケーションの実行画像の例である。
実行させるアプリケーションは、各アプリケーションを示すアイコンの一覧画像から、利用者によって選択される。アプリケーションを示すアイコンは、アプリケーションの実行画像と比べて小さいので、実行させるアプリケーションを間違えて選択することがある。特に車両に設置される情報処理装置においては、素早い判断を求められることがあるため、より間違えやすくなる。アプリケーションを間違えて選択したことは、1つのページの背景画像にアプリケーションの実行画像が表示されるまで、気が付きににくい。間違いに気が付いた場合には、再度、アプリケーションのアイコンの一覧画像から、所望のアプリケーションを選択することになる。したがって、所望のアプリケーションの実行画像を表示させるまでの手順が多くなることがある。また、所望のアプリケーションの実行画像を表示させるまでの手順が多くなると、車両の運転者が車載装置に対して多くの操作を行うことになり、運転上の安全性に問題が生じることがある。
本発明は、所定のアプリケーションを容易に実行させることができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、第1の態様は、
1以上のアプリケーションから1つのアプリケーションを選択させるためのアプリケーションの一覧画像を生成する制御部と、前記制御部が生成した前記一覧画像を表示する出力
部と、利用者による所定の操作を受け付ける入力部とを備え、前記制御部は、前記一覧画像に含まれる前記1以上のアプリケーションから第1アプリケーションを選択する操作を前記入力部が受け付けた場合、前記第1アプリケーションの実行画像の内容を示す仮実行画像を、前記一覧画像に重ねて前記出力部に表示させる、情報処理装置とする。
開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
本発明によれば、所定のアプリケーションを容易に実行させることができる情報処理装置を提供することができる。
図1は、実施形態に係るシステム構成の例を示す図である。 図2は、車両に搭載される情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、車両に搭載される装置の構成例を示す図である。 図4は、コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 図5は、情報処理装置の出力部のディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画像を含む画像の例1−1を示す図である。 図6は、情報処理装置の出力部のディスプレイに表示されるアプリケーションのアイコンの一覧画像の例を示す図である。 図7は、情報処理装置におけるアプリケーション起動の動作フローの例1を示す図である。 図8は、空きスペースが存在するページの画像の例を示す図である。 図9は、アイコンの一覧画像に選択されたアプリケーションの実行画像が重ねられた画像の例を示す図である。 図10は、図8の空きスペースを含む画像に新たに起動されたアプリケーションの実行画像が表示される画像の例を示す図である。 図11は、新たに起動されたアプリケーションの実行画像が空きスペースに表示された例を示す図である。 図12は、情報処理装置におけるアプリケーション起動の動作フローの例2を示す図である。 図13は、複数の空きスペースが存在するページの画像の例を示す図である。 図14は、図13の空きスペースを含む画像に新たに起動されたアプリケーションの実行画像が表示される画像の例を示す図である。 図15は、図13の画像における第1領域、第2領域、第3領域の例を示す図である。 図16は、図13の画像の空きスペースにおいてアプリケーションの大きい実行画像が表示される例を示す図である。 図17は、情報処理装置におけるアプリケーション起動の動作フローの例3を示す図である。 図18は、対応テーブルの例を示す図である。 図19は、情報処理装置の出力部のディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画面を含む画像の例3−1を示す図である。 図20は、図19の画像に新たに起動されたアプリケーションの実行画像が表示される画像の例を示す図である。 図21は、図20でドラッグ操作されている実行画像が、他の実行画像の領域でドロップ操作された際の画像の例を示す図である。 図22は、アプリケーションスイッチの表示例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、発明の構成は、開示の実施形態の具体的構成に限定されない。発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
〔実施形態〕
本実施形態の車両に搭載される情報処理装置では、複数のアプリケーションが実行される。情報処理装置のディスプレイには、実行される複数のアプリケーションの実行画像(ウィジェット)が表示される。ディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画像は、所定の背景画像の上に重ねられて表示される。情報処理装置の利用者は、例えば、当該情報処理装置が搭載される車両の運転者である。
(構成例)
〈システム構成〉
図1は、本実施形態に係るシステム構成の例を示す図である。図1システムは、情報処理装置を搭載した車両1と、ネットワーク2を含む。車両1に搭載される情報処理装置は、ネットワーク2を介して、ネットワーク2に接続される他の情報処理装置(不図示)等に接続される。
ネットワーク2として、例えば、携帯電話回線網を利用したインターネット回線が挙げられる。車両1に搭載される情報処理装置は、例えば、車両1の運転者によって操作される。ネットワーク2は、インターネット接続業者の通信装置へのアクセス網とインターネットを含むネットワークであってもよい。インターネット接続業者の通信装置へのアクセス網は、例えば、通信事業者が提供する光ネットワーク、ADSL(Asymmetric Digital
Subscriber Line)等である。ネットワーク2は、公衆無線ネットワークの一例である。
図2は、車両に搭載される情報処理装置の構成例を示す図である。図2の情報処理装置10は、制御部11、記憶部12、入力部13、出力部14、通信部15を含む。情報処理装置10は、車両1を運転する運転者等によって操作される。
制御部11は、記憶部12等に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより、情報処理装置10としての処理を実行する。情報処理装置10としての処理とは、例えば、車両1における様々な情報処理を含む。制御部11は、利用者の指示等に基づいて、情報処理装置10に接続されるオーディオ装置等の制御を行う。制御部11は、出力部13のディスプレイに所定の画像を表示させる。
記憶部12は、制御部11で実行されるコンピュータプログラム(アプリケーションを実行するためのプログラム)、あるいは、制御部11が使用するデータ、テーブル等を格納する。データには、ディスプレイに表示される背景画像、アプリケーションに対応するアイコンの画像等が含まれる。
入力部13は、例えば、タッチパネル、押しボタン、キーボード、ポインティングデバイス、マイク、カメラ等であり、利用者による操作を受け付ける。
出力部14は、例えば、画像や文字情報を出力するディスプレイ等である。ディスプレイは、入力部13のタッチパネルと一体化している。
通信部15は、ネットワーク2を介して、ネットワーク2上の他の装置と通信する。ネットワーク2が携帯電話回線網の場合には、通信部15は、携帯電話回線網の基地局を介してネットワーク2に接続する。また、通信部15は、車両1内のオーディオ装置、空調装置、ナビゲーション装置等と接続する。
図3は、車両に搭載される装置の構成例を示す図である。図3の車両1には、情報処理装置10、オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40が搭載される。情報処理装置10には、オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40が接続される。車両1には、他の装置が搭載されてもよい。オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40は、情報処理装置10によって制御され得る。情報処理装置10、オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40は、一体化して、1つの車載装置として、構成されてもよい。
オーディオ装置20は、スピーカ等の出力手段を含み、各種記憶媒体に記憶される音響、音声を再生し、出力手段に出力する。オーディオ装置20には、放送受信手段、ディスク再生手段等が含まれてもよい。放送受信手段は、アンテナにより受信された放送波から、特定の周波数の放送波を選択受信し、復調して当該放送の音声信号等を出力する。記録媒体再生手段は、記録媒体に記憶されているデータをピックアップして読込み、読込んだデータに基づく音声信号の出力を行う。記録媒体には、例えば、CD、DVD、SDカード等が含まれる。
空調装置30は、空調機器、温度測定手段等を含み、車両1内外の気温等に基づいて、車両1内の気温や湿度を調整する。
ナビゲーション装置40は、GPS(Global Positioning System)受信機を含み、G
PS衛星からの電波を受信し、現在位置(緯度、経度等)、時刻等を算出する。ただし、ナビゲーション装置としては、GPS受信機を含むものに限定される訳ではない。ナビゲーション装置40は、地図情報を記憶する。
情報処理装置10、ナビゲーション装置40は、PC(Personal Computer)、スマー
トフォン、携帯電話、タブレット型端末、車載装置、PDA(Personal Digital Assistant)のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
図4は、コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図4に示すコンピュータ90は、一般的なコンピュータの構成を有している。図4のコンピュータ90は、プロセッサ91、メモリ92、記憶部93、入力部94、出力部95、通信制御部96を有する。これらは、互いにバスによって接続される。メモリ92及び記憶部93は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。コンピュータのハードウェア構成は、図4に示される例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
コンピュータ90は、プロセッサ91が記録媒体に記憶されたプログラムをメモリ92の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。プロセッサ91は、コンピュータ90を制御し、様々な情報
処理の演算を行う。
メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。メモリ92は、主記憶装置とも呼ばれる。
記憶部93は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスク
ドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、記憶部93は、リムーバブルメデ
ィア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。記憶部93は、二次記憶装置とも呼ばれる。
記憶部93は、各種のプログラム、各種のデータ及び各種のテーブルを読み書き自在に記録媒体に格納する。記憶部93には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。記憶部93に格納される情報は、メモリ92に格納されてもよい。また、メモリ92に格納される情報は、記憶部93に格納されてもよい。
オペレーティングシステムは、ソフトウェアとハードウェアとの仲介、メモリ空間の管理、ファイル管理、プロセスやタスクの管理等を行うソフトウェアである。オペレーティングシステムは、通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、通信制御部1012を介して接続される他の外部装置等とデータのやり取りを行うプログラムである。外部装置等には、例えば、他の情報処理装置、外部記憶装置等が含まれる。
入力部94は、キーボード、ポインティングデバイス、ワイヤレスリモコン、タッチパネル、押しボタン等を含む。また、入力部94は、カメラのような映像や画像の入力装置や、マイクロフォンのような音声の入力装置を含むことができる。
出力部95は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パ
ネル、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)等の表示装置、プリンタ等の出力装置を含む。また、出力部95は、スピーカのような音声の出力装置を含むことができる。
通信制御部96は、他の装置と接続し、コンピュータ90と他の装置との間の通信を制御する。通信制御部96は、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェースボード、無線通信のための無線通信回路、電話通信のための通信回路である。LANインタフェースボードや無線通信回路は、インターネット等のネットワークに接続される。
コンピュータ90で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくても、並列的または個別に実行される処理を含む。プログラムを記述するステップの一部が省略されてもよい。
(動作例1)
本実施形態の情報処理装置10の動作例1について、説明する。情報処理装置10は、車両1に設置され、車両1のオーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40等と接続される。情報処理装置10は、ネットワーク2上の他の情報処理装置等とも接続され得る。情報処理装置10では、複数のアプリケーションが実行され、情報処理装置
10の出力部14のディスプレイには、アプリケーションの実行画像(ウィジェット)を含む画像が表示されている。アプリケーションの実行画像は、アプリケーションで生成される情報を表示する出力画像、アプリケーションに対して情報を入力する仮想ボタンなどの入力画像の少なくとも1つを含む画像である。情報処理装置10において、汎用のOSが実行され、当該OS上で、複数のアプリケーションが実行されていてもよい。情報処理装置10で実行されるアプリケーションは、例えば、アンドロイドOSのウィジェットとして実行可能なアプリケーションでる。
図5は、情報処理装置の出力部のディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画像(ウィジェット)を含む画像の例1−1を示す図である。図5の例では、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに表示される画像101は、背景画像111、4個のアプリケーションの実行画像121−1〜4を含む。背景画像111は、図形や写真等の画像であっても、ベタ塗りの一色であってもよい。4個のアプリケーションの実行画像121−1〜4は、背景画像111の上に、重ねられて描画されている。情報処理装置10の制御部11は、情報処理装置10で実行されているアプリケーションについての実行画像を生成し、出力部14のディスプレイに表示させる。ここでは、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに表示される画像100は、4個までのアプリケーションの実行画像を含むことができる。画像101において、アプリケーションの実行画像が表示される位置は、情報処理装置10の利用者によって、自由に変更され得る。
図6は、情報処理装置の出力部のディスプレイに表示されるアプリケーションのアイコンの一覧画像の例を示す図である。図5の画像101に示されるようなアプリケーションの起動は、図6に示すアプリケーションのアイコンの一覧画像に含まれるアイコンが選択されることによって行われる。図6の一覧画像201は、8個のアプリケーションのアイコン141−1〜8が含まれる。アプリケーションのアイコンは、アプリケーション固有の画像である。アプリケーションのアイコンの近傍には、アプリケーションの名称や略称が記載されてもよい。図6の一覧画像201の例では、アプリケーションのアイコン141−1の近傍には、当該アプリケーションの名称である「APP-A」が記載されている。ア
プリケーションのアイコンの大きさは、図5のアプリケーションの実行画像の大きさよりも小さい。アプリケーションの一覧画像を閲覧する情報処理装置10の利用者は、アプリケーションのアイコンやアイコンの近傍のアプリケーションの名称等から、実行したいアプリケーションを探索する。アプリケーションの一覧画像201に表示されるアイコンに対応するアプリケーションは、情報処理装置10にインストールされているアプリケーションである。アプリケーションとアイコンとはあらかじめ対応付けられている。
図7は、情報処理装置におけるアプリケーション起動の動作フローの例1を示す図である。ここでは、情報処理装置10において、複数のアプリケーションが実行され、画像101などのようなNページ分(Nは1以上の整数)の画像が生成されているとする。また、情報処理装置10の出力部14のディスプレイには、第1ページの画像から第Nページの画像までのうちのいずれか1つのページの画像が表示されているとする。
ページの切り替えは、例えば、情報処理装置10の入力部13に対するページを切り替えるための所定の入力操作によって行われる。ページを切り替えるための所定の入力操作は、例えば、入力部13のタッチパネルに対する横方向へのフリック操作である。フリック操作は、タッチパネル上で、指等を右から左、若しくは、左から右に動かす操作である。例えば、左から右へのフリック操作を検出した場合には1つ後ろのページに、右から左へのフリック操作を検出した場合には1つ前のページに、切り替えるとする。ページを切り替えるための所定の入力操作は、入力部13のタッチパネルの右端の所定領域または左端の所定領域に対するタップ操作であってもよい。タップ操作は、タッチパネルを指等で軽く叩く操作である。例えば、左側の所定領域へのタップ操作を検出した場合には1つ前
のページに、左側の所定領域へのタップ操作を検出した場合には1つ後ろのページに、切り替えるとする。
ここで、少なくとも、アプリケーションの実行画像が表示されるページのいずれか1つにおいて、アプリケーションの実行画像が配置されていない空きスペース(空き領域)が存在するとする。ここでは、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに、空きスペースを含む画像が表示されているとし、情報処理装置10の利用者は、実行されていない所望のアプリケーションを起動して、当該空きスペースに、当該アプリケーションの実行画像を表示させる。
図8は、空きスペースが存在するページの画像の例を示す図である。図8の画像102は、背景画像111、3個のアプリケーションの実行画像121−1、−3、−4を含む。また、画像102は、アプリケーションの実行画像を表示しうる空きスペース121−5を含む。画像102は、例えば、画像101においてアプリケーションの実行画像121−2に対応するアプリケーションが終了した状態である。図8の画像102における空きスペース121−5は、点線による長方形で囲まれた領域である、図8の空きスペース121−5の領域内には、背景画像111が描画されている。空きスペース121−5において、点線による長方形や背景画像111は描画されなくてもよい。
S101では、情報処理装置10の制御部11は、空きスペースに対する所定の操作が行われたか否かを判定する。情報処理装置10の出力部14のディスプレイに、例えば、空きスペース121−5を含む画像102が表示されているとする。所定の操作は、例えば、入力部13のタッチパネルの、空きスペース121−5に対応する領域に対するタッチアンドホールド(長押し)操作である。タッチアンドホールド(長押し)操作は、タッチパネルに指等を接触させて、そのまま維持する操作である。当該所定の操作は、空きスペース121−5にいずれかのアプリケーションの実行画像を表示させるための操作である。制御部11は、所定の操作が入力部13に入力された場合に、所定の操作が行われたと判定する。所定の操作が行われたと判定した場合(S101;YES)、処理がS102に進む。所定の操作が行われていないと判定した場合(S101;NO)、S101の処理を繰り返す。
S102では、情報処理装置10の制御部11は、アプリケーションのアイコンの一覧画像を、出力部14のディスプレイに表示させる。ディスプレイに表示される一覧画像は、例えば、図6の一覧画像201である。一覧画像201に表示されるアイコンに対応するアプリケーションは、情報処理装置10にインストールされているアプリケーションである。情報処理装置10にインストールされているアプリケーションを実行するためのプログラムは、例えば、記憶部12に格納される。情報処理装置10の利用者は、一覧画像201に表示される一覧画像201に含まれるアプリケーションのアイコンを見て、実行するアプリケーションを探索し、選択する。
S103では、情報処理装置10の制御部11は、アプリケーションのアイコンの選択操作が行われたか否かを判定する。当該選択操作は、例えば、入力部13のタッチパネルの、一覧画像201のいずれかのアイコンの表示領域に対応する領域に対するタッチアンドホールド(長押し)操作である。当該選択操作は、当該領域に対応するアイコンに対応するアプリケーションを起動させるための操作である。制御部11は、選択操作が入力部13に入力された場合に、選択操作が行われたと判定する。選択操作が行われたと判定した場合(S103;YES)、処理がS104に進む。選択操作が行われていないと判定した場合(S103;NO)、S103の処理を繰り返す。
S104では、情報処理装置10の制御部11は、出力部14のディスプレイに、選択
されたアプリケーションの実行画像の内容を表す仮実行画像(ゴーストウィジェット)を、一覧画像201に重ねて表示させる。情報処理装置10の制御部11は、S103の選択操作が行われた領域に表示されるアイコンに対応するアプリケーションを実行するためのプログラムを、記憶部12から読み出し、当該アプリケーションを起動する。情報処理装置10の制御部11は、当該アプリケーションの仮実行画像を、一覧画像201に重ねて表示する。当該アプリケーションの仮実行画像は、選択操作が行われた位置(アプリケーションのアイコンの表示領域内の位置)を当該実行画像の中心として、表示される。実行画像の中心は、例えば、長方形の実行画像の2本の対角線の交点である。
図9は、アイコンの一覧画像に選択されたアプリケーションの仮実行画像が重ねられた画像の例を示す図である。図9の一覧画像202では、図6の一覧画像201において、アプリケーション「APP-F」のアイコン141−6が選択されて、アプリケーション「APP-F」の仮実行画像121−6aがアイコンの一覧画像に重ねて表示されている。仮実行画像121−6aが表示される領域は、選択操作が行われたアプリケーション「APP-F」の
アイコン141−6の領域内の位置を仮実行画像121−6aの中心とする領域である。情報処理装置10の利用者は、表示された仮実行画像121-6aを確認することで、選
択したアプリケーションを実行した場合の実行画像(ウィジェット)の内容を認識することができる。利用者が仮に意図しないアプリケーションを選択した場合であっても、この時点で間違いを認識することができる。ここで、表示される仮実行画像121−6aは、半透明であることが望ましい。このとき、仮実行画像121−6aに、アイコン141−6等が透けて見えるようになる。
S105では、情報処理装置10の制御部11は、アプリケーションのアイコンの選択操作が継続しているか否かを判定する。例えば、選択操作が入力部13のタッチパネルのアイコンに対応する領域に対するタッチアンドホールド(長押し)操作である場合、制御部11は、当該タッチアンドホールドのホールド(長押し)が継続しているか否かを判定する。利用者による選択操作の継続は、利用者に、選択されたアプリケーションの選択を確定して実行させる意志があることを意味する。即ち、選択したアプリケーションが所望のアプリケーションであったことを意味する。制御部11は、所定時間以上選択操作が継続した場合に、その選択を確定する利用者の意志を受け付ける。選択操作が継続していないと判定した場合(S105;NO)、処理がS106に進む。選択操作が継続していると判定した場合(S105;YES)、処理がS107に進む。
S106では、情報処理装置10の制御部11は、選択されたアプリケーションを終了する。情報処理装置10の制御部11は、例えば、一覧画像202に表示されるアプリケーション「APP-F」の仮実行画像121−6aを消去し、当該アプリケーションの起動を
中止する。これにより、選択されたアプリケーションの実行が中断する。その後、処理がS103に戻る。これによって、情報処理装置10の利用者は、再度、実行するアプリケーションを選択することができる。
S107では、情報処理装置10の制御部11は、アイコンの一覧画像に代えてS101の処理の前に表示されていたページをディスプレイに表示させ、選択されたアプリケーションの仮実行画像を当該ページの画像に重ねて表示させる。仮実行画像が表示される位置は、S104で表示された一覧画像において仮実行画像が表示される位置と同じである。
図10は、図8の空きスペースを含むページに新たに起動されたアプリケーションの仮実行画像が表示される画像の例を示す図である。図10のページ(画像103)では、図8の画像102に、仮実行画像121−6aが重ねられて表示されている。仮実行画像121−6aが表示される位置は、図9の一覧画像202において表示されていた仮実行画
像121−6aの位置と同じである。ここで、表示される仮実行画像121−6aは、半透明であることが望ましい。このとき、仮実行画像121−6aに、他の実行画像等が透けて見えるようになる。
ここで、情報処理装置10の制御部11は、入力部13のタッチパネルに対するドラッグ操作を検出すると、当該ドラッグ操作に合わせて、仮実行画像121−6aが表示される位置を変更する。ドラッグ操作は、タッチパネル上で指等を接触させながら動かす操作である。ここで、ドラッグ操作により、仮実行画像121−6aの中心がディスプレイの右端に達した場合、制御部11は、後ろのページを表示してもよい。同様に、ドラッグ操作により、仮実行画像121−6aの中心がディスプレイの左端に達した場合、制御部11は、前のページを表示してもよい。また、情報処理装置10の制御部11は、入力部13のタッチパネルに対するドラッグ操作により、仮実行画像121−6aが空きスペース121-5の領域内に移動したことを検出すると、当該空きスペース121−5に仮実行
画像(ゴーストウィジェット)121−6aに変えて実行画像(ウィジェット)121−6bを表示する。これによって、図8の画像102の空きスペースに、新たに起動したアプリケーションの実行画像121−6bが表示される。
図11は、新たに起動されたアプリケーションの実行画像が空きスペースに表示された例を示す図である。図11の画像104では、新たに起動されたアプリケーションの実行画像121−6bは、画像103の空きスペース121-5の領域に表示されている。
(動作例2)
本実施形態の情報処理装置10の動作例2について、説明する。動作例2は、動作例1と共通点を有する。ここでは、主に、動作例1との相違点について説明する。動作例2では、アプリケーションの実行画像を表示するページに複数の空きスペースが存在する場合に、新たに起動するアプリケーションの実行画像の大きさを任意に変更できるようにする。
図12は、情報処理装置におけるアプリケーション起動の動作フローの例2を示す図である。ここでは、情報処理装置10において、複数のアプリケーションが実行され、画像101などのようなNページ分(Nは1以上の整数)の画像が生成されているとする。また、情報処理装置10の出力部14のディスプレイには、第1ページの画像から第Nページの画像までのうちのいずれか1つのページの画像が表示されているとする。
S201からS206までの動作は、動作例1(図7)のS101からS106までの動作と同様である。ただし、ここでは、少なくとも、アプリケーションの実行画像が表示されるページのいずれか1つにおいて、アプリケーションの実行画像が配置されていない空きスペース(空き領域)が複数存在するとする。ここでは、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに、複数の空きスペースを含む画像が表示されているとし、情報処理装置10の利用者は、実行されていない所望のアプリケーションを起動して、当該空きスペースの一部または全部に、当該アプリケーションの実行画像を表示させる。
図13は、複数の空きスペースが存在するページの画像の例を示す図である。図13の画像105は、背景画像111、2個のアプリケーションの実行画像121−1及び121−3を含む。また、画像105は、アプリケーションの実行画像を表示しうる空きスペース121−7及び121−8を含む。画像105は、例えば、画像101においてアプリケーションの実行画像121−2及び121−4に対応するアプリケーションが終了した状態である。図13の画像105における空きスペース121−7及び121−8は、点線による長方形で囲まれた領域である。空きスペース121−7及び121−8は、上下に並んでいるとする。図13の空きスペース121−7及び121−8の領域内には、
背景画像111が描画されている。空きスペース121−7及び121−8において、点線による長方形や背景画像111は描画されなくてもよい。
S207では、情報処理装置10の制御部11は、選択されたアプリケーションの仮実行画像を、S201の処理の前に表示されていたページの画像に重ねて表示する。当該仮実行画像が表示される位置は、例えば、S204で表示された一覧画像において仮実行画像が表示される位置と同じである。また、情報処理装置10の制御部11は、入力部13のタッチパネルに対するドラッグ操作を検出すると、当該ドラッグ操作に合わせて、仮実行画像121−6aが表示される位置を変更する。
図14は、図13の空きスペースを含むページに新たに起動されたアプリケーションの仮実行画像が表示される画像の例を示す図である。図14の画像106では、図13の画像105に、仮実行画像121−6aが重ねられて表示されている。仮実行画像121−6aが表示される位置は、一覧画像において表示されていた仮実行画像121−6aの位置と同じである。ここで、表示される仮実行画像121−6aは、半透明であることが望ましい。このとき、仮実行画像121−6aに、他の実行画像等が透けて見えるようになる。
S208では、情報処理装置10の制御部11は、入力部13のタッチパネルに対するドラッグ操作が空きスペース121-7または121−8の領域内で終了したか否かを判
定する。ドラッグ操作は、タッチパネルに接触する指等をタッチパネルから離すことで終了する。制御部11が入力部12のタッチパネルにおいてドラッグ操作の終了(ドロップ操作ともいう)を検出した場合(S208;YES)、処理がS209に進む。制御部11が入力部12のタッチパネルにおいてドラッグ操作の終了を検出していない場合(S208;NO)、S208の処理を繰り返す。
S209では、情報処理装置10の制御部11は、入力部12のタッチパネルにより、ドラッグ操作が終了した位置(空きスペースにおいて仮実行画像を移動した位置。ドロップ操作した位置ともいう)を検出する。具体的には、例えば、ドラッグ操作が終了した位置が、空きスペース121−7の上部2分の1の領域を含む第1領域であるか、空きスペース121−7の下部2分の1の領域及び空きスペース121−8の上部2分の1の領域を含む第2領域であるか、空きスペース121−8の下部2分の1の領域を含む第3領域であるかを検出する。ドラッグ操作が終了した位置によって、実行画像が表示される位置や実行画像の大きさが変わる。
図15は、図13の画像における第1領域、第2領域、第3領域の例を示す図である。図15の画像107では、仮実行画像121−6aの図示を省略している。第1領域は、空きスペース121−7の上部2分の1の領域である。第1領域は、空きスペース121−8から離れた領域である。第2領域は、空きスペース121−7の下部2分の1の領域及び空きスペース121−8の上部2分の1の領域を含む領域である。第3領域は、空きスペース121−8の下部2分の1の領域を含む領域である。第3領域は、空きスペース121−7から離れた領域である。各領域は、互いに重複しない。
S210では、情報処理装置10の制御部11は、S209で検出したドラッグ操作が終了した位置に基づいて、S203で選択されたアプリケーションの実行画像を表示する位置及び実行画像の大きさを決定し、当該実行画像を表示する。ドラッグ操作が終了した位置が第1領域である場合、制御部11は、空きスペース121−7に実行画像121−6を表示する。当該実行画像の大きさは、空きスペース121−7の大きさと同じである。また、ドラッグ操作が終了した位置が第3領域である場合、制御部11は、空きスペース121−8に実行画像を表示する。当該実行画像の大きさは、空きスペース121−8
の大きさと同じである。
一方、ドラッグ操作が終了した位置が第2領域である場合、制御部11は、空きスペース121−7及び空きスペース121−8に、S203で選択されたアプリケーションの実行画像を表示する。第2領域は、2つの隣接する空きスペースの接続部分を含む領域である。当該実行画像の大きさは、空きスペース121−7及び空きスペース121−8を含む領域の大きさである。即ち、当該実行画像の大きさは、仮実行画像121−6aのほぼ2倍である。これにより、簡易な操作で、選択されたアプリケーションの実行画像の大きさを選択することができる。各アプリケーションは、あらかじめ、複数の大きさ(例えば、空きスペース1つ分、2つ分)の実行画像を表示できるようにされているとする。
図16は、図13の画像の空きスペースにおいてアプリケーションの大きい実行画像が表示される例を示す図である。図16の画像108では、図13の画像105の空きスペース121−7及び空きスペース121−8に、S203で選択されたアプリケーションの実行画像121−9が表示されている。実行画像121−9の大きさは、空きスペース121−7のほぼ2倍の大きさである。実行画像の大きさを大きくすることにより、空きスペースを有効に利用することができる。また、実行画像121−9では、実行画像121−6bと比べて、多くの情報や多くの操作ボタンを含むことができる。
S207において、情報処理装置10の制御部11は、入力部13のタッチパネルに対するドラッグ操作を検出した際に、当該ドラッグ操作を行っている位置が、上記の第2領域内である場合、当該ドラッグ操作に合わせて表示する実行画像を、図16の実行画像121−9のように、実行画像121−6bよりも大きい実行画像としてもよい。
ここでは、ディスプレイ全体の実行画像の領域の2つ分の大きさが空きスペースである場合について説明したが、空きスペースの割合は、2つ分の実行画像の領域の大きさの場合に限定されるものではなく、他の大きさの空きスペースであっても同様にすることができる。
(動作例3)
本実施形態の情報処理装置10の動作例3について、説明する。動作例3は、動作例1、動作例2と共通点を有する。ここでは、主に、動作例1、動作例2との相違点について説明する。動作例3では、複数のアプリケーションの実行画像を、まとめて表示する。
図17は、情報処理装置におけるアプリケーション起動の動作フローの例3を示す図である。ここでは、情報処理装置10において、複数のアプリケーションが実行され、画像101などのようなNページ分(Nは1以上の整数)の画像が生成されているとする。また、情報処理装置10の出力部14のディスプレイには、第1ページの画像から第Nページの画像までのうちのいずれか1つのページの画像が表示されているとする。
S302からS308までの動作は、動作例2(図12)のS202からS208までの動作と同様である。ただし、ここでは、アプリケーションの実行画像が表示されるページにおいて、アプリケーションの実行画像が配置されていない空きスペース(空き領域)が存在しなくてもよい。図17の動作フローは、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに、起動するアプリケーションを選択するためのアイコンの一覧画像が表示されているところから開始されるとする。
S309では、情報処理装置10の制御部11は、入力部12のタッチパネルにより、ドラッグ操作が終了した位置(仮実行画像を移動した位置。ドロップした位置)を検出する。具体的には、例えば、ドラッグ操作が終了した位置が、いずれのアプリケーションの
実行画像の領域であるかを検出する。ドラッグ操作が終了した位置によって、実行画像の表示の方法が変わる。
S310では、情報処理装置10の制御部11は、S309で検出したドラッグ操作が終了した位置に基づいて、S303で選択されたアプリケーションの実行画像の表示方法を決定する。制御部11は、ドラッグ操作が終了した位置を含む領域で実行されるアプリケーション(例えば、アプリケーションの名称、識別子)を抽出する。また、制御部111は、S303で選択されたアプリケーション(例えば、アプリケーションの名称、識別子)を抽出する。制御部11は、抽出したアプリケーションについて、対応テーブルT100で、共通の対応する複合UI(User Interface)が存在するか否かを検索する。
対応テーブルT100は、複合UIと、当該複合UIに対応するアプリケーションとの対応関係を示すテーブルである。複合UIは、複数のアプリケーションの機能を1つの実行画像として表示するためのユーザインタフェイスである。例えば、FMラジオを実現するFMアプリと、AMラジオを実現するAMアプリとでは、共通する操作ボタン(例えば、選局ボタン、音量ボタン等)を有し得るので、複合UIによって、両方のアプリケーションの機能に関連する1つの実行画像(ウィジェット)を生成しうる。また、当該複合UIには、例えば、CD等から音楽等を再生するCD再生アプリも対応しうる。
また、例えば、日付などのカレンダーを表示するカレンダーアプリと、日付ごとの天気予報を表示する天気予報アプリとが、1つの複合UIによって表示されてもよい。
図18は、対応テーブルの例を示す図である。図18の対応テーブルT100では、存在する複合UIと、当該複合UIに対応しうるアプリケーションとが、対応付けられて格納されている。例えば、複合UI−Aに対して、アプリケーションAPP−A、APP−Bが対応付けられている。対応テーブルT100は、記憶部12に格納される。また、記憶部12は、各複合UIの表示を実現するためのプログラムを格納する。1つのアプリケーションに対して、複数の複合UIが対応してもよい。
制御部11は、共通の対応する複合UIが存在する場合、当該複合UIの表示を実現するためのプログラムを実行する。制御部11は、当該プログラムにより、複合UIを元のアプリケーションの実行画像の代わりに表示する。元のアプリケーションは、S309で検出したドラッグ操作が終了した位置の領域に表示されるアプリケーションである。当該複合UIは、先に抽出された各アプリケーションより、複合UIで表示する情報の指示を受ける。また、複合UIの操作ボタン等において入力された情報は、各アプリケーションに送られる。各アプリケーションは、送られた情報に基づいて、所定の処理を行うことができる。
図19は、情報処理装置の出力部のディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画面を含む画像の例3−1を示す図である。図19の例では、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに表示される画像301は、背景画像311、4個のアプリケーションの実行画像321−1〜4を含む。実行画像321−1は、FMラジオを実現するFMアプリの実行画像であるとする。
図20は、図19の画像に新たに起動されたアプリケーションの仮実行画像が表示される画像の例を示す図である。図20の画像302では、図19の画像301に、仮実行画像321−5aが重ねられて表示されている。仮実行画像321−5aが表示される位置は、アイコンの一覧画像において表示されていた仮実行画像の位置と同じである。ここでは、仮実行画像321−5aは、AMラジオを実現するAMアプリであるとする。ここで、表示される仮実行画像321−5aは、半透明であることが望ましい。このとき、仮実
行画像321−5aに、他の実行画像等が透けて見えるようになる。ここでは、仮実行画像321−5aは、ドラッグ操作されている。仮実行画像321−5aは、ドラッグ操作にともなって、画像内を移動する。
図21は、図20でドラッグ操作されている仮実行画像が、他の実行画像の領域に対して移動された(ドロップ操作された)際の画像の例を示す図である。図21の画像303では、図20のAMアプリの仮実行画像321−5aが、FMアプリの実行画像321−1の領域でドロップ操作された際に表示される複合UI321−6が表示されている。複合UI321−6は、AMアプリ及びFMアプリの両方の機能に対応する所定の情報の入出力機能を備える実行画像である。複合UI321−6は、現在出力中の周波数を表示したり、音量を調節する音量ボタンを表示して音量の調節の入力を受け付けたりする。複合UIにより、複数のアプリケーションを1つの実行画像で表示することができ、多くのアプリケーションを実行しても、実行画像の数の増加を抑制することができる。
一方、S309で検出したドラッグ操作が終了した位置(ドロップした位置)の領域に表示されるアプリケーションと、S303で選択されたアプリケーションとで、共通の対応する複合UIが存在しない場合、制御部11は、ドロップした位置の実行画像の領域で、それぞれのアプリケーションのアプリケーションスイッチを表示する。アプリケーションスイッチは、対応するアプリケーションの実行画像を表示させるための操作ボタンである。アプリケーションスイッチにおいて選択操作がされると、当該アプリケーションスイッチに対応するアプリケーションの実行画像が表示される。即ち、アプリケーションスイッチの領域において、タップ操作等の選択操作をされると、当該実行画像の領域で、すべてのアプリケーションスイッチの表示が消去され、当該アプリケーションスイッチに対応するアプリケーションの実行画像が、当該アプリケーションスイッチが表示されている領域に表示される。これによって、共通の対応する複合UIが存在しないアプリケーションの組合せであっても、ドロップ操作によって、1箇所にまとめて表示させることができる。なお、各アプリケーションは、実行画像が表示されなくても、実行された状態である。
図22は、アプリケーションスイッチの表示例を示す図である。図22の画像304では、アプリケーションの実行画像321−1、−3、−4、背景画像311を含む。また、画像304は、アプリケーションスイッチ321−7、−8を含む。それぞれのアプリケーションスイッチには、対応するアプリケーションが存在する。アプリケーションスイッチ自体は、アプリケーションの実行画像ではない。アプリケーションスイッチの画像は、アプリケーションのアイコンと同様のアプリケーションを象徴する画像である。アプリケーションスイッチの画像の大きさは、例えば、実行画像の2分の1または4分の1の大きさである。アプリケーションスイッチ321−7または321−8が選択操作されることで、アプリケーションスイッチ321−7及び321−8の領域に、選択されたアプリケーションの実行画像が表示される。
(その他)
上記では、情報処理装置10は、車両に搭載される装置であるとしたが、情報処理装置10は、車両1に搭載されない装置(例えば、スマートフォン、タブレット端末など)であってもよい。このとき、情報処理装置10は、車両1のオーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40等に接続されなくてもよい。
上記の構成例は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、変更したり組み合わせたりすることができる。
(実施形態の作用、効果)
情報処理装置10の制御部11は、アプリケーションのアイコンの一覧画像を、出力部
14のディスプレイに表示させる。利用者により、アプリケーションの一覧画像において、アプリケーションのアイコンに対して選択操作(例えば、タッチパネル上での長押し)がされると、制御部11は、当該アプリケーションを起動し、当該アプリケーションの実行画像を、ディスプレイ内の選択操作された位置を中心とした領域に、表示させる。利用者は、表示された実行画像を確認することで、選択したアプリケーションを認識することができる。利用者が意図しないアプリケーションを選択した場合であっても、表示された実行画像を確認することで間違いを認識することができる。利用者は、小さなアイコンよりもより大きな実行画像のほうが、アプリケーションを確認しやすい。アプリケーションを確認しやすいことで、所望のアプリケーションの実行画像を表示させるまでの手順が少なくなる。また、所望のアプリケーションの実行画像を表示させるまでの手順が少なくなることで、車両の運転者が情報処理装置10に対して行う操作が少なくなり、運転上の安全性が向上する。
情報処理装置10の制御部11は、利用者がドラッグ操作及びドロップ操作によって、起動したアプリケーションの実行画像を空きスペースに移動させた場合、ドロップ操作された位置に応じて、表示する実行画像の大きさを変更する。例えば、2つの隣接した空きスペースの接続部分近辺でドロップ操作された場合には、制御部11は、2つの隣接した空きスペースを含む大きさの実行画像を表示させる。また、2つの隣接した空きスペースがあって、一方の空きスペースから離れた位置の他方の空きスペースの領域でドロップ操作された場合には、制御部11は、当該他方の空きスペースを含む大きさの実行画像を表示させる。情報処理装置10が空きスペースにおいてドロップ操作された位置に応じて実行画像の大きさを決定することで、利用者は簡易な操作でアプリケーションの実行画像の大きさを選択することができる。
情報処理装置10は、既に実行されているアプリケーションの実行画像の領域に、他のアプリケーションの実行画像がドロップ操作された場合に、両アプリケーションに対応する複合UIが存在するか否かを探索する。両アプリケーションに対応する複合UIが存在する場合には、両アプリケーションの実行画像として、複合UIを表示する。これにより、多くのアプリケーションが実行されていても、表示される実行画像の数を抑制することができる。また、両アプリケーションに対応する複合UIが存在しない場合には、実行画像の領域に、実行画像の代わりに、各アプリケーションのアプリケーションスイッチを表示する。アプリケーションスイッチは、選択操作がされると対応するアプリケーションの実行画像を表示させる操作ボタンである。これにより、共通の対応する複合UIが存在しないアプリケーション同士であっても、1つの実行画像の領域に表示させることができる。また、利用者の好みに応じて、アプリケーションを1箇所にまとめることができる。
〈コンピュータ読み取り可能な記録媒体〉
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体内には、CPU、メモリ等のコンピュータを構成する要素を設け、そのCPUにプログラムを実行させてもよい。
また、このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(Read Only memory)等がある。
1 車両
2 ネットワーク
10 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 出力部
15 通信部
20 オーディオ装置
30 空調装置
40 ナビゲーション装置

Claims (8)

  1. 1以上のアプリケーションから1つのアプリケーションを選択させるためのアプリケーションの一覧画像を生成する制御部と、
    前記制御部が生成した前記一覧画像を表示する出力部と、
    利用者による所定の操作を受け付ける入力部とを備え、
    前記制御部は、前記一覧画像に含まれる前記1以上のアプリケーションから第1アプリケーションを選択する操作を前記入力部が受け付けた場合、前記第1アプリケーションの実行画像の内容を示す仮実行画像を、前記一覧画像に重ねて前記出力部に表示させる、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、アプリケーションの実行画像を含む表示画像を生成し、
    前記出力部は、前記制御部が生成した前記表示画像を表示し、
    さらに、
    前記制御部は、前記仮実行画像を表示させた後、前記第1アプリケーションの選択を確定する前記利用者の意志を受け付けた場合に、前記第1アプリケーションの実行画像を前記表示画像に配置する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、前記表示画像における空きスペースの大きさと、前記空きスペースにおいて前記仮実行画像を移動させる位置とに基づいて、前記第1アプリケーションの実行画像の大きさを決定する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、アプリケーションの実行画像を含む表示画像を生成し、
    前記出力部は、前記制御部が生成した前記表示画像を表示し、
    さらに、
    前記表示画像は、前記第1アプリケーションと異なる第2アプリケーションの実行画像を含み、
    前記制御部は、前記第1アプリケーションの前記仮実行画像を前記第2アプリケーションの実行画像に対して移動させる操作を前記入力部が受け付けた場合、前記第2アプリケーションの前記実行画像の代わりに前記第1アプリケーション及び前記第2アプリケーションの両方の機能に関連する実行画像を前記出力部に表示させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、アプリケーションの実行画像を含む表示画像を生成し、
    前記出力部は、前記制御部が生成した前記表示画像を表示し、
    さらに、
    前記表示画像は、前記第1アプリケーションと異なる第2アプリケーションの実行画像を含み、
    前記制御部は、前記第1アプリケーションの前記仮実行画像を前記第2アプリケーションの実行画像に対して移動させる操作を前記入力部が受け付けた場合、前記第2アプリケーションの前記実行画像の代わりに前記第1アプリケーションの実行画像を表示させる操作ボタン及び前記第2アプリケーションの実行画像を表示させる操作ボタンを前記出力部に表示させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 1以上のアプリケーションの実行画像を含む表示画像を生成する制御部と、
    前記制御部が生成した前記表示画像を表示する出力部と、
    利用者による所定の操作を受け付ける入力部とを備え、
    前記表示画像は、第1アプリケーションの実行画像を含み、
    前記制御部は、前記第1アプリケーションの実行画像に対して前記第1アプリケーションと異なる第2アプリケーションの実行画像の内容を示す仮実行画像を移動させる操作を前記入力部が受け付けた場合、前記第1アプリケーションの前記実行画像の代わりに前記第1アプリケーション及び前記第2アプリケーションの両方の機能に関連する実行画像を前記出力部に表示させる、
    情報処理装置。
  7. コンピュータが、
    1以上のアプリケーションから1つのアプリケーションを選択させるためのアプリケーションの一覧画像を生成し、
    前記一覧画像に含まれる前記1以上のアプリケーションから第1アプリケーションを選択する操作を入力手段が受け付けた場合、前記第1アプリケーションの実行画像の内容を表す仮実行画像を、前記一覧画像に重ねて出力手段に表示させる、
    ことを実行する情報処理方法。
  8. コンピュータが、
    1以上のアプリケーションから1つのアプリケーションを選択させるためのアプリケーションの一覧画像を生成し、
    前記一覧画像に含まれる前記1以上のアプリケーションから第1アプリケーションを選択する操作を入力手段が受け付けた場合、前記第1アプリケーションの実行画像の内容を表す仮実行画像を、前記一覧画像に重ねて出力手段に表示させる、
    ことを実行するための情報処理プログラム。
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