JP2017117390A - 情報処理装置、車載装置、情報処理方法、及び、情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、車載装置、情報処理方法、及び、情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】所定のアプリケーションの実行画像を容易に表示することができる技術を提供する。【解決手段】1以上のアプリケーションの実行画像を含む表示画像を表示する出力部と、利用者による所定の操作に応答して、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像を切り替える制御部と、を備え、前記制御部は、前記1以上のアプリケーションのうちの1つである第1アプリケーションにおいて所定の処理が行われている場合と、前記所定の処理が行われていない場合とで、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像の切り替え手法を変更する、情報処理装置とする。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、車載装置、情報処理方法、及び、情報処理プログラムに関する。
従来より、オーディオ装置の操作画面、空調装置の操作画面、ナビゲーション装置の目的地への道案内等を表示するために、タッチパネル等を備えたディスプレイを内蔵する情報処理装置を車両内に設置することがある。このような情報処理装置の利用者となる車両の運転者は、ディスプレイ(車載ディスプレイ)に表示された画像を参照して、車内の装置の操作をしたり、現在位置を把握したりする。一般に、情報処理装置では、携帯端末やタブレット端末等で汎用されるOS(Operating System)が搭載され、オーディオ装置の操作画面等以外にも、他の様々なアプリケーションが実行され得る。
特表2014−511524号公報 特開2000−194352号公報 特開2014−232379号公報
汎用のOSの1つであるアンドロイドOSのWidget特性を活用したディスプレイのHMI(Human Machine Interface)仕様では、1つのページの背景画像(プレーン背
景)の上にWidgetアプリケーションの実行画像を表示させることが主である。表示されるWidgetアプリケーションの実行画像は、アプリケーションで生成される情報を表示する出力画像、アプリケーションに対して情報を入力する仮想ボタンなどの入力画像のうち少なくとも1つを含む画像である。オーディオ装置の操作画面、空調装置の操作画面、ナビゲーション装置の目的地への道案内の画面等は、それぞれ、アプリケーションの実行画像の例である。1つのプレーン(1つの表示画像)上に表示できるアプリケーションの実行画像の数には上限がある。
多くのアプリケーションの実行画像が存在して1つの表示画像として表示できない場合、目的のアプリケーションの実行画像をディスプレイに表示させるために、実行画像の切り替えを行うことがある。実行画像の切り替えは、例えば、タッチパネルに対する横方向へのフリック操作などの利用者による所定の操作によって行われる。実行されるアプリケーションの中には、特定の処理を行っている場合には、ディスプレイにその実行画像を優先的に表示させることが好ましいアプリケーションがある。例えば、ナビゲーションアプリケーションが目的地への道案内処理を行っている場合には、そのナビゲーションアプリケーションの実行画像は、優先的に表示できることが望ましい。しかし、多くのアプリケーションの実行画像が存在する場合、表示する優先度の高いアプリケーションの実行画像を容易に表示させることは難しい。
情報処理装置が車両に搭載される車載装置の場合は、利用者は車両の運転者となる。また、表示する優先度の高いアプリケーションの実行画像を表示させるまでの手順が多くなると、車両の運転者が車載装置に対して多くの操作を行うことになり、運転に関する注意力が低下する可能性がある。
本発明は、所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像を優先的に表示
することができる技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、以下の手段を採用する。
即ち、第1の態様は、1以上のアプリケーションの実行画像を含む表示画像を表示する出力部と、利用者による所定の操作に応答して、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像を切り替える制御部と、を備え、前記制御部は、前記1以上のアプリケーションのうちの1つである第1アプリケーションにおいて所定の処理が行われている場合と、前記所定の処理が行われていない場合とで、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像の切り替え手法を変更する、
情報処理装置とする。
開示の態様は、プログラムが情報処理装置によって実行されることによって実現されてもよい。即ち、開示の構成は、上記した態様における各手段が実行する処理を、情報処理装置に対して実行させるためのプログラム、或いは当該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体として特定することができる。また、開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を情報処理装置が実行する方法をもって特定されてもよい。開示の構成は、上記した各手段が実行する処理を行う情報処理装置を含むシステムとして特定されてもよい。
本発明によれば、所定のアプリケーションの実行画像を優先的に表示することができる。
図1は、実施形態に係るシステム構成の例を示す図である。 図2は、車両に搭載される情報処理装置の構成例を示す図である。 図3は、車両に搭載される装置の構成例を示す図である。 図4は、コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 図5は、アプリケーションの実行画像を含む画像の例1−1を示す図である。 図6は、アプリケーションの実行画像を含む画像の例1−2を示す図である。 図7は、動作例1の情報処理装置における実行画像の切替の動作フローを示す図である。 図8は、切り替え途中の画像(遷移画像)の例を示す図である。 図9は、S104における切り替え後の表示画像の例を示す図である。 図10は、S106における切り替え途中の画像(遷移画像)の例を示す図である。 図11は、アプリケーションの実行画像を含む画像の例2−1を示す図である。 図12は、動作例2の情報処理装置におけるページ切替の動作フローを示す図である。 図13は、切り替え途中の画像(遷移画像)の例を示す図である。
以下、図面を参照して実施形態について説明する。実施形態の構成は例示であり、発明の構成は、開示の実施形態の具体的構成に限定されない。発明の実施にあたって、実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
〔実施形態〕
本実施形態の車両に搭載される情報処理装置では、複数のアプリケーションが実行される。情報処理装置のディスプレイには、実行される複数のアプリケーションの実行画像のうちの一部の実行画像が表示画像として表示される。ディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画像は、所定の背景画像の上に重ねられて表示される。情報処理装置の利用者は、所定の操作により、ディスプレイに表示されるアプリケーションの実行画像を切り替えることができる。情報処理装置の利用者は、例えば、当該情報処理装置が搭載される車両の運転者である。
(構成例)
〈システム構成〉
図1は、本実施形態に係るシステム構成の例を示す図である。図1システムは、情報処理装置を搭載した車両1と、ネットワーク2を含む。車両1に搭載される情報処理装置は、ネットワーク2を介して、ネットワーク2に接続される他の情報処理装置(不図示)等に接続される。
ネットワーク2として、例えば、携帯電話回線網を利用したインターネット回線が挙げられる。車両1に搭載される情報処理装置は、例えば、車両1の運転者によって操作される。ネットワーク2は、インターネット接続業者の通信装置へのアクセス網とインターネットを含むネットワークであってもよい。インターネット接続業者の通信装置へのアクセス網は、例えば、通信事業者が提供する光ネットワーク、ADSL(Asymmetric Digital
Subscriber Line)等である。ネットワーク2は、公衆無線ネットワークの一例である。
図2は、車両に搭載される情報処理装置の構成例を示す図である。図2の情報処理装置10は、制御部11、記憶部12、入力部13、出力部14、通信部15を含む。情報処理装置10は、車両1を運転する運転者等によって操作される。
制御部11は、記憶部12等に実行可能に展開されたコンピュータプログラムにより、情報処理装置10としての処理を実行する。情報処理装置10としての処理とは、例えば、車両1における様々な情報処理を含む。制御部11は、利用者の指示等に基づいて、情報処理装置10に接続されるオーディオ装置等の制御を行う。制御部11は、出力部13のディスプレイに、アプリケーションの実行画像を含む表示画像を表示させる。
記憶部12は、制御部11で実行されるコンピュータプログラム、あるいは、制御部11が使用するデータ、テーブル等を格納する。データには、ディスプレイに表示される背景画像等が含まれる。
入力部13は、例えば、タッチパネル、押しボタン、キーボード、ポインティングデバイス、マイク、カメラ等であり、利用者による操作を受け付ける。
出力部14は、例えば、画像や文字情報を出力するディスプレイ等である。ディスプレイは、入力部13のタッチパネルと一体化している。
通信部15は、ネットワーク2を介して、ネットワーク2上の他の装置と通信する。ネットワーク2が携帯電話回線網の場合には、通信部15は、携帯電話回線網の基地局を介してネットワーク2に接続する。また、通信部15は、車両1内のオーディオ装置、空調装置、ナビゲーション装置等と接続する。
図3は、車両に搭載される装置の構成例を示す図である。図3の車両1には、情報処理装置10、オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40が搭載される。
情報処理装置10には、オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40が接続される。車両1には、他の装置が搭載されてもよい。オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40は、情報処理装置10によって制御され得る。情報処理装置10、オーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40は、一体化して、1つの車載装置として、構成されてもよい。
オーディオ装置20は、スピーカ等の出力手段を含み、各種記憶媒体に記憶される音響、音声を再生し、出力手段に出力する。オーディオ装置20には、放送受信手段、ディスク再生手段等が含まれてもよい。放送受信手段は、アンテナにより受信された放送波から、特定の周波数の放送波を選択受信し、復調して当該放送の音声信号等を出力する。記録媒体再生手段は、記録媒体に記憶されているデータをピックアップして読込み、読込んだデータに基づく音声信号の出力を行う。記録媒体には、例えば、CD、DVD、SDカード等が含まれる。
空調装置30は、空調機器、温度測定手段等を含み、車両1内外の気温等に基づいて、車両1内の気温や湿度を調整する。
ナビゲーション装置40は、GPS(Global Positioning System)受信機を含み、G
PS衛星からの電波を受信し、現在位置(緯度、経度等)、時刻等を算出する。ただし、ナビゲーション装置としては、GPS受信機を含むものに限定される訳ではない。ナビゲーション装置40は、地図情報を記憶する。
情報処理装置10、ナビゲーション装置40は、PC(Personal Computer)、スマー
トフォン、携帯電話、タブレット型端末、車載装置、PDA(Personal Digital Assistant)のような専用または汎用のコンピュータ、あるいは、コンピュータを搭載した電子機器を使用して実現可能である。
図4は、コンピュータのハードウェア構成例を示す図である。図4に示すコンピュータ90は、一般的なコンピュータの構成を有している。図4のコンピュータ90は、プロセッサ91、メモリ92、記憶部93、入力部94、出力部95、通信制御部96を有する。これらは、互いにバスによって接続される。メモリ92及び記憶部93は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体である。コンピュータのハードウェア構成は、図4に示される例に限らず、適宜構成要素の省略、置換、追加が行われてもよい。
コンピュータ90は、プロセッサ91が記録媒体に記憶されたプログラムをメモリ92の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、所定の目的に合致した機能を実現することができる。
プロセッサ91は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やDSP(Digital Signal Processor)である。プロセッサ91は、コンピュータ90を制御し、様々な情報
処理の演算を行う。
メモリ92は、例えば、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)を含む。メモリ92は、主記憶装置とも呼ばれる。
記憶部93は、例えば、EPROM(Erasable Programmable ROM)、ハードディスク
ドライブ(HDD、Hard Disk Drive)である。また、記憶部93は、リムーバブルメデ
ィア、即ち可搬記録媒体を含むことができる。リムーバブルメディアは、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリ、あるいは、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)のようなディスク記録媒体である。記憶部93は、二次記憶装置とも呼
ばれる。
記憶部93は、各種のプログラム、各種のデータ及び各種のテーブルを読み書き自在に記録媒体に格納する。記憶部93には、オペレーティングシステム(Operating System :OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。記憶部93に格納される情報は、メモリ92に格納されてもよい。また、メモリ92に格納される情報は、記憶部93に格納されてもよい。
オペレーティングシステムは、ソフトウェアとハードウェアとの仲介、メモリ空間の管理、ファイル管理、プロセスやタスクの管理等を行うソフトウェアである。オペレーティングシステムは、通信インタフェースを含む。通信インタフェースは、通信制御部1012を介して接続される他の外部装置等とデータのやり取りを行うプログラムである。外部装置等には、例えば、他の情報処理装置、外部記憶装置等が含まれる。
入力部94は、キーボード、ポインティングデバイス、ワイヤレスリモコン、タッチパネル、押しボタン等を含む。また、入力部94は、カメラのような映像や画像の入力装置や、マイクロフォンのような音声の入力装置を含むことができる。
出力部95は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electroluminescence)パ
ネル、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、PDP(Plasma Display Panel)等の表示装置、プリンタ等の出力装置を含む。また、出力部95は、スピーカのような音声の出力装置を含むことができる。
通信制御部96は、他の装置と接続し、コンピュータ90と他の装置との間の通信を制御する。通信制御部96は、例えば、LAN(Local Area Network)インタフェースボード、無線通信のための無線通信回路、電話通信のための通信回路である。LANインタフェースボードや無線通信回路は、インターネット等のネットワークに接続される。
コンピュータ90で実行される一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
プログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくても、並列的または個別に実行される処理を含む。プログラムを記述するステップの一部が省略されてもよい。
(動作例1)
本実施形態の情報処理装置10の動作例1について、説明する。情報処理装置10は、車両1に設置され、車両1のオーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40等と接続される。情報処理装置10は、ネットワーク2上の他の情報処理装置等とも接続され得る。情報処理装置10では、複数のアプリケーションが実行され、情報処理装置10の出力部14のディスプレイには、アプリケーションの実行画像を含む表示画像が表示されている。アプリケーションの実行画像は、アプリケーションで生成される情報を表示する出力画像、アプリケーションに対して情報を入力する仮想ボタンなどの入力画像の少なくとも1つを含む画像である。情報処理装置10において、汎用のOSが実行され、当該OS上で、複数のアプリケーションが実行されていてもよい。情報処理装置10で実行されるアプリケーションは、アンドロイドOSのWidgetアプリケーションであってもよい。ここでは、所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合に、当該アプリケーションの実行画像をディスプレイに固定して表示させる動作例について説明する。
図5は、アプリケーションの実行画像が配置される画像の例1−1を示す図である。図5の例では、画像101は、背景画像111、4個のアプリケーションの実行画像121−1〜4を含む。背景画像111は、図形や写真等の画像であっても、ベタ塗りの一色であってもよい。4個のアプリケーションの実行画像121−1〜4は、背景画像111の上に、重ねられて描画されている。
図6は、アプリケーションの実行画像が配置される複数の画像の例1−2を示す図である。図6の例では、仮想的に配列された3つの画像101−103が示されている。これら3つの画像101−103には、11個のアプリケーションの実行画像が含まれている。
図6の画像101は、図5で示した画像101と同様である。画像102は、背景画像112、3個のアプリケーションの実行画像122−1〜3を含む。画像102のように、実行画像の大きさは、アプリケーション毎に異なってもよい。ここでは、実行画像122−1の大きさは、実行画像122−2や121−3の大きさのほぼ2倍の大きさである。実行画像122−1の面積は、画像102のほぼ半分の面積を占める。ここでは、画像102内の左側に実行画像122−1が配置され、画像102内の右側に実行画像122−2、3が配置される。画像103は、背景画像113、4個のアプリケーションの実行画像123−1〜4を含む。実行画像122−1のアプリケーションは、後に説明する所定のアプリケーションである。この説明では、図5及び図6に示すように実行画像が配置される画像を「ページ」ともいう。図6に示すように、複数のページが存在する場合は、それら複数のページは所定の配列順序で仮想的に配列される。
情報処理装置10の制御部11は、情報処理装置10で実行されているアプリケーションについての実行画像を含む表示画像を生成し、出力部14のディスプレイに表示させる。一つのページは、所定サイズのアプリケーションの実行画像を、例えば4個まで含むことができる。複数のアプリケーションが実行され、それらの実行画像が1つのページに配置できない場合、複数のアプリケーションの実行画像は複数のページに分散して配置される。
情報処理装置10の制御部11は、通常、実行画像が配置されたページのうちの1つを表示画像として生成して、出力部14のディスプレイに表示させる。ただし、制御部11は、互いに隣接する2つのページに配置された実行画像を、1つの表示画像として表示させることも可能である。
出力部14のディスプレイに表示される表示画像に含まれる実行画像は、例えば、情報処理装置10の利用者によって、入力部13により受け付けた利用者による入力操作に応答して切り替えられる。
以下の説明では、画像101を第1ページ、画像102を第2ページ、画像103を第3ページともいう。背景画像111、112、113は、同一であっても、互いに、異なっていてもよい。情報処理装置10の制御部11は、各アプリケーションの動作にともなって、アプリケーションの実行画像を随時更新する。各ページにおいて、アプリケーションの実行画像が表示される位置は、情報処理装置10の利用者によって自由に変更できることが望ましい。図6の例では、画像101〜103の3ページのみを示しているが、3ページに限定されるものではない。
情報処理装置10の起動時には、前回の終了時に実行されていたアプリケーションの動作状態が維持されるとする。即ち、1つのアプリケーションの実行画像の配置される位置は、利用者が変更しない限り、常に、同一ページの同一位置に配置される。
図7は、動作例1の情報処理装置における実行画像の切替の動作フローを示す図である。この説明では、情報処理装置10において、複数のアプリケーションが実行され、画像101、102などのようなNページ分のページに複数のアプリケーションの実行画像が配置されているとする。Nページ分のページは、所定の配列順序で配列されている。また、この処理の開始時点においては、出力部14のディスプレイには、第Nページののうちのいずれか1つのページが表示されているとする。ディスプレイに表示されているページには、所定のアプリケーションの実行画像(例えば、実行画像122−1)が表示されているとする。所定のアプリケーションは、例えば、所定の処理を行っている場合に、その実行画像をディスプレイに優先的に表示させることが好ましいアプリケーションである。所定のアプリケーションは、例えば、ディスプレイに表示する優先度の高いアプリケーションである。具体的には、例えば、所定のアプリケーションが「ナビゲーションアプリ」であり、所定の処理が「目的地への道案内」である。また、例えば、所定のアプリケーションが「動画再生アプリ」であり、所定の処理が「動画再生」である。ここで、情報処理装置10の利用者は、所定のアプリケーション以外の他のアプリケーションの実行画像を表示させるために、実行画像の切り替えを行う。
S101では、情報処理装置10の制御部11は、入力部13により、実行画像を切り替えるための所定の入力操作を検出したか否かを判定する。実行画像を切り替えるための所定の入力操作は、例えば、入力部13のタッチパネルに対する横方向へのフリック操作である。フリック操作は、タッチパネル上で、指等を右から左、若しくは、左から右に動かす操作である。所定の入力操作を検出した場合(S101;YES)、処理がS102に進む。所定の入力操作を検出していない場合(S101;NO)、処理がS101に戻る。
S102では、情報処理装置10の制御部11は、動作中の所定のアプリケーションが所定の処理を行っているか否かを判定する。所定のアプリケーション及び所定の処理は、あらかじめ、決められている。動作中の所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合(S102;YES)、処理がS103に進む。動作中の所定のアプリケーションが所定の処理を行っていない場合(S102;NO)、処理がS105に進む。
所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合は、S103において、情報処理装置10の制御部11は、切り替え後にディスプレイに表示すべき表示画像の固定領域及び非固定領域のデータを、記憶部12から抽出する。ここでは、ディスプレイに表示される表示画像において、所定のアプリケーションの実行画像を含む領域が固定領域となり、当該固定領域以外の領域が非固定領域となる。実行画像の切り替えにおいて、非固定領域に表示される実行画像が切り替えの対象となる。ここでは、切り替え後の表示画像の非固定領域に含まれる実行画像のみのデータが抽出されてもよい。
例えば、情報処理装置10の出力部14のディスプレイに表示される表示画像が第2ページ(図6の画像102)であり、所定のアプリケーションの実行画像が実行画像122−1である場合を想定する。この場合は、表示画像のうち、所定のアプリケーションの実行画像122−1を含む左側半分の領域が固定領域となり、右側半分の領域が非固定領域となる。ここで、入力操作が左から右へのフリック操作である場合は、切り替え後の表示画像は、第2ページの左側半分の領域の実行画像を固定的に含みつつ、第1ページ(図6の画像101)の右側半分の領域の実行画像を含むことになる。また、入力操作が右から左へのフリック操作である場合は、切り替え後の表示画像は、第2ページの左側半分の領域の実行画像を固定的に含みつつ、第3ページ(図6の画像103)の左側半分の領域の実行画像を含むことになる。
より一般的に説明すれば、表示画像の非固定領域に第nページの右側半分の領域の実行画像が表示されているとき、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像の非固定領域は第nページの左側半分の領域の実行画像を含む。但し、第nページの左側半分の領域が所定のアプリケーションの実行画像を含む領域(固定領域)である場合、切り替え後の表示画像の非固定領域は第n−1ページの右側半分の領域の実行画像を含む。
また、表示画像の非固定領域に第nページの左側半分の領域の実行画像が表示されているとき、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像は第n−1ページの右側半分の領域の実行画像を含む。但し、第n−1ページの右側半分の領域が所定のアプリケーションの実行画像を含む領域(固定領域)である場合、切り替え後の表示画像の非固定領域は第n−1ページの左側半分の領域の実行画像を含む。n−1が0となる場合には、実行画像を切り替えない。即ち、このとき、切り替え前の実行画像のデータが抽出される。
また、表示画像の非固定領域に第nページの右側半分の領域の実行画像が表示されているとき、入力操作が右から左へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像の非固定領域は第n+1ページの左側半分の領域の実行画像を含む。但し、第n+1ページの左側半分の領域が所定のアプリケーションの実行画像を含む領域(固定領域)である場合、切り替え後の表示画像の非固定領域は第n+1ページの右側半分の領域の実行画像を含む。また、表示画像の非固定領域に第nページの左側半分の領域の実行画像が表示されているとき、入力操作が右から左へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像の非固定領域は第nページの右側半分の領域の実行画像を含む。但し、第nページの右側半分の領域が所定のアプリケーションの実行画像を含む領域(固定領域)である場合、切り替え後の表示画像は第n+1ページの左側半分の領域の実行画像を含む。n+1が最も値の大きいページの値を超える場合には、実行画像を切り替えない。即ち、このとき、切り替え前の実行画像のデータが抽出される。
S104では、情報処理装置10の制御部11は、S103で抽出した非固定領域に含まれる実行画像、及び、固定領域に含まれる実行画像を含む表示画像を、出力部14のディスプレイに表示させる。その結果、表示画像のうちの非固定領域の実行画像のみが更新される。S103で抽出された非固定領域が第3ページ(画像103)の左側半分の領域である場合には、情報処理装置10の制御部11は、出力部14のディスプレイの左側半分の領域に第2ページの左側半分の領域、ディスプレイの右側半分の領域に第3ページ(画像103)の左側半分の領域を表示させる。
また、情報処理装置10の制御部11は、切り替え後の表示画像を表示させる前に、切り替え前の表示画像から切り替え後の表示画像への切り替え途中を示す画像(遷移画像)を生成して、ディスプレイにスクロールして表示してもよい。遷移画像は、例えば、第2ページ(画像102)の一部と、第3ページ(画像103)の一部を含む画像である。ただし、このとき、遷移画像においても、所定のアプリケーションの実行画像122−1を含む領域は固定領域とされ、ディスプレイでの表示が維持される。このとき、情報処理装置10の利用者は、ディスプレイに表示される遷移画像を閲覧して、非固定領域の実行画像が第2ページの右側半分のアプリケーションの実行画像から第3ページの左側半分のアプリケーションの実行画像ヘ切り替えられていることを容易に認識することができる。これによって、図7の実行画像の切替の動作フローは終了するが、動作フローの終了後は、再び、当該動作フローが開始される。
図8は、S104における遷移画像の例を示す図である。図8の遷移画像は、ディスプレイに第2ページ(画像102)が表示されている場合において、右から左へのフリック操作がされた場合の画像である。図8の遷移画像において、左側半分の領域は固定領域で
あり、切り替え前の表示画像であった第2ページ(画像102)の左側半分の実行画像122−1の位置は固定される。また、右側半分の領域は非固定領域であり、実行画像を切り替えるための所定の入力操作によって、切り替え前の表示画像であった第2ページ(画像102)の右側半分の実行画像122−2、3は、第3ページ(画像103)の左側半分の実行画像123−1、3に、切り替えられる。図8の遷移画像の非固定領域には、実行画像122−2、3の一部と、実行画像123−1、3の一部とを含む。このような遷移画像が、切り替えの際にスクロールして表示されることで、利用者は、非固定領域の実行画像のみが切り替えられていることを容易に認識することができる。また、情報処理装置10は、実行画像の切替時に、所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像122−1を固定的に表示できるため、他のアプリケーションの実行画像よりも優先的に表示できる。
図9は、S104における切り替え後の表示画像の例を示す図である。図9の表示画像は、図8の遷移画像を経てたものであり、左側半分の固定領域には所定のアプリケーションの実行画像122−1を含み、右側半分の非固定領域には切り替え後の実行画像123−1、3を含んでいる。
一方、所定のアプリケーションが所定の処理を行っていない場合は、S105において、情報処理装置10の制御部11は、切り替え後にディスプレイに表示すべき表示画像のデータを、記憶部12から抽出する。ここでは、ディスプレイに表示される表示画像の全体の領域が非固定領域となる。したがって、表示画像の全体の実行画像が、ページ単位で切り替えられる。
例えば、切り替え前の表示画像が第2ページ(図6の画像102)であって、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像は第1ページ(画像101)となる。また、切り替え前の表示画像が第2ページ(画像102)であって、入力操作が右から左へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像は第3ページ(画像103)となる。
即ち、表示画像として第nページが表示されているとき、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像は第n−1ページとなる。n−1が0となる場合には、切り替え後の表示画像は第1ページとする(即ち、切り替えない)。表示画像として第nページが表示されているとき、入力操作が右から左へのフリック操作である場合、切り替え後の表示画像は第n+1ページとなる。n+1が最も値の大きいページの値を超える場合には、切り替え後の表示画像は第Nページとする(即ち、切り替えない)。
S106では、情報処理装置10の制御部11は、S105で抽出した切り替え後表示画像を、出力部14のディスプレイに表示させる。その結果、表示画像の全体の領域の実行画像が更新される。S105で抽出された表示画像が第3ページ(画像103)である場合には、情報処理装置10の制御部11は、ディスプレイに第3ページ(画像103)を表示させる。
また、情報処理装置10の制御部11は、切り替え後の表示画像を表示させる前に、切り替え前の表示画像から切り替え後の表示画像への切り替え途中を示す画像(遷移画像)を生成して、ディスプレイにスクロールして表示してもよい。遷移画像は、例えば、第2ページ(画像102)の一部と、第3ページ(画像103)の一部を含む画像である。このとき、情報処理装置10の利用者は、ディスプレイに表示される遷移画像を閲覧して、表示画像の全体が第2ページから第3ページヘ切り替えられていることを容易に認識することができる。これによって、図7の実行画像の切替の動作フローは終了するが、動作フローの終了後は、再び、当該動作フローが開始される。
図10は、S106における遷移画像の例を示す図である。図10の遷移画像は、ディスプレイに第2ページ(画像102)が表示されている場合において、右から左へのフリ
ック操作がされた場合の画像である。図10の遷移画像において、全体の領域が非固定領域である。ページを切り替えるための所定の入力操作によって、切り替え前の表示画像であった第2ページ(画像102)は、第3ページ(画像103)に切り替えられる。図10の遷移画像には、実行画像122−1の一部、実行画像122−2、3、実行画像123−1、3の一部とを含む。このような遷移画像が、切り替えの際にスクロールして表示されることで、利用者は、表示画像の全体の領域の実行画像が切り替えられていることを容易に認識することができる。
情報処理装置10で実行されるアプリケーションとして、例えば、現在位置周辺等の地図の表示や目的地までの道案内をするナビゲーションアプリ、指定された動画を再生する動画再生アプリ、現在位置や所定の地域等の天気予報を表示する天気予報アプリ、車両1の燃費表示する燃費表示アプリ、カレンダーや予定を表示するカレンダーアプリ、現在日時を表示する時計アプリ、ラジオ放送を出力するラジオアプリ、空調装置30によって車内1の空調を調節する空調アプリ、SNSの投稿内容を表示するSNSアプリ、ミニブログの投稿内容を表示するミニブログアプリ、電子メールを表示する電子メールアプリ等が挙げられる。情報処理装置10は、各アプリで必要とされるデータ等を、例えば、ネットワーク2上の他の情報処理装置等から取得する。利用者は、アプリケーションの実行画像により、例えば、天気予報を把握したり、車内1の空調の調節をしたり、車内1のオーディオ機器の音量を調節したりすることができる。
所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像122−1の大きさが、実行画像122−2等を2つ縦に並べた大きさであり、当該実行画像が表示画像の左側に配置された場合、表示画像の右側のアプリケーションの実行画像が実行画像を切り替える入力操作によって、切り替えられる。
また、情報処理装置10は、所定のアプリケーションで所定の処理が行われているときに(例えば、ナビゲーションアプリで目的地への案内が行われているときに)、当該アプリケーションの実行画像をディスプレイに表示させながら、他のアプリケーションの実行画像を探すことができる。
(動作例2)
本実施形態の情報処理装置10の動作例2について、説明する。動作例1と同様に、情報処理装置10では、複数のアプリケーションが実行され、情報処理装置10の出力部14のディスプレイには、アプリケーションの実行画像を含む表示画像が表示されている。ここでは、所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合に、当該アプリケーションの実行画像を容易に呼び出して表示させる動作例について説明する。
動作例2においても、複数のアプリケーションが実行され、それらの実行画像が1つのページに配置できない場合、複数のアプリケーションの実行画像は複数のページに分散して配置される。そして、それら複数のページは所定の配列順序で仮想的に配列される。動作例2においては、情報処理装置10の制御部11は、実行画像が配置されたページを表示画像として生成して、出力部14のディスプレイに表示させる。すなわち、動作例2において表示画像に含まれる実行画像は、ページ単位で切り替えられる。このため以下では、表示画像に含まれる実行画像の切り替えを、「ページの切り替え」とも呼ぶ。
動作例2においては、ページを切り替えるための所定の入力操作として、2種類の操作が可能である。ページを連続的に切り替える入力操作がなされた場合は、入力操作の強度に応じて、複数のページがその配列順序に従って連続的にスクロールして切り替えられる。一方で、ページを非連続的に切り替える入力操作がなされた場合は、1回の入力操作で1ページが切り替わるように、複数のページが1ページずつ非連続的に切り替えられる。
図11は、アプリケーションの実行画像が配置されたページとなる複数の画像の例2−1を示す図である。図11の例では、仮想的に配列された3つのページとなる画像151〜153が示されている。また、情報処理装置10において12個のアプリケーションが実行されており、3つのページの画像151−153に12個のアプリケーションの実行画像が分散して配置されている。
図11の画像151は、背景画像131、4個のアプリケーションの実行画像141−1〜4を含み、図5で示した画像101と同様である。画像152は、背景画像132、4個のアプリケーションの実行画像142−1〜4を含む。画像153は、背景画像133、4個のアプリケーションの実行画像143−1〜4を含む。情報処理装置10の制御部11は、通常、複数のページ(画像151〜153)のうち1つを表示画像として出力部14のディスプレイに表示させる。出力部14のディスプレイに表示画像として表示されるページは、例えば、情報処理装置10の利用者によって、入力部13により選択される。以下、画像151を第1ページ、画像152を第2ページ、画像153を第3ページともいう。背景画像131、132、133は、互いに、異なっていてもよい。情報処理装置10の制御部11は、各アプリケーションの動作にともなって、アプリケーションの実行画像を随時更新する。各ページにおいて、アプリケーションの実行画像が表示される位置は、情報処理装置10の利用者によって自由に変更できることが望ましい。図11の例では、画像151〜153の3ページのみを示しているが、3ページに限定されるものではない。
情報処理装置10の起動時には、前回の終了時に実行されていたアプリケーションの動作状態が維持されるとする。即ち、1つのアプリケーションの実行画像の配置される位置は、利用者が変更しない限り、常に、同一ページの同一位置に配置される。
図12は、動作例2の情報処理装置におけるページ切替の動作フローを示す図である。ここでは、情報処理装置10において、複数のアプリケーションが実行され、Nページ分のページに複数のアプリケーションの実行画像が配置されているとする。これらNページ分のページは、所定の配列順序で配列されている。また、この処理の開始時点においては、出力部14のディスプレイには、第Nページのうちのいずれか1つのページが表示されているとする。情報処理装置10の利用者は、所望のアプリケーションの実行画像を表示させるために、ページの切り替えを行う。また、第Nページのうちのいずれかのページは、所定のアプリケーションの実行画像を含む特定ページとする。所定のアプリケーションは、当該所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合に、利用者が優先的に実行画像を表示させたいアプリケーションである。所定のアプリケーションは、例えば、ディスプレイに表示する優先度の高いアプリケーションである。具体的には、例えば、所定のアプリケーションが「ナビゲーションアプリ」であり、所定の処理が「目的地への道案内」である。また、例えば、所定のアプリケーションが「動画再生アプリ」であり、所定の処理が「動画再生」である。所定のアプリケーション及び所定の処理は、あらかじめ、決められている。
S201では、情報処理装置10の制御部11は、入力部13により、ページを素早く連続的に切り替えるための所定の入力操作を検出したか否かを判定する。ページを連続的に切り替えるための所定の入力操作は、例えば、入力部13のタッチパネルに対する横方向への所定の速さ以上のフリック操作である。フリック操作は、タッチパネル上で、指等を右から左、若しくは、左から右に動かす操作である。所定の入力操作を検出した場合(S201;YES)、処理がS203に進む。所定の入力操作を検出していない場合(S201;NO)、処理がS207に進む。
ページを連続的に切り替えるための所定の入力操作には、入力部13のマイクに対する
所定の音声の入力、入力部13のカメラに対する所定のジェスチャーの入力、入力部13の所定の押しボタンに対する押し下げ、入力部13のタッチパネルに対する所定の操作等が含まれてもよい。
S202では、情報処理装置10は、切り替え先のページが存在するか否かを判定する。例えば、切り替え前のページが第1ページであって、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え先のページは存在しない。第1ページが左端のページであるからである。同様に、切り替え前のページが第Nページであって、入力操作が右から左へのフリック操作である場合、切り替え先のページの画像は存在しない。第Nページが右端のページであるからである。一方、例えば、切り替え前のページが第3ページであって、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え先のページは第2ページとなる。即ち、第1ページから左側、第Nページから右側以外は、切り替え先のページが存在する。切り替え先のページが存在しない場合(S202;NO)、処理がS201に戻る。切り替え先のページが存在する場合(S202;YES)、処理がS203に進む。
S203では、情報処理装置10の制御部11は、切り替え先のページの実行画像のデータを、記憶部12から抽出する。例えば、切り替え前のページが第2ページ(図11の画像152)であって、入力操作が左から右へのフリック操作である場合、切り替え先のページは第1ページ(図11の画像151)となる。
S204では、情報処理装置10の制御部11は、S203で抽出した切り替え先のページの実行画像を、出力部14のディスプレイに表示させる。S203で第1ページ(画像151)が抽出された場合には、情報処理装置10の制御部11は、出力部14のディスプレイに、第1ページ(画像151)を表示させる。また、情報処理装置10の制御部11は、第1ページ(画像151)を表示させる前に、切り替え前の第2ページ(画像152)から切り替え後の第1ページ(画像151)への切り替え途中を示す画像(遷移画像)を生成して、ディスプレイにスクロールして表示する。遷移画像は、例えば、第2ページ(画像152)の一部と、第1ページ(画像151)の一部を含む画像である。このとき、情報処理装置10の利用者は、ディスプレイに表示される遷移画像を閲覧して、第2ページから第1ページヘ切り替えられていることを容易に認識することができる。
図13は、遷移画像の例を示す図である。図13の遷移画像は、画像152から画像151への切り替え途中を示す画像である。図11の画像は、画像152の左側の一部と画像151の右側の一部とを含む。このような遷移画像が、切り替えの際にスクロールして表示されることで、利用者は、切り替えられていることを容易に認識することができる。
S205では、情報処理装置10の制御部11は、S204でディスプレイに表示させた切り替え後のページに、所定のアプリケーションの実行画像が含まれているか否かを判定する。含まれている場合(S205;YES)、処理がS206に進む。含まれていない場合(S205;NO)、処理がS202に戻る。これにより、切り替え後のページに所定のアプリケーションの実行画像が含まれていない場合、ページの切り替え動作が継続する。すなわち、次に隣接するページにさらに切り替えられる。その結果、複数のページがその配列順序に従って連続的に切り替えられることになる。
S206では、情報処理装置10の制御部11は、動作中の所定のアプリケーションが所定の処理を行っているか否かを判定する。動作中の所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合(S206;YES)、処理がS201に戻る。これにより、所定のアプリケーションが所定の処理を行っており、かつ、該所定のアプリケーションの実行画像を含む特定ページがディスプレイに表示された場合、この特定ページで複数のページを連続的に変更する動作が停止する。よって、情報処理装置10の利用者は、所定の処理を
行っている所定のアプリケーションの実行画像をじっくり確認することができる。例えば、現在表示されているページが第2ページ、所定のアプリケーションの実行画像を含む特定ページが第5ページであり、かつ、所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合を想定する。この場合において、ページを右から左へ連続的に切り替える入力操作がされた場合は、第3ページ及び第4ページが順に連続的に表示され、さらに、特定ページである第5ページが表示されて、ページの切り替え動作は停止する。
一方、所定の動作中の所定のアプリケーションが所定の処理を行っていない場合(S206;NO)、処理がS202に戻る。これにより、ページの切り替え動作が継続し、次に隣接するページにさらに切り替えられる。その結果、複数のページがその配列順序に従って連続的に切り替えられることになる。すなわち、所定のアプリケーションが所定の処理を行っていない場合、ページの切り替え動作が所定のアプリケーションの実行画像を含む特定ページとは無関係に継続する。
S207では、情報処理装置10の制御部11は、入力部13により、ページをゆっくり非連続に切り替えるための所定の入力操作を検出したか否かを判定する。ページを非連続に切り替えるための所定の入力操作は、例えば、入力部13のタッチパネルに対する横方向への所定の速さ未満のフリック操作である。所定の入力操作を検出した場合(S207;YES)、処理がS208に進む。所定の入力操作を検出していない場合、処理がS201に戻る。
ページを非連続に切り替えるための所定の入力操作には、入力部13のマイクに対する所定の音声の入力、入力部13のカメラに対する所定のジェスチャーの入力、入力部13の所定の押しボタンに対する押し下げ、入力部13のタッチパネルに対する所定の操作等が含まれてもよい。ただし、これらの入力操作は、S201のページを連続的に切り替えるための所定の入力操作とは、異なる入力操作である。
S208では、情報処理装置10は、切り替え先のページが存在するか否かを判定する。S208の動作は、S202と同様である。切り替え先のページが存在しない場合(S208;NO)、処理がS201に戻る。切り替え先のページが存在する場合(S208;YES)、処理がS209に進む。
S209では、情報処理装置10の制御部11は、切り替え先のページの実行画像のデータを、記憶部12から抽出する。S209の動作は、S203と同様である。
S210では、情報処理装置10の制御部11は、S209で抽出した切り替え先のページの実行画像を、出力部14のディスプレイに表示させる。S210の動作は、S204と同様である。これによって、図12のページ切替の動作フローは終了するが、動作フローの終了後は、再び、当該動作フローが開始される。
これにより、ページを連続的に切り替える入力操作をした場合、所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像を容易に表示させることができる。所定の処理を行っている所定のアプリケーションは、例えば、利用者が現時点において、優先的に実行画像を表示させたいアプリケーションである。また、ページを連続的に切り替える入力操作をした方向のページに所定の処理を行っている所定のアプリケーションが存在しない場合は、最終的に端のページが表示される。ここで、さらに反対方向にページを連続的に切り替える入力操作をすることで、所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像を表示させることができる。
(その他)
上記では、情報処理装置10は、車両に搭載される装置であるとしたが、情報処理装置
10は、車両1に搭載されない装置(例えば、スマートフォン、タブレット端末など)であってもよい。このとき、情報処理装置10は、車両1のオーディオ装置20、空調装置30、ナビゲーション装置40等に接続されなくてもよい。
上記の例は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、変更したり組み合わせたりすることができる。
(実施形態の作用、効果)
情報処理装置10において、複数のアプリケーションが実行されているとき、情報処理装置10の制御部11は、情報処理装置10で実行されているアプリケーションについての実行画像を含む表示画像を生成して、ディスプレイに表示させる。情報処理装置10において実行される所定のアプリケーションが所定の処理を行っている場合、情報処理装置10は、当該所定のアプリケーションの実行画像を利用者が視認し易いように、表示する。具体的には、情報処理装置10は、所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像を固定的に表示したり、所定の処理を行っている所定のアプリケーションが表示されていない場合に、所定の入力操作で容易に当該所定のアプリケーションの実行画像を表示したりするようにする。情報処理装置10は、表示する優先度の高いアプリケーションの実行画像を、優先的に表示させることができる。情報処理装置10は、所定のアプリケーションの実行状況に応じて、実行画像を優先的に表示させることができる。
所定の処理を行っている所定のアプリケーションの実行画像を、固定的に表示したり、容易に表示したりすることで、所定のアプリケーションの実行画像が含まれるページを容易に視認することができる。利用者が所望のアプリケーションを容易に視認できることで、車両1に搭載される情報処理装置10を操作する時間、手順が短縮される。これにより、利用者が車両1の運転中に情報処理装置10の操作を行う際の安全性を高めることができる。
〈コンピュータ読み取り可能な記録媒体〉
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させるプログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体内には、CPU、メモリ等のコンピュータを構成する要素を設け、そのCPUにプログラムを実行させてもよい。
また、このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM(Read Only memory)等がある。
1 車両
2 ネットワーク
10 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 入力部
14 出力部
15 通信部
20 オーディオ装置
30 空調装置
40 ナビゲーション装置

Claims (7)

  1. 1以上のアプリケーションの実行画像を含む表示画像を表示する出力部と、
    利用者による所定の操作に応答して、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像を切り替える制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記1以上のアプリケーションのうちの1つである第1アプリケーションにおいて所定の処理が行われている場合と、前記所定の処理が行われていない場合とで、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像の切り替え手法を変更する、
    情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記第1アプリケーションにおいて前記所定の処理が行われている場合、前記表示画像のうち前記第1アプリケーションの実行画像を含む第1領域を固定しつつ、前記第1領域以外の第2領域において前記実行画像を切り替え、
    前記第1アプリケーションにおいて前記所定の処理が行われていない場合、前記表示画像の全体の領域において前記実行画像を切り替える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1アプリケーションを含む複数のアプリケーションの実行画像が、所定の配列順序で仮想的に配列された複数のページに分散して配置され、
    前記制御部は、
    前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像を切り替える場合、前記配列順序で前記複数のページを連続的に変更するものであり、
    前記第1アプリケーションにおいて前記所定の処理が行われている場合には、前記1アプリケーションの実行画像を含む特定ページに変更されたときに、前記複数のページを連続的に変更する動作を停止し、
    前記第1アプリケーションにおいて前記所定の処理が行われていない場合には、前記特定ページとは無関係に前記複数のページを連続的に変更する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1アプリケーションは、目的地への道案内を利用者に対して実行するナビゲーションアプリであり、前記所定の処理は、前記ナビゲーションアプリによる目的地への道案内処理である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 車両に搭載される、請求項4に記載された情報処理装置を含む、車載装置。
  6. コンピュータが、
    1以上のアプリケーションの実行画像を含む表示画像を表示し、
    利用者による所定の操作に応答して、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像を切り替え、
    前記1以上のアプリケーションのうちの1つである第1アプリケーションにおいて所定の処理が行われている場合と、前記所定の処理が行われていない場合とで、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像の切り替え手法を変更する、
    ことを実行する情報処理方法。
  7. コンピュータが、
    1以上のアプリケーションの実行画像を含む表示画像を表示し、
    利用者による所定の操作に応答して、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの
    実行画像を切り替え、
    前記1以上のアプリケーションのうちの1つである第1アプリケーションにおいて所定の処理が行われている場合と、前記所定の処理が行われていない場合とで、前記表示画像に含まれる前記アプリケーションの実行画像の切り替え手法を変更する、
    ことを実行するための情報処理プログラム。
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