JP2017116585A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】切替部の切替動作に伴って、第1部材及び第2部材による無端ベルトの回転体への加圧と、第2部材のみによる無端ベルトの回転体への加圧とに切り替える。【解決手段】定着装置10は、加熱ロール72を支持する支持部材76と、定着ベルト74を支持し、支持部材に対し相対的に移動することで加熱ロールに定着ベルトを押し付ける支持ユニット78と、定着ベルト内で支持ユニットに固定されたブロック部材120と、定着ベルト内で支持ユニットに接近及び離間可能に支持されたパッド部材122と、パッド部材を加熱ロール側に付勢するスプリング114と、支持部材と支持ユニットとを接近又は離間する方向に相対的に移動させ、ブロック部材及びパッド部材によって定着ベルトが加熱ロールに押し付けられる第1状態と、パッド部材のみによって定着ベルトが加熱ロールに押し付けられる第2状態とを切り替えるカム92と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、ベルト内にヘッド部材とパッド部材とで形成された加圧部材を備え、移動機構によって加圧部材をベルトの周方向に沿って移動させる構造が開示されている。この構造では、加圧部材をベルトの周方向に沿って移動させることで、パッド部材及びヘッド部材でベルトを加熱ロールに加圧する状態から、パッド部材のみでベルトを加熱ロールに加圧する状態としている。
下記特許文献2には、エンドレスベルト内にプレニップ部材(パッド部材)とニップ部材(ヘッド部材)とが配置されると共に、プレニップ部材の定着ロール(加熱ロール)方向への移動を定められた範囲内に制限する制動制限手段を有する構成が開示されている。
特開2009−163188号公報 特開2006−126536号公報
本発明は、前記第1支持部と前記第2支持部とを接近又は離間させる切替部の切替動作に伴って、第1部材及び第2部材による無端ベルトの回転体への加圧と、第2部材のみによる無端ベルトの回転体への加圧とに切り替えることができる定着装置及び画像形成装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る定着装置は、回転体を支持する第1支持部と、無端ベルトを支持し、前記第1支持部に対し相対的に移動することで前記回転体に前記無端ベルトを押し付ける第2支持部と、前記無端ベルト内に配置され、前記第2支持部に固定された第1部材と、前記無端ベルト内に配置され、前記第2支持部に接近及び離間可能に支持された第2部材と、前記第2部材を前記回転体の側に付勢する付勢部材と、前記第1支持部と前記第2支持部とを接近又は離間する方向に相対的に移動させることで、前記第1部材及び前記第2部材によって前記無端ベルトが前記回転体に押し付けられる第1状態と、前記第1部材及び前記第2部材のうち前記第2部材のみによって前記無端ベルトが前記回転体に押し付けられる第2状態とを切り替える切替部と、を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の定着装置において、前記切替部は、前記第1支持部と前記第2支持部とを接近又は離間する方向に相対的に移動させるカムを備え、前記カムは、回転位置に応じて前記第1状態での前記第1部材及び前記第2部材による前記回転体への押し付け荷重を変更可能とし、前記第2状態での前記第2部材による前記回転体への押し付け荷重を変更可能に構成されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の定着装置において、前記第2支持部及び前記第1支持部の何れか一方は、前記無端ベルト又は前記回転体が支持される一方の支持体と、前記一方の支持体を移動可能に支持する他方の支持体と、前記他方の支持体に設けられ、前記一方の支持体を前記第2支持部及び前記第1支持部の他方の側に付勢する他の付勢部材と、を備え、前記切替部は、前記他方の支持体を前記第2支持部及び前記第1支持部の何れか他方に対して相対的に移動させる構成とされている。
請求項4に記載の発明に係る画像形成装置は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の定着装置を備え、前記切替部は、前記回転体と前記無端ベルトとの接触部を通過する記録媒体の種類に応じて前記第1状態と前記第2状態とに切り替える構成とされている。
請求項1に記載の発明によれば、第1状態と第2状態とに切り替える切替部を有しない構成と比較して、第1状態の第1部材及び第2部材による無端ベルトの回転体への加圧と、第2状態の第2部材のみによる無端ベルトの回転体への加圧とに切り替えられる。
請求項2に記載の発明によれば、カムの回転により、第1状態での第1部材及び第2部材による回転体の押し付け荷重が変更され、第2状態での第2部材のみによる回転体の押し付け荷重が変更される。
請求項3に記載の発明によれば、無端ベルト又は回転体が支持される一方の支持体と、一方の支持体を移動可能に支持する他方の支持体とを有しない構成と比較して、第1状態と第2状態で押し付け荷重の変動が抑制される。
請求項4に記載の発明によれば、第1状態と第2状態とに切り替える切替部を有しない構成と比較して、回転体と無端ベルトとの接触部を通過する記録媒体の種類に応じて適切な定着荷重に切り替えられる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す構成図である。 図1に示す画像形成装置に用いられる定着装置を示す斜視図である。 図2に示す定着装置に用いられる定着ベルト及び加熱ロールの軸方向一端部を示す斜視図である。 図3に示す定着ベルトを支持する子レバー、及び子レバーを移動可能に支持する親レバーの構成を示す斜視図である。 図3に示す定着装置に用いられるパッド部材及びブロック部材によって定着ベルトが加熱ロールに押し付けられる第1状態を示す断面図である。 図5に示すパッド部材及びブロック部材及び加熱ロール付近を拡大した状態で示す断面図である。 図3に示す定着装置に用いられるパッド部材及びブロック部材のうちパッド部材のみによって定着ベルトが加熱ロールに押し付けられる第2状態を示す断面図である。 図7に示すパッド部材及びブロック部材及び加熱ロール付近を拡大した状態で示す断面図である。 図3に示す定着装置に用いられる定着ベルトが加熱ロールから離間された状態を示す断面図である。 図9に示すパッド部材及びブロック部材及び加熱ロール付近を拡大した状態で示す断面図である。
以下に、本発明の定着装置及び画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、矢印Hで示す方向を装置高さ方向、矢印Wで示す方向を装置幅方向とする。また、図面において、装置高さ方向および装置幅方向のそれぞれに直交する矢印Dで示す方向を装置奥行き方向とする(矢印Dは装置奥行き方向の手前側を指している)。
(画像形成装置の全体構成)
図1には、本発明の一実施形態である定着装置を備えた画像形成装置の構成の一例が示されている。図1に示されるように、画像形成装置10は、記録媒体の一例としての記録用紙Pを収容する記録用紙収容部12、トナー像形成部14、搬送部16、定着装置70、排出部20、及び制御部22を含んで構成されている。トナー像形成部14は、4つの画像形成ユニット24Y、24M、24C、24Kと、転写ユニット26と、を備えている。ここで、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)は、トナー色の一例である。各々の画像形成ユニット24Y、24M、24C、24Kは、感光体28と、帯電装置30と、露光装置32と、現像装置34と、除去装置36と、を備えている。各画像形成ユニット24Y、24M、24C、24Kでは、各感光体28の外周面にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する。
感光体28は、現像装置34によって現像されたトナー像を保持する機能を有する。感光体28は、円筒状に形成され、表面に感光層を備えており、駆動手段(図示省略)によって矢印方向に回転駆動される。現像装置34は、感光体28に形成された潜像をトナー像として現像する。
転写ユニット26は、転写ベルト38と、各色の一次転写ロール40と、駆動ロール42と、二次転写ロール44と、を備えている。転写ベルト38は、その内周面に接触する4つの一次転写ロール40、支持ロール46、駆動ロール42、張力付与ロール48によって姿勢が決められている。転写ベルト38には、二次転写ロール44と接触する二次転写部の下流側に図示しない清掃装置が設けられている。転写ベルト38の下側の外周面には、各画像形成ユニット24Y、24M、24C、24Kに配置される各感光体28の外周面が接触している。
搬送部16は、記録用紙収容部12から記録用紙Pを送り出す図示しない送出ロールと、搬送路に沿って図示しない複数の搬送ロール対を備えており、送出ロールにより送り出された記録用紙Pを駆動ロール42と二次転写ロール44との対向位置である二次転写部へ搬送する。さらに、搬送部16は、記録用紙Pを定着装置70に搬送する。定着装置70では、記録用紙Pに二次転写されたトナー像が記録用紙Pに定着され、さらに、記録用紙Pは、搬送部16により排出部20に搬送される。
この画像形成装置10では、露光装置32から各色の画像データに応じて出射された露光光が、帯電装置30により帯電された感光体28の外周面に入射され、各感光体28の外周面に各色の画像データに対応した潜像が形成される。各感光体28の外周面に形成された潜像は、各現像装置34によって、各色のトナー像として現像される。各感光体28の外周面の各色のトナー像は、各感光体28が対向する各一次転写ロール40によって、転写ベルト38の外周面に一次転写される。
一方、記録用紙Pは、転写ベルト38に一次転写された各色のトナー像が二次転写部に到達するタイミングに合わせて、記録用紙収容部12から送り出され、二次転写ロール44を備えた二次転写部へ搬送される。二次転写部では、転写ベルト38上の各色のトナー像が記録用紙Pに二次転写される。さらに、トナー像が転写された記録用紙Pは、定着装置70に向かって搬送され、後述する加熱ロール72と定着ベルト74との接触部で加熱、加圧されて、記録用紙Pにトナー像が定着された後、記録用紙Pは排出部20に排出される。
(定着装置の構成)
次に、定着装置70について説明する。図2には、定着装置70が斜視図にて示されており、図3には、定着装置70の長手方向の一端部側が拡大された状態で斜視図にて示されている。図2及び図3に示されるように、定着装置70は、回転体の一例としての加熱ロール72と、加熱ロール72と接触又は離間される無端ベルトの一例としての定着ベルト74と、を備えている。加熱ロール72と定着ベルト74は、矢印Wで示す装置幅方向に並んでいる。
また、定着装置70は、加熱ロール72の両端部を回転可能に支持する第1支持部の一例としての支持部材76と、定着ベルト74の両端部を回転可能に支持し、支持部材76に対し相対的に移動することで加熱ロール72に定着ベルト74を押し付ける第2支持部の一例としての支持ユニット78と、を備えている。支持部材76は、加熱ロール72の両端部に左右一対で設けられており、支持ユニット78は、定着ベルト74の両端部に左右一対で設けられている(図2参照)。加熱ロール72及び定着ベルト74は、画像形成装置10の矢印Dに示す装置奥行き方向を軸方向(長手方向)として配置されている。
加熱ロール72は、鋼材で構成された薄肉円筒状の芯金と、芯金の表面に被覆されたシリコーンゴム等からなる弾性層と、弾性層の表面に被覆されたフッ素樹脂を含む離型層とを備えた多層構造とされている。加熱ロール72の内部には、複数(本実施形態では3つ)のハロゲンランプで構成された熱源73が加熱ロール72の内周面と間隔をあけて配置されている(図2及び図5参照)。
定着ベルト74は、無端ベルト状とされており、ポリイミド樹脂やポリアミドイミド樹脂等の合成樹脂で構成された薄肉円筒状の基材の外周面に、必要に応じて、フッ素樹脂を含む離型層が設けられている。図5に示されるように、定着ベルト74の内部には、定着ベルト74の外周面を加熱ロール72の外周面に押し付けるために、第1部材の一例としてのブロック部材120と、第2部材の一例としてのパッド部材122とが設けられている。定着ベルト74は、加熱ロール72とで記録用紙P(図示省略)を挟んで加圧する構成とされており、加熱ロール72の外周面と定着ベルト74の外周面とが接触する接触部(ニップ部)で記録用紙P上のトナー像が定着されるようになっている。定着ベルト74の内部の構成については、後に説明する。
支持部材76は、加熱ロール72の両端部を図示しないベアリングを介して回転可能に支持している。支持部材76は、当該支持部材76が嵌め込まれる円弧状の凹部100Aが形成されたブラケット100に支持されている。
図2〜図4に示されるように、支持ユニット78は、定着ベルト74をガイドするガイド部材102と、定着ベルト74がガイド部材102を介して支持される一方の支持体の一例としての子レバー80と、子レバー80を移動可能に支持する他方の支持体の一例としての親レバー82と、を備えている。
定着装置70の平面視にて親レバー82の上部82Aは、U字状に形成されており、加熱ロール72の支持部材76側に向かって開口している。定着装置70の平面視にて子レバー80の上部80Aは、U字状に形成されており、支持部材76の反対側に向かって開口している。子レバー80の幅(矢印Dに示す装置奥行き方向の幅)は、親レバー82の幅(矢印Dに示す装置奥行き方向の幅)よりも小さい構成とされており、子レバー80は、親レバー82の内側に挿入されている。この状態で、親レバー82と子レバー80とが相対的に移動するようになっている。
より詳細には、図3及び図4に示されるように、子レバー80は、矢印Dに示す装置奥行き方向の内側(定着ベルト74側)に配置された内壁80Bと、内壁80Bの外側(定着ベルト74と反対側)に対向して配置された外壁80Cと、を備えている。子レバー80の内壁80Bには、定着ベルト74と干渉しないように装置幅方向(矢印W方向)に凹んだ凹部81が形成されている(図4参照)。親レバー82は、矢印Dに示す装置奥行き方向の内側(定着ベルト74側)に配置された内壁82Bと、内壁82Bの外側(定着ベルト74と反対側)に対向して配置された外壁82Cと、を備えている。親レバー82の内壁82Bは、定着ベルト74と干渉しないようにL字状に形成されている(図4参照)。
子レバー80の内壁80Bと外壁80Cは、親レバー82の内壁82Bと外壁82Cとの間に配置されており、これらの内壁82B、80B及び外壁80C、82Cの下部に形成された貫通孔に軸部84が貫通されている。これにより、子レバー80と親レバー82とは、軸部84を中心に相対的に移動する(本実施形態では、回転する)ようになっている。すなわち、子レバー80と親レバー82とは、支持部材76に対して独立して移動する。
子レバー80の上部80Aの装置奥行き方向(D方向)に沿った壁80Dには、孔部80E(図4参照)が形成されており、孔部80Eにピン部材86が挿入された状態で、ピン部材86の基端が壁80Dに固定されている(図4及び図5参照)。ピン部材86の軸方向は、軸部84の軸方向と交差する方向とされている。親レバー82の上部82Aの装置奥行き方向(D方向)に沿った壁82Dには、長孔82Eが形成されている(図3参照)。長孔82Eは、長径部が装置高さ方向(H方向)となるように壁82Dに配置されている。ピン部材86の軸部の外径は、長孔82Eの短径部よりも小さい構成とされており、ピン部材86の先端部側が長孔82Eに貫通された状態で、ピン部材86が長孔82E内を移動可能とされている。すなわち、ピン部材86の先端部は、親レバー82の壁82Dに固定されておらず、自由端とされている。
親レバー82の壁82Dには、子レバー80の壁80Dを加熱ロール72の支持部材76側に付勢する他の付勢部材の一例としてのスプリング96が取り付けられている。スプリング96は、ピン部材86の周囲に配置されており、この状態でスプリング96の一端が親レバー82の壁82Dに取付具88で固定されている(図4参照)。
図2及び図3に示されるように、親レバー82の上下方向の中間部には、ロール部材90が配置されており、ロール部材90の軸部90Aは、内壁82Bと外壁82Cに回転可能に支持されている。ロール部材90は、左右一対の親レバー82にそれぞれ設けられている。
ブラケット100の装置幅方向(矢印W方向)においてロール部材90側の壁100Bには、切替部の一例としてのカム92が回転可能に支持されている。カム92は、定着装置70の長手方向両側に左右一対で設けられており、左右一対のカム92が回転軸94で連結され、左右一対のカム92が一体で回転する構成とされている。カム92は、回転軸94の中心部からの外周面92Aの半径が周方向に連続的に変化する構成とされており、カム92の外周面92Aは、ロール部材90の外周面に接触している。カム92は、回転軸94の軸方向端部に連結されたモータ(図示省略)により、回転駆動されるようになっている。
カム92の回転に伴って、ロール部材90の位置が変化することで、親レバー82が軸部84を中心に、加熱ロール72の支持部材76に対して接近又は離間する方向に相対的に移動するようになっている。
図3及び図5に示されるように、ガイド部材102は、定着ベルト74の両端部に配置されており、ガイド部材102には、定着ベルト74の両端部の外周面に沿って配置された円弧状の外側ガイド部102Aが形成されている(図3及び図5では、定着ベルト74の一端部のみ図示し、定着ベルト74の他端部は省略している)。ガイド部材102の外側ガイド部102Aが、子レバー80の内壁80Bの凹部81(図4参照)に配置された状態で、ガイド部材102は子レバー80に図示しない固定具で固定されている。
図5に示されるように、定着ベルト74の内部には、定着ベルト74の内周面に沿って配置される共に定着ベルト74を摺動させるための円弧状の摺動シート103が設けられており、摺動シート103は、それぞれガイド部材102に固定された第1取付部材104及び第2取付部材106に取り付けられている。なお、図5では、第1取付部材104は断面であるが、構成を分かりやすくするため、ハッチングを省略している。
摺動シート103、第1取付部材104及び第2取付部材106は、定着ベルト74の長手方向に沿って配置されている。第1取付部材104は、断面視にてL字状に形成されており、第1取付部材104の一端部には、定着ベルト74の内周面に接触するようにフェルト部材108が接着等により固定されている。フェルト部材108には、潤滑用のオイルが含浸されており、定着ベルト74の内周面と接触することで当該内周面にオイルを供給するようになっている。
定着ベルト74の内部には、断面視にてL字状に形成された第1保持部110が第1取付部材104に沿って配置されており、第1保持部110は、第1取付部材104及びガイド部材102に固定されている。なお、図5では、第1保持部110は断面であるが、構成を分かりやすくするため、ハッチングを省略している。第1保持部110の一端部(加熱ロール72側の端部)には、孔部110Aが形成されている。また、定着ベルト74の内部には、断面視にてL字状に形成された第2保持部112が第1保持部110と矩形状の枠体を構成するように配置されている。第2保持部112の一端部は、第1保持部110の孔部110Aに挿入されており、第2保持部112の他端部は、第1保持部110の他端部に接触している。この状態で、第2保持部112が第1保持部110に固定されている。第2保持部112の他端部の外側には、第2取付部材106の一部が接触しており、第2保持部112の他端部が第2取付部材106に固定されている。
第2保持部112の一端部側には、加熱ロール72と対向する取付面112Aが形成されており、取付面112Aにブロック部材120が接着等により固定されている。これにより、ブロック部材120が子レバー80にガイド部材102及び第2保持部112等の複数の部品を介して支持(固定)されている。本実施形態では、ブロック部材120は、合成樹脂で形成されている。
第2取付部材106には、定着ベルト74の中心部側に断面視にてU字状の取付部106Aが、加熱ロール72側に開口するように形成されている。取付部106Aには、付勢部材の一例としてのスプリング114が配置されており、スプリング114の一端部が取付部106Aの底面に固定されている。スプリング114の他端部には、断面視にてL字状の保持部116が取り付けられている。保持部116には、加熱ロール72側に向けて窪み面116Aが形成されており、窪み面116Aにパッド部材122が接着等により固定されている。これにより、パッド部材122は、第2取付部材106の取付部106Aに配置されたスプリング114により加熱ロール72側に付勢されている。第2取付部材106は、ガイド部材102を介して子レバー80に固定されている。これにより、パッド部材122は、子レバー80に対し接近及び離間可能に支持されている。本実施形態では、パッド部材122は、シリコーン樹脂等の発泡樹脂で形成されており、ブロック部材120よりも柔らかい構成とされている。また、本実施形態では、パッド部材122は、発泡倍率が異なる発泡樹脂が積層された2層構造とされているが、パッド部材122の構成は変更可能である。
定着装置70では、加熱ロール72と定着ベルト74との接触部(ニップ部)を通過する記録用紙P(図1)の搬送方向上流側にパッド部材122が配置されており、記録用紙P(図1)の搬送方向下流側にブロック部材120が配置されている。パッド部材122とブロック部材120とは、近接又は隣接する位置に配置されている。
定着装置70では、カム92の回転により、支持ユニット78と加熱ロール72(支持部材76)とを接近又は離間する方向に相対的に移動させる構成とされている。図5及び図6に示されるように、カム92の外周面92Aの半径が大きい部位がロール部材90に接触しているときは、親レバー82は、軸部84を中心に回転(図5では矢印に示す時計回りに回転)することで、加熱ロール72に接近する方向に相対的に移動している。また、図7及び図8に示されるように、カム92の外周面92Aの半径が小さい部位がロール部材90に接触しているときは、親レバー82は、軸部84を中心に回転することで、加熱ロール72から離間する方向に相対的に移動している。カム92は、支持ユニット78の親レバー82と加熱ロール72とを接近又は離間する方向に相対的に移動させることで、ブロック部材120及びパッド部材122によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられる第1状態(図5及び図6参照)と、パッド部材122のみによって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられる第2状態(図7及び図8参照)とに切り替える構成とされている。
図5及び図6に示されるように、定着装置70では、カム92の外周面92Aの半径が大きい部位がロール部材90に接触しているときは、フルラッチモードとされており、このフルラッチモードの状態が第1状態となる。この第1状態では、親レバー82は、加熱ロール72に接近する方向に相対的に移動しており、子レバー80は、親レバー82の上部82Aのスプリング96により加熱ロール72に接近する方向に移動している。この状態で、ブロック部材120及びパッド部材122によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられるようになっている。
図9及び図10に示されるように、カム92の外周面92Aの半径が最も小さい部位がロール部材90に接触しているときは、ラッチ解除モードとされている。このラッチ解除の状態では、親レバー82は、軸部84を中心に回転することで、加熱ロール72から離間する方向に相対的に移動している。すなわち、親レバー82は、加熱ロール72から最も離れた位置に移動している。子レバー80は、親レバー82の上部82Aのスプリング96により加熱ロール72側に付勢されており、子レバー80は、ピン部材86の先端部(頭部)が親レバー82の壁82D(図9参照)に接触する位置に移動している。この状態で、ブロック部材120及びパッド部材122が加熱ロール72から離間している。
図7及び図8に示されるように、カム92の外周面92Aの半径が中間の寸法に設定された部位(半径が第1状態の半径よりも小さく、ラッチ解除状態の半径よりも大きい部位)がロール部材90に接触しているときは、ハーフラッチモードとされており、このハーフラッチモードの状態が第2状態となる。この第2状態では、親レバー82は、第1状態よりも加熱ロール72から離間する方向に相対的に移動しており、子レバー80は、親レバー82の上部82Aのスプリング96により加熱ロール72側に付勢されている。この状態で、ブロック部材120及びパッド部材122のうちパッド部材122のみによって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられるようになっている。
定着装置70では、第2状態でパッド部材122のみによる定着ベルト74の加熱ロール72への加圧が実現するように、スプリング114の長さ、及びパッド部材122が移動するストロークを設定している。
定着装置70を備えた画像形成装置10では、カム92を回転させるモータの動作は、制御部22で制御されている。
定着装置70では、第1状態で、カム92の外周面92Aの半径を変化させることで、ブロック部材120及びパッド部材122による加熱ロール72への押し付け荷重を高荷重と低荷重とに変更する構成とされている。すなわち、第1状態では、カム92の外周面92Aの半径が大きい部位で押し付け荷重が高くなり(高荷重)、カム92の外周面92Aの半径が高荷重の部位よりも小さい部位で押し付け荷重が低くなる(低荷重)。また、定着装置70では、第2状態で、カム92の外周面92Aの半径を変化させることで、パッド部材122による加熱ロール72への押し付け荷重を高荷重と低荷重とに変更する構成とされている。すなわち、第2状態では、カム92の外周面92Aの半径が大きい部位(第1状態よりも半径が小さい部位)で押し付け荷重が高くなり(高荷重)、カム92の外周面92Aの半径が第2状態の高荷重の部位よりも小さい部位で押し付け荷重が低くなる(低荷重)。
カム92は、加熱ロール72と定着ベルト74との接触部(ニップ部)を通過する記録用紙Pの種類に応じて、第1状態と第2状態とに切り替える構成とされている。本実施形態では、記録用紙Pの種類は、図示しないセンサで検出しているが、手動で記録用紙Pの種類を入力するようにしてもよい。例えば、記録用紙Pとして、薄紙(例えば、60g/m(GSN)より小さい場合)を使用するときは、カム92を第1状態で高荷重に切り替え、記録用紙Pとして、普通紙(例えば、60〜120g/m(GSN)の場合)を使用するときは、カム92を第1状態で低荷重に切り替える。また、例えば、記録用紙Pとして、厚紙(例えば、170g/m(GSN)より大きい場合)を使用するときは、カム92を第2状態で高荷重に切り替え、記録用紙Pとして、封筒(紙が2重構造の場合)を使用するときは、カム92を第2状態で低荷重に切り替える。なお、記録用紙Pの種類とカム92の切り替えは、上記構成に限定されるものではなく、変更が可能である。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
図5及び図6に示されるように、定着装置70では、カム92の外周面92Aの半径が大きい部位がロール部材90に接触しているときは、フルラッチモードとされており、第1状態となる。カム92により、親レバー82が軸部84を中心に回転することで、親レバー82が加熱ロール72に接近する方向に相対的に移動している。親レバー82の上部80Aには、子レバー80を加熱ロール72側に付勢するスプリング96が設けられており、子レバー80は、スプリング96により加熱ロール72に接近する方向に移動している。これにより、子レバー80にガイド部材102を介して支持されたブロック部材120によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられる。また、パッド部材122は、ガイド部材102の第2取付部材106に配置されたスプリング114により加熱ロール72側に付勢されており、パッド部材122によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられる。その際、スプリング96の荷重とスプリング114の荷重とが均衡する位置で、子レバー80が親レバー82に対し停止している。このため、第1状態では、ブロック部材120及びパッド部材122によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられている。すなわち、ブロック部材120及びパッド部材122によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられた部位が接触部(ニップ部)となり、この接触部を記録用紙Pが通過することで、記録用紙P上のトナー像が定着される。
また、定着装置70では、第1状態で、カム92の外周面92Aの半径を変化させることで、ブロック部材120及びパッド部材122による加熱ロール72への押し付け荷重を高荷重と低荷重とに変更している。
図9及び図10に示されるように、カム92の外周面92Aの半径が最も小さい部位(半径が第1状態及び第2状態の半径よりも小さい部位)がロール部材90に接触しているときは、ラッチ解除モードとされている。カム92により、親レバー82は、軸部84を中心に回転することで、第2状態よりも加熱ロール72から離間する方向に相対的に移動している。子レバー80は、親レバー82の上部82Aのスプリング96により加熱ロール72側に付勢されており、スプリング96の力により、子レバー80は、ピン部材86の先端部(頭部)が親レバー82の壁82D(図9参照)に接触する位置に移動している。この子レバー80の位置では、子レバー80にガイド部材102を介して固定されたブロック部材120が加熱ロール72から離間しており、ガイド部材102の第2取付部材106にスプリング114を介して取り付けられたパッド部材122も加熱ロール72から離間している。
図7及び図8に示されるように、カム92の外周面92Aの半径が中間の寸法に設定あれた部位(半径が第1状態の半径よりも小さく、ラッチ解除状態よりも大きい部位)がロール部材90に接触しているときは、ハーフラッチモードとされており、第2状態となる。カム92により、親レバー82が軸部84を中心に回転することで、親レバー82は、第1状態よりも加熱ロール72から離間する方向に相対的に移動している。子レバー80は、親レバー82の上部82Aのスプリング96により加熱ロール72側に付勢されている。また、パッド部材122は、ガイド部材102の第2取付部材106に配置されたスプリング114により加熱ロール72側に付勢されている。このスプリング96の荷重とスプリング114の荷重とが均衡する位置で、子レバー80が親レバー82に対し停止している。この子レバー80の位置は、第1状態の子レバー80の位置よりも加熱ロール72から離間する方向に移動している。この子レバー80の位置では、子レバー80にガイド部材102を介して固定されたブロック部材120が加熱ロール72から離間している。
また、パッド部材122は、ガイド部材102の第2取付部材106に配置されたスプリング114により加熱ロール72側に付勢されており、パッド部材122によって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられる。このため、第2状態では、ブロック部材120及びパッド部材122のうちパッド部材122のみによって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられている。すなわち、パッド部材122のみによって定着ベルト74が加熱ロール72に押し付けられ部位が接触部(ニップ部)となり、この接触部を記録用紙Pが通過することで、記録用紙P上のトナー像が定着される。
また、定着装置70では、第2状態で、カム92の外周面92Aの半径を変化させることで、パッド部材122による加熱ロール72への押し付け荷重を高荷重と低荷重とに変更している。
カム92は、加熱ロール72と定着ベルト74との接触部(ニップ部)を通過する記録用紙Pの種類に応じて、第1状態の高荷重と低荷重、第2状態の高荷重と低荷重の4種類のモードに切り替えられる。
このような定着装置70では、第1状態と第2状態とに切り替える切替部を有しない構成と比較して、ブロック部材120及びパッド部材122による定着ベルト74の加熱ロール72への加圧と、パッド部材122のみによる定着ベルト74の加熱ロール72への加圧とに切り替えられる。
また、定着装置70では、カム92の回転により、第1状態でのブロック部材120及びパッド部材122による加熱ロール72の押し付け荷重が変更され、第2状態でのパッド部材122のみによる加熱ロール72の押し付け荷重が変更される。
また、定着装置70では、定着ベルトが支持される子レバーと、子レバーを移動可能に支持する親レバーとを有しない構成と比較して、第1状態と第2状態で押し付け荷重の変動が抑制される。
さらに、定着装置70を備えた画像形成装置10によれば、第1状態と第2状態とに切り替える切替部を有しない構成と比較して、加熱ロール72と定着ベルト74との接触部を通過する記録用紙Pの種類に応じて適切な定着荷重に切り替えられる。
また、本実施形態では、定着ベルトを支持する第2支持部としての支持ユニット78は、子レバー80と親レバー82とを備える構成であるが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、定着ベルトを支持する第2支持部として、1つのレバーを用い、カム等の切替部によってレバーを加熱ロール72に対して接近又は離間する方向に相対的に移動させる構成でもよい。
また、本実施形態では、切替部としてカム92が用いられているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、シリンダ、アクチュエータ、ラックアンドピニオン等の切替部を用いる構成でもよい。
また、本実施形態では、加熱ロール72が第1支持部としての支持部材76に支持され、定着ベルト74が第2支持部としての支持ユニット78に支持されているが、本発明は、この構成に限定されるものではない。例えば、定着ベルトが第2支持部としての支持部材に支持され、加熱ロール72が第1支持部としての支持ユニットに支持されると共に、切替部によって、支持ユニットを支持部材に対して接近又は離間する方向に相対的に移動させる構成でもよい。この場合は、第1支持部としての支持ユニットは、親レバーと子レバーを備える構成としてもよい。また、第2支持部としての支持部材に、パッド部材を加熱ロール側に付勢する付勢部材を設けることが好ましい。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。
10 画像形成装置
70 定着装置
72 加熱ロール(回転体の一例)
74 定着ベルト(無端ベルトの一例)
76 支持部材(第1支持部の一例)
78 支持ユニット(第2支持部の一例)
80 子レバー(一方の支持体の一例)
82 親レバー(他方の支持体の一例)
92 カム(切替部の一例)
96 スプリング(他の付勢部材の一例)
114 スプリング(付勢部材の一例)
120 ブロック部材(第1部材の一例)
122 パッド部材(第2部材の一例)

Claims (4)

  1. 回転体を支持する第1支持部と、
    無端ベルトを支持し、前記第1支持部に対し相対的に移動することで前記回転体に前記無端ベルトを押し付ける第2支持部と、
    前記無端ベルト内に配置され、前記第2支持部に固定された第1部材と、
    前記無端ベルト内に配置され、前記第2支持部に接近及び離間可能に支持された第2部材と、
    前記第2部材を前記回転体の側に付勢する付勢部材と、
    前記第1支持部と前記第2支持部とを接近又は離間する方向に相対的に移動させることで、前記第1部材及び前記第2部材によって前記無端ベルトが前記回転体に押し付けられる第1状態と、前記第1部材及び前記第2部材のうち前記第2部材のみによって前記無端ベルトが前記回転体に押し付けられる第2状態とを切り替える切替部と、
    を有する定着装置。
  2. 前記切替部は、前記第1支持部と前記第2支持部とを接近又は離間する方向に相対的に移動させるカムを備え、
    前記カムは、回転位置に応じて前記第1状態での前記第1部材及び前記第2部材による前記回転体への押し付け荷重を変更可能とし、前記第2状態での前記第2部材による前記回転体への押し付け荷重を変更可能に構成されている請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第2支持部及び前記第1支持部の何れか一方は、
    前記無端ベルト又は前記回転体が支持される一方の支持体と、
    前記一方の支持体を移動可能に支持する他方の支持体と、
    前記他方の支持体に設けられ、前記一方の支持体を前記第2支持部及び前記第1支持部の他方の側に付勢する他の付勢部材と、を備え、
    前記切替部は、前記他方の支持体を前記第2支持部及び前記第1支持部の何れか他方に対して相対的に移動させる構成とされている請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の定着装置を備え、
    前記切替部は、前記回転体と前記無端ベルトとの接触部を通過する記録媒体の種類に応じて前記第1状態と前記第2状態とに切り替える構成とされている画像形成装置。
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