JP2017115951A - クラッチ機構の制御装置、クラッチ機構の制御方法および電気自動車 - Google Patents

クラッチ機構の制御装置、クラッチ機構の制御方法および電気自動車 Download PDF

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Abstract

【課題】安全性の確保および電力消費量の抑制を図りながらも装置に掛かる負荷を軽減することができる技術を提供すること。【解決手段】ノーマルオープンタイプに構成されたクラッチ機構40の切替制御において、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが値Nm*以上の領域で回転数Nmの増加に伴い反比例的に減少する電動機2のトルクTmに応じてクラッチ伝達トルクTclが段階的に減少するように第1および第2電動機47,48を駆動制御する。これにより、第1および第2電動機47,48を合理的に駆動し得て、電力消費量の抑制を図ることができると共に、クラッチ切替に際してクラッチ機構40各部、特に、第1および第2レリーズベアリング45,46に掛かる負荷の軽減を図ることができる。もとより、クラッチ機構40がノーマルオープンタイプに構成されているため、リンプホーム機能が確保され安全性も確保され得る。【選択図】図5

Description

本発明は、電動機の回転軸と一体回転する第1部材と、変速装置の入力軸と一体回転する第2部材と、アクチュエータと、を備え、クラッチ接続指示がなされた際に、アクチュエータによって第1または第2部材を駆動して当該第1および第2部材を摩擦係合するよう構成されたクラッチ機構の制御装置、クラッチ機構の制御方法および電気自動車に関する。
特開2012−184780号公報(特許文献1)には、アクチュエータによりクラッチを作動させることによって、エンジンからトランスミッションへ動力を伝達する動力伝達状態と当該動力の伝達を遮断する動力遮断状態とを自動的に切り替えるように構成されたクラッチ機構が記載されている。
上述した公報に記載のクラッチ機構では、クラッチ操作が行われていない状態においては動力遮断状態とする所謂ノーマルオープンタイプを採用することによってリンプホーム機能を確保する一方、クラッチとアクチュエータとの間にトグル機構を設けてアクチュエータの駆動力を増幅してクラッチに作用させる構成とすることによって動力伝達状態を維持する際に要するアクチュエータの駆動力の低減を図っている。
特開2012−184780号公報
ところで、近年、電動機を動力源とする電気自動車やハイブリッド自動車において、電力消費効率の向上という観点から効率の良い回転速度で電動機を運転する必要性が高まっており、電気自動車やハイブリッド自動車への変速装置の搭載が要望されている。この場合、上述した公報に記載のクラッチ機構を採用することによって、リンプホーム機能を確保しながらアクチュエータの駆動力を低減することができるため、安全性の確保と電力消費量の抑制との両立を図ることができる。
しかしながら、上述した公報に記載のクラッチ機構では、アクチュエータの駆動力を低減できるものの動力伝達状態を維持する際にクラッチ機構自体に大きな負荷が掛かることに変わりはなく、装置に掛かる負荷軽減という点において、なお改良の余地がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、安全性の確保および電力消費量の抑制を図りながらも装置に掛かる負荷を軽減することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の変速装置は、上述の目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明に係るクラッチ機構の制御装置の好ましい形態によれば、電動機の回転軸と一体回転する第1部材と、変速装置の入力軸と一体回転する第2部材と、アクチュエータと、を備え、クラッチ接続指示がなされた際に、アクチュエータによって第1または第2部材を駆動して当該第1および第2部材を摩擦係合するクラッチ機構の制御装置が構成される。当該クラッチ機構の制御装置は、クラッチ接続指示がなされた際、電動機の回転軸の回転数が所定回転数となるまでの第1領域では、電動機が出力し得る最大出力を変速装置の入力軸に伝達可能な摩擦係合力をもって第1および第2部材を摩擦係合するようにアクチュエータを制御する。そして、電動機の回転軸の回転数が所定回転数以上となる第2領域では、電動機の回転軸の回転数の増加に伴って低下する電動機の出力の大きさに応じて第1および第2部材間の摩擦係合力が低下するようにアクチュエータを制御する。
本発明によれば、電動機の回転軸の回転数が所定回転数以上となると出力が低下するという電動機特有のトルク特性に合わせて第1および第2部材間の摩擦係合力が低下するようにアクチュエータを制御する構成であるため、アクチュエータを合理的に駆動し得て電力消費量の抑制を図ることができると共に、クラッチ切替に際してアクチュエータを含むクラッチ機構に掛かる負荷の軽減を図ることができる。もとより、クラッチ機構が、クラッチ接続指示がなされた際に、第1および第2部材を摩擦係合する構成、即ち、クラッチ機構が所謂ノーマルオープンタイプに構成されているため、リンプホーム機能を確保することができ、安全性も確保され得る。
本発明に係るクラッチ機構の制御装置の更なる形態によれば、第1部材は、電動機の回転軸に固定された回転部材と、当該回転部材に固定されたクラッチカバーと、当該クラッチカバーに一体回転可能に支持されたプレッシャープレートおよびダイヤフラムスプリングと、を有している。また、第2部材は、変速装置の入力軸に固定されたクラッチディスクとして構成されている。当該クラッチディスクは、回転部材とプレッシャープレートとの間に配置されるように構成されている。さらに、アクチュエータは、当該アクチュエータの駆動力をダイヤフラムスプリングに伝達するためのレリーズベアリングを有している。また、ダイヤフラムスプリングは、圧縮方向の変形に伴ってプレッシャープレートをクラッチディスクに接触させる方向に押圧するように構成されている。そして、クラッチ接続指示がなされた際、レリーズベアリングを介してダイヤフラムスプリングを圧縮変形させるようにアクチュエータを制御するように構成されている。
本形態によれば、所謂ダイヤフラムスプリング式クラッチにおいて、アクチュエータの駆動に要する動力の低減を図ることができることに伴って、レリーズベアリングに掛かる負荷を低減することができる。これにより、レリーズベアリングの耐久性の向上を図ることができる。
本発明に係るクラッチ機構の制御装置の更なる形態によれば、変速装置の入力軸は、第1入力軸と、当該第1入力軸と相対回転可能に当該第1入力軸の外周に同軸配置された第2入力軸と、を有している。また、第2部材は、第1入力軸と一体回転する第3部材と、第2入力軸と一体回転する第4部材と、を有している。さらに、クラッチ機構は、第1および第3部材が摩擦係合されることにより電動機の回転軸の回転数を第1入力軸に伝達し、第1および第4部材を摩擦係合することにより電動機の回転軸の回転数を第2入力軸に伝達するツインクラッチ機構として構成されている。そして、アクチュエータによって第1部材を駆動することにより第1および第3部材または第1および第4部材を摩擦係合するように構成されている。
本形態によれば、ツインクラッチ機構において、本発明の効果をより顕著なものとすることができる。
本発明に係るクラッチ機構の制御装置の更なる形態によれば、アクチュエータは、第2回転軸を有する第2電動機と、当該第2回転軸の回転運動を直線運動に変換可能なネジ機構と、を有している。また、ネジ機構のリードLは、当該ネジ機構の有効ネジ径をd、当該ネジ機構の摩擦係数をμとしたときに、L<π・d・μを満たすように構成されている。そして、ネジ機構の直線運動によって第1および第2部材が駆動されるように構成されている。
本形態によれば、ネジ機構のネジ係合が自然に緩むことはないため、第1部材と第2部材とを摩擦係合させた後に第2電動機の駆動を停止しいたとしても当該摩擦係合が解除されることはない。したがって、アクチュエータ、即ち、第2電動機によって消費される電力量を節約することができる。
本発明に係るクラッチ機構の制御方法の好ましい形態によれば、電動機の回転軸と一体回転する第1部材と、変速装置の入力軸と一体回転する第2部材と、アクチュエータと、を備え、クラッチ接続指示がなされた際に、アクチュエータによって第1または第2部材を駆動して当該第1および第2部材を摩擦係合するように構成されたクラッチ機構の制御方法が構成される。当該クラッチ機構の制御方法では、(a)クラッチ接続指示がなされた際、電動機の回転軸の回転数が所定回転数となるまでの第1領域では、電動機が出力し得る最大出力を変速装置の入力軸に伝達可能な摩擦係合力をもって第1および第2部材を摩擦係合するようにアクチュエータを制御し、(b)電動機の回転軸の回転数が所定回転数より大きい第2領域では、電動機の回転軸の回転数の増加に伴って低下する電動機の出力の大きさに応じて第1および第2部材間の摩擦係合力が低下するようにアクチュエータを制御する。
本発明によれば、電動機の回転軸の回転数が所定回転数よりも大きくなると出力が低下するという電動機特有のトルク特性に合わせて第1および第2部材間の摩擦係合力が低下するようにアクチュエータを制御する構成であるため、アクチュエータを合理的に駆動することができる。これにより、装置の大型化および複雑化を招くことなく、簡易な構成でアクチュエータの駆動に要する動力の低減を図ることができる。
本発明に係る電気自動車の好ましい形態によれば、回転軸を有する電動機と、入力軸および出力軸を有する変速装置と、回転軸と入力軸との接続および接続の解除を行うクラッチ機構と、出力軸に接続された車軸と、クラッチ機構を制御する上述したいずれかの態様の本発明に係るクラッチ機構の制御装置と、を備えている。そして、クラッチ機構によって回転軸と入力軸との接続が解除されている間に変速装置による変速操作が実行され、変速操作の完了に伴ってクラッチ機構によって回転軸と入力軸とが接続されることによって電動機から出力される動力が要求動力に変換され、当該要求動力が車軸に伝達されることにより走行するように構成されている。
本発明によれば、上述したいずれかの態様の本発明に係るクラッチ機構の制御装置を備えるから、本発明のクラッチ機構の制御装置が奏する効果と同様の効果、例えば、装置の大型化および複雑化を招くことなく、簡易な構成でアクチュエータの駆動に要する動力の低減を図ることができる効果などを奏することができる。これにより、電力消費量を抑制することができるため、航続距離の拡大を図ることができる。
本発明によれば、装置の大型化および複雑化を招くことなく、簡易な構成でアクチュエータの駆動に要する動力の低減を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る電気自動車1の構成の概略を示す構成図である。 クラッチ機構40の構成の概略を示す構成図である。 クラッチ機構40の要部を拡大して示す要部拡大図である。 電子制御ユニット10により実行されるクラッチ締結制御の一例を示すフローチャートである。 クラッチ伝達トルク設定マップの一例を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
本発明の実施の形態に係る電気自動車1は、図1に示すように、電動機2と、当該電動機2の出力軸としての回転軸2aに接続されたツインクラッチ式変速機4と、ディファレンシャルギヤ装置6を介して当該ツインクラッチ式変速機4に接続された車輪8と、車両全体をコントロールする電子制御ユニット10と、を備えている。ツインクラッチ式変速機4は、本発明における「変速装置」に対応し、電子制御ユニット10は、本発明における「制御装置」に対応する実施構成の一例である。
電動機2は、発電機としても駆動することができる周知の三相交流同期発電電動機として構成されており、図示しないインバータを介してバッテリ(図示せず)と電力のやりとりを行う。
ツインクラッチ式変速機4は、図1に示すように、第1クラッチ22と、第2クラッチ24と、第1クラッチ22を介して電動機2の回転軸2aに接続された第1入力軸32と、第1入力軸32に同軸状に外嵌されると共に第2クラッチ24を介して電動機2の回転軸2aに接続された第2入力軸34と、第1入力軸32および第2入力軸34と平行配置されると共に変速機構TMを介して第1入力軸32および第2入力軸34と接続された出力軸36と、第1クラッチ22と第2クラッチ24との切替えを行うクラッチ機構40と、これらを収容する変速機ケース38とを備える。
第1クラッチ22は、図2に示すように、第1入力軸32にスプライン嵌合などによって取付けられた第1クラッチディスク22aと、この第1クラッチディスク22aの外周側に取付けられた摩擦材(図示せず)と、この摩擦材を挟み込むように配置されたミッドプレッシャープレート23および第1プレッシャープレート22bと、クラッチカバー25を介して第1プレッシャープレート22bと接続された第1ダイヤフラムスプリング22cと、から構成されている。
第1クラッチ22は、第1ダイヤフラムスプリング22cが圧縮方向に変形されることにより、第1プレッシャープレート22bが第1クラッチディスク22a側に移動されて、第1プレッシャ―プレート22bとミッドプレッシャープレート23との間で第1クラッチディスク22aの摩擦材が押圧されるように構成されている。即ち、第1クラッチ22は、クラッチ操作が行われていない状態では動力伝達を遮断し、クラッチ操作が行われたときに動力伝達する所謂ノーマルオープンタイプのクラッチとして構成されている。
第2クラッチ24は、図2に示すように、第2入力軸34にスプライン嵌合などによって取付けられた第2クラッチディスク24aと、この第2クラッチディスク24aの外周側に取付けられた摩擦材と、この摩擦材を挟み込むように配置されたミッドプレッシャープレート23および第2プレッシャープレート24bと、第2プレッシャープレート24bと接続された第2ダイヤフラムスプリング24cと、から構成されている。
第2クラッチ24は、第2ダイヤフラムスプリング24cが圧縮方向に変形されることにより、第2プレッシャープレート24bが第2クラッチディスク24a側に移動されて、第2プレッシャープレート24bとミッドプレッシャープレート23との間で第2クラッチディスク24aの摩擦材が押圧されるように構成されている。即ち、第2クラッチ24は、クラッチ操作が行われていない状態では動力伝達を遮断し、クラッチ操作が行われたときに動力伝達する所謂ノーマルオープンタイプのクラッチとして構成されている。
ミッドプレッシャープレート23は、図2に示すように、電動機2の回転軸2aに取付けられたカバープレート26と一体回転可能なように構成されており、電動機2の回転軸2aからの動力がカバープレート26を介してミッドプレッシャープレート23に入力される。
クラッチカバー25は、カバープレート26と一体回転可能なように当該カバープレート26に取り付けられる。クラッチカバー25の一端端部(電動機2の回転軸2aとは反対側の端部)には、図2に示すように、内周側に折り曲げられた折曲部25aが形成されている。また、クラッチカバー25の内周には、折曲部25aから電動機2の回転軸2a寄りの離れた位置に折曲部材25bが設けられている。折曲部材25bは、電動機2の回転軸2a側に突出する突出部25b'と、電動機2の回転軸2a側とは反対側に突出する突出部25b”と、を有している。
第1ダイヤフラムスプリング22cは、図2に示すように、外周縁部が折曲部25aの内面と折曲部材25bの突出部25b”との間に挟み込まれるように配置されている。また、第2ダイヤフラムスプリング24cは、外周縁部が折曲部材25bの突出部25b'と第2プレッシャープレート24bとの間に挟み込まれるように配置されている。なお、第2プレッシャープレート24bと第2ダイヤフラムスプリング24cとは、突出部25b'よりも径方向内側において当接する。
変速機構TMは、図1に示すように、第1および第2入力軸32,34に固定配置された複数の駆動歯車Gと、これら駆動歯車Gと噛合すると共に出力軸36に遊転配置された被駆動歯車G’と、出力軸36上であって被駆動歯車G’間に固定配置された同期装置Sと、から構成されており、第1入力軸32に入力された動力を出力軸36に伝達する第1動力伝達経路と、第2入力軸34に入力された動力を出力軸36に伝達する第2動力伝達経路と、を構成している。
クラッチ機構40は、図2に示すように、変速機ケース38に固定ボルトBLTにより固定取付けされた固定スリーブ42と、固定スリーブ42の外周上にネジ係合された第1スライダ43と、第1スライダ43の外周上にネジ係合された第2スライダ44と、アイドラギヤ機構49を介して第1スライダ43に接続された第1電動機47と、第2スライダ44に接続された第2電動機48と、第1スライダ43と第2ダイヤフラムスプリング24cとを連結する第2レリーズベアリング46と、第2スライダ44と第1ダイヤフラムスプリング22cとを連結する第1レリーズベアリング45と、クラッチ機構40をコントロールするために第1および第2電動機47,48を駆動制御するクラッチ切替用電子制御ユニット60と、を備えている。
固定スリーブ42は、図3に示すように、変速機ケース38への取付部としてフランジ状に形成された固定部42aと、固定部42aから突出状に一体形成された内部が中空の中空軸部42bとから構成されており、変速機ケース38に取付けられた際に中空軸部42bが第2入力軸34の外周に同軸的に配置される。中空軸部42bの外周面には、雄ネジが形成されている。
第1スライダ43は、図3に示すように、内周面に雌ネジが形成されると共に外周面に雄ネジが形成された筒状軸部43aと、筒状軸部43aの長手方向一端部に一体形成されたギヤ部43bと、から構成されている。第1スライダ43は、固定スリーブ42の中空軸部42bの外周に同軸的に配置される。具体的には、第1スライダ43は、ギヤ部43bが固定スリーブ42の固定部42a側となるように、固定スリーブ42の中空軸部42bの雄ネジに筒状軸部43aの雌ネジがネジ係合される。なお、ギヤ部43bには、図2に示すように、アイドラギヤ機構49のアイドラギヤ49aを介して第1電動機47のピニオンギヤ47bが噛合している。ピニオンギヤ47bは、第1電動機47の回転軸47aに取り付けられている。
ここで、固定スリーブ42の中空軸部42bの雄ネジおよび第1スライダ43の筒状軸部43aの雌ネジのリードL1は、本実施の形態では、中空軸部42bの雄ネジおよび筒状軸部43aの雌ネジの有効ネジ径をd1、中空軸部42bの雄ネジと筒状軸部43aの雌ネジとの間の摩擦係数をμ1としたときに、後述する理由によってL1<π・d1・μ1の式を満足するように設定するものとした。
第2スライダ44は、図3に示すように、内周面に雌ネジが形成された筒状軸部44aと、筒状軸部44aの長手方向一端部に一体形成されたギヤ部44bと、から構成されている。第2スライダ44は、第1スライダ43の筒状軸部43aの外周に同軸上に配置される。具体的には、第2スライダ44は、ギヤ部44bが第1スライダ43のギヤ部43b側となるように、第1スライダ43の筒状軸部43aの雄ネジに筒状軸部44aの雌ネジがネジ係合される。また、筒状軸部44aの長手方向他端部には、環状溝44a’が形成されている。なお、ギヤ部44bには、図2に示すように、第2電動機48のピニオンギヤ48bが噛合している。ピニオンギヤ48bは、第2電動機48の回転軸48aに取り付けられている。
ここで、第1スライダ43の筒状軸部43aの雄ネジおよび第2スライダ44の筒状軸部44aの雌ネジのリードL2は、本実施の形態では、筒状軸部43aの雄ネジおよび筒状軸部44aの雌ネジの有効ネジ径をd2、筒状軸部43aの雄ネジと筒状軸部44aの雌ネジとの間の摩擦係数をμ2としたときに、後述する理由によってL2<π・d2・μ2の式を満足するように設定するものとした。なお、リードL2は、前述のリードL1よりも大きいリード、例えば、L2=2×L1に設定されている。
第1レリーズベアリング45は、アウターレース(第2スライダ44の筒状軸部44aに形成された環状溝44a’の径方向外方側の内壁がアウターレースを構成している)と、インナーレースと、アウターレースとインナーレースとの間に介在するボールと、から構成されており、図2および図3に示すように、第2スライダ44と第1ダイヤフラムスプリング22cとを相対回転を許容した状態で連結する。なお、インナーレースと第1ダイヤフラムスプリング22c内周端とが当接している。
第2レリーズベアリング46は、アウターレースと、インナーレースと、アウターレースとインナーレースとの間に介在するボールと、から構成されており、図2および図3に示すように、第1スライダ43と第2ダイヤフラムスプリング24cとを相対回転を許容した状態で連結する。なお、アウターレースが第1スライダ43の筒状軸部43aの先端に取付固定され、インナーレースは第2ダイヤフラムスプリング24cの内周端と当接している。
クラッチ切替用電子制御ユニット60には、第1および第2電動機47,48の状態を検出するセンサからの信号、例えば、第1および第2電動機47,48の回転数を検出する回転数センサからの電動機軸回転数や、図示しない電流センサにより検出される第1および第2電動機47,48に印加される電流などが入力されている。クラッチ切替用電子制御ユニット60は、電子制御ユニット10と通信しており、電子制御ユニット10からの制御信号によって第1および第2電動機47,48を駆動制御すると共に必要に応じて第1および第2電動機47,48の運転状態に関するデータを電子制御ユニット10に出力する。
電子制御ユニット10は、図1に示すように、CPU12を中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPU12の他に処理プログラムを記憶するROM14と、データを一時的に記憶するRAM16と、図示しない入出力ポートおよび通信ポートとを備えている。電子制御ユニット10には、アクセルペダル82の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサからのアクセル開度やクラッチペダル84の踏み込み量を検出するクラッチペダルポジションセンサからのクラッチペダルポジション、ブレーキペダル86の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサからのブレーキペダルポジション、車速センサからの車速、電動機2の回転軸2aの回転数を検出する回転数センサ88からの回転数Nmなどが入力ポートを介して入力されている。また、電子制御ユニット10からは、電動機2への駆動信号や第1および第2電動機47,48への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。なお、電子制御ユニット10は、前述したように、クラッチ切替用電子制御ユニット60と通信ポートを介して接続されており、クラッチ切替用電子制御ユニット60と各種制御信号やデータのやりとりを行っている。
こうして構成された本実施の形態に係る電気自動車1では、運転者がクラッチ操作を行うと、電子制御ユニット10からクラッチ切替信号が出力され、当該クラッチ切替信号を受信したクラッチ切替用電子制御ユニット60によって第1および第2電動機47,48が駆動制御されて第1および第2クラッチ22,24が切り替えられる。
具体的には、運転者のクラッチ操作が第1クラッチ22を動力伝達状態にすると共に第2クラッチ24を動力伝達遮断状態にするというものである場合には、第1および第2電動機47,48によって第1および第2スライダ43,44が回転駆動されて、第1ダイヤフラムスプリング22cが圧縮変形されるように第2スライダ44が軸方向移動されると共に第2ダイヤフラムスプリング24cの圧縮変形が解除されるように第1スライダ43が軸方向移動される。
また、これとは逆に、運転者のクラッチ操作が第1クラッチ22を動力伝達遮断状態にすると共に第2クラッチ24を動力伝達状態にするというものである場合には、第1および第2電動機47,48によって第1および第2スライダ43,44が回転駆動されて、第1ダイヤフラムスプリング22cの圧縮変形が解除されるように第2スライダ44が軸方向移動されると共に第2ダイヤフラムスプリング24cが圧縮変形されるように第1スライダ43が軸方向移動される。
ここで、リードL1およびリードL2が、L1<π・d1・μ1およびL2<π・d2・μ2の式を満足するような値に設定されているので、第1または第2クラッチ22,24の接続が完了した時点で第1電動機47および第2電動機48への通電を停止しても、第1スライダ43や第2スライダ44が自然に軸方向移動して第1および第2クラッチ22,24が自然に切替わることはない。この結果、消費電力を節約することができる。
また、リードL2がリードL1よりも大きく設定されているので、各リードL1,L2を同じ値に設定したときよりも第2電動機48の駆動電力を小さくできる。この結果、消費電力を節約できエネルギー効率を向上することができる。
なお、第1クラッチ22によって電動機2の回転軸2aと第1入力軸32との接続が解除されている間に第1動力伝達経路上における変速機構TMの変速操作が実行され、また、第2クラッチ24によって電動機2の回転軸2aと第2入力軸34との接続が解除されている間に第2動力伝達経路上における変速機構TMの変速操作が実行される。そして、変速操作の完了に伴って第1または第2クラッチ22,24が接続操作されることによって電動機2の回転軸2aから出力される動力が車軸WS(図1参照)に伝達されることによりって車両が走行する。
次に、こうして構成された本実施の形態に係る電気自動車1の動作、特に、運転者によるクラッチ操作に伴って第1または第2クラッチ22,24が締結および締結解除される際の動作について説明する。図4は、第1または第2クラッチ22,24が締結および締結解除される際に電子制御ユニット10により実行されるクラッチ締結処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、運転者によるクラッチ操作が行われた際に実行される。
この処理が実行されると、電子制御ユニット10のCPU12は、まず、回転数センサ88から電動機2の回転軸2aの回転数Nmを読み込み(ステップS100)、読み込んだ回転数Nmに基づいて(回転数Nmの関数f(Nm)として)クラッチ伝達トルクTclを設定する(ステップS102)。ここで、クラッチ伝達トルクTclの設定は、本実施の形態では、電動機2の回転軸2aの回転数Nmと、クラッチ伝達トルクTclとの関係を予め定めてクラッチ伝達トルク設定マップとしてROM14に記憶しておき、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが与えられると記憶したマップから対応するクラッチ伝達トルクTclを設定する構成とした。
クラッチ伝達トルク設定マップは、図5に示すように、電動機2のトルク特性、具体的には、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが値Nm*よりも小さい領域では回転数Nmの値に関わらず電動機2のトルクTmが値Tmconstの一定値を示し、回転数Nmが値Nm*以上の領域では回転数Nmの増加に伴い電動機2のトルクTmが反比例的に減少するという特性に基づいて設定されている。即ち、クラッチ伝達トルクTclは、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが値Nmrefよりも小さい領域では回転数Nmの値に関わらず値Tclconstの一定値となるように設定されており、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが値Nmref以上となる領域では回転数Nmの増加に伴い段階的に減少するように設定されている。なお、クラッチ伝達トルクTclを段階的に減少させ始める回転軸2aの回転数の値Nmrefは、電動機2のトルクが低下し始める際の回転軸2aの回転数の値Nm*よりも大きい値に設定されている。
また、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが値Nmref以上の領域におけるクラッチ伝達トルクTclの設定には、回転数Nmが増加する際と減少する際とで異なる値が設定されるように設定幅(ヒステリシス特性)を持たせている。さらに、クラッチ伝達トルクTclは、電動機2のトルクTmよりも大きい値となるように設定されている。これにより、電動機2の回転軸2aから出力された動力を確実に第1および第2入力軸32,34に伝達することができる。
こうしてクラッチ伝達トルクTclが設定されると当該クラッチ伝達トルクTclとなるように第1および第2電動機47,48を駆動制御して(ステップS104)、本制御処理を終了する。
以上説明した本発明の実施の形態に係る電気自動車1によれば、電動機2のトルク特性に基づいてクラッチ伝達トルクTclを設定する構成、即ち、電動機2の回転軸2aの回転数Nmが値Nm*以上の領域で回転数Nmの増加に伴い反比例的に減少する電動機2のトルク特性に応じてクラッチ伝達トルクTclが段階的に減少するように第1および第2電動機47,48を駆動制御する構成であるため、電動機2の回転軸2aの回転数Nmの値に関わらずクラッチ伝達トルクTclが一定値となるように第1および第2電動機47,48を駆動制御する構成に比べて、第1および第2電動機47,48を合理的に駆動し得て、電力消費量の抑制を図ることができると共に、クラッチ切替に際してクラッチ機構40各部、特に、第1および第2レリーズベアリング45,46に掛かる負荷の軽減を図ることができる。もとより、第1および第2クラッチ22,24が所謂ノーマルオープンタイプに構成されているため、リンプホーム機能が確保され安全性も確保され得る。
本実施の形態では、クラッチ機構の一例として、本発明を第1および第2クラッチ22,24を有するツインクラッチタイプに適用したが、これには限らない。例えば、クラッチを一つのみ有するシングルクラッチタイプや、クラッチを三つ以上有するマルチクラッチタイプに本発明を適用することができる。
本発明をシングルクラッチタイプに適用する場合、クラッチを、変速機の入力軸に取り付けられるクラッチディスクと、当該クラッチディスクの外周側に取り付けられる摩擦材と、当該摩擦材を挟み込むように電動機2の回転軸2aに取り付けられるプレッシャープレート(当該摩擦材の電動機2とは反対側に配置)および回転部材(内燃機関におけるフライホイールに相当する部材、当該摩擦材の電動機2側に配置)と、回転部材と一体回転可能に当該回転部材に取り付けられるクラッチカバーと、当該クラッチカバーを介してプレッシャープレートに接続されたダイヤフラムスプリングと、から構成し、電動機などの駆動装置によってレリーズベアリングを介してダイヤフラムスプリングを圧縮変形させることによりプレッシャープレートを移動させてクラッチディスクをプレッシャープレートと回転部材との間に押圧する構成とすれば良い。
本実施形態は、本発明を実施するための形態の一例を示すものである。したがって、本発明は、本実施形態の構成に限定されるものではない。
1 電気自動車(電気自動車)
2 電動機(電動機)
2a 回転軸(回転軸)
4 ツインクラッチ式変速機(変速装置)
6 ディファレンシャル装置
8 車輪
10 電子制御ユニット(制御装置)
12 CPU
14 ROM
16 RAM
22 第1クラッチ
22a 第1クラッチディスク(第2部材、第3部材、クラッチディスク)
22b 第1プレッシャープレート(第1部材、プレッシャープレート)
22c 第1ダイヤフラムスプリング(第1部材、ダイヤフラムスプリング)
23 ミッドプレッシャープレート(第1部材、プレッシャープレート)
24 第2クラッチ
24a 第2クラッチディスク(第2部材、第4部材、クラッチディスク)
24b 第2プレッシャープレート(第1部材、プレッシャープレート)
24c 第2ダイヤフラムスプリング(第1部材、ダイヤフラムスプリング)
25 クラッチカバー(第1部材、クラッチカバー)
25a 折曲部
25b 折曲部材
25b’ 突出部
25b” 突出部
26 カバープレート(第1部材、回転部材)
32 第1入力軸(入力軸、第1入力軸)
34 第2入力軸(入力軸、第2入力軸)
36 出力軸(出力軸)
38 変速機ケース
40 クラッチ機構(クラッチ機構)
42 固定スリーブ(ネジ機構)
42a 固定部
42b 中空軸部
43 第1スライダ(ネジ機構)
43a 筒状軸部
43b ギヤ部
44 第2スライダ(ネジ機構)
44a 筒状軸部
44a’ 環状溝
44b ギヤ部
45 第1レリーズベアリング(レリーズベアリング)
46 第2レリーズベアリング(レリーズベアリング)
47 第1電動機(アクチュエータ、第2電動機)
47a 第1回転軸(第2回転軸)
47b ピニオンギヤ
48 第2電動機(アクチュエータ、第2電動機)
48a 第2回転軸(第2回転軸)
48b ピニオンギヤ
49 アイドラギヤ機構
49a アイドラギヤ
60 クラッチ切替用電子制御ユニット(制御装置)
82 アクセルペダル
84 クラッチペダル
86 ブレーキペダル
88 回転数センサ
TM 変速機構
G 駆動歯車
G’ 被駆動歯車
BLT 固定ボルト
WS 車軸(車軸)

Claims (6)

  1. 電動機の回転軸と一体回転する第1部材と、変速装置の入力軸と一体回転する第2部材と、アクチュエータと、を備え、クラッチ接続指示がなされた際に、前記アクチュエータによって前記第1または第2部材を駆動して該第1および第2部材を摩擦係合するよう構成されたクラッチ機構の制御装置であって、
    前記クラッチ接続指示がなされた際、前記電動機の回転軸の回転数が所定回転数となるまでの第1領域では、該電動機が出力し得る最大出力を前記変速装置の入力軸に伝達可能な摩擦係合力をもって前記第1および第2部材を摩擦係合するよう前記アクチュエータを制御し、前記電動機の回転軸の回転数が前記所定回転数以上となる第2領域では、前記電動機の回転軸の回転数の増加に伴って低下する前記電動機の出力の大きさに応じて前記第1および第2部材間の前記摩擦係合力が低下するよう前記アクチュエータを制御する
    クラッチ機構の制御装置。
  2. 前記第1部材は、前記電動機の回転軸に固定された回転部材と、該回転部材に固定されたクラッチカバーと、該クラッチカバーに一体回転可能に支持されたプレッシャープレートおよびダイヤフラムスプリングと、を有しており、
    前記第2部材は、前記変速装置の入力軸に固定されたクラッチディスクとして構成されており、
    該クラッチディスクは、前記回転部材と前記プレッシャープレートとの間に配置されるよう構成されており、
    前記アクチュエータは、該アクチュエータの駆動力を前記ダイヤフラムスプリングに伝達するためのレリーズベアリングを有しており、
    前記ダイヤフラムスプリングは、圧縮方向の変形に伴って前記プレッシャープレートを前記クラッチディスクに接触させる方向に押圧するよう構成されており、
    前記クラッチ接続指示がなされた際、前記レリーズベアリングを介して前記ダイヤフラムスプリングを圧縮変形させるよう前記アクチュエータを制御する
    請求項1に記載のクラッチ機構の制御装置。
  3. 前記変速装置の入力軸は、第1入力軸と、該第1入力軸と相対回転可能に該第1入力軸の外周に同軸配置された第2入力軸と、を有しており、
    前記第2部材は、前記第1入力軸と一体回転する第3部材と、前記第2入力軸と一体回転する第4部材と、を有しており、
    前記クラッチ機構は、前記第1および第3部材が摩擦係合されることにより前記電動機の回転軸の回転数を前記第1入力軸に伝達し、前記第1および第4部材を摩擦係合することにより前記電動機の回転軸の回転数を前記第2入力軸に伝達するツインクラッチ機構として構成されており、
    前記アクチュエータによって前記第1部材を駆動することにより前記第1および第3部材または前記第1および第4部材を摩擦係合するよう構成されている
    請求項1または2に記載のクラッチ機構の制御装置。
  4. 前記アクチュエータは、第2回転軸を有する第2電動機と、該第2回転軸の回転運動を直線運動に変換可能なネジ機構と、を有しており、
    前記ネジ機構のリードLは、該ネジ機構の有効孔ネジ径をd、該ネジ機構の摩擦係数をμとしたときに、
    L<π・d・μ
    を満たすように構成されており、
    前記ネジ機構の直線運動によって前記第1および第2部材が駆動されるよう構成されている
    請求項1ないし3のいずれか1項に記載のクラッチ装置の制御装置。
  5. 電動機の回転軸と一体回転する第1部材と、変速装置の入力軸と一体回転する第2部材と、アクチュエータと、を備え、クラッチ接続指示がなされた際に、前記アクチュエータによって前記第1または第2部材を駆動して該第1および第2部材を摩擦係合するよう構成されたクラッチ機構の制御方法であって、
    (a)前記クラッチ接続指示がなされた際、前記電動機の回転軸の回転数が所定回転数となるまでの第1領域では、該電動機が出力し得る最大出力を前記変速装置の入力軸に伝達可能な摩擦係合力をもって前記第1および第2部材を摩擦係合するよう前記アクチュエータを制御し、
    (b)前記電動機の回転軸の回転数が前記所定回転数より大きい第2領域では、前記電動機の回転軸の回転数の増加に伴って低下する前記電動機の出力の大きさに応じて前記第1および第2部材間の前記摩擦係合力が低下するよう前記アクチュエータを制御する
    クラッチ機構の制御方法。
  6. 回転軸を有する電動機と、
    入力軸および出力軸を有する変速装置と、
    前記回転軸と前記入力軸との接続および接続の解除を行うクラッチ機構と、
    前記出力軸に接続された車軸と、
    該クラッチ機構を制御する請求項1ないし4のいずれか1項に記載のクラッチ機構の制御装置と、
    を備え、
    前記クラッチ機構によって前記回転軸と前記入力軸との接続が解除されている間に前記変速装置による変速操作が実行され、該変速操作の完了に伴って前記クラッチ機構によって前記回転軸と前記入力軸とが接続されることによって前記電動機から出力される動力が要求動力に変換され、該要求動力が前記車軸に伝達されることにより走行するよう構成された
    電気自動車。
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