JP2017115934A - 座金、ナット、ボルト、座金付きナット、座金付きボルト - Google Patents

座金、ナット、ボルト、座金付きナット、座金付きボルト Download PDF

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Abstract

【課題】座金、ナット、ボルト等の螺子類の座金突起と頭部突起の噛み合いが緩みにくくなるようにする。【解決手段】座金1の表面周方向に放射状に多数本の座金突起6を備え、その座金突起6はナットの頭部裏面又はボルトの頭部裏面の周方向に放射状に形成されている多数本の頭部突起と噛み合うことができ、ナット又はボルトの締め付け後は前記噛み合いが緩みにくくなるか又は緩まないようにした座金1、ナット、ボルト、座金付きナット、座金付きボルト等の螺子類であり、座金1の座金突起6、ナット又はボルトの頭部突起が、乗り越え斜面と係止面と両面の上り交差部に稜線部を、下り交差部に谷部を備えて、側面視連続する山形又は波形であり、乗り越え斜面は稜線部よりもナット又はボルトの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもナット又はボルトの締め付け回転方向先方にある。【選択図】図1

Description

本発明は螺子類、特に座金、ナット、ボルト、座金付きナット、座金付きボルトに関する。
螺子類の緩み止め構造は従来から各種あり、他の部材と噛み合う突起が設けられたものが知られている(特許文献1)。同文献の図5(a)(b)にはボルト頭部の裏面に頭部突起が設けられたボルトが、図6にはナット頭部の裏面に頭部突起が設けられたナットが、図3には座金表面に前記頭部突起と噛み合う座金突起を備えた座金が開示されている。前記頭部突起はボルト又はナットを締め付けると前記座金突起と噛み合って、ボルト又はナットの緩みを防止できるようにしたものである。
特許第3474341号公報
前記特許文献1に開示された螺子類の頭部突起や座金突起(まとめて「突起」ということがある)は、多数本が放射状に形成されている。これらは、いずれも、突起先端部(稜線部)が先鋭な山形(端面形状三角形で、座金或いはナット、ボルト等の頭部の径方向に細長:以下同じ)であり、中心部の貫通孔側から外周縁縁方向に直線状であるため、山形の傾斜が緩いと座金突起と頭部突起の噛み合いが緩くなり、締め付けが緩み易くなるという難点がある。締め付けが緩むと緩み止め構造本来の機能が損なわれる。
本発明の解決課題は、座金、ナット、ボルト等の螺子類の座金突起と頭部突起の噛み合いが緩みにくくなるようにすることにある。
本発明の座金は、中心部の貫通孔から外周方向に放射状に多数本の山形の座金突起を備え、その座金突起はナット又はボルト(鋲、螺子を含む:以下同じ)の頭部の裏面周方向に放射状に形成されている多数本の山形の頭部突起と噛み合うことができ、ナット又はボルトの締め付け後は前記噛み合いが緩まない(「緩みにくい」を含む:以下同じ)ようにした座金であり、前記座金突起は乗り越え斜面と、係止面と、両面の上り交差部の稜線部と、下り交差部の谷部を備え、乗り越え斜面は稜線部よりもナット又はボルトの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもナット又はボルトの締め付け回転方向先方にあり、側面視連続する山形又は波形であり、前記多数本の座金突起の夫々はその軸方向途中で又は軸方向全般が前記回転方向に屈曲又は湾曲している座金である。
前記座金突起は座金表面の周方向全周に設けることも、周方向数箇所に間隔をあけて設けたブロックに数本ずつ設け、その間隔部分を座金突起のない無突起部とすることができる。
前記座金は、座金裏面の周方向数箇所に食い込み突起を備えたものであり、食い込み突起は締め付け材(対象物)に食い込み可能なものであってもよい。食い込み突起は座金裏面であって前記無突起部と反対側の数箇所に設けることもできる。
前記食い込み突起は、根元から先端に向けて先細りであり、先端部が弧面状又は平面状であってもよい。
前記食い込み突起の根元周縁部に窪み部を備え、窪み部は、食い込み突起が対象物に食い込むことにより対象物から盛り上がる肉(盛り上がり肉)が入ることができる形状、広さ、深さ(これらをまとめて「大きさ」という。)にすることができる。
本発明のナットは、その頭部の裏面周方向に放射状に多数本の山形の頭部突起を備え、頭部突起は座金の頭部表面に形成されている多数本の山形の座金突起と噛み合うことができ、座金への締め付け後は前記噛み合いが緩まないようにしたナットであり、ナットのそれぞれの頭部突起は乗り越え斜面と、係止面と、両面の上り交差部の稜線部と、下り交差部の谷部を備え、乗り越え斜面は稜線部よりもナットの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもナットの締め付け回転方向先方にあり、側面視連続する山形又は波形であり、前記多数本の座金突起の夫々はその軸方向途中で又は軸方向全般が前記回転方向に屈曲又は湾曲しているナットである。前記頭部突起は頭部裏面の周方向全周に設けることも、周方向数箇所に間隔をあけて設けた二以上の領域に数本ずつ設け、その間隔部分を頭部突起のない無突起部とすることもできる。
本発明のボルトは、ボルトの頭部の裏面周方向に放射状に多数本の山形の頭部突起を備え、その頭部突起は座金の頭部表面に放射状に形成されている多数本の座金突起と噛み合うことができ、ボルトの締め付け後は前記噛み合いが緩まないようにしたボルトにおいて、ボルトの頭部突起は乗り越え斜面と、係止面と、両面の上り交差部の稜線部と、下り交差部の谷部を備え、乗り越え斜面は稜線部よりもボルトの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもボルトの締め付け回転方向先方にあり、側面視連続する山形又は波形のボルトであり、前記多数本の頭部突起の夫々はその軸方向途中で又は軸方向全般が前記回転方向に屈曲又は湾曲しているボルトである。前記頭部突起は頭部裏面の周方向全周に設けることも、周方向数箇所に間隔をあけて設けた二以上の領域に数本ずつ設け、その間隔部分を頭部突起のない無突起部とすることもできる。
前記座金、ナット、ボルトの乗り越え斜面の夫々は、締め付け回転方向に緩やかな上り傾斜であり、前記係止面は締め付けの緩み方向に前記乗り越え斜面よりも急な斜面であってもよい。前記座金、ナット、ボルトの夫々の稜線部及び谷部は同じ径又は異なる径の円弧であってもよい。
本発明の座金付きナットは、座金がナット頭部の裏面に回転可能にセットされた座金付きナットであり、座金が前記構造の座金、ナットが前記構造のナットであり、座金突起とナットの頭部突起が座金とナットの相対的回転により互いに噛み合い、ナットの締め付け完了後は前記噛み合いが緩まないようにしたものである。
本発明の座金付きボルトは、座金がボルト頭部の裏面に回転可能にセットされた座金付きボルトであり、座金が前記構造の座金、ボルトが前記構造のボルトであり、座金突起とボルトの頭部突起が座金とボルトの相対的な回転により噛み合い可能であり、ボルトの締め付け完了後は、前記噛み合いが緩まないようにしたものである。
本発明では、多数本の座金突起、ナット及びボルトの多数本の頭部突起の夫々が、それら軸方向途中で前記回転方向に屈曲又は湾曲しているので、ナット又はボルトの締め付け後に、座金突起と頭部突起の噛み合いが緩みにくくなる。
本発明の座金の一例を示すものであって、(a)は平面図、(b)は(a)の斜視図、(c)は食い込み突起の説明図。 本発明の座金の他例を示すものであって、(a)は平面図、(b)は(a)の斜視図。 本発明の座金の他例を示すものであって、(a)は平面図、(b)は(a)の斜視図。 (a)は本発明のナットの一例を示す正面図、(b)は本発明のボルトの一例を示す正面図。 図4(a)のナットと、図4(b)のボルトの使用説明図。 (a)は本発明の座金付きナットの正面図、(b)はナットへの座金の組み立て説明図、(c)は(a)の座金付きナットの一部断面図、(d)は座金付きナットの他例の一部断面図。 (a)〜(c)は本発明の座金付きボルトの組み立て説明図。 (a)は本発明の座金付きボルトの一例を示す正面図、(b)は(a)のP部の詳細図、(c)は座金突起又は頭部突起の他例を示す説明図。 (a)〜(c)は図6(a)の座金付きナットと図8(a)の座金付きボルトで二枚の板材を固定する場合の工程説明図。 (a)は本発明の座金付きボルトの他例を示す正面図、(b)は(a)のP部の詳細図。 本発明の座金付きナットであって、座金を二枚備えた場合の一例であり、(a)は組み立て前の正面図、(b)は組み立て後の一部断面図、(c)は組み立て後の正面図。 本発明の座金付きボルトであって、座金を二枚備えた場合の一例であり、(a)は組み立て前の正面図、(b)は組み立て後の正面図、(c)は使用説明図。
(座金の実施形態)
本発明の座金の一例を、図面を参照して説明する。図1(a)(b)に示す座金1は円盤状の基盤の中央部に貫通孔2が形成された環状である。貫通孔2は連結軸27(図6(b))、ボルト軸38(図7(a))等を挿通可能な孔径である。
[座金突起1]
図1(a)(b)の座金1はその表面を周方向ほぼ上半分と下半分の二つの領域50、51に分け、それぞれの領域50、51に山形の座金突起6が多数本形成されている。二つの領域50、51の間は座金突起のない無突起部7としてある。無突起部7の裏面二箇所に食い込み突起8が突設されている。前記領域数は一例であり、他の所望数とすることができる。無突起部7の幅は各領域の50、51の幅よりも狭くしてある。
個々の座金突起6は山形であり、図1(b)のように乗り越え斜面9と、係止面10と、稜線部11と、谷部12を備えている。乗り越え斜面9は稜線部11よりも締め付け回転方向手前側に形成され、係止面10は稜線部11よりも締め付け回転方向先方に形成されている。稜線部11は乗り越え斜面9と係止面10の上り交差部(山の頂部)に形成され、谷部12は乗り越え斜面9と係止面10との下り交差部(山の底部)に形成されている。
稜線部11の頂部と谷部12の底部は円弧状にして(図6(b)、図9(b))側面視連続する波形にしたり、V字状(図示しない)にして側面視連続する鋸歯状にしたりすることができる。円弧状にする場合は図8(c)に示すように、一つ置きに半径の異なる円弧状にして連続成形するとか、半径の異なる円弧状を前記とは異なる組み合わせ連続成形することもできる。円弧状にするとボルトやナット等の螺子類の突起(頭部突起)との噛み合いにより欠け難くなり、潰れ難くなる(欠損し難くなる)。また、座金1を成型するプレス金型の稜線部成型箇所及び谷部成型箇所が成型時に欠損し難くなって型持ち(長持ち)する。
図1(a)(b)に示す多数本の座金突起6の夫々の先端側6aは、その軸方向途中で前記回転方向(締め付け方向)に屈曲している。屈曲箇所はそれぞれの座金突起6の軸方向任意箇所とすることができるが、先端側にすると、貫通孔2側にする場合よりも、緩み方向への係止力が大きくなって緩みにくくなる。
多数本の座金突起6は同じ形状である。座金突起6の突出寸法、乗り越え斜面9の傾斜角度、係止面10の傾斜角度、稜線部11及び谷部12の円弧半径等は座金1の直径、肉厚、用途等に応じて適宜設計することができる。乗り越え斜面9と係止面10の傾斜角度は同じであってもよく、乗り越え斜面9の締め付け方向への傾斜角度が、係止面10の緩み止め方向への傾斜角度よりも緩くすることもできる。
[食い込み突起]
食い込み突起8は各種形状とすることができる。その一例を図1(c)に示す。食い込み突起8は座金1の裏面周方向二箇所に突設されている(図1(a)(b))。食い込み突起8は、座金1の締め付け回転時に、締め付ける部材或いは連結する部材(以下「対象物」という)40、41(図5)に食い込むものである。その形状は、締め付け回転時に対象物40、41に食い込み易い形状、例えば、図1(c)に示す円錐状、図示しない半円錐状、三日月錐状、四角錐状、円錐状といった形状とすることができる。いずれの形状であっても、根元8b(図1(c))側が太く、先端部8a側が先細りである。食い込み突起8の先端部8aは先鋭であってもよく、弧面状(図1(c))或いは平面状にして、食い込み時に先端部8aが欠損し難く、プレス金型の先端部成型箇所も欠損し難くなるようにすることもできる
[窪み部]
座金1の裏面であって、食い込み突起8の根元8b(図1(c))には窪み部13が形成されている。この、窪み部13はプレス金型で座金1の裏面を加圧して食い込み突起8を突設することにより成型される(加圧により窪んだ分だけ食い込み突起8として突出する)。窪み部13があると、締め付け時に食い込み突起8がその根元8bまで対象物40、41(図5)に十分に食い込むことができ、その食い込みにより盛り上がる対象物40、41の肉(盛り上がり肉)が窪み部13に入り込んで(食い込んで)座金1が逆戻りし難くなる(緩み難くなる)。図1(c)の窪み部13は食い込み突起8の根元8bの全周に円形に成型してあるが、食い込み突起8を押し出すことにより成型できれば、前記以外の形状、広さ、深さ(これらをまとめて「大きさ」という。)であってもよい。
[座金突起2]
座金1は図2(a)(b)に示すものであってもよい。この座金1の基本的構造は図1(a)(b)の座金と同じであり、異なるのは、座金突起6が側面視連続する波形であること、その軸方向途中で弧状に湾曲していることである。
[座金突起3]
座金1は図3(a)(b)に示すものであってもよい。この座金1の基本的構造は図1(a)(b)の座金と同じであり、異なるのは、座金突起6が側面視連続する波形であること、その軸方向全体が弧状に湾曲していることである。
(ナットの実施形態)
本発明のナットの一例を図4(a)に示す。このナット20はその頭部裏面に頭部突起21を備えたものであり、頭部突起21は乗り越え斜面22と係止面23と稜線部24と谷部25を備えた山形であり、乗り越え斜面22、係止面23のサイズ、傾斜角度、稜線部24及び谷部25の円弧半径等を図1(a)(b)〜図3(a)(b)に示す座金1の座金突起6のいずれかと同じにして、座金突起6と噛み合うようにしてある。また、夫々の頭部突起21は座金突起6と同様に軸方向途中から又は軸方向全体が屈曲又は湾曲していて、座金突起6と噛み合うことができるようにしてある。この稜線部24の頂部及び谷部25の底部も円弧状にして、頭部突起21が座金突起6を乗り越えても欠損し難く、プレス金型の稜線部成型箇所も成型時に欠損し難くなるようにしてある。
(ボルトの実施形態)
本発明のボルトの一例を図4(b)に示す。このボルト30はその頭部裏面に頭部突起32を備えたものであり、頭部突起32は乗り越え斜面33と係止面34と稜線部35と谷部36を備えた山形であり、乗り越え斜面33、係止面34のサイズ、傾斜角度、稜線部35及び谷部36の円弧半径等を図1(a)(b)〜図3(a)(b)に示す座金1の座金突起6のいずれかと同じにして、座金突起6と噛み合うようにしてある。また、夫々の頭部突起32は座金突起6と同様に軸方向途中から又は軸方向全体が屈曲又は湾曲していて、座金突起6と噛み合うことができるようにしてある。この稜線部35の頂部及び谷部36の底部も円弧状にして、頭部突起32が座金突起6を乗り越えても欠損し難く、プレス金型の稜線部成型箇所も成型時に欠損し難くなるようにしてある。
[ナット、ボルトの使用例]
図4(a)のナット20、図4(b)のボルト30は、図5のようにして使用することができる。図5に示す座金1は、図1(a)(b)〜図3(a)(b)のいずれかの座金である。
(1)ボルト30のボルト軸38に座金1をセットしてから、そのボルト30を、上下に重ねてある二枚の板材(対象物)40、41の上から差し込み、下板40の下に突出したボルト軸38に座金1を被せ、その下から図4(a)のナット20をボルト軸38に螺合する。
(2)前記状態で、ナット20を締め付け回転させると、ナット20の頭部突起21が座金1の座金突起6を乗り越えて回転して座金1を下板40に押し付けて、座金1の裏面の食い込み突起8が下板40に食い込む。この場合、座金1の食い込み突起8の食い込みにより盛り上がる下板40の肉が窪み部13(図1(c))内に入って、緩み回転(戻り回転)が防止される。このとき、ボルト30の頭部突起32が上の座金1の座金突起6を乗り越えて回転して、上の座金1が上板41に押し付けられて、座金1の裏面の食い込み突起8が上板41に食い込む。ナット20の締め付け回転終了後は、ナット20の頭部突起21の係止面23が座金突起6の係止面10に係止してナット20の逆回転(戻り回転)が阻止される。同時に、ボルト30の頭部突起32の係止面34が座金突起6の係止面10に係止してボルト30の逆回転(戻り回転)が阻止される。
前記ナット20の締め付けに代えてボルト30を締め付けることもできる。この場合もナットを締め付ける場合と同様に締め付けることができ、逆回転(戻り回転)が阻止される。
(座金付きナットの実施形態1)
本発明の座金付きナットの一例を図6(a)〜(c)に示す。この座金付きナット26はナット20の裏面側に座金1を回転自在に組み込んである。このナット20の裏面には頭部突起21が形成されている。この頭部突起21は乗り越え斜面22と係止面23と稜線部24と谷部25を備えた山形であり、乗り越え斜面22、係止面23の傾斜角度や稜線部24、谷部25の高さや形状等は図1(a)(b)〜図3(a)(b)に示す座金1の座金突起6のいずれかと同じにしてある。また、夫々の頭部突起21は座金突起6と同様に軸方向途中から又は軸方向全体が屈曲又は湾曲していて、座金突起6と噛み合うことができるようにしてある。
前記頭部突起21はナット20を締め付け方向に回すと、座金突起6の乗り越え斜面9を乗り越えて回転するが、逆方向(緩み方向:以下同じ)には、頭部突起21の係止面23が座金突起6の係止面10に係止して回転が阻止されるようにしてある。この頭部突起21の稜線部24と谷部25も円弧状にして、頭部突起21が座金突起6を乗り越えても欠損し難く、プレス金型も成型時に欠損し難くなるようにしてある。
図6(a)に示す座金付きナット26は、例えば、図6(b)、(c)に示す工程で製造することができる。
(1)ナット20の頭部裏面に突設されている連結軸27を、座金1(図1(a)(b)〜図3(a)(b)のいずれか)の貫通孔2に差し込む(図6(b))。
(2)前記(1)の状態で、貫通孔2の下方に突出する連結軸27の先端部28(図6(c))を外側にカシメて座金1をナット20に取付ける(抜け落ちないようにする)。この場合、座金1はナット20との間に隙間があり回転自在である。
図6(a)の座金付きナット26は、ナット20を締め付け方向(図6(a)の矢印方向)に回転させると、ナット20の頭部突起21が座金1の座金突起6と噛み合って座金1を対象物40、41(図5)に押し付けて、座金1の裏面の食い込み突起8をそれら対象物40、41に食い込ませることができる。この場合、食い込み突起8の食い込みにより盛り上がる対象物40、41の肉が食い込み突起8の根元8bの窪み部13(図1(c))に入って、緩み回転(戻り回転)が防止される。
ナット20の形状は図6(d)に示すように裾20aが垂直なものであってもよい。汎用の他のナットと同様の形状であってもよい。座金1のカシメ凹部14は図6(d)のように裾広がりの斜面であってもよい。
(座金付きボルトの実施形態1)
本発明の座金付きボルト37の一例を図7(a)〜(c)に示す。この座金付きボルト37の座金1は頭部31の裏面に頭部突起32が形成されている。図7(a)〜(c)に示す座金1は、図1(a)(b)〜図3(a)(b)のいずれかの座金である。
前記頭部突起32は前記座金付きナットの頭部な突起と同様の形状、構造であり、図8(b)に示すように、乗り越え斜面33と係止面34と稜線部35と谷部36を備えた山形である。稜線部35と谷部36が円弧状にしてある。乗り越え斜面33、係止面34の傾斜角度や稜線部35の高さ、谷部36の深さや形状等は図1(a)(b)〜図3(a)(b)に示す座金1の座金突起6のいずれかと同じにしてある。また、夫々の頭部突起32は座金突起6と同様に軸方向途中から又は軸方向全体が屈曲又は湾曲して座金突起6と噛み合うことができるようにしてある。
座金付きボルト37を締め付け方向(図8(a)の矢印方向)に回すと、ボルトの頭部突起32が座金1の座金突起6を乗り越えて回転し、逆方向には、頭部突起32の係止面34が座金突起6の係止面10に係止して回転が阻止されるようにしてある。この稜線部35の頂部及び谷部36の底部も円弧状にして、頭部突起32が座金突起6を乗り越えても欠損し難く、プレス金型の稜線部形成箇所も成型時に欠損し難くなるようにしてある。
稜線部35と谷部36は図8(c)に示すように、径の異なる大小の円弧を交互に設けることもできる。この場合は、座金突起6の稜線部35と谷部36をこれと同じ形状にして、互いに噛み合うようにしてある。
図7(c)に示す座金付きボルト37は、例えば、図7(a)、(b)に示す工程で製造することができる。
(1)ボルト30の頭部31の裏面に突設されているボルト軸(螺子なし軸)38(図7(a))を座金1の貫通孔2に差し込む(図7(b))。
(2)前記(1)の状態で、座金1の下方に突出するボルト軸38の外側面に螺子39(図7(c))を切って座金1を取付ける(抜け落ちないようにする)。この場合、座金1とボルト30の間に隙間があり、座金1は回転自在である。
[使用例]
図6(a)の座金付きナット26と、図7(c)の座金付きボルト37は、例えば、図9(a)〜(c)のように使用することができる。
(1)図9(a)のように、重ねてある二枚の板材(対象物)40、41の上から、座金付きボルト37のボルト軸38を図9(b)のように挿入する。
(2)下板40の下方に突出したボルト軸38に、図6(a)の座金付きナット26を螺合して、図9(c)のように、座金付きナット26を座金1の裏面が下板40に接触するまで締め付けて座金1の食い込み突起8を下板40に食い込ませる。この食い込みにより盛り上がった肉が、食い込み突起8の根元8bの窪み部13(図1(c))に入り込んで座金1の緩みが阻止され、座金付きナット26の座金突起6と頭部突起21の噛み合いも緩まないようにする。また、座金付きボルト37の座金1の食い込み突起8が上板41に食い込んで、その食い込みにより盛り上がった肉が、食い込み突起8の根元8bの窪み部13(図1(c))内に入って座金1の緩みが阻止され、座金付きボルト37の座金突起6と頭部突起32の噛み合いも緩まない。
前記使用例は座金付きナット26を締め付ける場合であるが、座金付きボルト37を締め付けることによっても、前記の場合と同様に締付けることができる。
(座金付きボルトの実施形態2)
本発明の座金付きボルトの実施形態2を図10に示す。この座金付きボルト37は、図7(c)の座金付きボルト37と同様に、乗り越え斜面33と係止面34と稜線部35と谷部36を備えた山形であるが、図7(c)の座金付きボルト37と異なるのは、乗り越え斜面33の傾斜角度を係止面34の傾斜角度よりも緩くして、ボルトの締め付け時にはその乗り越え斜面33が座金突起6の乗り越え斜面9を乗り越え易く、ボルトの戻り(緩み)時には係止面34が座金突起6の係止面10を乗り越えにくくして、締め付け後のねじが緩みにくくなるようにしたことである。この場合、座金突起6の乗り越え斜面9、係止面10は座金付きボルト37の乗り越え斜面33、係止面34と噛み合うように形成する。
(座金付きナットの実施形態2)
座金付きナットの実施形態1は、一つのナットに座金を一枚取り付けた場合であるが、本発明の座金付きナットは、一つのナット20に座金を二枚以上取り付けることも可能である。図11(a)〜(c)に示す実施形態では座金1を二枚取り付けた場合である。
図11(a)に示す座金付きナット26のナット20は、図6(b)のナット20と同じ構造であり、異なるのは連結軸27が図6(b)の連結軸27よりも長いことである。図11(a)〜(c)では連結軸27に上座金1bと下座金1aを重ねて連結軸27にセットし、連結軸27の先端部28を拡径して又は折り返して下座金1aをカシメて、上座金1bと下座金1aを連結軸27にその軸方向にスライド可能に取り付けて、抜けないようにしてある。
図11(b)(c)の二枚の座金1a、1bのうち、下座金1bはカシメ凹部14を備えているが、上座金1bは下座金1aのカシメ凹部14、下座金1aの食い込み突起8に相当するものがなく、座金1の表面に山形の上座金表面突起16を、裏面に山形の上座金裏面突起17を備えたものである。上座金表面突起16はナット20の頭部突起21と噛み合うものであり、上座金裏面突起17は下座金1aの座金突起6と噛み合うものである。このため、これら上座金表面突起16、上座金裏面突起17は、座金突起6、頭部突起21と同様に、乗り越え斜面9、係止面10、稜線部11及び谷部12を備え、稜線部11の頂部、谷部12の底部を山形又は波形にし、乗り越え斜面9、係止面10の傾斜角度を座金突起6、頭部突起21の傾斜角度と同様にしてある。
(座金付きボルトの実施形態3)
図12(b)の座金付きボルト37は、ボルト30の頭部31から突出しているボルト軸(螺子なし軸)38に座金1a、1bを二枚被せてから、ボルト軸38の外周面に螺子39を形成して(切って)、螺子山付きボルト軸38にして、座金1a、1bが螺子山付きボルト軸38から抜け落ちないようにしてある。二枚の座金1a、1bは螺子山なしのボルト軸38の根元に取り付けてある。これら座金1a、1bはボルト軸38の周囲を回転可能で、ボルト軸38の軸方向にスライド可能である。この場合、下座金1a及び上座金1bは図11(a)〜(c)の上座金と同じものである。
[座金付きナット及び座金付きボルトの使用例]
図11(c)に示す二枚の座金付きナット26と、図12(c)に示す二枚の座金付きボルト37を使用するには、図12(c)に示すように、図12(c)の二枚の座金付きボルト37を、連結する二枚の板材(連結物)40、41の穴に差し込み、下板40から突出した座金付きボルト37のボルト軸38に、図11(c)の座金付きナット26を下板40の下から螺合して締め付ける。この場合は、ナット20の頭部突起21と上座金1bの上座金表面突起16が噛み合い、上座金裏面突起17と下座金1aの座金突起6が噛み合い、下座金1aの食い込み突起8が下板40に食い込むため、二重のロックになって、ナット20がより一層緩みにくくなる。
(座金付きナットの実施形態3)
図11(c)の座金付きナット37は、他のボルトに螺合して使用することもできる。前記食い込み突起8は、板材40、41に食い込んだり、圧接したりすることができるものであればどのようなものであってもよい。板材40、41が傷付き易い材質の場合は、食い込み突起8は、ゴム製或いは樹脂製の突起にして、圧接しても傷付きにくく、滑りにくくするのが望ましい。板材40、41の材質が硬質の場合は、食い込み突起8に板材40、41よりも硬質材製のスパイク状の突起などを使用することができる。また、弾力性のあるバネ等であってもよい。それら突起は、座金裏面に埋め込んだり、接着固定したりすることができる。座金突起の数、設置場所等も用途に合わせて適宜設計することができる。
座金1はその表面であって、貫通孔2の外側の表面内周縁と、表面外周縁との間に、それら表面内周縁及び表面外周縁よりも一段高い表面高台部をリング状に形成し、その高台部の上に山形又は波形の座金突起6を設けることもできる。
ナット20はその頭部裏面であって、貫通孔の外側の裏面内周縁と、裏面外周縁との間に、それら裏面内周縁及び裏面外周縁よりも一段高い裏面高台部をリング状に形成し、その高台部の上に山形又は波形の頭部突起21を設けることもできる。
ボルト30はその頭部裏面であって、ボルト軸38の外側の内周縁と、頭部31の裏面外周縁との間に、それら内周縁及び裏面外周縁よりも一段高い裏面高台部をリング状に形成し、その高台部の上に山形又は波形の頭部突起32を設けることもできる。
前記実施形態では、螺子類が座金、ナット、ボルト、座金付きナット、座金付きボルトに関するものであるが、これらの緩み止め構造は、他の螺子類やゴルフシューズの鋲などの緩み止め構造として利用することもできる。
1 座金
1a 下座金
1b 上座金
2 貫通孔
6 座金突起
6a (座金突起の)先端部
7 無突起部
8 食い込み突起
8a (食い込み突起の)先端部
8b (食い込み突起の)根元
9 (座金の)乗り越え斜面
10 (座金の)係止面
11 (座金の)稜線部
12 (座金の)谷部
13 窪み部
14 (座金の)カシメ凹部
16 上座金表面突起
17 上座金裏面突起
20 ナット
20a (ナットの)裾
21 (ナットの)頭部突起
22 (ナットの)乗り越え斜面
23 (ナットの)係止面
24 (ナットの)稜線部
25 (ナットの)谷部
26 座金付きナット
27 (ナットの)連結軸
28 (連結軸の)先端部
30 ボルト
31 (ボルトの)頭部
32 (ボルトの)頭部突起
33 (ボルトの)乗り越え斜面
34 (ボルトの)係止面
35 (ボルトの)稜線部
36 (ボルトの)谷部
37 座金付きボルト
38 ボルト軸
39 螺子
40 下板(板材:対象物)
41 上板(板材:対象物)
50、51 (座金の)領域

Claims (19)

  1. 中心部に貫通孔を備えた座金であり、その表面周方向に放射状に多数本の座金突起を備え、その座金突起はナットの頭部又はボルトの頭部の裏面周方向に放射状に形成されている多数本の頭部突起と噛み合うことができ、ナット又はボルトの締め付け後は前記噛み合いが緩みにくい又は緩まないようにした座金であり、
    前記座金突起は乗り越え斜面と、係止面と、両面の上り交差部に稜線部を、下り交差部に谷部を備えた山形であり、乗り越え斜面は稜線部よりもナット又はボルトの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもナット又はボルトの締め付け回転方向先方にあり、それら乗り越え斜面、係止面、稜線部、谷部は側面視連続する山形又は波形であり、
    多数本の座金突起の夫々はその軸方向途中で又は軸方向全般が前記回転方向に屈曲又は湾曲している、
    ことを特徴とする座金。
  2. 請求項1記載の座金において、
    乗り越え斜面を締め付け回転方向に緩い傾斜にし、係止面を逆回転(緩み回転)方向に乗り越え斜面よりも急斜面にした、
    ことを特徴とする座金。
  3. 請求項1又は請求項2記載の座金において、
    座金突起が座金表面の周方向全周に設けられた、
    ことを特徴とする座金。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の座金において、
    稜線部及び谷部が円弧状である、
    ことを特徴とする座金。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の座金において、
    座金裏面の数箇所に食い込み突起を備えた、
    ことを特徴とする座金。
  6. 請求項1又は請求項2又は請求項4又は請求項5記載の座金において、
    座金突起が座金表面の周方向数箇所に間隔をあけて形成され、その間隔部分を座金突起のない無突起部とした、
    ことを特徴とする座金。
  7. 請求項6記載の座金において、
    座金裏面の周方向数箇所であって、座金表面の無突起部と反対側に食い込み突起が突設され、食い込み突起は対象物に食い込み可能である、
    ことを特徴とする座金。
  8. 請求項5又は請求項7記載の座金において、
    食い込み突起が、根元から先端に向けて先細りであり、先端部が弧面状又は平面状である、
    ことを特徴とする座金。
  9. 請求項5又は請求項7又は請求項8記載の座金において、
    食い込み突起の根元周縁部に窪み部を備え、窪み部は、食い込み突起が対象物に食い込むことにより対象物から盛り上がる肉が入ることができる、
    ことを特徴とする座金。
  10. 頭部の裏面周方向に放射状に多数本の頭部突起を備え、その頭部突起は座金の表面周方向に放射状に形成されている多数本の座金突起と噛み合うことができ、座金への締め付け後は前記噛み合いが緩みにくい又は緩まないようにしたナットにおいて、
    ナットの頭部突起は乗り越え斜面と、係止面と、両面の上り交差部に稜線部を、下り交差部に谷部を備えた山形であり、乗り越え斜面は稜線部よりもナットの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもナットの締め付け回転方向先方にあり、それら乗り越え斜面、係止面、稜線部、谷部が側面視連続する山形又は波形であり、
    多数本の頭部突起の夫々はその軸方向途中で又は軸方向全般が前記回転方向に屈曲又は湾曲している、
    ことを特徴とするナット。
  11. 請求項10記載のナットにおいて、
    頭部突起が頭部裏面の周方向全周に設けられた、
    ことを特徴とするナット。
  12. 請求項10記載のナットにおいて、
    頭部突起が頭部裏面の周方向数箇所に間隔をあけて形成され、その間隔部分を頭部突起のない無突起部とした、
    ことを特徴とするナット。
  13. 請求項10から請求項12のいずれか1項に記載のナットにおいて、
    稜線部及び谷部が円弧状である、
    ことを特徴とするナット。
  14. 頭部の裏面周方向に放射状に多数本の頭部突起を備え、その頭部突起は座金の表面周方向に放射状に形成されている多数本の座金突起と噛み合うことができ、ボルトの締め付け後は前記噛み合いが緩みにくい又は緩まないようにしたボルトにおいて、
    ボルトの頭部突起は乗り越え斜面と、係止面と、両面の上り交差部に稜線部を、下り交差部に谷部を備えた山形であり、乗り越え斜面は稜線部よりもボルトの締め付け回転方向手前にあり、係止面は稜線部よりもボルトの締め付け回転方向先方にあり、それら乗り越え斜面、係止面、稜線部、谷部が側面視連続する山形又は波形であり、
    多数本の頭部突起の夫々はその軸方向途中で又は軸方向全般が前記回転方向に屈曲又は湾曲している、
    ことを特徴とするボルト。
  15. 請求項14記載のボルトにおいて、
    頭部突起が頭部裏面の周方向全周に設けられた、
    ことを特徴とするナット。
  16. 請求項13記載のボルトにおいて、
    頭部突起が頭部裏面の周方向数箇所に間隔をあけて形成され、その間隔部分を頭部突起のない無突起部とした、
    ことを特徴とするボルト。
  17. 請求項14から請求項16のいずれか1項に記載のナットにおいて、
    稜線部及び谷部が円弧状である、
    ことを特徴とするナット。
  18. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の座金が、請求項10から請求項13のいずれか1項に記載のナットの頭部裏面に回転可能にセットされた、
    ことを特徴とするナット付き座金。
  19. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の座金が、請求項14から請求項16のいずれか1項に記載のボルトの頭部裏面に回転可能にセットされた、
    ことを特徴とするボルト付き座金。
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