JP2017115824A - ロッカカバーに装着されるオイルシール - Google Patents

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Abstract

【課題】ロッカカバーに装着されるオイルシールを提供する。【解決手段】ロッカカバーに装着されるオイルシールは、ロッカカバーに設けられた取付孔の内周面に取り付けられる胴体部と、取付孔の内径以下の外径を有し、胴体部に挿入されたインジェクタに押圧されることにより取付孔の下端より外方に外周縁が拡大されて取付孔に係合する、胴体部に連続して設けられた係合部と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、ロッカカバーに装着されるオイルシールに関する。
内燃機関のシリンダヘッド上部には、ロッカカバーが取り付けられている。ロッカカバーには、内燃機関に取り付けられるインジェクタや点火プラグ等がオイルシールを介して貫通している。
特開2009−85025号公報
オイルシールは、ロッカカバーから抜けないことと、高い密閉性を有し、オイルを漏洩させないことが重要となっている。例えば、オイルシールをロッカカバーに取り付けた後、取付具を取り付け、オイルシールを押えることを行っていた。
本発明では、オイルシールの抜け止め構造が簡素であり、抜け止めに別部品を使用せず、密閉性が高く、かつ、取り付け、取り外しが容易に行えるオイルシールを提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するために、ロッカカバーに装着されるオイルシールを次のように構成した。オイルシールは、ロッカカバーに設けられた取付孔の内周面に取り付けられる胴体部と、取付孔の内径以下の外径を有し、胴体部に挿入されたインジェクタに押圧されることにより取付孔の下端より外方に外周縁が拡大されて取付孔に係合する、胴体部に連続して設けられた係合部と、を備えている。
本発明のロッカカバーに装着されるオイルシールは、次の効果を奏する。オイルシールのロッカカバーへの着脱が容易にできる。ロッカカバーにインジェクタを組み付けると、ロッカカバーとインジェクタとを確実に密閉でき、かつオイルシールの抜けを防止できる。
本発明にかかる一実施形態のオイルシールを有するエンジンを示す側面図。 同エンジンを示す部分側面図。 ロッカカバーを示す斜視図。 オイルシールを示す斜視図。 同オイルシールを示す断面図。 ロッカカバーを示す断面図。 オイルシールが組み付けられたロッカカバーを示す断面図。 同オイルシールにインジェクタが挿し入れられたロッカカバーを示す断面図。 エンジンを示す平面図。
本発明にかかる一実施形態のオイルシールについて説明する。図1に、実施形態のオイルシール8を備えたディーゼルエンジン10を示す。ディーゼルエンジン10は、オイルシール8を備えたロッカカバー12とシリンダヘッド14とシリンダブロック16とオイルパン18とを備えている。以下、ディーゼルエンジン10について、クランクプーリ13が設けられている側を前方とし、その逆を後方とし、それを基準に左右を定める。又、重力の方向を下方、その逆を上方とする。
ディーゼルエンジン10は、ディーゼルエンジン10の前後方向に沿って4本のシリンダが直線状に配列された4気筒エンジンである。ディーゼルエンジン10には、吸気系の吸気機構と排気系の排気機構とインジェクタ20とが設けられている。ディーゼルエンジン10の各シリンダの中心軸は、鉛直方向に配置されている。尚、本発明では、エンジンの構成はこれに限るものではない。
シリンダブロック16の各シリンダには、ピストンが組み入れられている。ピストンは、コネクティングロッドを介してクランクシャフトに連結している。クランクシャフトの前端には、クランクプーリ13が設けられている。シリンダブロック16の下部には、オイルパン18が取り付けられている。シリンダブロック16の上面には、シリンダヘッド14が取り付けられている。
シリンダヘッド14には、吸排気系それぞれのカムシャフトと、吸気バルブと、排気バルブと、ロッカーアームが設けられる。吸気バルブ及び排気バルブは、それぞれ吸気通路及び排気通路に設けられ、カムシャフトによる駆動で、吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する。シリンダヘッド14には、インジェクタ保持部が設けられている。インジェクタ保持部には、インジェクタ20が挿し入れられる。
シリンダヘッド14の上面には、ロッカカバー12が取り付けられている。図3に、ロッカカバー12を示す。図3は、ロッカカバー12を斜め上方から示す斜視図である。
ロッカカバー12は、図3に示すように、天板54と側壁56とを備えている。天板54は、シリンダヘッド14の上面を覆う形状を有している。側壁56は、天板54の外周縁に沿って設けられている。
ロッカカバー12の天板54には、インジェクタ20を挿し入れるインジェクタ取付孔60と、取付ボルト座58が設けられている。インジェクタ取付孔60は、シリンダヘッド14のインジェクタ保持部に対応して、天板54に、等間隔に4か所、直線状に設けられている。
インジェクタ取付孔60は、図6に示すように、ロッカカバー12の天板54に設けられている。インジェクタ取付孔60は、上半部61と下半部63とを備えている。上半部61は、内径にほとんど変化のない、円筒状に形成されている。下半部63は、上半部61の下端に連続して設けられている。下半部63は、上半部61の下端から内径が徐々に狭く形成されている。
取付ボルト座58には、図3に示すように、ロッカカバー取付ボルト62を通すボルト孔64と、インジェクタ固定具40を通すボルト孔68が設けられている。ボルト孔64は、ボルト孔68の両側に設けられている。ロッカカバー12の側壁56には、ロッカカバー取付ボルト62を通すボルト孔66が適宜設けられている。ロッカカバー12は、取付ボルト62により、シリンダヘッド14に取り付けられる。
ロッカカバー12には、取付ボルト座58から側壁56まで延びる水抜き溝21が設けられている。水抜き溝21は、天板54上に、取付ボルト座58と同じ深さで形成されている。
インジェクタ20は、インジェクタ固定具40に所定の間隔をあけて平行に保持され、図2、図3に示すように、オイルシール8を備えたインジェクタ取付孔60を貫通して、シリンダヘッド14に挿し入れられる。インジェクタ固定具40の取付ボルト45は、シリンダヘッド14に螺合される。シリンダヘッド14に挿し入れられたインジェクタ20は、先端がシリンダブロック16の燃焼室に臨み、サプライポンプからの燃料を適宜シリンダ内に噴射する。
図4、図5に、オイルシール8を示す。オイルシール8は、外枠部22と、胴体部24と、縮径部26と、係合部28とを備えている。オイルシール8は、ゴム材等、弾性部材で形成されている。以下、説明上、外枠部22側をオイルシール8の上方とし、その逆を下方とする。
外枠部22は、リング状で、インジェクタ取付孔60の内径より広い外径を有している。外枠部22の下方に、外枠部22に連続して胴体部24が設けられている。胴体部24は、長手方向にほぼ同径の筒状体で、外周面に、外方に広がる段部25を有している。胴体部24は、インジェクタ20の外径より太い内径を有している。胴体部24の段部25は、インジェクタ取付孔60の上半部61に適度な力で組み付けられる外径を有している。胴体部24の下方に、胴体部24に連続して縮径部26が設けられている。
縮径部26は、円錐台状で、下方に行くに従い内径及び外径が共に連続して小さくなるように形成されている。縮径部26は、下端の径が最も小さく、縮径部26の最小直径は、インジェクタ20の外径より細い。縮径部26の下端部に係合部28が設けられている。
係合部28は、縮径部26の外周面に、外方に突出して設けられている。係合部28の外径は、胴体部24の外径より細い。又、係合部28は、インジェクタ取付孔60の下半部63の最小内径より若干狭い外径を有している。
係合部28の内周面には、リップ部30が形成されている。リップ部30は、オイルシール8の内周面に、縮径部26から連続して斜め内側に突出している。縮径部26、係合部28及びリップ部30は、適度な弾性を有し、径方向に収縮可能に形成されている。
次に、オイルシール8の着脱方法、及び効果について説明する。オイルシール8を、ロッカカバー12のインジェクタ取付孔60に組み付けた状態を図7に示す。図7に示すように、オイルシール8は、係合部28の外径が、インジェクタ取付孔60の下半部63の内径より細いので、インジェクタ取付孔60に容易に組み入れられる。オイルシール8の係合部28は、インジェクタ取付孔60の下半部63に接触していないため、係合部28は着脱自在となっている。
オイルシール8の外枠部22は、ロッカカバー12の天板54の上面に載せられている。胴体部24は、インジェクタ取付孔60の上半部61の部分に、適度な弾性力で組み付けられている。
図2に示すように、インジェクタ20をオイルシール8の内部に通すと、インジェクタ20の外径は、胴体部24の内径より細いので、胴体部24を通過する。オイルシール8の縮径部26の最小内径は、インジェクタ20の外径より細いので、図8に示すように、インジェクタ20は、オイルシール8の縮径部26を外方に広げながら挿し入れられる。図8は、図9に示したロッカカバー12のF8−F8線を通る平面で破断した断面図である。
オイルシール8は、図8に示すように、縮径部26が外側に拡がり、係合部28がインジェクタ取付孔60の下半部63の下端より外方に広げられる。したがって、オイルシール8は、係合部28がインジェクタ取付孔60の下半部63に係合し、ロッカカバー12に強固に保持される。
オイルシール8は、胴体部24がインジェクタ取付孔60の上半部61に密着し、リップ部30がインジェクタ20の外周面に密着する。これにより、インジェクタ20とインジェクタ取付孔60との間は、密閉状態となる。したがって、オイルの吹き出しや、ディーゼルエンジン10内への異物の流入等を防止できる。
オイルシール8は、係合部28がインジェクタ取付孔60の下半部63に係合するので、確実に保持され、ロッカカバー12から容易に脱落することがない。
オイルシール8は、ロッカカバー12からインジェクタ20を抜き去ると、係合部28の外径がインジェクタ取付孔60の下半部63の内径より狭まるので係合がなくなる。これにより、胴体部24をインジェクタ取付孔60の上半部61から外すことで、ロッカカバー12からオイルシール8を容易に取り外すことができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限るものではなく、適宜変更できる。又、オイルシール8は、インジェクタに用いるものに限るものではない。
本発明は、ディーゼルエンジンのオイルシールに利用できる。
10…ディーゼルエンジン、12…ロッカカバー、13…クランクプーリ、14…シリンダヘッド、16…シリンダブロック、18…オイルパン、20…インジェクタ、21…水抜き溝、22…外枠部、24…胴体部、25…段部、26…縮径部、28…係合部、30…リップ部、40…インジェクタ固定具、42…保持部、45…取付ボルト、54…天板、56…側壁、58…取付ボルト座、60…インジェクタ取付孔、61…上半部、62…ロッカカバー取付ボルト、63…下半部、64…ボルト孔、66…ボルト孔、68…ボルト孔。

Claims (5)

  1. ロッカカバーに設けられた取付孔の内周面に取り付けられる胴体部と、
    前記取付孔の内径以下の外径を有し、前記胴体部に挿入されたインジェクタに押圧されることにより前記取付孔の下端より外方に外周縁が拡大されて前記取付孔に係合する、前記胴体部に連続して設けられた係合部と、を備えるロッカカバーに装着されるオイルシール。
  2. 前記係合部と反対の方向に前記胴体部から連続して設けられ、前記ロッカカバーの上面に載置されるリング状の外枠部を有する請求項1に記載のロッカカバーに装着されるオイルシール。
  3. 前記ロッカカバーの前記取付孔は、
    前記ロッカカバーの上面から続く円筒状の前記取付孔の上半部と、
    前記上半部に連続して設けられ内径が連続して狭められている前記取付孔の下半部と、を有し、
    前記係合部は、前記下半部の先端で係合する請求項1又は2に記載のロッカカバーに装着されるオイルシール。
  4. 前記オイルシールは、
    外径が連続して狭められるように前記胴体部の下部に連続して設けられた縮径部を有し、
    前記縮径部は、前記下半部に沿って設けられる請求項3に記載のロッカカバーに装着されるオイルシール。
  5. 前記インジェクタは、内燃機関の燃料噴射弁である請求項1から4のいずれか1項に記載のロッカカバーに装着されるオイルシール。
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