JP2017114269A - タイヤ空気圧監視システムの受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】周辺温度が変化した環境下でも最適な低空気圧警報閾値を提供することを可能にしたタイヤ空気圧監視システムの受信機を提供すること。
【解決手段】当初、冬に、タイヤの空気圧が低空気圧警報閾値Thであって、タイヤの温度がタイヤの温度「T冬」である基準点K1が設定され、その基準点K1を通過するとともにボイルシャルルの法則に従った傾きを有する低空気圧警報閾値直線L1が設定されたとする。そして、夏には、タイヤの空気圧が低空気圧警報閾値Thであって、タイヤの温度がタイヤの温度「T夏」である基準点K2が設定され、その基準点K2を通過するとともにボイルシャルルの法則に従った傾きを有する低空気圧警報閾値直線L2が設定し直される。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ空気圧監視システムの受信機に関する。
従来、タイヤの空気圧を監視するタイヤ空気圧監視システム(TPMS:Tire Pressure Monitoring System )が知られている。TPMSが搭載される車両の各タイヤには、タイヤ空気圧を検出するセンサユニットが設けられている。各センサユニットは、タイヤ空気圧の検出結果を含む情報信号を車載機に送信する。車載機は受信した情報信号に基づきタイヤの空気圧が閾値以下となったとき、インジケータを通じてユーザにその旨を警告する。
例えば特許文献1においては、タイヤの空気圧がメーカの推奨空気圧に調整されたときに初期化スイッチが操作される。これにより、車載機(TPMS受信機)は閾値設定モードに移行する。車載機は、閾値設定モードにおいて各センサユニットからタイヤ空気圧の他、タイヤ温度の検出結果を含む情報信号を受信すると、同信号に含まれるタイヤ空気圧(圧力値)及びタイヤ温度(温度値)を元に、ボイルシャルルの法則を用いて、低空気圧警報閾値直線を算出する。これにより、車両走行中のタイヤ内温度変化によるタイヤ内圧力変化に追従した低空気圧警報が可能となる。
特開2010−254018号公報
低空気圧警報閾値直線を算出した際の周辺温度(閾値設定モードにてセンサユニットより受信した温度値)が変わらなければ、最適な低空気圧警報閾値を提供することが可能であるが、実際は季節の変化等で、周辺温度は変化する。そのため、例えば冬に設定した低空気圧警報閾値直線においてそのまま夏を迎えた場合、最適な低空気圧警報閾値とは言えない。尚、上記技術では、初期化スイッチによる再閾値設定を期待しているが、ユーザにとっては煩わしい操作である。
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、その目的は、周辺温度が変化した環境下でも最適な低空気圧警報閾値を提供することを可能にしたタイヤ空気圧監視システムの受信機を提供することにある。
上記課題を解決するタイヤ空気圧監視システムの受信機は、各タイヤに装着されるセンサユニットからタイヤの空気圧及びタイヤの温度に関する情報を含む情報信号を受信するとともに、その情報信号に含まれるタイヤの空気圧が低空気圧警報閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、タイヤの温度とタイヤの空気圧との関係において、そのタイヤの空気圧が前記低空気圧警報閾値であって、そのタイヤの温度が前記情報信号に含まれるタイヤの温度である基準点を設定し、その基準点を通過するとともに前記情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従った傾きを有する低空気圧警報閾値直線を設定する閾値設定手段を備え、前記閾値設定手段は、停車から走行開始までの期間が一定期間に達したとき、走行開始後に受信した情報信号を元に、前記低空気圧警報閾値直線を設定し直すことをその要旨としている。
この構成によれば、走行時のタイヤ温度の影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線が設定し直される。これにより、周辺温度に追従した低空気圧警報閾値直線が設定されることになる。したがって、周辺温度が変化した環境下でも最適な低空気圧警報閾値を提供できる。
上記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記閾値設定手段は、前記走行開始後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度から周辺温度を決定し、その決定した周辺温度を元に、前記低空気圧警報閾値直線を設定し直すこととしてもよい。
この構成によれば、周辺温度の変化に追従した低空気圧警報閾値直線を設定できる。
上記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記閾値設定手段は、前記走行開始後に各タイヤのセンサユニットからそれぞれ受信した情報信号に含まれる個々のタイヤの温度のうち最低値を周辺温度と決定することとしてもよい。
この構成によれば、太陽光やエンジンの余熱等による影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直すことができる。
上記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記閾値設定手段は、イグニッションOFFからイグニッションONまでの期間を停車から走行開始までの期間とし、当該期間が前記一定期間に達したか否かを判断することとしてもよい。
この構成によれば、停車と走行開始を容易に特定できる。
上記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記一定期間は、走行後に停車してからタイヤの温度が周辺温度まで下がる期間と規定されることとしてもよい。
この構成によれば、走行時のタイヤ温度の影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直すことができる。
上記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記閾値設定手段は、前記低空気圧警報閾値直線について、前記基準点よりも低い温度領域においては前記低空気圧警報閾値に設定することとしてもよい。
この構成によれば、低空気圧警報閾値直線において低空気圧警報閾値が下限値として設定される。このため、タイヤの温度が基準点における温度よりも低くなった場合であっても、低空気圧警報閾値が過度に低く設定されるのを抑制できる。
本発明によれば、周辺温度が変化した環境下でも最適な低空気圧警報閾値を提供できる。
タイヤ空気圧監視システムの構成を示すブロック図。 低空気圧警報ラインを示すグラフ。
以下、タイヤ空気圧監視システムの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、車両1の各タイヤのバルブ部分にはセンサユニット30が設けられている。センサユニット30は、図1の下側に拡大して示すように、圧力センサ33と、温度センサ34と、CPU(Central Processing Unit )31と、送信回路32と、送信アンテナ32aとを備える。
圧力センサ33はタイヤの空気圧を検出するとともに、その検出結果をCPU31に出力する。CPU31は、圧力センサ33からの検出結果に基づき、タイヤの空気圧を認識する。
また、温度センサ34はタイヤの温度を検出するとともに、その検出結果をCPU31に出力する。CPU31は、温度センサ34からの検出結果に基づき、タイヤの温度を認識する。
そして、CPU31は、例えば一定周期毎にタイヤの空気圧及び温度情報を含む情報信号を生成し、その情報信号を送信回路32に出力する。送信回路32は、情報信号を変調し、その信号を送信アンテナ32aを介して無線送信する。
車両1に搭載される受信機10は、CPU11と、受信回路12と、受信アンテナ12aと、メモリ13とを備える。CPU11にはインジケータ15と、車速センサ16とが電気的に接続されている。
メモリ13には低空気圧警報閾値Thが記憶されている。この低空気圧警報閾値Thは、例えばメーカのタイヤ推奨空気圧Precを20%減少させた値に設定される。
受信回路12は、受信アンテナ12aを介して情報信号を受信する。そして、受信回路12は、受信した情報信号を復調し、その復調した情報信号をCPU11に出力する。CPU11は、復調された情報信号に基づき、タイヤの空気圧及び温度を認識する。
CPU11は、車速センサ16を通じて車両1が一定速度以上となったとき、車両1が走行を開始した旨判断する。また、CPU11は、車速センサ16を通じて車両1が一定速度未満となったとき、車両1が停車した旨判断する。
図2に示すように、CPU11は、停車から走行開始までの期間が一定期間(一例として1時間)に達したとき、走行開始後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度「T冬」(ここでは冬を想定)と、低空気圧警報閾値Thとが交わる基準点K1を設定する。このとき、CPU11は、各タイヤのセンサユニット30からそれぞれ最初に受信した情報信号に含まれる個々のタイヤの温度のうち最低値を上記タイヤの温度「T冬」とし、このタイヤの温度「T冬」を周辺温度と決定する。そして、CPU11は、上記基準点K1を通過する低空気圧警報閾値直線L1(細い二点鎖線)を設定する。この低空気圧警報閾値直線L1の傾きは、情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従って決まる。また、低空気圧警報閾値直線L1について、基準点K1よりも低い温度領域においては低空気圧警報閾値Thに設定される。これにより、図2に太い実線で示す「冬の低空気圧警報ライン」が設定され、以後、情報信号に含まれるタイヤの空気圧が当該ライン以下のとき、CPU11は、インジケータ15を通じて低空気圧の警告を行う。
ここで、夏を想定しつつ、CPU11は、停車から走行開始までの期間が上記一定期間(一例として1時間)に達したとき、走行開始後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度「T夏」と、上記低空気圧警報閾値Thとが交わる基準点K2を設定する。このとき、CPU11は、各タイヤのセンサユニット30からそれぞれ最初に受信した情報信号に含まれる個々のタイヤの温度のうち最低値を上記タイヤの温度「T夏」とし、このタイヤの温度「T夏」を周辺温度と決定する。そして、CPU11は、上記基準点K2を通過する低空気圧警報閾値直線L2(細い一点鎖線)を設定する。この低空気圧警報閾値直線L2の傾きは、情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従って決まる。また、低空気圧警報閾値直線L2について、基準点K2よりも低い温度領域においては低空気圧警報閾値Thに設定される。これにより、図2に太い鎖線で示す「夏の低空気圧警報ライン」が設定され、以後、情報信号に含まれるタイヤの空気圧が当該ライン以下のとき、CPU11は、インジケータ15を通じて低空気圧の警告を行う。
このようにCPU11は、停車から走行開始までの期間が一定期間(一例として1時間)に達したときの最初の走行開始毎に、周辺温度を決定し、その決定した周辺温度を元に、タイヤ4輪に共通の低空気圧警報閾値直線を設定し直す。CPU11は閾値設定手段に相当する。そして、上記一定期間(一例として1時間)は、走行後に停車してからタイヤの温度が周辺温度まで下がる期間と規定される。つまり、走行時に道路との摩擦熱によりタイヤの温度が上昇しても、停車に伴いタイヤの温度は下降に転じ、停車のまま1時間が経過すれば、タイヤの温度は周辺温度と略同じ温度で安定する。したがって、停車から走行開始までの期間が一定期間(一例として1時間)に達したときの最初の走行開始後に受信する情報信号は、走行時のタイヤ温度の影響を受けない情報信号ということになる。
次に、タイヤ空気圧監視システムの作用について説明する。
図2を参照して、冬に低空気圧警報閾値直線L1(細い二点鎖線)が設定されるとともに、太い実線で示す「冬の低空気圧警報ライン」が設定されたとする。この場合、冬の情報信号に含まれるタイヤの空気圧が「冬の低空気圧警報ライン」よりも大きな空気圧Pであれば、低空気圧警報は実施されない。これは、実施例と比較例に共通して言える。
そして、周辺温度に追従しない比較例では、夏にも「冬の低空気圧警報ライン」がそのまま用いられるため、夏の情報信号に含まれるタイヤの空気圧が当該ライン以下の空気圧Pのとき、たとえ当該空気圧Pがタイヤ推奨空気圧Precと同レベルであっても、低空気圧警報が実施(誤警報)される可能性が有る。
これに対し、周辺温度に追従する実施例では、夏に低空気圧警報閾値直線L2(細い一点鎖線)が設定し直されるとともに、太い鎖線で示す「夏の低空気圧警報ライン」が設定し直される。このため、夏の情報信号に含まれるタイヤの空気圧が当該ラインよりも大きな空気圧Pであれば、低空気圧警報は実施されない。つまり、実施例では、比較例による誤警報が防止されることになる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)CPU11は、停車から走行開始までの期間が一定期間(一例として1時間)に達したとき、走行開始後に受信した情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直す。この構成によれば、走行時のタイヤ温度の影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線が設定し直される。これにより、周辺温度に追従した低空気圧警報閾値直線が設定されることになる。したがって、周辺温度が変化した環境下でも最適な低空気圧警報閾値を提供できる。
(2)CPU11は、上記走行開始後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度から周辺温度を決定し、その決定した周辺温度を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直す。この構成によれば、周辺温度の変化に追従した低空気圧警報閾値直線を設定できる。
(3)CPU11は、上記走行開始後に各タイヤのセンサユニット30からそれぞれ受信した情報信号に含まれる個々のタイヤの温度のうち最低値を周辺温度と決定する。この構成によれば、太陽光やエンジンの余熱等による影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直すことができる。
(4)上記一定期間(一例として1時間)は、走行後に停車してからタイヤの温度が周辺温度まで下がる期間と規定される。この構成によれば、走行時のタイヤ温度の影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直すことができる。
(5)CPU11は、低空気圧警報閾値直線について、基準点よりも低い温度領域においては低空気圧警報閾値Thに設定する。この構成によれば、低空気圧警報閾値直線において低空気圧警報閾値Thが下限値として設定される。このため、タイヤの温度が基準点における温度よりも低くなった場合であっても、低空気圧警報閾値が過度に低く設定されるのを抑制できる。
(6)初期化スイッチの操作に頼らず、自動で低空気圧警報閾値直線を設定できる。
尚、上記実施の形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・車速センサ16を通じて停車と走行開始を判断する構成に代えて、イグニッションOFFの検出時に停車と判断し、イグニッションONの検出時に走行開始と判断してもよい。この場合、CPU11は、イグニッションOFFからイグニッションONまでの期間を停車から走行開始までの期間とし、当該期間が上記一定期間(一例として1時間)に達したか否かを判断する。この構成によれば、停車と走行開始を容易に特定できる。
或いは、シフトポジションがパーキングポジション或いはニュートラルポジションに設定された場合に停車と判断し、ドライブポジション或いはリバースポジションに設定された場合に走行開始と判断してもよい。
・走行後に停車してからタイヤの温度が周辺温度まで下がる期間と規定される一定期間は上記実施の形態による1時間に限定されない。当該一定期間を短くすれば、停車後すぐの走行が繰り返される使用形態の車両1においても、周辺温度に追従した低空気圧警報閾値直線を設定し直すことができる。一方、当該一定期間を長くすれば、走行時のタイヤ温度の影響を確実に受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線が設定し直されるため、周辺温度の変化に確実に追従できる。
・個々のタイヤの温度のうち最低値を周辺温度と決定する構成に代えて、タイヤ4輪の平均値、低い方から2番目、最も高いものと最も低いものを除く残りの平均値、固定のタイヤ(例えば、右後輪)の温度値等を周辺温度と決定してもよい。
・低空気圧警報閾値直線において低空気圧警報閾値Thを下限値として設定する構成に代えて、基準点よりも低い温度領域においても、ボイルシャルルの法則に従った傾きを維持してもよい。
1…車両、10…受信機(タイヤ空気圧監視システムの受信機)、11…CPU(閾値設定手段)、12…受信回路、12a…受信アンテナ、13…メモリ、15…インジケータ、16…車速センサ、30…センサユニット、31…CPU、32…送信回路、32a…送信アンテナ、33…圧力センサ、34…温度センサ。
上記課題を解決するタイヤ空気圧監視システムの受信機は、各タイヤに装着されるセンサユニットからタイヤの空気圧及びタイヤの温度に関する情報を含む情報信号を受信するとともに、その情報信号に含まれるタイヤの空気圧が低空気圧警報閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、タイヤの温度とタイヤの空気圧との関係において、そのタイヤの空気圧が前記低空気圧警報閾値であって、そのタイヤの温度が前記情報信号に含まれるタイヤの温度である基準点を設定し、その基準点を通過するとともに前記情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従った傾きを有する低空気圧警報閾値直線を設定する閾値設定手段を備え、前記閾値設定手段は、イグニッションOFF後にタイヤの温度が周辺温度まで下がる期間を経過した後のイグニッションON後に最初に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度から周辺温度を決定し、その決定した周辺温度を元に、前記低空気圧警報閾値直線を設定し直すことをその要旨としている。
記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記閾値設定手段は、前記イグニッションON後に各タイヤのセンサユニットからそれぞれ最初に受信した情報信号に含まれる個々のタイヤの温度のうち最低値を周辺温度と決定することとしてもよい。
この構成によれば、太陽光やエンジンの余熱等による影響を受けない情報信号を元に、低空気圧警報閾値直線を設定し直すことができる
記タイヤ空気圧監視システムの受信機について、前記閾値設定手段は、前記低空気圧警報閾値直線について、前記基準点よりも低い温度領域においては前記低空気圧警報閾値に設定することとしてもよい。

Claims (6)

  1. 各タイヤに装着されるセンサユニットからタイヤの空気圧及びタイヤの温度に関する情報を含む情報信号を受信するとともに、その情報信号に含まれるタイヤの空気圧が低空気圧警報閾値以下となったとき警告を行うタイヤ空気圧監視システムの受信機において、
    タイヤの温度とタイヤの空気圧との関係において、そのタイヤの空気圧が前記低空気圧警報閾値であって、そのタイヤの温度が前記情報信号に含まれるタイヤの温度である基準点を設定し、その基準点を通過するとともに前記情報信号に含まれるタイヤの温度とタイヤの空気圧から導き出されるボイルシャルルの法則に従った傾きを有する低空気圧警報閾値直線を設定する閾値設定手段を備え、
    前記閾値設定手段は、停車から走行開始までの期間が一定期間に達したとき、走行開始後に受信した情報信号を元に、前記低空気圧警報閾値直線を設定し直す
    ことを特徴とするタイヤ空気圧監視システムの受信機。
  2. 前記閾値設定手段は、前記走行開始後に受信した情報信号に含まれるタイヤの温度から周辺温度を決定し、その決定した周辺温度を元に、前記低空気圧警報閾値直線を設定し直す
    請求項1に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機。
  3. 前記閾値設定手段は、前記走行開始後に各タイヤのセンサユニットからそれぞれ受信した情報信号に含まれる個々のタイヤの温度のうち最低値を周辺温度と決定する
    請求項2に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機。
  4. 前記閾値設定手段は、イグニッションOFFからイグニッションONまでの期間を停車から走行開始までの期間とし、当該期間が前記一定期間に達したか否かを判断する
    請求項1〜3のいずれか一項に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機。
  5. 前記一定期間は、走行後に停車してからタイヤの温度が周辺温度まで下がる期間と規定される
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機。
  6. 前記閾値設定手段は、前記低空気圧警報閾値直線について、前記基準点よりも低い温度領域においては前記低空気圧警報閾値に設定する
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のタイヤ空気圧監視システムの受信機。
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