JP2017113611A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗濯槽の内部に供給された水の温度を容易に調節できる洗濯機を提供すること。
【解決手段】洗濯槽(3)と、洗濯槽(3)の内部に水を供給する第1給水部(60)と、第1給水部(60)の供給量よりも少ない水量の水を洗濯槽(3)の内部かつ第1給水部(60)よりも広範囲に供給する第2給水部(70)と、第2給水部(70)から洗濯槽(3)の内部に供給されている水に向かって空気を供給する送風ファン(53)と、送風ファン(53)により洗濯槽(3)の内部に供給される空気を加熱するヒータ(52)と、洗い工程時に、第2給水部(70)から洗濯槽(3)の内部に供給されている水に向かってヒータ(52)により加熱された空気が供給されるように、第1,第2給水部(60,70)、送風ファン(53)、および、ヒータ(52)を制御する制御装置(90)と、を備えるように洗濯機(100)を構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯機に関する。
従来、洗濯機としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。この洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽の内部に水を給水する給水弁と、洗濯槽に温風を送風する乾燥運転用の温風送風部と、を備えている。この洗濯機では、給水弁に温風送風部のヒータに接触するように配置された銅管が接続され、この銅管を介して、洗濯槽の内部に水が給水されるようになっている。そして、温風送風部のヒータで銅管を加熱することにより、銅管の中を通る水の温度を上昇させて、洗浄性能および脱水性能を向上させている。
特開2002−360987号公報
しかし、上記洗濯機では、温風送風部の加熱能力に比して給水弁から給水される水量が多すぎて、洗濯槽の内部に供給された水の温度を調節することが難しく、所望の洗浄性能および脱水性能を得ることができない場合があった。
そこで、本発明の課題は、洗濯槽の内部に供給された水の温度を容易に調節できる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の洗濯機は、
洗濯槽と、
上記洗濯槽の内部に水を供給する第1給水部と、
上記第1給水部の供給量よりも少ない水量の水を上記洗濯槽の内部かつ上記第1給水部よりも広範囲に供給する第2給水部と、
上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって空気を供給する送風ファンと、
上記送風ファンにより上記洗濯槽の内部に供給される空気を加熱するヒータと、
洗い工程時に、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって上記ヒータにより加熱された空気が供給されるように、上記第1,第2給水部、上記送風ファン、および、上記ヒータを制御する制御装置と、
を備えることを特徴としている。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記洗濯槽の内部に回転可能に配置され、回転によって上記洗濯槽の内部に供給された水を攪拌する攪拌翼と、
上記攪拌翼を回転させるための駆動モータと、
を備え、
上記制御装置が、洗い工程時に上記駆動モータを制御して、上記攪拌翼の攪拌力を複数段階に変化させる。
また、一実施形態の洗濯機では、
運転モードとして、洗い工程時に上記送風ファンおよび上記ヒータが制御されない通常洗浄モードと、洗い工程時に上記送風ファンおよび上記ヒータが制御されて、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって上記ヒータにより加熱された空気が供給される温風洗浄モードとが設けられており、
上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に水が供給される期間が、上記通常洗浄モードよりも上記温風洗浄モードの方が長くなるように設定されている。
また、一実施形態の洗濯機では、
洗い工程時に上記洗濯槽の内部に供給される水の水位が、上記通常洗浄モードよりも上記温風洗浄モードの方が低くなるように設定されている。
また、一実施形態の洗濯機では、
上記制御装置が、洗い工程時に、上記通常洗浄モードの上記攪拌力に対する上記温風洗浄モードの上記攪拌力を変化させるように、上記駆動モータを制御する。
本発明によれば、第2給水部から供給されている水に向かって、ヒータにより加熱された空気が供給される。第2給水部から供給される水は、第1給水部から供給される水と比べて水量が少なく、かつ、広範囲に供給されるため、ヒータにより加熱された空気と接触する表面積が大きくなる。このため、第1,第2給水部から供給される水量を調整することで、洗濯槽の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
本発明の第1実施形態の洗濯機の一例としての洗濯乾燥機の斜視図である。 図1の洗濯乾燥機の縦断面図である。 図1の洗濯乾燥機の制御ブロック図である。 図1の洗濯乾燥機の通常洗浄モードの洗い工程を説明するための図である。 図1の洗濯乾燥機の温風洗浄モードの洗い工程を説明するための図である。 本発明の第2実施形態の洗濯機の一例としての洗濯乾燥機の制御ブロック図である。 図6の洗濯乾燥機の温風洗浄モードの洗い工程を説明するための図である。
以下、本発明を図示の実施形態により詳細に説明する。なお、以下の説明では、図面に表された構成を説明するうえで、「上」、「下」、「左」、「右」等の方向を示す用語、及びそれらを含む別の用語を使用するが、それらの用語を使用する目的は図面を通じて実施形態の理解を容易にするためである。したがって、それらの用語は本発明の実施形態が実際に使用されるときの方向を示すものとは限らないし、それらの用語によって特許請求の範囲に記載された発明の技術的範囲が限定的に解釈されるべきでない。
(第1実施形態)
第1実施形態の洗濯機の一例の洗濯乾燥機100は、図1,図2に示すように、縦型であり、金属または合成樹脂製の本体ケーシング1と、本体ケーシング1の内部に設けられた水槽2と、水槽2の内部に設けられた洗濯槽3とを備えている。
本体ケーシング1は、図2に示すように、直方体形状を有し、その上面および底面には、それぞれ、合成樹脂製の上面板11と合成樹脂製のベース12とが設けられている。
上面板11には、洗濯物を投入するための洗濯物投入口1aと、洗濯物投入口1aを開閉する上蓋4と、操作表示部5とが設けられている。上蓋4は、上面板11の奥側(図2
の右側)で回転可能に支持されている。また、操作表示部5は、電源のオンオフ、運転モードの選択および入力等を行うための操作部5aと、運転モード等を表示する表示部5bとで構成されている。なお、操作部5aは、選択部の一例であり、運転モードとして後述する温風洗浄モードを選択するための機械的なスイッチを有している。
また、本体ケーシング1の内部の上側かつ奥側(図2の右上側)には、第1給水部60と、第2給水部70とが設けられている。
第1給水部60は、メイン給水弁61と、洗剤ケース62と、第1,第2給水経路63,64とで構成されている。
メイン給水弁61は、上面板11を貫通して上方に突き出す接続管80の下流側に設けられている。接続管80には、水道水などの上水を供給する給水ホース(図示せず)が接続される。洗剤ケース62は、メイン給水弁61の下流側に設けられ、本体ケーシング1に着脱可能に取り付けられている。第1給水経路63は、メイン給水弁61と洗剤ケース62とに接続されている。また、第2給水経路64は、洗剤ケース62の下流側に設けられ、その先端に洗濯槽3の内部に向かって開口する供給口64aを有している。
メイン給水弁61を開放すると、接続管80を介して供給された水道水が、第1給水部60を介して、洗濯槽3の内部に流れ込む。このとき、供給された水道水は、第1給水経路63から洗剤ケース62の内部に散水された後、洗剤と一緒に第2給水経路64を介して供給口64aから流れ出す。
第2給水部70は、シャワー給水弁71と、給水配管72と、給水ノズル73とで構成され、第1給水部60よりも洗濯槽3の内部への水の供給量が少なくなるように設けられている。
シャワー給水弁71は、メイン給水弁61と同様に、接続管80の下流に設けられている。給水配管72は、シャワー給水弁71の下流側に設けられている。また、給水ノズル73は、給水配管72の先端に設けられ、給水配管72を通って給水ノズル73に流れ込んだ水がシャワーとなって吹き出す吹出口を有している。
シャワー給水弁71を開放すると、接続管80を介して供給された水道水が、第2給水部70を介して、洗濯槽3の内部に流れ込む。このとき、供給された水道水は、給水配管72を通り、給水ノズル73の吹出口を介して、円錐状のシャワーとなって洗濯槽3の内部に吹き出す。すなわち、給水ノズル73を介して吹き出された水は、第1給水部60の供給口64aから流れ出した水よりも広範囲に供給される。
なお、吹き出す円錐状のシャワー水の中心軸が、洗濯槽3の内部の回転中心近傍を通るように、給水ノズル73の吹出口を配置している。このようにシャワー水の吹き出し方向を設定することで、洗濯槽3の底部全体にシャワー水を供給できるようにしている。
水槽2および洗濯槽3の各々は、上側が開口した有底筒状を有しており、互いに同軸に配置されている。
水槽2の下側には、クラッチ・ブレーキ機構31と駆動モータ32とで構成された駆動ユニット30が設けられている。このクラッチ・ブレーキ機構31の回転軸31aの先端には、攪拌翼20が取り付けられている。この攪拌翼20は、洗濯槽3の底面に回転可能に配置されている。
また、図3に示すように、洗濯乾燥機100には、水位センサ22と、水温検出部の一例の温度センサ23と、湿度センサ24と、扉開閉センサ25と、乾燥ユニット50と、マイクロコンピュータおよび入出力回路等からなる制御装置90と、が設けられている。
乾燥ユニット50は、送風ファン用モータ51により駆動される送風ファン53とヒータ52とで構成され、送風ファン53によって吸い込まれた空気をヒータ52で加熱して、加熱された乾燥用空気を洗濯槽3の内部に供給できるように配置されている。
制御装置90は、操作表示部5の操作部5a、水位センサ22、温度センサ23、湿度センサ24、扉開閉センサ25からの信号に基づいて、操作表示部5の表示部5b、クラッチ・ブレーキ機構31、駆動モータ32、乾燥ユニット50の送風ファン用モータ51およびヒータ52、メイン給水弁61、および、シャワー給水弁71等を制御する。
また、制御装置90には、運転モード決定部91と、布量算出部92と、給水時間決定部93と、水位決定部94と、タイマ95とが設けられている。
運転モード決定部91は、操作表示部5の操作部5aを介してユーザにより指示された運転モードを決定する。この洗濯乾燥機100には、運転モードとして、自動洗濯運転モードおよび乾燥運転モード等が設けられている。自動洗濯運転モードは、洗い工程、すすぎ工程、および、脱水工程等を自動的に行う洗濯運転モードであり、通常洗浄モードと、温風洗浄モードとが設けられている。また、乾燥運転モードは、乾燥工程を自動的に行う運転モードである。
布量算出部92は、洗濯槽3の内部に洗濯物が収容された状態で駆動された駆動モータ32の負荷を検出し、検出された駆動モータ32の負荷に基づいて、洗濯槽3の内部の洗濯物の量を算出する。この実施形態では、“高”,“中”,“低”の三つの段階に分類されて、洗濯物の量が算出される。
給水時間決定部93は、運転モード決定部91により決定された運転モードと、布量算出部92により検出された洗濯物の量とに基づいて、自動洗濯運転モードの洗い工程時の給水時間および給水停止時間を決定する。
水位決定部94は、運転モード決定部91により決定された運転モードと、布量算出部92により検出された洗濯物の量とに基づいて、自動洗濯運転モードの洗い工程時の洗濯槽3の水位を決定する。
タイマ95は、自動洗濯運転モードの洗い工程時の給水時間等を計時する。このタイマ95は、スタートのタイミングが異なる複数の時間を計時できるように構成されている。
次に、図4,図5に従って、上記洗濯乾燥機100の通常洗浄モード時と温風洗浄モード時の洗い工程の制御処理について説明する。なお、以下に説明する処理は、制御装置90が所定のプログラムを実行することで実施される。
[通常洗浄モード]
まず、通常洗浄モードの制御処理について説明する。図4に示すように、通常洗浄モードでは、洗い工程が開始されると、制御装置90は、洗濯物量算出ステップS1を開始させる。
洗濯物量算出ステップS1が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を所定のタイミングで正逆方向に回転させ、布量算出部92が洗
濯槽3の内部の洗濯物の量を算出する。洗濯物の量が算出されると、制御装置90は、洗濯物量算出ステップS1を終了させ、給水ステップS2を開始させる。
給水ステップS2が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を所定のタイミングで正逆方向に回転させると共に、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71を制御して、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71を開放し、洗濯槽3に水を供給する。
また、制御装置90は、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71を開放した後、水位センサ22により検出された洗濯槽3の水位が、水位決定部94により決定された第1初期水位に達したか否かを判定する。
洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したと判定されると、制御装置90は、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を閉鎖し、メイン給水弁61の閉鎖と同時にタイマ95をスタートさせる。そして、制御装置90は、洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したときから経過した時間が、給水時間決定部93により決定された給水停止時間T1に達したか否かを判定する。洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したときから経過した時間が給水停止時間T1に達したと判定されると、制御装置90は、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を開放する。
また、制御装置90は、給水ステップS2の開始と同時にタイマ95をスタートさせて、給水ステップS2の開始から経過した時間が、給水時間決定部93により決定された給水時間T2に達したか否かを判定する。給水ステップS2の開始から経過した時間が給水時間T2に達したと判定されると、制御装置90は、シャワー給水弁71を制御して、シャワー給水弁71を閉鎖する。
通常洗浄モードでは、給水停止時間T1=10秒、給水時間T2=30秒に設定されている。
また、制御装置90は、洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したと判定された後、水位センサ22により検出された洗濯槽3の水位が、第1初期水位よりも高い第2初期水位に達したか否かを判定する。検出された洗濯槽3の水位が第2初期水位に達したと判定されると、制御装置90は、給水ステップS2を終了させ、洗浄ステップS3を開始させる。
なお、第1,第2初期水位は、運転モード決定部91により決定された運転モードにより予め定められている。通常洗浄モードでは、第1初期水位は10L水位、第2初期水位は40L水位に設定されている。「10L水位」とは、洗濯槽3の内部に10リットルの水を入れたときの洗濯槽3の水位であり、「40L水位」とは、洗濯槽3の内部に40リットルの水を入れたときの洗濯槽3の水位である。
洗浄ステップS3が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を所定のタイミングで正逆方向に回転させると共に、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を閉鎖し、シャワー給水弁71を制御して、シャワー給水弁71を開放する。
また、制御装置90は、洗浄ステップS3の開始と同時にタイマ95をスタートさせて、洗浄ステップS3の開始から経過した時間が給水時間決定部93により決定された給水時間T3に達したか否かを判定する。洗浄ステップS3の開始から経過した時間が給水時間T3に達したと判定された場合、制御装置90は、シャワー給水弁71を制御して、シャワー給水弁71を閉鎖する。
通常洗浄モードでは、給水時間T3=30秒に設定されている。
また、制御装置90は、洗浄ステップS3の開始から経過した時間が洗浄時間WT1に達したか否かを判定する。タイマの計時時間が洗い時間WT1に達したと判定されると、制御装置90は、洗浄ステップS3を終了させ、給水ステップS4を開始させる。
なお、洗浄時間WT1は、運転モード等により予め定められ、給水時間T3よりも長くなるように設定されている。
給水ステップS4が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を所定のタイミングで正逆方向に回転させると共に、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を開放し、洗濯槽3に水を供給する。
また、制御装置90は、メイン給水弁61を開放した後、水位センサ22により検出された洗濯槽3の水位が、水位決定部94により決定された設定水位に達したか否かを判定する。洗濯槽3の水位が設定水位に達したと判定されると、制御装置90は、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を閉鎖すると共に、給水ステップS4を終了させ、洗浄ステップS5を開始させる。
なお、設定水位は、運転モード決定部91により決定された運転モードにより予め定められている。通常洗浄モードでは、設定水位は45L水位に設定されている。「45L水位」とは、洗濯槽3の内部に45リットルの水を入れたときの洗濯槽3の水位である。
洗浄ステップS5が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を洗浄ステップS3とは異なるタイミングで正逆方向に回転させる。
また、制御装置90は、洗浄ステップS5の開始と同時にタイマ95をスタートさせて、洗浄ステップS5の開始から経過した時間が洗浄時間WT2に達したか否かを判定する。洗浄時間WT2は、運転モード等により予め定められている
洗浄ステップS5の開始から経過した時間が洗浄時間WT2に達したと判定されると、制御装置90は、洗浄ステップS5を終了させ、洗浄ステップS6を開始させる。
洗浄ステップS6が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を洗浄ステップS3および洗浄ステップS5とは異なるタイミングで正逆方向に回転させる。
また、制御装置90は、洗浄ステップS6の開始と同時にタイマ95をスタートさせて、洗浄ステップS6の開始から経過した時間が洗浄時間WT3に達したか否かを判定する。洗浄時間WT2は、運転モード等により予め定められている
洗浄ステップS6の開始から経過した時間が洗浄時間WT3に達したと判定されると、制御装置90が洗浄ステップS6を終了させて、洗い工程が終了する。
[温風洗浄モード]
続いて、温風洗浄モードの制御処理について説明する。温風洗浄モードの制御処理については、通常洗浄モードと異なる給水ステップS2、および、洗浄ステップS3について説明し、残りの工程については、通常洗浄モードの説明を援用する。
図5に示すように、給水ステップS2が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を所定のタイミングで正逆方向に回転させると共に、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71を制御して、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71を開放し、洗濯槽3に水を給水する。
また、制御装置90は、送風ファン用モータ51およびヒータ52を制御して、ヒータ52により加熱された空気をシャワー給水弁71から洗濯槽3の内部にシャワーとなって吹き出した水に向かって供給する。
また、制御装置90は、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71を開放した後、水位センサ22により検出された洗濯槽3の水位が、水位決定部94により決定された第1初期水位に達したか否かを判定する。
洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したと判定されると、制御装置90は、メイン給水弁61を閉鎖すると共に、メイン給水弁61のオフと同時にタイマ95をスタートさせる。そして、制御装置90は、洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したときから経過した時間が、給水時間決定部93により決定された給水停止時間T1に達したか否かを判定する。洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したときから経過した時間が給水停止時間T1に達したと判定されると、制御装置90は、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を開放する。
また、制御装置90は、給水ステップS2の開始と同時にタイマ95をスタートさせて、給水ステップS2の開始から経過した時間が、給水時間決定部93により決定された給水時間T2に達したか否かを判定する。給水ステップS2の開始から経過した時間が給水時間T2に達したと判定された場合、制御装置90は、シャワー給水弁71を制御して、シャワー給水弁71を閉鎖する。
給水ステップS2の開始から経過した時間が給水時間T2に達して、シャワー給水弁71がオフされた後も、制御装置90は、送風ファン用モータ51およびヒータ52のオン状態を維持して、洗濯槽3の内部に向かって加熱された空気を供給し続ける。
なお、温風洗浄モードでは、給水停止時間T1=2分、給水時間T2=3分に設定されている。
また、制御装置90は、洗濯槽3の水位が第1初期水位に達したと判定された後、水位センサ22により検出された洗濯槽3の水位が、第1初期水位よりも高い第2初期水位に達したか否かを判定する。検出された洗濯槽3の水位が第2初期水位に達したと判定されると、制御装置90は、給水ステップS2を終了させ、洗浄ステップS3を開始させる。
なお、第1,第2初期水位は、運転モード決定部91により決定された運転モードにより予め定められている。通常洗浄モードでは、第1初期水位は10L水位、第2初期水位は35L水位に設定されている。「35L水位」とは、洗濯槽3の内部に40リットルの水を入れたときの洗濯槽3の水位である。
洗浄ステップS3が開始すると、制御装置90は、駆動モータ32をオン/オフ制御して、攪拌翼20を所定のタイミングで正逆方向に回転させると共に、メイン給水弁61を制御して、メイン給水弁61を閉鎖し、シャワー給水弁71を制御して、シャワー給水弁71を開放する。
また、制御装置90は、洗浄ステップS3の開始と同時にタイマ95をスタートさせて
、洗浄ステップS3の開始から経過した時間が給水時間決定部93により決定された給水時間T3に達したか否かを判定する。洗浄ステップS3の開始から経過した時間が給水時間T3に達したと判定された場合、制御装置90は、シャワー給水弁71を制御して、シャワー給水弁71を閉鎖する。
温風洗浄モードでは、給水時間T3=5分に設定されている。
また、制御装置90は、洗浄ステップS3の開始から経過した時間が洗浄時間WT1に達したか否かを判定する。タイマの計時時間が洗い時間WT1に達したと判定されると、制御装置90は、送風ファン用モータ51およびヒータ52を制御して、送風ファン用モータ51およびヒータ52をオフすると共に、洗浄ステップS3を終了させ、給水ステップS4を開始させる。
このように、上記洗濯乾燥機100では、ヒータ52により加熱された空気をシャワー給水弁71から洗濯槽3の内部にシャワーとなって吹き出した水に向かって供給される。シャワー給水弁71から供給される水は、メイン給水弁61から供給される水よりも水量が少なく、かつ、広範囲に供給されるので、ヒータ52により加熱された空気と接触する表面積がメイン給水弁61から供給される水よりも大きく、水温を容易に調節できる。このため、洗濯槽3の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
また、温風洗浄モードの給水ステップS2では、メイン給水弁61を閉鎖する給水停止時間T1と、シャワー給水弁71を開放する供給時間T2が、通常洗浄モードよりも長くなるように設定されている。すなわち、シャワー給水弁71から洗濯槽3の内部に水が供給される期間が、通常洗浄モードよりも温風洗浄モードの方が長くなるように設定されている。これにより、水温を容易に調節できるシャワー給水弁71からの水の供給量が増えるので、洗濯槽3の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
また、操作部5aに、運転モードとして温風洗浄モードを選択するためのスイッチを設けている。これにより、運転モードを温風洗浄モードに容易に切り替えることができる。
また、洗い工程の給水ステップS2において、洗濯槽3の内部に供給される水の水位、すなわち、第2初期水位が、通常洗浄モードよりも温風洗浄モードの方が低くなるように設定されている。これにより、洗濯槽3の内部に供給される水量を少なくすることができるので、洗濯槽3の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態の洗濯機の一例の洗濯乾燥機200は、図6に示すように、制御装置190に、駆動モータ制御部96を設けた点で、第1実施形態の洗濯乾燥機100と異なっている。
図7に示すように、駆動モータ制御部96は、駆動モータ32を制御して、洗浄ステップS3の開始から所定の時間が経過するまで、通常洗浄モードの洗浄ステップS3よりも駆動モータ32のオフ時間に対するオン時間の比率(以下、オン比率という)が小さくした攪拌翼20の第1制御MC1を行う。また、駆動モータ制御部96は、駆動モータ32を制御して、洗浄ステップS3の開始から所定の時間が経過した後、洗浄ステップS3が終了するまで、通常洗浄モードの洗浄ステップS3よりもオン比率を大きくした攪拌翼20の第2制御MC2を行う。
洗浄ステップS3の開始から所定の時間が経過するまで攪拌翼20の第1制御MC1を行うことで、攪拌翼20の攪拌力が小さくなり、洗濯槽3の内部の水の動きが小さくなる
。このため、洗濯槽3の内部に供給されるヒータ52により加熱された空気と洗濯槽3の内部の水との接触面積が小さくなり、両者の間で熱交換が起こり難くなる。その結果、洗濯槽3の内部の空気の温度が上昇し易くなる。
一方、洗浄ステップS3の開始から所定の時間が経過した後、洗浄ステップS3が終了するまで攪拌翼20の第2制御MC2を行うことで、攪拌翼20の攪拌力が大きくなり、洗濯槽3の内部の水の動きが大きくなる。このため、洗濯槽3の内部に供給されるヒータ52により加熱された空気と洗濯槽3の内部の水との接触面積が大きくなり、両者の間で熱交換が起こり易くなる。その結果、洗濯槽3の内部の水の温度が上昇し易くなる。
このように駆動モータ32を制御して、攪拌翼20の攪拌力を複数段階に変化させることで、ヒータ52により加熱された空気、および、この空気により加熱された洗濯槽3の周壁と、洗濯槽3の内部の水との接触面積を変化させることができる。このため、例えば、洗浄ステップS3において、開始から所定の期間、通常洗浄モードよりも攪拌翼20の攪拌力を小さくし、その後、通常洗浄モードよりも攪拌翼20の攪拌力を大きくすることで、洗浄ステップS3における洗濯槽3の内部の水の温度の低下を防ぐことができる。
また、洗い工程時に、通常洗浄モードの攪拌翼20の攪拌力に対する温風洗浄モードの攪拌翼20の攪拌力を変化させるように、駆動モータ32が制御される。このため、洗い工程時に、温風洗浄モードに適した攪拌翼20の攪拌力を得ることができ、洗濯槽3の内部の水の温度を容易に調節することができる。
なお、この実施形態では、通常洗浄モードにおいて、オン比率が1.8s(ON)/0.6s(OFF)=3.0になるように、駆動モータ32が制御される。また、温風洗浄モードの第1制御MC1において、オン比率が0.8s(ON)/0.8s(OFF)=1.0になるように、第2制御MC2において、オン比率が2.2s(ON)/0.6s(OFF)=3.7になるように、駆動モータ32が制御される。
(第3実施形態)
上記実施形態では、縦型洗濯乾燥機について説明したが、ドラム式洗濯機やドラム式洗濯乾燥機などに本発明を適用してもよい。
第2給水部70は、水をシャワー状にして洗濯槽3の内部に供給するものに限らず、例えば、ミストあるいは水蒸気を供給するものであってもよい。
布量算出部92は、駆動モータ32の負荷に基づいて洗濯物の量を算出するものに限らず、重量センサを用いて洗濯物の量を算出するものであってもよい。
温風洗浄モードにおける給水ステップS2において、送風ファン用モータ51およびヒータ52は、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71の開放と共にオンしてもよいし、洗濯物量算出ステップS1の終了前にオンしてもよいし、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71の開放後、所定の時間が経過したときにオンしてもよい。
なお、洗濯槽3の内部にある程度の水が供給された後に、送風ファン用モータ51およびヒータ52を駆動させることで、洗濯槽3の内部の水の温度を上昇させ易くなる。このため、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71の開放後、所定の時間が経過したときに、送風ファン用モータ51およびヒータ52をオンするのが好ましい。
また、温風洗浄モードにおける給水ステップS2において、メイン給水弁61およびシャワー給水弁71は、同時に開放してもよいし、時間差で開放してもよい。洗濯物の量が
少ない場合、シャワー給水弁71を先に開放するのが好ましく、洗濯物の量が多い場合、メイン給水弁61を先に開放するのが好ましい。これにより、洗濯槽3の内部の水の温度を効率よく上昇させることができる。
駆動モータ制御部96は、第1,第2制御MC1,MC2を行う場合に限らず、3以上の異なる攪拌翼20の制御を行ってもよい。また、各攪拌翼20の制御は、通常洗浄モードと比較したオン比率で制御する場合に限らず、例えば、攪拌翼20の第1制御MC1を基準として、相対的なオン比率で制御してもよい。
また、各攪拌翼20の制御の切り替えは、時間により行う場合に限らない。例えば、水温検出部により検出された洗濯槽の内部の水の水温に基づいて行ってもよい。この場合、洗濯槽3の内部の水温調節の精度を高めることができる。
また、駆動モータ制御部96は、洗い工程時に、通常洗浄モードの攪拌翼20の攪拌力に対する温風洗浄モードの攪拌翼20の攪拌力を変化させるように、上記駆動モータ32を制御しているが、これに限らない。各運転モードの攪拌翼の攪拌力は、洗濯機の設計等に応じて、任意に設定できる。例えば、温風洗浄モードの攪拌力が、通常洗浄モードの攪拌力に対して変化しないように、駆動モータを制御してもよい。この場合、攪拌翼の攪拌力を温風洗浄モードに最適化することは難しくなるが、例えば、洗い工程の制御処理を簡素化できる。
駆動モータ32は、オン/オフ制御するものに限らず、回転数制御するものであってもよい。
乾燥ユニット50の送風ファン用モータ51およびヒータ52は、例えば、給水ステップS4、あるいは、洗浄ステップS5,S6でオンしてもよい。
温風洗浄モードの選択は、操作部5aに機械的なスイッチを設けて行う場合に限らず、制御装置90に含まれるソフトウェアで行ってもよい。
洗濯槽3の水位の調節は、水位センサ22により検出された水位に基づいて行う場合に限らず、例えば、洗濯槽3の内部への水の供給時間に基づいて行ってもよい。
本発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
本発明の洗濯機100は、
洗濯槽3と、
上記洗濯槽3の内部に水を供給する第1給水部60と、
上記第1給水部60の供給量よりも少ない水量の水を上記洗濯槽3の内部かつ上記第1給水部60よりも広範囲に供給する第2給水部70と、
上記第2給水部70から上記洗濯槽3の内部に供給されている水に向かって空気を供給する送風ファン53と、
上記送風ファン53により上記洗濯槽3の内部に供給される空気を加熱するヒータ52と、
洗い工程時に、上記第2給水部70から上記洗濯槽3の内部に供給されている水に向かって上記ヒータ52により加熱された空気が供給されるように、上記第1,第2給水部60,70、上記送風ファン53、および、上記ヒータ52を制御する制御装置90と、
を備えることを特徴としている。
本発明の洗濯機100によれば、第2給水部70から供給されている水に向かって、ヒ
ータ52により加熱された空気が供給される。第2給水部70から供給される水は、第1給水部60から供給される水と比べて水量が少なく、かつ、広範囲に供給されるため、空気との接触面積が大きく、水温を容易に調節できる。このため、洗濯槽3の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
また、一実施形態の洗濯機200では、
上記洗濯槽3の内部に回転可能に配置され、回転によって上記洗濯槽3の内部に供給された水を攪拌する攪拌翼20と、
上記攪拌翼20を回転させるための駆動モータ32と、
を備え、
上記制御装置190が、洗い工程時に上記駆動モータ32を制御して、上記攪拌翼20の攪拌力を複数段階に変化させる。
上記実施形態によれば、洗い工程時に、攪拌翼20の攪拌力が複数段階に変化する。攪拌翼20の攪拌力を変化させることで、ヒータ52により加熱された空気、および、この空気により加熱された洗濯槽3の周壁と、洗濯槽3の内部の水との接触面積を変化させることができる。このため、洗濯槽3の内部の水の温度を容易に調節することができる。
また、一実施形態の洗濯機100では、
運転モードとして、洗い工程時に上記送風ファン53および上記ヒータ52が制御されない通常洗浄モードと、洗い工程時に上記送風ファン53および上記ヒータ52が制御されて、上記第2給水部70から上記洗濯槽3の内部に供給されている水に向かって上記ヒータ52により加熱された空気が供給される温風洗浄モードとが設けられており、
上記第2給水部70から上記洗濯槽3の内部に水が供給される期間が、上記通常洗浄モードよりも上記温風洗浄モードの方が長くなるように設定されている。
上記実施形態によれば、第2給水部70から洗濯槽3の内部に水が供給される期間が、通常洗浄モードよりも温風洗浄モードの方が長くなるように設定されている。これにより、水温を容易に調節できる第2給水部70からの水の供給量が増えるので、洗濯槽3の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
また、一実施形態の洗濯機100では、
上記温風洗浄モードを選択するための選択部5aを備える。
上記実施形態によれば、運転モードを温風洗浄モードに容易に切り替えることができる。
また、一実施形態の洗濯機100では、
洗い工程時に上記洗濯槽3の内部に供給される水の水位が、上記通常洗浄モードよりも上記温風洗浄モードの方が低くなるように設定されている。
上記実施形態によれば、洗濯槽3の内部に供給される水量を少なくすることができるので、洗濯槽3の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
また、一実施形態の洗濯機200では、
上記制御装置190が、洗い工程時に、上記通常洗浄モードの上記攪拌力に対する上記温風洗浄モードの上記攪拌力を変化させるように、上記駆動モータ32を制御する。
上記実施形態によれば、洗い工程時に、温風洗浄モードに適した攪拌力を得ることができる。これにより、洗濯槽3の内部の水の温度を容易に調節することができる。
また、一実施形態の洗濯機200では、
上記洗濯槽3の内部に供給された水の温度を検出するための水温検出部23を備え、
上記制御装置190が、洗い工程時に、上記水温検出部23により検出された水温に基づいて上記駆動モータ32を制御して、上記攪拌翼20の攪拌力を複数段階に変化させる。
上記実施形態によれば、洗い工程時に、水温検出部23により検出された水温に基づいて駆動モータ32が制御されるので、洗濯槽3の内部の水温調節の精度を高めることができる。
上記実施形態で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
1 本体ケーシング
2 水槽
3 洗濯槽
4 上蓋
5 操作表示部
5a 操作部
5b 表示部
11 上面板
12 ベース
20 攪拌翼
22 水位センサ
23 温度センサ
24 湿度センサ
25 扉開閉センサ
30 駆動ユニット
31 クラッチ・ブレーキ機構
31a 回転軸
32 駆動モータ
40 バランサ
50 乾燥ユニット
51 送風ファン用モータ
52 ヒータ
53 送風ファン
60 第1給水部
61 メイン給水弁
62 洗剤ケース
63 第1給水経路
64 第2給水経路
64a 供給口
70 第2給水部
71 シャワー給水弁
72 給水配管
73 給水ノズル
80 接続管
90 制御装置
91 運転モード決定部
92 布量算出部
93 給水時間決定部
94 水位決定部
95 タイマ
100,200 洗濯乾燥機
しかし、上記洗濯機では、温風送風部の加熱能力に比して給水弁から給水される水量が多すぎて、洗濯槽の内部に供給された水の温度を上げることが難しく、所望の洗浄性能および脱水性能を得ることができない場合があった。
そこで、本発明の課題は、洗濯槽の内部に供給された水の温度を容易に上げられる洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の洗濯機は、洗濯槽と、上記洗濯槽の内部に空気を供給する送風ファンと、上記送風ファンにより上記洗濯槽の内部に供給される空気を加熱するヒータと、洗い工程時に、上記洗濯槽の内部に加熱された空気が供給されるように、上記送風ファン、および、上記ヒータを制御する制御装置と、を備えることを特徴としている。
本発明によれば、洗い工程時に、上記洗濯槽の内部にヒータにより加熱された空気が供給される。このため、洗濯槽の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。
上記実施形態で述べた構成要素は、適宜、組み合わせてもよく、また、適宜、選択、置換、あるいは、削除してもよいのは、勿論である。
<付記>
本発明の別の態様に係る洗濯機は、洗濯槽と、上記洗濯槽の内部に水を供給する第1給水部と、上記第1給水部の供給量よりも少ない水量の水を上記洗濯槽の内部かつ上記第1給水部よりも広範囲に供給する第2給水部と、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって空気を供給する送風ファンと、上記送風ファンにより上記洗濯槽の内部に供給される空気を加熱するヒータと、洗い工程時に、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって上記ヒータにより加熱された空気が供給されるように、上記第1,第2給水部、上記送風ファン、および、上記ヒータを制御する制御装置と、を備えてもよい。
また、一実施形態の洗濯機では、上記洗濯槽の内部に回転可能に配置され、回転によって上記洗濯槽の内部に供給された水を攪拌する攪拌翼と、上記攪拌翼を回転させるための駆動モータと、を備え、上記制御装置が、洗い工程時に上記駆動モータを制御して、上記攪拌翼の攪拌力を複数段階に変化させる。
また、一実施形態の洗濯機では、運転モードとして、洗い工程時に上記送風ファンおよび上記ヒータが制御されない通常洗浄モードと、洗い工程時に上記送風ファンおよび上記ヒータが制御されて、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって上記ヒータにより加熱された空気が供給される温風洗浄モードとが設けられており、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に水が供給される期間が、上記通常洗浄モードよりも上記温風洗浄モードの方が長くなるように設定されている。
また、一実施形態の洗濯機では、洗い工程時に上記洗濯槽の内部に供給される水の水位が、上記通常洗浄モードよりも上記温風洗浄モードの方が低くなるように設定されている。
また、一実施形態の洗濯機では、上記制御装置が、洗い工程時に、上記通常洗浄モードの上記攪拌力に対する上記温風洗浄モードの上記攪拌力を変化させるように、上記駆動モータを制御する。
一実施形態の洗濯機によれば、第2給水部から供給されている水に向かって、ヒータにより加熱された空気が供給される。第2給水部から供給される水は、第1給水部から供給される水と比べて水量が少なく、かつ、広範囲に供給されるため、ヒータにより加熱された空気と接触する表面積が大きくなる。このため、第1,第2給水部から供給される水量を調整することで、洗濯槽の内部に供給された水の温度を容易に調節することができる。

Claims (1)

  1. 洗濯槽と、
    上記洗濯槽の内部に水を供給する第1給水部と、
    上記第1給水部の供給量よりも少ない水量の水を上記洗濯槽の内部かつ上記第1給水部よりも広範囲に供給する第2給水部と、
    上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって空気を供給する送風ファンと、
    上記送風ファンにより上記洗濯槽の内部に供給される空気を加熱するヒータと、
    洗い工程時に、上記第2給水部から上記洗濯槽の内部に供給されている水に向かって上記ヒータにより加熱された空気が供給されるように、上記第1,第2給水部、上記送風ファン、および、上記ヒータを制御する制御装置と、
    を備えることを特徴とする洗濯機。
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