JP2017112654A - 車両用電源システム - Google Patents

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Abstract

【課題】補機バッテリの異常時においても適切に電力を供給する
【解決手段】車両用電源システム(10)は、発電した電力を第1電気負荷(410)及び第2電気負荷(420)に供給可能な発電機(100)と、発電機で発電された電力を充電可能であると共に、充電した電力を第1電気負荷及び第2電気負荷に供給可能な補機バッテリ(200)と、補機バッテリから印加されるバッテリ電圧(Vb)を検出する電圧検出手段(310)と、補機バッテリに充電される充電電流(Ib)を検出する電流検出手段(320)と、バッテリ電圧又は充電電流に基づいて、補機バッテリの異常を検出する異常検出手段(630)と、補機バッテリの異常が検出された場合に、第1電気負荷に入力される入力電流を所定値以下に制限する電流制限手段(640)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両における電力の供給を制御する車両用電源システムの技術分野に関する。
この種の電源システムとして、発電機及び補機バッテリを電力供給源として備えるものが知られている。特許文献1では、電気負荷の消費電力が発電機の発電電力よりも小さい場合には余分を補機バッテリに蓄電するように動作し、電気負荷の消費電力が発電機の発電電力よりも大きい場合には不足分を補機バッテリに蓄電した電力で補うように動作するという技術が開示されている。
特開2003−70106号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載されている技術では、補機バッテリに異常が発生した場合に、不足分の電力を補えなくなるおそれがある。具体的には、バッテリ上がりやバッテリの劣化により補機バッテリが十分な電力を出力できなくなった場合、発電機の発電電力だけでは全電気負荷の要求電力を賄えなくなってしまう。この場合、システムの出力電圧が低下するため、電圧低下に弱い電気負荷が誤作動(例えば、作動停止や異常判定等)してしまうという技術的問題点が生ずる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、補機バッテリの異常時においても適切に電力を供給することが可能な車両用電源システムを提供することを課題とする。
<1>
本発明の車両用電源システムは、上述した課題を解決するため、第1電気負荷及び前記第1電気負荷よりも電流消費量が小さい第2電気負荷に電力を供給する車両用電源システムであって、発電した電力を前記第1電気負荷及び前記第2電気負荷に供給可能な発電機と、前記発電機で発電された電力を充電可能であると共に、充電した電力を前記第1電気負荷及び前記第2電気負荷に供給可能な補機バッテリと、前記補機バッテリから印加されるバッテリ電圧を検出する電圧検出手段と、前記補機バッテリに充電される充電電流を検出する電流検出手段と、前記バッテリ電圧又は前記充電電流に基づいて、前記補機バッテリの異常を検出する異常検出手段と、前記補機バッテリの異常が検出された場合に、前記第1電気負荷に入力される入力電流を所定値以下に制限する電流制限手段とを備える。
本発明の車両用電源システムによれば、補機バッテリの異常が検出された場合に、電流消費量が大きい第1電気負荷への入力電流が所定値以下に制限される。これにより、全電気負荷からの電流要求値の合計が、補機バッテリ異常時の最大出力電流値を超えてしまうことを防止できる。よって、システム電圧の低下に伴う電気負荷の誤作動を防止できる。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施形態から明らかにされる。
実施形態に係る車両用電源システムの構成を示す概略構成図である。 出力電流と出力電圧との関係及び電気負荷の正常動作範囲を示すグラフである。 実施形態に係る車両用電源システムの動作を示すフローチャートである。
本発明の車両用電源システムに係る実施形態を図面に基づいて説明する。以下では、車両用電源システムの構成、補機バッテリの異常時に発生し得る問題点、車両用電源システムの動作、車両用電源システムによって得られる効果について順に説明していく。
<システム構成>
まず、第1実施形態に係る車両用電源システムの構成について、図1を参照して説明する。ここに図1は、実施形態に係る車両用電源システムの構成を示す概略構成図である。
図1において、本実施形態に係る車両用電源システム10は、車両に搭載されている各種補機(電気負荷)に駆動電力を供給するためのシステムとして構成されている。車両用電源システム10は、発電機100、補機バッテリ200、バッテリ電圧計310、充電電流計320、第1電気負荷410、第2電気負荷420、入力電流計510、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)520、制御部600を備えて構成されている。
発電機100は、図示せぬエンジンの駆動力を利用して電力を発生させるオルタネータとして構成されている。発電機100は、発電した電力をバッテリ200、第1電気負荷410及び第2電気負荷420に供給可能に構成されている。
補機バッテリ200は、例えばリチウムイオンバッテリや鉛バッテリ等の充電可能な電池として構成されている。補機バッテリ200は、発電機100で発電された電力によって充電可能に構成されている。補機バッテリ200は、充電した電力を第1電気負荷410及び第2電気負荷420に供給可能に構成されている。
バッテリ電圧計310は、補機バッテリ200によって印加されるバッテリ電圧Vbを検出可能に構成された電圧センサである。バッテリ電圧計310は、検出したバッテリ電圧Vbを、制御部600に出力可能に構成されている。なお、バッテリ電圧計310は、「電圧検出手段」の一具体例である。
充電電流計320は、補機バッテリ200に充電される充電電流Ibを検出可能に構成された電流センサである。充電電流計320は、検出した充電電流Ibを、制御部600に出力可能に構成されている。なお、充電電流計320は、「電流検出手段」の一具体例である。
第1電気負荷410及び第2電気負荷420は、車両に搭載される複数の補機を含む補機群であり、発電機100及び補機バッテリ200から供給される電力により駆動する。本実施形態では特に、第1電気負荷410は、第2電気負荷420よりも電流消費量が大きいものとして構成されている。第1電気負荷410は、例えばブレーキを電子的に制御するためのECB(Electric Control Braking system)アクチュエータや、操舵力をアシストするためのEPS(Electric Power Steering)アクチュエータ等を含んで構成されている。一方、第2電気負荷420は、例えば車両における電力エネルギーを総合的に制御するためのパワーマネジメントECU(Erectric Control Unit)や、オーディオシステム等を含んで構成されている。
なお、上述した第1電気負荷410及び第2電気負荷420以外にも他の電気負荷(即ち、第3電気負荷や第4電気負荷)が存在していてもよい。この場合、第1電気負荷410は、全ての電気負荷の中で最も電流消費量が高いものであることが好ましい。
入力電流計510は、第1電気負荷410に入力される入力電流Iaを検出可能に構成された電流センサである。入力電流計510は、検出した入力電流Iaを、制御部600に出力可能に構成されている。
MOSFET520は、スイッチング動作によって第1電気負荷410への入力電流Iaを制限可能に構成されている。MOSFET520は、制御部600によってスイッチング動作が制御される構成となっている。
制御部600は、車両用電源システムの動作を制御するコントローラとして構成されている。制御部600は、その内部に実現される論理的な又は物理的な処理ブロックとして、電圧取得部610、電流取得部620、異常判定部630、及び電流制限部640を備えている。
電圧取得部610は、バッテリ電圧計310において検出されたバッテリ電圧Vbを取得して、異常判定部630に出力可能に構成されている。
電流取得部620は、充電電流計320において検出された充電電流Ibを取得して、異常判定部630に出力可能に構成されている。
異常判定部630は、電圧取得部610から入力されたバッテリ電圧Vb、及び電流取得部620から入力された充電電流Ibに基づいて、補機バッテリに異常が発生しているか否かを判定する。なお、異常判定部630で判定される「異常」とは、補機バッテリ200が正常に電力を出力できない状態を意味しており、例えばバッテリ上がりや極度の劣化等によって、補機バッテリ200の出力電力が著しく低下しているような状態が挙げられる。異常判定部630の判定結果は、電流制限部640に出力される構成となっている。なお、異常判定部630は、「異常検出手段」の一具体例である。
電流制限部640は、異常判定部630の判定結果に基づいてMOSFET520を制御し、第1電気負荷410への入力電流Ibを制限する。電流制限部640による具体的な入力電流Ibの制限方法については、後に詳述する。なお、電流制限部640は、MOSFET520と共に「電流制限手段」の一具体例として機能する。
<補機バッテリ異常時の問題点>
次に、上述した車両用電源システム10のように、発電機100及び補機バッテリ200を電力供給源として備えるシステムに発生し得る問題点について、図2を参照して具体的に説明する。ここに図2は、出力電流と出力電圧との関係及び電気負荷の正常動作範囲を示すグラフである。
図2において、比較例に係る車両用電源システムによって電力が供給される補機(電気負荷)には、正常な動作を実現できる動作可能下限電圧が設定されている。よって、システムの出力電力が動作可能下限電圧を超えている範囲が、補機が正常に動作できる正常動作可能範囲となる。
具体的には、正常時(即ち、補機バッテリ200に異常が発生していない場合)には、システムの出力電流が比較的高いi1になるまで出力電圧が動作可能下限電圧を上回っている。よって、正常時の正常動作可能範囲は、システムの出力電流がi1以下の全ての範囲となる。
一方で、補機バッテリ200に異常が発生している場合には、システムの出力電圧が正常時よりも早い段階で低下し、出力電流がi2になると出力電圧が動作可能下限電圧を下回ってしまう。よって、補機バッテリ200の異常時における正常動作可能範囲は、正常時よりも狭くなり、出力電流がi2以下の範囲となる。このように正常動作可能範囲が狭まってしまうのは、補機バッテリ200の異常によってシステム全体として出力可能な電力が低下してしまうからである。
正常動作可能範囲が狭まると、正常動作可能範囲を超えた際に補機が誤作動(例えば作動停止や異常判定等)を起こすおそれがある。具体的には、補機バッテリ200の異常時には、システムの出力電流がi2より大きい範囲において、電圧低下に起因する誤作動が発生してしまう可能性がある。即ち、正常時であれば誤作動が発生しないような範囲において誤作動が発生してしまうおそれがある。
本実施形態に係る車両用電源システムは、上述したような誤作動の発生を防止するために、以下に詳述する制御を実行する。
<動作説明>
以下では、本実施形態に係る車両用電源システム10の動作について、図3を参照して説明する。ここに図3は、本実施形態に係る車両用電源システムの動作を示すフローチャートである。なお、以下では、本実施形態に係る車両電源システム10が行う動作のうち、第1電気負荷410に対する入力電流を制限する動作について説明する。
図3において、本実施形態に係る車両用電源システム10の動作時には、まず車両のイグニッションがオンとされたか否かが判定される(ステップS101)。そして、イグニッションがオンとされた場合に(ステップS101:YES)、ステップS102以降の処理が実行される。一方、イグニッションがオンとされない場合には(ステップS101:NO)、ステップS102以降の処理は省略され、一連の処理が終了することになる。
イグニッションがオンとされると、バッテリ電圧Vbがバッテリ電圧計310において検出され、電流検出部600で取得される(ステップS102)。電流検出部610で取得されたバッテリ電圧Vbは、異常判定部630に出力される。
異常判定部630では、取得されたバッテリ電圧Vbが所定の閾値Aより小さいか否かが判定される(ステップS103)。なお、閾値Aは、バッテリ電圧Vbから補機バッテリ200の異常を判定するための閾値であり、事前に適切な値が求められ異常判定部630に記憶されている。
バッテリ電圧Vbが閾値Aより小さくないと判定された場合(ステップS103:NO)、バッテリ電圧Vbは十分に高い値であるため、補機バッテリ200に異常は発生していないと判断できる。よって、この場合には、補機バッテリ200から供給される電力によって車両がレディーオン状態とされる(ステップS110)。具体的には、発電機100によって所定の電圧(例えば、12V)での発電が開始されると共に、発電機100とバッテリ200との間に設けられたDC/DCコンバータが起動される。このように、補機バッテリ200に異常が発生していないと判定された場合には、通常の始動制御が行われ、そのまま車両用電源システム10による一連の処理が終了することになる。
一方で、バッテリ電圧Vbが閾値Aより小さいと判定された場合(ステップS103:YES)、バッテリ電圧Vbが極めて低い値であるため、補機バッテリ200に異常が発生していると判断できる。この場合、異常判定部630からは、補機バッテリ200に異常が発生していることを示す情報が電流制限部640に出力される。
本実施形態では特に、上述したように補機バッテリ200に異常が発生していると判定された場合に、電流制限部640によって、第1電気負荷410への入力電流Iaの制限が実行される(ステップS104)。具体的には、MOSFET520が制御されることにより、入力電流Iaが所定値以下に制限される。この際、入力電流Iaは、入力電流計510からのフィードバック制御により所定値以下とされる。
なお、入力電流Iaの制限値である所定値は、全電気負荷からの電流要求値の合計を、システムが出力可能な最大電流値を超えてしまわない程度にまで低くできる値として設定される。所定値は、予め設定される固定値であってもよいし、全電気負荷からの電流要求値に応じて変化する変動値であってもよい。
入力電流Iaが制限された後には、補機バッテリ200とは異なる別電源(図示せず)から供給される電力によって車両がレディーオン状態とされる(ステップS105)。即ち、本来であれば始動用に用いられる補機バッテリ200に異常が発生しているため、予備の別電源によって始動制御が行われる。
車両がレディーオンとされた後には、バッテリ200への充電電流Ibが充電電流計320によって検出され、電流取得部620で取得される(ステップS106)。電流取得部620で取得された充電電流Ibは、異常判定部630に出力される。
異常判定部630では、取得された充電電流Ibが所定の閾値Bより大きいか否かが判定される(ステップS107)。なお、閾値Bは、充電電流Ibから補機バッテリ200の異常を判定するための閾値であり、事前に適切な値が求められ異常判定部630に記憶されている。
充電電流Ibが閾値Bよりも大きいと判定された場合(ステップS107:YES)、発電機100の発電電力による充電によって、補機バッテリ200が正常に回復していると判断できる。この場合には、補機バッテリ200からも、第1電気負荷410及び第2電気負荷420に電力を供給可能である。よって、充電電流Ibが閾値Bよりも大きいと判定された場合には、MOSFET520による入力電流Iaの制限が解除され、一連の処理が終了する。
一方で、充電電流Ibが閾値Bよりも大きくないと判定された場合(ステップS107:NO)、補機バッテリ200では異常が発生したままであると判断できる。この場合、異常判定部630からは、補機バッテリ200に異常が発生したままであることを示す情報が電流制限部640に出力される。
電流制限部640では、補機バッテリ200に異常が発生したままである場合に、レディーオンされてから所定時間(例えば30分)が経過したか否かが判定される(ステップS109)。ここでの「所定時間」は、補機バッテリ200が充電によって正常な状態に回復する可能性がある時間として設定されている。このため、所定時間が経過していなければ、補機バッテリ200は、その後の充電によって正常な状態に回復する可能性があると判断できる。一方で、所定時間が経過していれば、補機バッテリ200は、その後の充電によっても正常な状態には回復できないと判断できる。
よって、所定時間が経過していないと判定された場合(ステップS109:NO)、ステップS106以降の処理が繰り返される。即ち、補機バッテリ200への充電が続行され、異常からの回復が図られる。一方、所定時間が経過していると判定された場合(ステップS109:YES)、MOSFET520による入力電流Iaの制限が解除されないまま、一連の処理が終了する。
<実施形態の効果>
上述したように、本実施形態に係る車両用電源システム10によれば、補機バッテリ200に異常が発生している場合に、電流消費量の大きい第1電気負荷410への入力電流Ibが制限される。
ここで特に、補機バッテリ200の異常時には、実質的に発電機100のみから第1電気負荷410及び第2電気負荷420に電力を供給することになる。このため、全電気負荷からの電流要求値の合計が、システムが出力可能な最大電流値を超えてしまうおそれがある。この場合、既に説明したように、各電気負荷において電圧低下に伴う誤動作が発生する可能性がある。特に、他の電気負荷と比べて電流消費量が大きい第1電気負荷410においては、誤動作が発生し易い。
これに対し、本実施形態では、補機バッテリ200における異常発生時に第1電気負荷410への入力電流Ibが制限されるため、全電気負荷からの電流要求値の合計が、システムが出力可能な最大電流値を超えてしまうことを防止できる。従って、補機バッテリ200に異常が発生した場合であっても、電圧低下に起因する補機(特に、第1電気負荷410)の誤作動を回避することができる。
また本実施形態では更に、補機バッテリ200が正常な状態に回復した場合には、入力電流Ibの制限が解除される。このため、不要な場合にまで入力電流Ibの制限が行われ続けることを防止でき、より好適な電力の供給を実現できる。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う車両用電源システムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
10 車両用電源システム
100 発電機
200 補機バッテリ
310 バッテリ電圧計
320 バッテリ電流計
410 第1電気負荷
420 第2電気負荷
510 入力電流計
520 MOSFET
600 制御部
610 電圧取得部
620 電流取得部
630 異常判定部
640 電流制限部
Vb バッテリ電圧
Ib 充電電流
Ia 入力電流

Claims (1)

  1. 第1電気負荷及び前記第1電気負荷よりも電流消費量が小さい第2電気負荷に電力を供給する車両用電源システムであって、
    発電した電力を前記第1電気負荷及び前記第2電気負荷に供給可能な発電機と、
    前記発電機で発電された電力を充電可能であると共に、充電した電力を前記第1電気負荷及び前記第2電気負荷に供給可能な補機バッテリと、
    前記補機バッテリから印加されるバッテリ電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記補機バッテリに充電される充電電流を検出する電流検出手段と、
    前記バッテリ電圧又は前記充電電流に基づいて、前記補機バッテリの異常を検出する異常検出手段と、
    前記補機バッテリの異常が検出された場合に、前記第1電気負荷に入力される入力電流を所定値以下に制限する電流制限手段と
    を備えることを特徴とする車両用電源システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11506719B2 (en) 2019-08-26 2022-11-22 Ford Global Technologies, Llc Vehicle battery monitoring method and assembly

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