JP5910462B2 - 電動車両の電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、車両の電源システムに関し、特定的には主蓄電装置から副蓄電装置へ充電できる電動車両の電源システムに関する。
駆動力を発生させるモータなどが接続された主負荷回路を設け、主負荷回路への電力を供給する主蓄電装置(以下、メインバッテリと記す)と、エアコンなどの補機に電力を供給する副蓄電装置(以下、補機バッテリと記す)とが搭載されている車両が知られている(たとえば特開2012−010503号公報(特許文献1)参照)。
このような車両では、メインバッテリと、補機バッテリとの間に設けられたリレー装置により、電力の供給と遮断とが切換えられる。たとえば、イグニッションスイッチがオン状態からオフ状態に切換えられるオフ制御が行なわれた後、一定時間経過した時点でリレー装置が接続される充電制御が行なわれる。この充電制御により、時間の経過に伴って自然放電などで容量が減少した補機バッテリにメインバッテリから電力が供給されて充電されることにより電圧低下が回復する。
また、イグニッションスイッチをオフ制御してから、一定時間ごとに補機バッテリにメインバッテリから電力が供給されて充電制御を行ない、補機バッテリの電力容量を維持する車両も知られている。
特開2006−174619号公報 特開2010−172138号公報 特開2011−193598号公報 特開2012−010503号公報
しかしながら、このような車両では、補機バッテリが劣化していると、メインバッテリから充電が行なわれても、すぐに補機バッテリの電圧が低下してしまう。このような場合、必要な電力を維持するために繰返して充電制御が行なわれ、ユーザが気付かないうちに、充電制御の頻度が増加して、補機バッテリがさらに劣化したり、またはメインバッテリにダメージを蓄積させてしまうおそれがあった。
また、故障によりいつまでも補機バッテリの電力が回復しない場合、電力を供給しているメインバッテリにも頻繁な充放電が要求されて、メインバッテリの残存容量を減少させてしまうといった問題があった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであって、その目的は、補機バッテリが正常な状態であるのか、劣化や故障が生じている状態であるのかを判定して、適切な充電制御が行なえる、電動車両の電源システムを提供することである。
この発明は、要するに、電動車両の電源システムであって、電動車両の駆動力を発生させる主負荷回路に電力を供給する主蓄電装置と、電動車両の補機負荷回路に電力を供給する副蓄電装置と、主蓄電装置および副蓄電装置の間に接続され、主蓄電装置から給電された電力を用いて副蓄電装置を充電する充電回路と、電源システムがオフ制御されてから所定時間が経過した場合、または副蓄電装置の電圧が充電開始電圧まで低下した場合に、副蓄電装置を充電するように充電回路を制御する制御装置とを備える。制御装置は、所定時間が経過する前に副蓄電装置の電圧が充電開始電圧まで低下すると、副蓄電装置に劣化が生じていると判定する。
さらに好ましくは、制御装置は、主蓄電装置から供給される電力によって副蓄電装置が充電される充電実施時間と、主蓄電装置の残存容量の変化とに基づいて、副蓄電装置の異常か否かを判定し、副蓄電装置が異常と判定された場合に主蓄電装置から副蓄電装置に供給される電力を制限するように充電回路を制御する。
本発明によれば、制御装置によって、電源システムがオフ制御されてから所定時間を経過した場合は、自然放電などにより経時的に減少した副蓄電装置の電力が、充電で回復する。
また、副蓄電装置の電圧が充電開始電圧まで低下した場合に、副蓄電装置に劣化が生じていると判定される。このため、電源システムがオフ制御されてから所定時間を経過する前に、副蓄電装置の電圧が充電開始電圧まで低下すると、自然放電よりも早く放電された状態となっている。この場合、副蓄電装置に劣化または故障が生じている可能性があると判定されて、たとえば、ユーザに報知するなど適切な措置がとられる。
このように通常の残存容量の減少で充電が必要とされる状態と、劣化や故障が生じている状態とが区別されて判定可能で、適切な充電制御やまたは措置を行なうことができる。
この発明の実施の形態による電源システムを搭載したハイブリッド車両の全体ブロック図である。 実施の形態の電源システムで、制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1の電源システムを搭載したハイブリッド車両で、通常状態において充電が行なわれる様子を説明するタイムチャートである。 実施の形態1の補機バッテリが劣化した状態で、充電が行なわれる様子を説明するためのタイムチャートである。 実施の形態2の補機バッテリが故障した状態で、充電が行なわれている様子を説明するタイムチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下図中の同一または相当部分には同一符号を付して原則的に説明は繰返さないものとする。
図1は、本発明の実施の形態に従う電源システムを搭載した電動車両の一つの形態としてのハイブリッド車両5の概略構成図である。
図1を参照して、この実施の形態に従うハイブリッド車両5は、電源システム9と、主負荷回路11と、副負荷回路として複数の補機21,22,23,24を含む補機負荷回路25とを接続して主に構成されている。
このうち、電源システム9は、主に駆動系の電源装置となるメインバッテリ10と、昇圧コンバータ12と、補機負荷回路25に電力を供給する補機バッテリ20と、制御装置50と、充電回路としてのDC/DCコンバータ100とを備える。
また、主負荷回路11は、車両駆動用のモータMG1,MG2と、インバータ14とを含む。このインバータ14は電源システム9の昇圧コンバータ12を介して、メインバッテリ10に接続されている。インバータ14は昇圧コンバータ12から電力の供給を受けて、回転駆動力をモータMG1,MG2に発生させて動力分割機構15を介して駆動輪16を回転させる。
メインバッテリ10は、「主蓄電装置」の一例として示され、代表的にはリチウムイオン電池やニッケル水素電池等の二次電池により構成される。たとえば、メインバッテリ10から出力される電圧は200V程度である。または、電気二重層キャパシタによって、または二次電池とキャパシタとの組合せ等によって主蓄電装置を構成してもよい。
昇圧コンバータ12は、メインバッテリ10から出力されて、電力ラインPL1と電力ラインSLとの間に印加される電圧VB1を昇圧して、電力ラインPL2および電力ラインSLの間に出力する。インバータ14は、電力ラインPL2および電力ラインSLの間の直流電力を三相交流電力に変換してモータMG1,MG2に供給する。この三相交流電力によって、モータMG1,MG2の出力トルクが制御される。
モータMG1,MG2の出力トルクは、減速機や遊星歯車装置などによって構成される動力分割機構15およびディファレンシャルギヤ17などを介して駆動輪16に伝達されて、ハイブリッド車両5を走行させる。モータMG1,MG2は、ハイブリッド車両5の回生制動時には、駆動輪16の回転力によって発電する。そして発電された電力は、インバータ14によって交流電力に変換され、さらに、昇圧コンバータ12によってメインバッテリ10の充電電力に変換される。
また、モータMG1,MG2の他にエンジン90が搭載されたハイブリッド自動車では、このエンジン90およびモータMG1,MG2を協調的に動作させることによって、ハイブリッド車両5の必要な車両駆動力が発生される。この際には、エンジン90の回転による発電電力を用いて、メインバッテリ10を充電することも可能である。すなわち、ハイブリッド車両5は、走行用電動機を搭載する車両を包括的に示すものであり、エンジン90および電動機により車両駆動力を発生するハイブリッド自動車、エンジン90を搭載しない電気自動車、燃料電池車等を含む。
制御装置50は、ハイブリッド車両5の各搭載機器を制御する機能を有する。制御装置50は、図示しないCPU(Central Processing Unit)およびメモリを内蔵した電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)を備える。
ECUは、メモリに記憶されたマップおよびプログラムに基づいて、各センサによる検出値を用いた演算処理を行なうように構成される。または、ECUの少なくとも一部は、電子回路等のハードウェアにより所定の数値/論理演算処理を実行するように構成されてもよい。
ハイブリッド車両5は、上述したメインバッテリ系のシステムに加えて、補機電源系のシステムをさらに備える。具体的には、ハイブリッド車両5は、補機バッテリ20と、DC/DCコンバータ100と、負荷として接続される補機21,22とをさらに備える。
補機バッテリ20は、「副蓄電装置」の一例として示され、たとえば鉛蓄電池などから構成される。補機バッテリ20の電圧は、メインバッテリ10から出力される電圧よりも低く、たとえば12V程度である。補機バッテリ20から補機21,22に対して電圧VL2が印加される。
補機バッテリ20は、複数の補機21,22と、DC/DCコンバータ100とに接続されている。DC/DCコンバータ100は、電力ラインPL1および電力ラインSL1に接続されていて、電力ラインPL1および電力ラインSL1の間の電圧VB1を互いに異なる複数の電圧VL1,VL2(VL1>VL2)にそれぞれ降圧する。そして、電圧VL1の電力を複数の補機23,24に供給し、電圧VL2の電力を複数の補機21,22および補機バッテリ20にそれぞれ供給する。
具体的には、DC/DCコンバータ100は、電圧VB1を電圧VL1となるように降圧して電力ラインSPL1に供給する。電力ラインSPL1には、電動パワーステアリング装置(EPS)23などの高圧系の電力を必要とする補機およびその他の高圧系の補機24が接続されている。これらの補機23,24は、負荷として電圧VL1の供給を受けて作動する。なお、高圧系の補機23,24は、補機バッテリ20から出力される電圧(たとえば、14V)に比較して高電圧(たとえば、48V)で作動する補機の総称であり、一例として、サスペンション装置、スタビライザ装置、ブレーキ制御装置等の運転走行制御装置など消費電力の大きい制御システムなどを含む。
さらに、DC/DCコンバータ100は、電圧VB1を電圧VL1よりも低い電圧VL2に降圧して電力ラインSPL2に供給する。電力ラインSPL2には上述した補機バッテリ20および低圧系の補機21,22が接続されている。
低圧系の補機21,22は、電力ラインSPL2から電圧VL2の供給を受けて動作する。補機21,22は、補機バッテリ20から出力される電圧と同電圧で作動する補機の総称であり、一例として、補機21はカーナビゲーション機器、カーオーディオ機器、車内灯またはハザードランプ、室内灯、ヘッドランプ等などの照明機器を含む。
さらに、補機22は、電動パワーステアリング機構、電動オイルポンプ、電子制御の小型モータ等の車両走行に直接用いられる走行系負荷を含む。また、制御装置50についても補機バッテリ20から供給される電圧VL2の電力によって動作する。ここでは、これらの補機を代表的に例示したものであり、他の種類の補機に電力を供給するように構成されていてもよく、補機の数量、種類および組合せが特に限定されるものではない。
電圧センサ51は、メインバッテリ10の電圧VB1を検出する。また、電流センサ53は、電力ラインSL1の電流I1を検出する。電流I1の値は制御装置50に入力される。制御装置50は電圧VB1,電流I1の値を用いて、残存容量(SOC:State Of Charge)の算出を行なう。
さらに、電圧センサ52は、補機バッテリ20の電圧VB2を検出する。電圧センサ51,52によって検出された電圧VB1,VB2は、制御装置50へ送出される。
この実施の形態の制御装置50には、補機バッテリ20の電圧センサ52により検出された電圧VB2の値と、電力ラインSPL2で補機21,22に供給される電流値とが入力される。これらの電圧VB2,電流I2の値は制御装置50で補機バッテリ20のSOCの算出に用いられてもよい。
図2は、実施の形態の電源システム9で、制御装置50の構成を示すブロック図である。
図1、図2を参照して、制御装置50は、充電制御部54と、判定部55と、タイマ部56と、放置カウンタ57と、メモリ部58とを含む。
このうち、充電制御部54は、補機バッテリ20に充電が必要とされる充電開始電圧を充電開始電圧THB2Lとして予め設定して、メモリ部58に記憶する。また充電制御部54は、補機バッテリ20から検出された電圧が充電開始電圧THB2Lまで減少すると、メインバッテリ10から補機バッテリ20に充電を行なわせるようにDC/DCコンバータ100に制御信号を送出して、DC/DCコンバータ100の駆動を制御する。
また、判定部55は、電源システム9のオフ制御の開始から予め設定された所定時間T1を経過する前に、補機バッテリ20の電圧が低下して充電開始電圧THB2Lに至ると、副蓄電装置に劣化が生じていると判定する。
さらに、放置カウンタ57は、制御装置50の内部に設けられたタイマ部56により積算される時間に伴って数値を増大させるカウンタ値を一時的に記憶する。
また、制御装置50には、さらにイグニッションスイッチ60が接続されている。このイグニッションスイッチ60から送出されたイグニッションオン/オフ信号は、制御装置50に入力される。制御装置50は、イグニッションオン/オフ信号に基づいて電源システム9をオン/オフ制御する。
正常な動作では、まず、イグニッションスイッチ60がオフ信号を制御装置50に送出すると、電源システム9がオフ制御されるとともに、放置カウンタ57のカウンタ値がリセットされて値0からカウントが開始される。メモリ部58に予め記憶されたカウンタ上限のしきい値THCHに増大するカウンタ値が到達すると、メインバッテリ10から補機バッテリ20への電力の供給としていわゆる汲出し制御が行なわれる。そして、補機バッテリ20に充電が行なわれ、充電が終了した時点で、再びカウンタ値がリセットされる。
さらに、制御装置50は、他の昇圧コンバータ12、インバータ14、エンジン90に対してもそれぞれ制御信号を送出して、駆動状態を制御する。また、DC/DCコンバータ100には、制御信号Vdcrが制御装置50から送出されて、オン状態からオフ状態または、オフ状態からオン状態となるように制御される。
制御装置50から、DC/DCコンバータ100に送出される制御信号Vdcrは、DC/DCコンバータ100によってメインバッテリ10から補機バッテリ20に供給される電力量を可変させることができるように生成される。DC/DCコンバータ100は、駆動により電力ラインPL1および電力ラインSL1の間の電圧VB1を電圧VL2に降圧させて、補機バッテリ20に供給する。補機バッテリ20に印加された電圧VL2の電力は補機バッテリ20に充電される。
制御装置50は、電源システム9がオフ制御されてから所定時間TCが経過した場合、または補機バッテリ20から出力される電圧VB2が充電開始電圧THB2Lまで低下した場合に、DC/DCコンバータ100が用いられて補機バッテリ20が充電される。
そして、電源システム9がオフ制御されてから所定時間TCを経過するより前に、補機バッテリ20から出力される電圧VB2が充電開始電圧THB2Lまで低下した場合、補機バッテリ20に劣化が生じていると判定される。
判定結果は、制御装置50に接続された報知部70のディスプレイ装置などからユーザに報知される。報知部70からの報知内容によりユーザは、補機バッテリ20の劣化や故障などの状態を知ることができ、適切に対処が行なえる。
[実施の形態1]
図3は、実施の形態1のハイブリッド車両5で、通常状態において充電が行なわれる様子を説明するタイムチャートである。ここで、タイムチャートの縦軸には、放置カウンタ57の値の変動、補機バッテリ20から出力される電圧VB2の値、汲出し制御のオン/オフ、メインバッテリ10の電圧(V)の値が上から順に示される。また、これらの値の変動を横軸の時間(T)の推移に沿って示す。
図1、図3を参照して、イグニッションスイッチ60によって電源システム9がオフ制御された初期状態から時間の経過に沿って説明すると、メインバッテリ10の電圧VB1および補機バッテリ20の電圧VB2は、それぞれのSOCの減少に伴って低下する。
すなわち、時刻t1までハイブリッド車両5の制御装置50に設けられた放置カウンタ57の値が時間とともに上昇する。放置カウンタ57の値は、時間と比例して増加しているので、所定時間T1となると予め定められたしきい値THCHに到達する。
制御装置50は、この放置カウンタ57の値がしきい値THCHに到達したことに応答して、オフ状態にある汲出し制御をオン状態とするため、制御信号VdcrをDC/DCコンバータ100に送出する。
汲出し制御がオン状態となると、制御装置50は、DC/DCコンバータ100に制御信号Vdcrを出力して、DC/DCコンバータ100の駆動制御を行なう。DC/DCコンバータ100は、駆動制御により所望の電力を供給して、電力ラインPL1および電力ラインSL1の間の電圧VB1を電圧VL2と同等のレベルまで降圧させて、補機バッテリ20に印加することができる。そして、DC/DCコンバータ100から印加される電力によって補機バッテリ20が充電される。
汲出し制御が行なわれる時刻t1から時刻t2までの時間T2内は、補機バッテリ20の電圧VB2が上昇する。またこれに代えて時間T2内は、メインバッテリ10の容量が供給分減少して電圧VB1がd1低下する。
時刻t1から一定の時間T2経過後、時刻t2では、制御装置50が汲出し制御を終了させるための制御信号VdcrをDC/DCコンバータ100に送出する。DC/DCコンバータ100は、制御信号Vdcrを受けて駆動を停止させる。そして、補機バッテリ20への電力の供給が停止される。
放置カウンタ57のカウンタ値が、リセットされてから次のリセットまでの時間を一周期とすると、時刻t2では、イグニッションオフから初めの一周期の時間TCが経過した時点でリセットされる。これに伴って補機バッテリ20への充電が終了する。そして、再び時刻t2から放置カウンタ57は、タイマ部56により積算される時間に伴って新たに初期値として値0を与えられたカウンタ値を上昇させる。
図4は、補機バッテリ20が劣化した状態で、充電が行なわれる様子を説明するためのタイムチャートである。なお、図4の時間軸は、記載の都合上、図3の時間軸と比して縮尺を相違させているが、図3および図4中において、放置カウンタ57の一周期の時間TCは等しい。
補機バッテリ20は、補機21,22に対して給電していない状態でも、自然放電は発生する。このため、補機バッテリ20の電圧VB2は、SOCの減少に伴って低下する。
補機バッテリ20が劣化していると、補機バッテリ20の電圧VB2は通常より早く低下する。このため、時刻t5において、放置カウンタ57の一周期の時間TCが終了する前に充電開始電圧THB2Lに電圧VB2が到達する。制御装置50の判定部55は、補機バッテリ20に劣化が生じていると判定する。
時刻t5で、汲出し制御がオン状態となると、制御装置50は、DC/DCコンバータ100に制御信号Vdcrを出力する。制御信号Vdcrを受けて、DC/DCコンバータ100は、電力ラインPL1および電力ラインSL1の間に電圧VB1の電力を供給する。電圧VB1は、DC/DCコンバータ100の駆動制御によって電圧VL2と同等のレベルとなるように降圧されて、補機バッテリ20への充電が行なわれる。
イグニッションオフの開始時刻から予め設定された一周期の所定時間TCが経過する前に、劣化した補機バッテリ20は、充電開始電圧THB2Lまで電圧VB2を低下させる。このため、電圧VB2を検出して所定時間TC内に充電開始電圧THB2Lまで低下したか否かを判別することにより、制御装置50の判定部55は、補機バッテリ20が劣化していると判定できる。
補機バッテリ20が劣化していると判別されると、補機バッテリ20への充電とともに、ディスプレイ装置による表示などの警告内容を示す報知を制御装置50が報知部70に対して行なわせて、ユーザに適切な措置を促すことができる。
汲出し制御が行なわれる時刻t5から時刻t6までの時間T4、時刻t7から時刻t8までの時間T5は、充電による補機バッテリ20の電圧VB2の上昇に伴い、メインバッテリ10の電圧VB1が減少する。メインバッテリ10の電圧VB1の減少量d2,d3は、回復した補機バッテリ20の充電量と相関がある。
また、各周期における減少量が時間TC内で、毎回同様(d2=d3)であれば、補機バッテリ20の経時劣化など進行が遅い劣化が原因である可能性が高い。
このため、メインバッテリ10の電圧VB1の低下量d2、d3を検出して比較することにより、補機バッテリ20がどのように劣化しているかを判定可能である。
補機バッテリ20に劣化または故障が生じている可能性があると判定されると、たとえば、ユーザに報知するなど適切な措置がとられる。このように通常のSOCの減少で充電が必要とされる状態と、劣化や故障が生じている状態とが区別されて判定される。したがって、適切な充電制御やまたは措置を行なうことができる。
[実施の形態2]
実施の形態1では、メインバッテリ10の電圧VB1の低下量d2、d3を検出して、通常状態と劣化状態とを判別した。このような劣化状態よりもさらに早く電圧VB2やまたはSOCが低下して所望の性能が発揮できない、いわゆる故障状態が生じる場合がある。
たとえば、補機バッテリ20に液漏れ等の異常が生じている場合や、または補機21などを含む補機負荷回路25に短絡が生じている場合などである。
このような場合、補機バッテリ20に充電を行なっても、蓄電量の回復に比してメインバッテリ10のSOCの低下量が大きいので電力効率が良好ではない。したがって劣化と区別して、メインバッテリ10から供給される充電の電力を停止させるなどの制限を行なう必要がある。
この実施の形態2では、劣化と区別して、メインバッテリ10から供給される充電の電力を停止させるなどの制限を行なう場合について、説明する。
図5は、実施の形態2の電源システム9を搭載したハイブリッド車両5で、補機バッテリ20が故障した状態において、充電が行なわれている様子を説明するタイムチャートである。なお、実施の形態1と同一の部分については、同一符号を付して、説明を繰返さない。
図5を参照して、まず、時刻t10で、図4の時刻t5と同様に、補機バッテリ20の電圧VB2が低下して、充電開始電圧THB2Lに至ると、汲出し制御がオン状態となり、時刻t11まで補機バッテリ20が充電される。
ここでメインバッテリ10のSOCの減少量d4は、図4の電圧VB1の減少量d2,d3に基づいて演算されるSOCに相当する。図5では、時刻t11から時刻t12までの間で、補機バッテリ20に故障(フェール)が生じている。時刻t11において、制御装置50による汲出し制御がオフ状態となる。
時刻t11から時刻t12までの間に故障が発生した場合、時刻t11から時刻t12までの間に発生する補機バッテリ20のSOCの減少は、時刻t10でから時刻t11までに示されたSOCの短時間での減少よりもさらに早い可能性がある。このため、短時間で電圧VB2が充電開始電圧THB2Lに到達して、時刻t11から時間を置かずに時刻t12で汲出し制御が開始される。
制御装置50は、制御信号VdcrをDC/DCコンバータ100に送出して、DC/DCコンバータ100が降圧させた電力を用いて補機バッテリ20を充電する。
正常時には、補機バッテリ20に充電を行なうことにより、補機バッテリ20の電圧VB2やSOCが増加する。しかしながら、補機バッテリ20に故障が生じていると、充電を行なっても補機バッテリ20の電圧VB2が増加しない場合がある。また、補機バッテリ20の充電が完了しないためメインバッテリ10から、補機バッテリ20に電力が供給され続けて、図5に示すようにSOCも減少してしまうことがある。
このように、電源システム9をオフ制御した後、補機21,22に対して給電していない状態でも、故障により放電量が増大して補機バッテリ20の電圧VB2が減少する。そして、この減少を補うため汲出し制御が行なわれて、補機バッテリ20の回復が見込めないまま、メインバッテリ10から電力の汲出しが繰返され、汲出し頻度の増大とともに、メインバッテリ10にダメージが蓄積するといった問題があった。
この実施の形態2の電源システム9は、制御装置50の判定部55が補機バッテリ20の劣化による充電と、上述した故障状態からの充電とを区別できる。これにより、メインバッテリ10のダメージの蓄積や二次故障を抑制できる。
すなわち、判定部55は、このように補機バッテリ20が故障による充電なのか、通常の使用によって減少した分の充電なのかを、メインバッテリ10のSOCを検出して判定する。
この実施の形態2は、判定の基準として、非故障時の経時変化によるSOC減少量d4を判定の基準として用いる。そして、図5では、SOC減少量d5をこのSOC減少量d4と対比させている。判定部55は、SOC減少量が、d5>d4である場合、故障状態であると判定することができる。
具体的には、補機バッテリ20の回復量に比して、メインバッテリ10からの汲出し量が比較的大きく検出されると、判定部55は、補機バッテリ20が異常(故障)と判定する。そして、制御装置50は、DC/DCコンバータ100に対して、オン状態からオフ状態に移行させるかまたは、充電量を減少させる制御信号Vdcrを送出する。
これにより、メインバッテリ10から補機バッテリ20に供給される電力を制限することができ、メインバッテリ10のダメージを減少させることができる。制限の内容としては、汲出し制御の電力量を減少させたり、汲出し頻度(汲出し制御発生間隔)を減少させたり、汲出し回数を制限することなどであり、故障の程度によっては、汲出し制御を禁止することも含む。
また、このような充電電力の供給制限の解除は、補機バッテリ20が交換された時点、制御装置50のECUの学習値などが初期化された時点などをトリガとして行なうように構成しても良い。
以上説明した実施の形態について、最後に再び図面を参照しながら総括する。
図1に示すように、このハイブリッド車両5の電源システム9は、ハイブリッド車両5の駆動力を発生させる主負荷回路11に電力を供給するメインバッテリ10と、ハイブリッド車両5の補機23,24に電力ラインSPL2によって接続されて電力を供給する補機バッテリ20と、メインバッテリ10および補機バッテリ20の間に接続されて、メインバッテリ10から給電された電力を用いて補機バッテリ20を充電するDC/DC100と、電源システム9がオフ制御されてから所定時間が経過した場合、または補機バッテリ20の電圧VB2が充電開始電圧THB2Lまで低下した場合に、DC/DCコンバータ100を用いて補機バッテリ20を充電するように制御する制御装置50とを備える。制御装置50は、所定時間が経過する前に補機バッテリ20の電圧VB2が充電開始電圧THB2Lまで低下すると、補機バッテリ20に劣化が生じていると判定する。
また、制御装置50は、メインバッテリ10から供給される電力によって補機バッテリ20が充電される充電実施時間と、メインバッテリ10のSOCの変化とに基づいて、補機バッテリ20が異常か否かを判定し、補機バッテリ20が異常と判定された場合にメインバッテリ10から補機バッテリ20に供給される電力を制限するようにDC/DCコンバータ100を制御する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
5 ハイブリッド車両、9 電源システム、10 メインバッテリ、11 主負荷回路、12 昇圧コンバータ、14 インバータ、15 動力分割機構、16 駆動輪、17 ディファレンシャルギヤ、20 補機バッテリ、21,22,23,24 補機、25 補機負荷回路、50 制御装置、51,52 電圧センサ、53 電流センサ、54 充電制御部、55 判定部、56 タイマ部、57 放置カウンタ、58 メモリ部、60 イグニッションスイッチ、70 報知部、90 エンジン、100 DC/DCコンバータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (2)

  1. 電動車両の電源システムであって、
    前記電動車両の駆動力を発生させる主負荷回路に電力を供給する主蓄電装置と、
    前記電動車両の補機負荷回路に電力を供給する副蓄電装置と、
    前記主蓄電装置および前記副蓄電装置の間に接続され、前記主蓄電装置から給電された電力を用いて前記副蓄電装置を充電する充電回路と、
    前記電源システムがオフ制御されてから所定時間が経過した場合、または前記副蓄電装置の電圧値が充電開始電圧まで低下した場合に、前記副蓄電装置を充電するように前記充電回路を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記主蓄電装置から供給される電力によって前記副蓄電装置が充電される充電実施時間と、前記主蓄電装置の残存容量の変化とに基づいて、前記副蓄電装置が異常か否かを判定し、前記副蓄電装置が異常と判定された場合に前記主蓄電装置から前記副蓄電装置に供給される電力を制限するように前記充電回路を制御する、電動車両の電源システム。
  2. 前記制御装置は、前記所定時間が経過する前に前記副蓄電装置の電圧が前記充電開始電圧まで低下すると、前記副蓄電装置に劣化が生じていると判定する、請求項1記載の電動車両の電源システム。
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