JP2017111049A - ガスメーター用無線モジュール及びガスメーター - Google Patents

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Abstract

【課題】デザイン性に優れたガスメーター用無線モジュールを提供することを目的とする。【解決手段】ガスメーター用無線モジュール4は、ガスメーター1の端子台23を覆う状態で、配置部25に取り付け可能なケース5と、配置面56bに配置され、端子台23に備えられた端子23aと電気的に接続されてガスメーター1のデータを取得し、当該データを無線データとして送信する無線基板6と、ケース5と組み合わされて無線基板6を覆うカバー7と、を備えている。このような構成により、ガスメーター1の配置部25に取り付けられていた端子台カバーに代えて、ガスメーター1に取り付けることができる。そのため、ガスメーター1との一体感があり、デザイン性に優れたものとなる。【選択図】図1

Description

本発明は、ガスメーター用無線モジュール及びガスメーターに関する。
近年、マイクロコンピュータを利用して、流量センサによる検出流量を積算してガス使用量を算出する電子式ガスメーターが普及している。更に、このような電子式ガスメーターで取得されたガス使用量に関する情報等を無線回線や電話回線を介して遠隔の管理センタに送信して、遠隔管理を行うシステムも普及しつつある。そして、このようなシステムにおいては、ガスメーター側に管理センタ側との通信を制御するための網制御ユニット(NCU)等のガスメーター用無線モジュールを取り付ける必要がある。当該ガスメーター用無線モジュールは、ガスメーター用無線モジュールのケースに設けられたステーによりガスメーターに取り付けられたり、ガスの配管に紐などを用いて固定される(例えば特許文献1参照)。
特開2001−082993号公報
しかしながら、ガスメーター用無線モジュールを取り付けるためにガスメーターの正面側に雌ねじを形成しておくと、ガスメーター用無線モジュールが取り付けられていないときには、穴埋用にねじ込まれる雄ねじの隆起によりデザイン性に欠けてしまう。
本発明は、デザイン性に優れたガスメーター用無線モジュールを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様であるガスメーター用無線モジュールは、着脱可能な端子台カバーに覆われる端子台を備えるガスメーターに、前記端子台カバーが取り外された状態で接続され、このガスメーターのデータを無線データとして送信するガスメーター用無線モジュールであって、前記ガスメーターの端子台を覆う状態で前記ガスメーターに取り付け可能なケースと、前記ケースの前記ガスメーターとの取付面とは反対側の面に配置され、前記端子台に備えられた端子と電気的に接続されて前記ガスメーターのデータを取得し、当該データを無線データとして送信する無線基板と、前記ケースと組み合わされて前記無線基板を覆う無線基板カバーと、を備えることを特徴とする。
上記の態様においては、前記端子台以外の取付対象物に取り付けるための汎用取付機構を有するアダプタが、前記ケースと交換可能であることが好ましい。
上記の態様においては、前記端子台以外の取付対象物に取り付けるための汎用取付機構を有し、前記ケースに取り付け可能な取付部材を備えることが好ましい。
上記の態様においては、前記ケースと前記ガスメーターとの間、及び、前記無線基板カバーと前記ケースとの間、のうち少なくとも一方にパッキンが設けられることが好ましい。
上記の態様においては、前記無線基板カバーと前記アダプタとの間にパッキンが設けられることが好ましい。
本発明の第2の態様であるガスメーターは、上記のいずれかのガスメーター用無線モジュールを備えることを特徴とする。
本発明の第1の態様であるガスメーター用無線モジュールは、ガスメーターの端子台を覆う状態でガスメーターに取り付け可能なケースと、ケースのガスメーターとの取付面とは反対側の面に配置され、端子台に備えられた端子と電気的に接続されてガスメーターのデータを取得し、当該データを無線データとして送信する無線基板と、ケースと組み合わされて無線基板を覆う無線基板カバーと、を備えており、着脱可能な端子台カバーに覆われる端子台を備えるガスメーターに、端子台カバーが取り外された状態で接続される。このような構成により、ガスメーターの端子台を覆う端子台カバーに代えて、ガスメーター用無線モジュールをガスメーターに設けることができる。そのため、ガスメーターと一体感が生じてデザイン性に優れたものとなる。
本発明の第1実施形態に係るガスメーターを示した斜視図である。 図1に示すガスメーターが備えるガスメーター用無線モジュールの分解斜視図である。 図2に示すガスメーター用無線モジュールの他の実施形態を示した図である。 前記ガスメーター用無線モジュールの第2実施形態を示した図である。 図4に示すガスメーター用無線モジュールの背面図である。 図4に示すガスメーター用無線モジュールの他の実施形態を示した図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態に係るガスメーター用無線モジュール及びガスメーターについて、図1を用いて説明する。図1は、本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4を備えたガスメーター1を示した斜視図である。ガスメーター1は、マイクロコンピュータを利用して、流量センサによる検出流量を積算してガス使用量を算出する電子式ガスメーターである。図1に示すように、ガスメーター1は、前面を構成するフロントカバー2と、後面を構成するバックカバー3と、ガスメーター用無線モジュール4と、を備えている。フロントカバー2は、ねじ31によりバックカバー3に固定されており、ガスメーター1は、フロントカバー2とバックカバー3とで略直方体の箱状の外形が構成されている。
なお、以降では、便宜的にフロントカバー2側を前方、バックカバー3側を後方として、前後方向を定め、前後方向をX軸、上下方向をY軸、これらに直交する軸をZ軸とする。Z軸方向は、ガスメーター1の幅方向に相当する。
バックカバー3の上面(ガスメーター1の上面)には、ガス供給源側及びガス消費側に至るそれぞれのガス配管に連接される円筒状の流入口11及び流出口12が設けられている。流入口11から流入したガスは、ガスメーター1内に形成された流路を経て、流出口12側に流出していく。この流路の途中にはマイクロフローセンサや超音波式等、公知の流量センサが配置されている。そして、この流量センサによる流量検出値に基づいてガスメーター1に内蔵されるマイクロコンピュータによりガス使用量が算出される。また、ガス流量異常や圧力異常時等には保安のためにマイクロコンピュータによりガスメーター1に内蔵される遮断弁装置が制御されてガス流路が遮断される。
フロントカバー2は、上記ガス使用量や保安情報等を表示する表示部21と、リセットスイッチ22と、端子台23を収納する開口部24と、端子台23を覆う着脱可能な端子台カバー(図示せず)の配置部25と、を備えている。開口部24は、フロントカバー2の下側略中央部に形成されており、ガスメーター1内の図示されていない電子回路と電気的に接続されている端子台23を収納している。端子台23には、複数の端子23aが幅方向に並べられて形成されている。
配置部25は、ガスメーター用無線モジュール4が備え付けられる場所である。配置部25は、フロントカバー2の上下方向の略中央部から下側の面であり、当該下側の面は上側の面よりも後方に窪んで形成されている。配置部25は、幅方向に延びて形成されている。配置部25には、開口部24の幅方向両側に2つのねじ穴26が形成されている。端子台23は、ガスメーター1にガスメーター用無線モジュール4が取り付けられない時には、配置部25に着脱可能な端子台カバーが配されることにより覆われており、端子台カバーは端子台カバーに挿通させたねじをねじ穴26に締め付けることによりガスメーター1に着脱可能に設けられている。
図2は、ガスメーター用無線モジュール4の分解斜視図である。ガスメーター用無線モジュール4は、例えば、ガスメーターの指示数等のデータを、複数のガスメーターを経由しながらリレー伝送(多段中継)する、近距離通信型の多段中継無線機である。ガスメーター用無線モジュール4は、端子台23を覆う状態でガスメーター1に取り付け可能なケース5と、端子23aと電気的に接続されてガスメーター1のデータを取得し、当該データを無線データとして送信する無線基板6と、ケース5と組み合わされて無線基板6を覆って固定する無線基板カバーとしてのカバー7と、を備えている。
ケース5は、前後方向に延びた略四角筒状の筒状部材51を備えており、例えば合成樹脂等により構成されている。
筒状部材51のガスメーター1側の開口部(後方側開口部)を形成している縁部52は、取り付けられる配置部25の面に沿うように形成されている。これにより、ケース5を配置部25に取り付けることができる。具体的には、ガスメーター1側の開口部を形成している縁部52のうち幅方向に伸びる辺は、フロントカバー2の配置部25の面に沿って前方側に湾曲して形成されている。一方、ガスメーター1側の開口部を形成している縁部52のうち上下方向に伸びる辺は、垂直方向と略平行に形成されている。
筒状部材51の無線基板6側の開口部(前方側開口部)を形成している縁部53は、幅方向及び上下方向に垂直な面での断面が幅方向に延びた略長方形状に形成されている。筒状部材51には、上下方向に延びた2つの縁部53に沿って当該縁部53の幅方向内側に2つのねじ穴58が形成されている。後述するねじ挿通孔71に適宜のねじを挿通し、ねじをねじ穴58に締め付けることにより、カバー7がケース5に取り付けられる。
筒状部材51は、筒状部材51内を前後方向の空間に仕切る仕切り板56を備えている。仕切り板56には、略中央部に開口部57が形成されており、開口部57は、ケース5を配置部25に取り付けた際に、開口部24に対応する位置に形成されている。当該仕切り板56のガスメーター1側(後方側)は、取付面56aを形成している。
また、仕切り板56の取付面56aとは反対側の面は配置面56bを形成している。配置面56bには、カバー7に固定された無線基板6が配置される。また、仕切り板56には、開口部57の幅方向両側に、ケース5をガスメーター1に取り付けるためのねじ挿通孔59が形成されている。当該ねじ挿通孔59は、ケース5が配置部25に取り付けられたときに、配置部25のねじ穴26に対応する位置に形成されている。
無線基板6は、ガスメーター1の端子23aと電気的に接続する端子(図示せず)を有する端子台(図示せず)を備えており、ケース7の内面側に固定されて、配置面56bと、筒状部材51の前方側の端部と、カバー7の内面側と、で形成された収容スペースに収容される。無線基板6の端子は、例えば電線などにより、仕切り板56の開口部57を介して端子23aに電気的に接続されている。無線基板6は、ガスメーター1の指示数等のデータを、複数のガスメーターを経由しながらリレー伝送(多段中継)する。無線基板6には、ねじを挿通するためのねじ挿通孔61が形成されている。無線基板6は、ねじ挿通孔61にねじを挿通して、カバー7に固定される。
カバー7は、その内側面に無線基板6を固定し、無線基板6を覆ってケース5に取り付けられている。カバー7の端部は、ケース5の縁部53の形状に対応するように形成されている。カバー7の外周部には、当該外周部の形状に沿ってパッキンが設けられ、カバー7を取り付ける際に、カバー7とケース5との間に当該パッキンが配されるようになっている。これにより、ケース5とカバー7との間により隙間ができにくく、当該隙間から雨水などが流入してくることをより効果的に抑制することができる。カバー7には、ケース5と組み合わされた際に、ケース5のねじ穴58と重なる位置に2つのねじ挿通孔71が形成されており、当該ねじ挿通孔71に適宜のねじを挿通し、ねじをねじ穴58に締め付けることにより、カバー7がケース5に取り付けられる。カバー7は、例えば合成樹脂等により形成されている。
次に、ガスメーター用無線モジュール4の組み立て方法、及び、ガスメーター用無線モジュール4のガスメーター1への取付方法について説明する。事前に、無線基板6を、ねじ挿通孔61にねじを挿通してカバー7の内側面に固定しておく。次に、端子23aに電線の一端を接続する。次に、ケース5を、縁部52が配置部25に接するように配置部25に取り付け、適宜のねじを挿通孔59に挿通させ、ねじをねじ穴26に締め付ける。これにより、ケース5がガスメーター1に取り付けられる。次に、一端が端子23aに接続された電線を開口部57に挿通し、他端をカバー7に取り付けられた無線基板6の端子に接続する。
次に、カバー7を、カバー7のねじ挿通孔71がケース5のねじ穴58に重なるように配置し、ねじをねじ挿通孔71に挿通し、ねじ穴58にねじを締め付けることにより、カバー7をケース5に取り付ける。これにより、無線基板6は、電線を介して端子23aと接続した状態で前記収容スペースに収容される。
本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4は、ガスメーター1の端子台23を覆う状態で、配置部25に取り付け可能なケース5と、配置面56bに配置され、端子台23に備えられた端子23aと電気的に接続されてガスメーター1のデータを取得し、当該データを無線データとして送信する無線基板6と、ケース5と組み合わされて無線基板6を覆って固定するカバー7と、を備えている。このような構成により、ガスメーター1の配置部25に取り付けられていた端子台カバーに代えて、ガスメーター1に取り付けることができる。そのため、ガスメーター1との一体感があり、デザイン性に優れたものとなる。
また、本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4は、配置面56bに配置された無線基板6の端子を端子台23の端子23aに電気的に接続する際に、電線等を仕切り板56の開口部57を通すことにより短い距離で接続することができる。そのため、無線基板6と端子23aとの配線が複雑となりにくい。また、無線基板6と端子23aとの配線が、ガスメーター用無線モジュール4の外にでることなく、配線が外部から視認されることがない。そのため、デザイン性に優れたものとなる。
また、本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4のケース5は、その筒状部材51が、配置部25の面に沿うように形成されている。これにより、ケース5を備えるガスメーター用無線モジュール4を、配置部25に取り付けることができ、ガスメーター1との一体感を出すことができる。
また、本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4のカバー7の外周部には、当該外周部の形状に沿ってパッキンが設けられ、カバー7を取り付ける際に、カバー7とケース5との間に当該パッキンが配されるようになっている。これにより、ケース5とカバー7との間により隙間ができにくく、当該隙間から雨水などが流入してくることをより効果的に抑制することができる。
また、本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4のケース5の取付面56aには、その開口部57の縁部を囲うように止水部材を設けてもよい。このような構成により、ケース5をガスメーター1に取りつけた際に、ケース5の開口部57と配置部25との隙間を止水部材が埋めるため、開口部24に雨水などが流入してくることを抑制し、端子台23に水や汚れが付着することを抑制することができる。
ところで、ガスメーターの端子台部分の形状は共通ではないため、上述の取り付け方法が適用できないガスメーターも存在する。本実施形態のガスメーター用無線モジュール4は、端子台部分に取り付けられない場合にも対応できるように、ケース5と交換可能なアダプタ8を使用することができる。そのため、ガスメーター用無線モジュール4は、アダプタ8を付属品としてセットで販売や流通等させてもよい。図3は、ケース5に代えて、アダプタ8を使用したガスメーター用無線モジュール4の他の形態を示したものである。
アダプタ8は、上下方向に延びた略長方形状の板状部材81と、板状部材81の幅方向両端部から同方向に立設する側壁部82と、板状部材81の上下方向両端部から少し内側寄りに設けられ、側壁部82と同じ方向に立設する上壁部84及び下壁部85と、を備えている。側壁部82と、上壁部84と、下壁部85と、は共に連結して設けられており、板状部材81と、側壁部82と、上壁部84と、下壁部85と、により形成された空間に無線基板6が収容され、板状部材81に固定される。下壁部85には、収容された無線基板6の端子とガスメーター1の端子23aとを電気的に接続する、例えば電線等を挿通させるための挿通穴(図示せず)が形成されている。
側壁部82と、上壁部84と、下壁部85との縁部(板状部材81とは反対側の先端部)には、図示しないパッキンが設けられており、カバー7を取り付ける際に、カバー7とアダプタ8との間にパッキンが配されるようになっている。これにより、ケース5とアダプタ8との間に隙間がよりできにくく、当該隙間から雨水などが流入してくることをより効果的に抑制することができる。
また、上壁部84と下壁部85には、内側方向に突部(図示せず)が形成されており、当該突部にはねじ穴(図示せず)が形成されている。カバー7は、カバー7のねじ挿通孔71に適宜のねじを相通して、突部に形成されたねじ穴に締め付けることにより、アダプタ8に取り付けられる。
板状部材81は、幅方向略中央部であって上下方向に延びる窪み83が形成されている。窪み83は、側壁部82等が設けたれた面側に湾曲して形成されている。当該窪み83は、例えば、ガスメーター1に接続されるガスの配管の形状に即している。また、板状部材81には、その四隅近傍にねじ挿通孔81aが形成されている。当該窪み83やねじ挿通孔81aは、汎用取付機構に該当し、当該汎用取付機構により、ガスメーター1の端子台部分以外の取り付け対象物(ガスの配管や壁面等)に取り付けることが可能となる。
本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4のケース5に代えて、アダプタ8を用いた場合には、アダプタ8は汎用取付機構を有するため、ガスメーター用無線モジュール4を例えば、端子台23以外の被取付対象物に取り付けることができる。具体的には、アダプタ8は、板状部材81に、配管の形状に即した窪み83が形成されているため、当該窪み83を被取付対象物としての例えば配管に沿わせて配することができる。これにより、図3に示すように、配管P上に安定して固定することができる。なお、配管への固定は、従来知られている通常の固定方法により行うことができる。例えば、紐状部材で配管に固定することなどが挙げられる。
さらに、板状部材81のねじ挿通孔81aを利用して、壁などに固定することも可能である。また、ねじ挿通孔81aに紐状部材を通して、配管などにぶら下げることも可能である。汎用取付機構としては、例えば家具の柱への固定に用いる取付金具や、ステー等も挙げられる。
[第2実施形態]
本発明の第2実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4A及びガスメーター1Aについて図4から6を用いて説明する。本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4A及びガスメーター1Aの形状が第1実施形態と異なる。また、図4から6において、前述した第1実施形態と同一構成部分には、同一符号を付した。なお、上記第1実施形態と同一の構成、動作及び効果に関しては説明を省略する。
図4に示すように、ガスメーター1Aは、略台形柱形状の筐体部2Aと、筐体部2Aの上面27には円筒状の流入口11及び流出口12が設けられている。筐体部2Aの一の側面28には、開口部24と、配置部25と、が形成されている。配置部25には、端子台23(図示せず)が収納されている。また、配置部25には、開口部24の幅方向両側に2つのねじ穴26が形成されている。
ガスメーター用無線モジュール4Aは、ケース9と、無線基板6と、カバー7Aと、を備えている。ケース9は、略正方形の板状部材91と、板状部材91との間に空間を形成して板状部材91の一方の面の一部を覆う保持部材92と、を備えている。図5は、ケース9の背面図である。板状部材91の保持部材92側の面は、固定面93を形成し、反対側の面は取付面94を形成し、取付面94が配置部25に接するようにガスメーター1Aに取り付けられる。ケース9は、端子台23を覆う状態でガスメーター1Aの配置部25に取り付け可能となっている。板状部材91と保持部材92とは、例えばねじ止め等の公知の方法により取り付けられる。
板状部材91には、ねじ挿通孔91aが形成され、保持部材92には、ねじ挿通孔92aが形成されている。ねじ挿通孔91aとねじ挿通孔92aとは、板状部材91と保持部材92とを組み合わせた際に、重なるように形成されている。ガスメーター用無線モジュール4Aは、ねじ挿通孔91aとねじ挿通孔92aとにねじを貫通させ、ねじ穴26にねじを締め付けてガスメーター1Aに取り付けられる。また、板状部材91の下側端部には、電線Cが貫通する貫通孔95が形成されている。
無線基板6は、無線基板6の端子台62が露出するように、板状部材91と保持部材92との間に形成された空間に収容されて固定面93に固定されている。端子台62の端子は、電線Cにより、ガスメーター1Aの端子台23の端子(図示せず)に電気的に接続されている。この時、無線基板6に接続された電線Cは、当該貫通孔95を貫通して、ガスメーター1Aの端子台23の端子に接続されている。
カバー7Aは、無線基板6を覆うようにケース9に組み合わされ、無線基板6の露出した端子台62を覆うように板状部材91及び保持部材92に組み合わされる。カバー7Aの、保持部材92及び板状部材91と接する端部には、パッキン(図示しない)が設けられている。カバー7Aのケース9への取り付けは、ねじ止め等公知の方法により取り付けられる。
次に、ガスメーター用無線モジュール4Aの組み立て方法、及び、ガスメーター用無線モジュール4Aのガスメーター1Aへの取付方法について説明する。まず、無線基板6を板状部材91と保持部材92との間に挟みこんで固定面93に固定し、板状部材91と保持部材92とを、ねじ止め等公知の方法により組み合わせる。次に、カバー7Aをねじ止め等公知の方法によりケース9に取り付ける。これにより、ガスメーター用無線モジュール4Aの組み立てが完成する。
次に、ガスメーター用無線モジュール4Aを、取付面94が配置部25に接するように配置部25に取り付け、ねじ挿通孔91aとねじ挿通孔92aとにねじを貫通させ、ねじ穴26にねじを締め付けてガスメーター1Aに取り付ける。なお、ガスメーター1Aの端子台23の端子と、無線基板6の端子台62の端子とは、ガスメーター用無線モジュール4Aのガスメーター1Aへの取付の前に、電線Cにより接続されており、取付後は、電線Cは、ガスメーター用無線モジュール4Aとガスメーター1Aとの間の開口部24に収納される。
さらに、本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4Aは、図6に示すように、ケース9に取り付け可能な取付汎用機構を有する取付部材96を備えることができる。取付部材96は、板状部材91の取付面に取り付けられる板状の部材である固定部97と、固定部97の上側の端部から突出して設けられた取付部98とを、備えている。固定部97は、例えばねじ止め等公知の方法により、板状部材91の取付面94に取り付けられる。取付部98には、汎用取付機構としての貫通孔98aが形成されている。当該汎用取付機構により、ガスメーター1Aの端子台部分以外の取り付け対象物(ガスの配管や壁面等)に取り付けることが可能となる。また、端子台部分以外の取り付け対象物には、ガスメーター1A以外の他のガスメーターの端子台部分も含まれる。取付部材96としては、家具の柱への固定に用いる取付金具や、ステーなどが挙げられる。
本実施形態に係るガスメーター用無線モジュール4Aは、取付部材96を取り付けることにより、ガスメーター1A以外の、例えば、壁面などにねじ止め等により取り付けることができる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、当該実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明のガスメーター用無線モジュール及びガスメーターの構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
例えば、上記実施形態においては、カバー7の外周部にはパッキンが設けられる構成としたが、これに限定されることなく、パッキンが設けられない構成としてもよい。また、パッキンは、ケース5の縁部53に設けられていてもよい。さらに、カバー7Aにおいても同様にパッキンが設けられなくてもよく、ケース9に設けられていてもよい。
また、上記第1実施形態においては、端子台23の端子23aと無線基板6とは、電線で接続される構成としたが、電気的に接続できればこれに限定されることはない。
1,1A ガスメーター
23 端子台
23a 端子
4 ガスメーター用無線モジュール
5,9 ケース
56a,94 取付面
56b 固定面(取付面とは反対側の面)
6 無線基板6
7,7A カバー(無線基板カバー)
8 アダプタ
96 取付部材
81a ねじ挿通孔(汎用取付機構)
83 窪み(汎用取付機構)
98a 貫通孔(汎用取付機構)

Claims (6)

  1. 着脱可能な端子台カバーに覆われる端子台を備えるガスメーターに、前記端子台カバーが取り外された状態で接続され、このガスメーターのデータを無線データとして送信するガスメーター用無線モジュールであって、
    前記ガスメーターの端子台を覆う状態で前記ガスメーターに取り付け可能なケースと、
    前記ケースの前記ガスメーターとの取付面とは反対側の面に配置され、前記端子台に備えられた端子と電気的に接続されて前記ガスメーターのデータを取得し、当該データを無線データとして送信する無線基板と、
    前記ケースと組み合わされて前記無線基板を覆う無線基板カバーと、
    を備えることを特徴とするガスメーター用無線モジュール。
  2. 前記端子台以外の取付対象物に取り付けるための汎用取付機構を有するアダプタが、前記ケースと交換可能であることを特徴とする請求項1に記載のガスメーター用無線モジュール。
  3. 前記端子台以外の取付対象物に取り付けるための汎用取付機構を有し、前記ケースに取り付け可能な取付部材を備えることを特徴とする請求項1に記載のガスメーター用無線モジュール。
  4. 前記ケースと前記ガスメーターとの間、及び、前記無線基板カバーと前記ケースとの間、のうち少なくとも一方にパッキンが設けられたことを特徴とする請求項1又は3に記載のガスメーター用無線モジュール。
  5. 前記無線基板カバーと前記アダプタとの間にパッキンが設けられたことを特徴とする請求項2に記載のガスメーター用無線モジュール。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のガスメーター用無線モジュールを備えることを特徴とするガスメーター。
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