JP2017110608A - 往復動圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、リップリングの偏摩耗を軽減し、リップリングの交換寿命を向上させた往復動圧縮機を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、シリンダと、前記シリンダの端部に設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダ内を揺動しながら往復動するピストンと、前記ピストンを駆動する駆動軸と、前記シリンダと前記ピストンとの隙間をシールするリップリングとを備え、前記リップリングの揺動方向の一端から他端までの長さおよび前記駆動軸方向の一端から他端までの長さよりも前記シリンダヘッド側から見て前記揺動方向と前記駆動軸方向との中間にある中間方向における一端から他端までの長さを短くしたことを特徴とする往復動圧縮機を提供する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、往復動圧縮機に関する。
本発明の背景技術として、特許文献1がある。特許文献1には、コネクティングロッド24の先端側に設けられた円盤部25と、円盤部25に取り付けられて円盤部25の外径以下の外径を持つリテーナ28とにより形成されシリンダ17内を揺動しつつ往復動するピストン31と、内周側がピストン31の円盤部25とリテーナ28との間に挟持される円環状の挟持部42となり、外周側が挟持部42から外向き且つリテーナ28側に突出しシリンダ31の内周面に摺接する円環状のリップ部43となったリップシール41とを備える往復動圧縮機が記載されている。
特開2009−243342
特許文献1における往復動圧縮機のリップリング(リップシール41)は、少なくとも駆動軸方向と揺動方向の中間方向の径が揺動方向および駆動軸方向の径よりも短くなっていない。そのため、リップリングをシリンダの芯とずれた状態で組付けた場合に生じる押圧力と、揺動による慣性力が応力として作用し、駆動軸方向と揺動方向の中間方向において偏摩耗が生じリップリングの寿命を向上させることができなかった。
上記の点に鑑み、本発明は、リップリングの偏摩耗を軽減し、リップリングの交換寿命を向上させた往復動圧縮機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本発明は、上記課題を解決する手段を多数含んでいるが、その一例を挙げるならば、シリンダと、前記シリンダの端部に設けられたシリンダヘッドと、前記シリンダ内を揺動しながら往復動するピストンと、前記ピストンを駆動する駆動軸と、前記シリンダと前記ピストンとの隙間をシールするリップリングとを備え、前記リップリングの揺動方向の一端から他端までの長さおよび前記駆動軸方向の一端から他端までの長さよりも前記シリンダヘッド側から見て前記揺動方向と前記駆動軸方向との中間にある中間方向における一端から他端までの長さを短くしたことを特徴とする往復動圧縮機を提供する。
本発明によれば、リップリングの偏摩耗を軽減し、リップリングの交換寿命を向上させた往復動圧縮機を提供することができる。
本発明における往復動型空気圧縮機の構成の一例である。 図1における往復動型空気圧縮機の本体部分の側面方向断面図である。 本発明におけるピストンの構成の一例である。 シリンダヘッド組付け時における、シリンダの変形の様子の一例である。 本発明の実施例1における、リップリング形状である。 揺動時における、リップリングのシリンダへの押圧力である。 本発明の実施例2における、リップリング形状である。 本発明の実施例3における、リップリング形状である。 リップリング揺動時における、リップリングのシリンダへの接触の一例である。 リップリング揺動時における、リップリングのシリンダへの接触の一例である。 リップリング角R部の断面図である。 本発明の実施例5における、リップリング形状である。
以下、本発明の実施例1を図面に基づいて詳細に説明する。図1に本発明における往復動圧縮機の概略を、図2には図1における往復動圧縮機本体を側面から見た断面図を示す。なお、本実施例では空気を圧縮する空気圧縮機を例に挙げて説明するが、空気に限らず、窒素・酸素など特定の気体を圧縮するものであってもよいし、加圧した気体をさらに昇圧させるブースタ圧縮機であってもよい。図1に示すように、往復動圧縮機は空気タンク1と、空気タンク1の上に搭載された電動機2と圧縮機本体3から構成され、電動機2の動力は伝動ベルト4を解して圧縮機本体3に伝えられる。圧縮機本体3の内部構造は図2に示すように、クランク室21と、クランク室21から鉛直方向に突出するシリンダ22と、そのシリンダ22内に設けられ、ピストンの往復動によって開閉する空気弁23と、シリンダ22のクランク室21とは反対側の端部に設けられたシリンダヘッド24と、クランク室21の中央に回転可能に支持された駆動軸としてのクランク軸26と、クランク軸26によって駆動されるピストンを有している。クランク軸26によって駆動されるピストンはシリンダ22内をクランク室21側からシリンダヘッド24側までを揺動しつつ、往復動し、圧縮室27の流体を圧縮する。ピストンは、クランク軸26に取り付けられる連接棒25、連接棒25の端部に設けられたリテーナ32によって構成される。リテーナ32と連接棒25の端部によって流体を圧縮するピストン部25aが構成されている電動機2から伝動ベルト4を介して伝えられた動力によりクランク軸26が回転することで、シリンダ22内に設置されたピストンのピストン部25aが揺動しながら鉛直方向に往復動し、その結果としてシリンダ22外部から空気弁23を通して空気を吸入し、圧縮して吐出す。
なお、本実施例では、駆動軸をクランク軸26とし、クランク軸26の連接棒25との接続部分を偏心させることにより、駆動軸の回転運動を連接棒25の揺動運動に変換している。これに限らず、駆動軸自体は偏心部をもたず、エキセントリック部材の中心から偏心した位置に駆動軸を接続することで駆動軸の回転運動を連接棒25の偏心運動に変換してもよい。
なお、図1,2では説明簡略化のため、空気圧縮機形状はシリンダ22・連接棒25を一対しか持たない単気筒としているが、クランク軸26に対して直列あるいは放射状に複数のシリンダ22・連接棒25を有する空気圧縮機もある。
図3にピストンのピストン部25a断面図を示す。シリンダ22とピストンのピストン部25a間をシールする円環状のリップリング31が連接棒25とリテーナ32に挟持されており、クランク軸26の回転に伴いピストンのピストン部25aが往復動することで空気を圧縮する。圧縮室27を最も拡大した下死点から、圧縮室27を最も縮小した上死点へ移動する圧縮工程において、リップリング31の側面31aがシリンダ内圧力によりシリンダ22の内周面に押し付けられる押圧力によって、リップリング31は径方向外側に拡径し、シリンダ22と連接棒のピストン部25a間をシールする。そのため、リップリング31のシリンダ22への押圧力が大きいほど、リップリング31のシール性は向上する。一方で、リップリング31の側面の摩耗量は押圧力と比例するため、リップリング31の摩耗を防ぐためにはある程度のシール性を維持しつつも押圧力を軽減しなければならない。
また、シリンダヘッド24は、締結ボルト41を用いてシリンダ22に締結されている。この時、締結ボルト41によりシリンダ22を締め付けることで、シリンダ22の断面22aは、図4のシリンダ断面22bように、4つの山と4つの谷が連続的につながる4次の変形をする。クランク軸方向と揺動方向の中間方向であるxy45度方向では、シリンダ22の径が小さくなるように変形する事で、リップリング31の締め代が増加し押圧力が増加する。
リップリング31の押圧力を緩和する方法について説明する。上記に述べた圧縮工程では、リップリング側面31aには、連接棒25の慣性による押圧力51、リップリング31のシリンダ22との芯ずれによる押圧力52、シリンダ22内圧力とリップリング31の締め代による押圧力53が働く。
ここで、リップリング31を円形にて形成した場合、芯ずれによる押圧力52は揺動方向と直交する駆動軸方向で最も大きくなり、揺動による慣性力は揺動方向で最も大きくなる。そして、これらを合計した応力は駆動軸方向と揺動方向の中間方向で最も大きくなる。
図5(a)に従来のリップリング31の形状を示す。シリンダ22とリップリング31の上面図において、クランク軸方向をx方向とし、揺動方向をy方向とする。x方向には、前述の押圧力のうち連接棒25の慣性力による押圧力51は働かない。しかし、xy45度方向(x方向とy方向の中間方向)では、揺動によるリップリング31とシリンダ22の隙間の増減が小さく、なおかつ連接棒25の慣性力による押圧力51も働くため、xy45度方向(x方向とy方向の中間方向)で前述の押圧力の影響を最も受け、合計押圧力54が最大となり、リップリング31はxy45度方向55で偏摩耗を生じる。
ここで、リップリング31に発生する応力軽減策としてリップリング31底面の板厚を増加する方法がある。しかし、揺動によりリップリング31が傾くことで、リップリング31の径は増加しないが、リップリング31をシリンダ22の軸と垂直方向に投影した径が、揺動角とリップリング31底面の厚さに比例して増減する。したがって、リップリング31底面の厚さの増加に従いリップリング31締め代は増加し、揺動方向の押圧力が増加する。つまり、単純にリップリング31底面の厚さを増加しても、リップリング31に発生する応力軽減対策にはならず、偏摩耗を軽減させることはできない。
そこで、図5(b)に示す本実施例のリップリング形状では、リップリング31のxy45度方向であるW部の外径(一端から他端までの長さ)D1を、x方向及びy方向での外径(一端から他端までの長さ)D0よりも短くすることで、リップリング31のxy45度方向における芯ずれと締め代による押圧力52,53を緩和した。
図6にFEM解析でのリップリング31のシリンダ22への押圧力54を示す。図6(a)に示す従来のリップリング形状31では締め代と芯ずれによる押圧力52、53により、リップリング31はシリンダ22に、特にxy45度方向で強く押し付けられる。一方、図6(b)に示す本実施例のリップリング31形状では、シリンダ22とリップリング31のxy45度方向での隙間を十分に確保し、リップリング31の押圧力54(芯ずれと締め代による押圧力52,53)を軽減したことにより、リップリング31のxy45度方向の押圧力を低減することができる。
本実施例によれば、リップリング31の揺動方向と駆動軸方向の中間方向にかかる押圧力を低減することで、偏摩耗を軽減し、リップリング31の交換寿命を向上させることができる。
本発明の実施例2にかかる往復動圧縮機を、図7を用いて説明する。実施例1と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施例1に示すリップリング31の形状では、リップリング31に働く押圧力を緩和し摩耗を抑制することが出来るが、一方では、リップリング31の外径に設けられた凹部31bにより、シリンダ22とリップリング31との間に隙間が生じ、リップリング31のシール性が低下することで吐出し性能低下を生じる。
本実施例では、リップリング31の側面31aを、クランク軸方向に長径を持つ楕円71と、揺動方向に長径を持つ楕円72を用いて形成することを特徴としている。リップリングの側面31aに働く押圧力のうち、連接棒25の慣性力による押圧力はクランク軸方向から揺動方向にかけて角度θの絶対値に比例して増加し、シリンダ22の芯ずれによる押圧力は、θの絶対値に比例して減少する。
そこで、2つの楕円を繋ぎ合わせた形状とすることで、リップリング31にかかる押圧力を軽減しつつも、シリンダ22とリップリング31との間に生じる隙間を低減し、シール性低下による性能低下を緩和する事が可能である。
なお、クランク軸方向に長い楕円71と、揺動方向に長い楕円72の接合部は、滑らかに繋いでもよい。
また、図8に示すリップリング31のように、シリンダヘッド24締結時のシリンダ22の変形に合わせて、リップリング31の形状を、径方向外側に広がる円弧と径方向内側に広がる円弧とを組み合わせた形状とした。揺動方向とクランク軸方向において径方向外側に広がっており、中間方向では径方向内側に広がる形状となっている。これにより、シリンダヘッド24締結時のxy45度方向での締め代増加に伴う押圧力を、さらに効果的に緩和することが出来る。
以上より、本実施例によれば、実施例1と比較してリップリング31のシール性の低減を緩和しつつ、偏摩耗を軽減し、リップリング31の交換寿命を向上させることができる。
本発明の実施例3にかかる往復動圧縮機を、図9を用いて説明する。実施例1と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。本実施例では、揺動に伴うリップリング31の締め代変化による押圧力低減が可能な構造について説明する。
図9に示すリップリング31の揺動時のリップリング外径のシリンダ軸と垂直方向への投影長さD2は底面厚さtとリップリング外径D0と揺動角βを用いて式(1)で表される。
Figure 2017110608
しかし、リップリング31が径方向外側に拡開したときにリップリングの揺動方向の側面31bの先端側がシリンダ22に接触している状態では、リップリング底面を除いた側面が図10に示すようにシリンダ22に押し付けられ変形する。そのため、揺動時の外径の最大値D2maxは底面厚さtとリップリング外径D0を用いて式(2)で決定され、式(3)により圧縮機運転中の締め代の最大増加量ΔDが求められる。
Figure 2017110608
Figure 2017110608
締め代の増加に比例して、締め代による押圧力が増加する。揺動による締め代増加を低減するためには、底面厚さの低減などが考えられるが、底面厚さを低減すると強度が低くなり、リップリング31の交換寿命を向上させることができない。そこで、図9に示すリップリング外側角部の曲率半径Rを大きくする事で、ΔDを小さくし、締め代増加による押圧力を緩和する。揺動方向の曲率半径をR1としたときのリップリング外径のシリンダ軸と垂直方向への投影長さ最大値D3maxは式(4)で表され、式(5)により曲率半径0の時である式(3)よりもΔD2だけ締め代が減少し、曲率半径Rが大きいほど押圧力を緩和することが出来ることがわかる。
Figure 2017110608
Figure 2017110608
Figure 2017110608
一方、揺動方向では、リップリング側面31bに連接棒25の慣性力による押圧力が働くため、リップリング外側角部(リップリング31の側面31と底面との間の屈曲部の外周面)の曲率半径Rを大きくすると、揺動方向リップリング側面31bに働く面圧が上昇し、慣性力による摩耗が増加する。
以上のことを鑑みて、本実施例では、図11に示すように揺動方向の曲率半径をR1、中間方向の曲率半径をR2としたときに、R2>R1とすることで、締め代増加による押圧力を緩和することができる。
本発明の実施例4にかかる往復動圧縮機を、図12を用いて説明する。実施例1と同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。
実施例1、2、3で述べたリップリング31には組付け方向がある。そのため、リップリング31にピストン25aとリテーナ32により挟み固定される挟持部に、小さな穴31cもしくは切り欠き31Dのような、点対称でない位置に凹形状を設けた。また、リテーナ32には、リップリング31に設けた凹形状に対応し、凹形状に嵌め合わせられる凸部を設けることで、リップリング31の組付け時のずれの防止が可能となる。また、組付け後のリップリング31の回り止め機能も果たす。
本実施例によれば、リップリング31の組付け時のずれを防止することができ、芯ずれによる押圧力を低減し、リップリング31の偏摩耗を軽減することができる。
これまでに説明してきた実施例は、いずれも本発明を実施するに当たっての1例を示したものに過ぎず、実施例1−4を組み合わせることにより本発明を実施しても良い。
1 空気タンク
2 電動機
3 圧縮機本体
4 電動ベルト
21 クランク室
22 シリンダ
22a シリンダ段面
22b シリンダヘッド締め付け後のシリンダ断面
23 空気弁
24 シリンダヘッド
25 連接棒
26 クランク軸
27 圧縮室
31 リップリング
31a リップリング側面
31b リップリング側面(揺動方向)
32 リテーナ
41 締結ボルト
51 揺動慣性力による押圧力
52 シリンダ芯ずれによる押圧力
53 シリンダ内圧力によるリップリング拡径と、締め代による押圧力
54 合計押圧力
55 偏摩耗箇所
71 実施例2におけるリップリング理論曲線
72 実施例2におけるリップリング理論曲線

Claims (10)

  1. シリンダと、
    前記シリンダの端部に設けられたシリンダヘッドと、
    前記シリンダ内を揺動しながら往復動するピストンと、
    前記ピストンを駆動する駆動軸と、
    前記シリンダと前記ピストンとの隙間をシールするリップリングとを備え、
    前記リップリングの揺動方向の一端から他端までの長さおよび前記駆動軸方向の一端から他端までの長さよりも前記シリンダヘッド側から見て前記揺動方向と前記駆動軸方向との中間にある中間方向における一端から他端までの長さを短くしたことを特徴とする往復動圧縮機。
  2. 前記リップリングは、前記揺動方向に長径を持つ楕円と、前記駆動軸方向に長径を持つ楕円とを繋いだ形状であることを特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
  3. 前記リップリングの前記揺動方向および前記非揺動方向において内側に広がる円弧と前記リップリングの前記中間方向において外側に広がる円弧とを組み合わせた形状であることを特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
  4. 前記リップリングの側面と底面との間の屈曲部において、前記揺動方向および前記非揺動方向の曲率半径R1を前記中間方向における曲率半径R2よりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
  5. 前記リップリングは穴または切欠きを有し、
    前記ピストンに前記穴または前記切欠きに嵌め合わせられる凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機。
  6. シリンダと、
    前記シリンダ内を揺動しながら往復動するピストンと、
    前記ピストンを駆動する電動機と、
    前記電動機の動力により回転運動し、前記ピストンを往復運動させる駆動軸とを備え、
    前記ピストンは前駆動軸に取り付けられた連接棒と前記連接棒の端部に取り付けられるリテーナと、前記連接棒と前記リテーナとの間に挟持されるリップリングとを有し、
    前記リップリングの揺動方向の一端から他端までの長さおよび駆動軸方向の一端から他端までの長さよりも前記揺動方向と前記駆動軸方向との間にある中間方向における一端から他端までの長さは短いことを特徴とする往復動圧縮機。
  7. 前記リップリングは、前記揺動方向に長径を持つ楕円と、前記クランク軸方向に長径を持つ楕円とを繋いだ形状であることを特徴とする請求項6に記載の往復動圧縮機。
  8. 前記リップリングの前記揺動方向および前記駆動軸方向において内側に広がる円弧と前記リップリングの前記中間方向において外側に広がる円弧とを組み合わせた形状であることを特徴とする請求項6に記載の往復動圧縮機。
  9. 前記リップリングの側面と底面との間の屈曲部において、前記揺動方向および前記駆動軸方向の曲率半径R1を前記中間方向における曲率半径R2よりも大きくすることを特徴とする請求項6に記載の往復動圧縮機。
  10. 前記リップリングは穴または切欠きを有し、
    前記リテーナまたは前記連接棒に前記穴または前記切欠きに嵌め合わせられる凸部を有することを特徴とする請求項6に記載の往復動圧縮機。
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