JP2017109370A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作部の自動回動時の異音や原稿へのダメージの発生を抑制することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】情報の表示及びデータの入力を行うための回動可能に構成された操作部200を備え、シートに画像形成を行う画像形成装置であって、操作部200を回動させるチルト駆動ユニットと、チルト駆動ユニットを駆動するチルトモータ201と、操作部200が回動した回動位置を検知するボリュームセンサ207と、ボリュームセンサ207の検知結果に基づいてチルトモータ201を駆動し、操作部200の回動を制御するCPU250と、を備え、CPU250は、操作部200を所定の位置に回動する第一の回動動作が第一の所定の時間以内に終了しない場合には、第一の回動動作の実行を禁止し、操作部200を待機位置に回動させる第二の回動動作が第二の所定の時間以内に終了した場合には、第一の回動動作の実行の禁止を解除する。
【選択図】図5

Description

本発明は、ディジタル複写機、複合機、レーザプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、操作部のチルト制御に関する。
画像形成装置の中には、情報表示を行ったり、データ入力を行ったりする液晶画面を備えた操作部が、筐体上部に配置されたものがある。例えば車椅子のユーザや小柄なユーザにとって、操作部の配置された位置が高いと、液晶画面に表示された情報が見えづらかったり、操作部が見えにくいため入力操作がやりづらかったりすることがある。そこで、操作部の視認性・操作性の向上のために、手動で操作部の角度を調整可能なチルト機構を備える画像形成装置がある。近年、操作部の角度をユーザの使いやすい角度へ自動で調整する機構が提案されており、例えば特許文献1では、画像形成装置の電源オン、オフ時に、操作部を自動で回動させる画像形成装置が提案されている。
特開2007−81248号公報
電源オン時に自動で操作部を所定位置に回動する画像形成装置では、操作部が自動で回動させることができない場合が生じることがある。例えば、ユーザが操作部に手を置いていて、回動機構に対する負荷がかかっている場合や、原稿読取部に大型のブック原稿が操作部にはみ出して置かれ、ブック原稿が操作部の回動動作に干渉しているような場合である。このような場合、操作部をそのまま自動で回動させ続けると、異音が発生したり、ブック原稿へダメージを与えるといった課題がある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、操作部の自動回動時の異音や原稿へのダメージの発生を抑制することを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
(1)情報の表示及びデータの入力を行うための回動可能に構成された操作部を備え、シートに画像形成を行う画像形成装置であって、前記操作部を回動させる回動部と、前記回動部を駆動する駆動手段と、前記操作部が回動した回動位置を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に基づいて前記駆動手段を駆動し、前記操作部の回動を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記操作部を所定の位置に回動する第一の回動動作が第一の所定の時間以内に終了しない場合には、前記第一の回動動作の実行を禁止し、前記操作部を待機位置に回動させる第二の回動動作が第二の所定の時間以内に終了した場合には、前記第一の回動動作の実行の禁止を解除することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、操作部の自動回動時の異音や原稿へのダメージの発生を抑制することができる。
実施例の画像形成装置の概略断面図 実施例の操作部のチルト機構の駆動部の配置を示す斜視図 実施例の操作部のチルト機構の主要部を示す図 実施例の操作部のチルト機構の主要部を示す図 実施例のチルト機構の制御ブロック図 実施例の画像形成装置のチルト機構の制御シーケンスを示すフローチャート 実施例の第一の回動動作の制御シーケンスを示すフローチャート 実施例の第二の回動動作の制御シーケンスを示すフローチャート
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[画像形成装置の構成]
図1は、複数色のトナーを用いて画像形成を行う画像形成装置100の概略断面図である。図1を用いて実施例の画像形成装置100について説明する。画像形成装置100には色別に画像を形成する4つの画像形成部(画像形成手段)140Y、140M、140C、140Bk(破線部)が備えられている。画像形成部140Y、140M、140C、140Bkはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナーを用いて画像形成を行う。Y、M、C、Bkは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表しており、以下、特定の色について説明する場合を除き、添え字Y、M、C、Bkを省略する。
画像形成装置100は、画像形成が行われる記録材であるシートSを収納するカセット111、原稿台ガラス上に載置された原稿を読み取る原稿読取手段である原稿読取部150を備えている。また、画像形成装置100は、原稿を連続して読み取る際に使用される自動原稿送り装置(以下、ADFとする)300を備えている。原稿をコピーする場合には、ユーザにより原稿読取部150上に原稿がセットされ、操作部200からコピー指示が入力されると、原稿画像の読み取りが行われる。そして、読み取られた原稿の画像データに応じて、後述するレーザスキャナユニット142からレーザ光が出射され、感光ドラム141が露光される。また、原稿読取部150には、原稿台ガラス上の原稿の有無とそのサイズを検知する原稿検知手段である原稿サイズセンサ(不図示)が設けられている。原稿サイズセンサは、光源としてのLEDから照射され、原稿台ガラス上の原稿で反射された反射光をCCD等の光電変換素子により受光することで、原稿台ガラス上の原稿を検知する。また、原稿サイズセンサは、原稿有りと検知されたセンサの位置から原稿のサイズを判別する。
画像形成部140は感光体である感光ドラム141を備えている。感光ドラム141の周りには、帯電装置146、レーザスキャナユニット142、現像手段である現像装置143がそれぞれ設けられている。感光ドラム141の上方には無端ベルト状の中間転写ベルト145が配置されている。中間転写ベルト145は、駆動ローラと従動ローラとに張架され、画像形成中は図中の矢印A方向(反時計回り方向)に回転する。また、中間転写ベルト145を介して、感光ドラム141に対向する位置には、一次転写装置144が設けられている。また、本実施例の画像形成装置100は、中間転写ベルト145上のトナー像を記録媒体であるシートSに転写するための二次転写部130、シートS上のトナー像を定着するための定着装置155を備えている。
画像形成装置100の画像形成プロセスを説明する。各画像形成部140における画像形成プロセスは同一であるため、画像形成部140Yを例にして画像形成プロセスを説明し、画像形成部140M、140C、140Bkにおける画像形成プロセスについては説明を省略する。画像形成部140Yの帯電装置146Yにより、図中矢印方向(時計回り方向)に回転駆動される感光ドラム141Yを帯電する。帯電された感光ドラム141Yは、レーザスキャナユニット142Yから出射されるレーザ光によって露光される。これにより、回転する感光ドラム141Y上(感光体上)に静電潜像が形成される。感光ドラム141Y上に形成された静電潜像は、現像装置143Yによってイエローのトナー像として現像される。画像形成部140M、140C、140Bkでも、同様の工程が行われる。
転写電圧が印加された一次転写装置144は、画像形成部140の感光ドラム141上に形成されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を、中間転写ベルト145に転写する。これにより、中間転写ベルト145上で各色のトナー像が重ね合わされる。即ち、中間転写ベルト145に4色のトナー像が転写される。
一方、カセット111に収納されたシートSが給紙部110により一枚ずつ分離されて給送される。給送されたシートSは搬送ローラ対120に受け渡され、シート搬送方向下流側に配置されたシート斜行補正装置10に向かって搬送され、シート斜行補正装置10によりシートSの斜行が補正される。その後、シートSは、搬送ローラ対30によって二次転写部130へと搬送される。中間転写ベルト145上に転写された4色のトナー像は、二次転写ローラ132と従動ローラ131により構成される二次転写部130へと搬送される。そして、カセット111から二次転写部に搬送されてきたシートS上に、中間転写ベルト145上に転写された4色のトナー像が転写される。
4色のトナー像が転写されたシートSは定着装置155に搬送され、シートS上の未定着のトナー像は定着装置155により加熱加圧され、シートS上にフルカラー画像が定着される。シートSは定着装置155を通過した後、片面印刷の場合には、搬送部160を通過して、排紙ローラ161によって、そのまま排紙トレイ170上に排出される。一方、両面印刷の場合には、排紙ローラ161を逆回転させ、片面の画像形成を行ったシートSを反転搬送装置180へと搬送する。なお、チルト駆動ユニット270、チルトモータ201、人感センサ280、ID情報読取部208については、後述する。
[操作部]
続いて、図2を用いて、本実施例の操作部200を回動可能にする回動部であるチルト機構の駆動部が設置される画像形成装置100上の位置(設置場所)について説明する。なお、図1で説明した構成と同じ構成には同じ符号を付し、説明を省略する。図2(a)は、操作部200が設置された周辺部を示す斜視図であり、チルト機構の駆動部に外装カバーを付けた状態での斜視図である。駆動部を覆う外装カバーには、駆動部全体を覆うフレームカバー261と、駆動部と操作部200との接合部を覆う操作部下カバー262がある。フレームカバー261は、画像形成装置100の前カバー260と同じ面側の上部に、画像形成装置本体側と原稿読取部150の間のフレームを覆うカバーである。また、操作部下カバー262は、操作部200の下面(裏面)側を覆うカバーである。
図2(b)は、図2(a)に示す状態から、フレームカバー261と操作部下カバー262を外した状態の斜視図である。図2(b)に示すように、チルト機構を駆動するチルト駆動ユニット270(以下、駆動ユニット270という)は、図2(b)の手前側の本体フレーム400に取り付けられている。駆動ユニット270が設置されている場所(位置)は、定着装置155と排紙ローラ161が設置された画像形成装置本体側の上位の位置に当たる。通常、定着装置155より上位のこの空間に配置するユニットなどはなく、デッドスペースとなってしまう箇所である。また、駆動ユニット270を本体フレーム400に取り付け、フレームカバー261を取り付けても、フレームカバー261は、前カバー260と同じ高さであり、駆動ユニット270を設置しても、画像形成装置100から突出した凸形状とはならない。そのため、画像形成装置100のデザイン性が損なわれることがない。更に、フレームカバー261は、シートSが排出される排紙口162側にも突出した形状ではないため、排紙トレイ170へ排紙されるシートSへの視界を遮ることもない。
また、駆動ユニット270は操作部200の下面(裏面)側に取り付けられ、操作部200を下方向から回動させる構成となっている。そのため、操作部200を原稿読取部150の端部に配置することも可能となり、操作部200周辺のデザイン、配置自由度を向上させることができる。更に、駆動ユニット270を原稿読取部150でなく、画像形成装置本体側へ設置したことで、例えば原稿読取部150を備えていないプリンタの場合においても、操作部200のチルト機構を容易に取り付けることが可能となる。
[操作部のチルト機構]
次に、図3、図4を用いて、本実施例の操作部200のチルト機構の駆動部の詳細について説明する。図3(a)は、操作部200のチルト機構の主要構成部の周辺を拡大した斜視図であり、操作部200が略水平状態のホームポジションに位置しているときの斜視図である。図3(b)は、図3(a)の図中A方向から、図3(a)に示す状態を見たときの側面図である。同様に、図4(a)は操作部200のチルト機構の主要構成部の周辺を拡大した斜視図であり、操作部200が最大に回動したときの斜視図である。図4(b)は、図4(a)の図中A方向から、図4(a)に示す状態を見たときの側面図である。
図3(a)に示すように、操作部200には、液晶画面、操作ボタンが設けられており、ユーザは操作部200を介して、プリント指示や画像形成装置100の環境設定、後述するID認証時での設定登録を行うことができる。
操作部200の下部に、チルトモータ201(以下、モータ201という)、モータ支板216、段ギヤ203、ギヤ215を一体化して支持する駆動ユニット270の支板217が設けられている。駆動ユニット270の支板217は、本体フレーム400にビスで固定されている。駆動ユニット270のユニット化により、組立の容易性・交換時の作業性を向上させている。駆動ユニット270では、モータ支板216にモータ201が固定され、モータ201のモータ軸のギヤは、歯車が斜めの溝形状を有するウォームギヤ202となっている。段ギヤ203は、ウォームホイール部と平歯部から構成されている。ウォームホイール部は、モータ201のモータ軸のウォームギヤ202と噛み合い、平歯部はギヤ215と噛み合い、ギヤ215は操作部200の回動中心にあるギヤ214と噛み合う。これにより、モータ201の駆動回転がギヤ214に伝達される。
トルクリミッタ204は、ハウジング204aとシャフト204bより構成され、所定以上のトルクがかかると、ハウジング204aとシャフト204bが滑ることで、トルク伝達を制限する。トルクリミッタ204は、ヒンジ支持板209により回転可能に支持されている。ギヤ214は、トルクリミッタ204のハウジング204aと係合しており、ギヤ214が回転すると、ハウジング204aも一体となって回転する。一方、トルクリミッタのシャフト204bは、操作部200と一体となって接合されている操作部支持板205と係合しており、シャフト204bの回転に伴い、操作部200も一体となって回転する。
(ボリュームセンサ)
また、シャフト204bの先端には、カップリング206を介し、第一の検知手段であるボリュームセンサ207が設けられている。ボリュームセンサ207も、トルクリミッタ204のシャフト204b、及び操作部200と一体になっており、シャフト204bが回転するとボリュームセンサ207も回転する。ボリュームセンサ207は、回転角度によって出力電圧が変化するセンサであり、操作部200と一体になって回転するため、ボリュームセンサ207の出力電圧値に基づいて、操作部200が回動した角度を検知することができる。
(フォトセンサ)
図3(b)、図4(b)に示す第三の検知手段であるフォトセンサ210は、操作部200が略水平な状態であるホームポジションの位置(図3)に到達しているかどうかを検知するために用いられる。一方、図3(b)、図4(b)に示す第二の検知手段であるフォトセンサ211は、操作部200が最大回動したときの位置(図4)に到達しているかどうかの検知に用いられる。図3(a)に示すように、フォトセンサ211は、光を出射する発光部211aと、発光部211aから出射された光を検知する受光部211bとを有している。操作部200が回動することによりセンサフラグ213も回動し、操作部200が回動可能な最大角度まで回動すると、センサフラグ213は、発光部211aと受光部211bとの間に移動する。その結果、センサフラグ213により、発光部211aからの出射光が遮光されることにより、フォトセンサ211は、操作部200が回動可能な範囲の中で最大回動したことを検知することができる。図4(b)は、操作部200が最大回動したときの操作部200、フォトセンサ211、センサフラグ213の位置関係を示している。
フォトセンサ210も、フォトセンサ211と同様に、不図示の発光部、受光部を有し、センサフラグ212により不図示の発光部からの出射光が遮光されることにより、操作部200は、ホームポジションの位置に到達したことを検知することができる。図3(b)は、操作部200がホームポジションの位置にあるときの操作部200、フォトセンサ210、センサフラグ212の位置関係を示している。
(人感センサ、ID情報読取部)
操作部200の図中、左側に設けられた第四の検知手段である人感センサ280(図2参照)は、人体が放射する赤外線を検知することにより、画像形成装置100に近接する人の動きを検知する。人感センサ280が設置された場所の図中左側には、読取手段であるID情報読取部208(図2参照)が設けられている。ID情報読取部208は、ユーザがIDカードをかざしたとき、IDカードのユーザ識別情報を読み取る。そして、読み取られたIDカードのユーザ識別情報に基づいて、操作部200の自動チルト動作の要否や、自動チルト動作時の操作部200の角度(操作部200の回動量)が判断される。
[チルト機構の制御系]
続いて、本実施例の操作部200のチルト機構の制御系について、図5のブロック図を用いて説明する。図5は、画像形成装置100の操作部200のチルト機構の制御に関係するセンサや駆動部等の制御系を示す制御ブロック図である。制御手段であるCPU250は、画像形成装置100の制御、即ち画像形成部140等の画像形成動作の制御、操作部200への情報表示及びデータ入出力、原稿読取部150による原稿読取制御等を行う。
図5に示すように、上述した人感センサ280、ID情報読取部208、ボリュームセンサ207、フォトセンサ210、211はCPU250と接続され、各種検知信号や読み取ったID情報等をCPU250に出力する。また、CPU250は記憶手段である不揮発性のメモリ281と接続され、メモリ281に必要な情報の読み書きを行う。メモリ281には、ユーザのID情報に対応した、操作部200の自動チルト動作の要否や、自動チルト動作時の操作部200の角度(操作部200の回動量)情報等の自動チルト動作情報が記憶されている。自動チルト動作情報は、操作部200の操作等により入力され、メモリ281に格納される。
また、CPU250は、消費電力が大きいが、ユーザの要求に応じてすぐに画像形成動作を開始可能なスタンバイモードと、消費電力は少ないが、画像形成動作を開始するまでに準備時間を要するスリープモードの2つの動作モードを切り替えて実行する。CPU250は、利用者がいない場合や、最後に画像形成動作を実行してから所定の時間が経過すると、消費電力を削減するために、スリープモードに切り替える。更に、CPU250は、時間測定を行うためのタイマを有している。
CPU250は、ID情報読取部208により読み取られたID情報に応じた自動チルト動作に関する情報をメモリ281から読み出す。そして、CPU250は、読み出した自動チルト動作の情報に基づいて、モータドライバ251にモータ201の回転指令(例えば操作部200の回動方向、回動角度等)を送信する。モータドライバ251は、回転指令に応じてモータ201を駆動し、操作部200を回動させる。更に、CPU250は、ボリュームセンサ207からの回動角度を示す出力信号、フォトセンサ210、211からの検知信号により、操作部200の回動した位置を判断する。そして、CPU250は、検知した回動位置により、操作部200が所定の位置に回動したと判断すると、モータドライバ251へ停止指令を送信する。モータドライバ251は、停止指令に応じて、モータ201を停止させる。
[チルト機構の制御シーケンス]
次に、本実施例の画像形成時における操作部200のチルト機構の制御動作について、図を用いて説明する。図6は、画像形成装置100のチルト機構の制御シーケンスを示すフローチャートであり、画像形成装置100の電源がオンすると起動され、CPU250により実行される。図6は、画像形成時に行われるチルト機構の制御動作を説明するためのフローチャートであり、画像形成装置100における画像形成動作の概要については、図1において説明しているので、ここでの説明は省略する。
図6のステップ(以下、Sという)101では、CPU250は、ID情報読取部208によりIDカードの読み取り(図中、ID検知)が行われたかどうかを判断する。CPU250は、読み取りが行われたと判断した場合には処理をS102に進め、読み取りが行われていないと判断した場合には処理をS101に戻す。S102では、CPU250は、メモリ281より、ID情報読取部208から通知されたID情報に対応した自動チルト動作情報(自動チルト動作の要否、自動チルト動作時の操作部200の回動量情報)を読み出す(図中、メモリ情報読み出し)。S103では、CPU250は、S102で読み出した自動チルト動作情報に基づいて、操作部200の自動チルト制御が必要かどうかを判断する。CPU250は、自動チルト制御が必要(自動チルト制御が必要なユーザID)と判断した場合には、処理をS104に進め、自動チルト制御は不要(自動チルト制御が不要なユーザID)と判断した場合には、処理をS105に進める。
S104では、CPU250は、自動チルト動作時の操作部200の回動量情報に基づいて操作部200の回動を行うために、第一の回動動作を実行する。なお、第一の回動動作の詳細については、後述する。予めメモリ281に格納されている、自動チルト動作時の操作部200の回動量情報は、ユーザIDに応じたカスタムポジション(例えば、図4に示す位置)情報であり、操作部200から個別に設定することが可能である。
S105では、CPU250は、操作部200よりコピー指示が入力されたか(コピー指示あり)どうかを判断する。CPU250は、コピー指示が入力されたと判断した場合には処理をS106に進め、コピー指示が入力されていないと判断した場合には処理をS105に戻す。S106では、CPU250は、原稿読取部150により原稿の読み取りを行い、読み取った原稿の画像情報に基づいて、シートSへの画像形成を行う(図中、コピー画像形成)。CPU250は、画像形成が終了すると、タイマをリセットしスタートさせ、処理をS107に進める。
S107では、CPU250は、人感センサ280の検知結果に基づいて、画像形成装置100の近傍に人がいないかどうか(人感センサはオフ?)を判断する。CPU250は、人がいないと判断した場合には処理をS110に進め、人がいると判断した場合には処理をS108に進める。S108では、CPU250は、タイマを参照して、画像形成動作が終了してから所定の時間が経過したかどうかを判断する。CPU250は、所定の時間が経過したと判断した場合には処理をS110に進め、所定の時間が経過していないと判断した場合には処理をS109に進める。S109では、CPU250は、ID情報読取部208によりIDカードの読み取り(図中、ID検知)が行われたかどうかを判断する。CPU250は、読み取りが行われたと判断した場合には処理をS102に戻し、読み取りが行われていないと判断した場合には処理をS107に戻す。
S110では、CPU250は、操作部200をホームポジションの位置に回動させるために、第二の回動動作を実行する。なお、第二の回動動作の詳細については、後述する。CPU250は、第二の回動動作が終了すると、処理をS101に戻す。
[第一の回動動作]
次に、操作部200をユーザIDに応じたカスタムポジションに回動させる制御動作について、図を用いて説明する。図7は、操作部200をユーザIDに応じた所定の位置に回動させるチルト機構の制御シーケンスを示すフローチャートであり、図6のS104を実行するときに起動され、CPU250により実行される。
S201では、CPU250は、ボリュームセンサ207の出力電圧、及びフォトセンサ210、211の検知信号に基づいて、操作部200の現在の回動位置(位置情報)を検知する。S202では、CPU250は、メモリ281より、チルト1エラー情報を読み出し、操作部200の回動動作制御において、所定の位置に回動できないエラー状態かどうか(図中、チルト1エラー情報は0?)を判断する。CPU250は、エラー状態と判断した場合には、操作部200の回動動作を行わず、図6の処理に戻り、エラー状態ではないと判断した場合には、処理をS203に進める。ここで、チルト1エラー情報は、0の場合は、操作部200の回動動作制御において、所定の位置に回動することができる(エラーなし)ことを示し、1の場合は、所定の位置に回動できない(エラー状態である)ことを示す。「エラー状態」とは、例えば、大型のブック原稿が原稿読取部150からはみ出して操作部200に接触し、ブック原稿による干渉により、操作部200がユーザIDに応じた位置まで回動できない状態を指している。
S203では、CPU250は、S201で検知した操作部200の現在の回動位置と、図6のS102で読み出されたユーザIDに対応した操作部200の回動量情報(回動位置情報)が同じかどうかを判断する。CPU250は、2つの回動位置が同じであると判断した場合には、操作部200を回動する制御が不要であるため、処理を終了し、図6の処理に戻る。一方、CPU250は、2つの回動位置が同じではないと判断した場合には、操作部200の回動制御を行うために、処理をS204に進める。
S204では、CPU250は、操作部200をユーザIDに対応した位置まで回動させるために、モータドライバ251へモータ201を駆動開始させる指令を出すとともに、タイマをリセットし、スタートさせる。モータドライバ251にモータ201の駆動開始指令を出すことにより、操作部200をチルトさせるモータ201が駆動される。操作部200をチルトするモータ201が駆動されると、ウォームギヤ202、段ギヤ203、ギヤ215、214、トルクリミッタ204を介し、操作部200が回動する。操作部200の回動に伴い、トルクリミッタ204のシャフト204bに連結されているボリュームセンサ207も回転し、ボリュームセンサ207の回転角度に応じて、出力電圧値が変化していく。
S205では、CPU250は、ボリュームセンサ207の出力電圧を読み取ることで、操作部200の現在の回動位置を検知し、操作部200がユーザIDに対応した所定の位置まで到達したかどうかを判断する。CPU250は、所定の位置まで操作部200が到達していると判断した場合には、処理をS206に進め、操作部200は、所定の位置まで到達していないと判断した場合には、処理をS207に進める。なお、CPU250は、ユーザIDに対応した所定の位置がホームポジションの場合には、フォトセンサ210の検知信号に基づいて、操作部200がホームポジションの位置に到達したかどうかを判断する。一方、ユーザIDに対応した所定の位置が最大回動した位置の場合には、フォトセンサ211の検知信号に基づいて、操作部200が最大回動の位置に到達したかどうかを判断する。S206では、CPU250はモータドライバ251に、モータ201の駆動停止指令を出すことにより、操作部200をチルトさせるモータ201を停止させた後、処理を終了し、図6の処理に戻る。
S207では、CPU250は、タイマを参照して、モータ201の駆動を開始してから所定の時間(第一の所定の時間)が経過したかどうかを判断する。CPU250は、所定の時間が経過したと判断した場合には処理をS208に進め、所定の時間が経過していない(第一の所定の時間以内)と判断した場合には処理をS205に戻す。S208では、CPU250は、メモリ281のチルト1エラー情報に1(エラー状態)を設定し、以降の第一の回動動作の実行を禁止する。S209では、CPU250は、操作部200に自動チルト動作による操作部200の回動ができなかったこと、及び手動で操作部200を回動させることを促すアラーム報知を行い、処理をS206に進める。ここで、ユーザが操作部200を手動で動かす場合は、モータ軸であるウォームギヤ202がロックすることで動かなくなり、ウォームギヤ202が噛み合う段ギア203、ギヤ215、214、ハウジング204aは動かなくなる。そのため、トルクリミッタ204のシャフト204bが滑り、操作部200を手動で回動させることができる。
[第二の回動動作]
次に、操作部200をホームポジションの位置に回動させる制御動作について、図を用いて説明する。図8は、操作部200をホームポジションの位置に回動させるチルト機構の制御シーケンスを示すフローチャートであり、図6のS110を実行するときに起動され、CPU250により実行される。
S301では、CPU250は、ボリュームセンサ207の出力電圧、及びフォトセンサ210、211の検知信号に基づいて、操作部200の現在の回動位置(位置情報)を検知する。S302では、CPU250は、メモリ281より、チルト2エラー情報を読み出し、操作部200の回動動作制御において、ホームポジションの位置に回動できないエラー状態かどうか(図中、チルト2エラー情報は0?)を判断する。CPU250は、回動できないエラー状態であると判断した場合には、操作部200の回動動作を行わず、図6の処理に戻り、回動できないエラー状態ではないと判断した場合には、処理をS303に進める。ここで、チルト2エラー情報は、0の場合は、操作部200の回動動作制御において、ホームポジションの位置に回動することができる(エラーなし)ことを示す。一方、チルト2エラー情報は、1の場合は、ホームポジションの位置に回動できない(エラー状態である)ことを示す。「エラー状態」とは、例えば、大型のブック原稿が原稿読取部150からはみ出して操作部200に接触し、ブック原稿による干渉により、操作部200がホームポジション位置まで回動できない状態を指している。なお、チルト2エラー情報に1が設定されていた場合には、CPU250が操作部200の回動動作を行わない。この場合、後述するように、操作部200のチルト機構に何らかの異常がある状態で操作部200を回動させることによる異音や故障の発生を抑制するためである。
S303では、CPU250は、S301で検知した操作部200の現在の回動位置がホームポジションの位置かどうかを判断する。CPU250は、操作部200の現在の回動位置がホームポジションの位置であると判断した場合には、操作部200を回動する制御が不要であるため、処理を終了し、図6の処理に戻る。一方、CPU250は、操作部200がホームポジションの位置ではないと判断した場合には、操作部200の回動制御を行うために、処理をS304に進める。
S304では、CPU250は、操作部200をホームポジションの位置まで回動させるために、モータドライバ251へモータ201を駆動開始させる指令を出すとともに、タイマをリセットし、スタートさせる。モータドライバ251にモータ201の駆動開始指令を出すことにより、操作部200をチルトさせるモータ201が駆動される。操作部200をチルト(回動)するモータ201が駆動されると、ウォームギヤ202、段ギア203、ギヤ215、214、トルクリミッタ204を介し、操作部200が回動する。操作部200の回動に伴い、トルクリミッタ204のシャフト204bに連結されているボリュームセンサ207も回転し、ボリュームセンサ207の回転角度に応じて、出力電圧値が変化していく。
S305では、CPU250は、ボリュームセンサ207の出力電圧、及びフォトセンサ210の検知信号に基づいて、操作部200の現在の回動位置を検知し、操作部200が回動して、ホームポジションの位置まで到達したかどうかを判断する。CPU250は、ホームポジションの位置まで操作部200が到達していると判断した場合には、処理をS306に進め、操作部200は、ホームポジションの位置まで到達していないと判断した場合には、処理をS308に進める。S306では、CPU250は、メモリ281のチルト1エラー情報に0(エラーなし)を設定し、第一の回動動作の禁止を解除する。ここで、チルト1エラー情報に0を設定するのは、次のユーザIDに対応した操作部200のカスタムポジションへの回動リトライを可能にするためである。S307では、CPU250はモータドライバ251に、モータ201の駆動停止指令を出すことにより、操作部200をチルトさせるモータ201を停止させた後、処理を終了し、図6の処理に戻る。
S308では、CPU250は、タイマを参照して、モータ201の駆動を開始してから所定の時間(第二の所定の時間)が経過したかどうかを判断する。CPU250は、所定の時間が経過したと判断した場合には処理をS309に進め、所定の時間が経過していない(第二の所定の時間以内)と判断した場合には処理をS305に戻す。S309では、CPU250は、操作部200が所定の時間内にホームポジションの位置に到達できなかった場合には、CPU250は原稿読取部150上に原稿がセットされているか(図中、原稿有り)どうか、原稿サイズセンサの検知結果に基づいて判断する。CPU250は、原稿サイズセンサの検知結果により、原稿がセットされていないと判断した場合には処理をS310に進め、原稿がセットされていると判断した場合には処理をS312に進める。これは、原稿読取部150に大型のブック原稿等がないことを確認し、操作部200への干渉がないことを確認するための処理である。また、第二の回動動作が実行される前に、人感センサ280により人がいないことを確認したり(図6 S107)、あるいは所定の時間が経過したりしているため(図6 S108)、画像形成装置100付近にはユーザが居ることはないと判断できる。そのため、操作部200は、例えばユーザの手や腕が接触して、負荷が加えられた状態ではないと判断できる。
S310では、CPU250は、原稿がないにもかかわらず、操作部200が所定の時間内にホームポジションの位置まで回動できなかった場合には、操作部200のチルト機構に何らかの異常が生じたと判断する。CPU250は、メモリ281のチルト1エラー情報に1(エラー状態)を設定する。更に、S311では、CPU250は、メモリ281のチルト2エラー情報に1(エラー状態)を設定する。これにより、これ以降のCPU250による操作部200の回動動作の実行が行われなくなる。S312では、CPU250は、操作部200に操作部200のホームポジションの位置への回動ができなかったこと、及び手動で操作部200を回動させることを促すアラーム報知を行い、処理をS307に進める。なお、チルト1エラー情報、チルト2エラー情報は、操作部200のチルト機構が正常に動作することが確認されると、操作部200からエラー解除の手順を実施することにより、0(エラーなし)が設定される。
以上説明したように、本実施例では、操作部200をスリープ時における待機位置であるホームポジションからユーザ操作位置へ回動させる際に、大型のブック原稿等による干渉により正常に完了できなかったときは、リトライ動作を行わない。そして、所定のタイミング、即ち人感センサ280で人がいないことを検知したときや、画像形成終了後、最後のユーザ操作後から所定時間経過後などに、操作部200を待機位置に向かって回動させる。更に、待機位置に回動させる自動動作が何らかの原因で正常に完了できなかったときは、操作部200の自動動作を一切行わないことで、操作部200を不適切に自動動作させることによるユーザビリティの低下や異音・原稿へのダメージを抑制する。
以上説明したように、本実施例によれば、操作部の自動回動時の異音や原稿へのダメージの発生を抑制することができる。
200 操作部
201 チルトモータ
207 ボリュームセンサ
250 CPU
270 チルト駆動ユニット

Claims (11)

  1. 情報の表示及びデータの入力を行うための回動可能に構成された操作部を備え、シートに画像形成を行う画像形成装置であって、
    前記操作部を回動させる回動部と、
    前記回動部を駆動する駆動手段と、
    前記操作部が回動した回動位置を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて前記駆動手段を駆動し、前記操作部の回動を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記操作部を所定の位置に回動する第一の回動動作が第一の所定の時間以内に終了しない場合には、前記第一の回動動作の実行を禁止し、前記操作部を待機位置に回動させる第二の回動動作が第二の所定の時間以内に終了した場合には、前記第一の回動動作の実行の禁止を解除することを特徴とする画像形成装置。
  2. ユーザ識別情報を読み取る読取手段と、
    前記ユーザ識別情報に対応して、前記第一の回動動作の要否、及び前記第一の回動動作を実行する場合の前記操作部を回動させる回動位置の情報を記憶する記憶手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記読取手段により読み取った前記ユーザ識別情報に対応する、前記記憶手段に記憶された前記第一の回動動作の要否の情報に応じて、前記第一の回動動作を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置に近接する人体を検知する第四の検知手段を備え、
    前記制御手段は、前記第四の検知手段が前記人体を検知しなくなった場合、又は画像形成が終了してから前記第一の所定の時間が経過した場合には、前記第二の回動動作を実行することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記検知手段は、前記操作部の回動位置を検知する第一の検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記第一の検知手段の検知結果に基づいて、前記操作部が前記所定の位置に到達したことを検知することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記検知手段は、前記操作部が回動可能な範囲の中で最大回動した位置に到達したことを検知する第二の検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記所定の位置が前記最大回動した位置である場合には、前記第二の検知手段の検知結果に基づいて、前記操作部が前記最大回動した位置に到達したことを検知することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記検知手段は、前記操作部が前記待機位置に到達したことを検知する第三の検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記所定の位置が前記待機位置である場合には、前記第三の検知手段の検知結果に基づいて、前記操作部が前記待機位置に到達したことを検知することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  7. 前記所定の位置は、前記記憶手段に記憶された回動位置であることを特徴とする請求項4から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記第一の回動動作が前記第一の所定の時間以内に終了しない場合には、アラーム報知を行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記第二の回動動作が前記第二の所定の時間以内に終了しない場合には、アラーム報知を行うことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 載置された原稿を読み取る原稿読取手段を備え、
    前記原稿読取手段は、載置された原稿の有無を検知する原稿検知手段を有し、
    前記制御手段は、前記操作部が前記原稿読取手段の近傍に設けられている場合には、前記原稿検知手段の検知結果に基づいて、前記原稿が前記操作部の回動に干渉していないかどうかを判断することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御手段は、前記原稿検知手段が原稿を検知しない場合には、前記第一の回動動作、及び前記第二の回動動作の実行を禁止することを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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