JP2017109339A - 液滴の塗布方法と塗布装置 - Google Patents

液滴の塗布方法と塗布装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017109339A
JP2017109339A JP2015244056A JP2015244056A JP2017109339A JP 2017109339 A JP2017109339 A JP 2017109339A JP 2015244056 A JP2015244056 A JP 2015244056A JP 2015244056 A JP2015244056 A JP 2015244056A JP 2017109339 A JP2017109339 A JP 2017109339A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
droplet
distance
nozzle
piezoelectric element
velocity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015244056A
Other languages
English (en)
Inventor
修平 中谷
Shuhei Nakatani
修平 中谷
吉田 英博
Hidehiro Yoshida
英博 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2015244056A priority Critical patent/JP2017109339A/ja
Publication of JP2017109339A publication Critical patent/JP2017109339A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

【課題】凹凸のある基材に、インクを塗布してパターンを形成する場合でも、着弾位置精度を悪化させることなく、塗布形成可能な塗布方法を提供すること。【解決手段】上記の課題を解決するために、ノズルから対象物の表面までの第1距離を取得する距離取得工程と、上記第1距離に応じて圧電素子を制御する制御工程と、上記ノズルから上記圧電素子により液滴を対象物へ塗布する塗布工程と、を含み、上記制御工程では、上記液滴は同じ着地速度で、上記対象物の上に着地する制御をする液滴の塗布方法を用いる。また、ノズルから凹凸を有する対象物の表面までの第1距離を取得する距離取得部と、第1距離に応じて圧電素子を制御する制御部と、上記ノズルから上記圧電素子により液滴を対象物へ塗布する塗布部と、を含み、上記制御部では、第1距離に依存せず、上記液滴は同じ速度で、上記対象物の上に着地する制御をする液滴の塗布装置を用いる。【選択図】図8

Description

本発明は、凹凸のある基材に対する、インクジェットを用いた、液滴の塗布方法と液滴の塗布装置とに関する。
近年、インクジェット技術を用いて電子デバイスを製造する方法が注目を集めている。
インクジェット技術による製造は、蒸着技術などに比べ設備構成がシンプルで安価な製造が可能である。また、インクジェット技術は直接パターニング技術であるため、蒸着技術におけるマスクが不要となる。さらに、対象物の大型化が可能である。例えば、表示電子デバイスにおいては、大画面への市場要求が高まり、インクジェット塗布による電子デバイス製造技術への期待は高まっている。
また、配線形成や、加飾、生体物の塗布など、インクジェット技術は、近年様々なものに応用されようとしている。
特に、配線形成技術については様々な検討がなされており、平面基材への配線形成は、もちろんのこと、MEMSセンサーデバイスと基板を直接電気的に接続するために、段差を乗り越えた配線形成技術が盛んに行われている。
図1(a)と図1(b)とにインクジェットヘッドの構造を示す。
インクジェットヘッドは、液滴を吐出する複数のノズル100、ノズルに連通する圧力室110、異なるノズルに対応する圧力室を隔てる隔壁111、圧力室の一部をなすダイアフラム112、ダイアフラムを振動させる圧電素子130、隔壁を支える圧電部材140、圧電素子に電圧を印加する共通電極(図示せず)を有する。他に図示しない液体の導入口を有する。
また、液体を循環する種類のインクジェットヘッドにおいては、図示しない液体注入口と排出口とを有する。圧電素子130と隔壁を支える圧電部材140とは、一つの圧電部材からダイシングによって分離されている。インクジェットヘッドが有するノズル100は、直径20μm〜50μmで、100μm〜500μmの間隔で100穴〜300穴並んでいる。
このように構成されたインクジェットヘッドは、次のように動作する。圧電素子130の裏側の共通電極(図示せず)と、圧電素子130の間に電圧を印加すると、圧電素子130が図1(a)の状態から図1(b)の状態に変形する。圧電素子130が変形する(圧電素子130の下部が変形)と、圧力室110の容積が小さくなり、液体に圧力を加えることができる。その圧力で液体を吐出させている。
インクジェットヘッドの構造としては、薄膜の圧電素子を用いた構造でもよい。図2は、薄膜型インクジェットヘッドの構造を示す図である。図2に液体を吐出するためのノズル200、ノズルに連通する圧力室210、圧力室に液体を供給する共通圧力室230が繋がっている。圧力室の一部を成すダイアフラム212の上部に薄膜圧電素子220が構成されている。このように構成されたインクジェットヘッドは次のように動作する。薄膜圧電素子220に電圧を印加すると、薄膜圧電素子220が図2(a)の状態から図2(b)の状態に変形する。薄膜圧電素子220が変形すると、圧力室210の容積が小さくなり液体に圧力を伝達することができる。その圧力で液体を吐出させている。
高精度に配線パターンを形成する方法として、特許文献1では、レーザーを援用したインクジェット法で、高アスペクト比の配線パターンを、表面の荒れた基材にも形成できることを示している。
通常では、インクジェットで塗布すると、塗布されたインクが乾燥するまでに、基材上で濡れ広がってしまい、塗布線幅が太くなってしまうが、特許文献1の技術を用いれば、塗布したインクをCOレーザーで局所的に加熱することで、着弾したインク液滴のレオロジーを制御して、インクの濡れ広がりを精密制御することで、高アスペクト比の配線パターンを、表面の荒れた基材にも形成することを可能にしている。
国際公開第2014/069350号
特許文献1の塗布方法によれば、塗布液滴の濡れ広がりを抑えて高精度に配線形成することは可能である。しかし、図3の断面図に示すように、段差302のある基材304へ液滴301を塗布し、塗布膜303を形成する時には、問題がある。
この場合、ノズル300から基材304までの距離が場所により異なる。このため、液滴301の着弾時の吐出液滴の速度のばらつきによる、着弾位置精度の悪化は避けられない。ノズル300を場所により上下させる方法も考えられるが、ノズル300を動かすと圧力室内のインクが揺れることにより、メニスカス位置が不安定になり、吐出性能の低下を招きかねない。このため、ノズル300は固定しておくことが望ましい。
ノズル300から基材304までの距離が長くなると、液滴301の着弾までの時間が長くなるだけでなく、空気抵抗や外環境の気流などによる速度低下が発生する。速度が低下すれば、気流などにより着弾位置精度に悪影響を及ぼし、塗布品質が低下してしまう。
図4のグラフには、基材304表面での液滴の速度と、ノズル300から基材304表面までの距離との関係を示している。
液滴体積が4ピコリットルのヘッドAと、液滴体積が1ピコリットルのヘッドBとにより、ノズル300からの基材304までの距離と液滴の速度との関係である。
液滴体積の小さなヘッドBでは、ノズル300からの距離が長くなることによる液滴の速度の低下が顕著に現れていることがわかる。
図5(a)には、ヘッドAとヘッドBで、駆動電圧と液滴の速度(ノズル300から0.5mm離れた位置での速度)の関係、図5(b)には、ヘッドAとヘッドBで、駆動電圧と液滴体積の関係を示している。駆動電圧を高く設定すれば、液滴の速度を上げることは可能であるが、駆動電圧を上げると、同時に液滴体積も大きくなってしまう。液滴体積が変わると、基材304に塗布される塗布量が変わる。この場合、配線パターンであれば、線幅や膜厚が変わってしまい、配線抵抗のばらつきに繋がってしまう。このため、液滴体積を一定にすることは必要不可欠である。
よって、本願の課題は、液滴体積を一定のまま、液滴の初期速度のみを変えることが可能な液滴の塗布方法と液滴の塗布装置とを提供することである。
上記の課題を解決するために、ノズルから対象物の表面までの第1距離を取得する距離取得工程と、上記第1距離に応じて圧電素子を制御する制御工程と、上記ノズルから上記圧電素子により液滴を対象物へ塗布する塗布工程と、を含み、上記制御工程では、上記液滴は同じ着地速度で、上記対象物の上に着地する制御をする液滴の塗布方法を用いる。
また、ノズルから凹凸を有する対象物の表面までの第1距離を取得する距離取得部と、上記第1距離に応じて圧電素子を制御する制御部と、上記ノズルから上記圧電素子により液滴を対象物へ塗布する塗布部と、を含み、上記制御部では、上記第1距離に依存せず、上記液滴は同じ速度で、上記対象物の上に着地する制御をする液滴の塗布装置を用いる。
本発明の塗布方法によれば、液滴体積を一定に保ち、吐出速度を変えることが可能となる。段差のある基材に塗布する場合でも、着弾位置精度を保ちつつ、均一な線幅、膜厚の塗布パターンを形成することができる。
(a)従来のバルク型インクジェットヘッドの構造、(b)従来の圧電素子に電圧が印加されたときのヘッドの状態を示す図 (a)従来の薄膜型インクジェットヘッドの構造、(b)従来の圧電素子に電圧が印加されたときのヘッドの状態を示す図 従来の方法で、段差のある基材に塗布する様子を示す図 従来のノズルで、ノズルからの距離(第2距離)と液滴の速度の関係を示す図 (a)従来のノズルでの駆動電圧と液滴の速度との関係を示す図、(b)従来のノズルでの駆動電圧と液滴体積の関係を示す図 実施の形態の液滴の初期速度と液滴体積の関係を示す図 実施の形態の液滴の初期速度と飛翔角度の関係を示す図 実施の形態の駆動波形のスルーレートと体積1.2pL時の液滴の初期速度の関係を示す図 実施の形態の塗布装置を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
実施の形態の液滴の塗布方法、液滴の塗布装置について説明する。実施の形態のインクジェットヘッドの構造は、図1で示したバルク型ピエゾのヘッド構造と同じである。ただし、制御部、プロセスが異なる。
圧電素子130に印加する電圧を変えることで、液滴の速度と液滴の体積が同時に変わることは、前述したとおりである。
圧電素子130の変位により、圧力室110の容積が変化し、その容積変化で、ある液滴の初期速度、体積で液滴が吐出される。
液滴の初期速度は、圧力室110の容積の時間当たりの変化量と、圧力室110の容積の変化量の絶対値で決まる。同じ駆動電圧を圧電素子130に印加した場合、時間当たりの電圧変化量が大きければ、液滴の初期速度は速くなり、逆に、時間当たりの電圧変化量が小さければ、液滴の初期速度は遅くなる。
よって、液滴の初期速度は、スルーレート(時間あたりの電圧変化量)と駆動電圧の大きさ(最大値)との二つのパラメータに寄与する。
一方、液滴体積は、圧力室110の変化量(駆動電圧の最大の大きさ)自体で決まり、圧力室110の容積の変化速度はあまり関係しない。よって、液滴体積は、スルーレートはあまり寄与せずに、ほぼ駆動電圧の大きさ(最大値)で決まる。今回、液滴体積は変化させないので、駆動電圧の最大値は変更しない。
以上のことから、駆動電圧の波形のスルーレートSRを適切に変えることで、液滴体積は一定のまま、液滴の初期速度のみを変えることが可能となる(表1)。
Figure 2017109339
<液滴の初期速度と液滴体積との関係>
図6は、実施の形態における液滴の初期速度(ノズルから吐出した時点での液滴の速度)と液滴の体積を示す図である。駆動電圧波形のスルーレートSRを、30V/us、35V/us、40V/usと変えることにより、同じ液滴体積であっても液滴の初期速度が変わっていることがわかる。
例えば、駆動電圧波形のスルーレートSRを30V/usにした場合は、液滴体積が1.1ピコリットルのときに液滴の初期速度が3.7m/sであるのに対して、スルーレートSRを40V/usにした場合は、液滴体積が1.1ピコリットルのときに液滴の初期速度が5.0m/sとなっていることがわかる。
<液滴の初期速度と液滴の飛翔角度の関係>
また、図7は、液滴の初期速度(ノズルから吐出した時点での液滴の速度)と液滴の吐出角度ばらつきとの関係を示す図である。液滴の初期速度が4〜5m/s程度を境に吐出角度のばらつきが悪化していっていることがわかる。図7は、同じ液滴体積(液滴量)でのデータである。
液滴の吐出角度は、吐出する液体の種類とインクジェットヘッドの構造によって決まる。
<着弾位置を精度良く液滴を塗布する概略>
図4のように、ノズル300からの基材304(対象物)までの距離(第1距離)と液滴の速度との関係がわかっていれば、駆動電圧波形のスルーレートSRを調整して場所によって塗布条件を変える。このことで、段差のある基材304に対しても、着弾位置精度良く液体を塗布することが可能となる。
距離(第1距離)は、塗布する基材304の高さ方向の寸法データから求める。もしくは、レーザー変位計などでノズル300から基材304までの距離(第1距離)を随時測定しながら、その測定値に応じて、上記塗布をすることもできる。
<着弾位置精度良く液体を塗布する詳細>
(1)ノズル300から基材304の表面までの距離(第1距離)から液滴の吐出初期速度を求める。
図3のような0.5mmの段差がある基材304に対して、液滴を塗布する時を例にして、詳細な条件を説明する。面Aはインクジェットヘッドからの距離(第1距離)が0.5mmである面を、面Bはインクジェットヘッドからの距離(第1距離)が1.0mmである面を示す。面Cはある傾斜角で斜面になって、距離が変化している面を示している。使用したインクジェットのノズル300は、液滴体積がおおよそ1.0pLであるヘッドBを用いた。
面Aでは、駆動波形のスルーレートSRは30V/usに設定して、液滴体積が1.2pLになるような条件で、液滴を吐出させた。この時の液滴の初期速度は4.7m/sであった。
図4で、ヘッドBでのノズルからの距離(第2距離)(X)と液滴の速度(Y)とのデータより、これらを線形近似すると、式1のような第1関係になる。
Y=−2.2724X+6.4355・・・(式1)
ノズル300からの距離(第2距離)に対して、液滴の速度は、初速によらず、一定の傾き(比例係数、−2.2724)で低下していくことがわかっているため、ヘッドBと、実施の形態で使用しているインクとの組合せにおいては、ノズル300からの距離(第2距離)が1mm離れると、2.2724m/sの割合で速度が低下していく。
よって、面Aに対して、ノズルからの距離(第1距離)が0.5mm大きくなっている面Bでは、SRが30V/usの駆動波形を用いた場合、面Bに着弾するときの液滴の速度は、面Aに対してより、式2のように、速度が減少する。2.2724m/sは上記の比例係数である。
2.2724×0.5=1.13m/s・・・(式2)
面Aと面Bとで着弾時の液滴の速度をどちらも同じにするためには、面Bを塗布するときは、ノズルから吐出する液滴の初期速度(ノズルから吐出した時点での液滴の速度)を1.13m/s速くなるように駆動波形のスルーレートSRを設定する必要がある。つまり、4.7m/sに1.13m/sを足して、5.83m/sとする。
なお、上記は差分で、比例計算したが図4から、基材304上で同じ速度となるように初期速度を求めてもよい。
(2)液滴の初期速度からスルーレートを求める。
図8には、ヘッドBを用いたときの駆動電圧波形のスルーレートSRと液滴体積1.2pL時の液滴の初期速度V(ノズルから吐出した時点での液滴の速度)の関係を示した。スルーレートSRと液滴の初期速度Vの関係は式3で示される。比例係数が0.13である。
V=0.13SR+0.8833・・・(式3)
面Bに着弾時の液滴の速度が面Aと同じになるように、面Bに塗布時の初期速度(ノズルから吐出した時点での液滴の速度)を5.83m/sにするためには、式3より駆動電圧波形のスルーレートSRは38V/usにすれば良いことがわかる。
斜面である面C塗布時も、レーザー変位計などでノズルからの距離(第1距離)を随時測定して、その距離(第1距離)に応じて、着弾時の液滴の初期速度を算出し、それに応じた駆動波形のスルーレートSRを設定することで、場所によらずに一定の液滴の速度で塗布することが可能となる。
ただし、実際のデバイスにおいては、斜面は極めて短い幅であることが多いため、斜面塗布時は、面Aもしくは面Bと同じ吐出条件で塗布しても、塗布膜の品質には大きな悪影響は及ぼさないと想定される。
なお、液滴の初期速度(ノズルから吐出した時点での液滴の速度)を基準としたが、ノズルから一定の距離の位置を基準にしてもよい。
<液滴の塗布装置>
図9に塗布装置90の構成を示す。塗布装置90は、ノズル300から凹凸を有する基材304の表面までの距離(第1距離)を取得する距離取得部91と、その距離(第1距離)に応じて圧電素子130を制御する制御部92と、ノズル300から圧電素子130により液滴を基材304へ塗布する塗布部93と、を含む。
制御部92では、上記距離(第1距離)に依存せず、液滴は同じ速度で、基材304上に着地する制御をする制御機器である。
距離取得部91は、ノズル300と基材304と間の距離(第1距離)を、レーザー計測器で測定して計算してもよい。また、基材304のCADデータなどを利用してデータ処理により求める制御装置でもよい。
塗布部93は、ノズル300である。
さらに、図4、図8のようなデータを保存するデータ部94があってもよい。1つの制御装置内部に、 距離取得部91、制御部92、データ部94があってもよい。
動作は、上記で示した動作をこの塗布装置90で行うことができる。
本発明の液滴の吐出方法と塗布装置は、凹凸ある基材への加飾印刷や、配線パターンなどの機能性膜の形成に適用することができる。
90 塗布装置
91 距離取得部
92 制御部
93 塗布部
94 データ部
100 ノズル
110 圧力室
111 隔壁
112 ダイアフラム
130 圧電素子
140 圧電部材
200 ノズル
210 圧力室
212 ダイアフラム
220 薄膜圧電素子
300 ノズル
301 液滴
302 段差
303 塗布膜
304 基材

Claims (6)

  1. ノズルから対象物の表面までの第1距離を取得する距離取得工程と、
    前記第1距離に応じて圧電素子を制御する制御工程と、
    前記ノズルから前記圧電素子により液滴を対象物へ塗布する塗布工程と、を含み、
    前記制御工程では、前記液滴は同じ着地速度で、前記対象物の上に着地する制御をする液滴の塗布方法。
  2. 前記制御工程では、前記第1距離に応じて、前記圧電素子へ印加する駆動電圧の波形のスルーレートを調整する請求項1に記載の液滴の塗布方法。
  3. 前記制御工程では、事前に、前記ノズルからの第2距離と前記液滴の速度との第1関係と、前記スルーレートと前記液滴の速度との第2関係を求め、
    前記第1距離と前記第1関係とから、前記液滴の速度を求め、前記液滴の速度と前記第2関係とから、前記スルーレートを求める請求項2に記載の液滴の塗布方法。
  4. 前記第1関係では、前記第2距離と前記液滴の速度との第1比例係数を求め、
    前記第2関係では、前記スルーレートと前記液滴の速度との第2比例係数を求め、
    前記第1比例係数と前記第2比例係数とから、比例計算で前記第1距離から前記スルーレートを求める請求項3記載の液滴の塗布方法。
  5. 前記制御工程では、前記第1距離の変化に対して、前記駆動電圧の値を変更しない請求項2〜4のいずれか1項に記載の液滴の塗布方法。
  6. ノズルから対象物の表面までの第1距離を取得する距離取得部と、
    前記第1距離に応じて圧電素子を制御する制御部と、
    前記ノズルから前記圧電素子により液滴を対象物へ塗布する塗布部と、を含み、
    前記制御部では、前記第1距離に依存せず、前記液滴は同じ速度で、前記対象物の上に着地する制御をする液滴の塗布装置。
JP2015244056A 2015-12-15 2015-12-15 液滴の塗布方法と塗布装置 Pending JP2017109339A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015244056A JP2017109339A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 液滴の塗布方法と塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015244056A JP2017109339A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 液滴の塗布方法と塗布装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017109339A true JP2017109339A (ja) 2017-06-22

Family

ID=59079875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015244056A Pending JP2017109339A (ja) 2015-12-15 2015-12-15 液滴の塗布方法と塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017109339A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021008068A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021008068A (ja) * 2019-07-01 2021-01-28 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置
JP7302339B2 (ja) 2019-07-01 2023-07-04 セイコーエプソン株式会社 液体吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6371072B2 (ja) インクジェットプリンタ用インク供給システム及び該システムにおけるインク圧力制御方法
US8567890B2 (en) Method for controlling droplet discharge device and droplet discharge device
JP6990877B2 (ja) インクジェットヘッドとそれを用いたインクジェット装置とインク塗布方法
US20130155134A1 (en) Liquid ejecting apparatus and liquid ejecting method
JP5413826B2 (ja) 吐出装置
JP2009034568A (ja) スリットコート式塗布装置及びその制御方法
JP2017109339A (ja) 液滴の塗布方法と塗布装置
JP3233197B2 (ja) インクジェット式記録装置
JP2010142978A (ja) 流体噴射装置及び流体噴射方法
JP2018126996A (ja) インクジェット印刷方法
JP2017209631A (ja) インクジェットヘッドと、それを用いたインクジェット装置、およびインク塗布方法。
JP2006218397A (ja) 液滴吐出量測定方法、液滴吐出量測定用治具、液滴吐出量調整方法、液滴吐出量測定装置および描画装置
JP2007054759A (ja) 液滴吐出方法および液滴吐出装置
KR20090011589A (ko) 잉크젯 장치, 잉크젯 장치의 구동방법 및 이를 이용한표시장치의 제조방법
WO2007058259A1 (ja) 塗布装置、塗布装置の制御方法、および液体吐出装置
JP2020040037A (ja) 液滴塗布装置、および液滴塗布方法
JP2006297176A (ja) 液滴吐出装置およびその駆動方法
JP7357110B2 (ja) 基板処理制御方法、基板処理装置、基板処理方法、及びコンピュータ読出し媒体に格納されたコンピュータプログラム
JP5442402B2 (ja) 液体塗布方法、及び液体塗布装置
JP4994094B2 (ja) 液滴塗布装置及び液滴塗布方法
JP5327777B2 (ja) インクの塗布方法およびインクジェット塗布装置
JP2010142979A (ja) 流体噴射装置及び流体噴射方法
JP2005262450A (ja) インクジェット塗布装置
JP2011161341A (ja) 液滴吐出方法、カラーフィルターの製造方法及び液滴吐出装置
JP2007125514A (ja) 液滴吐出量測定方法、液滴吐出量測定用治具、液滴吐出量調整方法、液滴吐出量測定装置、描画装置、デバイス及び電気光学装置並びに電子機器