JP2017108781A - ゴルフクラブ用グリップ - Google Patents

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Toshihiko Hachiro
敏彦 鉢呂
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Abstract

【課題】金型の変更を要することなく、ロゴや色柄模様を容易に付すことができるゴルフクラグ用グリップを提供する。
【解決手段】グリップ10は、インナー13とアウター14とを備える。ゴルフクラブシャフトは、インナー13に挿通される。アウター14は、インナー13と一体的に成形され、インナー13の外周面24を覆っている。アウター14は、インナー13が透視され得る透光性を有する。インナー13の外周面24には、ロゴ25が施されている。アウター14は透光性を有しているため、インナー13の外周面24が有するロゴ25をアウター14を通して外部から透視可能である。
【選択図】図4

Description

この発明は、ゴルフクラブ用グリップの構造に関するものである。
一般にゴルフクラブは、ヘッド、シャフト及びグリップから構成されている。近年、グリップの機能は大きく向上し、捻れ変形が抑えられたいわゆるロートルクグリップ(たとえば、特許文献1参照)や、高い滑り止め効果の発揮を目的として表面のパターンが工夫されたグリップが提案されている。さらに、グリップの機能の向上と共に装飾性の向上を目的として、グリップの外周面にロゴや色柄模様が付される場合もある。
グリップにロゴや色柄模様が付される場合、ロゴや色柄模様に対応する凹凸形状がグリップの外周面に形成され、その凹凸形状に沿って色が付される。これにより、ロゴや色柄模様が鮮明になり、しかも、容易に剥離したり、すり減ることが防止される。
特開2010−188019号公報 特開平5−76630号公報 特開2011−143226号公報
ところで、一般にグリップは、ゴムや樹脂からなり、通常、金型を用いて成形される。したがって、装飾のために上記ロゴや色柄模様が付されたり変更される場合には、これらに対応して金型が変更されなればならなかった。すなわち、ロゴや模様を含めたグリップのデザインが少しでも変更されると金型の変更が必要であり、その結果、グリップの製造コストが大幅に上昇してしまうという問題があった。また、この問題が回避されるためには、グリップのデザインのバリエーションが抑えられなければならないという問題が生じていた。もっとも、成形されたグリップの表面に上記ロゴ等が別工程(たとえば印刷等)で付されることも考えられる。しかし、印刷では、グリップの摩耗と共にロゴも汚損されやすく、外観の悪化が激しくなる。
他方、従来から透光性を有するグリップが提供されている(たとえば、特許文献2及び特許文献3参照)。特許文献2に記載のグリップは透明である。このグリップが装着されるシャフトの外周面にメッキ等により模様が施される。このシャフトに透明のグリップが装着されることにより、上記模様が透視される。しかし、この場合には、事実上シャフトへの装飾となるから、グリップの装飾や、グリップのバリエーションの充実が達成されるものではない。また、特許文献3に記載されているように、シャフトの外周面と透明のグリップの内周面との間に、デザインされたシート等が挿入される場合もある。しかし、この場合には、シャフトとグリップとの結合が弱くなり、グリップの機能が発揮されなくなるというおそれがある。
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、金型の変更を要することなく、ロゴや色柄模様を容易に付すことができるゴルフクラグ用グリップを提供することである。
(1) 上記目的が達成されるため、本発明に係るゴルフクラグ用グリップは、ゴルフクラブシャフトが挿通される筒状インナーと、当該筒状インナーの周面を覆うように当該筒状インナーと一体的に成形され、且つ当該筒状インナーが透視され得る透光性を有する筒状アウターとを備えている。
このゴルフクラグ用グリップは、二層構造を有しており、ゴルフクラグのシャフトの端部に嵌め合わされる。すなわち、筒状インナーにゴルフクラグのシャフトが挿入される。筒状インナーとシャフトは、たとえば接着剤その他の固着手段により固着されるのが好ましい。筒状インナーを被覆するように筒状アウターが配置されている。筒状アウターは、筒状インナーと一体的に成形されているから、両者は強固に固着されている。
筒状インナーの外周面に、ロゴや色柄模様が施される場合がある。筒状アウターは透光性を有しているため、筒状インナーの外周面に色柄模様等が付されている場合には、当該色柄模様が筒状アウターを通して外部から透視され得る。
上記色柄模様等は、筒状インナーが成形された後に当該筒状インナーの外周面に付される。そのため、色柄模様等が変更される場合に、筒状インナーの金型が変更される必要はない。したがって、色柄模様等のデザインは、容易かつ安価に変更され得る。また、色柄模様等が付されたグリップのサンプルが容易かつ安価に作成される。さらに、筒状インナーに色柄模様等を付するために金型などの初期費用が掛からないので、特定のデザインの色柄模様が付されたグリップを少量作成する場合でも高価にならない。
(2) 上記筒状アウターの周面の少なくとも一部に滑り止め効果を発揮する凹部乃至凸部が形成されていることが好ましい。
上記構成によれば、グリップの滑止効果を向上させることができる。
(3) 上記筒状アウターの周面の少なくとも一部は、面粗度Rz≦200nmであることが好ましい。
上記構成によれば、面粗度がRz≦200nmである領域について、筒状インナーの外周面に付された色柄模様の視認性を向上させることができる。
(4) 上記筒状インナー及び筒状アウターは、樹脂からなることが好ましい。
上記構成によれば、筒状インナー及び筒状アウターを容易に成形することができる。
(5) 上記筒状アウターを構成する樹脂に顔料が含まれていてもよい。
上記構成によれば、筒状アウターに光透過性を有しながら、かつ、色を持たせることができるため、デザイン性を向上させることができる。
この発明によれば、筒状インナーに付された色柄模様等のデザインは、金型の変更を伴うことなく容易かつ安価に変更され得る。したがって。ゴルフクラブ用グリップに新たに色柄模様等が付される場合や色柄模様等が変更される場合に、そのサンプルが容易かつ安価に作成される。また、金型の変更を伴うことなくゴルフクラブ用グリップのデザインの変更が可能であることから、デザインが異なる複数種類のゴルフクラブ用グリップの少量生産が安価に行われる。
図1は、本発明の一実施形態に係るグリップの外観を表す斜視図であり、正面及び小径を有する端面側から見た状態を示す。 図2は、本発明の一実施形態に係るグリップの外観を表す斜視図であり、正面及び大径を有する端面側から見た状態を示す。 図3は、本発明の一実施形態に係るグリップの外観を表す斜視図であり、背面及び大径を有する端面側から見た状態を示す。 図4は、本発明の一実施形態に係るグリップの内部構造を示す斜視図であり、正面及び大径を有する端面側から見た状態で、かつアウター、インナー及びエンドキャップがそれぞれ分解された状態を示す。 図5は、本発明の一実施形態に係るグリップの断面図であり、軸方向に垂直な断面を示す。
以下、適宜図面が参照されて、本発明の好ましい実施形態が説明される。なお、以下に示される各実施形態は、本発明の一実施形態にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜変更され得ることは言うまでもない。
[ゴルフクラブ用グリップの概略]
図1〜図3は、本発明の一実施形態に係るゴルフクラブ用グリップ(以下、「グリップ」と称される。)10の外観を表す斜視図である。図4は、グリップの内部構造を示す斜視図である。図5は、グリップの断面図である。
このグリップ10は、ゴルフクラブ(特にパター)に装着されるものである。具体的には、グリップ10は、パターのシャフトの後端部に嵌め込まれて固定される。シャフトは、断面が円形の棒状に形成されており、スチールのほかカーボン繊維強化樹脂等から構成される。なお、このシャフトの先端にクラブヘッドが装着される。
このグリップ10は、ゴルファーがゴルフクラブを使用する際に把持する部材であるから、ゴルファーにとって握り易い形状であることが要請される。そのため、グリップ10は、筒状に形成されており、その断面形状は、図5に示されるように略カム形である。なお、グリップ10の断面形状は略カム形に限定されるものではなく、四角形などであってもよい。
本実施形態に係るグリップ10の特徴とするところは、図4が示すような二層構造を備えており、外側部分(後述のアウター14)が透光性を有している点である。すなわち、内側部分(後述のインナー13)の外周面24にロゴ25などの色柄模様が付されることにより、ゴルファーは、外側部分(後述のアウター14)を通して外部からロゴ25を透視することができる。しかも、後述のようにロゴ25の変更に金型の変更を必要としないので、様々なロゴ25が容易且つ安価に付されるようになっている。
[グリップの構造]
図4が示すように、グリップ10は、インナー13(特許請求の範囲に記載された「筒状インナー」に相当)と、アウター14(特許請求の範囲に記載された「筒状アウター」に相当)と、エンドキャップ15とを備えている。エンドキャップ15は、インナー13及びアウター14の後端に設けられている。前述のように、グリップ10は全体として筒状を呈するが、グリップ10の先端部16の断面形状は後端部17の断面形状と相似形であり、先端部16の断面の寸法は、後端部17の断面の寸法よりも小さい。このため、グリップ10の外形はテーパー状を呈し、グリップ10は、先端部16から後端部17に向かって漸次太くなっている。グリップ10がかかる形状を備えることにより、ゴルファーは、グリップ10を確実に把持することができる。
グリップ10の断面形状は、図5が示すように略カム形である。グリップ10の形状は、ゴルファーがパッティングを行う際に握り易くなるように設計されている。具体的には、グリップ10は、平面を有する平面部43と、この平面部43の両端に連続するU字形の湾曲部44とを有する形状である。上記平面部43は、グリップ10の正面であり、上記湾曲部44が形成された側がグリップ10の背面である。
[インナー]
図4が示すように、インナー13は樹脂からなり、金型を用いた射出成型により構成されている。インナー13を構成する樹脂の種類は特に限定されない。
インナー13は、全体として筒状を呈する。図5が示すように、インナー13の断面形状は、グリップ10の断面形状と略相似形状である。インナー13の先端部20の寸法は、インナー13の後端部21の寸法よりも小さい。このため、インナー13の外形形状はテーパー状を呈し、インナー13は、先端部20から後端部21に向かって漸次太くなっている。本実施形態では、インナー13の長さ寸法は236mm、先端部側端面(不図示)における寸法L1(図5参照)は17.0mm、寸法L2(図5参照)は16.0mm、に設定されており、後端部側端面23においては、寸法L1は30.0mm、寸法L2は21.0mmに設定されている。ただし、インナー13のサイズは、適宜設計変更され得る。
図4が示すように、インナー13にシャフト挿通孔19が形成されている。シャフト挿通孔19は、後端部側端面23から軸方向に沿ってインナー13を貫通している。
インナー13の外周面24にロゴ25が付されている。ロゴ25は、転写やインクジェット等の印刷や塗装により形成されてもよいし、ロゴ25が付されたステッカーが外周面24に貼り付けられてもよい。一般に、印刷等の方がステッカーよりも、外周面24とロゴ25との段差を小さくすることができるという利点がある。
[エンドキャップ]
本実施形態では、上記エンドキャップ15がインナー13に固定されている。エンドキャップ15は円盤状に形成されている。エンドキャップ15は、インナー13の後端部側端面23に取り付けられている。エンドキャップ15は、嵌合部27とフランジ部28とを有し、これらは一体的に形成されている。この嵌合部27がインナー13のシャフト挿通孔19に嵌め込まれている。エンドキャップ15は樹脂からなり、射出成型により成形されている。フランジ部28の外周形状及び寸法は、後述するアウター14の後端部側端面34の外周形状に対応している。
フランジ部28の中央には空気挿通孔39が設けられている。この空気挿通孔39は、フランジ部28及び嵌合部27を貫通している。
インナー13は、エンドキャップ15をインサート材としてインサート成形される。したがって、エンドキャップ15の嵌合部27がインナー13のシャフト挿通孔19に嵌め込まれた状態で、当該嵌合部27がインナー13と融着する。したがって、インナー13の後端部21にエンドキャップ15が確実に固着する。
[アウター]
図4が示すように、アウター14は樹脂からなり、射出成型により構成されている。アウター14を構成する樹脂は、透光性を有する樹脂である。また、アウター14を構成する樹脂に顔料が含まれていてもよい。顔料により、アウター14を着色することができる。顔料の含有量は、アウター14を構成する樹脂の透光性を阻害しない程度が好ましい。
アウター14は、全体として筒状を呈する。アウター14の外周面38は、グリップ10の外周面を形成している。アウター14の先端部16(グリップ10の先端部16)の形状は、アウター14の後端部17(グリップ10の後端部17)の形状に対して相似形をなしている。すなわち、上記先端部16の断面の寸法は、上記後端部17の断面の寸法よりも小さい。このため、アウター14もインナー13と同様に、その外形形状はテーパー状を呈し、アウター14の外形寸法は、先端部16から後端部17に向かって漸次太くなっている。また、アウター14の最先端部31は、略円錐台形を呈している。本実施形態では、アウターの長さ寸法は260mm、先端部16の端面33の外径は17.0mm、後端部17の端面34の寸法L3(図5参照)は37.0mm、寸法L4(図5参照)は27.0mmに設定されている。ただし、アウター14のサイズは、インナー13のサイズに対応して適宜設計変更され得る。
アウター14は、インナー13をインサート材としてインサート成形される。つまり、アウター14は、インナー13を被覆するように上記樹脂によって成形される。これにより、アウター14はインナー13と融着し、アウター14、インナー13及びエンドキャップ15が相互に確実に固着する。インナー13の長さ寸法は、アウター14の長さ寸法より短いため、グリップ10の先端部16は、アウター14の先端部16のみにより構成される。アウター14の先端部16にシャフト挿通孔35が形成されている。シャフト挿通孔35の内径寸法は、シャフトの外径寸法に対応している。インナー13のシャフト挿通孔19の内周面と、アウター14のシャフト挿通孔35の内周面に連続している。このようにアウター14がインサート成形されることにより、グリップ10が形成される。
アウター14の最先端部31及び後述するロゴ透視領域37を除くアウター14の外周面38に、微細な凹部及び凸部が形成されている。これら凹部及び凸部は、上記金型に形成された凹部及び凸部により形成される。アウター14の外周面38に形成された凹部及び凸部は、ゴルファーがグリップ10を握ってスイングを行う際に滑り止め効果を発揮する。本実施形態では、図1〜図4が示すように、アウター14の外周面38に、凹部及び凸部のパターン(サイズやレイアウト)による図柄模様が形成されている。
また、上記ロゴ透視領域37の面粗度Rzは、Rz≦200nmに設定されている。ロゴ透視領域37の面粗度Rzは、金型のロゴ透視領域37に対応する領域の面粗度RzがRz≦200nmに設定されることにより実現される。ロゴ透視領域37は、インナー13の外周面24においてロゴ25が付されている位置に対応している。ロゴ透視領域37の面粗度RzがRz≦200nmに形成されていることにより、ゴルファーは、ロゴ透視領域37を通してロゴ25を鮮明に透視できる。
インナー13、アウター14及びエンドキャップ15が一体となってグリップ10が形成される。この状態において、アウター14の先端部16の端面33がグリップ10の先端部の端面33となり、エンドキャップ15の表面30がグリップ10の後端部の端面30となる。シャフト挿通孔19、35は連続しており、これらがグリップ10の内部を貫通している。シャフトの後端部は、グリップ10の先端部16からシャフト挿通孔19、35に挿入可能である。シャフトがシャフト挿通孔19、35に挿入された状態において、シャフト挿通孔19、35の内周面とシャフトの外周面とは密着する。
[グリップの作用効果]
このグリップ10は、ゴルフクラブ(特にパター)のシャフトに装着される。ゴルファーは、グリップ10を把持してパターをスイングさせる。これにより、パターのヘッドとボールとが衝突し、ボールは所定の方向へ転がる。
このグリップ10は、インナー13を被覆するようにアウター14が設けられており、二層構造を有している。グリップ10がゴルフクラグのシャフトの端部に嵌め合わされる。すなわち、ゴルフクラブのシャフトがグリップ10のシャフト挿通孔19、35に挿入される。グリップ10とシャフトは、接着剤その他の固着手段により固着される。アウター14は、インナー13と一体的に成形されているから、両者は強固に固着され一体となっている。
インナー13の外周面24には、ロゴ25が施されている。アウター14は透光性を有しているため、ゴルファーは、インナー13の外周面24に付されたロゴ25をアウター14を通して外部から透視可能である。
上記ロゴ25は、成形されたインナー13に印刷等により付される。そのため、ロゴ25を変更する場合に、インナー13の金型が変更される必要はない。したがって、ロゴ25のデザインが容易かつ安価に変更され得る。また、インナー13にロゴ25を付すために金型が不要であるから、ロゴ25が付されたグリップ10のサンプルが容易かつ安価に作成され得る。さらに、特定のデザインのロゴ25が付されたグリップが少量生産される場合でも、グリップがコスト安価に製造される。
本実施形態では、アウター14の外周面38に微細な凹部及び凸部が形成されているので、グリップ10の滑止効果が向上する。
アウター14の外周面38に形成されたロゴ透視領域37の面粗度RzがRz≦200nmであるので、ゴルファーは、インナー13の外周面24に付されたロゴ25を鮮明に視認することができる。
インナー13及びアウター14が樹脂からなるので、これれは容易に成形され、グリップ10も簡単に製造される。
アウター14を構成する樹脂に顔料が含まれているので、アウター14は光透過性を備えつつ発色する。そのため、グリップ10のデザイン性を向上させることができるという利点がある。
[変形例]
上記実施形態においては、パターに装着されるグリップ10について説明したが、本発明は、パター以外のゴルフクラグ、たとえばアイアンクラグ又はウッドクラブに装着されるグリップに適用されてもよい。アイアンクラブ又はウッドクラブに装着されるグリップの断面形状は、一般に円である。そのため、アイアン用又はウッド用のグリップにおいては、インナー及びアウターが円筒状に形成される。また、本発明は、上記実施形態及び本変形例で述べた形状以外のグリップ、たとえば断面形状が多角形のグリップに対しても適用可能である。
本実施形態においては、アウター14のロゴ透視領域37に対応するインナー13の外周面24にロゴ25が付されているが、ロゴ25に加えて又はロゴ25に代えて、色柄模様等がインナー13の外周面24に付されていてもよい。また、アウター14のロゴ透視領域37以外の領域、すなわち面粗度Rz≦200nmでない領域又は凹部乃至凸部が形成された領域に色柄模様等を付してもよい。
10・・・グリップ(ゴルフクラブ用グリップ)
12・・・インナー(筒状インナー)
13・・・アウター(筒状アウター)
24・・・外周面(周面)
38・・・外周面(周面)

Claims (5)

  1. ゴルフクラブシャフトが挿通される筒状インナーと、
    当該筒状インナーの周面を覆うように当該筒状インナーと一体的に成形され、且つ当該筒状インナーが透視され得る透光性を有する筒状アウターとを備えたゴルフクラブ用グリップ。
  2. 上記筒状アウターの周面の少なくとも一部に滑り止め効果を発揮する凹部乃至凸部が形成されている請求項1に記載のゴルフクラブ用グリップ。
  3. 上記筒状アウターの周面の少なくとも一部は、面粗度Rz≦200nmである請求項1に記載のゴルフクラブ用グリップ。
  4. 上記筒状インナー及び筒状アウターは、樹脂からなる請求項1から3のいずれかに記載のゴルフクラブ用グリップ。
  5. 上記筒状アウターを構成する樹脂に顔料が含まれている請求項4に記載のゴルフクラブ用グリップ。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020171725A (ja) * 2020-06-24 2020-10-22 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

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