JP2017108083A - 太陽電池の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】p型単結晶シリコン基板1からなる第1基板に第2導電型の半導体層であるn型拡散層2を形成する工程と、成膜室に設けられた第2基板に、裏面1Bを当接させて第1基板を載置し、成膜室内を真空排気して減圧し、成膜室内に原料ガスを供給し、第1基板の受光面1A側から第1基板の側面1Cにまで化学的気相成長法で反射防止膜3を成膜する工程とを備える。反射防止膜3を成膜する工程において、第1基板を第2基板の当接面に密着させ、当接面を除く第1基板表面特に受光面1Aに選択的に反射防止膜3を成膜する。
【選択図】図5
Description
図1から図3は、実施の形態1に係る太陽電池を示すものであり、図1は、太陽電池の受光面側の外観を示す平面図であり、図2は、太陽電池の裏面側の外観を示す平面図であり、図3は、図1のIII−III断面、図2のIII−III断面に相当する断面図である。実施の形態1に係る太陽電池10は、第1導電型を有する結晶系の半導体基板として機能するp型単結晶シリコン基板1の第1主面である受光面1Aおよび第1主面に対向する第2主面である裏面1Bには、光を閉じ込めるためのテクスチャーTと呼ばれる表面凹凸部が10μm程度の深さで形成されている。
p型単結晶シリコン基板1は、さらに受光面1Aと裏面1Bの間に位置して受光面1Aと裏面1Bとを接続する側面1Cと、を有する。裏面1Bは、受光面1Aの裏側に位置する面であり、受光面1Aと略同一形状を有する。本実施の形態においては、受光面1Aおよび裏面1Bの平面形状は、pseudo−square wafersと呼ばれる角加工ウェハもしくは正方形である。そして、p型単結晶シリコン基板1の受光面1A側のテクスチャーT表面には厚さ0.2μmの第2導電型の半導体層であるn型拡散層2が形成され、pn接合を形成している。n型拡散層2上に反射を低減し光利用率を向上するための窒化シリコン膜からなる反射防止膜3が形成されている。
次に、実施の形態1の太陽電池の製造方法について説明する。図4は実施の形態1に係る太陽電池の製造方法を示すフローチャート、図5(a)から(g)は、工程断面図である。
実施の形態2に係る太陽電池の製造方法では、実施の形態1における基板載置台107に代えて、基板1Sと同一材質の第2基板20を用いたことを特徴とする。図10および図11に示すように、基板1Sを基板1Sと同一材質の第2基板20に密着させたものである。図10は、基板1Sを基板1Sと同一材質の第2基板20に密着させた状態を示す断面図である。図11は、昇温後の基板1Sと第2基板20との状態を示す断面図である。本実施の形態で同一材質とは同一組成でかつ同一の結晶性を持つものとする。第2基板20以外の構成については実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
実施の形態3に係る太陽電池の製造方法は、図12に基板を第2基板に密着させた状態を示すように、ホルダとなる第2基板20Sの主表面を、基板1Sよりも十分に大きくしたものである。重ね合わせる基板の面は、同一平面内の全ての面であり、重ね合わせる基板の面は太陽電池となった場合の基板の裏面1Bになり、受光面1Aに対して、より効率よい、反射防止膜3の選択形成が可能となる。第2基板20S以外の構成については実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
実施の形態4に係る太陽電池の製造方法では、図13に基板を第2基板に密着させた状態を示すように、ホルダとしての第2基板20Pの中央部が凸の方向に曲面形状となっている。基板1Sに熱がかかった場合あるいは成膜がなされた場合、熱応力あるいは膜応力によって基板1Sは曲がる。反射防止膜3を成膜する際は、多くの場合、熱応力と膜応力の両方の力がかかるが、第2基板20Pが予め曲面形状であることで、実基板がホルダと密着し易くなる。ホルダ以外の構成については実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
実施の形態5に係る太陽電池の製造方法では、図14に基板を第2基板に密着させた状態を示すように、ホルダとしての第2基板20Qが実基板よりも厚い。これにより、ホルダの使用回数すなわちホルダの寿命が延びる。ホルダ以外の構成については実施の形態1と同様であるためここでは説明を省略する。
図15は、実施の形態6の太陽電池製造装置における基板載置台と基板載置台上の基板を示す上面図、図16は、実施の形態6の太陽電池製造装置における基板載置台と基板載置台上の基板を示す断面図であり、図15のXVI断面図である。なお、前記実施の形態では、拡散型の太陽電池について説明したが、例えばp型単結晶シリコン基板上に非晶質シリコンi層および非晶質シリコンn層を形成してpn接合を形成したヘテロ接合型の太陽電池にも適用可能であることはいうまでもない。ヘテロ接合型の太陽電池の場合、裏面への非晶質シリコンi層および非晶質シリコンn層の回り込みにより、基板1Tの周縁部に凸部TSが形成されていることがある。基板1Tの周縁部に凸部TSが形成されている場合には基板載置台107Pの表面への密着性が悪い場合がある。実施の形態6では、周縁部に凸部TSが形成されている場合の反射防止膜3の成膜方法および成膜装置について説明する。
なお、以上説明してきた実施の形態では、太陽電池を構成する基板については、表面にテクスチャーを有する平板状の基板を用いた場合について説明したが、本実施の形態では、基板1P,1Qの両方もしくは片方に貫通溝Vを設け、貫通溝Vを介して吸引することで、貫通溝V内を負圧にし、基板1P,1Qに密着性を向上するようにしてもよい。図18に示したCVD装置を用い、排気口102Sと貫通溝Vの方向とが一致するようにし、矢印Fの方向に真空排気することで、より効率よく、貫通溝V内が負圧となり、基板1P,1Qの密着性が向上する。そして貫通溝Vは、バス電極である出力取出電極8を形成するための電極形成領域とすることで、電池面積を低下することなくかつ集電抵抗を低減し、発電効率を向上することができる。
図24は、実施の形態8の太陽電池製造装置における2枚の基板1R1,1R2を重ね合わせた状態を示す上面図、図25は、実施の形態8の太陽電池製造装置における2枚の基板1R1,1R2を重ね合わせた状態を示す断面図であり、図24のXXV断面図である。図26(a)は鏡面研磨領域RSを示す断面拡大図、図26(b)はテクスチャー形成領域RTを示す断面拡大図である。
Claims (10)
- 第1導電型を有する結晶系の半導体基板に第2導電型の半導体層を形成し、受光面と裏面とを有する第1基板を形成する工程と、
成膜室に配された第2基板に、前記第1基板の前記裏面を当接させて前記第1基板を設置する工程と、
前記成膜室内を真空排気して減圧し、前記成膜室内に原料ガスを供給し、前記第1基板の受光面側から前記第1基板の側面にまで化学的気相成長法で反射防止膜を成膜する工程と、
前記第1基板を前記第2基板から分離する工程とを備えたことを特徴とする太陽電池の製造方法。 - 前記第2基板は、前記第1基板と同一組成を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記成膜する工程は、
前記第1基板の前記裏面全体が前記第2基板に当接した状態で反射防止膜が成膜される工程であることを特徴とする請求項1または2に記載の太陽電池の製造方法。 - 前記第2基板における前記第1基板と当接する面は、前記第1基板よりも大きいことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記第2基板は、中央部が凸の曲面形状を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記第2基板は、前記第1基板よりも厚さが厚いことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記第2基板は、第1導電型を有する結晶系の第1基板と同一組成の半導体基板に第2導電型の半導体層を形成する工程を実施した半導体基板で構成されることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記設置する工程後、前記成膜する工程に先立ち、前記第1および第2基板端部の第2導電型の半導体層をエッチング除去するエッチング工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記エッチング工程は、反応性イオンエッチング工程であることを特徴とする請求項8に記載の太陽電池の製造方法。
- 前記成膜する工程は、高速加熱工程を含むことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。
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