JP2017106781A - 障害物検出装置、障害物検出方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明の一実施形態による障害物検出装置を図1〜図18を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態による障害物検出装置の最小構成を示す図である。
図1に示す障害物検出装置100は、車両等の移動体に備えられ、移動体に接近する障害物を検出する。図1に示す通り、障害物検出装置100は、静電容量センサ10と、障害物近接判定部20とを少なくとも備えている。障害物検出装置100は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備えたコンピュータである。
静電容量センサ10は、自センサが備える電極と対象物との距離を測定するセンサである。一般的に静電容量センサは、至近距離に存在する対象物の検出に用いられることが多かったが、近年では離れた位置にある対象物を検出することができる静電容量センサが提供されている。本実施形態の静電容量センサ10は、比較的遠距離に存在する対象物を検出できる静電容量センサである。また、静電容量センサ10は、移動体の複数の位置に設置して用いる。
障害物近接判定部20は、静電容量センサ10の検出結果と静電容量センサ10の設置位置に基づいて、車両などの移動体への対象物の接近を判定する。
図2に示す通り、障害物検出装置100は、複数の静電容量センサ10(10a、10b、10c、10d)と、障害物近接判定部20とを備えている。
静電容量センサ10は、面状の電極11と、その電極11が保持する電荷と対象物が保持する電荷との間で形成される静電容量の変化を測定して対象物と電極との距離を測定するセンサである検出部12を備える。複数の静電容量センサ10は、障害物近接判定部20に電気的に接続されている。各静電容量センサ10は、検出部12による検出結果を障害物近接判定部20に出力する。
個別判定部21は、静電容量センサ10の数だけ設けられ、各個別判定部21は1つの静電容量センサ10と電気的に接続されている。個別判定部21は、静電容量センサ10による検出結果を取得し、各静電容量センサ10が備える電極11に近接する対象物が存在するか否かを判定する。
なお、個別判定部21、複合判定部22、総合判定部23の少なくとも一部は障害物検出装置100の備えるCPUがハードディスクなどの記憶部からプログラムを読み出し実行することで備わる機能である。また、個別判定部21、複合判定部22、総合判定部23の全て又は一部は、マイコン、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。
図3は、超音波センサを移動体に取り付けた場合の対象物の検出範囲を説明する図である。
図3(a)は、車両の前側バンパーAに取り付けられた超音波センサ30とその検出範囲を上から見た図である。図示するようにこの例では、バンパーAの4箇所に超音波センサ30(30a〜30d)が設置されている。超音波センサ30は、送波器により超音波を対象物に向け発信し、その反射波を受波器で受信することにより、対象物の有無や対象物までの距離を検出する。超音波センサ30ではセンサ近傍が送信と受信の差を計測しづらいことから、不感帯として処理することが多い。その為、例えば、センサの指向性や原理から、領域300a〜300cのような検出不可能な領域(不感帯)が生じる。
図3(b)は、車両の前側バンパーAに取り付けられた超音波センサ30とその検出範囲を横から見た図である。超音波センサ30は、センサの設置高さと設置角度が調整され、背の低い対象物(例えば、100mm以下の高さの段差や車止めなど)を検出しないように設計されている為、設計要件として設置位置の制約が生じている場合が有る。領域300dは、そのような設計要件を考慮して設置した場合の不感帯である。
また、超音波センサ30のバンパーAへの設置に関して、センサ先端部をバンパーAと同一面、もしくは、バンパーAの一般面より飛び出して設置するので見栄えが低下してしまうという課題がある。また、超音波センサ30自体が箱型の構造物であることから、スペースを有すると共にビス等で取り付けなければならないという課題がある。次に静電容量センサ10について説明する。
図4(a)は、車両の前側バンパーAに取り付けられた静電容量センサ10とその検出範囲を上から見た図である。図示するようにこの例では、バンパーAの3箇所に静電容量センサ10(10a〜10c)が設置されている。静電容量センサ10の静電容量センサは、平行板コンデンサの原理を利用している。平行板コンデンサの容量C[F]は、電極の面積S[m2]に比例し、電極間の距離d[m]に反比例し、空間の誘電率εとすると次式で表される。
C=εx S/d ・・・(1)
この式から、電極間の距離が近づくと静電容量の値が大きくなり、逆に遠ければ小さい値になることが分かる。一方の電極は、静電容量センサ10の備える電極11、他方の電極は電極11に近接する対象物(導体)である。このように静電容量センサ10は、超音波センサ30のように電波の発信と受信で検知する原理ではないので、指向性がなく近くの部分まで検知可能であり(センサ近傍の方が計測容易)、不感帯が存在しない。
図5は、車体の前後のコーナー部分にそれぞれ1つずつ静電容量センサ10(10a、10c、10d、10f)を配置した場合の例である。本実施形態では、静電容量センサ10を、車両に対して電気的に絶縁された車両の導体部分より外側(バンパー等)に設置する。静電容量センサ10aの電極11aは、車両左前のコーナーに設置されている。静電容量センサ10cの電極11cは、車両右前のコーナーに設置されている。静電容量センサ10dの電極11dは、車両左後のコーナーに設置されている。静電容量センサ10fの電極11fは、車両右後のコーナーに設置されている。以下、電極11の設置位置について、例えば、電極11aが車両左前のコーナーに設置されていることを、静電容量センサ10aが車両左前のコーナーに設置されているとも記載する。本実施形態における静電容量センサ10の設置数、設置位置について特に制限はない。より多くの静電容量センサ10を設置することによってより精緻に障害物の検出を行うことが可能である。以下、説明の便宜のため、図5のように電極11(11a、11c、11d、11f)を設置した場合を例に障害物検出方法の説明を行う。
図6は、本発明の第一の実施形態における個別判定部による処理の一例を示すフローチャートである。
静電容量センサ10aは、常時、電極11aが保持する静電容量の変化を検出し、その検出結果を個別判定部21aへ出力している。個別判定部21aは、静電容量センサ10aによる検出結果(静電容量)を静電容量センサ10aから取得する(ステップS10)。個別判定部21aは、取得した検出結果を所定の閾値と比較し、検出結果が閾値以上か否かの判定を行う(ステップS11)。検出結果が所定の閾値以上の場合(ステップS11;Yes)、検出フラグに1を設定する(ステップS12)。検出結果が所定の閾値より小さい場合(ステップS11;No)、検出フラグに0を設定する(ステップS13)。個別判定部21aは、静電容量センサ10aによる検出結果と検出フラグの値を複合判定部22および総合判定部23へ出力する(ステップS14)。他の個別判定部21c、個別判定部21d、個別判定部21fも同様の処理を行う。なお、ステップS11において、閾値が電極11と対象物の距離に応じて段階的に設定されており、個別判定部21は、検出結果を各段階の閾値と比較し、検出結果が示す電極11と対象物との距離の範囲を求め、その距離範囲の情報を複合判定部22へ出力するようにしてもよい。
次に、複合判定部22の処理について説明する。まず、車両の前方に存在する障害物の検出処理について説明する。
図7は、本発明の第一の実施形態における複合判定部による処理の一例を示す第一のフローチャートである。
まず、複合判定部22は、前方に設置された複数の静電容量センサ10による検出結果などを取得する(ステップS20)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10a及び静電容量センサ10cから検出結果と検出フラグの値を取得する。次に複合判定部22は、取得した検出フラグの値が共に0かどうかを判定する(ステップS21)。静電容量センサ10a及び静電容量センサ10cから取得した検出フラグの値がともに0の場合(ステップS21;Yes)、複合判定部22は、障害物は前方に存在しないと判定する(ステップS24)。
図8は、本発明の第一の実施形態における複合判定部による処理の一例を示す第二のフローチャートである。
まず、複合判定部22は、後方に設置された複数の静電容量センサ10による検出結果などを取得する(ステップS30)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10d及び静電容量センサ10fから検出結果と検出フラグの値を取得する。次に複合判定部22は、取得した検出フラグの値が共に0かどうかを判定する(ステップS31)。静電容量センサ10d及び静電容量センサ10fから取得した検出フラグの値がともに0の場合(ステップS31;Yes)、複合判定部22は、障害物は後方に存在しないと判定する(ステップS34)。
図9は、本発明の第一の実施形態における複合判定部による処理の一例を示す第三のフローチャートである。
まず、複合判定部22は、右側に設置された複数の静電容量センサ10による検出結果などを取得する(ステップS40)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10c及び静電容量センサ10fから検出結果と検出フラグの値を取得する。次に複合判定部22は、取得した検出フラグの値が共に0かどうかを判定する(ステップS41)。静電容量センサ10c及び静電容量センサ10fから取得した検出フラグの値がともに0の場合(ステップS41;Yes)、複合判定部22は、車両の右側に障害物は存在しないと判定する(ステップS44)。
図10は、本発明の第一の実施形態における複合判定部による処理の一例を示す第四のフローチャートである。
まず、複合判定部22は、左側に設置された複数の静電容量センサ10による検出結果などを取得する(ステップS50)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10a及び静電容量センサ10dから検出結果と検出フラグの値を取得する。次に複合判定部22は、取得した検出フラグの値が共に0かどうかを判定する(ステップS51)。静電容量センサ10a及び静電容量センサ10dから取得した検出フラグの値がともに0の場合(ステップS51;Yes)、複合判定部22は、車両の左側に障害物は存在しないと判定する(ステップS54)。
図11は、車両が坂道を上る様子とそのときに静電容量センサが検出する静電容量の変化を説明する図である。
図11の上図は、車両が坂道を上る様子を示している。車両が平地を走行している時や、車両が坂道を上っている最中は、車両の前側バンパーと地面との距離はおよそ一定(距離L0)である。ところが、坂道を上り始める時は、前側バンパーと地面との距離L1は、距離L0と比較して短くなる。また、車両が坂道を上りきった時の前側バンパーと地面との距離L2は、距離L0と比較して長くなる。
図11の下図は、このような前側バンパーと地面との距離の変動に伴う、前側バンパーに設置された静電容量センサ10が検出する静電容量の変化を示している。時刻0から車両が坂道を上り始める時刻t1までは、前側バンパーと地面との距離(L0)はほぼ一定なので、静電容量センサ10が検出する静電容量の値もほぼ一定となる。ところが時刻t1では前側バンパーと地面との距離L1は距離L0より短くなるので、静電容量センサ10が検出する静電容量はそれまでより大きな値となる。その後、車両が坂道を上っている最中においては、前側バンパーと地面との距離はL0に戻り、静電容量センサ10が検出する静電容量も、車両が平地を走行している場合と同様の値に戻る。その後、時刻t2では前側バンパーと地面との距離L2は距離L0より短くなるので、静電容量センサ10が検出する静電容量はそれまでより小さくなる。このように例えば、車両が坂道を走行するとき、障害物が存在しないにもかかわらず、坂道を上る開始のタイミングで静電容量センサ10は、対象物の接近時と同様の静電容量の増加を検出する。
図12のグラフの縦軸は静電容量の変化量を、横軸は坂道の傾斜角度を示している。グラフD0は、車両が各傾斜角度の坂道を上り始めた時に検出する静電容量の変化量をプロットしたグラフである。グラフD1〜D4は、大人が静電容量センサ10からある距離を隔てて立ったときに、静電容量センサ10がどの程度の静電容量変化量を示すかを示すグラフである。グラフD1は大人と静電容量センサ10の距離が60cmの場合、D2は40cm、D3は25cm、D4は20cmの場合の静電容量変化量をそれぞれ示している。図12のグラフによれば、例えば傾斜角が1.5°程度の坂道の場合、静電容量センサ10は、大人が60cm離れた位置に存在する場合と同様の静電容量の変化量を検出し、傾斜角が4°程度の坂道の場合、静電容量センサ10は、大人が40cm離れた位置に存在する場合と同様の静電容量の変化量を検出する。
図13(a)は、車両が例えば駐車場から道路に出る際の様子を示している。図示するような段差を乗り越えて道路へ出る場合、車両の前側バンパーと地面の距離L3は、平地を走行する場合の前側バンパーと地面との距離(例えば図11の距離L0)と比べて短くなる。その後、車両が完全に道路へ出ると、車両の前側バンパーと地面の距離は、平地を走行する場合の距離に戻る。
図13(b)は、車両が段差を乗り越えて走行するときに、前側バンパーに設置された静電容量センサ10が検出する静電容量の推移を示している。例えば、車両が図13(a)のような段差を下る場面では、静電容量センサ10が検出する静電容量は、一時的に上昇を示す(グラフ中、枠で囲った箇所)。坂道だけではなく、車両が段差を通過する場合、例えば、静電容量センサ10aと静電容量センサ10c(図5)が検出する静電容量が共に大きくなると、複合判定部22は、前面に障害物が存在すると誤判定することになる。このように、単に一時の静電容量センサ10の検出結果によってのみ障害物検出の判定を行うと、複合判定部22は、坂道、段差、わだちなどの路面の変化について誤検出を行う可能性がある。そこで、本実施形態では、坂道の傾斜等による一時的な静電容量変化か、障害物が接近したことによる静電容量変化かを判定する処理を行うことで誤検出の発生を抑制する。具体的には、坂道や段差の場合、車、壁などが正面から近接する場合と同じ様な静電容量の変化を示すものの、その変化は一時的であって継続しない為、所定の時間における検出結果の動向を監視することで、坂道などと障害物とを区別することができる。次にフローチャートを用いて具体的な処理の流れについて説明を行う。
図14は、本発明の第一の実施形態における複合判定部による処理の一例を示す第五のフローチャートである。
複合判定部22は、前方に設置された複数の静電容量センサ10による検出結果を取得し、所定時間保持する(ステップS60)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10a及び静電容量センサ10cから検出結果を取得し、所定時間(例えば300〜500ミリ秒)保持する。次に複合判定部22は、保持した過去データから前方の左右に設置された静電容量センサによる検出結果を比較する(ステップS61)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10aから取得した静電容量の変化の推移と、静電容量センサ10cから取得した静電容量の変化の推移とを比較し、同時とみなせる所定範囲内のタイミングで両方のセンサの検出結果が同様の挙動を示しているかどうかを監視する。挙動とは、検出した静電容量の変化(どの程度増加または減少するか)である。そして、複合判定部22は、まず、同様のタイミングで増減変化があるかどうかを判定する(ステップS62)。同様のタイミングで増減変化がない場合(ステップS62;No)、複合判定部22は、静電容量センサ10a及び静電容量センサ10cによる検出結果に基づいて前方における障害物の検出処理を行う(ステップS64)。例えば、複合判定部22は、図7で説明した処理フローに基づいて障害物の検出処理を行う。
図15は、本発明の第一の実施形態における複合判定部による処理の一例を示す第六のフローチャートである。
複合判定部22は、後方に設置された複数の静電容量センサ10による検出結果を取得し、所定時間保持する(ステップS70)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10d及び静電容量センサ10fから検出結果を取得し、所定時間(例えば300〜500ミリ秒)保持する。次に複合判定部22は、保持した過去データから後方の左右に設置された静電容量センサによる検出結果を比較する(ステップS71)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10dから取得した静電容量の変化の推移と、静電容量センサ10fから取得した静電容量の変化の推移とを比較し、同時とみなせる所定範囲内のタイミングで両方のセンサの検出結果が同様の挙動を示しているかどうかを監視する。そして、複合判定部22は、まず、同様のタイミングで増減変化があるかどうかを判定する(ステップS72)。同様のタイミングで増減変化がない場合(ステップS72;No)、複合判定部22は、静電容量センサ10d及び静電容量センサ10fによる検出結果に基づいて後方における障害物の検出処理を行う(ステップS74)。例えば、複合判定部22は、図8で説明した処理フローに基づいて障害物の検出処理を行う。
まず、各個別判定部21が、静電容量センサ10による検出結果を閾値によって仮判定し、仮判定の結果など(検出フラグの値および検出結果)を複合判定部22、総合判定部23へ出力する(ステップS80)。ここで、仮判定の結果としたのは、総合判定部23が最終的な判定を行うためである。以下のステップS81〜S87についても同様である。総合判定部23による最終的な判定については、次の図17で説明する。次に複合判定部22が、複数の静電容量センサ10による検出結果から障害物の大まかな方向を仮判定する(ステップS81)。処理の詳細については、図6〜図10で説明したとおりである。次に複合判定部22が、前方及び後方の左右に設置された静電容量センサ10による検出結果の所定時間分(例えば300〜500ミリ秒)の過去データから、左右のそれぞれで検出された静電容量が同様のタイミングで変化するか比較する(ステップS82)。前方又は後方の左右に設置された静電容量センサ10が検出した静電容量が所定の時間内に共に増加、減少、増減する場合、複合判定部22は左右が同様のタイミングで変化したと判定する。左右が同様のタイミングで変化しない場合(ステップS83;No)、複合判定部22は障害物の検出処理を行う(ステップS87)。具体的には、ステップS81において障害物が何れかの方向に存在すると判定した場合、障害物が存在すると仮判定する。ステップS81において障害物が何れの方向にも存在しないと判定した場合、障害物が存在しないと仮判定する。
図17は、本発明の第一の実施形態における障害物検出処理の一例を示す第二のフローチャートである。
総合判定部23は、個別判定部21から各静電容量センサ10の検出結果に対する仮判定結果を取得する(ステップS90)。個別判定部21から取得した仮判定結果とは例えば、各静電容量センサ10の検出結果や検出フラグの値、検出結果に対応する対象物が存在する距離等の情報である。次に総合判定部23は、複合判定部22から仮判定結果を取得する(ステップS91)。複合判定部22から取得した仮判定結果とは例えば、対象物が存在する方向や保留した判定内容を示す情報などである。次に総合判定部23は、複合判定部22から取得した判定結果に障害物検出の保留が有るかどうかを判定する(ステップS92)。障害物検出の保留情報が有る場合(ステップS92;Yes)、総合判定部23は、その保留された判定について障害物は検出されていないと判定する(ステップS94)。障害物検出の保留情報が無い場合(ステップS92;No)、総合判定部23は、取得した仮判定について、仮判定どおりの最終判定とする(ステップS93)。総合判定部23は、最終判定の結果に基づいて、警告通知システムへ障害物の検出を通知する。例えば、前方の左右で検出した検出結果に基づいて一時的な変化のため坂道等と判定した仮判定結果1と、右前に障害物が存在するとの仮判定結果2を連続して取得したとする。総合判定部23は、最初に取得した仮判定結果1については障害物の検出ではないと判定し、警告通知システムへ障害物の検出を通知しない。総合判定部23は、次に取得した仮判定結果2については障害物を検出したと判定し、警告通知システムへ警告情報の通知を指示する。警告通知システムは、運転者に車両の右前に障害物を検出したことを通知する。このように本実施形態によれば、複数の静電容量センサ10の検出結果に基づいて、誤検出を防ぎつつ、障害物の検出を行うことができる。
図18(a)〜図18(c)の各グラフは、車両前方の左右に設置された静電容量センサ10aと静電容量センサ10cによる検出結果の一例を示している。各グラフの横軸は時間、縦軸は静電容量センサ10が検出した静電容量を示している。
図18(a)は、左側に障害物が接近した場合のグラフである。時刻T1〜T2において前方左側の静電容量センサ10aが検出した静電容量が上昇している。また、静電容量の上昇は一時的なものではなく一定の期間継続している。このような場合、複合判定部22は、車両の前方左側に障害物が存在すると判定(仮判定)する(図7)。また、総合判定部23は、複合判定部22による判定の結果どおり障害物が前方に存在すると判定(最終判定)する(図17)。なお、個別判定部21aは、検出した静電容量の大きさに基づいて、障害物との距離情報を総合判定部23へ出力してもよい。
以下、本発明の第二の実施形態による障害物検出装置を図19〜図23を参照して説明する。
第一実施形態では、複数の静電容量センサ10を車両の水平方向の異なる位置に設けた場合の障害物検出方法について説明した。第二の実施形態では、水平方向の異なる位置に設けた各静電容量センサ10について、上下方向の異なる位置にさらに静電容量センサ10を設ける。第二の実施形態では、複合判定部22が、上下方向の異なる位置に設置された静電容量センサ10の検出結果に基づいて、対象物が存在する上下方向の位置関係を判定する。
図19に示すように本実施形態では、水平方向の同じ位置のおける上下方向の異なる位置に静電容量センサ10を設置する。このように上下方向の離れた位置に電極11(電極11α、11β)を設置することで、車止め19のような背の低い対象物を壁等と区別して検出する。静電容量センサ10は、無指向のため1つのセンサでは、対象物が存在する上下方向の位置を判定することができない。この問題に対し、第二の実施形態では、複数の静電容量センサ10を異なる高さに設置することによって、検出した対象物の背が高いか低いかを判定する。
図20(a)は、本実施形態の静電容量センサ10の設置位置と背の低い対象物O1との位置関係を示した図である。図20(a)の場合、高い位置に設置された電極11αと対象物O1との距離L4、低い位置に設置された電極11βと対象物O2との距離L5を比べると距離L4の方が長い、従って、静電容量センサ10βが検出する静電容量は、静電容量センサ10αが検出する静電容量よりも大きな値である。
この性質を利用すると、複合判定部22は、接近する障害物が車止め19等の背の低い対象物O1なのか、背の高い対象物O2なのかを区別することができる。
図21を用いて、静電容量センサα、静電容量センサβの検出結果の判定方法の一例について説明する。まず、静電容量センサαの検出した静電容量をCα、静電容量センサβの検出した静電容量をCβとする。次に以下の式(2)で得られる値Cxを計算する。
Cx = Cα − k x Cβ ・・・・(2)
kは定数である。そして、このCxと所定の閾値Yとを比較する。
図21(a)は、例えば、図19の位置から車両がバックしたとき、すなわち車止め19から遠ざかる方向に移動した場合のCαおよびCβの値の変化を示している。図示するように、車両が車止め19に近い位置にある場合、CβはCαに比べ大きな値となる。ところが、車両と車止め19が十分離れると静電容量センサαと車止め19との距離と、静電容量センサβと車止め19との距離、の差が徐々に減少し、やがて無視できる範囲となる。それに伴い、CβとCαの大きさも徐々に近づいていく。この時の式(2)の値Cxと閾値Yの値の関係を示したのが図22(b)である。図22(b)によれば、閾値Yの値を車両が車止め19から十分に離れた位置にあるときのCxに近しい値と定めた場合、車両が車止め19に近づくとCx−Yの値は負の値となる。つまり、静電容量センサα、静電容量センサβが車止め19等の背の低い対象物に近いとき、Cx−Yの値は負の値となる。一方、車両が背の高い障害物に接近した場合、Cxの値と閾値Yの差は一定のままである。
本実施形態では、この特性を利用し、複合判定部22が車止め19のような背の低い対象物を検出する。また、同様に坂道や段差、路面の凹凸など走行環境の変化も検出することができる。
図22は、本発明の第二の実施形態における障害物検出処理の一例を示す第一のフローチャートである。
図7と同様の処理には同じ符号を付して説明する。まず、複合判定部22は、前方に設置された複数の静電容量センサによる検出結果などを取得する(ステップS20)。具体的には、複合判定部22は、静電容量センサ10a及び静電容量センサ10cから検出結果と検出フラグの値を取得する。次に複合判定部22は、取得した検出フラグの値が共に0を判定する(ステップS21)。静電容量センサ10a及び静電容量センサ10cから取得した検出フラグの値がともに0の場合(ステップS21;Yes)、複合判定部22は、障害物は前方に存在しないと判定する(ステップS24)。
図23は、本発明の第二の実施形態における障害物検出処理の一例を示す第二のフローチャートである。
まず、複合判定部22は、前方に設置された静電容量センサ10について、水平方向の同じ位置であって上下方向の異なる位置に設置した静電容量センサ10の検出結果の差が所定の値以上かどうかを判定する(ステップS100)。計算した差が所定の値より小さい場合(ステップS100;No)、複合判定部22は、第一実施形態と同様(図14)に判定を行う(ステップS101)。計算した差が所定の値より小さい場合(ステップS100;Yes)、複合判定部22は、その変化は一時的かどうかを判定する(ステップS102)。変化が一時的である場合(ステップS102;Yes)、複合判定部22は、坂道、段差などを検出したと判断し、障害物検出の判定を保留する(ステップS103)。変化が一時的ではない場合(ステップS102;No)、複合判定部22は、車止めなど背の低い障害物を検出したと判定する(ステップS104)。静電容量センサ10を上下方向の異なる位置に設置した場合、坂道の上り始めや段差等での上下の各センサによる検出結果の差は、平地を走行している時の差と比べ異なる値となる。この平地での差からの変動とステップS102における判定とを用いることで、本実施形態では、さらに正確に坂道、段差等を検出できる可能性がある。
10・・・静電容量センサ
11・・・電極
12・・・検出部
19・・・車止め
20・・・障害物近接判定部
21・・・個別判定部
22・・・複合判定部
23・・・総合判定部
30・・・超音波センサ
300・・・領域
A・・・バンパー
Claims (14)
- 移動体の複数の位置に設置した静電容量センサと、
前記静電容量センサの検出結果と前記静電容量センサの設置位置に基づいて、前記移動体への対象物の接近を判定する判定部と、
を備える障害物検出装置。 - 前記判定部は、前記移動体の水平方向の異なる位置に設けられた複数の静電容量センサの検出結果に基づいて、前記移動体に対する対象物の位置関係を判定する
請求項1に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、移動体に設けられた複数の静電容量センサのうち、所定の間隔以上離れた第一領域と第二領域に設置された静電容量センサによる検出結果について、前記第一領域に設けられた第一静電容量センサによる検出結果と前記第二領域に設けられた第二静電容量センサによる検出結果が共に所定の第一閾値以上であって、かつ、第一静電容量センサによる検出結果が第二静電容量センサによる検出結果より大きい場合、前記第一領域の側に対象物が存在すると判定する、
請求項2に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、移動体に設けられた複数の静電容量センサのうち、所定の間隔以上離れた第一領域と第二領域に設置された静電容量センサによる検出結果について、前記第一領域に設けられた第一静電容量センサによる検出結果と前記第二領域に設けられた第二静電容量センサによる検出結果が共に所定の第一閾値以上であって、かつ、第一静電容量センサによる検出結果と第二静電容量センサによる検出結果との差が所定の第二閾値以下の場合、前記第一領域と前記第二領域の間に対象物が存在すると判定する、
請求項2または請求項3に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、前記移動体の上下方向の異なる位置に設けられた複数の静電容量センサの検出結果に基づいて、前記移動体に対する対象物の上下方向の位置関係を判定する
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、前記検出結果に基づいて、前記移動体が移動する路面に設置された所定の高さより背の低い対象物の存在を判定する、
請求項5に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、所定の時間における前記静電容量センサによる検出結果に基づいて、前記検出結果の変動が、前記移動体が移動する走行環境の一時的な変化、または対象物の接近、の何れを示すかを判定する、
請求項1から請求項6の何れか1項に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、所定時間過去から現在までの前記静電容量センサによって検出された静電容量が時間の経過に伴って増加している場合、障害物に接近していると判定する、
請求項7に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、所定時間過去から現在までの前記静電容量センサによって検出された静電容量が一時的に所定の値以上の増減を示す場合、走行環境の一時的な変化を検出したと判定する、
請求項7に記載の障害物検出装置。 - 前記判定部は、第一時刻における前記移動体に対する対象物の位置関係が、前方又は後方における所定範囲にある場合、前記第一時刻から所定時間における前記静電容量センサによる検出結果の変動に基づいて前記対象物が障害物か否かを判定する、
請求項1から請求項9の何れか1項に記載の障害物検出装置。 - 前記静電容量センサは、
移動体に対して電気的に絶縁され、当該移動体の導体部分より外側に設置された電極と、
前記電極が対応する対象物との間の静電容量の変化を検出する検出部と、
を備える請求項1から請求項10の何れか1項に記載の障害物検出装置。 - 前記移動体は、車両であって、
複数の前記静電容量センサの各々が備える電極が前記車両のバンパーの裏面に設置された、
請求項11に記載の障害物検出装置。 - 移動体の複数の位置に設置した静電容量センサの検出結果と前記静電容量センサの設置位置に基づいて、前記移動体への対象物の接近を判定する、
障害物検出方法。 - コンピュータを、
移動体の複数の位置に設置した静電容量センサの検出結果と前記静電容量センサの設置位置に基づいて、前記移動体への対象物の接近を判定する手段、
として機能させるためのプログラム。
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