JP2017106509A - 合成樹脂キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の課題は、合成樹脂製の管の交換等の工事において当該合成樹脂製の管の端部を閉塞するために溶着するものの、膨張した空気によってそのEF線による接合面における溶着面に破断が生じる場合があり、これを防止する装置を組み込んだ合成樹脂キャップを提供することを目的とする。
【解決手段】
合成樹脂製の管を受け入れることができる接続部における排出部に封入部を配置し、この封入部とEF接合するためのEF線を配置したつば部を有する蓋部と、蓋部または前記封入部とに配置した破断防止装置とを有するものである。この、破断防止装置亜破断部を有し、この破断部が破断することによって、その膨張した空気が、前記破断防止装置内の領域部に流れ込み、封入部における隙間または凹部内の圧力を減少させるというものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、合成樹脂製の管、例えば、ガス管の端部を閉塞するために取り付ける合成樹脂キャップに関するものである。
都市ガスは、各家庭へガス管を通じて供給されている。このような状況においてガス管が破断した場合はその破断したガス管を交換する場合がある。また、新たな住宅にガスを供給する場合は新規ガス管を設置する場合がある。尚、上記ガス管は主に腐食する恐れのない合成樹脂製の管が使用されている。
このガス管はガス等が流通するために管状の長尺を呈し、一端または両端が開口しているものである。このようなガス管を交換する場合あるいは新規に合成樹脂製の管を敷設する場合において、開口したままの合成樹脂製の管の端部を閉塞する必要がある。この場合、その切断した端部にキャップを取り付け当該キャップの一部を溶融する、いわゆるEF接合により、その合成樹脂キャップをガス管に取り付けている。
EF接合とは、EF(エレクトロフュージョン)接合によって取り付けられるものをいい、一方の合成樹脂製の管と他方の合成樹脂製の管あるいはキャップ、エルボ類を接合する方法であり、前記他方の合成樹脂製の管あるいはキャップ、エルボ類の内面に電熱線を埋め込み、融着用コントローラーより通電して電熱線を発熱させ、一方の合成樹脂製の管の外面の樹脂を加熱溶融し、一方の合成樹脂製の管と他方の合成樹脂製の管あるいはキャップ、エルボ類を組織的に一体化させる接合方法をいう。以下EF線とは、EF接合するための電熱線をいう。 尚、EF接合するものの先行技術は、特開2005−163960号公報において、開示されている。
しかしながら、合成樹脂製の管の交換等の工事において当該合成樹製の管の端部を閉塞する際にEF接合し、さらに最終的にパージ孔を塞ぐために、蓋部と、封入部と、コマとを使用する場合に、前記封入部において、工具を挿入するための凹部を有する場合がある。上記のとおりEF接合する際は発熱を伴うために、この凹部内の空気が熱せられて膨張することにより、その膨張した空気が、EF接合し、溶着した接合面に進入し、その進入により、固化していないその接合面に破断が生じる場合がある。従って、その破断によりガスが漏れる可能性があり極めて危険である。また、前記蓋部および封入部と、パージ孔におけるねじ部分の隙間に存在する空気についても膨張する可能性があり、上記問題が生じる可能性がある。また、このような問題は、上記公報では認識されていない。もっとも、放熱を良好にし、かつ、施工時の気候条件によってはそのような問題が生じない場合がある。
特開2005−163960号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたもので、その課題は、合成樹脂製の管の交換等の工事において当該合成樹脂製の管の端部を閉塞し、さらに、パージ孔を閉塞する。そのパージ孔を閉塞する際にEF線を配置し、それにより溶着することによって、所定の空所内等の空気が暖められ膨張する場合がある。その場合において、膨張した空気によってそのEF線による接合面における溶着面に破断が生じる場合があり、これを防止する装置を組み込んだ合成樹脂キャップを提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため、第1観点の合成樹脂キャップは、合成樹脂製の管を受け入れることができる接続部と、接続部と一体をなすパージ作業をするための排出部と、排出部とにおいてガスの流出を阻害するために配置した封入部と、封入部とEF接合するためのEF線を配置したつば部とを有する蓋部と、蓋部または前記封入部とに配置した破断防止装置と、破断防止装置は、中空筒状の本体部と、その両端を塞ぐ空間端部と、前記空間端部とに配置した破断部と、前記本体部とその両端を塞ぐ前記空間端部とに囲まれたほぼ真空の領域部と、を有し、そのEF線が発熱することにより、前記蓋部と前記排出部とにおける隙間、または、封止部における凹部とに有する空気が膨張し、そのいずれかにおける膨張した空気による圧力によって破断部が破断し、その膨張した空気が、領域部に流れ込むことで、隙間または凹部内の圧力を減少させるというものである。
また、前記の課題を解決するため、第2観点の合成樹脂キャップは、第1観点において、前記破断防止装置は、前記本体部の内部を分割するための仕切り部と、前記仕切り部によって分割されたそれぞれの領域部とを有し、前記破断部が破断したときに、それぞれの領域部に膨張した空気が、それぞれ流入するように、前記破断部を前記空間端部における所定の位置に配置し、前記それぞれの破断部における切り込みの深さが互いに異なるというものである。
また、前記の課題を解決するため、第3観点の合成樹脂キャップは、前記第2観点において、前記仕切り部は、中空筒状の本体部の内部を4分するというものである。
また、前記の課題を解決するため、第4観点の合成樹脂キャップは、第1観点から第3観点において、前記EF線に、EF接合するための電源を接続するための端子を配置したというものである。
本発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであるから、合成樹脂製の管の交換等の工事において当該合成樹製の管の端部を閉塞する際のEF接合をするときに、空所内等の空気が暖められ膨張することによって、そのEF接合の接合面に破断が生じることを防止する装置を組み込んだ合成樹脂キャップを提供することができる。
合成樹脂キャップと蓋部と、封入部と、コマとノーブローバック及び合成樹脂製の管と、破断防止装置との組み立て斜視図である。 合成樹脂キャップの正面図である。 合成樹脂キャップの断面図である。 Aは、蓋部の平面図、Bは、同じく蓋部の側面図、CはAのIVC−IVC線断面図である。 Aは、封入部の平面図、Bは、AのVB−VB線断面図、Cは、同じく裏面図である。 Aは、コマの平面図、Bは、AのVIB−VIB線断面図、Cは、同じくコマの裏面図である。 Aは、第1の破断防止装置の平面図、Bは、同じく第1の破断防止装置の側面図、Cは、Aの、VIIC-VIIC線端面図である。 Aは、第2の破断防止装置の平面図、Bは、同じく第2の破断防止装置の側面図、Cは、Aの、VIIIC-VIIIC線端面図である。 Aは、第3の破断防止装置の平面図、Bは、同じく第3の破断防止装置の側面図、Cは、AのIXC-IXC線端面図、Dは、AのIXD-IXD線端面図である。 Aは、第2蓋部の平面図、Bは、第2蓋部の側面図、Cは、Aの、XC-XC線断面図である。 Aは、第4の破断防止装置の側面図、Bは、同じく第4の破断防止装置の正面図、Cは、AのXIC-XIC線断面図、Dは、Cの拡大断面図である。 Aは、第1の破断部の切込み部分の深さt1の概念図、Bは、第2の破断部の切込み部分の深さt2歩概念図である。 Cは、第3の破断部の切込み部分の深さt3の概念図、Dは、第4の破断部の切込み部分の深さt4の概念図、Eは、第5の破断部の切込み部分の深さt5の概念図、Fは、第6の破断部の切込み部分の深さt6の概念図である。 合成樹脂キャップに蓋部と、封入部と、コマとノーブローバック及び合成樹脂製の管と、破断防止装置とを組み入れた断面図 である。 合成樹脂キャップに第2の蓋部と、封入部と、コマとノーブローバック及び合成樹脂製の管と、複数の破断防止装置とを組み入れた断面図 である。 合成樹脂キャップに蓋部と、封入部と、コマとノーブローバック及び合成樹脂製の管と、破断防止装置とを組み入れた斜視図 である。
図1は、合成樹脂キャップ10とそれに組み入れられる蓋部50と、封入部60と、コマ70とノーブローバック90及び合成樹脂製の管100と、破断防止装置200との組み立て斜視図である。合成樹脂キャップ10は、合成樹脂製の管100を受け入れることができる接続部11とパージ作業をするための排出部20を有する。前記接続部11は、ほぼ円筒形状を呈しており、該接続部11の一端に配置された開口部12は、円筒形の合成樹脂製の管100と嵌合する形状を呈しており、本実施例における開口部12は、円形状を呈するものである。尚、後述するように、破断防止装置200に替えて、第2の破断防止装置300あるいは、第3の破断防止装置400を配置することができる。
前記接続部11において、EF接合するために第1EF線13が配置されており、該第1EF線13は、端子14と端子14とをつなぐように電気的に接続されている。尚、前記第1EF線13は、開口部12を周回するように配置することが好ましい。また、ここで、図示しない電気を供給するための電源となる融着用コントローラーを接続し電気を流すと、前記第1EF線13が発熱することで、接続部11及び接続した合成樹脂製の管100が溶解し、当該接続した合成樹脂製の管100と前記合成樹脂キャップ10が溶着して固定される。この場合、合成樹脂キャップ10と合成樹脂製の管100はともに合成樹脂製であり、ともに熱可塑性樹脂で構成することが好ましく、またポリ塩化ビニルまたはポリエチレン、ポリブデンであっても好ましい。なお、合成樹脂のキャップ10とは、その一部が合成樹脂であれば足りる趣旨である。 尚、第1インジケーター14aは、公知であり、前記第1EF線13によるEF接合の良否を判定するための目安となるものである。
排出部20は接続部11の他端に配置され当該接続部11と一体成形されている。接続部11の内部11aと排出部20の内部20aは接続されている。また、後述するパージ孔30の内部における封止部40にさらに連通して接続されている。したがって、接続部1の内部11aと排出部20の内部20aおよび、後述する封止部40を経てパージ孔30に至ることで、合成樹脂製の管100内に残存した空気はパージ孔30から排出することができる構成である。
合成樹脂キャップ10の側面視において、排出部20は、ほぼ円柱を呈したものを、接続部11にほぼ4分の3ほど埋めこまれ、残りの4分の1が露出した形状を呈している(図1参照)。これによって、全長が短くなり、ガス交換工事において掘削する量を減らすことができる。また、排出部20は、接続部11の下部から上部にわたって配置されている。さらに、接続部11の内部11aにおける底部11bと段差がなく、なだらかに、排出部20の内部20bに接続されている(図3参照)。
また、合成樹脂キャップ10におけるほぼ円筒状の接続部11に平行な軸線Xと、排出部20にほぼ平行な軸線Yは、ほぼ直交するように交差している(図14、15参照)。なお、この軸線Xと軸線Yは交差するものであるが、その交差する角度は80度から100度の範囲が好ましいが、上記のとおり直交するものであっても好ましい。
このように合成樹脂キャップ10におけるほぼ円筒状の接続部11に平行な軸線Xすなわち接続部の軸線Xと、排出部20にほぼ平行な軸線Yすなわち排出部の軸線Yは、ほぼ直交するように交差しているので、合成樹脂製の管100に対し、パージ孔30が上方を向くように合成樹脂製の管100に当該合成樹脂キャップ10を取り付ければ、パージ孔30は、開口部12に対してほぼ垂直上方に開口する。よって、前記接続部11の開口部12から入ったガスはほぼ90度の方向に転換し、排出部20におけるパージ孔30から排出されるように構成され、パージ作業によって空気を上方に排出することができる。
また、接続部11の内部11aにおける上部11cと排出部20の内部20aにおける上部20cも段差部20dを経て接続されている。この段差部20dは、合成樹脂製の管100を合成樹脂キャップ10に挿入した場合に、当該合成樹脂製の管100が、当接する部分であり(図3、14、15参照)、合成樹脂製の管100が当該合成樹脂キャップ10内に侵入する位置を確定することができる。また、当該段差部20dは、合成樹脂製の管100から流入したガスおよび空気を底部11bに導くことができる。さらに上記のとおり、接続部11の内部11aにおける底部11bと段差がなく、なだらかに、または、曲面状に前記底部11bが排出部20の内部20bに接続されているので、パージ作業によって空気が残留しにくいという効果を奏する。なお、段差部20dの接続部11の内部11aにおける突出量を、接続部10と合成樹脂製の管100の肉厚部分よりも大とすることが好ましい。
上部20cと内部20bは、封止部40における開口部41に接続され、該封止部40の開口部41を介してパージ孔30に至る。封止部40は、メネジ部42とコマ固定部43を有し、メネジ部42は文字通りメネジであることからその内部は中空でありパージ孔30に連通している。コマ固定部43は、コマ固定上部43aと傾斜部43bを有し、その中心部43cは中空である。また、封止部40の外部においては後述するブローバック90を取り付けるための取付け部93aと嵌合するように溝部45が形成されている。該溝部45は、封止部40の外部を周回するように構成されている。
また、前記コマ固定部43における傾斜部43bは、中空部43cを有する。また、前記傾斜部43bはすり鉢状を呈し、コマ70の斜面部72と密着するよう構成されている。さらに、メネジ部42は、封入部60と螺合する。また、蓋部50の下部にねじ部52が配置され、メネジ部42の上部と螺合する。
前記パージ孔30は、蓋部50と、封入部60と、をそれぞれ配置することで、気体の流出を防ぐことができる。すなわち、封入部60の上部に前記蓋部50が配置されている。また、一時的に気体の流出を止めるために、後述するコマ70とを配置することができる。蓋部50は、つば部51とねじ部52とを有し、該つば部51の裏面の内部に、EF接合するための第2EF線53が埋め込まれて配置され、当該第2EF線53は端子54と端子54との間をつなぐように電気的に接続されている。尚、前記第2EF線53は、平面視円状に配置するのが好ましい。また、つば部51の上部には、図示しない工具を差し入れ、該蓋部50を回すことのできる工具を受入れるための挿入口50aを有している。挿入口50aは、凹状の空間である。この形状は平面視四角形を呈しているが、凹状の平面視三角形を含む多角形でも好ましい(図4参照)。
また、ねじ部52は、おねじであり、前記メネジ部42と螺合するように構成されている。したがって、上記挿入口50aに、この形状に適合した工具を差し入れ、該工具を回転させることによって、上述のとおり蓋部50のねじ部52とメネジ部42が螺合し、固定することができる。
なお、このように螺合のみでは蓋部50におけるつば部51と、パージ孔30の上端部30aとを確実に固定することができない場合がある。よって、端子54、54に、図示しない融着用コントローラーを接続し電気を流すと、前記第2EF線53が発熱することで、蓋部50におけるつば部51とパージ孔30の上端部30aが溶解し、それらが冷却して固定される。この蓋部50も熱可塑性樹脂で構成することが好ましく、また、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリブデンであっても好ましい。 尚、蓋部50において、第2インジケーター54aは、公知であり前記第2EF線53による、EF接合の良否を判定するための目安となるものである。
封入部60はその上端部61から工具受入れることができる第2凹部61aを有している。その中間部62はおねじを形成しており、メネジ部42と螺合する。下部63はつば状を呈し、後述するコマ70の上端部71と嵌合する。したがって、上記のとおり第2凹部61aに、この形状に適合した図示しない工具を差し入れ、この工具を回転させることにより、当該封入部60とメネジ部42が螺合することができる。なお、第2凹部61aの形状は本実施例では文字通り凹部であって、その形状は平面視4角形を呈するが、使用する工具によりその形状が6角形を呈していても好ましい。尚、円筒状のくぼみ部64は、後述の第1の破断防止装置200または、第2の破断防止装置300、第3の破断防止装置400を配置することができる(図5、14、15参照)。
前記コマ70は、コマ上端部71とほぼ円錐状の斜面部72を有し、ゴムあるいは合成樹脂類の弾性体で構成することができる。コマ上端部71は、上記封入部60におけるつば状の下部63を挿入するが、内部74に比して入り口のせまい穴部73を有している。すなわち、封入部60におけるつば状を呈する下部63を上記穴部73に挿入する場合において、該穴部73は弾性変形することにより、下部63を上記穴部73に挿入することができ、封入部60とコマ70は一体とすることができる。
また、上述のとおり、コマ70における円錐状の斜面部72は、コマ固定部41におけるすり鉢状の傾斜部43bと接することができる。よって、一体となった、封入部60とコマ70において、第2凹部61aに工具を差し入れ、該工具を、ねじを締める方向に回転させると、封入部60とコマ70がともに下降し、斜面部72と傾斜部43bが接触し、またコマ側面部75とコマ固定上部43aが接触することでガスの流出を止めることができる。つば51とパージ孔30の上端部30aとの接合面53aは、平面状であり、前記第2EF線53は、その平面状の接合面53aに倣って配置されている。
第1の破断防止装置200は、中空筒状の本体部210と、前記本体部210の空間端部220、220に、切込みを入れた破断部230を有する構成である。尚、本実施例における前記破断部230は、平面視、円形と十字状の切り込みとを組み合わせたものである(図7参照)。もっとも、欠円状にしても好ましい(図示せず。)。前記本体部210と、前記空間端部220、220とによって、閉塞された領域部213は、一定の容積を有し、外部に対し密閉された構成である。また、本体部210の内部におけるその領域部213は空洞であり、ほぼ真空である。ここでほぼ真空とは通常の大気圧より低い圧力の気体が封入されていれば足り、必ずしも、完全真空を意味するものではない。また、本実施例における第1の破断防止装置200の裏面は、平面図(図7A)と同一の形状である。もっとも、前記接合面53aの一部に破断が生じる圧力よりも低い圧力で前記破断部230が破断することはいうまでもない。
また、第2の破断防止装置300は中空筒状の第1の本体部310の内部が仕切り部311と、によって、前記第1の本体部310の内部は2分割されている。前記第1の本体部310と、前記仕切り部311と、第1の空間端部331、331と、によって囲まれた第1の領域部313と、第2の領域部314は、一定の容積を有し、外部に対し密閉された構成である。また、第1の領域部313と第2の領域部314は、ほぼ真空である。ここでほぼ真空とは通常の大気圧より低い圧力の気体が封入されていれば足り、必ずしも、完全真空を意味するものではない。また、本実施例における第2の破断防止装置300の裏面は、平面図(図8A)と同一の形状である。
また、第1の空間端部331、331のいずれか一方または双方に第1の破断部341と、第2の破断部342がそれぞれ所定の位置に設けられている。すなわち、所定の位置とは、本実施例の場合、第1の領域部313に膨張した空気が流入するように、前記第1の空間端部331に前記第1の破断部341を配置した位置をいう。また、同様に、第2の領域部314に膨張した空気が流入するように、前記第1の空間端部331に前記第2の破断部342を、配置した位置をいう。尚、本実施例における前記第1の破断部341と第2の破断部342破断部230は、平面視、円形と十字状を組み合わせたものである(図8A参照)。もっとも、欠円状にしても好ましい(図示せず)。
上記第1の破断部341と第2の破断部342とは、たとえば、第1の破断部341が破断してから、第2の破断部342が破断するように調整することが好ましい。本実施例においては、上記第1の破断部341と第2の破断部342における各切り込み部分の深さを上記の順に浅くすることによって、破断する強度が相違するように構成されている。すなわち、第1の空間端部331、331における第1の破断部341の切込み部分の深さt1、と第2の破断部342の切込み部分の深さt2が、t1>t2の順になるように構成されている(図12参照)。すなわち第1の空間端部331、331において同一の素材を用いつつ厚さTが同一であるので、第1の破断部341の切込み部分の深さt1のほうが第2の破断部342の切込み部分の深さt2より深ければ、第1の破断部341が先に破断するというものである。もっとも、前記接合面53aの一部に破断が生じる圧力よりも低い圧力で第2の破断部342が破断することはいうまでもない。
また、第3の破断防止装置400は、中空筒状の第2の本体部410の内部において、第1の仕切り部411と第2の仕切り部412とが、互いに平面視において垂直に交差するように配置され、前記の第2の本体部410と、第1の仕切り部411と、第2の仕切り部412と、によって、第2の本体部410の内部は4分割されている。前記第2の本体部410と、前記第1の仕切り部411と第2の仕切り部412と、第2の空間端部431、431と、によって囲まれた第3の領域部413と、第4の領域部414と、第5の領域部415と、第6の領域部416とは、一定の容積を有し、外部に対し密閉された構成である。さらに、この第3の領域部413と、第4の領域部414と、第5の領域部415と、第6の領域部416とは、ほぼ真空である。ここでほぼ真空とは通常の大気圧より低い圧力の気体が封入されていれば足り、必ずしも完全真空を意味するものではないことは上述のとおりである。本実施例における第3の破断防止装置400の裏面は、平面図(図9A)と同一の形状である。
また、前記第2の空間端部431、431のいずれか一方または双方の所定の位置に、第3の破断部441と、第4の破断部442と、第5の破断部443と、第6の破断部444と、が設けられている。すなわち、所定の位置とは、本実施例の場合、膨張した空気によって前記第3の破断部441が破断し、その膨張した空気が第3の領域部413に流入するように配置した位置をいう。また、第4の破断部442と、第5の破断部443と、第6の破断部444と、についても同様に、その膨張した空気がそれぞれ、第4の領域部414と、第5の領域部415と、第6の領域部416とに流入するように配置した位置をいう。したがって、たとえば、前記第3の破断部441が破断し、その膨張した空気が第3の領域部413のみに流入するように配置し、他の第4の破断部442に流入しないことをいう。なお、第2の破断防止装置300についても同様である。
上記、第3の破断部441と、第4の破断部442と、第5の破断部443と、第6の破断部444について、その破断するための強度は、第3の破断部441、第4の破断部442、第5の破断部443、第6の破断部444の順に、破断するように構成されている。尚、本実施例における前記第3の破断部441と、第4の破断部442と、第5の破断部443と、第6の破断部444について、平面視、円形と十字状を組み合わせたものである(図9A参照)。もっとも、欠円状にしても好ましい(図示せず)。
すなわち、前記第2の空間端部431、431において同一の素材を用いつつ厚さT′が同一であるので、各破断部の切り込み部分の深さを上記の順に浅くすることによって、破断する強度が相違するように構成されている。従って、第3の破断部441の切込み部分の深さt3、第4の破断部442の切込み部分の深さt4、第5の破断部443の切込み部分の深さt5、第6の破断部444の切込み部分の深さt6が、t3>t4>t5>t6の順になるように構成されている(図13参照)。よって、第3の破断部441、第4の破断部442、第5の破断部443、第6の破断部444の順に破断するように構成されている。このように、圧力に一番耐えられるのは、第6の破断部444である。もっとも、前記接合面53aの一部に破断が生じる圧力よりも低い圧力で前記第6の破断部444が破断することはいうまでもない。
また、第4の破断防止装置500は、第2蓋部50Zにおける、破断防止装置保持部56に配置されている。なお、蓋部50と第2蓋部50Zの相違点は、前記破断防止装置保持部56を有し、かつ、それに前記第4の破断防止装置500を配置する点のみであり、その他の点は、上記蓋部50に構成と同様であるために同一の符号を付す(図10参照)。すなわち、第2蓋部50Zは、つば部51とねじ部52を有し、該つば部51の裏面の内部に、EF接合するための第2EF線53が埋め込まれて配置され、当該第2EF線53は端子54と端子54との間をつなぐように電気的に接続されている。また、つば部51の上部には、工具を差し入れ、該蓋部50を回すことのできる図示しない工具を受入れるための挿入口50aを有している。挿入口50aは、凹状の空間である。尚、54aは、インジケーターであり、上述のとおりである。
第4の破断防止装置500は、中空筒状の第3の本体部510と、前記第3の本体部510の空間端部520、520に、切込みを入れた破断部530を有する構成である。前記第3の本体部510と、前記空間端部520、520とによって、閉塞された領域部513は、一定の容積を有し、外部に対し密閉された構成である。また、第3の本体部510の内部における領域部513は空洞であり、ほぼ真空である。ここでほぼ真空とは通常の大気圧より低い圧力の気体が封入されていれば足り、必ずしも、完全真空を意味するものではない。尚、上記破断防止装置200、第2の破断防止装置300、第3の破断防止装置400、第4の破断防止装置500はそれぞれ金属または合成樹脂で作成することができる。また変形しにくいものであれば、ガラスや繊維または、これらの複合材を使用することができる。
取り付け方法については、あらかじめ、蓋部50と、封入部60と、コマ70と、上記破断防止装置100が取り付けられている合成樹脂キャップ10を合成樹脂製の管100に取り付ける。この時点においては、コマ70が下降しており、コマ固定部43における傾斜部43bとコマ70の斜面部72が密着しているので接続部11の内部11aからパージ孔30にいたるまでのガスの流通は阻止された状態である。 尚、上記第1の破断防止装置200の替わりに、第2の破断防止装置300あるいは第3の破断防止装置400を配置することができる。
合成樹脂製の管100に合成樹脂キャップ10を取り付ける際に、合成樹脂製の管100に対してパージ孔30がほぼ垂直上方に向くように取り付ける。すなわち、合成樹脂製の管100に取り付ける際に軸線Xに対して軸線Yがほぼ垂直上向きに交差しているので、パージ孔30は、軸線Xに対してほぼ垂直上方に開口するように、合成樹脂キャップ10を合成樹脂製の管100に取り付ける。
このような状態で、合成樹脂キャップ10における端子14、14に、図示しない融着用コントローラーを接続し電気を流すと、前記第1EF線13が発熱することで、接続部11が溶解し、接続した合成樹脂製の管100と前記合成樹脂キャップ10が溶着して固定される。
次に、ノーブローバック90を合成樹脂キャップ10における溝部45に取り付ける。ノーブローバック90は、従来周知のものであり、その本体91はほぼ円筒形を呈し、その上端部92及び下端部93の中央部がそれぞれ円状の開口部92a及び取付け部93aを有し前記上端部92及び下端部93における開口部92a及び取付け部93a以外の部分は閉塞されている。上端部92の開口部92aから作業者の腕を差し入れてノーブローバック90の内側で作業をする。このとき、その内側が視認できるようにノーブローバック90の本体91は透明性及び柔軟性を有した塩化ビニル類の合成樹脂で構成されている。また、一定の強度を確保するために例えば、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、アクリル繊維、アラミド繊維等の、合成繊維でその本体91を強化しても好ましい。また、開口部92a及び取付け部93aはゴム類あるいは弾性を有する合成樹脂を有するもので構成されているので、取り付け部93aを押し広げることにより、合成樹脂キャップ10における前記溝部45に嵌合することができる。
そのように取り付けたのちにノーブローバック90の上端部92の開口部92aに、作業者の手を差し入れ、仮止めしている蓋部50を取り外し、封入部60の工具受入れ口に図示しない工具を差し入れ、該封入部60を緩めるように回転させるとコマ70が上昇することで、コマ固定部43における傾斜部43bとコマ70の斜面部72が離れるので接続部11の内部11aとパージ孔30にいたるまで、ガスの流通が可能な状態になる。
このような状態において、ノーブローバック90の上部開口92より作業者の手を差しいれた状態のまま、ガスを開通させると、空気は都市ガスより比重が重いものの、底部分11bが段差のない状態で内部20bにつながっており、段差部20dの効果も相まって、空気とガスの混合物の滞留がなく、ガスと空気の混合物が徐々にノーブローバック90内に押し出される。
ノーブローバック90に挿してあるホース95から徐々に混合気が排出されるが、この混合気を図示しない測定機に接続して、ガスが完全に充満したことをチェックする。その場合ノーブローバック90内にガスが充満するが、ホース95から排出されるガスは比較的少量であるから、ノーブローバック90を使用しない場合に比べて ガスが漏出する恐れは少ない。また、ノーブローバック90の上部開口92は作業者の腕が密着して、塞がれているために、ここからガスが漏出する可能性も低い。
ガスが合成樹脂製の管100内に充満し、空気の混入がなくなったことを、上記のとおり図示しない測定器で確認したのちに、封入部60の第2凹部61aに図示しない工具を差し入れ、該封入部60を締め付けるように回転させるとコマ70が下降することで、傾斜部43bとコマ70の斜面部72が再び接触することでガスの流通が阻害される。パージ孔30より、ガスの流出がなくなったことを確認したのちに蓋部50を取り付ける。
蓋部50におけるねじ部52を有し、挿入口50aに図示しない工具を差し入れ、該蓋部50を回すことで、ねじ部52とメネジ部44と螺合し、蓋部50におけるつば部51と、パージ孔30が接触し、蓋部50におけるねじ部52を締め付けることで、該蓋部50に合成樹脂キャップ10を仮止めすることができる。その後ノーブローバック90を合成樹脂キャップ10の溝部45から取り外す。
その後、端子54、54に図示しない融着用コントローラーを接続し電気を流すと、前記第2EF線53が発熱することで、つば部51が溶解してパージ孔30の上端部30aと溶着して固定される。よって、パージ孔30からのガスの流出が阻止される。なお、この蓋部50も熱可塑性樹脂で構成することが好ましく、ポリ塩化ビニルまたはポリエチレン、ポリブデンであっても好ましい。
この際に、上記第2EF線53が発熱することで、第2凹部61a内の空気が熱せられ膨張する場合がある。この場合、蓋部50とパージ孔30の上端部30aとの接合面53aに、暖められて膨張した空気が入り込むことで溶融した当該接合面53aが破断する恐れがある。すなわち、溶融しようとした蓋部50とパージ孔30の上端部30aとの接合面53が引き離される恐れがある。また、前記接合面53aの一部に破断が生じ、その強度を低下させる恐れも考えられる。
このとき、くぼみ部64に破断防止装置200を配置した場合に、上記第2EF線53が発熱すると、第1隙間61b内の空気が、膨張するが、その膨張により、第2隙間42aにその膨張した空気が進入し、前記接合面53aに、その暖められて膨張した空気が進入して破損する前に、前記切込みを入れた破断部220が、破断し、前記本体部210における領域部213に膨張した空気が流れ込むことで、前記第1隙間61b内の圧力を減らすことができる(図14参照)。
また、前記破断防止装置200の替わりに上記、第2の破断防止装置300を、封止部60におけるくぼみ部64に配置することができる。上記のとおり、第2の破断防止装置300は中空筒状の第1の本体部310と仕切り部311とによって、第1の領域部313と第2の領域部314とに、2分割されている。
また、上記のとおり、第1の空間端部331、331のいずれか一方または双方に設けられている第1の破断部341と、第2の破断部342とは、第1の破断部341が破断してから、第2の破断部342が破断するように構成されている。その場合において、上記第2EF線53が発熱すると第1隙間61b内の空気が膨張するが、その膨張により、第2隙間42aにその膨張した空気が進入し、前記EF接合面53aに、暖められて膨張した空気が進入して破断する前に、前記切込みを入れた上記第1の破断部341が、破断することで前記第1の本体部310における第1の領域部313の内部に膨張した空気が流れ込み、第1隙間61b内の圧が減じられることになる。
このように一度は圧力が低下した空気が、上記第2EF線53の発熱により再度膨張する場合があるが、次に、第2の破断部342が破断することで、再度第1隙間61b内において暖められて膨張した空気が進入して破断する前に、前記切込みを入れた上記第2の破断部341が、破断することで前記第1の本体部310における第2の領域部314の内部に膨張した空気が流れ込み、第1隙間61b内の圧が減少することになる。このように、第1の破断部341、第2の破断部342の順に破断するが、前記第2の破断部242において破断するときの圧力は、膨張によりEF接合面53aに、暖められて膨張した空気が進入して破断するときの圧力よりも小であるように構成されている。
さらに、前記破断防止装置200の替わりに上記第3の破断防止装置400を、封止部60におけるくぼみ部64に配置することができる。上記のとおり、第2の空間端部431、431との、いずれか一方または双方に設けられている第3の破断部441における切込みの深さt3と、第4の破断部442における切込みの深さt4と、第5の破断部443における切込みの深さt5と、第6の破断部444における切込みの深さt6が、それぞれ、t3>t4>t5>t6の順になるように構成されているので、前記EF接合面53aに、暖められて膨張した空気が進入して破断させる前に、前記切込みを入れた上記第3の破断部443が破断し第3の領域部413に膨張した空気が流れ込むことで、第1隙間61b内の圧が減少することになる。
このように一度は圧力が減じられた空気が、上記第2EF線53の発熱により再度膨張する場合があるが、次に第4の破断部442が破断することで、第4の領域部414に膨張した空気が流れ込むことで再度第1隙間61b内の圧が減じられることになる。また同様に第5の破断部443、第6の破断部444の順に破断することによって、第5の領域部415と、第6の領域部416との順に膨張した空気が流れ込むことで、第1隙間61b内の圧が減じられることになる。尚、このように上記各切込みt3、t4、t5、t6の切り込み量が、t3>t4>t5>t6の順になるようにしたのは、第1隙間61b内の圧力を急激に減らすことなく、徐々に段階を経て減らすようにするためである。これは、急激な負圧によって、EF接合面53aが今度は内側に吸い込まれるようになるので、その力により破断するのを防止する趣旨である。尚、上記第2EF線53における通電時間、気候に応じて、第1の破断防止装置200、第2の破断防止装置300、第3の破断防止装置400など、上記各破断防止装置を使用することができる。
また、上記第1の破断防止装置200、第2の破断防止装置300、第3の破断防止装置400とともに、あるいはそれらに替えて、第4の破断防止装置500を、前記第2蓋部50Zにおける破断防止装置保持部56に配置する(図15参照)。その場合、蓋部50に替えて第2蓋部50Zを配置することは上述のとおりである。さて、上記と同様に、上記第2EF線53が発熱すると、第1隙間61b内の空気が膨張するが、その膨張により、第2隙間42aにその膨張した空気が進入し、前記接合面53aに、その暖められて膨張した空気が進入して破損する前に、前記切込みを入れた破断部530が、破断し、前記本体部510における領域部513に膨張した空気が流れ込むことで、前記第1隙間61b内の圧力を減らすことができる。
また、パージ作業は各配管工事の最終段階で行うために、合成樹脂製の管の入れ替え作業が数日にわたる場合がある。その場合にパージ孔30を一時的に密封する場合は、蓋部50を締め付ける際に、つば部51とパージ孔30の上端部30aの間に図示しないOリングやシート状のパッキンを挿入して仮に密封することもできる。
このようにパージ作業の完了とともに、合成樹脂製の管100が合成樹脂キャップ10により容易に閉塞することができる。このように従来のキャップと比較すると、キャップ10を取り付けると同時にパージ用の部材が取り付けられており、それらが、接続部11とほぼ同じ大きさであることから、工事用に掘削した溝を、いたずらに拡大することないので、パージ作業に係る部材及び作業工程を削減できるとともに、ガスの流出を最小限に抑えるために、ノーブローバックを容易に取り付けることができる。また、合成樹脂製の管の入れ替え作業などで、封入作業を繰り返すばあいにおいても上述のとおり蓋部50を締め付けることで仮に密封することができる。 さらに、第2EF線53が発熱すると、第1隙間61b内の空気が、膨張するが、その膨張を抑えることができるので、前記EF接合面53aの破断を防止することができる。
10、合成樹脂キャップ
11、接続部
11b、底部
20、排出部
20b、排出部の内部
20d、段差部
30、パージ孔
40、封止部
45、溝部
50、蓋部
50Z、第2蓋部
51、つば部
53、第2EF線
54、端子
60、封入部
70、コマ
100、合成樹脂製の管
200、第1の破断防止装置
210、筒状の本体部
213、領域部
220、空間端部
230、破断部
300、第2の破断防止装置
310、第1の本体部
311、仕切り部
313、第1の領域部
331、第1の空間端部
341、第1の破断部
342、第2の破断部
400、第3の破断防止装置
410、第2の本体部
411、第1の仕切り部
412、第2の仕切り部
413、第3の領域部
414、第4の領域部
415、第5の領域部
416、第6の領域部
431、第2の空間端部
441、第3の破断部
442、第4の破断部
443、第5の破断部
444、第6の破断部
500、第4の破断防止装置
510、第3の本体部
513、領域部
520、空間端部
530、破断部
t1、第1の破断部341の切込み部分の深さ
t2、第2の破断部342の切込み部分の深さ
t3、第3の破断部441の切込み部分の深さ
t4、第4の破断部442の切込み部分の深さ
t5、第5の破断部443の切込み部分の深さ
t6、第6の破断部444の切込み部分の深さ

Claims (4)

  1. 合成樹脂製の管を受け入れることができる接続部と、
    前記接続部と一体をなすパージ作業をするための排出部と、
    前記排出部とにおいてガスの流出を阻害するために配置した封入部と、
    前記封入部とEF接合するためのEF線を配置したつば部とを有する蓋部と、
    前記蓋部または前記封入部とに配置した破断防止装置と、
    前記破断防止装置は、中空筒状の本体部と、その両端を塞ぐ空間端部と、前記空間端部とに配置した破断部と、前記本体部とその両端を塞ぐ前記空間端部とに囲まれたほぼ真空の領域部と、を有し、
    前記EF線が発熱することにより、前記蓋部と前記排出部とにおける隙間、または、封止部における凹部とに有する空気が膨張し、そのいずれかにおける膨張した空気による圧力によって前記破断部が破断し、前記膨張した空気が、前記領域部に流れ込むことで、前記隙間または凹部内の圧力を減少させる合成樹脂製の管の端部を閉塞するための合成樹脂キャップ。
  2. 前記破断防止装置は、前記本体部の内部を分割するための仕切り部と、
    前記仕切り部によって分割されたそれぞれの領域部とを有し、
    前記破断部が破断したときに、それぞれの領域部に膨張した空気が、それぞれ流入するように、前記破断部を前記空間端部における所定の位置に配置し、
    前記それぞれの破断部における切り込みの深さが互いに異なる請求項1記載の合成樹脂製の管の端部を閉塞するための合成樹脂キャップ。
  3. 前記仕切り部は、中空筒状の本体部の内部を4分する請求項2記載の合成樹脂製の管の端部を閉塞するための合成樹脂キャップ。
  4. 前記EF線に、EF接合するための電源を接続するための端子を配置したことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の合成樹脂キャップ。
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