JP2017103945A - 高電圧制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧回路のコンデンサの蓄電電力を放電する必要が生じた場合に、強制放電抵抗が劣化することを回避して、強制放電処理を完了することのできる高電圧制御装置を提供すること。【解決手段】高電圧の第3蓄電装置33と、インバータ50とを備えて、第3蓄電装置を接続状態または遮断状態にする遮断リレー58と、インバータの前段の平滑コンデンサ55に並列接続されるパッシブ放電抵抗57および強制放電抵抗67の制限抵抗とを有する電動車両のHCUは、第3蓄電装置を切り離す高電圧遮断状態時に、平滑コンデンサの蓄電電力を放電する際、電圧センサ56が検出する平滑コンデンサの電極間電圧が許容閾値以上の場合には、パッシブ放電抵抗を制限抵抗に用いるパッシブ放電を行い、許容閾値未満の場合には、パッシブ放電抵抗よりも抵抗値が小さい強制放電抵抗を制限抵抗とする強制放電を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、高電圧電力の供給と遮断とを制御する高電圧制御装置に関する。
高電圧バッテリを搭載する、例えば、電動車両においては、インバータ主回路接続用スイッチを開状態として、直流母線部への高電圧バッテリの直流電力の供給を遮断し、かつ、主回路コンデンサに充電された電荷を強制放電回路部によって放電処理することが特許文献1に開示されている。
特開2010−193691号公報
しかしながら、この特許文献1に記載の制御装置にあっては、コンデンサ内に蓄えられた電力を強制放電回路の強制放電抵抗に流すことから、場合によってはその強制放電抵抗が劣化してしまう可能性がある。
そこで、本発明は、高電圧回路のコンデンサの蓄電電力を放電する必要が生じた場合に、強制放電抵抗が劣化することを回避して、強制放電処理を完了することのできる高電圧制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決する高電圧制御装置の発明の一態様は、高電圧バッテリと、前記高電圧バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記高電圧バッテリから供給される直流電力の電圧を平滑化する平滑コンデンサと、前記高電圧バッテリを接続して高電圧電力を供給可能な接続状態または当該接続を切断して高電圧電力の供給を遮断する高電圧遮断状態のいずれか一方に切り換える切換器と、を備える装置本体に搭載される高電圧制御装置であって、前記切換器による高電圧遮断状態時に、前記平滑コンデンサに蓄えられた電力を放電する際に、前記平滑コンデンサの電極間電圧が予め設定された許容閾値以上の場合には、パッシブ放電抵抗を制限抵抗に用いるパッシブ放電を行い、前記平滑コンデンサの電極間電圧が前記許容閾値未満の場合には、前記パッシブ放電抵抗よりも抵抗値が小さい強制放電抵抗を制限抵抗に用いる強制放電を行うように構成されている。
このように本発明の一態様によれば、平滑コンデンサに蓄えられている電力を放電する場合に、その強制放電抵抗が劣化することを回避して、放電処理を完了する高電圧制御装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る電動車両の制御装置を搭載する車両の一例を示す図であり、その概略全体構成を示すブロック図である。 図2は、インバータの構成を示す回路図である。 図3は、平滑コンデンサの蓄電電力を放電する制御処理(制御方法)を説明するフローチャートである。 図4は、平滑コンデンサの蓄電電圧値の変化に対応する放電処理の実行を説明するグラフである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1〜図4は本発明の一実施形態に係る高電圧制御装置を搭載する電動車両の一例を示す図である。
図1において、車両1は、内燃機関型のエンジン2とモータジェネレータ4とを駆動源として搭載して、トランスミッション3を介して駆動輪5を回転させることにより走行するハイブリッド車に構築されている。すなわち、車両1は、モータジェネレータ4の駆動力で走行する電動車両としても構成されている。
車両1は、制御系統として、HCU(Hybrid Control Unit)10と、ECM(Engine Control Module)11と、TCM(Transmission Control Module)12とを搭載して、それぞれ予めメモリ内に格納されている制御プログラムに従ってエンジン2、トランスミッション3およびモータジェネレータ4の駆動を制御することにより効率のよい走行を実現している。
ここで、この車両1においては、イグニッションスイッチ9が検知するドライバによるイグニッションキーの操作に応じてHCU10が起動または停止する制御処理を実行し、そのHCU10が車両1の全体を総合的に制御し、ECM11がエンジン2を制御し、TCM12がトランスミッション3を制御するように構成されている。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程及び排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
車両1は、エンジン2を停止させてモータジェネレータ4の駆動力で走行するEV(Electric Vehicle)モードを備えている。また、車両1は、予め設定されている停止条件に従ってエンジン2を自動停止し、予め設定されている再始動条件に従ってエンジン2を再始動させるアイドリングストップ機能を備えている。
また、エンジン2には、ISG(Integrated Starter Generator)20と、スタータ21とが連結されている。ISG20は、ベルト22などを介してエンジン2のクランクシャフト18に連結されている。ISG20は、電力が供給されて回転することによりエンジン2を始動させる電動機の機能と、クランクシャフト18から入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
この車両1は、制御系統として、ISGCM(Integrated Starter Generator Control Module)13を備えており、ISGCM13が予めメモリ内に格納されている制御プログラムに従ってISG20の駆動を制御するようになっている。
ISG20は、電動機として機能することにより、エンジン2をアイドリングストップ機能による停止状態から再始動させるようになっている。ISG20は、電動機として機能することで、車両1の走行をアシストすることもできる。
スタータ21は、図示しないモータとピニオンギヤとを含んで構成されている。スタータ21は、モータを回転させることにより、クランクシャフト18を回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与えるようになっている。このように、エンジン2は、スタータ21によって始動され、アイドリングストップ機能による停止状態からISG20によって再始動される。
トランスミッション3は、エンジン2から出力される駆動回転力を変速して伝達し、ドライブシャフト(車軸)23を介して駆動輪5を回転させるようになっている。トランスミッション3は、平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構25と、ノーマルクローズタイプの乾式クラッチによって構成されるクラッチ26と、左右の駆動輪5のそれぞれのドライブシャフト23の回転速度(回転数)を調整するディファレンシャル機構27と、図示しないアクチュエータとを備えている。
トランスミッション3は、いわゆるAMT(Automated Manual Transmission)として構成されており、ドライブシャフト23の回転速度(回転数)を検出する図示しない車速センサのセンサ情報などに応じて、アクチュエータにより駆動する変速機構25における変速段の切換とクラッチ26の断続が行われるようになっている。ディファレンシャル機構27は、変速機構25によって出力された動力を受け取って左右のドライブシャフト23に伝達するようになっている。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27に対して、チェーン等の動力伝達機構28を介して連結されている。モータジェネレータ4は、電動機として機能する。
このように、車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4の両方の動力を車両の駆動に用いることが可能なパラレルハイブリッドシステムに構築されており、エンジン2およびモータジェネレータ4の少なくとも一方が出力する動力により走行するようになっている。
モータジェネレータ4は、発電機としても機能し、車両1のコースト走行時や減速走行時に発電を行うようになっている。
ここで、モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27と動力伝達機構28とを介してドライブシャフト23に直結されている構造で、駆動輪5が回転する際には、同時に回転するようになっている。なお、モータジェネレータ4は、エンジン2から駆動輪5までの動力伝達経路の何れかの箇所に動力伝達可能に連結されていればよく、必ずしもディファレンシャル機構27に連結される必要はない。
また、車両1は、第1蓄電装置30と、第2蓄電装置31を含む低電圧パワーパック32と、第3蓄電装置33を含む高電圧パワーパック34と、高電圧ケーブル35と、低電圧ケーブル36とを備えている。
第1蓄電装置30、第2蓄電装置31および第3蓄電装置33は、充電可能な二次電池から構成されている。第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30よりも高出力かつ高エネルギー密度に蓄電可能な蓄電装置である。第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30と比較して短い時間で充電が可能である。第1蓄電装置30および第2蓄電装置31は、約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定された低電圧バッテリである。本実施形態では、第1蓄電装置30は鉛電池からなり、第2蓄電装置31はリチウムイオン電池からなる。なお、第2蓄電装置31はニッケル水素蓄電池であってもよい。
第3蓄電装置33は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31より高電圧を発生するようにセルの個数等が設定されることにより高電圧バッテリを構成している。第3蓄電装置33は、例えば、ニッケル水素蓄電池からなる。
高電圧パワーパック34は、第3蓄電装置33に加えて、インバータ50と、INVCM14と、高電圧BMS16とを有して、高電圧回路に形成されている。高電圧パワーパック34は、高電圧ケーブル35を介して、モータジェネレータ4に電力を供給可能に接続されている。
この車両1には、電気負荷としての一般負荷37および被保護負荷38が設けられている。一般負荷37および被保護負荷38は、スタータ21およびISG20以外の電気負荷である。
被保護負荷38は、常に安定した電力供給が要求される電気負荷である。この被保護負荷38は、例えば、車両1の横滑りを防止するスタビリティ制御装置38A、図示しない操舵輪の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38B、およびヘッドライト38Cを含んでいる。なお、被保護負荷38は、図示しないインストルメントパネルのランプ類およびメータ類並びにカーナビゲーションシステムも含んでいる。
一般負荷37は、被保護負荷38と比較して安定した電力供給が要求されず、一時的に使用される電気負荷である。一般負荷37には、例えば、図示しないワイパー、および、エンジン2に冷却風を送風する電動クーリングファンが含まれる。
低電圧パワーパック32は、第2蓄電装置31に加えて、スイッチ40、41と、低電圧BMS15とを有している。第1蓄電装置30および第2蓄電装置31は、低電圧ケーブル36を介して、スタータ21と、ISG20と、電気負荷としての一般負荷37および被保護負荷38とに電力を供給可能に接続されている。被保護負荷38に対しては、第1蓄電装置30と第2蓄電装置31とが並列に電気的に接続されている。
スイッチ40は、第2蓄電装置31と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。スイッチ41は、第1蓄電装置30と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。
この車両1は、制御系統として、INVCM(Invertor Control Module)14と、低電圧BMS(Battery Management System)15と、高電圧BMS16とを備えて、それぞれ予めメモリ内に格納されている制御プログラムに従ってインバータ50の駆動や第1蓄電装置30、第2蓄電装置31および第3蓄電装置33の充放電を制御するようになっている。
INVCM14は、インバータ50を制御して高電圧ケーブル35に掛かる交流電力と、第3蓄電装置33に掛かる直流電力とを相互に変換するようになっている。例えば、INVCM14は、モータジェネレータ4を力行動作させるときには、第3蓄電装置33が放電した直流電力をインバータ50により交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給する。また、INVCM14は、モータジェネレータ4を回生動作させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力をインバータ50により直流電力に変換させて第3蓄電装置33に充電する。
低電圧BMS15は、スイッチ40、41の開閉を制御することで、第2蓄電装置31の充放電および被保護負荷38への電力供給を制御している。低電圧BMS15は、アイドリングストップによりエンジン2が停止しているときは、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、高出力かつ高エネルギー密度な第2蓄電装置31から被保護負荷38に安定した電力を供給するようになっている。
低電圧BMS15は、エンジン2をスタータ21によって始動するとき、および、アイドリングストップ制御によって停止しているエンジン2をISG20によって再始動するときに、スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開くことで、第1蓄電装置30からスタータ21またはISG20に電力を供給するようになっている。スイッチ40を閉じるとともにスイッチ41を開いた状態では、第1蓄電装置30から一般負荷37にも電力が供給される。
高電圧BMS16は、第3蓄電装置33の残容量などの状態を管理する。この高電圧BMS16は、INVCM14と協働するようにHCU10により制御されて効率よくモータジェネレータ4を駆動させるようになっている。
このように、第1蓄電装置30は、エンジン2を始動する始動装置としてのスタータ21およびISG20に少なくとも電力を供給するようになっている。第2蓄電装置31は、一般負荷37および被保護負荷38に少なくとも電力を供給するようになっている。
第2蓄電装置31は、一般負荷37と被保護負荷38の両方に電力を供給可能に接続されているが、常に安定した電力供給が要求される被保護負荷38に優先的に電力を供給するようにスイッチ40、41が低電圧BMS15により制御される。
このように、低電圧BMS15は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31の充電状態(充電残量)、並びに、一般負荷37および被保護負荷38への作動要求を考慮しつつ、被保護負荷38の安定した作動を優先して、スイッチ40、41を適宜制御するようになっている。
そして、車両1は、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内LAN(Local Area Network)を形成するためのCAN通信線48、49が敷設されている。HCU10は、INVCM14および高電圧BMS16にCAN通信線48によって接続されている。HCU10、INVCM14および高電圧BMS16は、CAN通信線48を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行うようになっている。また、HCU10は、ECM11、TCM12、ISGCM13および低電圧BMS15にCAN通信線49によって接続されている。HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13および低電圧BMS15は、CAN通信線49を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行うようになっている。
ここで、インバータ50は、図2に示すように、スイッチング素子51u〜51w、61u〜61wが三相全波ブリッジ50Bに接続され、各スイッチング素子51u〜51w、61u〜61wにはダイオード53u〜53w、54u〜54wが逆接続されている。インバータ50は、各スイッチング素子51u〜51w、61u〜61wがINVCM14からの制御信号によりPWM制御されることによりモータジェネレータ4の各UVW相毎のコイル4u〜4wのそれぞれに三相交流電流を供給して電動機として機能させる。インバータ50は、モータジェネレータ4が発電機として機能して発電する交流電力を各ダイオード53u〜53w、54u〜54wにより全波整流して第3蓄電装置33に充電するようになっている。
このインバータ50は、三相全波ブリッジ50Bの第3蓄電装置33側の前段に、平滑コンデンサ55と、パッシブ放電抵抗57と、強制放電抵抗67とが並列接続されている。
平滑コンデンサ55は、第3蓄電装置33から放電される直流電力を蓄えつつその蓄電電力を放電することにより三相全波ブリッジ50Bに供給する電圧値を安定させて平滑化させるように機能する。この平滑コンデンサ55の蓄電は、イグニッションスイッチ9がドライバによるイグニッションオンを検知して、HCU10が起動して車両1全体を走行準備状態に移行させる開始処理の実行に伴って開始する。
パッシブ放電抵抗57は、平滑コンデンサ55に常時接続されて放電回路を形成している。パッシブ放電抵抗57は、平滑コンデンサ55から放電される蓄電電力を微小電流に抑えるように高抵抗値に設定されている。すなわち、パッシブ放電抵抗57は、平滑コンデンサ55内の蓄電電力が大容量放電されてしまうことを制限する制限抵抗として機能する。
このパッシブ放電抵抗57は、第3蓄電装置33から放電される高電圧な蓄電電力の平滑コンデンサ55などへの供給が遮断される際に、その平滑コンデンサ55から放電される高電圧の蓄電電力を流して消費させる、所謂、パッシブ放電処理を実行することにより、平滑コンデンサ55に蓄えられる蓄電電力の電圧値を低減して低電圧化させる回路(所謂、パッシブ放電回路)を形成している。
強制放電抵抗67は、接続リレー68を介して平滑コンデンサ55に接続または切断可能に設置されている。強制放電抵抗67は、パッシブ放電抵抗57よりも低抵抗値に設定されて、平滑コンデンサ55内の蓄電電力をパッシブ放電抵抗57を用いる放電よりも大電流にして放電させるようになっている。すなわち、強制放電抵抗67も、平滑コンデンサ55内の蓄電電力の大容量放電を制限する制限抵抗として機能する。
接続リレー68は、強制放電抵抗67に直列接続されて、平滑コンデンサ55内の高電圧電力を強制放電抵抗67に通電して強制的に放電させる強制放電状態(接続状態)と、その放電を遮断する放電遮断状態(切断状態)とのいずれか一方を選択するように、HCU10と協働するINVCM14により後述するように切換制御される。
この強制放電抵抗67は、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電させる必要が発生したと、HCU10が判断したときに、接続リレー68が接続状態にされて放電回路を形成することにより、その平滑コンデンサ55に蓄えられた蓄電電力がパッシブ放電抵抗57と共に通電されて放電電流を消費する。例えば、この強制放電抵抗67での電力消費は、イグニッションスイッチ9がドライバによるイグニッションオフを検知して、HCU10が車両1全体を停止(再始動待機)状態に移行させる停止処理の実行に伴って開始される。
また、接続リレー68は、切断状態では、強制放電抵抗67を経由する放電回路を遮断して、平滑コンデンサ55内の蓄電電力が強制放電抵抗67に放電されることを禁止する。
また、インバータ50は、平滑コンデンサ55の電極間の電圧値を検出する電圧センサ56と、平滑コンデンサ55に入出力される電流値を検出する電流センサ66と、第3蓄電装置33と平滑コンデンサ55との間に配置される遮断リレー(切換器)58とを備えている。遮断リレー58は、電圧センサ56や電流センサ66の検出情報などに基づいてHCU10と協働するINVCM14により切換制御される。
なお、遮断リレー58や接続リレー68は、電流の通過を許可する接続状態と、電流の通過を遮断する切断状態とを切り換える開閉器であり、接点スイッチタイプ、リレースイッチタイプ、ダイオードスイッチタイプなどのいずれでもよく、電流容量や絶縁耐圧や寿命などを考慮して設置すればよい。
遮断リレー58は、第3蓄電装置33と平滑コンデンサ55との間に配置されて、第3蓄電装置33から放電される高電圧電力を下流側へ供給可能な高電圧印加状態(接続状態)と、その供給を遮断する高電圧遮断状態(切断状態)とのいずれか一方を選択するように、INVCM14により切換制御される。
そして、HCU10は、イグニッションスイッチ9がドライバによるイグニッションオフを検知する停止要求の発生時には、INVCM14と協働して、遮断リレー58を開状態(切断状態)にして第3蓄電装置33からの放電を停止し、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を強制放電抵抗67に放電して消費させるようになっている。
これにより、HCU10は、平滑コンデンサ55内に蓄えられている蓄電電力を強制放電抵抗67に放出して電圧値を低減して低電圧化させるようになっている。
また、HCU10は、イグニッションスイッチ9がドライバによるイグニッションオンを検知する走行準備要求の発生時には、INVCM14と協働して、遮断リレー58を閉状態(接続状態)にして第3蓄電装置33からの放電を再開し、平滑コンデンサ55を所定電圧に昇圧するようになっている。
これにより、HCU10は、平滑コンデンサ55内に第3蓄電装置33からの放電電力を蓄えさせて、三相全波ブリッジ50Bを介してモータジェネレータ4に供給する電力の電圧値を安定化(平滑化)させるようになっている。
このHCU10は、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電する制御処理の実行タイミングとして、予め設定されている各種検知情報を受け取った場合に、放電処理実行命令を生成することにより、第3蓄電装置33を遮断状態にすると共に、インバータ50の平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電させる制御処理を実行するようになっている。
例えば、HCU10は、車両1の停車中に、第3蓄電装置33をインバータ50から切り離して平滑コンデンサ55の放電処理を実行するように予め設定されている各種条件が揃った場合や、第3蓄電装置33やインバータ50などを含む電気系統のメンテナンスの実施を制御情報やセンサ情報などから検知した場合や、車両1の停車中に電気系統の絶縁ケースなどが変形する程度以上の外力が加えられたことを不図示の加速度センサなどが検知した場合に、放電処理実行命令を生成するようになっている。
そして、HCU10は、放電処理実行命令に基づいて平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電させておく必要が発生したと判断したときに、遮断リレー58を切断状態に切り換えて高電圧遮断状態にすることにより平滑コンデンサ55内の高電圧な蓄電電力を放電する処理を実行し、さらに、接続リレー68を切断状態から接続状態に切り換えて強制放電抵抗67を含む放電回路を形成する処理を実行するようになっている。
これにより、HCU10は、平滑コンデンサ55の蓄電電力を放電させる必要がある場合に、パッシブ放電抵抗57に加えて、接続リレー68を介して平滑コンデンサ55に強制放電抵抗67を接続させて放電回路を形成することができ、パッシブ放電抵抗57と強制放電抵抗67とを介して平滑コンデンサ55内の蓄電電力を大容量電流で短時間に放電させることができる。すなわち、HCU10が本実施形態における電動車両を装置本体として搭載される高電圧制御装置を構成している。
このとき、HCU10は、電圧センサ56から受け取る平滑コンデンサ55の電極間の電圧値が予め設定されている許容閾値以上である場合には、接続リレー68の切断状態を維持して、強制放電抵抗67を切り離したまま、パッシブ放電抵抗57のみを制限抵抗とする強制放電を実行するようになっている。
また、HCU10は、電圧センサ56から受け取る平滑コンデンサ55の電極間の電圧値がその設定許容閾値未満の場合には、強制放電抵抗67を制限抵抗に加えるように接続リレー68を接続状態に切り換えて、強制抵抗放電67とパッシブ放電抵抗57とに平滑コンデンサ55内の高電圧の蓄電電力を放電して消費させる強制放電を実行するようになっている。
ここで、上記の許容閾値としては、平滑コンデンサ55内の蓄電電力の容量が、強制放電抵抗67に通電しても劣化が発生しない程度の場合の電極間の電圧値を、予めHCU10のメモリ内に設定しておけばよい。
これにより、HCU10は、平滑コンデンサ55の電極間の電圧値が許容閾値以上の大容量蓄電量の場合には高抵抗のパッシブ放電抵抗57のみによるパッシブ放電を実施して平滑コンデンサ55の両端間を低電圧にすることができる。また、HCU10は、平滑コンデンサ55の電極間の電圧値が許容閾値未満となる小容量蓄電量の場合にはパッシブ放電抵抗57に低抵抗の強制放電抵抗67を加えて強制放電を実施して短時間に平滑コンデンサ55の両端間を低電圧にすることができる。
このとき、さらに、HCU10は、放電処理実行命令に基づいて平滑コンデンサ55内の蓄電電力の放電処理が必要と判断したときに、モータジェネレータ4が発電機として機能し、回生電力がインバータ50の三相全波ブリッジ50Bを介して第3蓄電装置33側に供給されているか否かを電流センサ66のセンサ情報に基づいて判定し、そのインバータ50を介するエネルギー供給の有無に応じて平滑コンデンサ55の蓄電電力の放電処理を制御するようになっている。
例えば、HCU10は、放電処理実行命令に基づいて平滑コンデンサ55内の蓄電電力の放電処理が必要と判断したときに、モータジェネレータ4が回転して発電機として機能することにより、回生電力が平滑コンデンサ55に供給されている場合には、接続リレー68を切断状態に維持して平滑コンデンサ55内の蓄電電力を強制放電させる処理の実行を待機するようになっている。
また、HCU10は、接続リレー68を接続状態に切り換えて平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電させる処理を開始した後にも、平滑コンデンサ55への回生電力の供給の有無を監視して、その平滑コンデンサ55への電力供給が確認された場合には、接続リレー68を切断状態に戻して、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電させる処理の実行を中断(停止)するようになっている。
これにより、HCU10は、ドライブシャフト23に直結するモータジェネレータ4が回転して発電機として機能するために、平滑コンデンサ55に回生電力が供給されて充電される際には、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を強制放電する処理の実行を回避することができる。このため、平滑コンデンサ55は、充電と放電とが並行して、放電処理が長期間に亘ってしまうことを回避することができ、長期間に亘って電流が強制放電抵抗67などに流れて劣化させてしまうことを防止することができる。
ここで、本実施形態では、平滑コンデンサ55へのエネルギー供給の有無(モータジェネレータ4の発電の有無)を電流センサ66のセンサ情報に基づいて判定しているが、これに限るものではなく、例えば、モータジェネレータ4の回転速度(回転数)を検出して判定するようにしても良い。この平滑コンデンサ55へのエネルギー供給の有無は、電流センサ66が検出する電流値が予め設定されている閾値を超えているか否かで判定するようにしたり、車速センサが検出するモータジェネレータ4の回転速度が予め設定されている閾値を越えているか否かで判定するようにしても良い。
具体的に、HCU10は、放電処理実行命令に基づいて平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電させる際に、メモリ内に格納されている制御プログラムに従って図3のフローチャートに示す制御処理を実行するようになっている。
まず、HCU10は、放電処理実行命令に基づく平滑コンデンサ55の蓄電電力の放電処理を実行する際、ドライブシャフト23の回転速度を検出する不図示の車速センサのセンサ情報に基づいて、車両1が停車中か否か確認して(ステップS11)、停車でない場合には、この制御処理を終了する。
ステップS11において、車両1が停車中であることを確認したHCU10は、放電処理実行命令に基づく制御処理により、遮断リレー58が切断状態にされて第3蓄電装置33から平滑コンデンサ55が切り離されて高電圧電力の印加が遮断されている高電圧遮断状態になっているか否か確認して(ステップS12)、高電圧遮断状態でない場合には、この制御処理を終了する。
ステップS12において、平滑コンデンサ55が高電圧遮断状態であることを確認したHCU10は、電流センサ66の検出する平滑コンデンサ55への出入力電流値に基づいて、モータジェネレータ4の回転による回生電力エネルギーの供給停止状態であるか否かを繰り返し確認して(ステップS13)、モータジェネレータ4の回転が停止して平滑コンデンサ55へのエネルギー供給が停止するまで待機する。
これにより、HCU10は、車速センサの故障等で車両1が停車中であると誤検出していても駆動輪5が回転するなどしている場合には、平滑コンデンサ55の放電処理を禁止して、平滑コンデンサ55内の蓄電電力の放電と充電が並行してしまうことを回避することができ、強制放電抵抗67への通電が無用に継続して劣化してしまうことを回避することができる。
ステップS13において、平滑コンデンサ55がエネルギー供給状態にないことを確認したHCU10は、電圧センサ56が検出する平滑コンデンサ55の蓄電電力の電圧値が予め設定されている許容閾値未満であるか否か確認する(ステップS14)。
ステップS14において、平滑コンデンサ55の電極間が設定許容閾値以上の電圧値で大容量電力を蓄電する状態にあることを確認したHCU10は、接続リレー68を切断状態に維持したまま、パッシブ放電抵抗57を制限抵抗として、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電するパッシブ放電を開始した後に(ステップS15)、ステップS14に戻って、平滑コンデンサ55の蓄電電力の電圧値が設定許容閾値未満まで降圧したか否かを確認する処理を繰り返し実行する。
これにより、HCU10は、平滑コンデンサ55内の大容量の蓄電電力の全量を低抵抗の強制放電抵抗67に通電して劣化させてしまうことを回避することができる。ここで、パッシブ放電抵抗57は、強制放電抵抗67よりも高抵抗値に設定されているので、平滑コンデンサ55内の蓄電電力の通電に対する耐久性は優れている。
また、ステップS14において、平滑コンデンサ55の電極間が設定許容閾値未満の電圧値で蓄電電力が小容量であることを確認したHCU10は、接続リレー68を切断状態から接続状態に切り換えて、パッシブ放電抵抗57に強制放電抵抗67を制限抵抗として並列接続して、平滑コンデンサ55内の蓄電電力を放電する強制放電を開始する(ステップS16)。そしてその後に、備えるタイマ機能を起動して、強制放電処理の開始時からの経過時間をカウントする(ステップS17)。
この後に、HCU10は、電圧センサ56が検出する平滑コンデンサ55の蓄電電力の電圧値が予め設定されている停止閾値未満まで降圧されたか否か確認して(ステップS18)、平滑コンデンサ55の電極間が設定停止閾値未満の電圧値で蓄電電力の放電処理が完了している場合には、強制放電処理を終了する後処理を実行して(ステップS21)、この制御処理を終了する。
ステップS18において、平滑コンデンサ55の電極間が設定停止閾値以上の電圧値で蓄電電力の放電処理が未だ終了していないことを確認したHCU10は、タイマ機能がカウントする強制放電処理の開始時からの経過時間が予め設定されている処理制限時間を経過したか否かを確認して(ステップS19)、強制放電処理に掛かる時間が設定処理制限時間を経過した場合には、ステップS21に進んで、強制放電処理を終了する後処理を実行して、この制御処理を終了する。
ステップS19において、強制放電処理に掛かる時間が設定処理制限時間を経過していないことを確認したHCU10は、電流センサ66の検出する平滑コンデンサ55への出入力電流値に基づいて、モータジェネレータ4の回転が何らかの要因により再開されて回生電力エネルギーが供給されているか否かを確認する(ステップS20)。
ステップS20において、モータジェネレータ4の停止が維持されて平滑コンデンサ55へのエネルギー供給が停止されていることを確認したHCU10は、ステップS18に戻って同様の処理を繰り返す。
また、ステップS20において、モータジェネレータ4が回転されて平滑コンデンサ55へのエネルギー供給が再開されていることを確認したHCU10は、ステップS21に進んで、強制放電処理を終了する後処理を実行して、この制御処理を終了する。なお、ステップS20において、平滑コンデンサ55へのエネルギー供給が再開されていることを確認した場合に、ステップS13に戻って同様の処理を繰り返すようにしても良い。
これにより、HCU10は、平滑コンデンサ55内の大容量の蓄電電力を、制限抵抗としてパッシブ放電抵抗57に通電して放電させるパッシブ放電により小容量にした後に、並列接続する強制放電抵抗67とパッシブ放電抵抗57とに制限抵抗に切り換えて強制放電を継続して消費させることができる。
したがって、図4に示すように、平滑コンデンサ55は、強制放電抵抗67に通電して放電させたのでは劣化させてしまうほどに大容量の蓄電電力が蓄えられている場合には、パッシブ放電抵抗57に通電して放電させることにより、強制放電抵抗67の通電容量を超えることなく、大容量の蓄電電力を小容量の蓄電電力になるまで放電させることができる。この平滑コンデンサ55は、電極間が許容閾値未満の電圧値となる蓄電容量まで放電させた後には、パッシブ放電抵抗57に強制放電抵抗67を並列接続する放電処理に切り換えられて、電極間電圧を、例えば、第1蓄電装置30の鉛蓄電池のDC13V程度に短時間に降圧させることができる。
このように、本実施形態においては、平滑コンデンサ55内の蓄電電力が許容閾値を超える電極間電圧値となるほどに大容量である場合には、パッシブ放電抵抗57に通電するパッシブ放電により放電処理を実行することができ、強制放電抵抗67が劣化してしまうことを回避することができる。
このため、平滑コンデンサ55の蓄電電力を急遽放電しなければならない場合にも、その強制放電抵抗67が劣化してしまうことを回避して、平滑コンデンサ55の放電処理を完了することができる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
2 エンジン
4 モータジェネレータ(電動機、発電機)
9 イグニッションスイッチ
10 HCU(制御装置)
14 INVCM
16 高電圧BMS
23 ドライブシャフト(車軸)
27 ディファレンシャル機構
28 動力伝達機構
33 第3蓄電装置(高電圧バッテリ)
34 高電圧パワーパック
50 インバータ
55 平滑コンデンサ
56 電圧センサ
57 パッシブ放電抵抗
58 遮断リレー(切換器)
66 電流センサ
67 強制放電抵抗
68 接続リレー

Claims (3)

  1. 高電圧バッテリと、前記高電圧バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換するインバータと、前記高電圧バッテリから供給される直流電力の電圧を平滑化する平滑コンデンサと、前記高電圧バッテリを接続して高電圧電力を供給可能な接続状態または当該接続を切断して高電圧電力の供給を遮断する高電圧遮断状態のいずれか一方に切り換える切換器と、を備える装置本体に搭載される高電圧制御装置であって、
    前記切換器による高電圧遮断状態時に、前記平滑コンデンサに蓄えられた電力を放電する際に、
    前記平滑コンデンサの電極間電圧が予め設定された許容閾値以上の場合には、パッシブ放電抵抗を制限抵抗に用いるパッシブ放電を行い、
    前記平滑コンデンサの電極間電圧が前記許容閾値未満の場合には、前記パッシブ放電抵抗よりも抵抗値が小さい強制放電抵抗を制限抵抗に用いる強制放電を行う、高電圧制御装置。
  2. 前記インバータから供給される交流電力により駆動されて動力を出力する電動機と、車両の車軸に直結されて回転し発電する発電機と、を備える電動車両に搭載されて、
    前記切換器による高電圧遮断状態時に、前記平滑コンデンサに蓄えられた電力を放電する際に、前記発電機が発電している場合には、当該電力の強制放電処理の開始を待機する、請求項1に記載の高電圧制御装置。
  3. 前記インバータから供給される交流電力により駆動されて動力を出力する電動機と、車両の車軸に直結されて回転し発電する発電機と、を備える電動車両に搭載されて、
    前記切換器による高電圧遮断状態時に、前記平滑コンデンサに蓄えられた電力を放電している際に、前記発電機が発電する場合には、当該電力の強制放電処理を停止する、請求項1に記載の高電圧制御装置。
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