JP2017094827A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ走行モード中に内燃機関が再始動されない場合に、運転者の意図していない場所に車両が停止してしまうことを事前に防止できるハイブリッド車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】ECU9は、モータジェネレータ4で車両1を走行させるモータ走行モード中にエンジン2を再始動する場合に、ISG6によってエンジン2の再始動を実行し、ISG6による再始動に失敗したら、スタータモータ5によってエンジン2の再始動を実行し、スタータモータ5による再始動に失敗したら、モータジェネレータ4の駆動を禁止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車両の制御装置に関し、特に、モータ走行モード中に内燃機関を始動する始動装置を備えたハイブリッド車両の制御装置に関する。
内燃機関とバッテリによって給電される走行用モータとを駆動源として走行するハイブリッド車両は、内燃機関を停止して走行用モータによって走行可能である。
このハイブリッド車両において、走行用モータにより走行するモータ走行モード中に、ハイブリッド車両が停止された状態で内燃機関を再始動したときに、スタータモータによる再始動に失敗した場合に、内燃機関の再始動を再度指令し、再始動の指令回数が所定回数を超える場合に、その後の再始動を禁止するようにしたものが知られている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−173179号公報
しかしながら、このような従来のハイブリッド装置にあっては、モータ走行モード中に内燃機関の再始動に失敗した場合に、内燃機関の再始動を再度指令し、再始動の指令回数が所定回数を超える場合に、その後の再始動を禁止するだけである。
これにより、モータ走行モードでの走行をそのまま継続すると、過放電によりバッテリの容量不足が発生したときに、走行用モータが停止してしまい、ハイブリッド車両が運転者の意図していない場所に停止してしまうおそれがある。
ハイブリッド車両が意図していない場所に停止すると、内燃機関の再始動が困難となることから、意図していない場所での停止を継続しなければならないおそれがある。
特に、容量が小さいバッテリを搭載したハイブリッド車両においては、容量の大きいバッテリに比べてモータ走行中にバッテリの残容量が少なくなる。これにより、容量の大きいバッテリに比べてバッテリ容量がより一層不足し易くなり、内燃機関の再始動がより一層困難となる。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、モータ走行モード中に内燃機関が再始動されない場合に、運転者の意図していない場所に車両が停止してしまうことを事前に防止できるハイブリッド車両の制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、内燃機関と、前記内燃機関を始動させる第1の始動装置と、前記内燃機関を始動させる第2の始動装置と、車両を走行させる走行用モータとを備え、前記内燃機関と前記走行用モータの少なくとも一方を駆動源として前記車両を走行させるハイブリッド車両の制御装置であって、前記内燃機関を停止して前記走行用モータで前記車両を走行させるモータ走行モード中に前記内燃機関を再始動する場合に、前記第1の始動装置によって前記内燃機関の再始動を実行し、前記第1の始動装置による再始動に失敗したら、前記第2の始動装置によって前記内燃機関の再始動を実行し、前記第2の始動装置による再始動に失敗したら、前記走行用モータの駆動を禁止するモータ駆動禁止部を有する。
本発明によれば、モータ走行モード中に内燃機関が再始動されない場合に、運転者の意図していない場所に車両が停止してしまうことを事前に防止できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る制御装置を備えたハイブリッド車両の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両の制御装置による始動制御処理のフローチャートである。 図3は、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両のIGを操作したときのタイミングチャートである。
以下、本発明に係るハイブリッド車両の制御装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両の制御装置を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、ハイブリッド車両(以下、単に車両という)1は、内燃機関としてのエンジン2と、変速機3と、モータジェネレータ4と、スタータモータ5と、ISG(Integrated Starter Generator)6と、バッテリ7A、7Bと、インバータ8と、ECU(Electronic Control Unit)9とを含んで構成される。
本実施の形態のエンジン2およびモータジェネレータ4は、本発明の駆動源を構成し、モータジェネレータ4は、本発明の走行用モータを構成する。ISG6は、本発明の第1の始動装置を構成し、スタータモータ5は、本発明の第2の始動装置を構成する。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施の形態のエンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
変速機3は、エンジン2の回転を変速し、変速したエンジン2の回転をディファレンシャル装置10からドライブシャフト11を介して駆動輪12に伝達する。なお、ドライブシャフト11および駆動輪12は、車両1の左右に一対設けられているが、図1では一方のみを図示している。
変速機3としては、MT(Manual Transmission)において運転者が行う変速操作を、図示しないアクチュエータで自動的に行うことにより、AT(Automatic Transmission)のような自動変速を可能にしたAMT(Automated Manual Transmission)を用いてもよい。また、変速機3としては、MT、AT、あるいは、ベルトを用いて変速を行うCVT(Continuously Variable Transmission)を用いてもよく、特に限定されるものではない。
モータジェネレータ4は、バッテリ7Aから供給された電力によって駆動されることにより、ディファレンシャル装置10を回転させる電動機として機能する。モータジェネレータ4は、その出力軸がベルト13を介してディファレンシャル装置10と連動する。
電動機として機能するモータジェネレータ4は、車両1の高負荷運転時等にエンジン2をアシストする。また、モータジェネレータ4は、エンジン2が停止中に単独でディファレンシャル装置10を回転させることにより、車両1を走行するモータ走行モードを実施する。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル装置10によって駆動されることにより、バッテリ7Aに充電する電力を生成する発電機として機能する。これにより、モータジェネレータ4は、車両1の制動力を回生する。
インバータ8は、モータジェネレータ4を力行させるときには、バッテリ7Aが放電した直流電力を交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給し、モータジェネレータ4を回生させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力を直流電力に変換させてバッテリ7Aに充電する。
インバータ8は、ECU9から駆動要求信号が入力されると、モータジェネレータ4を駆動し、ECU9から停止要求信号が入力されると、モータジェネレータ4を停止する。
スタータモータ5は、イグニッションスイッチ(以下、「IG」と記す)14によるエンジン2を始動させるためのエンジン始動操作に応じて、バッテリ7Bから供給された電力によって駆動される。
スタータモータ5は、その出力軸に図示しないピニオンギヤが取付けられており、バッテリ7Bから供給された電力によって回転することで、エンジン2の図示しないクランクシャフトを回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与える。
ISG6は、ベルト15を介してエンジン2のクランクシャフトに連結されている。ISG6は、バッテリ7Bから電力が供給されることにより回転し、ベルト15を介してエンジン2を始動させる電動機の機能を有する。
さらに、ISG6は、走行駆動源としてベルト15を介してクランクシャフトを回転させることでエンジン2の駆動をアシストし、車両1の走行をアシストする機能を有する。本実施の形態のISG6は、本発明のモータジェネレータを構成する。
バッテリ7Bは、充電可能な二次電池から構成されている。バッテリ7Bは、例えば、鉛電池からなる。バッテリ7Bは、約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定された低電圧バッテリである。
バッテリ7Aは、充電可能な二次電池から構成され、例えば、リチウムイオン電池からなる。また、バッテリ7Aは、バッテリ7Bより高電圧を発生するようにセルの個数等が設定された高電圧バッテリであり、例えば、約100Vの出力電圧を発生させる高電圧バッテリである。
ECU9は、それぞれ図示しないCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータ等を保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
コンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、このコンピュータユニットをECU9として機能させるためのプログラムが格納されている。すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納された始動制御プログラムを含んだプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、本実施の形態におけるECU9として機能する。
ECU9の入力ポートには、車速を検出する車速センサ16、駆動輪12の回転速度を検出する車輪速センサ17、バッテリ7A、7Bの残容量を検出するSOC(State Of Charge)センサ18、クランクシャフトの回転速度を検出するクランク角センサ19およびアクセルペダル21の操作量(以下、単に「アクセル開度」という)を検出するアクセル開度センサ20を含む各種スイッチ類および各種センサ類が接続されている。
ECU9は、SOCセンサ18の検出情報に基づいてモータジェネレータ4のみによるモータ走行モード(EVモード)に移行する。
例えば、ECU9は、SOCセンサ18の残容量が閾値以上のときに、エンジン2を停止し、インバータ8に駆動要求信号を出力する。インバータ8は、駆動要求信号が入力されると、モータジェネレータ4を駆動する。これにより、車両1がモータ走行モードに移行する。
また、ECU9は、SOCセンサ18の残容量が閾値未満のときに、エンジン2を再始動してエンジン2を駆動源とした走行モードまたはエンジン2とモータジェネレータ4とを駆動源とした走行モードに移行する。
ECU9は、モータ走行モード中に車速センサ16および車輪速センサ17からの検出情報に基づいて車両1が停止したものと判断した場合において、エンジン2を再始動する場合に、ISG6によってエンジン2の再始動を実行し、何らかの理由によりISG6による再始動に失敗したら、スタータモータ5によってエンジン2の再始動を実行する。なお、本実施の形態のECU9は、車速を検出するセンサとして、車速センサ16および車輪速センサ17を備えているが、いずれか一方のみを備えていてもよい。
さらに、ECU9は、何らかの理由によりスタータモータ5による再始動に失敗したら、モータジェネレータ4の駆動を禁止し、アクセルペダル21が踏み込まれても車両1を発進させずに、車両1が停止した状態を維持する。本実施の形態のECU9は、本発明のモータ駆動禁止部を構成する。
以上のように構成されたECU9によるエンジン2の始動制御について図2を参照して説明する。図2に示すフローチャートは、始動制御のフローチャートである。このフローチャートは、ECU9のROMに格納された始動制御プログラムによって実行される。
まず、ECU9は、モータジェネレータ4によって車両1を走行するモータ走行モードで車両1が運転中か否かを判別し(ステップS1)、モータ走行モードで車両1が運転中でないものと判断した場合には、今回の処理を終了する。
ステップS1において、ECU9は、モータ走行モードで車両1が運転中であるものと判断した場合に車速センサ16および車輪速センサ17の検出情報に基づいて車両1が停止状態であるか否かを判別する(ステップS2)。
ステップS2において、ECU9は、車速センサ16および車輪速センサ17からの検出情報に基づいて車速および駆動輪12の速度が0または所定車速未満である極低速でないものと判断した場合には、車両が停止状態でないと判断して、今回の処理を終了する。
ステップS2において、ECU9は、車速センサ16および車輪速センサ17からの検出情報に基づいて車速および駆動輪12の速度が0または極低速であるものと判断した場合には車両1が停止状態であるものと判断する。
ECU9は、車両1が停止状態であるものと判断すると、エンジン2の始動要求があるか否かを判別し(ステップS3)、エンジン2の始動要求がないものと判断した場合には今回の処理を終了する。
ステップS3において、ECU9は、エンジン2の始動要求があるものと判断した場合にはエンジン2が初回始動であるか否かを判別する(ステップS4)。
ステップS4において、ECU9は、IG14から始動信号が入力した場合に、運転者がIG14を操作してエンジン2を始動した初回始動であるものと判断して、スタータモータ5に始動信号を出力する。
スタータモータ5は、ECU5から始動信号が入力されたときにエンジン2を始動する(ステップS5)。ここで、IG14による初回始動では、エンジン2が冷機状態でエンジン2の負荷が大きい可能性があるため、スタータモータ5によってエンジン2を始動する。
次いで、ECU9は、スタータモータ5によってエンジン2の始動が成功したか否かを判別し(ステップS6)、クランク角センサ19からクランクシャフトが回転したことを示す信号が入力した場合に、スタータモータ5によるエンジン2の始動が成功したものと判断して今回の処理を終了する。
ステップS6において、ECU9は、クランク角センサ19からクランクシャフトが回転したことを示す信号が入力しない場合に、スタータモータ5によるエンジン2の始動が失敗したものと判断して、モータジェネレータ4の駆動を禁止する(ステップS12)。これにより、エンジン2の初回始動が失敗した場合には、車両1は、発進されずに停車した状態に維持される。
ステップS4において、ECU9は、エンジン2が初回始動でないものと判断した場合には、ISG6によってエンジン2を再始動する(ステップS7)。ステップS7において、ECU9は、アクセル開度センサ20によってアクセルペダル21が踏み込まれたことを示す信号が入力したときに、ISG6に始動信号を送信して、ISG6を駆動する。
次いで、ECU9は、ISG6によってエンジン2の再始動が成功したか否かを判別する(ステップS8)。ステップS8において、ECU9は、クランク角センサ19からクランクシャフトが回転したことを示す信号が入力した場合に、ISG6による再始動が成功したものと判断して今回の処理を終了する。
ステップS8において、ECU9は、クランク角センサ19からクランクシャフトが回転したことを示す信号が入力しない場合に、ISG6による再始動が失敗したものと判断してスタータモータ5によってエンジン2を再始動する(ステップS9)。
次いで、ECU9は、スタータモータ5によってエンジン2の再始動が成功したか否かを判別する(ステップS10)。ステップS10において、ECU9は、クランク角センサ19からクランクシャフトが回転したことを示す信号が入力した場合に、スタータモータ5によるエンジン2の再始動が成功したものと判断する。
ECU9は、スタータモータ5による再始動が成功したものと判断した場合に、次回の始動においてIG14がOFFからONになるまでの間にアイドリングストップ制御を禁止する(ステップS11)。すなわち、エンジン2を自動停止しない。
すなわち、ECU9は、ISG6によるエンジン2の再始動が不可能である場合には、ISG6の故障やバッテリ7Bの残容量が少ない可能性があるものと判断し、ISG6による再始動を行わない。
ステップS10において、ECU9は、クランク角センサ19からクランクシャフトが回転したことを示す信号が入力しない場合に、スタータモータ5によるエンジン2の始動が失敗したものと判断して、モータジェネレータ4の駆動を禁止する(ステップS12)。これにより、何らかの原因によってISG6およびスタータモータ5の両方によるエンジン2の再始動が失敗した場合には、車両1は、発進されずに停車した状態に維持される。
図3は、初回始動と再始動の定義を説明するための図であり、IG14を操作したときのタイミングチャートである。なお、図3において、左方から右方に向かって時間が経過している。
図3において、ECU9は、エンジン2の初回始動時に、運転者によってIG14がOFFからONに操作されると、スタータモータ5によってエンジン2を初回始動する。さらに、モータ走行モードに移行すると、一定期間Lの間にエンジン2が停止され、モータジェネレータ4によって車両1が走行される。
ECU9は、モータ走行モード中(アイドリングストップ中)に、一定期間Lが経過したときにエンジン2を再始動する場合には、ISG6によってエンジン2の再始動を行う。次回のエンジン2の始動において、IG14がOFFからONに操作されると、スタータモータ5によってエンジン2が初回始動される。図3に示すように、本実施の形態の初回始動とは、IGサイクルにおいて、IG14の操作によって行われるものを指す。
このように本実施の形態のECU9は、モータジェネレータ4で車両1を走行させるモータ走行モード中にエンジン2を再始動する場合に、ISG6によってエンジン2の再始動を実行し、ISG6による再始動に失敗したら、スタータモータ5によってエンジン2の再始動を実行し、スタータモータ5による再始動に失敗したら、モータジェネレータ4の駆動を禁止する。
これにより、エンジン2の再始動が失敗した後のモータ走行モード中に、バッテリ7Aの過放電によって運転者が意図していない場所で車両1が停止されてしまうことを事前に防止できる。
特に、容量が小さいバッテリ7Aを備えた車両1にあっては、モータ走行モード中の走行距離が短く、モータ走行モード中に運転者の意図した場所まで車両1を走行できない可能性が高い。
したがって、ISG6およびスタータモータ5によるエンジン2の再始動が失敗したときに、モータジェネレータ4の駆動を禁止することで、バッテリ7Aの過放電によって運転者が意図していない場所で車両1が停止されてしまうことをより効果的に防止できる。
また、本実施の形態の車両1によれば、ISG6およびスタータモータ5によってエンジン2の再始動を行っているので、ISG6およびスタータモータ5のいずれか一方が故障した場合であっても、エンジン2の再始動をより効果的に行うことができる。
また、本実施の形態のISG6は、エンジン2を始動する機能、走行駆動源として車両1を走行させるアシスト機能および発電機として機能する。これにより、1つの始動装置によって複数の機能を実行することができ、車両1の部品点数を低減して、部品点数が少ない分だけ、車両1の小型化を図ることができる。
また、ISG6によってエンジン2の駆動をアシストすることに加えて、モータジェネレータ4によって車両1の走行をアシストすることで、車両1の運転性能をより効果的に向上できる。
なお、本実施の形態の車両1は、ECU9が、各種モータ類、各種スイッチ類および各種センサ類の入出力を制御しているが、ECU9の代わりにHCU(Hybrid Control Unit)によって各種モータ類、各種スイッチ類および各種センサ類の入出力を制御してもよい。
これに限らず、インバータ8への駆動要求および停止要求をECU9からHCUを経てインバータ8に出力し、各種モータの始動要求および停止要求は、ECU9で行うようにしてもよい。
本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...ハイブリッド車両、2...エンジン(内燃機関)、4...モータジェネレータ(走行用モータ)、5...スタータモータ(第2の始動装置)、6...ISG(第1の始動装置,モータジェネレータ)、9...ECU(モータ駆動禁止部)

Claims (2)

  1. 内燃機関と、前記内燃機関を始動させる第1の始動装置と、前記内燃機関を始動させる第2の始動装置と、車両を走行させる走行用モータとを備え、
    前記内燃機関と前記走行用モータの少なくとも一方を駆動源として前記車両を走行させるハイブリッド車両の制御装置であって、
    前記内燃機関を停止して前記走行用モータで前記車両を走行させるモータ走行モード中に前記内燃機関を再始動する場合に、前記第1の始動装置によって前記内燃機関の再始動を実行し、前記第1の始動装置による再始動に失敗したら、前記第2の始動装置によって前記内燃機関の再始動を実行し、前記第2の始動装置による再始動に失敗したら、前記走行用モータの駆動を禁止するモータ駆動禁止部を有することを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 前記第1の始動装置は、前記内燃機関を始動する機能、走行駆動源として前記車両を走行させるアシスト機能および発電機として機能するモータジェネレータからなることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の制御装置。
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