JP2017103851A - 回転子およびブラシレスモータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一対のロータコアのそれぞれには、ホルダ係合部が設けられ、ホルダには、一対のロータコアの一方のロータコアのホルダ係合部に係合する第1のコア係合部と、一対のロータコアの他方のロータコアのホルダ係合部に係合する第2のコア係合部とが設けられ、ホルダの第1のコア係合部と第2のコア係合部とは、円周方向にコギングトルクを低減する所定の角度ずれた位置に設けられている。
【選択図】図7
Description
表面磁石型モータでは、ロータコアの外周側面に永久磁石を、接着剤等を用いて固定する。この構造では、永久磁石の位置決めが難しく、コギングトルクの低減が図り難いうえ、組立作業も煩わしい。
本発明の第2の態様によると、ブラシレスモータは、上記第1の態様の回転子を備えている。
図1〜図8を参照して本発明の第1の実施形態を説明する。
図1は、本発明のブラシレスモータを、電動パワーステアリングモータを例として示す第1の実施形態の外観側面図である。
電動パワーステアリング(EPS)システムは、EPSモータ(以下、単にモータという)100と、ECU(Engine Control Unit)と、トルクセンサ等の各種センサを備えている。図1には、モータ100のみが図示されている。ECUは、図の右側に取付けられる。
モータ100は、内部にモータの構成部品が収容されたハウジング2を有する。モータ100は、回転軸となるモータシャフト6を有している。モータシャフト6の一端はハウジング2から突出しており、この突出した部分にプーリ1が固定されている。プーリ1は、図示はしないが、ベルトによりEPSシステムのギア駆動に連結され、これにより、動力の伝達機構が構成されている。
上述したように、モータ100の中心部にモータシャフト6が配置され、モータシャフト6の一端部、図示の例では左端側の端部にはプーリ1が固定されている。モータシャフト6のハウジング2内における軸方向のほぼ中央部には、回転子、すなわち、Fロータコア12とRロータコア13が設けられている。Rロータコア13の右端部にはサイドカバー11が設けられている。Fロータコア12およびRロータコア13の外周側面には、それぞれ、複数のF磁石12mまたは複数のR磁石13mが配置されている。Fロータコア12とRロータコア13における軸方向の中間部にはホルダ16が配置されている。Fロータコア12、Rロータコア13およびホルダ16にはモータシャフト6が圧入されている。第1の実施形態におけるモータ100は、表面磁石型モータであり、複数のF磁石12mおよび複数のR磁石13mは、それぞれ、Fロータコア12またはRロータコア13の外周側面に配置された状態で、ホルダ16により保持されている。この構造については、後で詳細に説明する。
回転子20は、Fロータコア12、Rロータコア13、F磁石12m、R磁石13m、モータシャフト6およびホルダ16を備えている。以下の説明において、軸方向はモータシャフト6の軸方向とする。
回転子20は、Fロータコア12とRロータコア13を2段に積み重ねて構成された、2段の段スキュー構造を有している。F・Rロータコア12、13の中心には、モータシャフト6が圧入される貫通孔22が設けられている。Fロータコア12とRロータコア13とは、同一の構造を有しておりF・Rロータコア12、13は、平面視で正八角形形状の表裏面を有し、それぞれ、外周側面に八つの磁石載置面を有している。F・Rロータコア12、13の磁石載置面上には、それぞれ、F磁石12m、R磁石13mが配置されている。F磁石12mおよびR磁石13mは永久磁石である。F磁石12mおよびR磁石13mは、かまぼこ状のD型として例示している。F磁石12m、13mは、D型に限らず、C型または矩形形状のものを用いることができる。F・R磁石12m、13mにはコーティングが施されていても、施されていなくてもよい。F・Rロータコア12、13には、それぞれ、八つの肉抜き部21が形成されている。肉抜き部21は、F・Rロータコア12、13の軸方向に平行に形成された貫通孔または凹部である。各肉抜き部21は平面視で円形であり、その中心は、モータシャフト6の中心軸と各磁石載置面の中心とを結ぶ直線上に位置している。
スキュー角θ={360°/(磁極数とティースのスロット数との最小公倍数)}/2(永久磁石の段数)
従って、スキュー角θ={360°/24}/2=7.5°である。
つまり、Fロータコア12の磁石載置面とR磁石13mが載置されるRロータコア13の磁石載置面の回転方向ずれを機械角で7.5°に設定している。但し、機械角で7.5°に特定されるものではなく、コギングトルクの24次成分が打ち消せないようであれば、適切な位相に設定してもよい。
Fロータコア12の磁石載置面に載置されるF磁石12mとRロータコア13の磁石載置面に載置されるR磁石13mとは、軸方向におけるFロータコア12とRローコア13との間に介装されたホルダ16により保持される。
ホルダ16は、樹脂等の非磁性体材料により形成されており、ほぼ円盤形状を有する。ホルダ16の中心には、モータシャフト6が挿入され、圧入される貫通孔31が設けられている。ホルダ16の一面32には、Fロータコア12を位置決めするための複数(実施形態では4つ)の凸部33Fが設けられている。凸部33Fは、Fロータコア12の肉抜き部21に嵌合する直径を有し、凸部33Fの側面には、先細り状の傾斜が設けられている。複数の凸部33Fは、同一の半径の円上に等間隔で配置されている。ホルダ16の一面32に対向する他面33には、Rロータコア13を位置決めするための複数の凸部33Rが設けられている。複数の凸部33Rは、図示の関係で1つのみ示されているが、一面32側と同一の数だけ設けられている。凸部33Rは、Rロータコア13の貫通孔22(図示せず)に嵌合する直径を有し、凸部33Rの側面には、先細りとなる傾斜が設けられている。複数の凸部33Rは、同一の半径の円上に等間隔で配置されている。ホルダ16において、一面32側に配置された各凸部33Fと他面側に配置された各凸部33Rとは、それぞれ、周方向にスキュー角θに相当する角度ずれた位置に設けられている。
保持部34Fと保持部34Rとは同一の構造を有しており、以下では、保持部34Fについて説明する。
保持部34Fは、正面視でほぼT字形状に形成されており、外周面はホルダ16の外周面と面一な円弧形状を有する。保持部34Fの周方向の中央部には、軸芯側に延在される位置決め部35が形成されている。保持部34Fの外周面側は、位置決め部35を中心にその両側に対称に張り出す押し爪部36が形成されている。F磁石12mは、図3に図示されるように、Fロータコア12の外周側面に載置され、その周方向の一端部が保持部34Fの押し爪部36によりFロータコア12の外周側面に押し付けられる。この状態で、F磁石12mの一端部の周方向の側端面は保持部34Fの位置決め部35に接している。F磁石12mの周方向の他端部は、隣接する保持部34Fの押し爪部36によりFロータコア12の外周側面に押し付けられる。この状態で、F磁石12mの他端部の周方向の側端面は該保持部34Fの位置決め部35に接している。
つまり、各F磁石は、隣接する保持部34Fの各押し爪部36により両端部がFロータコア12の外周側面に押し付けられて保持される。また、隣接するF磁石12mは、保持部34Fの位置決め部35により位置決めされ、かつ、隣接するF磁石12mと仕切られる。
なお、F・Rロータコア12、13それぞれの各肉抜き部21の中心とF・Rロータコア12、13の磁石載置面とが、モータシャフト6の中心軸とF・Rロータコア12、13の磁石載置面の中心とを結ぶ直線上に位置するものでなくともよい。F・Rロータコア12、13それぞれの各肉抜き部21の中心とF・Rロータコア12、13の各磁石載置面とは、所定の角度差を有するように設定されていればよい。
F・Rロータコア12、13にF・R磁石12m、13mを組付ける方法を示す。
ホルダ16の一面32(図4参照)側にFロータコア12を取り付ける。この取り付けは、ホルダ16の一面32に設けられた各凸部33FにFロータコア12の各肉抜き部21を嵌合することにより行う。ホルダ16の一面32に対向する他面33側にRロータコア13を取り付ける。この取り付けは、ホルダ16の他面33に設けられた各凸部33RにRロータコア13の各肉抜き部21を嵌合することにより行う。この状態で、F・Rロータコア12、13の貫通孔22(図3参照)およびホルダ16の貫通孔31にモータシャフト6を圧入する。この状態が図6に図示されている。
F・Rロータコア12、13の貫通孔22およびホルダ16の貫通孔31にモータシャフト6を圧入する構造とする場合、モータシャフト6またはF・Rロータコアのいずれか一方に、およびモータシャフト6またはホルダ16の貫通孔31のいずれか一方に、ローレット、ナーリング加工を施しておくとよい。
回転子20のFロータコア12の一面32(図4参照)には、サイドカバー11が配置される。サイドカバー11は、中心軸に設けられた貫通孔をモータシャフト6に挿通して、Fロータコア12に密着される。回転子20のF・Rロータコア12、13、F・R磁石12m、13m、ホルダ16およびサイドカバー11は磁石カバー15により覆われる。磁石カバー15は、底部にモータシャフト6を挿通する嵌合孔(図示せず)が設けられた籠状の部材である。磁石カバー15は、非磁性材料により形成されることが好ましく、例えば、ステンレス等により形成される。磁石カバー15をステンレスにより形成する場合は、ステンレス板を深絞りにより形成する。
これにより、回転子20およびサイドカバー11が磁石カバー15内に収容された回転子20Aが得られる。
(1)F・Rロータコア12、13のそれぞれには、磁石12m、13mに対して所定の角度差に設定された肉抜き部21が設けられ、ホルダ16には、F・Rロータコア12、13それぞれの肉抜き部21に嵌合する凸部33F、33Rが設けられている。ホルダ16の凸部33Fと凸部33Rとは、円周方向にコギングトルクを低減する所定の角度ずれた位置に設けられている。このため、F・Rロータコア12、13を、それぞれの肉抜き部21をホルダ16の凸部33Fまたは凸部33Rに嵌合すると、コギングトルクが低減される段スキュー構造の回転子20を得ることができ、組付けの効率化を図ることができる。
図9は、本発明の回転子の第2の実施形態を示す斜視図であり、図10は、図9に図示された回転子に磁石カバーを取り付けた斜視図である。
第2の実施形態は、ホルダに磁石カバー15を固定するための加締め用の溝を設けた構造を有する。
図9に図示されるように、ホルダ16の軸方向の幅のほぼ中央部には、加締め用の溝18が設けられている。溝18は、ホルダ16の周側面に沿って環状に形成されている。
この構造では、Fロータコア12とRロータコア13との境界部に対応する位置において、磁石カバー15F、15Rがホルダ16の加締め用の溝18に固定される。鋼板を積層して構成されるFロータコア12とRロータコア13とは、厚さ、すなわち軸方向の長さは、公差内の範囲でばらつく。磁石カバー15F、15Rも、軸方向の長さは公差内の範囲でばらつく。このため、第1の実施形態のように、磁石カバー15が1つの部材であると、磁石カバー15によりF・Rロータコア12、13を収容できず、磁石12m、13mの一部が磁石カバー15の外部に覗く可能性がある。
第2の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(5)を奏する。
加えて、第2の実施形態では、上述したように、サイドカバー11を省略することが可能となり、低コスト化を図ることができる。また、磁石12m、13mの破損に起因するモータ100の不具合を抑制することができる。但し、第2の実施形態において、磁石カバー15内にサイドカバー11を収容する構造としてもよい。第2の実施形態は、F・Rロータコア12、13の軸方向の長さが大きいモータ100に適用すると、特に、大きな効果が得られる。
図11は、本発明の回転子の第3の実施形態を示す斜視図である。
第3の実施形態では、回転子20は、F・Rロータコア12(二点鎖線で示されている)、13には凸部37が設けられ、ホルダ16には、凸部37に嵌合する肉抜き部38が設けられた構造を有する。肉抜き部38は、F・Rロータコア12、13の軸方向と平行方向に延在する貫通孔または凹部である。
つまり、第3の実施形態の回転子20は、第1の実施形態とは、F・Rロータコア12、13およびホルダ16に設けられる凸部と肉抜き部とを逆にした構造を有する。この構造の場合でも、F・Rロータコア12、13の凸部37がホルダ16の肉抜き部38に嵌合された状態で、F・Rロータコア12、13とホルダ16とが組付けられる。
第3の実施形態における他の構造は第1の実施形態と同様であり、対応する部材に同一の符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(5)を奏する。
なお、第3の実施形態において、第2の実施形態のように、ホルダ16に加締め用の溝18を設けて、磁石ホルダ15F、15Rの各一側縁を加締め用の溝18で加締めるようにしてもよい。
図12は、本発明の回転子の第4の実施形態を示し、図12(A)はロータコアの模式的正面図、図12(B)は回転子の斜視図である。
第4の実施形態は、本発明を埋込磁石型モータに適用した場合の構造の一例を示す。
図12(A)に図示されるように、F・Rロータコア112、113には、それぞれ、複数の磁石19が埋め込まれている。
図12(B)に図示されるように、回転子20Bは、F・Rロータコア112、113ホルダ116およびモータシャフト6を備えている。F・Rロータコア112(点線で示されている)、113には、それぞれ、ホルダ116に対向する面に、複数の凸部137F(点線で示されている)、137Rが設けられている。
ホルダ116は円盤状の部材であるが、第1の実施形態のホルダ16と異なり保持部34F、34Rを有していない。ホルダ116のFロータコア112に対向する一面116aには、Fロータコア112の各凸部137Fが嵌合する複数の肉抜き部138Fが設けられている。また、ホルダ116のRロータコア113に対向する一面116bには、Rロータコア113の各凸部137Rが嵌合する複数の肉抜き部138R(点線で示されている)が設けられている。肉抜き部138F、138Rは、F・Rロータコア112、113に、軸方向に延在する貫通孔または凹部である。
第4の実施形態の埋込磁石型モータにおける回転子20B以外の構造は、第1の実施形態と同様である。
従って、第4の実施形態においても、第1の実施形態の効果(1)〜(3)を奏する。また、第4の実施形態では、F・Rロータコア112、113に磁石19を埋め込む埋込型構造であるので、ホルダ116に磁石19を保持する保持部を設ける必要が無く、第1〜第3の実施形態に比し、ホルダ116の構造が簡素となり、低コスト化を図ることができる。
図13は、本発明の回転子の第5の実施形態を示す斜視図である。
第5の実施形態では、回転子20Cは、F・Rロータコア142、143のそれぞれとホルダ146とを、各部材の外周側面で係合する構造を有する。回転子20Cは、第4の実施形態と同様、埋込磁石型であり、図示は省略するが、F・Rロータコア112、113には、それぞれ、図12(A)に示すように磁石19が埋め込まれている。
図13に図示されるように、回転子20Cは、F・Rロータコア142、143、ホルダ146およびモータシャフト6を備えている。なお、図13において、Fロータコア142は点線で図示されている。
ホルダ146は、外周側面に、Fロータコア142側に突出する複数の係合凸部148F、およびRロータコア143側に突出する複数の係合凸部148Rを有する。ホルダ146の係合凸部148Fと係合凸部148Rとは、円周方向にスキュー角θに相当する位相差、すなわち角度のずれがある。
第5の実施形態において、回転子20C以外の構造を、第1の実施形態と同様とした埋込磁石型モータとすることができる。
従って、第5の実施形態では、第4の実施形態と同様、第1の実施形態の効果(1)〜(3)を奏する。
また、第5の実施形態は、第4の実施形態と同様、F・Rロータコア142、143に磁石を埋め込む埋込型構造であるので、ホルダ146に磁石を保持する保持部を設ける必要が無く、ホルダ116の構造が簡素となり、低コスト化を図ることができる。
また、第5の実施形態において、ホルダ146に係合凹部を設け、F・Rロータコア142、143のそれぞれに、ホルダ146の係合凹部に係合する係合凸部を設けるようにしてもよい。
つまり、一対のロータコア12、13のそれぞれに、ホルダ係合部が設けられ、ホルダ16に、一対のロータコア12、13の一方のロータコアのホルダ係合部に係合する第1のコア係合部と、一対のロータコア12、13の他方のロータコアのホルダ係合部に係合する第2のコア係合部とが設けられ、ホルダ16の第1のコア係合部と第2のコア係合部とは、円周方向にコギングトルクを低減する所定の角度ずれた位置に設けられている構成とすればよい。
12 Fロータコア
12m F磁石
13 Rロータコア
13m R磁石
15、15F、15R 磁石カバー
16 ホルダ
18 溝
19 磁石
20、20A〜20C 回転子
21 肉抜き部
22 貫通孔
31 貫通孔
33F、33R 凸部
34F、34R 保持部
35 位置決め部
36 押し爪部
37 凸部
38 肉抜き部
100 モータ
112 Fロータコア
113 Rロータコア
116 ホルダ
137F、137R 凸部
138F、138R 肉抜き部
142 Fロータコア
143 Rロータコア
144F、144R 係合凹部
146 ホルダ
148F、148R 係合凸部
Claims (7)
- モータシャフトが挿通される貫通孔および等間隔で配置された複数の磁石を有する少なくとも一対のロータコアと、
モータシャフトが挿通される貫通孔を有し、前記一対のロータコアの間に配置されたホルダとを備え、
前記一対のロータコアのそれぞれには、ホルダ係合部が設けられ、
前記ホルダには、前記一対のロータコアの一方の前記ロータコアの前記ホルダ係合部に係合する第1のコア係合部と、前記一対のロータコアの他方の前記ロータコアの前記ホルダ係合部に係合する第2のコア係合部とが設けられ、
前記ホルダの前記第1のコア係合部と前記第2のコア係合部とは、円周方向にコギングトルクを低減する所定の角度ずれた位置に設けられている、回転子。 - 請求項1に記載の回転子において、
前記ホルダは、非磁性体材料により形成されている、回転子。 - 請求項1に記載の回転子において、
前記各ロータコアの前記複数の磁石は前記ロータコアの外周側面に配置されており、
前記ホルダは、さらに、前記複数の磁石を保持する複数の保持部を有する、回転子。 - 請求項3に記載の回転子において、
前記ホルダの前記各保持部は、円周方向に隣接して配置された前記磁石の位置を規定する位置決め部と、前記磁石の端部を前記ロータコアの前記外周側面に押し付ける押し爪部とを有する、回転子。 - 請求項1に記載の回転子において、
さらに、前記一対のロータコアおよび前記ホルダを覆う円筒形の磁石カバーを備え、
前記ホルダの外周側面における軸方向の中間部に環状の溝が設けられ、
前記磁石カバーは、軸方向の一側部が前記ホルダの前記溝に固定されている、回転子。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の回転子において、
前記第1または第2のコア係合部と前記ホルダ係合部との一方は凸部であり、他方は前記凸部が嵌合される凹部または貫通孔である、回転子。 - 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の回転子を備えるブラシレスモータ。
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