JP2017101634A - スクロール圧縮機 - Google Patents

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山田 定幸
Sadayuki Yamada
定幸 山田
悠介 今井
Yusuke Imai
悠介 今井
淳 作田
Atsushi Sakuta
作田  淳
森本 敬
Takashi Morimoto
敬 森本
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Abstract

【課題】スラスト軸受および主軸受の摺動損失の低減および軸受性能の向上を実現したスクロール圧縮機を提供すること。【解決手段】下部に潤滑油13を貯留する貯液部12を有する密閉容器1と、密閉容器1に収納されたモータ2、圧縮機構部3と、モータ2が駆動することで回転し、給油孔6dを有する駆動軸6とを備え、圧縮機構部3は、旋回スクロール23、非旋回スクロール20、旋回スクロール23を支持するスラスト軸受7aを含む主軸受部材7から構成され、主軸受部材7は、スラスト軸受7aの内方に配置され、旋回スクロール23の駆動軸6との連結部が旋回する空間部7cを有し、空間部7cと主軸受部材7を境として貯液部12側の空間7dとを連通する連通路を、主軸受部材7の内部に設けないスクロール圧縮機。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車用空気調和装置、冷暖房空調装置や冷蔵庫等の冷却装置、あるいはヒートポンプ式の給湯装置等に用いられるスクロール圧縮機に関する。
従来、空調装置や冷却装置などに用いられる圧縮機は、一般に、ケーシング内に圧縮機構部とその圧縮機構部を駆動する電動機部を備えており、冷凍サイクルから戻ってきた冷媒ガスを圧縮機構部で圧縮し、冷凍サイクルへと送り込む。
圧縮機は、圧縮方式の違いによりいくつかの種類に分類されるが、その中の1つにスクロール圧縮機がある。スクロール圧縮機は、他の圧縮方式と比較して低振動・低騒音といった特長のほかに、比較的小さなサイズで高出力を実現できるという特長もある。
密閉容器内に仕切板を設けるとともに、この仕切板で仕切られた下部低圧室に、モータとモータの上部に非旋回スクロール及び旋回スクロールを有した圧縮機構部とを収納し、圧縮機構部で圧縮した冷媒を、非旋回スクロールの吐出口を介して、仕切板で仕切られた上部高圧室に吐出する構成を備えたスクロール圧縮機がある(例えば、特許文献1参照)。
図6(a)は、従来のスクロール圧縮機の旋回スクロールの鏡板背面を支持する主軸受部材39の平面図、図6(b)は主軸受部材39の断面図である。
スラスト軸受内側空間39cに供給された潤滑油を、スラスト軸受39a、主軸受39bおよび連通路39eを介して、スラスト軸受外側空間39dへと導いている。
特公平7−68948号公報
しかしながら、従来の構成では、スラスト軸受内側空間からスラスト軸受外側空間に連通路があるため、スラスト軸受内側空間に供給された潤滑油の全てが、スラスト軸受および主軸受の潤滑に活かせず、軸受性能が低下するという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、スラスト軸受および主軸受の摺動損失の低減および軸受性能の向上を実現したスクロール圧縮機を提供することを目的とする。
本発明は、従来の課題を解決するために、本発明のスクロール圧縮機は、下部に潤滑油を貯留する貯液部を有する密閉容器と、前記密閉容器に収納されたモータ、圧縮機構部と、一端が前記モータに連結され、前記モータが駆動することで回転し、給油孔を有する駆動軸と、を備え、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する旋回スクロール、前記旋回スクロールと組み合わされ、渦巻状のラップを有する非旋回スクロール、前記旋回スクロールの背面を支持するスラスト軸受を含む主軸受部材、から構成され、前記駆動軸の他端に設けられた偏心軸は、前記旋回スクロールにて支持されており、前記主軸受部材は、前記駆動軸の主軸を支持する主軸受、前記スラスト軸受の内方に配置され、前記旋回
スクロールの前記偏心軸との連結部が旋回する空間部を有し、前記旋回スクロールの前記偏心軸との連結部が旋回する空間部と前記主軸受部材を境として前記貯液部側の空間とを連通する連通路を、前記主軸受部材の内部に設けない構成としたことを特徴とするものである。
これにより、駆動軸の給油孔を介して、主軸受部材に供給された潤滑油の全てを、スラスト軸受および主軸受の潤滑に活かすことができ、摺動損失の低減および軸受性能を向上することができる。
本発明によれば、スラスト軸受および主軸受の摺動損失の低減および軸受性能の向上を実現したスクロール圧縮機を提供できる。
本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図 同スクロール圧縮機の斜視図 同スクロール圧縮機の分解斜視図 (a)同スクロール圧縮機の主軸受部材の平面図(b)同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図(c)同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図(d)同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図 同他のスクロール圧縮機の断面図 (a)従来のスクロール圧縮機の主軸受部材の平面図(b)同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図
第1の発明は、下部に潤滑油を貯留する貯液部を有する密閉容器と、前記密閉容器に収納されたモータ、圧縮機構部と、一端が前記モータに連結され、前記モータが駆動することで回転し、給油孔を有する駆動軸と、を備え、前記圧縮機構部は、鏡板に渦巻状のラップを有する旋回スクロール、前記旋回スクロールと組み合わされ、渦巻状のラップを有する非旋回スクロール、前記旋回スクロールの背面を支持するスラスト軸受を含む主軸受部材、から構成され、前記駆動軸の他端に設けられた偏心軸は、前記旋回スクロールにて支持されており、前記主軸受部材は、前記駆動軸の主軸を支持する主軸受、前記スラスト軸受の内方に配置され、前記旋回スクロールの前記偏心軸との連結部が旋回する空間部を有し、前記旋回スクロールの前記偏心軸との連結部が旋回する空間部と前記主軸受部材を境として前記貯液部側の空間とを連通する連通路を、前記主軸受部材の内部に設けない構成としたことを特徴とするスクロール圧縮機である。
これにより、駆動軸の偏心軸との旋回スクロールの連結部が旋回する主軸受部材の空間部と、主軸受部材を境として貯液部側の空間とを連通する連通路を、主軸受部材の内部に設けない構成としていることで、駆動軸の偏心軸との旋回スクロールの連結部が旋回する主軸受部材の空間部に到達した潤滑油の全てが、スラスト軸受および主軸受を潤滑した後、貯液部側に排出されるため、摺動損失が低減する。
第2の発明は、特に、第1の発明において、前記スラスト軸受は、油溝および油孔を有しない略平面形状であることを特徴とするものである。
この構成によれば、スラスト軸受が、油溝などにより分割され不連続部分がないため、油膜が損なわれることがなく、摺動面積が減少せず面圧が上がらないことから、摺動損失が低減する。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の発明において、前記スラスト軸受の内周部に、テーパ形状部を設けたことを特徴とするものである。
この構成によれば、駆動軸の偏心軸との旋回スクロールの連結部が旋回する主軸受部材の空間部内の潤滑油が、スラスト軸受に入りやすくなることから、摺動損失が低減する。
第4の発明は、特に、第1から第3のいずれかの発明において、前記スラスト軸受の外周部に、テーパ形状部を設けたことを特徴とするものである。
この構成によれば、例えば、旋回スクロールが液戻りなどの過渡期に振れ回り運動した場合でも、スラスト軸受がエッジで受けることがないことから、軸受性能が向上する。
第5の発明は、特に、第1から第4のいずれか発明において、前記密閉容器内を下部の低圧室と上部の高圧室とに区画する仕切板を有し、前記モータ、前記圧縮機構部は前記低圧室に収納され、前記非旋回スクロールは、前記仕切板と前記主軸受部材との間で軸方向に移動し、前記高圧室の圧力により、前記非旋回スクロールが前記旋回スクロール側に押し付けられる構成としたことを特徴とするものである。
この構成によれば、前記高圧室内の高圧圧力により、前記スラスト軸受にかかる荷重が増大しても、前記スラスト軸受の潤滑性能が高いことから、軸受性能が向上する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるスクロール圧縮機の断面図、図2は同スクロール圧縮機の斜視図、図3は同スクロール圧縮機の分解斜視図、図4(a)は同スクロール圧縮機の主軸受部材の平面図、図4(b)は同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図、図4(c)は同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図、図4(d)は同スクロール圧縮機の主軸受部材の断面図、図5は同他のスクロール圧縮機の断面図である。
図1において、両端が開放された筒状の胴体27に上端側からエンドキャップ14を、また下端側からボトム37を組み合わせて、両端が閉鎖された密閉容器1を構成する。密閉容器1の内部は、仕切板16によって上部が高圧室10、下部が低圧室11に仕切られている。
低圧室11にはモータ2と圧縮機構部3と潤滑油13を貯留する貯液部12を備えている。モータ2は、図示しないモータ駆動回路部によって駆動される。
モータ2は、密閉容器1の内壁面側に固定されたステータ4と、このステータ4の内側に回転自在に支持されたロータ5とからなり、このロータ5には、駆動軸6が貫通状態に結合されている。
この駆動軸6の一方は、圧縮機構部3の一部を構成する主軸受部材7の主軸受7bに、他方は副軸受部材33に回転自在に支持されている。
そして、吸入管8から低圧室11を経て、圧縮機構部3内に冷媒ガスを吸込み、冷媒ガスを圧縮し、圧縮した冷媒ガスは高圧室10を経て吐出管9から吐出される。
潤滑油13は、各摺動部の潤滑を行うとともに圧縮機構部3の摺動部のシールとして用
いられ、冷媒に対して相溶性のあるものを用いる。
しかし、本発明はこれらの構成に限られることはない。基本的には、作動流体の吸入、圧縮および吐出を行う圧縮機構部3と、この圧縮機構部3を駆動させるモータ2と、圧縮機構部3を含む各摺動部の潤滑に供する液を貯留する貯液部12とを、密閉容器1の低圧室11に内蔵し、モータ2をモータ駆動回路部により駆動するスクロール圧縮機であればよく、以下の説明に限定されるものではない。
図2および図3において、取付金具15はエンドキャップ14に取り付けられると共に、ボトム37には取付脚36が取り付けられる。シール材17は仕切板16と非旋回スクロール20との間をシールする。
フロートバルブ19は、非旋回スクロール20の吐出ポートに固定されて、フロートバルブ機構を構成する。そのフロートバルブ機構にはガイド18が取り付けられ、非旋回スクロール20には、一体的にキー21が取り付けられている。
非旋回スクロール20のラップの先端には、チップシール22が取り付けられると共に、旋回スクロール23のラップの先端には、非旋回スクロール20と同様、チップシール24が取り付けられている。
主軸受部材7と旋回スクロール23との間には、旋回スクロール23の自転運動を規制するオルダムリング25が設けられている。主軸受部材7の下側にはオイルカバー26が取り付けられている。
胴体27の側面にはターミナル28が設けられ、胴体27に焼き嵌めまたは圧入されたステータ4のリード線と接続される。ターミナル28はターミナルカバー29で覆われている。
偏心軸6aは、旋回スクロール23の筒型ボス部23aに支持され、且つ、主軸6bは、主軸受部材7により支持される。
駆動軸6の端部には、オイルピックアップ30が取り付けられ、潤滑油13をピックアップする。
ロータ5の上下には、バランサ(バランスウエイトを兼ねる端面部材)31、32が取り付けられて駆動軸6に外挿される。副軸受部材33は、駆動軸6の副軸6cを支持し、その下部には、スラスト34をカバー35により取り付けて、スラスト軸受が設けられている。
図1において、潤滑油13は、オイルピックアップ30の給油孔30aから駆動軸6の給油孔6dに導かれ、潤滑油13の一部は途中、副軸6cを潤滑し、隙間を介して貯液部12に戻る。
潤滑油13の大部分は、主軸6bおよび偏心軸6aを潤滑し、主軸受部材7の駆動軸6の偏心軸6aと旋回スクロール23との連結部である筒型ボス部23aが、旋回する空間部であるスラスト軸受内側空間7cに導かれる。
主軸受部材7においては、スラスト軸受7aと主軸受7b以外に潤滑油13が導かれないように、前記スラスト軸受内側空間7cから、密閉容器1内において主軸受部材7を境として貯液部12側の空間であるスラスト軸受外側空間7dへの連通路を、主軸受部材7
の内部に設けないようにしている。
この構成によれば、スラスト軸受内側空間7cに到達した潤滑油13の全てが、スラスト軸受7aおよび主軸受7bを潤滑した後、前記スラスト軸受外側空間7dに排出されるため、スラスト軸受内側空間7cに到達した潤滑油13を、無駄なく有効に活かすことができることから、摺動損失が低減する。
また、図4(a)および図4(b)に示すように、本実施の形態のスラスト軸受7aを平面形状とし油溝および油孔を設けない。
この構成によれば、スラスト軸受7aに設けた十字もしくは環状の油溝などの端部において、スラスト軸受7aが分割され、不連続となり油膜が切れるという課題が生じることがない。また、摺動面積を大きく保つことができることから、面圧の上昇を抑えることができ、摺動損失が低減する。
また、図4(c)に示すように、本実施の形態のスラスト軸受7aに内周テーパ部7eを設けている。
この構成によれば、スラスト軸受内側空間7cに到達した潤滑油13がスラスト軸受7aに流入しやすくなり、油膜が形成されやすくなることから潤滑性能が良化し、摺動損失が低減する。
一般的には機械加工でテーパ形状を形成することが多いが、例えばペーパーラップやバフ研磨などにより、スラスト軸受7aの内側をなだらかに除去することでも同様の効果が得られる。
また、テーパ量としては、角度で0.001rad〜0.02radが望ましい。この角度範囲において、特に潤滑油13をスラスト軸受7aに閉じこむことによる楔効果が得られる。
また、図4(d)に示すように、本実施の形態のスラスト軸受7aに外周テーパ部7fを設けている。
この構成によれば、例えば旋回スクロール23が液戻りなどの過渡期に振れ回り運動した場合でもスラスト軸受7aがエッジではなくテーパ形状の滑らかな平面で支持することができることから、軸受性能が向上する。
一般的には機械加工でテーパ形状を形成することが多いが、例えばペーパーラップやバフ研磨などにより、スラスト軸受7aの外側をなだらかに除去することでも同様の効果が得られる。
また、テーパ量としては、角度で0.001rad〜0.02radが望ましい。この角度範囲において、特に潤滑油13をスラスト軸受7aに閉じこむことによる楔効果が得られる。
また、図5に示すように、柱状部材38は非旋回スクロール20の回転と半径方向の動きを阻止し、非旋回スクロール20の軸方向への動きを許容する。
非旋回スクロール20は、柱状部材38によって主軸受部材7で支持され、仕切板16と主軸受部材7との間で軸方向に動くことができ、エンドキャップ14と非旋回スクロー
ル20との間に形成された吐出空間に高圧圧力が加わることで、非旋回スクロール20を旋回スクロール23に押し付けることができるものである。
この構成によれば、エンドキャップ14と非旋回スクロール20との間の高圧圧力によりスラスト軸受7aにかかる荷重が増大しても、スラスト軸受7aの潤滑性能が高いことから、軸受性能が向上する。
以上のように、本発明にかかるスクロール圧縮機は、スラスト軸受および主軸受の摺動損失の低減および軸受性能の向上できるので、作動流体を冷媒と限ることなく、空気スクロール圧縮機、真空ポンプ、スクロール型膨張機等のスクロール流体機械の用途にも適用できる。
1 密閉容器
2 モータ
3 圧縮機構部
4 ステータ
4a 切欠き
5 ロータ
6 駆動軸
6a 偏心軸
6b 主軸
6c 副軸
6d 給油孔
7 主軸受部材
7a スラスト軸受
7b 主軸受
7c スラスト軸受内側空間
7d スラスト軸受外側空間
7e 内周テーパ部
7f 外周テーパ部
8 吸入管
9 吐出管
10 高圧室
11 低圧室
12 貯液部
13 潤滑油
14 エンドキャップ
15 取付金具
16 仕切板
17 シール材
18 ガイド
19 フロートバルブ
20 非旋回スクロール
21 キー
22 チップシール
23 旋回スクロール
23a 筒型ボス部
24 チップシール
25 オルダムリング
26 オイルカバー
27 胴体
28 ターミナル
29 ターミナルカバー
30 オイルピックアップ
30a 給油孔
31 バランサ
32 バランサ
33 副軸受部材
34 スラスト
35 カバー
36 取付脚
37 ボトム
38 柱状部材

Claims (5)

  1. 下部に潤滑油を貯留する貯液部を有する密閉容器と、
    前記密閉容器に収納されたモータ、圧縮機構部と、
    一端が前記モータに連結され、前記モータが駆動することで回転し、給油孔を有する駆動軸と、
    を備え、
    前記圧縮機構部は、
    鏡板に渦巻状のラップを有する旋回スクロール、
    前記旋回スクロールと組み合わされ、渦巻状のラップを有する非旋回スクロール、
    前記旋回スクロールの背面を支持するスラスト軸受を含む主軸受部材、
    から構成され、
    前記駆動軸の他端に設けられた偏心軸は、前記旋回スクロールにて支持されており、
    前記主軸受部材は、前記駆動軸の主軸を支持する主軸受、前記スラスト軸受の内方に配置され、前記旋回スクロールの前記偏心軸との連結部が旋回する空間部を有し、
    前記旋回スクロールの前記偏心軸との連結部が旋回する空間部と前記主軸受部材を境として前記貯液部側の空間とを連通する連通路を、
    前記主軸受部材の内部に設けない構成としたことを特徴とするスクロール圧縮機。
  2. 前記スラスト軸受は、油溝および油孔を有しない略平面形状であることを特徴とする前記請求項1に記載のスクロール圧縮機。
  3. 前記スラスト軸受の内周部に、テーパ形状部を設けたことを特徴とする前記請求項1または2に記載のスクロール圧縮機。
  4. 前記スラスト軸受の外周部に、テーパ形状部を設けたことを特徴とする前記請求項1〜3のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
  5. 前記密閉容器内を下部の低圧室と上部の高圧室とに区画する仕切板を有し、前記モータ、前記圧縮機構部は前記低圧室に収納され、前記非旋回スクロールは、前記仕切板と前記主軸受部材との間で軸方向に移動し、前記高圧室の圧力により、前記非旋回スクロールが前記旋回スクロール側に押し付けられる構成としたことを特徴とする前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のスクロール圧縮機。
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