JP2017100741A - 蓋付き容器 - Google Patents
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Abstract
Description
また、本発明の別の目的は、蓋体と容器本体を分離して開蓋する際にヒンジ部材が使用者の手や着衣に引っ掛かる恐れのない蓋付き容器を提供することである。
開口端部を有し、内容物を内部に収容する容器本体と、容器本体に冠着する蓋体とを備えた蓋付き容器にあって、
容器本体は、開口端部を取り囲む周壁の大径部から外方に向かって周設された容器側フランジ部と、容器側フランジ部のいずれかの辺部から延在する容器孔を備えた保持部と、を有し、
蓋体は、開口端部を覆う頂壁部と、頂壁部の周縁に設けられた蓋体側フランジ部と、蓋体側フランジ部にヒンジ基部を介して一体連結しているヒンジ部材と、を有し、
ヒンジ基部の近傍において、該ヒンジ基部からの外縁部に窪み部が形成されており、ヒンジ基部の内周面には収納部が形成されていることを特徴とする。
本発明では、蓋体と容器本体を連結状態での蓋開閉がスムーズに実行でき、蓋体と容器本体を分離して蓋開閉する際にもヒンジ部材による開閉の妨げは殆どなく、使い勝手をより高めることができる。更に、蓋体と容器本体を分離しての蓋開閉時には、ヒンジ部材が蓋体内周面に収納されるためヒンジ部材が使用者の手や着衣に引っ掛かり動作を妨げることがなくなった。
本発明の蓋付き容器10は、内容物が収容される容器本体20と蓋体30とを備えている。内容物としては、例えば、バター、マーガリン、ピーナッツバター、ジャム、チーズスプレッド等のクリーム状、固形状、液体状、粒状及び粉体等が挙げられる。
ヒンジ部材37は、蓋側フランジ部34にヒンジ基部37aを介して一体連結しており、ヒンジ基部37aを支点として回動動作することができる。図4(c)で破線にて示されるヒンジ不使用時に蓋体30内側の収納部33aに折り込まれて収納されているヒンジ部材37を、ヒンジ使用のために上方に起立させてヒンジ部材37を展開させる。ヒンジ部材37は、2つ折りができるように中央部にヒンジ溝部37bを有し、その先端部にはフック部38が形成されている。蓋側フランジ部34のヒンジ基部37aからの外縁部には、ヒンジ部材37厚みと同じ深さの窪み部37cが形成されている。厚みと深さがほぼ同じであることでヒンジ部材折り込み時に蓋側フランジ部と略面一にすることができ、蓋開閉回動動作をスムーズに実行することができる。
蓋体30と容器本体20を分離状態で使用する場合は、ヒンジ部材37を用いないため蓋の開閉に邪魔にならないように、図7(b)に示されるように、破線の起立状態のヒンジ部材37を蓋体30の内周面の収納部33aに折り込み、収納部33aのヒンジ基部37aとは反対側端部の第2係止片39bによって(図7(b)の要部拡大図参照)、ヒンジ部材37を係止させることができる。また、第2係止片39bは収納部33aの側端部に設けることもできる。収納部33aの深さが、ヒンジ部材37の厚みとほぼ同じであることでヒンジ部材収納時に蓋体30内周面と略面一にすることができ、蓋開閉回動動作がスムーズに実行できる。
20 ;容器本体
21 ;底部
22 ;周壁
22a;小径部
22b;段部
22c;大径部
23 ;開口端部
24 ;容器側フランジ部
25 ;保持部
26 ;容器孔
27 ;切欠き部
30 ;蓋体
31 ;頂壁部
32 ;曲折部
33 ;帯状部
33a;収容部
34 ;蓋側フランジ部
34a;タブ
35 ;開封タブ
35a;弱化部
36 ;リブ
37 ;ヒンジ部材
37a;ヒンジ基部
37b;ヒンジ溝部
37c;窪み部
38 ;フック部
39a;第1係止片
39b;第2係止片
Claims (9)
- 開口端部(23)を有し、内容物を内部に収容する容器本体(20)と、該容器本体(20)に冠着する蓋体(30)とを備えた蓋付き容器にあって、
該容器本体(20)は、該開口端部(23)を取り囲む周壁(22)の大径部(22c)から外方に向かって周設された容器側フランジ部(24)と、該容器側フランジ部(24)のいずれかの辺部から延在する容器孔(26)を備えた保持部(25)と、を有し、
該蓋体(30)は、該開口端部(23)を覆う頂壁部(31)と、該頂壁部(31)の周縁に設けられた蓋体側フランジ部(34)と、該蓋体側フランジ部(34)にヒンジ基部(37a)を介して一体連結しているヒンジ部材(37)と、を有し、
該ヒンジ基部(37a)の近傍において、該ヒンジ基部(37a)からの外縁部に窪み部(37c)が形成されており、該ヒンジ基部(37a)の内周面には収納部(33a)が形成されている
ことを特徴とする蓋付き容器。 - 前記ヒンジ部材(37)の中央部付近に蓋開閉回動の支点となるヒンジ溝部(37b)が設けられている請求項1に記載の蓋付き容器。
- 前記窪み部(37c)の深さと前記収納部(33a)の深さが、いずれも前記ヒンジ部材(37)の厚みとほぼ同じである請求項1又は2に記載の蓋付き容器。
- 前記窪み部(37c)の両端部の蓋側フランジ部(34)上に、前記ヒンジ部材(37)の折り込み状態を維持する第1係止片(39a)が配置されている請求項1〜3のいずれかに記載の蓋付き容器。
- 前記容器本体(20)を挟んで前記ヒンジ部材(37)と対称となる反対側の辺部に、タブ(34a)を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の蓋付き容器。
- 前記ヒンジ部材(37)の先端部にフック部(38)を形成し、該フック部(38)の先端から中央部にかけて外側に向かって徐々にテーパ状となっている請求項1〜5のいずれかに記載の蓋付き容器。
- 前記収納部(33a)の端部に第2係止片(39b)を形成した請求項1〜6のいずれかに記載の蓋付き容器。
- 前記容器孔(26)を設けた部分の大径部(22c)の周壁(22)に、該大径部(22c)の一部が凹んだ切欠き部(27)を形成した請求項1〜7のいずれかに記載の蓋付き容器。
- 前記切欠き部(27)を長辺部分の両側中央部に形成した請求項1〜8のいずれかに記載の蓋付き容器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2015233822A JP6584306B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 蓋付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015233822A JP6584306B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 蓋付き容器 |
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JP2017100741A true JP2017100741A (ja) | 2017-06-08 |
JP6584306B2 JP6584306B2 (ja) | 2019-10-02 |
Family
ID=59016019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015233822A Active JP6584306B2 (ja) | 2015-11-30 | 2015-11-30 | 蓋付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6584306B2 (ja) |
-
2015
- 2015-11-30 JP JP2015233822A patent/JP6584306B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP6584306B2 (ja) | 2019-10-02 |
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