JP2017100230A - ケーキ分離用回転台及びケーキ分離方法 - Google Patents
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Abstract
Description
図1に示すように、この実施形態のケーキ分離用回転台1は、下部に支持部材たる支持脚2を有し、この支持脚2の上端部に設けられた支持軸3に、操作板10と、案内板20と、分離板30とが重ねて設けられている。この実施形態では、上記操作板10の下部に離脱防止板40が設けられている。上記操作板10の中心部には支持穴11が設けられており、操作板10は支持穴11で上記支持軸3に支持されている。また、上記案内板20の中心部には支持穴21が設けられており、案内板20は支持穴21で上記支持軸3に支持されている。さらに、離脱防止板40の中心部にも支持穴41が設けられており、離脱防止板40は支持穴41で支持軸3に支持されている。これらの操作板10、案内板20及び離脱防止板40は、支持軸3を同一中心として回転自在となっている。
図2(A)に示すように、上記操作板10は、外形が円形の平板材で形成されている。中心部に設けられた上記支持穴11の周囲に、中心部から外周に向けて放射状に弧状の第1案内溝12が設けられている。第1案内溝12は、この実施形態では8本が等間隔で設けられている。これらの第1案内溝12には、中央部分に、上記分離板30の後述する中心側係合部32の挿通部である挿入穴部13が設けられている。この挿入穴部13は、第1案内溝12の幅寸法Wに対して大きい寸法で形成されている。
図4は、案内板20の平面図である。案内板20は、外形が円形の平板材で形成されている。中心部に設けられた上記支持穴21の周囲に、上記分離板30を案内する第2案内溝22と第3案内溝23とが設けられている。第2案内溝22は、中心部から外周に向けて放射状に設けられている。第2案内溝22は、支持穴21の周囲から径方向の所定位置まで放射状に延びる直線溝22Aと、所定位置から弧状に外周の近傍まで延びる円弧溝22Bとからなっている。また、第3案内溝23は、第2案内溝22の円弧溝22Bが始る位置に近接した位置から外周に向けて、径方向に延びる直線状の溝となっている。第3案内溝23は、第2案内溝22に比べて幅方向の寸法が大きい太い溝となっている。上記第2案内溝22には、直線溝22Aの中央部分に、上記分離板30の後述する中心側係合部32の挿通部である挿入穴部24が設けられている。この挿入穴部24は、第2案内溝22の幅寸法Wに対して大きい寸法で形成されている。
図5に示すように、上記分離板30は、この実施形態では、8つを合せて円形となる扇形の板材で形成されている。各分離板30は、それぞれの中心角が約45°となる扇形状の平板材であり、8つの分離板30を互いに隣接させると、支持脚2(図1)を中心とする円形の載置面31が形成される(図7)。
図7に示すように、以上のように構成されたケーキ分離用回転台1によれば、分離板30を閉じてそれぞれの分離板30が接した状態にした円形の載置面31に、ホールケーキとなるスポンジケーキ60が載せられる。そして、このスポンジケーキ60に対してクリームを塗る作業などが行われてホールケーキ61が製造される。その後、ホールケーキ61は、このケーキ分離用回転台1の分離板30上で、複数(8つ)のカットケーキ62に切断される。このように分離板30で円形の載置面31を形成し、この上部でスポンジケーキ60に対してクリームを塗ったり、カットケーキ62への切断が行われる。
次に、図8〜図11に基づいて、上記した分離板30上で切断されたカットケーキ62の分離について説明する。全ての分離板30は、中心側係合部32が操作板10に設けられた8本の第1案内溝12と係合しているため、操作板10を回転させることで全ての分離板30が同じ動作をするが、以下の説明では、説明の便宜上、8つのカットケーキ62の内の1つを載せている分離板30について説明する。また、これらの図では、第1案内溝12、第2案内溝22及び第3案内溝23も、1本のみを示し、中心側係合部32及び外側係合部33を黒点で示している。
以上のように、上記ケーキ分離用回転台1によれば、複数の分離板30から形成された載置面31上に載置されたスポンジケーキ60を、支持脚2の支持軸3上で容易に回転させることができ、作業者は移動することなくホールケーキ61を製造し、そのホールケーキの効率良く切断することができる。そして、切断した各カットケーキ62は、その切断状態で径方向に広げた後、一方の切断面が案内板20の外周側に向いた配置となるように回動させるケーキ分離方法によって、個々のカットケーキ62を適切に分離してケーキ分離用回転台1の周囲に広げた配置とすることが可能となる。しかも、案内板20の周囲に配置されたカットケーキ62は切断面が案内板20の外周側を向いた状態であるため、例えば、作業者はフィルムの合わせ目をこのカットケーキ62の外周側に向いた切断面に位置させて、このフィルムをカットケーキ62に巻きつけることができる。
3 支持軸
10 操作板
11 支持穴
12 第1案内溝
13 挿入穴部(挿通部)
14 操作レバー
20 案内板
21 支持穴
22 第2案内溝
22A 直線溝
22B 円弧溝
23 第3案内溝
24 挿入穴部(挿通部)
25 凹部(受け部)
30 分離板
31 載置面
32 中心側係合部
32A 案内軸部
32B 係止部
33 外側係合部
40 離脱防止板
50 保持機構
51 中空部
52 開口部
53 ボール
54 バネ(付勢部材)
60 スポンジケーキ
61 ホールケーキ
62 カットケーキ
Claims (8)
- 支持部材の上部で回転自在に支持された操作板と、
前記操作板の上部に配置され、前記操作板と同一中心で回転自在な案内板と、
前記案内板の上部に配置され、互いに接することでホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、該ホールケーキから切断されるカットケーキの数に対応して分割される複数の分離板と、を備え、
前記操作板は、複数の前記分離板の中心部をそれぞれ案内する弧状の第1案内溝を放射状に有し、
前記案内板は、複数の前記分離板の中心部分をそれぞれ径方向に案内した後、所定位置から外周に向かって弧状に案内する第2案内溝と、複数の前記分離板の外側部分の一側方をそれぞれ径方向に案内する直線状の第3案内溝と、を放射状に有し、
複数の前記分離板は、前記第1案内溝と前記第2案内溝とに係合する中心側係合部と、前記第3案内溝に係合する外側係合部と、を有している、ことを特徴とするケーキ分離用回転台。 - 前記分離板は、互いに接することで円形の載置面を形成する扇形に形成されており、
前記中心側係合部及び前記外側係合部は、前記分離板の扇形の一辺の端部に配置され、
前記中心側係合部は、前記分離板の中心から前記一辺の長さの10〜30%の範囲の位置に配置され、
前記外側係合部は、前記分離板の中心位置から前記一辺の長さの60〜80%の範囲の位置に配置されている、請求項1に記載のケーキ分離用回転台。 - 前記中心側係合部は、前記第1案内溝と前記第2案内溝とに挿通されて係合する案内軸部と、前記第1案内溝から突出する先端部の係止部と、を有し、
前記係止部は、前記第1案内溝及び前記第2案内溝の幅寸法よりも大きい寸法に形成されている、請求項1又は2に記載のケーキ分離用回転台。 - 前記第1案内溝及び前記第2案内溝は、前記操作板の中心側に前記係止部を挿通させる大きさに形成された挿通部を有している、請求項3に記載のケーキ分離用回転台。
- 前記操作板は、前記案内板を所定の回転角度位置で保持する保持機構をさらに備えている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーキ分離用回転台。
- 前記保持機構は、前記操作板に設けられた押圧部材と、前記案内板に設けられた受け部とを備え、
前記押圧部材は、前記受け部を押圧するボールと、前記ボールを前記受け部に向けて付勢する付勢部材と、を有し、
前記受け部は、前記ボールを保持する凹部を有している、請求項5に記載のケーキ分離用回転台。 - ホールケーキを切断したカットケーキを分離するケーキ分離方法であって、
案内板の上部に載置された、互いに接することでホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、該ホールケーキから切断されるカットケーキの数に対応して複数に分割された扇形の分離板の上部で前記ホールケーキを等分に切断し、
切断された前記カットケーキが載ったそれぞれの前記分離板を前記案内板に形成された溝に沿って径方向に外方へ移動させ、前記案内板の上部で所定位置まで径方向に移動させたそれぞれの前記分離板を、該分離板の一側方の外側部分の所定位置を支点にして中心部分を前記案内板に形成された溝に沿って外周に向かって弧状に同一方向に回動させることで、複数の前記分離板を前記案内板の外周部分に広げて配置する、ことを特徴とするケーキ分離方法。 - 前記案内板の下部に、前記分離板の中心部分を前記案内板の中央部分から外周部分に向けて案内する案内溝を設けた操作板を設け、
前記操作板を回転させて前記分離板の中心部分を該操作板の案内溝に沿って移動させることによって、該分離板を径方向外方に向けて移動させた後、中心部分を径方向外方に向けて回動させて該案内板の周囲に広げて配置するようにした、請求項7に記載のケーキ分離方法。
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JP2015234597A JP6580473B2 (ja) | 2015-12-01 | 2015-12-01 | ケーキ分離用回転台及びケーキ分離方法 |
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JP2017100230A true JP2017100230A (ja) | 2017-06-08 |
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JP2019201805A (ja) * | 2018-05-22 | 2019-11-28 | 優輝 近藤 | ケーキ分離方法と分離回転台 |
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- 2015-12-01 JP JP2015234597A patent/JP6580473B2/ja active Active
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