JP2017100230A - ケーキ分離用回転台及びケーキ分離方法 - Google Patents

ケーキ分離用回転台及びケーキ分離方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 適切な大きさの案内板上で、ホールケーキから複数に切断された各カットケーキを適切に分離できるケーキ分離用回転台を提供すること。【解決手段】 回転自在に支持された操作板と、操作板の上部に配置された回転自在な案内板と、案内板の上部に配置されホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、ホールケーキから切断されるカットケーキの数に分割される複数の分離板とを備え、操作板は、分離板の中心部をそれぞれ案内する円弧状の第1案内溝を放射状に有し、案内板は、分離板の中心部分をそれぞれ径方向に案内した後、所定位置から外周に向かって弧状に案内する第2案内溝と、分離板の外側部分の一端部をそれぞれ径方向に案内する直線状の第2案内溝とを放射状に有し、複数の分離板は、第1案内溝と第2案内溝とに係合する中心側係合部と、第3案内溝に係合する外側係合部とを有している。【選択図】 図1

Description

本発明は、ホールケーキを切断したカットケーキを適切に分離するケーキ分離用回転台とそのケーキ分離方法に関する。
ケーキの製造工程として、焼きあがった円柱形のスポンジケーキにクリームを塗り、ホールケーキを製造する工程がある。また、このホールケーキを所定の大きさに切断する切断工程がある。この切断工程を効率よく行うために、作業者はケーキ製造用回転台を利用している。ケーキ製造用回転台は、ホールケーキを載置する回転板を有し、この回転板の上にホールケーキを載せ、手動で回転させてホールケーキを等分の大きさに切断することができる。ケーキ製造用回転台を使用することにより、作業者は身体を移動させずにケーキを切断することができる。
このようにして切断された各カットケーキは、各切り分けた扇状のカットケーキを作業者がヘラまたは取り出し用フォークなどを用いてそれぞれケーキ製造用回転台上で分離させ、例えばベルトコンベア上に移し替えられる。ベルトコンベア上に移された各カットケーキは、カットケーキの外周側面に対して帯状のフィルムを巻きつける包装作業、フルーツなどを盛り付ける飾り付け作業等が行われる。
しかし、従来のケーキ製造用回転台では、フィルムの巻き付けなどの各種加工作業を行うためには、カットケーキをケーキ製造用回転台上で互いに分離させる作業、ならびにベルトコンベア上に移し替える作業(移し替え作業)が必要となり作業に時間がかかるという問題がある。さらには、これら移し替え作業を行う装置の設置スペースや、カットケーキの移動先となるベルトコンベアの設置スペースが必要となるという問題もある。
そこで、本出願人は、カットケーキのベルトコンベアへの移し替え作業を必要とすることなく、回転板の上で切断された各カットケーキに対して各種加工作業を行うことができるケーキ製造用回転台を出願した(特許文献1参照)。このケーキ製造用回転台は、円形の操作板の上部に円形の配置板を置き、その上部にカットケーキと同数に分割された扇形の回転移動台が互いに接するようにして円形として配置している。そして、操作板を回転させることで、回転移動台が外周の一端部を支点にして中心部分が案内板のフレームに沿って弧を描いて回転し、それぞれの回転移動台が案内板の周囲に広がって配置されるようにしている。
特開2015−142527号公報
ところで、ホールケーキをカットケーキに分割する場合、上記先行技術では6等分にしているが、例えば、8等分、10等分等、さらに多くの数に分割したい場合がある。
しかし、上記ケーキ製造用回転台は、切断された各カットケーキを載せた回転移動台の外周部の一端を支点にして中心部分を弧状に外方へ回動させて広げるようにしている。そのため、同一の大きさの案内板上で、8等分や10等分したカットケーキを載せた回転移動台を弧状に外方へ回動させて広げた場合、各カットケーキが案内板の周囲に広がる前に、それぞれのカットケーキが大きく重なった状態となってしまう。
これは、ホールケーキの半径が同じで有れば、カットケーキの切断した各辺の長さは同じで有り、6等分したカットケーキを広げて中央部分にできる6角形の空間と、8等分して中央部分にできる8角形の空間の各辺が同一長さであるからである。仮に、6分割と同様に各カットケーキが当接しないように広げようとすると、配置板が非常に大きくなる。配置板(案内板)が大きくなると、ホールケーキの製造時にスポンジケーキにクリームを塗る作業が難しくなるとともに、多くの作業スペースが必要となり、効率的な作業が難しくなるおそれがある。
そこで、本出願人は、鋭意工夫して、案内板を大きくせずに適切な大きさのままで、ホールケーキをより多くの数に切断した各カットケーキを適切に分離できるケーキ分離用回転台とそのケーキ分離方法を発明した。
本発明に係るケーキ分離用回転台は、支持部材の上部で回転自在に支持された操作板と、前記操作板の上部に配置され、前記操作板と同一中心で回転自在な案内板と、前記案内板の上部に配置され、互いに接することでホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、該ホールケーキから切断されるカットケーキの数に対応して分割される複数の分離板と、を備え、前記操作板は、複数の前記分離板の中心部をそれぞれ案内する弧状の第1案内溝を放射状に有し、前記案内板は、複数の前記分離板の中心部分をそれぞれ径方向に案内した後、所定位置から外周に向かって弧状に案内する第2案内溝と、複数の前記分離板の外側部分の一側方をそれぞれ径方向に案内する直線状の第3案内溝と、を放射状に有し、複数の前記分離板は、前記第1案内溝と前記第2案内溝とに係合する中心側係合部と、前記第3案内溝に係合する外側係合部と、を有している。この明細書及び特許請求の範囲の書類中における「径方向」は、平面視において中心から広がる方向であり、「周方向」は、平面視において外周部分の周方向をいう。
この構成により、操作板を回転させると、この操作板の回転に連動して、分離板の中心側係合部を第1案内溝と第2案内溝とに係合させて案内するとともに、分離板の外周係合部を第3案内溝に沿って径方向外方に案内する移動が複合的に行われる。これにより、分離板を径方向外方に直線的に移動させた後、中心側係合部を第2案内溝に沿って弧状に外周に向かって移動させて、複数の分離板の互いに接していた辺の一方が案内板の外周方向に向くように案内板上で回動させることができる。従って、複数に分割されたカットケーキは、分離板を径方向に移動させた時点で分離され、その後の分離板の回動によって案内板の周囲の外方に並べて配置することができる。そのため、案内板を大きくすることなく、例えば、8等分したカットケーキを適切に分離して、一方の切断面が案内板の外周側に向いた状態で案内板の周囲に配置することができる。
また、前記分離板は、互いに接することで円形の載置面を形成する扇形に形成されており、前記中心側係合部及び前記外側係合部は、前記分離板の扇形の一辺の端部に配置され、前記中心側係合部は、前記分離板の中心から前記一辺の長さの10〜30%の範囲の位置に配置され、前記外側係合部は、前記分離板の中心位置から前記一辺の長さの60〜80%の範囲の位置に配置されていてもよい。このように構成すれば、操作板の回転に連動して、外側係合部の直線移動と、中心側係合部の外方へ向けての直線移動と、所定位置からの外周側に向けて弧状に移動する回動により、複数のカットケーキを適切に分離することができる。
また、前記中心側係合部は、前記第1案内溝と前記第2案内溝とに挿通されて係合する案内軸部と、前記第1案内溝から突出する先端部の係止部と、を有し、前記係止部は、前記第1案内溝及び前記第2案内溝の幅寸法よりも大きい寸法に形成されていてもよい。このように構成すれば、操作板の回転に連動して、分離板の中心側係合部を操作板の第1案内溝に沿って移動させながら案内板の第2案内溝に沿って移動させ、同時に外側係合部を案内板の第3案内溝に沿って移動させる時の分離板を、中心側係合部の係止部が第1案内溝の下面に接した状態で安定して移動させることができる。
また、前記第1案内溝及び前記第2案内溝は、前記操作板の中心側に前記係止部を挿通させる大きさに形成された挿通部を有していてもよい。このように構成すれば、分離板の中心側係合部を案内板の第2案内溝と操作板の第1案内溝に係合させることが容易にできる。そのため、分離板の着脱が容易に可能となる。
また、前記操作板は、前記案内板を所定の回転角度位置で保持する保持機構をさらに備えていてもよい。このように構成すれば、操作板を回転させて案内板が所定位置となった状態で、保持機構によってその回転角度位置を保持することができる。これにより、ホールケーキとなるスポンジケーキを回転させてクリームを塗る作業などを行うときに、案内板を定位置で保持することができる。
また、前記保持機構は、前記操作板に設けられた押圧部材と、前記案内板に設けられた受け部とを備え、前記押圧部材は、前記受け部を押圧するボールと、前記ボールを前記受け部に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記受け部は、前記ボールを保持する凹部を有していてもよい。このように構成すれば、操作板から案内板に向けて付勢されているボールが、案内板の凹部に保持されて、操作板と案内板との相対位置関係を所定位置で保持することができる。
一方、本発明に係るケーキ分離方法は、ホールケーキを切断したカットケーキを分離するケーキ分離方法であって、案内板の上部に載置された、互いに接することでホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、該ホールケーキから切断されるカットケーキの数に対応して複数に分割された扇形の分離板の上部で前記ホールケーキを等分に切断し、切断された前記カットケーキが載ったそれぞれの前記分離板を前記案内板に形成された溝に沿って径方向に外方へ移動させ、前記案内板の上部で所定位置まで径方向に移動させたそれぞれの前記分離板を、該分離板の一側方の外側部分の所定位置を支点にして中央部分を前記案内板に形成された溝に沿って外周に向かって弧状に同一方向に回動させることで、複数の前記分離板を前記案内板の外周部分に広げて配置する。
この構成により、カットケーキが載ったそれぞれの分離板を径方向外方に移動させた後、それぞれの分離板を一側方の所定位置を支点にして中央部分を弧状に同一方向へ回動させることで、複数の分離板の互いに接していた辺の一方が案内板の外周方向に向くように案内板上で回動させることができる。従って、複数に分割されたカットケーキは、分離板を径方向に移動させた時点で分離され、その後の分離板の回動によって案内板の周囲の外方に並べて配置することができる。そのため、案内板を大きくすることなく8等分したカットケーキを適切に分離して案内板の周囲に配置することができる。
また、前記案内板の下部に、前記分離板の中心部分を前記案内板の中央部分から外周部分に向けて案内する案内溝を設けた操作板を設け、前記操作板を回転させて前記分離板の中心部分を該操作板の案内溝に沿って移動させることによって、該分離板を径方向外方に向けて移動させた後、中心部分を径方向外方に向けて回動させて該案内板の周囲に広げて配置するようにしてもよい。このように構成すれば、操作板を回転させることで、その操作板の案内溝に沿って分離板の中心部分が移動し、この分離板の移動によって、分離板は案内板に設けられた溝に沿って径方向外方へ移動させられた後、一側方の外側部分の所定位置を支点にして中心部分が弧状に外周に向けて回動させられて、案内板の外周部分に広げて配置することができる。
本発明によれば、ホールケーキから多数に切断されたカットケーキを、機械的に適切に分離することが可能となる。
図1は、本発明の一実施形態に係るケーキ分離用回転台を示す側面図である。 図2は、図1に示す操作板の図面であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図3は、図2に示す操作板の保持機構の一例を示す部分拡大断面図である。 図4は、図1に示す案内板の平面図である。 図5は、図1に示す分離板の1つを示す図面であり、(A)は平面図、(B)は側面図である。 図6は、図1に示す離脱防止板の平面図である。 図7は、図1に示すケーキ分離用回転台にホールケーキとなるスポンジケーキを載せる状態を示す斜視図である。 図8は、図1に示すケーキ分離用回転台によるカットケーキの分離を説明する図面であり、複数の分離板が互いに接して案内板の上部で円形に形成された分離前の状態を示す平面図である。 図9は、図8に続くカットケーキを分離する流れを示す図面であり、それぞれの分離板を径方向に移動させた状態を示す平面図である。 図10は、図9に続くカットケーキを分離する流れを示す図面であり、所定位置から分離板の中心側係合部を回動させる状態を示す平面図である。 図11は、図10に続くカットケーキを分離する流れを示す図面であり、各分離板を案内板の周囲に広げた状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の実施形態では、円形のホールケーキを8等分に切断し、それぞれのカットケーキを分離する例を説明する。
(ケーキ分離用回転台の全体構成)
図1に示すように、この実施形態のケーキ分離用回転台1は、下部に支持部材たる支持脚2を有し、この支持脚2の上端部に設けられた支持軸3に、操作板10と、案内板20と、分離板30とが重ねて設けられている。この実施形態では、上記操作板10の下部に離脱防止板40が設けられている。上記操作板10の中心部には支持穴11が設けられており、操作板10は支持穴11で上記支持軸3に支持されている。また、上記案内板20の中心部には支持穴21が設けられており、案内板20は支持穴21で上記支持軸3に支持されている。さらに、離脱防止板40の中心部にも支持穴41が設けられており、離脱防止板40は支持穴41で支持軸3に支持されている。これらの操作板10、案内板20及び離脱防止板40は、支持軸3を同一中心として回転自在となっている。
このケーキ分離用回転台1は、スポンジケーキ60にクリームを塗る作業や、クリームを塗ったホールケーキ61を所定の大きさのカットケーキ62に切断する作業などを効率よく行うための台である。ケーキ分離用回転台1は、作業者が、円柱形のスポンジケーキ60を円形の載置面31を形成した分離板30の上部に載せ、支持脚2の上部で回転する操作板10から上部を、操作レバー14を手動で操作して一体的に回転させる。これにより、スポンジケーキ60を回転させてクリームを塗ることができる。そして、クリームを塗ったホールケーキ61は、回転させながら複数の所定寸法のカットケーキ62に切断することができる。これらの作業は、操作板10から上部を一体的に回転させて同一の場所で行うことができるので、作業者は体を大きく移動させることなくできる。
(操作板10の構成)
図2(A)に示すように、上記操作板10は、外形が円形の平板材で形成されている。中心部に設けられた上記支持穴11の周囲に、中心部から外周に向けて放射状に弧状の第1案内溝12が設けられている。第1案内溝12は、この実施形態では8本が等間隔で設けられている。これらの第1案内溝12には、中央部分に、上記分離板30の後述する中心側係合部32の挿通部である挿入穴部13が設けられている。この挿入穴部13は、第1案内溝12の幅寸法Wに対して大きい寸法で形成されている。
また、図2(B)に示すように、操作板10の下面には、操作レバー14が設けられている。操作レバー14は、作業者が持って操作板10を回転させるものであり、操作板10の下面から下方に突出するように設けられている。操作レバー14は、操作板10の外周に近い位置に、8個が等間隔で設けられている。
図3に示すように、この実施形態の操作レバー14は、4つの操作レバー14に保持機構50が備えられている。保持機構50が備えられた操作レバー14は、内部が中空部51となっており、上端部に開口部52が設けられている。この操作レバー14の中空部51に、ボール53と、このボール53を上記開口部52から上記案内板20に向けて付勢するバネ54(付勢部材)が設けられている。ボール53は、操作レバー14の下部をボルト55で閉じることで、バネ54の付勢力によって案内板20向けて付勢されている。このボール53とバネ54とが押圧部材であるが、押圧部材は他の構成でもよい。図では、ボール53が案内板20に設けられた受け部たる凹部25(図4)に保持された状態を示している。この実施形態では、中心角の90度ごとに、操作レバー14が設けられている。案内板20には、この操作レバー14に対応し、中心角の90度ごとに凹部25が設けられている(図4)。
図3に示すように、開口部52から突出しているボール53の部分が案内板20の凹部25に嵌まり込むことにより、案内板20に対する操作板10の回転角度位置を保持することができる。ボール53は、凹部25に嵌まり込んでいない状態では、案内板20を操作板10から持ち上げた状態となる。このため、操作板10を案内板20に対して回転させるときの接触抵抗を軽減させることができる。その結果、操作板10を小さい力で回転させることができる。
(案内板20の構成)
図4は、案内板20の平面図である。案内板20は、外形が円形の平板材で形成されている。中心部に設けられた上記支持穴21の周囲に、上記分離板30を案内する第2案内溝22と第3案内溝23とが設けられている。第2案内溝22は、中心部から外周に向けて放射状に設けられている。第2案内溝22は、支持穴21の周囲から径方向の所定位置まで放射状に延びる直線溝22Aと、所定位置から弧状に外周の近傍まで延びる円弧溝22Bとからなっている。また、第3案内溝23は、第2案内溝22の円弧溝22Bが始る位置に近接した位置から外周に向けて、径方向に延びる直線状の溝となっている。第3案内溝23は、第2案内溝22に比べて幅方向の寸法が大きい太い溝となっている。上記第2案内溝22には、直線溝22Aの中央部分に、上記分離板30の後述する中心側係合部32の挿通部である挿入穴部24が設けられている。この挿入穴部24は、第2案内溝22の幅寸法Wに対して大きい寸法で形成されている。
この案内板20の下面に、上記操作板10の上面から突出した保持機構50のボール53が嵌る凹部25が90度間隔で設けられている。従って、操作板10が90度回転するたびに保持機構50のボール53が凹部25に嵌まり込んで、その位置を保持することができる。
(分離板30の構成)
図5に示すように、上記分離板30は、この実施形態では、8つを合せて円形となる扇形の板材で形成されている。各分離板30は、それぞれの中心角が約45°となる扇形状の平板材であり、8つの分離板30を互いに隣接させると、支持脚2(図1)を中心とする円形の載置面31が形成される(図7)。
それぞれの分離板30には、中心側部分に位置する中心側係合部32と、外側部分に位置する外側係合部33とが設けられている。中心側係合部32と外側係合部33は、分離板30の扇形となっている一方の辺に近接して配置されている。中心側係合部32は、分離板30の中心から一辺の長さの10〜30%の範囲の位置に配置することができる。また、外側係合部33は、分離板30の中心位置から一辺の長さの60〜80%の範囲の位置に配置することができる。
この実施形態の中心側係合部32は、上記した案内板20の第2案内溝22の中心部分に設けられた挿入穴部24と、操作板10の第1案内溝12の中心部分に設けられた挿入穴部13とから挿入して、第2案内溝22と第1案内溝12とに係合する案内軸部32Aと、挿入穴部13から下方に突出する先端部の係止部32Bとを有している。案内軸部32Aは、第1案内溝12及び第2案内溝22と僅かな隙間を有する外径に形成されている。係止部32Bは、第1案内溝12及び第2案内溝22の幅寸法Wよりも大きな外径に形成されている。すなわち、第1案内溝12と第2案内溝22の幅寸法Wは、全体的には案内軸部32Aの外径よりも広く、係止部32Bの外径よりは狭くなっている。
また、外側係合部33は、上記第3案内溝23に挿入されて、この第3案内溝23に係合して案内される大きさに形成されている。外側係合部33は、第3案内溝23と僅かな隙間を有する外径に形成されている。外側係合部33は、第3案内溝23の最外周部まで移動した後は、分離板30の中心部分が回動する支点となる。
この分離板30は、各分離板30同士を隣接させて形成される円形の載置面31に載せられているホールケーキ61が、各分離板30の大きさで切断される。そのため、分離板30は各カットケーキ62の底面形状と対応する形状になっており、各分離板30に各カットケーキ62がそれぞれ載置される。
また、分離板30を上記した構造とすることで、分離板30を案内板20と操作板10とに対して、容易に着脱することができる。これにより、ケーキに直接触れる分離板30を容易に分解して洗浄を行うことができ、ケーキ分離用回転台1のサニタリー性を向上させることができる。
図6に示すように、離脱防止板40は、平板材で形成された円形の部材であり、中心部に上記支持軸3に支持する支持穴41が設けられている。この支持穴41の周囲には、上記操作板10の第1案内溝12と同一の弧状の第4案内溝42が放射状に設けられている。この第4案内溝42は、上記第1案内溝12と同じ幅寸法Wで形成されており、外周側が開放している。
この離脱防止板40は、分離板30の中心側係合部32を案内板20の挿入穴部24及び操作板10の挿入穴部13に挿通させ、第1案内溝12から下方に突出した案内軸部32Aの部分に係合させる。これにより、各分離板30の中心側係合部32が挿入穴部13,24の位置では離脱防止板40の第4案内溝42と係合し、分離板30の中心側係合部32におけるガタツキを防止できる。
(ホールケーキ61の製造)
図7に示すように、以上のように構成されたケーキ分離用回転台1によれば、分離板30を閉じてそれぞれの分離板30が接した状態にした円形の載置面31に、ホールケーキとなるスポンジケーキ60が載せられる。そして、このスポンジケーキ60に対してクリームを塗る作業などが行われてホールケーキ61が製造される。その後、ホールケーキ61は、このケーキ分離用回転台1の分離板30上で、複数(8つ)のカットケーキ62に切断される。このように分離板30で円形の載置面31を形成し、この上部でスポンジケーキ60に対してクリームを塗ったり、カットケーキ62への切断が行われる。
(カットケーキ62の分離)
次に、図8〜図11に基づいて、上記した分離板30上で切断されたカットケーキ62の分離について説明する。全ての分離板30は、中心側係合部32が操作板10に設けられた8本の第1案内溝12と係合しているため、操作板10を回転させることで全ての分離板30が同じ動作をするが、以下の説明では、説明の便宜上、8つのカットケーキ62の内の1つを載せている分離板30について説明する。また、これらの図では、第1案内溝12、第2案内溝22及び第3案内溝23も、1本のみを示し、中心側係合部32及び外側係合部33を黒点で示している。
図8は、分離前の状態を示す平面図である。この状態では、分離板30の中心側係合部32が、案内板20の第2案内溝22と操作板10の第1案内溝12との中心部分に係合しており、外側係合部33が案内板20の第2案内溝22の中心側に係合している。以下、この状態から案内板20を保持し、操作板10を回転させる。
図9は、上記図8の状態から操作板10を回転させて、中心側係合部32を第2案内溝22の直線溝22Aから円弧溝22Bに移る位置まで移動した状態を示している。分離板30の中心側係合部32は、操作板10に設けられた弧状の第1案内溝12に沿って移動するが、この中心側係合部32は案内板20の第2案内溝22の直線溝22Aにも沿って移動するため、案内板20の上部に載せられている分離板30は直線溝22Aに沿って直線的に径方向外方へ移動する。この状態までは、各分離板30は放射状に直線移動することになる。この状態では、分離板30の外側係合部33が第3案内溝23の外周側端部に位置した状態となっている。
図10は、上記図9の状態からさらに操作板10を回転させて、分離板30の中心側係合部32を第2案内溝22の円弧溝22Bに沿って移動させた状態を示している。分離板30の中心側係合部32は、この移動時も操作板10に設けられた弧状の第1案内溝12に沿って移動するが、この中心側係合部32は案内板20の第2案内溝22の円弧溝22Bにも沿って移動するため、案内板20の上部に載せられている分離板30は円弧溝22Bに沿って弧状に回動して外方へ移動する。この状態では、分離板30の一側方に設けた外側係合部33が第3案内溝23の外周側端部に当接して支点となった状態で、分離板30の中心側が案内板20の外周に向けて回動し、第2案内溝22の円弧溝22Bの端部に当接して止まった状態である。この状態が、各分離板30を案内板20の外周位置に広げた状態である。
図11は、上記図10における動作が、8つの分離板30の全てで同一方向に同時に行われて、全ての分離板30が周囲に広がった状態を示す平面図である。上記した分離板30の動作は、操作板10に設けられた8本の第1案内溝12と、案内板20に設けられた8本の第2案内溝22及び第3案内溝23において同時に実行される。そのため、操作板10を回転させることで、全ての分離板30を同時に回動させて図11に示す状態にできる。この状態が、各カットケーキ62が互いに分離され、一方の切断面が作業者側(外方)に向くように配置された状態である。
また、上記したように保持機構50を有しているため、案内板20に対し相対的に回転させた操作板10を所望の位置で停止させることができる。なお、所望の位置としては、例えば、スポンジケーキ60に対してクリームを塗るときに、操作板10に対して案内板20を保持する位置などである。
また、図11では、案内板20に対して各分離板30を最も外周まで移動させた状態を示しているが、各分離板30の案内板20に対する回転角度は任意に調整できるので、カットケーキ62にフィルムを巻く作業時には、図11に示す状態よりも各カットケーキ62が離れた状態にして作業を行うこともできる。
このように、ホールケーキ61を切断する前は、図7に示すように8つの分離板30が互いに隣接させて支持軸3を中心とした円形となるように案内板20の上面に配置される。そして、ホールケーキ61がカットされた後、各分離板30の移動に応じて、各カットケーキ62は図11に示すように、カットケーキ62の一方の切断面が案内板20の外方を向くように、案内板20の外周部分に並べた配置へと分離され、カットケーキ62の向きを変更することができる。
(総括)
以上のように、上記ケーキ分離用回転台1によれば、複数の分離板30から形成された載置面31上に載置されたスポンジケーキ60を、支持脚2の支持軸3上で容易に回転させることができ、作業者は移動することなくホールケーキ61を製造し、そのホールケーキの効率良く切断することができる。そして、切断した各カットケーキ62は、その切断状態で径方向に広げた後、一方の切断面が案内板20の外周側に向いた配置となるように回動させるケーキ分離方法によって、個々のカットケーキ62を適切に分離してケーキ分離用回転台1の周囲に広げた配置とすることが可能となる。しかも、案内板20の周囲に配置されたカットケーキ62は切断面が案内板20の外周側を向いた状態であるため、例えば、作業者はフィルムの合わせ目をこのカットケーキ62の外周側に向いた切断面に位置させて、このフィルムをカットケーキ62に巻きつけることができる。
従って、上記ケーキ分離用回転台1によれば、ホールケーキ61を切断した後の各カットケーキ62に対してフィルムを巻く作業や、個々のカットケーキ62をトレーに並べる作業など、ホールケーキ61から切断されたカットケーキ62に対して各種加工作業を効率良く行うことができる。そのため、ホールケーキ61から分割するカットケーキ62を製造する生産効率の向上を図ることが可能となる。
また、各分離板30は、中心側係合部32を操作板10に設けられた第1案内溝12の挿入穴部13と、案内板20に設けられた第2案内溝22の挿入穴部24とが合った位置で上方へ抜くことで取り外すことができる。そのため、カットケーキ62に直接接触する部分である分離板30を分解洗浄することが容易にできる。これにより、ケーキ分離用回転台1のサニタリー性を高めることができる。
さらに、保持機構50により、操作板10から案内板20に向けて付勢されたボール53を案内板20の凹部25に嵌めて、案内板20に対する操作板10の回転を停止させることができる。このため、操作板10に対して案内板20とともに、その上部の分離板30を所望の位置で停止させて保持し、種々の作業を行うことができる。
なお、上記した実施形態では、ホールケーキ61を8等分する例を説明したが、10等分する場合でも、6等分する場合でも対応でき、ホールケーキ61の分割数は上記実施形態に限定されるものではない。
また、上記した実施形態では、所定高さの支持脚2を有する構成を例に説明したが、操作板10と案内板20とを回転可能に支持できる支持部があればよく、操作板10と案内板20とを回転可能に支持する構成は上記実施形態に限定されるものではない。
さらに、上記した実施形態は一例を示しており、本発明の要旨を損なわない範囲での種々の変更は可能であり、本発明は上記した実施形態に限定されるものではない。
1 ケーキ分離用回転台
3 支持軸
10 操作板
11 支持穴
12 第1案内溝
13 挿入穴部(挿通部)
14 操作レバー
20 案内板
21 支持穴
22 第2案内溝
22A 直線溝
22B 円弧溝
23 第3案内溝
24 挿入穴部(挿通部)
25 凹部(受け部)
30 分離板
31 載置面
32 中心側係合部
32A 案内軸部
32B 係止部
33 外側係合部
40 離脱防止板
50 保持機構
51 中空部
52 開口部
53 ボール
54 バネ(付勢部材)
60 スポンジケーキ
61 ホールケーキ
62 カットケーキ

Claims (8)

  1. 支持部材の上部で回転自在に支持された操作板と、
    前記操作板の上部に配置され、前記操作板と同一中心で回転自在な案内板と、
    前記案内板の上部に配置され、互いに接することでホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、該ホールケーキから切断されるカットケーキの数に対応して分割される複数の分離板と、を備え、
    前記操作板は、複数の前記分離板の中心部をそれぞれ案内する弧状の第1案内溝を放射状に有し、
    前記案内板は、複数の前記分離板の中心部分をそれぞれ径方向に案内した後、所定位置から外周に向かって弧状に案内する第2案内溝と、複数の前記分離板の外側部分の一側方をそれぞれ径方向に案内する直線状の第3案内溝と、を放射状に有し、
    複数の前記分離板は、前記第1案内溝と前記第2案内溝とに係合する中心側係合部と、前記第3案内溝に係合する外側係合部と、を有している、ことを特徴とするケーキ分離用回転台。
  2. 前記分離板は、互いに接することで円形の載置面を形成する扇形に形成されており、
    前記中心側係合部及び前記外側係合部は、前記分離板の扇形の一辺の端部に配置され、
    前記中心側係合部は、前記分離板の中心から前記一辺の長さの10〜30%の範囲の位置に配置され、
    前記外側係合部は、前記分離板の中心位置から前記一辺の長さの60〜80%の範囲の位置に配置されている、請求項1に記載のケーキ分離用回転台。
  3. 前記中心側係合部は、前記第1案内溝と前記第2案内溝とに挿通されて係合する案内軸部と、前記第1案内溝から突出する先端部の係止部と、を有し、
    前記係止部は、前記第1案内溝及び前記第2案内溝の幅寸法よりも大きい寸法に形成されている、請求項1又は2に記載のケーキ分離用回転台。
  4. 前記第1案内溝及び前記第2案内溝は、前記操作板の中心側に前記係止部を挿通させる大きさに形成された挿通部を有している、請求項3に記載のケーキ分離用回転台。
  5. 前記操作板は、前記案内板を所定の回転角度位置で保持する保持機構をさらに備えている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のケーキ分離用回転台。
  6. 前記保持機構は、前記操作板に設けられた押圧部材と、前記案内板に設けられた受け部とを備え、
    前記押圧部材は、前記受け部を押圧するボールと、前記ボールを前記受け部に向けて付勢する付勢部材と、を有し、
    前記受け部は、前記ボールを保持する凹部を有している、請求項5に記載のケーキ分離用回転台。
  7. ホールケーキを切断したカットケーキを分離するケーキ分離方法であって、
    案内板の上部に載置された、互いに接することでホールケーキを載置する円形の載置面を形成するとともに、該ホールケーキから切断されるカットケーキの数に対応して複数に分割された扇形の分離板の上部で前記ホールケーキを等分に切断し、
    切断された前記カットケーキが載ったそれぞれの前記分離板を前記案内板に形成された溝に沿って径方向に外方へ移動させ、前記案内板の上部で所定位置まで径方向に移動させたそれぞれの前記分離板を、該分離板の一側方の外側部分の所定位置を支点にして中心部分を前記案内板に形成された溝に沿って外周に向かって弧状に同一方向に回動させることで、複数の前記分離板を前記案内板の外周部分に広げて配置する、ことを特徴とするケーキ分離方法。
  8. 前記案内板の下部に、前記分離板の中心部分を前記案内板の中央部分から外周部分に向けて案内する案内溝を設けた操作板を設け、
    前記操作板を回転させて前記分離板の中心部分を該操作板の案内溝に沿って移動させることによって、該分離板を径方向外方に向けて移動させた後、中心部分を径方向外方に向けて回動させて該案内板の周囲に広げて配置するようにした、請求項7に記載のケーキ分離方法。
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JP2021003030A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 優輝 近藤 ケーキ載置用部材

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